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発明の名称 再生装置及びその状態通知方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−141345(P2007−141345A)
公開日 平成19年6月7日(2007.6.7)
出願番号 特願2005−333000(P2005−333000)
出願日 平成17年11月17日(2005.11.17)
代理人 【識別番号】100109210
【弁理士】
【氏名又は名称】新居 広守
発明者 山本 睦子
要約 課題
エラーの詳細や対処方法を確実にユーザに通知することができる再生装置を提供する。

解決手段
HDD−DVDレコーダ100は、映像を再生してテレビ200に出力する再生装置であって、エラーを検出する検出部101と、エラーが検出されたとき、テレビ200の電源をオンにするとともに、テレビ200の入力をHDD−DVDレコーダ100からの出力に切り換えるテレビ制御部103と、エラーが検出されたとき、エラーの詳細や対処方法を示す映像を生成する生成部104と、生成された映像をテレビ200に出力する出力部105とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
映像を再生して表示装置に出力する再生装置であって、
前記再生装置の状態を検出する検出手段と、
前記再生装置の状態が検出されたとき、前記表示装置の電源をオンにする電源制御手段と、
前記再生装置の状態が検出されたとき、前記表示装置の入力を前記再生装置からの出力に切り換える切換制御手段と、
前記再生装置の状態が検出されたとき、その状態に関係する映像を生成する生成手段と、
前記生成手段によって生成された映像を前記表示装置に出力する出力手段と
を備えることを特徴とする再生装置。
【請求項2】
前記再生装置はさらに、
前記再生装置の状態が検出されたとき、所定ボタンを点灯させる点灯手段と、
前記ボタンが押下されたことを検知する検知手段とを備え、
前記電源制御手段は、前記ボタンが押下されたことが検知されたとき、前記電源制御をし、
前記入力切換手段は、前記ボタンが押下されたことが検知されたとき、前記切換制御をし、
前記生成手段は、前記ボタンが押下されたことが検知されたとき、前記映像を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
【請求項3】
前記再生装置はさらに、
前記再生装置の状態が検出されたとき、所定マークをパネルに表示するパネル制御手段と、
前記再生装置のリモコン上のボタンのうち前記マークに対応するボタンが押下されたことを検知する検知手段とを備え、
前記電源制御手段は、前記ボタンが押下されたことが検知されたとき、前記電源制御をし、
前記入力切換手段は、前記ボタンが押下されたことが検知されたとき、前記切換制御をし、
前記生成手段は、前記ボタンが押下されたことが検知されたとき、前記映像を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
【請求項4】
前記再生装置はさらに、
前記再生装置から所定範囲内に人がいることを検知するセンサを備え、
前記電源制御手段は、人がいることが検知されたとき、前記電源制御をし、
前記入力切換手段は、人がいることが検知されたとき、前記切換制御をし、
前記生成手段は、人がいることが検知されたとき、前記映像を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
【請求項5】
前記検出手段は、前記再生装置の状態として前記再生装置で発生したエラーを検出し、
前記生成手段は、エラーの詳細またはエラーの対処方法を示す映像を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
【請求項6】
前記再生装置はさらに、
前記再生装置の状態が検出されたとき、その状態が所定状態であるか否かを判定する判定手段を備え、
前記電源制御手段は、所定状態であると判定されたとき、前記電源制御をし、
前記入力切換手段は、所定状態であると判定されたとき、前記切換制御をし、
前記生成手段は、所定状態であると判定されたとき、前記映像を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
【請求項7】
前記再生装置はさらに、
映像を記録する記録手段を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
【請求項8】
映像を再生して表示装置に出力する再生装置の状態をユーザに通知する方法であって、
前記再生装置の状態を検出する検出ステップと、
前記再生装置の状態が検出されたとき、前記表示装置の電源をオンにする電源制御ステップと、
前記再生装置の状態が検出されたとき、前記表示装置の入力を前記再生装置からの出力に切り換える切換制御ステップと、
前記再生装置の状態が検出されたとき、その状態に関係する映像を生成する生成ステップと、
前記生成ステップにおいて生成された映像を前記表示装置に出力する出力ステップと
を含むことを特徴とする状態通知方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、映像を再生して表示装置に出力する再生装置に関し、特に、再生装置で発生したエラーの詳細や対処方法をユーザに通知する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、各家庭に普及している再生装置の代表例として、ビデオテープレコーダ、DVDプレーヤなどの光ディスク再生装置、HDD−DVDレコーダなどの大容量磁気ディスク−光ディスク記録再生装置がある。これらの再生装置は、テレビやプロジェクターのような表示装置に映像専用線を介して接続することができる。
【0003】
再生装置を操作している途中でエラーが発生すると、本体備え付けのフロントパネルやランプ、スピーカーを通じてエラーの原因がユーザに通知される。しかし、フロントパネルに表示されるエラーメッセージは、「U25 DUBBING ERROR」のような短いメッセージである。このようなメッセージでは、エラーの詳細や対処方法を詳しく知ることができないため、操作に不慣れなユーザは、自分でエラーの対処ができない場合がある。
【0004】
そこで、最近の再生装置は、エラーの詳細や対処方法を表示装置に表示することができる。すなわち、エラーの詳細や対処方法を示す長いメッセージは、再生装置のフロントパネルに表示することができないので、再生装置に比べて表示能力の高い表示装置を利用している。
【0005】
このような再生装置の中には、操作用のグラフィックユーザインタフェース(以下「GUI」と略す)を表示装置に表示することが可能なものもある。ユーザは、表示装置に表示されている内容を見ることによってエラーの詳細や対処方法を知ることができ、表示装置に表示されているGUIを介してエラーに対処することができる。
【0006】
なお、AV.link規格(非特許文献1参照)では、表示装置や再生装置などが連携して動作するためのコマンドが規定されている。例えば、再生装置に対してリモコンでメニュー画面を表示させると同時に、再生装置からテレビに向けてAV.link線を介して所定の画面切り替え要求コマンドを送信する。これによって、再生装置が接続された入力端子からの信号にテレビの入力を切り換えさせ、再生装置のメニュー画面をテレビ画面に表示させることができる。HDMIインターフェース中のCEC線によっても同様の機能を実現することができる(非特許文献2参照)。
【非特許文献1】CENELEC AV.link(EN50157−1、EN50157−2−1、EN50157−2−2、EN50157−2−3)
【非特許文献2】HDMI Specification 1.1 (CEC Supplement部)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、再生装置でエラーが発生したとき、表示装置の電源がオフになっている場合がある。このような場合、エラーの詳細や対処方法は表示装置に表示されない。また、表示装置の電源がオンになっていても、表示装置の入力が再生装置からの出力に設定されていない場合がある。このような場合も、エラーの詳細や対処方法は表示装置に表示されない。
【0008】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、エラーの詳細や対処方法を確実にユーザに通知することができる再生装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するために、本発明に係る再生装置は、映像を再生して表示装置に出力する再生装置であって、前記再生装置の状態を検出する検出手段と、前記再生装置の状態が検出されたとき、前記表示装置の電源をオンにする電源制御手段と、前記再生装置の状態が検出されたとき、前記表示装置の入力を前記再生装置からの出力に切り換える切換制御手段と、前記再生装置の状態が検出されたとき、その状態に関係する映像を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された映像を前記表示装置に出力する出力手段とを備える。これによって、再生装置で発生したエラーの詳細や対処方法を表示装置に表示する場合は、表示装置の電源が自動的にオンになるとともに、表示装置の入力が再生装置からの出力に自動的に切り換わるので、再生装置の状態の詳細などを確実にユーザに通知することができる。
【0010】
ここで、前記再生装置はさらに、前記再生装置の状態が検出されたとき、所定ボタンを点灯させる点灯手段と、前記ボタンが押下されたことを検知する検知手段とを備え、前記電源制御手段は、前記ボタンが押下されたことが検知されたとき、前記電源制御をし、前記入力切換手段は、前記ボタンが押下されたことが検知されたとき、前記切換制御をし、前記生成手段は、前記ボタンが押下されたことが検知されたとき、前記映像を生成してもよい。これによって、ユーザが所定ボタンを押下した場合に限り、前記と同様の手法によって、再生装置の状態の詳細などをユーザに通知することができる。
【0011】
また、前記再生装置はさらに、前記再生装置の状態が検出されたとき、所定マークをパネルに表示するパネル制御手段と、前記再生装置のリモコン上のボタンのうち前記マークに対応するボタンが押下されたことを検知する検知手段とを備え、前記電源制御手段は、前記ボタンが押下されたことが検知されたとき、前記電源制御をし、前記入力切換手段は、前記ボタンが押下されたことが検知されたとき、前記切換制御をし、前記生成手段は、前記ボタンが押下されたことが検知されたとき、前記映像を生成してもよい。これによって、ユーザが再生装置のリモコン上のボタンのうち所定マークに対応するボタンを押下した場合に限り、前記と同様の手法によって、再生装置の状態の詳細などをユーザに通知することができる。
【0012】
また、前記再生装置はさらに、前記再生装置から所定範囲内に人がいることを検知するセンサを備え、前記電源制御手段は、人がいることが検知されたとき、前記電源制御をし、前記入力切換手段は、人がいることが検知されたとき、前記切換制御をし、前記生成手段は、人がいることが検知されたとき、前記映像を生成してもよい。これによって、再生装置から所定範囲内に人がいる場合に限り、前記と同様の手法によって、再生装置の状態の詳細などをユーザに通知することができる。
【0013】
また、前記検出手段は、前記再生装置の状態として前記再生装置のエラーを検出し、前記生成手段は、エラーの詳細またはエラーの対処方法を示す映像を生成してもよい。これによって、再生装置で発生したエラーの詳細またはエラーの対処方法を確実にユーザに通知することができる。
【0014】
また、前記再生装置はさらに、前記再生装置の状態が検出されたとき、その状態が所定状態であるか否かを判定する判定手段を備え、前記電源制御手段は、所定状態であると判定されたとき、前記電源制御をし、前記入力切換手段は、所定状態であると判定されたとき、前記切換制御をし、前記生成手段は、所定状態であると判定されたとき、前記映像を生成してもよい。これによって、再生装置の状態が検出された状態が所定状態である場合のみ、その状態の詳細などをユーザに通知することができる。
【0015】
また、前記再生装置はさらに、映像を記録する記録手段を備えてもよい。これによって、再生装置だけでなく、記録再生装置に対しても本発明を適用することができる。
【0016】
なお、本発明は、このような再生装置として実現することができるだけでなく、このような再生装置が備える特徴的な手段をステップとする、再生装置の状態をユーザに通知する方法として実現することもできる。
【発明の効果】
【0017】
以上の説明から明らかなように、本発明に係る再生装置によれば、再生装置で発生したエラーの詳細や対処方法を表示装置に表示する場合は、表示装置の電源が自動的にオンになるとともに、表示装置の入力が再生装置からの出力に自動的に切り換わるので、エラーの詳細や対処方法を確実にユーザに通知することができる。しかも、ユーザが表示装置の前にいないのに表示装置の電源が自動的にオンになる等の不具合を回避することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。
【0019】
(実施の形態1)
図1は、本実施の形態1の概要を示す図である。ここでは、テレビ200とHDD−DVDレコーダ100とが、High−Definition Multimedia Interface(以下「HDMI」と略す)ケーブルで接続されている状態を示している。テレビ200は表示装置の一例であり、HDD−DVDレコーダ100は再生装置の一例である。HDD−DVDレコーダ100のHDDまたはDVD−RAMに記録されているテレビ番組の再生映像や、HDD−DVDレコーダ100を操作するためのGUIは、テレビ200に表示することができる。
【0020】
図2は、本実施の形態1におけるHDD−DVDレコーダ100の正面図である。この図に示すように、HDD−DVDレコーダ100は、フロントパネル11と、制御用ボタン群12とを備えている。フロントパネル11は、例えばFL管や液晶パネルであり、20文字程度の文字列を表示することができる。制御用ボタン群12は、HDD−DVDレコーダ100を制御するためのボタンの集まりである。制御用ボタンが押下されると、そのボタンに対応する処理が実行される。
【0021】
図3は、本実施の形態1におけるHDD−DVDレコーダ100のブロック図である。このHDD−DVDレコーダ100は、映像を再生してテレビ200に出力する装置であって、機能的には、検出部101と、判定部102と、テレビ制御部103と、生成部104と、出力部105と、基準テーブル106とを備えている。
【0022】
検出部101は、HDD−DVDレコーダ100で発生したエラーを検出する。判定部102は、検出されたエラーが所定のエラーであるか否か、基準テーブル106を参照することによって判定する。テレビ制御部103は、検出されたエラーが所定のエラーであると判定されたとき、HDMI/CEC(Consumer Electronics Control)を用いることによってテレビ200を制御する。このテレビ制御部103には、テレビ200の電源制御をする電源制御部と、テレビ200の入力の切換制御をする切換制御部とが含まれる。生成部104は、検出されたエラーが所定のエラーであると判定されたとき、エラーの詳細や対処方法を示す映像を生成する。出力部105は、生成された映像をテレビ200に出力する。もちろん、このHDD−DVDレコーダ100は、DVDドライブ・HDDドライブ・画像処理LSIなどのハードウエアを制御する手段や、テレビ番組の録画・再生・ダビングの各機能を実現する手段なども備えているが、これら手段は本発明の主眼とする手段ではないため、ここでは図示を省略している。
【0023】
図4は、本実施の形態1における基準テーブル106の内部構成図である。この基準テーブル106は、検出部101によって検出されたエラーが所定のエラーであるか否かを判定する際に参照されるテーブルであって、「エラーコード」「エラー名」「詳細と対処方法」の各フィールドを備えている。「エラーコード」フィールドには、エラーを識別するためのコードが格納されている。「エラー名」フィールドには、エラーの名称が格納されている。「詳細と対処方法」フィールドには、エラーの詳細と対処方法を示す情報が格納されている。
【0024】
図5は、本実施の形態1におけるHDD−DVDレコーダ100の動作を示すフローチャートであり、図6は、本実施の形態1におけるHDD−DVDレコーダ100とテレビ200の正面図である。以下、図5及び図6を用いて、本実施の形態1におけるHDD−DVDレコーダ100の動作について説明する。
【0025】
まず、HDD−DVDレコーダ100の電源がオンの状態で、HDD−DVDレコーダ100にDVD−RAMがセットされた後、ワンタッチダビングボタン21が押下されたものと仮定する。ワンタッチダビングボタン21とは、図6(A)に示すように、制御用ボタン群12に含まれるボタンであって、DVD−RAMに記録されているテレビ番組の全てを自動的にHDDにコピーするためのボタンである。
【0026】
ここで、HDDに記録されているテレビ番組が沢山あるために、容量不足が原因で、DVD−RAMに記録されているテレビ番組の全てをHDDにコピーできない場合がある。この場合、検出部101は、ダビングエラーが発生したことを検出し(S11)、そのエラーコード「U25」を判定部102に渡す。
【0027】
判定部102は、検出されたエラーが所定のエラーであるか否かを判定する(S12)。具体的には、検出部101から受け取ったエラーコード「U25」が基準テーブル106に格納されているか否かを確認する。そして、エラーコード「U25」が基準テーブル106に格納されている場合は所定のエラーであると判定し(S12でYes)、逆に、エラーコード「U25」が基準テーブル106に格納されていない場合は所定のエラーでないと判定する(S12でNo)。
【0028】
ここでは、図4に示すように、エラーコード「U25」が基準テーブル106に格納されているため、判定部102は、ダビングエラーが所定のエラーであると判定する。そして、テレビ200を制御するようにテレビ制御部103に指示するとともに、ダビングエラーの詳細と対処方法を示す映像を生成するように生成部104に指示する。
【0029】
これによって、テレビ制御部103に含まれる電源制御部は、HDMI/CECで定義された電源ONコマンドを発行することによって、テレビ200の電源にオンにする(S13)。また、テレビ制御部103に含まれる切換制御部は、入力切換コマンドを発行することによって、テレビ200の入力をHDD−DVDレコーダ100からの出力に切り換える(S14)。
【0030】
一方、生成部104は、ダビングエラーの詳細と対処方法を示す映像を生成して出力部105に渡す。ダビングエラーの詳細と対処方法は、図4に示すように、「コピー先のHDDの容量がいっぱいです。HDDに記録されている番組を消してください。」という文字列である。出力部105は、生成部104によって生成された映像をHDMIケーブルを介してテレビ200に出力する(S15)。これによって、テレビ200には、図6(B)に示すように、ダビングエラーの詳細と対処方法が表示されることになる。
【0031】
以上のように、本実施の形態1によれば、HDD−DVDレコーダ100で発生したエラーの詳細や対処方法をテレビ200に表示する場合は、テレビ200の電源が自動的にオンになるとともに、テレビ200の入力がHDD−DVDレコーダ100からの出力に自動的に切り換わるので、エラーの詳細や対処方法を確実にユーザに通知することができる。
【0032】
なお、ここでは、テレビ200にエラーの詳細や対処方法を表示させる点だけに着目して説明したが、HDD−DVDレコーダ100のフロントパネル11には、図6(A)に示すように、「U25 DUBBING ERROR」等の短いエラーメッセージが表示される。このエラーメッセージを出すタイミングは特に限定されるものではないが、検出部101によって検出されたエラーが所定のエラーであると判定された直後とするのが望ましい。
【0033】
また、図5に示すフローチャートでは、テレビ200の電源をオンにしたうえで、テレビ200の入力を切り換えた後、テレビ200に映像を出力する手順(S13→S14→S15)を示しているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、テレビ200に映像を出力するタイミングは、テレビ200の電源をオンにする前であってもよい。
【0034】
また、HDD−DVDレコーダ100の内部に基準テーブル106を備えることとしているが、基準テーブル106は外部の記憶装置に保存しておいてもよい。
【0035】
また、基準テーブル106の作成手法については特に言及しなかったが、HDD−DVDレコーダ100で発生するエラーの全部について、そのエラー情報を基準テーブル106に格納する必要はない。すなわち、HDD−DVDレコーダ100で発生するエラーの中には、積極的にユーザに通知する必要のないエラーも存在する。そのようなエラー情報は基準テーブル106に格納する必要はない。
【0036】
また、ここでは、HDD−DVDレコーダ100を例示しているが、再生装置はこれに限定されるものではない。すなわち、HDDレコーダ、DVDレコーダ、DVDプレーヤ、ビデオテープレコーダなどを再生装置として採用しても、同様の効果を得ることができる。
【0037】
また、ここでは、エラーの詳細や対処方法をユーザに通知することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、エラーに限らず、HDD−DVDレコーダ100の状態に関係することであれば、同様の手法によってユーザに通知することが可能である。
【0038】
(実施の形態2)
前記実施の形態1によれば、テレビ200の電源が自動的にオンになるとともに、テレビ200の入力がHDD−DVDレコーダ100からの出力に自動的に切り換わる。これによって、エラーの詳細と対処方法がテレビ200に表示されることになる。
【0039】
しかしながら、エラーの詳細と対処方法がテレビ200に表示されたとき、ユーザがテレビ200の前にいない場合がある。例えば、HDD−DVDレコーダ100がネットワーク対応機器であり、遠隔操作されている場合である。このように、ユーザがテレビ200の前にいない場合にも、テレビ200の電源が自動的にオンになるのは望ましくない。
【0040】
以下、本実施の形態2を前記実施の形態1と異なる点のみ説明する。
【0041】
図7は、本実施の形態2におけるHDD−DVDレコーダ100のブロック図である。このHDD−DVDレコーダ100は、前記実施の形態1で説明した構成に加え、点灯部111と、検知部112とを備えている。点灯部111は、検出部101によって検出されたエラーが所定のエラーであると判定されたとき、後述する案内ボタン31を点灯させる。検知部112は、案内ボタン31が押下されたことを検知すると、テレビ200を制御するようにテレビ制御部103に指示するとともに、エラーの詳細と対処方法を示す映像を生成するように生成部104に指示する。
【0042】
図8は、本実施の形態2におけるHDD−DVDレコーダ100の動作を示すフローチャートであり、図9は、本実施の形態2におけるHDD−DVDレコーダ100とテレビ200の正面図である。以下、図8及び図9を用いて、本実施の形態2におけるHDD−DVDレコーダ100の動作について説明する。
【0043】
HDD−DVDレコーダ100の電源がオンの状態で、DVDドライブのトレイが閉まっているとき、トレイ開閉ボタン22が押下され、DVDディスクがHDD−DVDレコーダ100にセットされた後、もう一度トレイ開閉ボタン22が押下されたものと仮定する。トレイ開閉ボタン22とは、図9(A)に示すように、制御用ボタン群12に含まれるボタンであって、DVDドライブのトレイTを開閉するためのボタンである。
【0044】
ここで、DVDディスクがHDD−DVDレコーダ100で使用できる規格ではないために再生できない場合がある。この場合、検出部101は、ディスクエラーが発生したことを検出し(S11)、そのエラーコード「U10」を判定部102に渡す。
【0045】
前記実施の形態1と同様、判定部102は、検出されたエラーが所定のエラーであるか否かを判定する(S12)。この場合も、所定のエラーであると判定することになり(S12でYes)、その旨を点灯部111に通知する。この通知を受けた点灯部111は、案内ボタン31を点灯させる(S21)。案内ボタン31は、図9(A)に示すように、エラーに対処するようにユーザを案内するためのボタンであって、例えばLEDが内側に入っているボタンである。
【0046】
ユーザは、案内ボタン31の点灯に気付くと、案内ボタン31を押下する(S22でYes)。検知部112は、案内ボタン31が押下されたことを検知すると、テレビ200を制御するようにテレビ制御部103に指示するとともに、ディスクエラーの詳細と対処方法を示す映像を生成するように生成部104に指示する。
【0047】
以降の動作(S13〜S15)は、前記実施の形態1と同様であるため説明を省略する。なお、テレビ200には、図9(B)に示すように、「このディスクは本機では再生できません」など、ディスクエラーの詳細と対処方法が表示されることになる。
【0048】
以上のように、本実施の形態2によれば、ユーザが案内ボタン31を押下した場合に限り、前記実施の形態1と同様の手法によって、エラーの詳細や対処方法をユーザに通知することができる。言い換えると、ユーザがテレビ200の前にいないのにテレビ200の電源が自動的にオンになる等の不具合を回避することができる。
【0049】
なお、案内ボタン31は、ずっと点灯していてもよいし、点滅していてもよい。このような点灯または点滅は、案内ボタン31が押下されたときに終了するのが望ましい。
【0050】
また、ここでは、ディスクエラーを例示して説明したが、エラーの種類は特に限定されるものではない。例えば、ダビングエラーが発生した場合も、前記と同様の効果を得ることができる。
【0051】
(実施の形態3)
前記実施の形態2では、ユーザが案内ボタン31を押下したことをもって、ユーザがテレビ200の前にいるとみなしている。しかしながら、ユーザがテレビ200の前にいるか否かを確認する手法は様々あり、特に限定されるものではない。
【0052】
以下、本実施の形態3を前記実施の形態1と異なる点のみ説明する。
【0053】
図10は、本実施の形態3におけるHDD−DVDレコーダ100のブロック図である。このHDD−DVDレコーダ100は、前記実施の形態1で説明した構成に加え、パネル制御部121と、検知部122とを備えている。パネル制御部121は、検出部101によって検出されたエラーが所定のエラーであると判定されたとき、後述する案内マークMをフロントパネル11に表示する。検知部122は、HDD−DVDレコーダ100のリモコンからの信号を受信する機能を備えている。そして、HDD−DVDレコーダ100のリモコン上のボタンのうち案内マークMに対応するボタンが押下されたことを検知すると、テレビ200を制御するようにテレビ制御部103に指示するとともに、エラーの詳細と対処方法を示す映像を生成するように生成部104に指示する。
【0054】
図11は、本実施の形態3におけるHDD−DVDレコーダ100の動作を示すフローチャートであり、図12は、本実施の形態3におけるHDD−DVDレコーダ100とテレビ200の正面図である。以下、図11及び図12を用いて、本実施の形態3におけるHDD−DVDレコーダ100の動作について説明する。
【0055】
あるユーザがHDD−DVDレコーダ100をネットワーク経由で遠隔操作しているときに通信エラーが発生したと仮定する。そして、この通信エラーに対処するためには、HDD−DVDレコーダ100の前にいるユーザがネットワークモード切換ボタン23を押下して、一旦HDD−DVDレコーダ100のネットワークモードをオフにする必要があるとする。ネットワークモード切換ボタン23とは、図12(A)に示すように、制御用ボタン群12に含まれるボタンであって、ネットワークモードのオン/オフを切り換えるためのボタンである。
【0056】
この場合、検出部101は、ネットワークエラーが発生したことを検出し(S11)、そのエラーコード「U41」を判定部102に渡す。前記実施の形態1と同様、判定部102は、検出されたエラーが所定のエラーであるか否かを判定する(S12)。この場合も、所定のエラーであると判定することになり(S12でYes)、その旨をパネル制御部121に通知する。この通知を受けたパネル制御部121は、案内マークMをフロントパネル11に表示する(S31)。案内マークMは、図12(A)に示すように、エラーに対処するようにユーザを案内するためのマークであればよく、その形状は限定されるものではない。
【0057】
ユーザは、案内マークMがフロントパネル11に表示されたことに気付くと、HDD−DVDレコーダ100のリモコン300上のボタンのうち、案内マークMに対応する案内ボタン301を押下する(S32でYes)。検知部122は、リモコン300上の案内ボタン301が押下されたことを検知すると、テレビ200を制御するようにテレビ制御部103に指示するとともに、ネットワークエラーの詳細と対処方法を示す映像を生成するように生成部104に指示する。
【0058】
以降の動作(S13〜S15)は、前記実施の形態1と同様であるため説明を省略する。なお、テレビ200には、図12(B)に示すように、「IPアドレスが重複しています。いったんネットワークモードをOFFにしてください」など、ネットワークエラーの詳細と対処方法が表示されることになる。
【0059】
以上のように、本実施の形態3によれば、ユーザがリモコン300上の案内ボタン301を押下した場合に限り、前記実施の形態1と同様の手法によって、エラーの詳細や対処方法をユーザに通知することができる。言い換えると、ユーザがテレビ200の前にいないのにテレビ200の電源が自動的にオンになる等の不具合を回避することができる。しかも、本実施の形態3は、フロントパネル11に表示する内容を変更するだけで実現することができるので、実施の形態2と比べ、既存のHDD−DVDレコーダの仕組みを変えないで済むという効果もある。
【0060】
なお、案内マークMは、ずっと表示されていてもよいし、点滅して表示されていてもよい。このような表示は、リモコン300上の案内ボタン301が押下されたときに終了するのが望ましい。
【0061】
また、ここでは、ネットワークエラーを例示して説明したが、エラーの種類は特に限定されるものではない。例えば、ダビングエラーが発生した場合も、前記と同様の効果を得ることができる。
【0062】
(実施の形態4)
前記実施の形態2では、ユーザが案内ボタン31を押下したことをもって、ユーザがテレビ200の前にいるとみなしている。しかしながら、ユーザがテレビ200の前にいるか否かを確認する手法は様々あり、特に限定されるものではない。
【0063】
以下、本実施の形態4を前記実施の形態1と異なる点のみ説明する。
【0064】
図13は、本実施の形態4におけるHDD−DVDレコーダ100のブロック図である。このHDD−DVDレコーダ100は、前記実施の形態1で説明した構成に加え、センサ制御部131を備えている。センサ制御部131は、検出部101によって検出されたエラーが所定のエラーであると判定されたとき、後述する人感センサ41をオンにする。そして、人がいることを人感センサ41が検知すると、テレビ200を制御するようにテレビ制御部103に指示するとともに、エラーの詳細と対処方法を示す映像を生成するように生成部104に指示する。
【0065】
人感センサ41は、HDD−DVDレコーダ100から所定範囲内に人がいることを検知するセンサである。赤外線などを利用して、周囲温度と温度差のあるものが検知エリア内で動いたときに、その温度変化を検知する仕組みになっている。
【0066】
図14は、本実施の形態4におけるHDD−DVDレコーダ100の動作を示すフローチャートであり、図15は、本実施の形態4におけるHDD−DVDレコーダ100とテレビ200の正面図である。以下、図14及び図15を用いて、本実施の形態4におけるHDD−DVDレコーダ100の動作について説明する。
【0067】
まず、HDD−DVDレコーダ601の電源がオンの状態で録画を開始したとする。ところが、暫く経って、外部からの振動などによってHDDが傷つき、HDD−DVDレコーダ100で録画が出来なくなるRECエラー(録画エラー)が発生したとする。
【0068】
この場合、検出部101は、RECエラーが発生したことを検出し(S11)、そのエラーコード「U32」を判定部102に渡す。前記実施の形態1と同様、判定部102は、検出されたエラーが所定のエラーであるか否かを判定する(S12)。この場合も、所定のエラーであると判定することになり(S12でYes)、その旨をセンサ制御部131に通知する。この通知を受けたセンサ制御部131は、人感センサ41をオンにし、人がいることを人感センサ41が検知すると(S41でYes)、テレビ200を制御するようにテレビ制御部103に指示するとともに、RECエラーの詳細と対処方法を示す映像を生成するように生成部104に指示する。
【0069】
以降の動作(S13〜S15)は、前記実施の形態1と同様であるため説明を省略する。なお、テレビ200には、図15(B)に示すように、「録画が中断されました。HDDでエラーが発生しました。再起動するので決定ボタンを押してください。」など、RECエラーの詳細と対処方法が表示されることになる。これによって、ユーザが決定ボタン24を押下すると、HDD−DVDレコーダ100が再起動するようになっている。決定ボタン24とは、図15(A)に示すように、制御用ボタン群12に含まれるボタンであって、テレビ200やフロントパネル11に表示されている内容を承諾する意思を伝えるためのボタンである。
【0070】
以上のように、本実施の形態4によれば、HDD−DVDレコーダ100から所定範囲内に人がいる場合に限り、前記実施の形態1と同様の手法によって、エラーの詳細や対処方法をユーザに通知することができる。言い換えると、ユーザがテレビ200の前にいないのにテレビ200の電源が自動的にオンになる等の不具合を回避することができる。しかも、本実施の形態3は、人感センサ41を用いて自動的に人がいるか否かを検知するようにしているので、エラーの詳細や対処方法をテレビ200に表示するために、ユーザに操作をさせなくて済むという効果もある。
【0071】
なお、ここでは、RECエラーを例示して説明したが、エラーの種類は特に限定されるものではない。例えば、ダビングエラーが発生した場合も、前記と同様の効果を得ることができる。
【0072】
また、ここでは、赤外線を利用した人感センサを採用した構成を例示しているが、センサの種類は特に限定されるものではない。すなわち、HDD−DVDレコーダ100から所定範囲内に人がいることを検知するセンサである以上、前記と同様の効果を得ることができる。
【産業上の利用可能性】
【0073】
本発明に係る再生装置は、エラーの詳細や対処方法を確実にユーザに通知することが必要なビデオテープレコーダ、DVDプレーヤ、HDD−DVDレコーダ等の用途にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0074】
【図1】実施の形態1の概要を示す図
【図2】実施の形態1におけるHDD−DVDレコーダの正面図
【図3】実施の形態1におけるHDD−DVDレコーダのブロック図
【図4】実施の形態1における基準テーブルの内部構成図
【図5】実施の形態1におけるHDD−DVDレコーダの動作を示す図
【図6】実施の形態1におけるHDD−DVDレコーダとテレビの正面図
【図7】実施の形態2におけるHDD−DVDレコーダのブロック図
【図8】実施の形態2におけるHDD−DVDレコーダの動作を示す図
【図9】実施の形態2におけるHDD−DVDレコーダとテレビの正面図
【図10】実施の形態3におけるHDD−DVDレコーダのブロック図
【図11】実施の形態3におけるHDD−DVDレコーダの動作を示す図
【図12】実施の形態3におけるHDD−DVDレコーダとテレビの正面図
【図13】実施の形態4におけるHDD−DVDレコーダのブロック図
【図14】実施の形態4におけるHDD−DVDレコーダの動作を示す図
【図15】実施の形態4におけるHDD−DVDレコーダとテレビの正面図
【符号の説明】
【0075】
100 HDD−DVDレコーダ
101 検出部
102 判定部
103 テレビ制御部
104 生成部
105 出力部
106 基準テーブル
111 点灯部
112 検知部
121 パネル制御部
122 検知部
131 センサ制御部
200 テレビ




 

 


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