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発明の名称 携帯情報端末
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−11487(P2007−11487A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−188450(P2005−188450)
出願日 平成17年6月28日(2005.6.28)
代理人 【識別番号】100072604
【弁理士】
【氏名又は名称】有我 軍一郎
発明者 藤野 基之
要約 課題
機能を切り替えても操作途中の状態を保持することができ、目的の機能を少ない手順で直感的に呼び出すことができる携帯情報端末を提供すること。

解決手段
不揮発性メモリ12内に、機能を識別するための機能番号と、機能番号で識別される機能の初期状態から現在までに入力された情報や現在の状態を示す情報などの保持された状態を再現するための保持情報とを含む9個の画面情報を保持できるようになっていて、CPU11は、ある機能での操作途中に、ユーザの操作部15の操作により画面の切替が指示されると、現在の機能番号と現在の状態を再現するための保持情報を、現在の画面番号に対応する画面情報に保持し、切替先の画面番号に対応する画面情報の機能番号に対応した機能において、保持情報により保持されたときの状態を再現する。
特許請求の範囲
【請求項1】
アプリケーションと前記アプリケーションの状態とに対応する画面情報と、前記画面情報を複数保持する保持手段と、前記画面情報を一の画面情報から他の一の画面情報に切り替える切替手段と、前記切替手段により切り替えられた前記他の一の画面情報に対応するアプリケーションの状態を実行することを特徴とする携帯情報端末。
【請求項2】
所定のアプリケーションの所定の状態を前記画面情報として保持し続ける恒久保持指定手段を有することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
【請求項3】
実行中の状態を再現するための情報を画面情報として複数保持する保持手段と、画面切替の要求により、現在のアプリケーションの状態を再現する情報を一の前記画面情報に保持し、切替先に対応する第2の前記画面情報により状態を再現する切替手段とを備えることを特徴とする携帯情報端末。
【請求項4】
前記画面情報に恒久保持指定を設け、前記切替手段は、画面切替の要求により、現在の状態を再現するための情報を対応する前記画面情報に保持するとき、前記恒久保持指定がオンの場合、前記画面情報への保持を行わないことを特徴とする請求項3に記載の携帯情報端末。
【請求項5】
前記画面情報毎に、実行中の状態を再現するための情報を恒久的に保持する恒久保持情報を前記保持手段に保持し、前記切替手段は、恒久保持が指定されたとき、対応する前記画面情報を対応する前記恒久保持情報に保持し、恒久保持情報への復帰指示により対応する前記恒久保持情報により状態を再現することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の携帯情報端末。
【請求項6】
前記恒久保持情報に自動復帰指定を設け、前記切替手段は、画面切替の要求により、切替先に対応する前記画面情報により状態を再現するとき、この画面情報に対応する前記恒久保持情報の自動復帰指定が自動復帰有りの場合、この恒久保持情報により状態を再現することを特徴とする請求項5に記載の携帯情報端末。
【請求項7】
前記切替手段は、画面切替の要求により、保持する前記画面情報により再現される状態の機能の一覧を表示して切替先の前記画面情報を指定させることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の携帯情報端末。
【請求項8】
前記切替手段は、画面切替の要求により、保持する前記画面情報により再現され表示される画面の縮小表示の一覧を表示して切替先の前記画面情報を指定させることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の携帯情報端末。
【請求項9】
コンピュータを、実行中の状態を再現するための情報を画面情報として複数保持する保持手段、画面切替の要求により、現在の状態を再現するための情報を対応する前記画面情報に保持し、切替先に対応する前記画面情報により状態を再現する切替手段、として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、メニューを辿っていくことで目的の機能を呼び出して使用する携帯情報端末に関するものである。
【背景技術】
【0002】
マルチタスクに対応した携帯情報端末においては、アプリケーションの実行途中で他のアプリケーションを開始または他のアプリケーションに切り替え可能で、実行途中のアプリケーションの状態はメモリに保持され、該アプリケーションに実行が戻ってきたときに切替時の状態から操作でき、アプリケーションを切り替えることで切替前のアプリケーションの状態が消されないようになっている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
また、携帯情報端末が多機能になってきたことに伴い、機能を呼び出すためのメニューの構成が多層化され複雑となり、目的の機能を呼び出す手順が複雑になってきている。
【特許文献1】特開2002−175191号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のような、マルチタスクに対応した携帯情報端末においては、アプリケーション切替時の状態に戻って操作を続けることができるため「ブラウザでホームページを閲覧しつつメールを編集」といったことが可能だが、マルチタスクに対応していない端末ではそのようなことはできず、ブラウザでホームページを閲覧中にメールの編集を行うと、閲覧していたホームページを再度閲覧するには、ブラウザの起動からやり直さなければならず煩雑だった。また、メール編集途中にホームページを見たくなった場合は、編集途中のメールを保存しておかないと入力した内容が消えてしまい、さらに、ホームページの閲覧はブラウザの起動から行わなくてはならず、メールの保存やブラウザの起動などの煩雑な手順を行わなければならなかった。
【0005】
また、マルチタスクに対応した携帯情報端末においても、アプリケーション起動時には、やはりメニューを辿っていかなければならず、手順が煩雑だった。
【0006】
このように、煩雑な手順により呼び出される携帯情報端末の多数の機能のうち、頻繁に使う機能は数個であるのが普通であり、「よく使う機能を少ない手順で呼び出す」ことができるように各種の工夫がなされているが、「よく使う機能」は使う人によって異なるため、全ての人に使いやすいインターフェースを設計することは難しかった。
【0007】
メニュー構成をカスタマイズできる端末もあるが、登録できる機能や設定ボタンとの対応に制限があり、全ての機能を少ない手順で呼び出すことはできなかった。
【0008】
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、機能を切り替えても操作途中の状態を保持することができ、目的の機能を少ない手順で直感的に呼び出すことができる携帯情報端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の携帯情報端末は、アプリケーションと前記アプリケーションの状態とに対応する画面情報と、前記画面情報を複数保持する保持手段と、前記画面情報を一の画面情報から他の一の画面情報に切り替える切替手段と、前記切替手段により切り替えられた前記他の一の画面情報に対応するアプリケーションの状態を実行する構成を有している。
【0010】
ここで、所定のアプリケーションの所定の状態を前記画面情報として保持し続ける恒久保持指定手段を有する構成とした。
【0011】
本発明の携帯情報端末は、実行中の状態を再現するための情報を画面情報として複数保持する保持手段と、画面切替の要求により、現在の状態を再現する情報を一の前記画面情報に保持し、切替先に対応する第2の前記画面情報により状態を再現する切替手段とを備える構成を有している。
【0012】
この構成により、画面切替時に現在の状態を再現する情報が保持され、この画面に戻ってきたときに現在の状態が再現される。したがって、操作途中の状態を保持することができ、保持した状態を少ない手順で再現することができる。
【0013】
ここで、前記画面情報に恒久保持指定を設け、前記切替手段は、画面切替の要求により、現在の状態を再現するための情報を対応する前記画面情報に保持するとき、前記恒久保持指定がオンの場合、前記画面情報への保持を行わない構成とした。
【0014】
この構成により、恒久保持指定を有りにした画面情報は、画面切替が発生しても書き替えられない。したがって、目的の機能の画面情報の恒久保持指定を有りにしておくことで、目的の機能を少ない手順で呼び出すことができる。
【0015】
また、前記画面情報毎に、実行中の状態を再現するための情報を恒久的に保持する恒久保持情報を前記保持手段に保持し、前記切替手段は、恒久保持が指定されたとき、対応する前記画面情報を対応する前記恒久保持情報に保持し、恒久保持情報への復帰指示により対応する前記恒久保持情報により状態を再現する構成とした。
【0016】
この構成により、画面切替時に現在の状態を再現する情報が保持され、この画面に戻ってきたときに現在の状態が再現され、恒久保持情報への復帰指示により恒久保持情報により状態が再現される。したがって、操作途中の状態を保持することができ、保持した状態を少ない手順で再現することができるとともに、目的の機能の画面情報を恒久保持情報に保持しておくことで、目的の機能を少ない手順で呼び出すことができる。
【0017】
また、前記恒久保持情報に自動復帰指定を設け、前記切替手段は、画面切替の要求により、切替先に対応する前記画面情報により状態を再現するとき、この画面情報に対応する前記恒久保持情報の自動復帰指定が自動復帰有りの場合、この恒久保持情報により状態を再現する構成とした。
【0018】
この構成により、切替先の画面情報に対応する恒久保持情報の自動復帰指定が自動復帰有りの場合、恒久保持情報により状態が再現される。したがって、目的の機能の画面情報を恒久保持情報に保持しておき、自動復帰指定を自動復帰有りにしておくことで、目的の機能を少ない手順で呼び出すことができる。
【0019】
また、前記切替手段は、画面切替の要求により、保持する前記画面情報により再現される状態の機能の一覧を表示して切替先の前記画面情報を指定させる構成とした。
【0020】
この構成により、画面毎に再現される機能を確認することができ、容易に目的の画面を見つけることができる。
【0021】
また、前記切替手段は、画面切替の要求により、保持する前記画面情報により再現され表示される画面の縮小表示の一覧を表示して切替先の前記画面情報を指定させる構成とした。
【0022】
この構成により、画面毎に再現され表示される画面を確認することができ、容易に目的の画面を見つけることができる。
【0023】
また、本発明のプログラムは、コンピュータを、実行中の状態を再現するための情報を画面情報として複数保持する保持手段、画面切替の要求により、現在の状態を再現するための情報を対応する前記画面情報に保持し、切替先に対応する前記画面情報により状態を再現する切替手段、として機能させる構成を有している。
【0024】
この構成により、画面切替時に現在の状態を再現する情報が保持され、この画面に戻ってきたときに現在の状態が再現される。したがって、操作途中の状態を保持することができ、保持した状態を少ない手順で再現することができる。
【発明の効果】
【0025】
本発明によれば、画面切替時に、現在の状態を再現するための情報を対応する画面情報に保持し、この画面に戻ってきたときに対応する画面情報により状態を再現することにより、操作途中の状態を保持することができ、保持した状態を少ない手順で再現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0026】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0027】
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態の携帯情報端末を示す図である。
【0028】
図1において、本実施の形態の携帯情報端末は、制御プログラムに従って各部を統括制御するとともに各種処理を実行するCPU(Central Processing Unit)11と、その制御プログラムを格納する不揮発性メモリ12と、動作する上で必要なデータを記憶する揮発性メモリ13と、各種情報を表示する表示部14と、ユーザによる設定や命令等の入力操作を行うボタンや十字キー等の操作部15とを備えている。なお、CPU11は切替手段として動作し、不揮発性メモリ12は保持手段として動作する。
【0029】
この携帯情報端末は、操作途中の状態を保持する機能を持ち、9個の操作途中の状態を「画面」として保持することができ、画面を呼び出すことで画面に対応した操作途中の状態を再現することができるようになっている。
【0030】
CPU11は、例えば、図2に示すように、不揮発性メモリ12内に、現在の画面番号と、1〜9の画面番号に対応した9個の画面情報を保持している。
【0031】
画面情報には、機能を識別するための機能番号と、機能番号で識別される機能の初期状態から現在までに入力された情報や現在の状態を示す情報などの、保持された状態を再現するための保持情報とを含んでいる。
【0032】
携帯情報端末の初期状態では、現在の画面番号は1となり、1〜9の9個の画面の画面情報は全て初期画面の状態が保持されている。
【0033】
この状態から、ユーザの操作部15の操作により、機能のメニューを辿って、ある機能での操作途中に、図3に示すように、操作部15の画面ボタン15aが押下されると、CPU11は、図3に示すような、切替先の画面番号を選択させるようなメッセージを表示部14に表示し、ボタンが押下されるのを待つ。
【0034】
1〜9の数字ボタンのうちいずれかが押下されると、CPU11は、図4のフローチャートに示すように、押下されたボタンの数値が現在の画面番号と異なるかを判定する(S11)。押下されたボタンの数値が現在の画面番号と同じであれば、処理を終了する。
【0035】
押下されたボタンの数値が現在の画面番号と異なる場合、現在使用している機能を示す機能番号と、現在の状態を再現するための保持情報を不揮発性メモリ12内の現在の画面番号に対応する画面情報に保持する(S12)。
【0036】
そして、押下されたボタンの数値の画面番号で示される画面情報の、機能番号と保持情報を不揮発性メモリ12から読み出し、機能番号に対応した機能において、保持情報により保持されたときの状態を再現する(S13)。
【0037】
このように、本実施の形態においては、画面番号毎に画面切替時の状態を再現する画面情報を保持しておき、画面が切り替わってきたときに保持している画面情報により切替時の状態を再現しているので、操作途中で他の画面に切り替えて操作を行っても操作途中の状態が消えることが無く、該画面に戻ることで操作の続きを行うことができる。
【0038】
なお、図5に示すように、画面ボタン15aが押下されたとき、各画面情報が保持している機能名称を一覧表示してもよい。このようにすることで、どの画面情報にどの機能が保持されているかを確認することができ、容易に目的の画面を見つけることができる。
【0039】
また、図6に示すように、画面を9分割し、各画面情報で保持している状態の画面のサムネイル画像を表示し、十字キー15bで視覚的に選択できるようにしてもよい。このようにすることで、画面情報に保持されている機能のみならず画面がどのような状態であったかも確認することができ、容易に目的の画面を見つけることができる。
【0040】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態の携帯情報端末を説明する。なお、本実施の形態は、上述の第1の実施の形態と略同様に構成されているので、図1を流用して特徴部分のみ説明する。
【0041】
本実施の形態においては、図7に示すように、画面情報に「恒久保持指定」を設け、「恒久保持指定」が「オン」になっている間は画面情報の書き替えを行わないようにし、「恒久保持指定」を「オン」にした時点の状態を保持して、該画面に戻ってきたときに常にその状態が再現されるようにする。
【0042】
CPU11は、操作部15の操作により恒久保持指定の設定が選択されると、図8(a)のフローチャートに示すように、現在の画面番号で示される画面情報の「恒久保持指定」を「オン」にする(S21)。
【0043】
また、CPU11は、操作部15の操作により恒久保持指定の解除が選択されると、図8(b)のフローチャートに示すように、現在の画面番号で示される画面情報の「恒久保持指定」を「オフ」にする(S31)。
【0044】
そして、操作部15の画面ボタン15aが押下され、1〜9の数字ボタンのうちいずれかが押下されると、CPU11は、図9のフローチャートに示すように、押下されたボタンの数値が現在の画面番号と異なるかを判定する(S41)。押下されたボタンの数値が現在の画面番号と同じであれば、処理を終了する。
【0045】
押下されたボタンの数値が現在の画面番号と異なる場合、現在の画面番号で示される画面情報の「恒久保持指定」が「オン」であるか判定する(S42)。
【0046】
現在の画面情報の「恒久保持指定」が「オン」であれば、押下されたボタンの数値の画面番号で示される画面情報の、機能番号と保持情報を不揮発性メモリ12から読み出し、機能番号に対応した機能において、保持情報により保持されたときの状態を再現する(S44)。
【0047】
現在の画面情報の「恒久保持指定」が「オフ」であれば、現在使用している機能を示す機能番号と、現在の状態を再現するための保持情報を不揮発性メモリ12内の現在の画面番号に対応する画面情報に保持する(S43)。
【0048】
そして、押下されたボタンの数値の画面番号で示される画面情報の、機能番号と保持情報を不揮発性メモリ12から読み出し、機能番号に対応した機能において、保持情報により保持されたときの状態を再現する(S44)。
【0049】
このように、本実施の形態においては、「恒久保持指定」が「オン」になっている画面情報は、画面を切り替えても書き替えないようにしているので、同じ状態が保持され、当該画面に切り替えられると常にこの状態となり、目的の機能を呼び出した状態で画面情報を保持させ「恒久保持指定」を「オン」にすることで、当該画面に切り替えるだけで目的の機能を呼び出すことができ、目的の機能を少ない手順で呼び出すことができる。
【0050】
また、いつも同じ内容の入力を行っている場合などに、当該入力を行った状態で画面情報を保持させ「恒久保持指定」を「オン」にすることで、当該入力の手間を省くことができる。
【0051】
例えば、メール作成途中の「まいどお世話になります、××の○○です。」と入力した状態で「恒久保持指定」を「オン」にすると、次回からこの画面に切り替えるだけで、「まいどお世話になります、××の○○です。」が入力された状態になり、「まいどお世話になります、××の○○です。」を入力する手間が省ける。
【0052】
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態の携帯情報端末を説明する。なお、本実施の形態は、上述の第1の実施の形態と略同様に構成されているので、図1を流用して特徴部分のみ説明する。
【0053】
本実施の形態においては、図10に示すように、画面の切替時に情報が保持される画面情報と、恒久保持指定時に情報が保持される恒久保持情報とを有し、同じ画面でも画面切替時の状態と恒久保持指定の状態との両方を保持し、これらを適宜切り替えられるようにする。
【0054】
CPU11は、操作部15の操作により恒久保持指定の設定が選択されると、図11(a)のフローチャートに示すように、現在の画面番号で示される恒久保持情報の「恒久保持情報有無」を「有り」にし(S51)、現在の画面番号で示される画面情報の内容を現在の画面番号で示される恒久保持情報にコピーする(S52)。
【0055】
また、CPU11は、操作部15の操作により恒久保持指定の解除が選択されると、図11(b)のフローチャートに示すように、現在の画面番号で示される恒久保持情報の「恒久保持情報有無」を「無し」にする(S61)。
【0056】
そして、操作部15の画面ボタン15aが押下され、1〜9の数字ボタンのうちいずれかが押下されると、CPU11は、上述の第1の実施の形態と同様、図4のフローチャートに示すように、押下されたボタンの数値が現在の画面番号と同じであれば、処理を終了し、押下されたボタンの数値が現在の画面番号と異なる場合、現在の機能番号と保持情報を現在の画面番号に対応する画面情報に保持し、押下されたボタンの数値の画面番号で示される画面情報の、機能番号と保持情報により保持されたときの状態を再現する(S11〜S13)。
【0057】
このようにして、画面を切り替えることで、切替時の状態が対応する画面番号の画面情報に保持され、指定された画面番号の画面情報により状態が再現される。
【0058】
ここで、画面情報に保持された状態を恒久保持情報に保持されている状態に戻したいとき、ユーザは操作部15の操作によりリセット(復帰)を指示する。
【0059】
ユーザは操作部15の操作によりリセットが指示されると、CPU11は、図12のフローチャートに示すように、現在の画面番号で示される恒久保持情報の「恒久保持情報有無」が「有り」であるか判定する(S71)。「恒久保持情報有無」が「有り」でなければ処理を終了する。
【0060】
「恒久保持情報有無」が「有り」であれば、現在の画面番号で示される恒久保持情報の内容を現在の画面番号で示される画面情報にコピーし(S72)、コピーした現在の画面番号で示される画面情報の機能番号と保持情報を不揮発性メモリ12から読み出し、機能番号に対応した機能において、保持情報により保持されたときの状態を再現する(S73)。
【0061】
このように、本実施の形態においては、画面番号毎に画面情報を保持し、画面切替時には現在の状態を画面情報に保持し、指定された画面情報により状態を再現しているので、操作途中で他の画面に切り替えて操作を行っても操作途中の状態が消えることが無く、該画面に戻ることで操作の続きを行うことができる。
【0062】
また、画面番号毎に画面情報とは別に恒久保持情報を保持し、恒久保持指定の設定により同じ画面番号の画面情報の内容を恒久保持情報にコピーし、リセットの指示により恒久保持情報により状態を再現しているので、目的の機能を呼び出した状態を恒久保持情報に保持させておくことで、目的の機能を少ない手順で呼び出すことができる。
【0063】
また、リセットの指示により恒久保持情報により状態を再現しているので、恒久保持情報の状態から入力を行った状態でも、容易に恒久保持情報の状態に戻すことができる。
【0064】
例えば、図13(a)に示すように、メール作成の本文中に「まいどお世話になります○×商事の山田です。」と入力した状態の画面情報を、操作部15のメニューキー15cを押下して十字キー15bで選択する恒久保持指定の設定により恒久保持情報にコピーし、その後、続けて入力を行い、図13(b)に示すような状態になったとき、画面を切り替え、他の機能(通話など)を行い、メール作成の画面に戻ると、図13(b)に示すような状態になる。
【0065】
ここで、他の機能を使っている間にメールの内容を変えなければならなくなった場合、操作部15のメニューキー15cを押下して十字キー15bで選択するリセットの指示により、図13(a)のような恒久保持情報の状態に戻し、新たなメールを作成することができる。
【0066】
(第4の実施の形態)
次に、本発明の第4の実施の形態の携帯情報端末を説明する。なお、本実施の形態は、上述の第1の実施の形態と略同様に構成されているので、図1を流用して特徴部分のみ説明する。
【0067】
本実施の形態においては、図14に示すように、上述の第3の実施の形態の恒久保持情報に、画面切替時に自動的に恒久保持情報の状態にリセット(復帰)するか否かを設定する「自動リセット(自動復帰指定)」を設け、画面切替時にこの「自動リセット」の設定に従いリセット処理をするかどうかを決める。
【0068】
CPU11は、操作部15の操作により恒久保持指定の設定が選択されると、図15(a)のフローチャートに示すように、現在の画面番号で示される恒久保持情報の「恒久保持情報有無」を「有り」にし(S81)、「自動リセット」の設定を入力させ、入力された内容(「有り」又は「無し」)を現在の画面番号で示される恒久保持情報の「自動リセット」に設定し(S82)、現在の画面番号で示される画面情報の内容を現在の画面番号で示される恒久保持情報にコピーする(S83)。
【0069】
また、CPU11は、操作部15の操作により恒久保持指定の解除が選択されると、図15(b)のフローチャートに示すように、現在の画面番号で示される恒久保持情報の「恒久保持情報有無」を「無し」にし(S91)、現在の画面番号で示される恒久保持情報の「自動リセット」を「無し」にする(S92)。
【0070】
そして、操作部15の画面ボタン15aが押下され、1〜9の数字ボタンのうちいずれかが押下されると、CPU11は、図16のフローチャートに示すように、押下されたボタンの数値が現在の画面番号と異なるかを判定する(S101)。押下されたボタンの数値が現在の画面番号と同じであれば、処理を終了する。
【0071】
押下されたボタンの数値が現在の画面番号と異なる場合、現在使用している機能を示す機能番号と、現在の状態を再現するための保持情報を不揮発性メモリ12内の現在の画面番号に対応する画面情報に保持する(S102)。
【0072】
そして、押下されたボタンの数値の画面番号で示される恒久保持情報の「自動リセット」が「有り」かを判定し(S103)、「自動リセット」が「有り」であれば、押下されたボタンの数値の画面番号で示される恒久保持情報の「恒久保持情報有無」が「有り」であるか判定する(S104)。
【0073】
「恒久保持情報有無」が「有り」であれば、押下されたボタンの数値の画面番号で示される恒久保持情報の内容を押下されたボタンの数値の画面番号で示される画面情報にコピーし(S105)、コピーした押下されたボタンの数値の画面番号で示される画面情報の、機能番号と保持情報を不揮発性メモリ12から読み出し、機能番号に対応した機能において、保持情報により保持されたときの状態を再現する(S106)。
【0074】
「自動リセット」が「無し」の場合、又は「恒久保持情報有無」が「無し」の場合、押下されたボタンの数値の画面番号で示される画面情報の機能番号と保持情報を不揮発性メモリ12から読み出し、機能番号に対応した機能において、保持情報により保持されたときの状態を再現する(S106)。
【0075】
このように、本実施の形態においては、「自動リセット」が「有り」に設定されていれば、該画面に戻ってきたときに自動的に恒久保持情報の状態を再現しているので、画面切替時に常に同じ状態にすることができる。
【0076】
例えば、図17(a)に示すように、クイックダイヤルの状態の画面情報を、操作部15のメニューキー15cを押下して十字キー15bで選択する恒久保持指定の設定により恒久保持情報への保持を指定すると、図17(b)に示すように、「自動リセット」の設定を選択させるメニューが表示され、十字キー15bで「自動リセットON」を選択すると、画面情報が恒久保持情報にコピーされ、「自動リセット」が「有り」に設定される。
【0077】
その後、クイックダイヤルに登録していない人に電話をかけようとして、画面を切り替えずに図17(c)に示すようなアドレス帳を呼び出して通話し、画面を切り替え、メール作成を呼び出すと、当該画面番号の画面情報にはアドレス帳の状態が保持される。
【0078】
そして、メール作成後に元の画面に戻ると、「自動リセット」が「有り」になっているので、画面情報に保持されているアドレス帳の状態ではなく、恒久保持情報に保持されている図17(a)に示すようなクイックダイヤルの状態になる。
【産業上の利用可能性】
【0079】
以上のように、本発明にかかる携帯情報端末は、操作途中の状態を保持することができ、保持した状態を少ない手順で再現することができるという効果を有し、メニューを辿っていくことで目的の機能を呼び出して使用する携帯情報端末等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0080】
【図1】本発明の第1の実施の形態における携帯情報端末のブロック図
【図2】本発明の第1の実施の形態における携帯情報端末の保持する情報の構成図
【図3】本発明の第1の実施の形態における携帯情報端末の画面切替時の表示例を示す正面図
【図4】本発明の第1の実施の形態における携帯情報端末の動作説明のためのフローチャート
【図5】本発明の第1の実施の形態における携帯情報端末の画面切替時の第1の他の表示例を示す正面図
【図6】本発明の第1の実施の形態における携帯情報端末の画面切替時の第2の他の表示例を示す正面図
【図7】本発明の第2の実施の形態における携帯情報端末の保持する情報の構成図
【図8】(a)本発明の第2の実施の形態における携帯情報端末の恒久保持指定設定時の動作説明のためのフローチャート (b)本発明の第2の実施の形態における携帯情報端末の恒久保持指定解除時の動作説明のためのフローチャート
【図9】本発明の第2の実施の形態における携帯情報端末の画面切替時の動作説明のためのフローチャート
【図10】本発明の第3の実施の形態における携帯情報端末の保持する情報の構成図
【図11】(a)本発明の第3の実施の形態における携帯情報端末の恒久保持指定設定時の動作説明のためのフローチャート (b)本発明の第3の実施の形態における携帯情報端末の恒久保持指定解除時の動作説明のためのフローチャート
【図12】本発明の第3の実施の形態における携帯情報端末の画面リセット時の動作説明のためのフローチャート
【図13】(a)本発明の第3の実施の形態における携帯情報端末のメール作成途中での恒久保持指定設定時の正面図 (b)本発明の第3の実施の形態における携帯情報端末のメール作成途中での画面切替前の正面図 (c)本発明の第3の実施の形態における携帯情報端末の画面切替後のリセット指示時の正面図
【図14】本発明の第4の実施の形態における携帯情報端末の保持する情報の構成図
【図15】(a)本発明の第4の実施の形態における携帯情報端末の恒久保持指定設定時の動作説明のためのフローチャート (b)本発明の第4の実施の形態における携帯情報端末の恒久保持指定解除時の動作説明のためのフローチャート
【図16】本発明の第4の実施の形態における携帯情報端末の画面切替時の動作説明のためのフローチャート
【図17】(a)本発明の第4の実施の形態における携帯情報端末のクイックダイヤル画面での恒久保持指定設定時の正面図 (b)本発明の第4の実施の形態における携帯情報端末のクイックダイヤル画面での自動リセット設定時の正面図 (c)本発明の第4の実施の形態における携帯情報端末のアドレス帳画面での画面切替前の正面図
【符号の説明】
【0081】
11 CPU(Central Processing Unit)
12 不揮発性メモリ
13 揮発性メモリ
14 表示部
15 操作部
15a 画面ボタン
15b 十字キー
15c メニューキー




 

 


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