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発明の名称 グループ通信における発言権を提供する装置及びその方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6424(P2007−6424A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−187480(P2005−187480)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100105050
【弁理士】
【氏名又は名称】鷲田 公一
発明者 小杉 正憲 / 山道 秀俊 / 川村 卓 / 青山 高久
要約 課題
発言権の公平な提供と遅延時間の短縮とを両立させることができる、グループ通信における発言権を提供するための装置及びその方法を提供すること。

解決手段
メモリ403は、放送チャネル開放時の開放時刻を記憶する。また、送受信部401は、放送チャネル開放後の最初の発言権取得要求を受信する。また、制御部402は、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間の長さに応じて、発言権提供の公平性の度合を変更する。
特許請求の範囲
【請求項1】
放送チャネル開放時の開放時刻を記憶する記憶手段と、
放送チャネル開放後の最初の発言権取得要求を受信する受信手段と、
放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間の長さに応じて、発言権提供の公平性の度合を変更する変更手段と、
を具備することを特徴とするグループ通信における発言権を提供する装置。
【請求項2】
放送チャネル開放時に時間窓を開き、時間窓満了後に前記受信手段によって受信された最初の発言権取得要求を送信した通信端末に発言権を提供することを決定する決定手段、
を更に具備することを特徴とする請求項1記載のグループ通信における発言権を提供する装置。
【請求項3】
前記決定手段は、
発言権取得要求受付拒否のための時間窓を開く、
ことを特徴とする請求項2記載のグループ通信における発言権を提供する装置。
【請求項4】
前記決定手段は、
発言権取得要求の送信禁止時間を設定する、
ことを特徴とする請求項3記載のグループ通信における発言権を提供する装置。
【請求項5】
放送チャネル開放時の開放時刻を記憶する記憶ステップと、
放送チャネル開放後の最初の発言権取得要求を受信する受信ステップと、
放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間の長さに応じて、発言権提供の公平性の度合を変更する変更ステップと、
を具備することを特徴とするグループ通信における発言権を提供する方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、グループ通信における発言権を提供する装置及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
プッシュツートークに代表されるグループ通信では、一般に、片方向通信(例えば、トランシーバーなど)が一対一又は一対多で行われる。グループ通信に参加するユーザは、通信端末を用いて、グループ通信における発言権を得たい旨を示す信号(即ち、発言権取得要求)を管理装置に送信する。
【0003】
グループ通信における発言権を提供する装置としての管理装置は、グループ通信の制御情報などを管理する。また、管理装置は放送チャネルが開放されてから最も早く受信された発言権取得要求の送信に用いられた通信端末に対して発言権を提供する。
【0004】
ところで、グループ通信は、信号遅延を生じるネットワークを介して行われる。このため、発言権取得要求が送信されるときには必ず信号遅延が発生する。また、発言権取得要求送信時に発生する信号遅延の大きさは、その送信に使用される通信端末によって異なる。したがって、信号遅延の比較的小さな通信端末に対して集中的に発言権が提供され、信号遅延の比較的大きな通信端末に対して発言権が提供される機会が少なくなる場合がある。
【0005】
このような場合に対処するための手法としては、例えば、特許文献1に記載されたものがある。この文献に記載された手法では、一定時間を有する時間窓が、最初の発言権取得要求が受信されたときに常に開かれ、この一定時間内に受信された全ての発言権取得要求が、同時に受信されたものとして扱われる。
【特許文献1】特表2002−540687号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記の従来手法においては、一定時間を有する時間窓が、最初の発言権取得要求が受信されたときに常に開かれる。この場合、発言権が提供される通信端末が、時間窓が開かれてから時間窓が閉じられるまで決定されないため、時間窓による遅延時間の発生が不可避となる。よって、発言権の公平な提供と遅延時間の短縮とを両立させることができないという問題があった。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、発言権の公平な提供と遅延時間の短縮とを両立させることができる、グループ通信における発言権を提供する装置及びその方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のグループ通信における発言権を提供する装置は、放送チャネル開放時の開放時刻を記憶する記憶手段と、放送チャネル開放後の最初の発言権取得要求を受信する受信手段と、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間の長さに応じて、発言権提供の公平性の度合を変更する変更手段と、を具備する構成を採る。
【0009】
この構成によれば、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間の長さに応じて、発言権提供の公平性の度合を変更するため、発言権提供の公平性を保つ必要性の度合に応じて時間窓による遅延時間を変化させ、グループ通信における発言権の公平な提供と遅延時間の短縮とを両立させることができる。
【0010】
本発明のグループ通信における発言権を提供する装置は、上記構成において、放送チャネル開放時に時間窓を開き、時間窓満了後に前記受信手段によって受信された最初の発言権取得要求を送信した通信端末に発言権を提供することを決定する決定手段、を更に具備する構成を採る。
【0011】
この構成によれば、放送チャネル開放時に時間窓を開くため、放送チャネル開放後に受信された最初の発言権取得要求の受信時刻を記憶せずに時間窓を開くことができる。そして、時間窓内に受信された発言権取得要求をすべて同時に受信された発言権取得要求として扱って評価し、その発言権取得要求を送信した通信端末の中から発言権が提供される通信端末を決定する。また、時間窓満了後に最初に受信された発言権取得要求を送信した通信端末に対し、新たな時間窓を開くことなく発言権提供の情報を送信する。これによって、グループ通信における発言権の公平な提供と遅延時間の短縮とを両立させることができる。
【0012】
本発明のグループ通信における発言権を提供する装置は、上記構成において、前記決定手段は、発言権取得要求受付拒否のための時間窓を開く、構成を採る。
【0013】
この構成によれば、放送チャネル開放時に発言権取得要求受付拒否のための時間窓を開くため、放送チャネル開放後に受信された最初の発言権取得要求の受信時刻を記憶せずにその時間窓を開くことができる。そして、その時間窓内に受信された発言権取得要求を記憶せず、その発言権取得要求を送信した通信端末に発言権取得要求受付拒否のメッセージを送信し、その通信端末に発言権を提供しない。また、その時間窓満了後に受信された最初の発言権取得要求を送信した通信端末に、他の発言権取得要求を待つことなく、発言権提供の情報を送信する。これによって、グループ通信における発言権の公平な提供と遅延時間の短縮とを両立させることができる。
【0014】
本発明のグループ通信における発言権を提供する装置は、上記構成において、前記決定手段は、発言権取得要求の送信禁止時間を設定する、構成を採る。
【0015】
この構成によれば、発言権取得要求の送信禁止時間を設定するため、通信端末に発言権取得要求の送信禁止時間内に管理装置に発言権取得要求を送信しないようにし、その時間窓内に受信された発言権取得要求を送信した通信端末に対する不要な発言権取得要求受付拒否のメッセージの送信を減らすことができる。
【0016】
本発明のグループ通信における発言権を提供する方法は、放送チャネル開放時の開放時刻を記憶する記憶ステップと、放送チャネル開放後の最初の発言権取得要求を受信する受信ステップと、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間の長さに応じて、発言権提供の公平性の度合を変更する変更ステップと、を具備するようにした。
【0017】
この方法によれば、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間の長さに応じて、発言権提供の公平性の度合を変更するため、発言権提供の公平性を保つ必要性の度合に応じて時間窓による遅延時間を変化させ、グループ通信における発言権の公平な提供と遅延時間の短縮とを両立させることができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、発言権の公平な提供と遅延時間の短縮とを両立させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
本発明の骨子は、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間の長さに応じて、発言権提供の公平性の度合を変更することである。
【0020】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
【0021】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るグループ通信システムを示す構成図である。図1に示すクループ通信システムは、携帯無線機100、携帯無線機200、無線交換網300及び管理装置400を有する。また、以下では、携帯無線機100及び携帯無線機200を使用するユーザをそれぞれ第1ユーザ及び第2ユーザとし、クループ通信においてはこれら以外のユーザも含まれているものとする。
【0022】
携帯無線機100は、アンテナ101、無線部102、制御部103、キー操作部104及び音声入出力部105を有する。無線部102は、それぞれ図示されない送信部及び受信部を有し、無線送受信機能を果たす。無線部102は、例えば、キー操作部104から得られた発言権取得要求をアンテナ101を介して送信し、また、管理装置400の送受信部401から送信された発言権提供の情報をアンテナ101を介して受信する。制御部103は、例えば、キー操作部104から得られた情報をもとに、無線部102へ発言権取得要求を送信する指示を行う。キー操作部104は、第1ユーザが携帯無線機100に各種情報を入力したり指示入力を行ったりするために使用される。音声入出力部105は、第1ユーザがグループ通信における他のユーザ、例えば、第2ユーザに対して発言するとき、及び第2ユーザの発言を聞くときに使用される。
【0023】
携帯無線機200は、携帯無線機100と同様に、前述したアンテナ101、無線部102、制御部103、キー操作部104及び音声入出力部105を有する。ただし、キー操作部104は、第2ユーザが携帯無線機200に各種情報を入力したり指示入力を行ったりするために使用される。音声入出力部105は、第2ユーザがグループ通信における他のユーザ、例えば、第1ユーザに対して発言するとき、及び第1ユーザの発言を聞くときに使用される。
【0024】
無線交換網300は、アンテナ301、無線部302及び制御部303を有する。無線部302は、アンテナ301を介してグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100及び携帯無線機200と無線通信を行う。また、無線部302は、制御部303を介して管理装置400の送受信部401とデータの送受信を行う。制御部303は、無線交換網300の動作を統括制御し、且つ、管理装置400と接続されており、無線部302と管理装置400の送受信部401との間でのデータの送受信を中継する。
【0025】
管理装置400は、グループ通信における発言権を提供する装置としての役割を有する。管理装置400は、送受信部401、制御部402、メモリ403及びタイマー404を有する。送受信部401は、無線交換網300を介してグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100及び携帯無線機200と情報の送受信を行う。変更手段及び決定手段としての制御部402は、管理装置400を統括制御する。制御部402は、例えば、メモリ403に保持されている情報に応じて時間窓を開く時間を決定し、更に、それに基づいて、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100及び携帯無線機200から受信した発言権取得要求を評価し、発言権が提供される携帯無線機を決定する。メモリ403は、放送チャネル開放時の開放時刻及び送受信部401を介して入力された情報、例えば、最初の発言権取得要求の受信時刻を保持する。タイマー404は、制御部402からの指示に従って、制御部402が決定した間に時間窓を開き続けるのに使用される。
【0026】
以下、図2に示すシーケンス図を用いて携帯無線機100、携帯無線機200及び管理装置400の動作の一例を説明する。
【0027】
まず、管理装置400では、制御部402によって放送チャネルが開放される(S2001)。放送チャネルが開放されると、送受信部401は、放送チャネルが開放された情報を無線交換網300を介してグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100及び携帯無線機200にそれぞれ送信する。
【0028】
そこで、管理装置400では、放送チャネル開放時に、放送チャネル開放時の開放時刻(Ta)が取得される(S2002)。Taは、放送用チャネル開放時にメモリ403に保持される。
【0029】
次に、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100がアンテナ101及び無線交換網300を介して管理装置400に発言権取得要求を送信する(S2003)。
【0030】
そこで、管理装置400では、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100から送信された発言権取得要求が送受信部401によって無線交換網300を介して最初の発言権取得要求として受信される(S2004)。
【0031】
そして、管理装置400では、最初の発言権取得要求の受信時に、その発言権取得要求の受信時刻(Tb)を含む制御情報も取得され、メモリ403に保持される(S2005)。また、管理装置400では、制御部402は、メモリ403に保持されているTaとTbによりTaからTbまでの経過時間(T1)を算出する。
【0032】
次に、管理装置400では、T1に応じて時間窓を開く時間(T2)、即ちタイマー起動時間も制御部402により決定される(S2006)。ここで、制御部402により、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間T1が短いときには発言権提供の公平性を保つ必要性の度合が高いと判断され、発言権提供の公平性の度合を高めるために、最初の発言権取得要求受信時からの時間窓を開く時間T2を長くする。また、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間T1が長いときには発言権提供の公平性を保つ必要性の度合が低いと判断され、発言権提供の公平性の度合を低め、遅延時間を減少するために、最初の発言権取得要求受信時からの時間窓を開く時間T2を短くする。
【0033】
また、管理装置400では、タイマー404が制御部402からの指示に従って起動され(S2007)、時間窓が開かれる。タイマー404は、制御部402により決定された時間T2の間に時間窓を開き続ける。
【0034】
次に、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200がアンテナ101及び無線交換網300を介して管理装置400に発言権取得要求を送信する(S2008)。
【0035】
そして、管理装置400では、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200から送信された発言権取得要求が、送受信部401によって無線交換網300を介して受信される。その受信された発言権取得要求は、既に受信されたグループ通信における他の携帯無線機、例えば、携帯無線機100からの発言権取得要求とは別の発言権取得要求としてメモリ403に保持される(S2009)。
【0036】
次に、管理装置400のタイマー404は、時間窓が開かれてからの経過時間を所定の時間T2と比較し、経過時間がT2と等しいときにタイマー404が満了したことと決定する(S2010)。
【0037】
そして、管理装置400の制御部402は、メモリ403により記憶されている情報に基づいて、時間窓内に受信された発言権取得要求をすべて同時に受信された発言権取得要求として扱って評価する(S2011)。また、制御部402によって、その時間窓内に受信された発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機の中から発言権が提供される携帯無線機が決定される。これによって、一定度合の発言権提供の公平性が保たれる。
【0038】
そこで、管理装置400では、制御部402により時間窓内に受信された発言権取得要求の1つに対応するグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200に発言権提供の情報を送信することが決定される(S2012)。
【0039】
そして、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200は、管理装置400の送受信部401から送信される発言権提供の情報を無線交換網300及びアンテナ101を介して受信する(S2013)。その発言権提供の情報を受信した携帯無線機200は、第2ユーザの発言により音声入出力部105を介して入力された情報をアンテナ101及び無線交換網300を介してグループ通信における他の携帯無線機、例えば携帯無線機100に送信する。また、そのグループ通信における他の携帯無線機、例えば、携帯無線機100は、携帯無線機200から送信された情報をアンテナ101を介して受信し、受信された情報を音声入出力部105を介して第1ユーザが聞けるように出力する。
【0040】
以下、図3に示すフロー図を用いて管理装置400の動作の一例を説明する。
【0041】
まず、制御部402により放送チャネルが開放される(S3001)。放送チャネルが開放されると、送受信部401は、放送チャネルが開放された情報を無線交換網300を介してグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100及び携帯無線機200にそれぞれ送信する。
【0042】
そこで、メモリ403は、放送チャネル開放時に、放送チャネル開放時の開放時刻Taを取得し、保持する(S3002)。
【0043】
そして、送受信部401は、無線交換網300を介して最初に受信される発言権取得要求を待つ(S3003)。その発言権取得要求は、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100又は携帯無線機200からアンテナ101を介して送信される。
【0044】
次に、送受信部401は、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100からの発言権取得要求を無線交換網300を介して最初の発言権取得要求として受信する(S3004)。
【0045】
そこで、メモリ403は、最初の発言権取得要求の受信時に、その受信時刻Tbを含む制御情報を取得し、保持する(S3005)。
【0046】
次に、制御部402は、TaからTbまでの経過時間T1に応じて時間窓を開く時間T2、即ちタイマー起動時間を決定し(S3006)、タイマー404に対して決定されたT2の間に時間窓を開く指示を行う。ここで制御部402は、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間T1が短いときには発言権提供の公平性を保つ必要性の度合が高いと判断し、発言権提供の公平性の度合を高めるために、最初の発言権取得要求受信時からの時間窓を開く時間T2を長くする。また、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間T1が長いときには発言権提供の公平性を保つ必要性の度合が低いと判断し、発言権提供の公平性の度合を低め、遅延時間を減少するために、最初の発言権取得要求受信時からの時間窓を開く時間T2を短くする。
【0047】
そして、タイマー404は、制御部402からの指示に従って起動し(S3007)、制御部402により決定された時間T2の間に時間窓を開き続ける。
【0048】
次に、制御部402は、T2の間にグループ通信における他の携帯無線機、例えば携帯無線機200からの発言権取得要求があるか否かを判断する(S3008)。
【0049】
そこで、制御部402により、T2の間にグループ通信における他の携帯無線機、例えば、携帯無線機200からの発言権取得要求があったと判断された場合(S3008:YES)、メモリ403は、その発言権取得要求を記憶し、保持する(S3009)。一方、制御部402により、T2の間にグループ通信における他の携帯無線機からの発言権取得要求がなかったと判断された場合(S3008:NO)、ステップS3010に進む。
【0050】
次に、タイマー404は、時間窓が開かれてからの経過時間を所定の時間T2と比較し、経過時間がT2と等しいときにタイマー404が満了したことと決定する(S3010)。
【0051】
そこで、制御部402は、メモリ403により記憶されている情報に基づいて、時間窓内に受信された発言権取得要求をすべて同時に受信された発言権取得要求として扱って評価する(S3011)。また、制御部402は、その時間窓内に受信された発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機の中から発言権が提供される携帯無線機を決定する。これによって、一定度合の発言権提供の公平性が保たれる。
【0052】
次に、制御部402は、時間窓内に受信された発言権取得要求の1つに対応するグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200に発言権提供の情報を送信することを決定する(S3012)。
【0053】
そして、送受信部401は、無線交換網300を介してグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200に発言権提供の情報を送信する(S3013)。
【0054】
このように、本発明の形態によれば、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間の長さに応じて、発言権提供の公平性の度合を変更するために、時間窓による遅延時間を変更する。即ち、制御部402は、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間T1が短いときには発言権提供の公平性を保つ必要性の度合が高いと判断し、発言権提供の公平性の度合を高めるために、最初の発言権取得要求受信時からの時間窓を開く時間T2を長くする。また、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間T1が長いときには発言権提供の公平性を保つ必要性の度合が低いと判断し、発言権提供の公平性の度合を低め、遅延時間を減少するために、最初の発言権取得要求受信時からの時間窓を開く時間T2を短くする。これによって、グループ通信における発言権の公平な提供と遅延時間の短縮とを両立させることができる。
【0055】
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2に係る携帯無線機100、携帯無線機200及び管理装置400の動作の一例を示すシーケンス図であり、図5は、携帯無線機100及び管理装置400の動作の他の例を示すシーケンス図である。なお、図4は、時間窓内にグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100及び携帯無線機200からの発言権取得要求の受信があった場合の携帯無線機100、携帯無線機200及び管理装置400の動作の一例を示すシーケンス図であり、図5は、時間窓内にグループ通信における携帯無線機からの発言権取得要求の受信がなかった場合の携帯無線機100及び管理装置400の動作の他の例を示すシーケンス図である。そして、図6は、本発明の実施の形態2に係る管理装置400の動作の一例を示すフロー図である。なお、本発明の実施の形態2のクループ通信システムを示す構成図については、実施の形態1で説明したもの(図1)と同様であるので省略する。また、本発明の実施の形態2で説明する構成要素及びステップのうち実施の形態1で説明したものについては、同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0056】
以下、図4に示すシーケンス図を用いて携帯無線機100、携帯無線機200及び管理装置400の動作の一例を説明する。
【0057】
まず、ステップS2001に続いて、ステップ4001に進む。管理装置400では、タイマー404は、放送チャネル開放時と同時に制御部402からの指示に従って起動され(S4001)、時間窓が開かれる。タイマー404は、制御部402により決定された時間(T3)の間に時間窓を開き続ける。このとき、T3は、送受信部401がグループ通信における最も大きい信号遅延を生じる携帯無線機に対して放送チャネルが開放された情報を送信し、また、その情報を受信したグループ通信における最も大きい信号遅延を生じる携帯無線機から送信された発言権取得要求を受信するのに必要とする十分な時間に決定される。
【0058】
そして、ステップS2003に続いて、ステップS4002に進む。管理装置400では、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100から送信された発言権取得要求が送受信部401によって無線交換網300を介して受信される(S4002)。このとき、管理装置400では、受信された発言権取得要求がメモリ403に保持される。しかし、ここでは最初の発言権取得要求の受信時刻の情報を保持する必要はない。
【0059】
次に、ステップS2008及びステップS2009に続いて、ステップ4003に進む。管理装置400のタイマー404は、時間窓が開かれてからの経過時間を所定の時間T3と比較し、経過時間がT3と等しいときにタイマー404が満了したことと決定する(S4003)。
【0060】
そして、ステップS2011に進む。また、制御部402によって、時間窓が開かれている間T3に受信された発言権を送信したグループ通信における携帯無線機の中から発言権が提供される携帯無線機が決定される。これによって、一定度合の発言権提供の公平性が保たれる。
【0061】
次に、ステップS2012に続いて、ステップS2013に進む。
【0062】
以下、図5に示すシーケンス図を用いて携帯無線機100及び管理装置400の動作の他の例を説明する。
【0063】
まず、ステップS2001及びステップS4001に続いて、ステップS4003に進む。このとき、管理装置400の送受信部401は、時間窓が開かれている間T3にグループ通信における携帯無線機からの発言権取得要求が受信されていない。
【0064】
次に、ステップS2003に続いて、ステップS5001に進む。管理装置400では、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100から送信された発言権取得要求が送受信部401によって無線交換網300を介して最初に受信される(S5001)。ここで、制御部402は、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100を発言権が提供される携帯無線機に決定する。このように、管理装置400では、送受信部401が、時間窓内にグループ通信における携帯無線機からの発言権取得要求が受信されなかった場合、時間窓満了後に最初に受信された発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100に発言権提供の情報を送信する。即ち、制御部402は、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間T1がT3より大きいときには、発言権提供の公平性を保つ必要性の度合が低いと判断し、発言権提供の公平性の度合を低め、遅延時間を減少するために、新たな時間窓を開くことなく、時間窓満了後に最初に受信された発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機に発言権提供の情報を送信する。
【0065】
そして、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100は、管理装置400の送受信部401から送信される発言権提供の情報を無線交換網300及びアンテナ101を介して受信する(S5002)。その発言権提供の情報を受信した携帯無線機100は、第1ユーザの発言により音声入出力部105を介して入力された情報をアンテナ101及び無線交換網300を介してグループ通信における他の携帯無線機、例えば携帯無線機200に送信する。また、そのグループ通信における他の携帯無線機、例えば、携帯無線機200は、携帯無線機100から送信された情報をアンテナ101を介して受信し、受信された情報を音声入出力部105を介して第2ユーザが聞けるように出力する。
【0066】
以下、図6に示すフロー図を用いて管理装置400の動作の一例を説明する。
【0067】
まず、ステップS3001に続いて、ステップS6001に進む。タイマー404は、放送チャネル開放時と同時に、制御部402からの指示に従って起動し(S6001)、制御部402により決定された時間T3の間に時間窓を開き続ける。このとき、T3は、送受信部401がグループ通信における最も大きい信号遅延を生じる携帯無線機に対して放送チャネルが開放された情報を送信し、また、その情報を受信したグループ通信における最も大きい信号遅延を生じる携帯無線機から送信された発言権取得要求を受信するのに必要とする十分な時間に決定される。
【0068】
そこで、制御部402は、T3の間にグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100及び携帯無線機200からの発言権取得要求があるか否かを判断する(S6002)。
【0069】
そこで、制御部402により、T3の間にグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200からの発言権取得要求があったと判断された場合(S6002:YES)、メモリ403は、その発言権取得要求を記憶し、保持する(S6003)。しかし、ここでは最初の発言権取得要求の受信時刻の情報を記憶、保持する必要はない。一方、制御部402により、T3の間にグループ通信における他の携帯無線機からの発言権取得要求がなかったと判断された場合(S6002:NO)、ステップS6004に進む。
【0070】
次に、タイマー404は、時間窓が開かれてからの経過時間を所定の時間T3と比較し、経過時間がT3と等しいときにタイマー404が満了したことと決定する(S6004)。
【0071】
そして、制御部402は、メモリ403に保持してある情報により、T3の間にグループ通信における携帯無線機、例えば携帯無線機100及び携帯無線機200からの発言権取得要求があったか否かを判断する(S6005)。
【0072】
そこで、制御部402は、T3の間にグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100及び携帯無線機200からの発言権取得要求があったと判断した場合(S6005:YES)、ステップS3011に進む。また、制御部402は、その時間窓内に受信された発言権を送信したグループ通信における携帯無線機の中から発言権が提供される携帯無線機を決定する。これによって、一定度合の発言権提供の公平性が保たれる。
【0073】
そして、ステップS3012に続いて、ステップS3013に進む。
【0074】
また、ステップS6005で、制御部402は、T3の間にグループ通信における携帯無線機からの発言権取得要求がなかったと判断した場合(S6005:NO)、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100又は携帯無線機200から送信される発言権取得要求の受信を待つ(S6006)。
【0075】
そこで、送受信部401が、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200から送信された発言権取得要求を最初に受信した場合(S6007)、制御部402は、その受信した発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200を発言権が提供される携帯無線機と決定する。このように、送受信部401は、時間窓内にグループ通信における携帯無線機からの発言権取得要求が受信されなかった場合、時間窓満了後に最初に受信された発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200に発言権提供の情報を送信する。即ち、制御部402は、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間T1がT3より大きいときには、発言権提供の公平性を保つ必要性の度合が低いと判断し、発言権提供の公平性の度合を低め、遅延時間を減少するために、新たな時間窓を開くことなく、時間窓満了後に最初に受信された発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機に発言権提供の情報を送信する。
【0076】
次に、ステップS3013に進む。
【0077】
このように、本発明の形態によれば、放送チャネル開放時に時間窓が開かれるため、実施の形態1のように放送チャネル開放後に受信された最初の発言権取得要求の受信時刻を記憶しない。また、その時間窓を開き続ける時間T3は、送受信部401がグループ通信における最も大きい信号遅延を生じる携帯無線機に対して放送チャネルが開放された情報を送信し、また、その情報を受信したグループ通信における最も大きい信号遅延を生じる携帯無線機から送信された発言権取得要求を受信するのに必要とする十分な時間に決定する。そして、時間窓内に受信された発言権取得要求があった場合、その発言権取得要求は、制御部402によってすべて同時に受信された発言権取得要求として扱って評価され、その発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機の中から発言権が提供される携帯無線機が決定される。これによって、一定度合の発言権提供の公平性が保たれる。また、時間窓内に受信された発言権取得要求がなかった場合、即ち、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間T1がT3より大きいときには、制御部402は、発言権提供の公平性を保つ必要性の度合が低いと判断し、発言権提供の公平性の度合を低め、遅延時間を減少するために、新たな時間窓を開くことなく、時間窓満了後に最初に受信された発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機に発言権提供の情報を送信する。これによって、グループ通信における発言権の公平な提供と遅延時間の短縮とを両立させることができる。
【0078】
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3に係る携帯無線機100、携帯無線機200及び管理装置400の動作の一例を示すシーケンス図であり、図8は、本発明の実施の形態3に係る管理装置400の動作の一例を示すフロー図である。なお、本発明の実施の形態3のクループ通信システムを示す構成図については、実施の形態1で説明したもの(図1)と同様であるので省略する。また、本発明の実施の形態3で説明する構成要素及びステップのうち実施の形態1で説明したものについては、同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
【0079】
以下、図7に示すシーケンス図を用いて携帯無線機100、携帯無線機200及び管理装置400の動作の一例を説明する。
【0080】
まず、ステップS2001に続いて、ステップ7001に進む。管理装置400では、タイマー404は、放送チャネル開放時と同時に制御部402からの指示に従って起動され(S7001)、時間窓が開かれる。タイマー404は、制御部402により決定された時間(T4)の間に発言権取得要求受付拒否のための時間窓を開き続ける。このとき、T4は、送受信部401がグループ通信における最も大きい信号遅延を生じる携帯無線機に対して放送チャネルが開放された情報を送信し、また、その情報を受信したグループ通信における最も大きい信号遅延を生じる携帯無線機から送信された発言権取得要求を受信するのに必要とする十分な時間に決定される。
【0081】
そして、ステップS2003に続いて、ステップS7002に進む。管理装置400では、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100から送信された発言権取得要求が送受信部401によって無線交換網300を介して受信される(S7002)。しかし、このとき、管理装置400では、受信された発言権取得要求がメモリ403に保持されない。
【0082】
次に、管理装置400では、送受信部401は、発言権取得要求受付拒否のための時間窓内に受信された発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100に対し、無線交換網300を介して発言権取得要求受付拒否のメッセージを送信し(S7003)、その携帯無線機100に発言権を提供しない。これによって、一定度合の発言権提供の公平性が保たれる。
【0083】
そして、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100は、送受信部401から送信された発言権取得要求受付拒否のメッセージをアンテナ101を介して受信する(S7004)。
【0084】
そこで、管理装置400のタイマー404は、時間窓が開かれてからの経過時間を所定の時間T4と比較し、経過時間がT4と等しいときにタイマー404が満了したことと決定する(S7005)。
【0085】
そして、ステップS2008に続いて、ステップS7006に進む。管理装置400では、発言権取得要求受付拒否のための時間窓満了後に、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200から送信された発言権取得要求が送受信部401によって無線交換網300を介して最初に受信される(S7006)。ここで、制御部402は、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200を発言権が提供される携帯無線機に決定する。このように、管理装置400では、送受信部401が、発言権取得要求受付拒否のための時間窓満了後に最初に受信された発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200に発言権提供の情報を送信する。即ち、制御部402は、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間T1がT4より大きいときには、発言権提供の公平性を保つ必要性の度合が低いと判断し、発言権提供の公平性の度合を低め、遅延時間を減少するために、他の発言権取得要求を待つことなく、発言権取得要求受付拒否のための時間窓満了後に最初に受信された発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機に発言権提供の情報を送信する。
【0086】
続いて、ステップS2013に進む。
【0087】
以下、図8に示すフロー図を用いて管理装置400の動作の一例を説明する。
【0088】
まず、ステップS3001に続いて、ステップS8001に進む。タイマー404は、放送チャネル開放時と同時に、制御部402からの指示に従って起動し(S8001)、制御部402により決定された時間T4の間に発言権取得要求受付拒否のための時間窓を開き続ける。このとき、T4は、送受信部401がグループ通信における最も大きい信号遅延を生じる携帯無線機に対して放送チャネルが開放された情報を送信し、また、その情報を受信したグループ通信における最も大きい信号遅延を生じる携帯無線機から送信された発言権取得要求を受信するのに必要とする十分な時間に決定される。
【0089】
そして、制御部402は、T4の間にグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100及び携帯無線機200からの発言権取得要求があるか否かを判断する(S8002)。
【0090】
そこで、制御部402により、T4の間にグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100からの発言権取得要求があったと判断された場合(S8002:YES)送受信部401は、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100に対し、無線交換網300を介して発言権取得要求受付拒否のメッセージを送信する(S8003)。このとき、メモリ403はその発言権取得要求を記憶しない。これによって、一定度合の発言権提供の公平性が保たれる。一方、制御部402により、T4の間にグループ通信における携帯無線機からの発言権取得要求がなかったと判断された場合(S8002:NO)、ステップS8004に進む。
【0091】
そして、タイマー404は、時間窓が開かれてからの経過時間を所定の時間T4と比較し、経過時間がT4と等しいときにタイマー404が満了したことと決定する(S8004)。
【0092】
そこで、制御部402は、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機100又は携帯無線機200から送信される発言権取得要求の受信を待つ(S8005)。
【0093】
そして、送受信部401は、発言権取得要求受付拒否のための時間窓満了後に、グループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200から送信された発言権取得要求を最初に受信した場合(S8006)、制御部402は、その受信した発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200を発言権が提供される携帯無線機と決定する。このように、送受信部401は、発言権取得要求受付拒否のための時間窓満了後に最初に受信された発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機、例えば、携帯無線機200に発言権提供の情報を送信する。即ち、制御部402は、放送チャネル開放時から最初の発言権取得要求の受信時までの時間T1がT4より大きいときには、発言権提供の公平性を保つ必要性の度合が低いと判断し、発言権提供の公平性の度合を低め、遅延時間を減少するために、他の発言権取得要求を待つことなく、発言権取得要求受付拒否のための時間窓満了後に最初に受信された発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機に発言権提供の情報を送信する。
【0094】
次に、ステップS3013に進む。
【0095】
なお、本発明の実施の形態3において、制御部402は、発言権取得要求の送信禁止時間を設定する。そして、送受信部401は、グループ通信における携帯無線機に予め発言権取得要求の送信禁止時間の情報を送信し、グループ通信における携帯無線機に、発言権取得要求の送信禁止時間内に管理装置400に発言権取得要求を送信しないようにしてもよい。
【0096】
このように、本発明の形態によれば、放送チャネル開放時に発言権取得要求受付拒否の時間窓が開かれるため、実施の形態1のように放送チャネル開放後に受信された最初の発言権取得要求の受信時刻及び発言権取得要求受付拒否のための時間窓内に受信された発言権取得要求を記憶しない。また、T4は、送受信部401がグループ通信における最も大きい信号遅延を生じる携帯無線機に対して放送チャネルが開放された情報を送信し、また、その情報を受信したグループ通信における最も大きい信号遅延を生じる携帯無線機から送信された発言権取得要求を受信するのに必要とする十分な時間に決定する。よって、その時間窓内に受信された発言権取得要求に対し、送受信部401は、その発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機に無線交換網300を介して発言権取得要求受付拒否のメッセージを送信し、その携帯無線機に発言権が提供されない。これによって、一定度合の発言権提供の公平性が保たれる。そして、その時間窓満了後に受信された発言権取得要求に対し、即ち、放送チャネル開放時から発言権取得要求の受信時までの時間T1がT4より大きいときには、制御部402は、発言権提供の公平性を保つ必要性の度合が低いと判断し、発言権提供の公平性の度合を低め、遅延時間を減少するために、他の発言権取得要求を待つことなく、発言権取得要求受付拒否のための時間窓満了後に最初に受信された発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機に発言権提供の情報を送信する。これによって、グループ通信における発言権の公平な提供と遅延時間の短縮とを両立させることができる。また、グループ通信における携帯無線機に予め発言権取得要求の送信禁止時間の情報を送信することによって、管理装置400では、発言権取得要求受付拒否の時間窓内に受信された発言権取得要求を送信したグループ通信における携帯無線機に対する不要な発言権取得要求受付拒否のメッセージの送信を減らすことができる。
【産業上の利用可能性】
【0097】
本発明のグループ通信における発言権を提供する装置及びその方法は、発言権の公平な提供と遅延時間の短縮とを両立させる効果を有し、グループ通信における発言権を提供するのに有用である。
【図面の簡単な説明】
【0098】
【図1】本発明の実施の形態1に係るグループ通信システムの構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る携帯無線機と管理装置の動作の一例を示すシーケンス図
【図3】本発明の実施の形態1に係る管理装置の動作の一例を示すフロー図
【図4】本発明の実施の形態2に係る携帯無線機と管理装置の動作の一例を示すシーケンス図
【図5】本発明の実施の形態2に係る携帯無線機と管理装置の動作の他の例を示すシーケンス図
【図6】本発明の実施の形態2に係る管理装置の動作の一例を示すフロー図
【図7】本発明の実施の形態3に係る携帯無線機と管理装置の動作の一例を示すシーケンス図
【図8】本発明の実施の形態3に係る管理装置の動作の一例を示すフロー図
【符号の説明】
【0099】
100、200 携帯無線機
300 無線交換網
400 管理装置
401 送受信部
402 制御部
403 メモリ
404 タイマー




 

 


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