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発明の名称 映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6422(P2007−6422A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−187465(P2005−187465)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100081813
【弁理士】
【氏名又は名称】早瀬 憲一
発明者 亀山 孝一
要約 課題
被写体が撮影されている期間、被写体に該当する再生リストを検出し、被写体毎の再生リストの作成/編集を行うことが可能な映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法を提供する。

解決手段
被写体に設置され、無線通信を送信する無線信号情報送信部102と、無線信号情報を受信する無線信号情報受信部104と、無線信号を解析する情報解析部105と、再生リストを選択する再生リスト選択部106と、再生手順情報を追加する再生リスト追加部107とを備え、無線信号情報送信部102より送信された被写体識別情報を受信解析して、被写体が撮影されているか否かを識別し、被写体の撮影期間、被写体に該当する再生リストを再生リスト選択部106において検出し、再生リスト追加部107において再生手順情報の追加を行うことにより、被写体毎の再生リストの自動作成/編集を行うことができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
ランダムアクセス可能な記録媒体に、撮影した映像音声データとともに該映像音声データを再生する上での管理情報を記録し、該管理情報を基に前記映像音声データを再生する映像音声記録再生装置において、
被写体を撮影し、映像音声データとして出力するカメラ撮影手段と、
前記映像音声データと該映像音声データに対応する前記管理情報とを、前記記録媒体に対して読み書きするデータアクセス手段と、
被写体に設置され、無線通信により、前記被写体を識別するための被写体識別情報を該被写体側から所定の時間間隔毎に送信する無線信号情報送信手段と、
前記無線信号情報送信手段からの無線信号情報を受信する無線信号情報受信手段と、
前記無線信号情報受信手段で受信した無線信号情報より、被写体識別情報を解析し取得する情報解析手段と、
前記記録媒体に、映像音声データとともに該映像音声データの再生手順を示す管理情報として記録された複数個の再生リストから、該各再生リスト内に含まれる被写体識別情報を検索し、前記情報解析手段により取得した前記被写体識別情報に該当する再生リストを選択する再生リスト選択手段と、
前記再生リスト選択手段により選択した再生リストに、前記被写体の撮影に伴い新たに記録した映像音声データの再生手順を示す情報を追加し、該再生手順情報を前記記録媒体に記録する再生リスト追加手段とを備えた、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項2】
請求項1記載の映像音声記録再生装置において、
前記被写体識別情報は、前記無線信号情報送信手段固有の識別情報によって構成される情報である、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項3】
請求項1記載の映像音声記録再生装置において、
前記再生リストは、1つ以上の前記被写体識別情報と、1つ以上の再生手順情報とにより構成される、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項4】
請求項2または請求項3記載の映像音声記録再生装置において、
前記再生リスト選択手段は、前記再生リスト内に含まれる被写体識別情報の検索時、前記情報解析手段により取得した被写体識別情報に該当する再生リストが存在しない場合、該取得した被写体識別情報に該当する再生リストを新たに作成登録する、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項5】
請求項2または請求項3記載の映像音声記録再生装置において、
前記再生リスト選択手段は、前記再生リスト内に含まれる被写体識別情報の検索時、前記情報解析手段により取得した被写体識別情報に該当する再生リストが複数存在する場合、該当するすべての再生リストを選択する、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項6】
請求項2または請求項3記載の映像音声記録再生装置において、
前記再生リスト選択手段は、選択している再生リストに該当する前記被写体識別情報が、所定の期間前記情報解析手段において取得されない場合、該再生リストの選択を解除する、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項7】
請求項6記載の映像音声記録再生装置において、
前記再生リスト選択手段は、1度の撮影期間中に、前記再生リストの選択、及び選択解除を繰り返し行う、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項8】
請求項6または請求項7記載の映像音声記録再生装置において、
前記再生リスト選択手段は、再生リストの選択、及び選択解除を行ったことを示す情報を、前記再生リスト追加手段に通知するものであり、
前記再生リスト追加手段は、該通知された情報に基づいて再生リストに前記再生手順情報を追加する、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項9】
請求項8記載の映像音声記録再生装置において、
再生リスト追加手段は、選択した再生リストに追加する再生手順情報を決定する再生手順決定手段を備える、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項10】
請求項9記載の映像音声記録再生装置において、
前記再生手順決定手段によって決定した再生手順情報は、前記記録媒体に記録された映像音声データを再生する際の再生区間を示す再生区間情報により構成する、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項11】
請求項10記載の映像音声記録再生装置において、
前記再生手順決定手段は、前記再生リスト選択手段より選択した再生リスト情報が、現在再生リスト追加処理を行っていない場合、前記再生リスト選択手段より再生リスト情報を選択した時点を、前記再生区間情報の開始地点として設定する、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項12】
請求項10記載の映像音声記録再生装置において、
前記再生手順決定手段は、現在再生リスト追加処理を行っている再生リストが、前記再生リスト選択手段より選択解除した時点を、前記再生区間情報の終了地点として設定する、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項13】
請求項2または請求項3記載の映像音声記録再生装置において、
前記無線信号情報送信手段は、水平方向に対して全方向に無線信号を送信する、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項14】
請求項13記載の映像音声記録再生装置において、
前記無線信号情報送信手段は、仰角方向に無線信号を送信する、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項15】
請求項2または請求項3記載の映像音声記録再生装置において、
前記無線信号情報受信手段は、指向性を有しており、前記カメラ撮影手段により撮影する方向と同一方向の無線信号情報を受信する、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項16】
請求項2または請求項3記載の映像音声記録再生装置において、
前記無線通信は、光通信である、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項17】
請求項16記載の映像音声記録再生装置において、
前記カメラ撮影手段は、前記無線信号情報を通信する光を検出する、無線信号情報通信光検出手段をさらに備え、
前記再生リスト選択手段は、前記無線信号情報通信光検出手段にて該通信光を検出したとき、前記無線信号情報を受信したと判断して前記再生リストの選択動作を行う、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項18】
請求項2または請求項3記載の映像音声記録再生装置において、
被写体識別情報が構成された再生リストに対して、該被写体識別情報の変更、及び/または被写体識別情報の追加を行う再生リスト編集手段をさらに備えた、
ことを特徴とする映像音声記録再生装置。
【請求項19】
ランダムアクセス可能な記録媒体に撮影した映像音声データとともに、前記映像音声データを再生する上での管理情報を記録し再生する映像音声記録再生方法において、
被写体を撮影し、映像音声データとして出力する撮影ステップと、
被写体側からの無線通信により、前記被写体を識別するための被写体識別情報を所定の時間間隔毎に送信する無線信号情報送信ステップと、
前記被写体側からの無線信号情報を受信する無線信号情報受信ステップと、
前記無線信号情報受信ステップで受信した無線信号情報より、被写体識別情報を解析し取得する情報解析ステップと、
前記記録媒体に、映像音声データとともに該映像音声データの再生手順を示す管理情報として記録された複数個の再生リストから、該各再生リスト内に含まれる被写体識別情報を検索し、前記情報解析ステップにて取得した前記被写体識別情報に該当する再生リストを選択する再生リスト選択ステップと、
前記再生リスト選択ステップで選択した再生リストに、前記被写体の撮影に伴い新たに記録した映像音声データの再生手順を示す情報を追加し、該再生手順情報を前記記録媒体に記録する再生リスト追加ステップとを含む、
ことを特徴とする映像音声記録再生方法。
【請求項20】
請求項19記載の映像音声記録再生方法において、
前記再生リストは、1つ以上の前記被写体識別情報と、1つ以上の再生手順情報とにより構成される、
ことを特徴とする映像音声記録再生方法。
【請求項21】
請求項20記載の映像音声記録再生方法において、
前記再生リスト選択ステップは、前記再生リスト内に含まれる被写体識別情報の検索時、前記情報解析ステップで取得した被写体識別情報に該当する再生リストが存在しない場合、該取得した前記被写体識別情報に該当する再生リストを新たに作成登録する、
ことを特徴とする映像音声記録再生方法。
【請求項22】
請求項20記載の映像音声記録再生方法において、
前記再生リスト選択ステップは、前記再生リスト内に含まれる被写体識別情報の検索時、前記情報解析ステップで取得した被写体識別情報に該当する再生リストが複数存在する場合、該当するすべての再生リストを選択する、
ことを特徴とする映像音声記録再生方法。
【請求項23】
請求項20記載の映像音声記録再生方法において、
前記再生リスト選択ステップは、選択している再生リストに該当する前記被写体識別情報が、所定の期間前記情報解析ステップにおいて取得されない場合、該再生リストの選択を解除する、
ことを特徴とする映像音声記録再生方法。
【請求項24】
請求項23記載の映像音声記録再生方法において、
前記再生リスト選択ステップは、1度の撮影期間中に、前記再生リストの選択、及び選択解除を繰り返し行う、
ことを特徴とする映像音声記録再生方法。
【請求項25】
請求項23または請求項24記載の映像音声記録再生方法において、
前記再生リスト追加ステップは、前記再生リスト選択ステップにて行った再生リストの選択、及び選択解除を示す情報に基づいて再生リストに再生手順情報を追加する、
ことを特徴とする映像音声記録再生方法。
【請求項26】
請求項25記載の映像音声記録再生方法において、
前記再生リスト追加ステップは、選択した再生リストに追加する前記再生手順情報を決定する再生手順決定ステップをさらに含む、
ことを特徴とする映像音声記録再生方法。
【請求項27】
請求項26記載の映像音声記録再生方法において、
前記再生手順情報は、前記記録媒体に記録された映像音声データを再生する際の再生区間情報により構成し、
前記再生手順決定ステップは、
前記再生リスト選択ステップで選択した再生リストが、現在再生リスト追加処理を行っていない場合、前記再生リスト選択ステップより再生リストを選択した時点を、前記再生区間情報の開始地点として設定し、
現在再生リスト追加処理を行っている再生リストが選択解除した時点を、前記再生区間情報の終了地点として設定する、
ことを特徴とする映像音声記録再生方法。
【請求項28】
請求項20記載の映像音声記録再生方法において、
前記無線通信は、光通信である、
ことを特徴とする映像音声記録再生方法。
【請求項29】
請求項28記載の映像音声記録再生方法において、
前記撮影ステップは、前記無線信号情報を通信する光を検出する無線信号情報通信光検出ステップをさらに含み、
前記再生リスト選択ステップは、前記無線信号情報通信光検出ステップにて該通信光を検出したとき、前記無線信号情報を受信したと判断して前記再生リストの選択動作を行う、
ことを特徴とする映像音声記録再生方法。
【請求項30】
請求20記載の映像音声記録再生方法において、
前記被写体識別情報が構成された再生リストに対して、該被写体識別情報の変更、及び/または被写体識別情報の追加を行う再生リスト編集ステップをさらに備えた、
ことを特徴とする映像音声記録再生方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影した映像音声データとともに再生する上での管理情報を記録し再生する映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来における、撮影した映像音声データとともに再生する上での管理情報を記録し再生する映像音声記録再生方法、並びに装置は、撮影開始前にあらかじめ、撮影モード(たとえば、標準モード、人物録画モード、スポーツ録画モード、風景モード、サーフアンドスノーモード)や、撮影者情報を設定しておき、撮影終了時にこれら撮影モードや撮影者情報、また撮影日時情報の撮影情報に応じた再生リストを自動的に選択して、撮影した画像データを選択した再生リストに自動的に登録している。(例えば、特許文献1参照)
【0003】
図14において、1406は撮影モード設定部、1407は撮影者設定部、1408は時計部、1405はシステムコントロール部、1403は再生リスト選択部、1401は再生リスト生成部、1402はファイルシステム、1404は再生リスト編集部である。
【0004】
次に、従来における映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法の動作について説明する。
まず、撮影を開始する前に、撮影者設定部1407において、撮影者を入力設定し、撮影モード設定部1406において、撮影モード(たとえば、標準モード、人物録画モード、スポーツ録画モード、風景モード、サーフアンドスノーモード)を設定し、システムコントロール部1405は、設定された撮影モードにしたがって撮影するように各部を制御し、さらに設定された撮影者情報、撮影モード情報を保持しておく。
【0005】
撮影終了時、使用者からの撮影の停止命令をシステムコントロール部1405が検知し、各部に撮影の停止制御を行うとともに、保持していた撮影者情報、撮影モード情報、及び時計部1408より取得した現在の日時の情報を、再生リスト選択部1403に送り、再生リスト選択部1403は、入力された撮影者情報、撮影モード情報、撮影日時情報に対応する再生リストが記録媒体に存在するかファイルシステム1402を使用して検索する。
【0006】
そして、入力された撮影者情報、撮影モード情報、撮影日時情報に対応する再生リストが記録媒体に存在する場合、再生リスト編集部1404において対応する再生リストに今回撮影したデータを追加する。入力された撮影者情報、撮影モード情報、撮影日時情報に対応する再生リストが記録媒体に存在しない場合、再生リスト生成部において新たに再生リストを生成した後、再生リスト編集部1404において新たに生成した再生リストに今回撮影したデータを追加する。
【0007】
このように、従来の映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法では、撮影者情報、撮影モード情報、撮影日時情報に対応して自動的に編集を行うことができる。
【特許文献1】特開2002−354425号公報(第2−6頁、第4図)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、前記従来の構成では、設定している撮影モード等に対応する再生リストの自動作成、自動編集を行うことはできるものの、被写体毎に再生リストの自動作成、自動編集を行うことはできないという課題を有していた。
【0009】
また、前記従来の構成では、撮影の停止時に再生リストの自動作成、自動編集を実行するため、1度の撮影に対して、1回の再生リストの自動作成、自動編集しか実現できず、1度の撮影の中で、複数回の再生リストの自動作成、自動編集を行うことはできないという課題も有していた。
【0010】
本発明は、前記従来の課題を解決するものであり、被写体毎の再生リストの作成、編集を実行することのできる映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法を提供することを目的とする。
【0011】
また、1度の撮影期間中に複数回の再生リストの作成、編集を実現できる映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に係る映像音声記録再生装置は、ランダムアクセス可能な記録媒体に、撮影した映像音声データとともに該映像音声データを再生する上での管理情報を記録し、該管理情報を基に前記映像音声データを再生する映像音声記録再生装置において、被写体を撮影し、映像音声データとして出力するカメラ撮影手段と、前記映像音声データと該映像音声データに対応する前記管理情報とを、前記記録媒体に対して読み書きするデータアクセス手段と、被写体に設置され、無線通信により、前記被写体を識別するための被写体識別情報を該被写体側から所定の時間間隔毎に送信する無線信号情報送信手段と、前記無線信号情報送信手段からの無線信号情報を受信する無線信号情報受信手段と、前記無線信号情報受信手段で受信した無線信号情報より、被写体識別情報を解析し取得する情報解析手段と、前記記録媒体に、映像音声データとともに該映像音声データの再生手順を示す管理情報として記録された複数個の再生リストから、該各再生リスト内に含まれる被写体識別情報を検索し、前記情報解析手段により取得した前記被写体識別情報に該当する再生リストを選択する再生リスト選択手段と、前記再生リスト選択手段により選択した再生リストに、前記被写体の撮影に伴い新たに記録した映像音声データの再生手順を示す情報を追加し、該再生手順情報を前記記録媒体に記録する再生リスト追加手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0013】
これにより、被写体が現在撮影されているか否かを識別し、被写体が撮影されている期間、被写体に該当する再生リストを自動的に検出して登録処理を行うことにより、被写体毎の再生リストの自動作成、自動編集を行うことができる。
【0014】
また、本発明の請求項2に係る映像音声記録再生装置は、請求項1記載の映像音声記録再生装置において、前記被写体識別情報は、前記無線信号情報送信手段固有の識別情報によって構成される情報であることを特徴とするものである。
【0015】
これにより、無線を用いて、被写体側から被写体識別情報を送信することができる。
【0016】
また、本発明の請求項3に係る映像音声記録再生装置は、請求項1記載の映像音声記録再生装置において、前記再生リストは、1つ以上の前記被写体識別情報と、1つ以上の再生手順情報とにより構成されることを特徴とするものである。
【0017】
これにより、被写体毎に再生リストを作成することができる。
【0018】
また、本発明の請求項4に係る映像音声記録再生装置は、請求項2または請求項3記載の映像音声記録再生装置において、前記再生リスト選択手段は、前記再生リスト内に含まれる被写体識別情報の検索時、前記情報解析手段により取得した被写体識別情報に該当する再生リストが存在しない場合、該取得した被写体識別情報に該当する再生リストを新たに作成登録することを特徴とするものである。
【0019】
これにより、記録媒体内に、撮影した被写体に該当する再生リストが存在しない場合も、自動的に再生リストを作成できる。
【0020】
また、本発明の請求項5に係る映像音声記録再生装置は、請求項2または請求項3記載の映像音声記録再生装置において、前記再生リスト選択手段は、前記情報解析手段より取得した被写体識別情報に該当する再生リストが複数存在する場合、該当するすべての再生リストを選択することを特徴とするものである。
【0021】
これにより、撮影した被写体に該当する再生リストが複数存在する場合も、容易に再生リストを作成することができる。
【0022】
また、本発明の請求項6に係る映像音声記録再生装置は、請求項2または請求項3記載の映像音声記録再生装置において、前記再生リスト選択手段は、選択している再生リストに該当する前記被写体識別情報が、所定の期間前記情報解析手段において取得されない場合、該再生リストの選択を解除することを特徴とするものである。
【0023】
これにより、被写体が撮影されている期間に応じて再生リストを選択することができる。
【0024】
また、本発明の請求項7に係る映像音声記録再生装置は、請求項6記載の映像音声記録再生装置において、前記再生リスト選択手段は、1度の撮影期間中に、前記再生リストの選択、及び選択解除を繰り返し行うことを特徴とするものである。
【0025】
これにより、1度の撮影期間中に、被写体が撮影されている期間が複数回存在する場合、複数回、被写体に該当する再生リストを自動的に検出して登録処理を行うことにより、1度の撮影期間中に複数回、被写体毎の再生リストの自動作成、自動編集を行うことができる。
【0026】
また、本発明の請求項8に係る映像音声記録再生装置は、請求項6または請求項7記載の映像音声記録再生装置において、前記再生リスト選択手段は、再生リストの選択、及び選択解除を行ったことを示す情報を、前記再生リスト追加手段に通知するものであり、前記再生リスト追加手段は、該通知された情報に基づいて再生リストに前記再生手順情報を追加することを特徴とするものである。
【0027】
これにより、再生リストの選択、及び選択解除に基づいた再生手順情報を追加することができる。
【0028】
また、本発明の請求項9に係る映像音声記録再生装置は、請求項8記載の映像音声記録再生装置において、再生リスト追加手段は、選択した再生リストに追加する再生手順情報を決定する再生手順決定手段を備えることを特徴とするものである。
【0029】
これにより、再生リストの選択、及び選択解除に基づいた再生手順情報を追加することができる。
【0030】
また、本発明の請求項10に係る映像音声記録再生装置は、請求項9記載の映像音声記録再生装置において、前記再生手順決定手段によって決定した再生手順情報は、前記記録媒体に記録された映像音声データを再生する際の再生区間を示す再生区間情報により構成することを特徴とするものである。
【0031】
これにより、被写体毎の再生を容易に行うことができる。
【0032】
また、本発明の請求項11に係る映像音声記録再生装置は、請求項10記載の映像音声記録再生装置において、前記再生手順決定手段は、前記再生リスト選択手段より選択した再生リスト情報が、現在再生リスト追加処理を行っていない場合、前記再生リスト選択手段より再生リスト情報を選択した時点を、前記再生区間情報の開始地点として設定することを特徴とするものである。
【0033】
これにより、被写体が撮影された期間に応じて再生リストの追加処理を行うことができる。
【0034】
また、本発明の請求項12に係る映像音声記録再生装置は、請求項10記載の映像音声記録再生装置において、前記再生手順決定手段は、現在再生リスト追加処理を行っている再生リストが、前記再生リスト選択手段より選択解除した時点を、前記再生区間情報の終了地点として設定することを特徴とするものである。
【0035】
これにより、被写体が撮影された期間に応じて再生リストの追加処理を行うことができる。
【0036】
また、本発明の請求項13に係る映像音声記録再生装置は、請求項2または請求項3記載の映像音声記録再生装置において、前記無線信号情報送信手段は、水平方向に対して全方向に無線信号を送信することを特徴とするものである。
【0037】
これにより、無線信号情報受信手段にて容易に被写体識別情報を受信することができる。
【0038】
また、本発明の請求項14に係る映像音声記録再生装置は、請求項13記載の映像音声記録再生装置において、前記無線信号情報送信手段は、仰角方向に無線信号を送信することを特徴とするものである。
【0039】
これにより、無線信号情報受信手段にて容易に被写体識別情報を受信することができる。
【0040】
また、本発明の請求項15に係る映像音声記録再生装置は、請求項2または請求項3記載の映像音声記録再生装置において、前記無線信号情報受信手段は、指向性を有しており、前記カメラ撮影手段により撮影する方向と同一方向の無線信号情報を受信することを特徴とするものである。
【0041】
これにより、被写体を撮影するとともに、被写体識別情報を受信することができる。
【0042】
また、本発明の請求項16に係る映像音声記録再生装置は、請求項2または請求項3記載の映像音声記録再生装置において、前記無線通信は、光通信であることを特徴とするものである。
【0043】
これにより、無線信号情報受信手段で容易に被写体識別情報を受信することができる。
【0044】
また、本発明の請求項17に係る映像音声記録再生装置は、請求項16記載の映像音声記録再生装置において、前記カメラ撮影手段は、前記無線信号情報を通信する光を検出する、無線信号情報通信光検出手段をさらに備え、前記再生リスト選択手段は、前記無線信号情報通信光検出手段にて該通信光を検出したとき、前記無線信号情報を受信したと判断して前記再生リストの選択動作を行うことを特徴とするものである。
【0045】
これにより、無線信号情報受信手段による無線信号情報の受信とともに通信光を検出することにより、無線信号情報の誤り検知を低減することができる。
【0046】
また、本発明の請求項18に係る映像音声記録再生装置は、請求項2または請求項3記載の映像音声記録再生装置において、被写体識別情報が構成された再生リストに対して、該被写体識別情報の変更、及び/または被写体識別情報の追加を行う再生リスト編集手段をさらに備えたことを特徴とするものである。
【0047】
これにより、1つの再生リストに複数の被写体識別情報を該当させる、また、1つの被写体識別情報に該当する再生リストの複数作成する等、多様な再生リストを作成することができる。
【0048】
また、本発明の請求項19に係る映像音声記録再生方法は、ランダムアクセス可能な記録媒体に撮影した映像音声データとともに、前記映像音声データを再生する上での管理情報を記録し再生する映像音声記録再生方法において、被写体を撮影し、映像音声データとして出力する撮影ステップと、被写体側からの無線通信により、前記被写体を識別するための被写体識別情報を所定の時間間隔毎に送信する無線信号情報送信ステップと、前記被写体側からの無線信号情報を受信する無線信号情報受信ステップと、前記無線信号情報受信ステップで受信した無線信号情報より、被写体識別情報を解析し取得する情報解析ステップと、前記記録媒体に、映像音声データとともに該映像音声データの再生手順を示す管理情報として記録された複数個の再生リストから、該各再生リスト内に含まれる被写体識別情報を検索し、前記情報解析ステップにて取得した前記被写体識別情報に該当する再生リストを選択する再生リスト選択ステップと、前記再生リスト選択ステップで選択した再生リストに、前記被写体の撮影に伴い新たに記録した映像音声データの再生手順を示す情報を追加し、該再生手順情報を前記記録媒体に記録する再生リスト追加ステップとを含むことを特徴とするものである。
【0049】
これにより、被写体が現在撮影されているか否かを識別し、被写体が撮影されている期間、被写体に該当する再生リストを自動的に検出して登録処理を行うことにより、被写体毎の再生リストの自動作成、自動編集を行うことができる。
【0050】
また、本発明の請求項20に係る映像音声記録再生方法は、請求項19記載の映像音声記録再生方法において、前記再生リストは、1つ以上の前記被写体識別情報と、1つ以上の再生手順情報とにより構成されることを特徴とするものである。
【0051】
これにより、被写体毎に再生リストを作成することができる。
【0052】
また、本発明の請求項21に係る映像音声記録再生方法は、請求項20記載の映像音声記録再生方法において、前記再生リスト選択ステップは、前記再生リスト内に含まれる被写体識別情報の検索時、前記情報解析ステップで取得した被写体識別情報に該当する再生リストが存在しない場合、該取得した前記被写体識別情報に該当する再生リストを新たに作成登録することを特徴とするものである。
【0053】
これにより、記録媒体内に、撮影した被写体に該当する再生リストが存在しない場合も、自動的に再生リストを作成できる。
【0054】
また、本発明の請求項22に係る映像音声記録再生方法は、請求項20記載の映像音声記録再生方法において、前記再生リスト選択ステップは、前記再生リスト内に含まれる被写体識別情報の検索時、前記情報解析ステップで取得した被写体識別情報に該当する再生リストが複数存在する場合、該当するすべての再生リストを選択することを特徴とするものである。
【0055】
これにより、撮影した被写体に該当する再生リストが複数存在する場合も、容易に再生リストを作成することができる。
【0056】
また、本発明の請求項23に係る映像音声記録再生方法は、請求項20記載の映像音声記録再生方法において、前記再生リスト選択ステップは、選択している再生リストに該当する前記被写体識別情報が、所定の期間前記情報解析ステップにおいて取得されない場合、該再生リストの選択を解除することを特徴とするものである。
【0057】
これにより、被写体が撮影されている期間に応じて再生リストを選択することができる。
【0058】
また、本発明の請求項24に係る映像音声記録再生方法は、請求項23記載の映像音声記録再生方法において、前記再生リスト選択ステップは、1度の撮影期間中に、前記再生リストの選択、及び選択解除を繰り返し行うことを特徴とするものである。
【0059】
これにより、1度の撮影期間中に、被写体が撮影されている期間が複数回存在する場合、複数回、被写体に該当する再生リストを自動的に検出して登録処理を行うことにより、1度の撮影期間中に複数回、被写体毎の再生リストの自動作成、自動編集を行うことができる。
【0060】
また、本発明の請求項25に係る映像音声記録再生方法は、請求項23または請求項24記載の映像音声記録再生方法において、前記再生リスト追加ステップは、前記再生リスト選択ステップにて行った再生リストの選択、及び選択解除を示す情報に基づいて再生リストに再生手順情報を追加することを特徴とするものである。
【0061】
これにより、再生リストの選択、及び選択解除に基づいた再生手順情報を追加することができる。
【0062】
また、本発明の請求項26に係る映像音声記録再生方法は、請求項25記載の映像音声記録再生方法において、前記再生リスト追加ステップは、選択した再生リストに追加する前記再生手順情報を決定する再生手順決定ステップをさらに含むことを特徴とするものである。
【0063】
これにより、再生リストの選択、及び選択解除に基づいた再生手順情報を追加することができる。
【0064】
また、本発明の請求項27に係る映像音声記録再生方法は、請求項26記載の映像音声記録再生方法において、前記再生手順情報は、前記記録媒体に記録された映像音声データを再生する際の再生区間情報により構成し、前記再生手順決定ステップは、前記再生リスト選択ステップで選択した再生リストが、現在再生リスト追加処理を行っていない場合、前記再生リスト選択ステップより再生リストを選択した時点を、前記再生区間情報の開始地点として設定し、現在再生リスト追加処理を行っている再生リストが選択解除した時点を、前記再生区間情報の終了地点として設定することを特徴とするものである。
【0065】
これにより、被写体毎の再生を容易に行うことができ、また、被写体が撮影された期間に応じて再生リストの追加処理を行うことができる。
【0066】
また、本発明の請求項28に係る映像音声記録再生方法は、請求項20記載の映像音声記録再生方法において、前記無線通信は、光通信であることを特徴とするものである。
【0067】
これにより、無線信号情報受信手段で容易に被写体識別情報を受信することができる。
【0068】
また、本発明の請求項29に係る映像音声記録再生方法は、請求項28記載の映像音声記録再生方法において、前記撮影ステップは、前記無線信号情報を通信する光を検出する無線信号情報通信光検出ステップをさらに含み、前記再生リスト選択ステップは、前記無線信号情報通信光検出ステップにて該通信光を検出したとき、前記無線信号情報を受信したと判断して前記再生リストの選択動作を行うことを特徴とするものである。
【0069】
これにより、無線信号情報受信ステップによる無線信号情報の受信とともに通信光を検出することにより、無線信号情報の誤り検知を低減することができる。
【0070】
また、本発明の請求項30に係る映像音声記録再生方法は、請求20記載の映像音声記録再生方法において、前記被写体識別情報が構成された再生リストに対して、該被写体識別情報の変更、及び/または被写体識別情報の追加を行う再生リスト編集ステップをさらに備えたことを特徴とするものである。
【0071】
これにより、1つの再生リストに複数の被写体識別情報を該当させる、また、1つの被写体識別情報に該当する再生リストの複数作成する等、多様な再生リストを作成することができる。
【発明の効果】
【0072】
以上のように、本発明の映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法によれば、ランダムアクセス可能な記録媒体に撮影した映像音声データとともに、映像音声データを再生する上での管理情報を記録し再生する映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法において、被写体側からの無線通信により、前記被写体を識別するための被写体識別情報を無線信号情報として所定の時間間隔毎に送信し、該無線信号情報を受信し、該受信した無線信号情報から被写体識別情報を解析して取得し、被写体の撮影に伴い、映像音声データとして出力するとともに、前記記録媒体に映像音声データの管理情報として記録された、映像音声データの再生手順を示す複数個の再生リストから、該各再生リスト内に含まれる被写体識別情報を検索し、前記取得した被写体識別情報に該当する被写体識別情報に該当する再生リストを選択し、該選択した再生リストに、撮影に伴い新たに記録した映像音声データの再生手順を示す情報を追加し、該再生手順情報を記録媒体に記録するようにしたので、被写体が現在撮影されているか否かを識別し、被写体が撮影されている期間、被写体に該当する再生リストを自動的に検出して登録処理を行うことにより、被写体毎の再生リストの自動作成、自動編集を行うことができる効果がある。
【0073】
また、本発明の映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法によれば、1度の撮影期間中において、1度の撮影期間中に再生リストの選択開始、及び選択解除を繰り返し行うようにしたので、1度の撮影期間中に、被写体が撮影されている期間が複数回存在する場合、複数回、被写体に該当する再生リストを自動的に検出して登録処理を行うことにより、1度の撮影期間中に複数回、被写体毎の再生リストの自動作成、自動編集を行うこともできる効果がある。
【0074】
また、本発明の映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法によれば、無線信号情報を通信する光を検出するようにし、該通信光を検出したとき、無線信号情報を受信したと判断して再生リストの選択動作を行うようにしたので、無線信号情報の誤り検知を低減することができる効果がある。
【0075】
また、本発明の映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法によれば、被写体識別情報が構成された再生リストに対して、該被写体識別情報の変更、及び/または被写体識別情報の追加を行うようにしたので、1つの再生リストに複数の被写体識別情報を該当させる、また、1つの被写体識別情報に該当する再生リストを複数作成する等、多様な再生リストを作成することができる効果がある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0076】
(実施の形態1)
以下に、本発明の映像音声記録再生装置の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。なお、以下の各実施の形態では、記録媒体にSDメモリカードを使用した例について説明する。すなわち、SDメモリカードは、動画像の記録、及び再生リストの記録に所定の規則を備えており、本発明の特徴の説明に適しているものである。
【0077】
図1は本発明の実施の形態1における映像音声記録再生装置のブロック図である。図2は本発明の実施の形態1における撮影開始から撮影終了までの再生リスト自動登録処理を表したチャート図を示す。
【0078】
まず、図1、図2を用いて映像音声記録再生装置の構成と、撮影開始から撮影終了までの再生リスト自動登録処理の概要を説明する。
図1において、本発明の実施の形態1に係る映像音声記録再生装置100は、映像音声記録再生装置本体101と、被写体に設置され、該被写体側からの無線通信により、被写体を識別するための被写体識別情報を、所定の時間間隔毎に映像音声記録再生装置本体101に送信する無線信号情報送信部102とから構成される。
【0079】
また、映像音声記録再生装置本体101は、被写体を撮影し、映像音声データとして出力するカメラ撮像部103と、無線信号情報送信部102からの無線信号情報110を受信する無線信号情報受信部104と、無線信号情報受信部104で受信した無線信号情報より被写体識別情報を解析し取得する情報解析部105と、記録媒体109内に、映像音声データとともに該映像音声データの再生手順を示す管理情報として記録された複数個の再生リストから、該各再生リスト内に含まれる被写体識別情報を検索し、情報解析部105で取得した被写体識別情報に該当する再生リストを選択する再生リスト選択部106と、選択した再生リストに、新たに記録した映像音声データの再生手順を示す情報を追加し、該再生手順情報を記録媒体に記録する再生リスト追加部107と、映像音声データと映像音声データを再生する上での管理情報とを、記録媒体に読み書きするデータアクセス部108と、ランダムアクセス可能な記録媒体109とから構成される。
【0080】
また、再生リスト追加部107は、該再生リスト追加部107における再生手順情報を決定する再生手順決定部111を備え、カメラ撮像部103は、無線通信を光通信で行う際の無線情報通信光検出部112を備える。
【0081】
次に、本発明の実施の形態1に係る映像音声記録再生装置の動作を、図1、図2を用いて説明する。
【0082】
図2は、本実施の形態1に係る映像音声記録再生装置100における撮影開始から撮影終了までの再生リストの登録処理を示すフローチャートである。
まず、撮影ステップでは、被写体を撮影した際、映像音声記録再生装置本体101のカメラ撮像部103より撮影した映像音声データは出力され、データアクセス部108を介して記録媒体109に記録される。
【0083】
また、無線信号情報送信ステップでは、前記撮影と同時に、被写体に設置した無線信号情報送信部102より、被写体識別情報を無線信号情報110として所定の時間間隔(M)毎に送信する。また、被写体識別情報は、無線信号情報送信部102固有のID値によって形成する情報とする。
【0084】
そして、無線信号情報受信ステップでは、無線信号情報送信部102から送信された被写体識別情報を、映像音声記録再生装置本体101の無線信号情報受信部104により無線信号情報110として受信し、情報解析ステップでは、受信した無線信号情報110を情報解析部105により解析し(ステップS201)、解析の結果、受信した信号に被写体識別情報が存在する場合(ステップS202)、被写体識別情報を取得する(ステップS203)。
【0085】
また、再生リスト選択ステップでは、ステップS203で被写体識別情報を取得したとき、再生リスト選択部106において、データアクセス部108を介して記録媒体109内の再生リストを読み出し、被写体識別情報に該当する再生リストを検索する(ステップ204)。そして、被写体識別情報に該当する再生リストが存在する場合(ステップS205)、再生リスト選択部106において、被写体識別情報に該当する再生リストを選択する(ステップS207)。また、ステップS205において、被写体識別情報に該当する再生リストが複数存在する場合、再生リスト選択部106は、ステップS207にて、被写体識別情報に該当するすべての再生リストを選択する。
【0086】
また、再生リスト内に含まれる被写体識別情報の検索時において、被写体識別情報に該当する再生リストが存在しない場合(ステップS205)、再生リスト選択部106は、新たに被写体識別情報に該当する再生リストを生成し(ステップS206)、生成した再生リストを選択する(ステップS207)。ステップS206において再生リストを生成する際には、被写体識別情報と関連付けを行うため、再生リストに被写体識別情報を格納する。
【0087】
さらに、再生リスト選択ステップは、再生リスト選択部106により、ステップS207にて選択した再生リストに該当する被写体識別情報が、所定の期間(=N)以上取得されなくなった時点で、再生リストの選択を解除し、再生リストの選択開始及び選択解除を行ったことを再生リスト追加部107に通知する(ステップ208)。なお、無線信号情報の送信における所定の時間間隔(=M)と、被写体識別情報の取得における所定の期間(=N)の関係は、N>Mとする。
【0088】
そして、再生リスト追加ステップでは、再生リストの選択開始と選択解除の通知を受けた再生リスト追加部107が、再生リスト選択ステップで選択した再生リストに、撮影に伴い新たに記録した映像音声データの再生手順を示す情報を追加し、該再生手順情報を記録媒体109に記録する。このとき、再生手順決定ステップでは、再生手順決定部111により、再生リストの選択開始から選択解除までの期間を、再生リストに該当する被写体識別情報を送信した無線信号情報送信部102を設置した被写体が撮影された期間と決定し(ステップS209)、再生リスト追加部107により、選択した1つあるいは複数の再生リストに再生手順情報を追加する(ステップ210)。この再生手順情報は、映像音声データを再生する際の再生区間を表す情報であり、再生リスト選択部106より通知された再生リストの選択開始時点の記録開始時からのオフセット時間から、再生リストの選択終了時点の記録開始時からのオフセット時間までの区間に相当する。再生リスト追加部107において、情報の追加処理をおこなった再生リストをデータアクセス部108を介して、記録媒体109に再生リストを記録する。
【0089】
以上の動作を撮影動作を停止させるまで行い、撮影が停止された場合(ステップS211)、撮影を終了する。
【0090】
次に、本実施の形態1に係る映像音声記録再生装置における記録媒体としているSDメモリカードがどのようなファイル/ディレクトリ構造を有しており、また再生リスト情報ファイルの構造がどのようなものであるかについて説明する。
【0091】
図3はSDメモリカードが有しているファイル/ディレクトリ構造図を示す。図4は再生リスト情報ファイルの構造図を示す。
図3において、SDメモリカードのディレクトリ構成では、ルートディレクトリ301の直下は、SD_VIDEO302というサブディレクトリが配置される。SD_VIDEOディレクトリ302は、動画像等のコンテンツを記録するディレクトリとされている。また、SD_VIDEOディレクトリ302下には、MGR_INFO303というSD_VIDEOディレクトリ302下全体のコンテンツの管理情報ファイルを格納するディレクトリと、PRG001(304)、PRG003(305)・・・・というコンテンツを格納するプログラムディレクトリ(以下PRGディレクトリと表す)が配置されている。MGR_INFOディレクトリ303下には、SD_VIDEOディレクトリ下のファイル/ディレクトリ構成、管理情報等を記録する管理情報ファイルであるMGR_DATAファイル306と、SD_VIDEOディレクトリ302下すべてのプログラムディレクトリの管理情報ファイルであるPRG_MGRファイル307と再生リスト情報ファイルであるPLST_MGR308が配置されている。また、PRG001プログラムディレクトリ304下には、PRG001プログラムディレクトリ304下すべてのコンテンツ管理情報ファイルであるPRG001.PGIファイル(309,以下PGIファイルと表す)と、動画像コンテンツファイルであるMOV001.MOD(310,以下MODファイルと表す)と、動画像コンテンツファイルであるMOV001.MOD310の管理情報ファイルであるMOV001.MOI(311,以下MOIファイルと表す)が配置されている。PRGディレクトリには、1つのPGIファイルと、複数のMODファイル、複数のMOIファイルが配置可能であり、1つのMODファイルには、拡張子を除くファイル名が同一のMOIファイルが必ず配置される。また、PGIファイルには、プログラムディレクトリ下すべての動画像コンテンツファイルの再生時間情報が保持されている。
【0092】
図4において、再生リスト情報ファイル401は、再生リスト情報ファイル401におけるヘッダ部402と、再生リスト情報ファイル401における再生リスト部403とから構成される。ファイルヘッダ部402は、再生リスト情報ファイル401における再生リスト情報ファイルのデータサイズ値404と、再生リスト情報ファイル401における再生リスト数情報値(=X)405とから構成され、再生リスト部403は、複数個の再生リスト情報406から構成される。
【0093】
次に、再生リスト情報406の構成について説明する。図において、再生リスト情報406は、再生リスト情報406におけるヘッダ部407と、再生リスト情報406における再生区間情報部408とから構成される。再生リストヘッダ部407は、ヘッダ部407における再生リスト情報406のデータサイズ値409と、ヘッダ部407におけるText情報格納領域410と、再生区間数情報(=Y)411とから構成され、再生区間情報部408は、1つ以上の再生区間情報値412で構成される。また、Text情報格納領域410には、1つ以上の被写体識別情報を示すID値が格納されている。なお、再生リスト情報ファイル401のデータサイズ値は可変長であり、再生リスト情報ファイル401におけるヘッダ部402のデータサイズ値は固定長、再生リスト情報406のデータサイズ値は可変長、再生リスト情報406におけるヘッダ部407のデータサイズ値409は固定長、再生区間情報値412は固定長である。
【0094】
再生リスト情報ファイルであるPLST_MGR308には、最大99個の再生リスト情報406を格納することが可能であり、現在格納されている再生リスト数は再生リスト数情報値(=X)によって表される。また1つの再生リスト情報の中には、再生区間情報412を最大99個格納することが可能であり、現在格納されている再生区間情報数は再生区間数情報(=Y)によって表される。また再生区間情報は、SD_VIDEOディレクトリ下のすべてのPRGディレクトリ下の動画像コンテンツを対象することが可能であり、その情報はPRGディレクトリに記録されているすべての動画像コンテンツを連結させた総再生区間における、先頭からのオフセット時間により表している。
【0095】
また、再生リスト情報406の中には再生区間情報412のみでなくテキスト情報410等、汎用的な情報を格納する領域も設けられている。
【0096】
次に、図3、図4を用いて、記録媒体109をSDカードとした場合の、ステップS204での被写体識別情報に該当する再生リストの検索、ステップS206での再生リストの新規生成、及びステップS210での再生リストへの再生手順情報の追加処理に関して詳細に説明する。
【0097】
再生リスト選択部106による、ステップS204における被写体識別情報に該当する再生リストを検索する処理は、まず、SDカード内のPLST_MGRファイル308をオープンし、PLST_MGRファイル308のヘッダ部402内に存在する再生リスト数情報値(=X)405を取得する。再生リスト数情報値(=X)405で表される個数分SDカード内に再生リストが存在するため、X個分再生リスト情報を取得し解析を行う。再生リスト情報の解析では、再生リスト情報406のヘッダ部407内に存在するText情報格納領域410内の情報を取得し、情報解析部105により取得した被写体識別情報を表すID値と、取得したText情報格納領域410内の情報とを比較し、これらの情報が一致すれば、情報解析部105により取得した被写体識別情報に該当する再生リストと判断する。これらの処理を取得したX個分の再生リストすべてに対して実行し、終了した時点で、被写体識別情報に該当する再生リストの検索を完了する。
【0098】
また、再生リスト選択部106は、情報解析部105により取得した被写体識別情報に該当する再生リストが存在しない場合に行う、ステップS206での再生リストの新規生成処理において、まず、SDカード内のPLST_MGRファイル308をオープンし、PLST_MGRファイル308のヘッダ部402内に存在する再生リスト数情報値(=X)405を取得する。そして再生リスト数情報値(=X)405で表される個数分の再生リストがSDカード内に存在するため、X+1番目に追加する再生リスト情報を新規に作成する。まず、再生リストヘッダ部407の領域を作成する、この時点では、再生区間数情報(=Y)は0とし、再生リスト情報406のデータサイズ値409は、再生リストヘッダ部407の領域分のサイズとする。また、Text情報格納領域410には、被写体識別情報に関連付けるため、被写体識別情報を表すID値を代入する。このように作成した再生リストヘッダ部407をX+1番目に追加する再生リスト情報として、PLST_MGRファイル308の終端に追加記録し、再生リスト数情報値(=X)405を1インクリメントし、再生リスト情報ファイルのデータサイズ値404に、追加した再生リスト情報のデータサイズ値409を追加することによって、再生リストの新規作成処理を完了する。
【0099】
次に、ステップS210における再生リストへの再生手順情報の追加処理について説明する。撮影に伴う動画像コンテンツファイルの記録を、図3におけるPRG001プログラムディレクトリ304下のMOV002.MOD312として記録する場合を例に挙げる。
【0100】
まず、選択した再生リスト情報407の再生区間数情報(=Y)411を取得する。再生区間数情報(=Y)411で表される個数分、選択した再生リストには再生区間情報が存在するため、Y+1番目に追加する再生区間情報を新規に作成する。再生区間情報は、PRG001プログラムディレクトリ304下の全動画像コンテンツファイルの総再生時間におけるオフセット時間で表す。まず、PRG001プログラムディレクトリ304下のPGIファイルであるPRG001.PGIファイル(309)より、MOV002.MOD(312)以外の動画像コンテンツファイルの総再生時間(=T)を取得する。撮影開始時から再生リスト選択時までのオフセット時間をTsとし、撮影開始時から再生リスト選択終了時までのオフセット時間をTeとすると、再生区間数情報として登録する情報は、再生区間の開始時点をT+Ts、再生区間の終了時点をT+Teとする。この再生区間情報を選択した再生リスト情報406に追加し、再生区間数情報(=Y)411を1インクリメントし、再生リスト情報406のデータサイズ値409に、追加した再生区間情報分のサイズを追加する。次に、再生区間情報を追加した再生リスト情報をPLST_MGRファイル308の再生リスト情報と差し替え更新する。その際、差し替え更新する再生リスト情報が、最後(ファイル終端)のものでない場合は、差し替え更新する再生リスト情報の後方に存在する再生リスト情報を追加した再生区間情報分のサイズ値分後にシフトさせる。その後、再生リスト情報ファイルのデータサイズ値404に、追加した再生区間情報分のサイズ値を追加する。この作業を選択した再生リストすべてに実行することによって、再生リストへの再生手順情報の追加処理を完了する。
【0101】
次に、図5を用いて、ステップS208で行う再生リスト選択区間決定処理について、詳細に説明する。
図5は、本発明の実施の形態1における被写体情報受信状況と被写体識別情報受信状態チェックの関係図である。
【0102】
図において、517は時間軸、501、502、503、504、505、506、507、508、509は被写体識別情報受信状態チェックタイミング、510、511、512、513、514は被写体識別情報受信地点、515は基本被写体識別情報受信間隔、516は被写体識別情報受信状態チェック間隔、518、519は再生リスト選択区間である。基本被写体識別情報受信間隔515は、被写体に設置した無線信号情報送信部102より、被写体識別情報を無線信号情報により所定の時間間隔(M)毎に送信されるため、一定の間隔となる。
【0103】
なお、本実施の形態1において、被写体識別情報受信状態チェック間隔516も一定の時間間隔で、かつ基本被写体識別情報受信間隔515と同一の間隔にしているが、必ずしも間隔は一定でなくてもよく、間隔も同一でなくてもよい。
【0104】
まず、被写体識別情報受信地点510を、現時点での再生リストの選択対象となっていない被写体識別情報ID1が検出された時点とし、このとき再生リストの選択開始地点と決定し、かつ、被写体識別情報ID1が検出されたことを示すフラグ(Fid1)をセットする。次に被写体識別情報受信状態チェックタイミング502において、被写体識別情報ID1が検出されたことを示すフラグ(Fid1)を検出することで、被写体識別情報ID1が検出され再生リストに選択されたことを把握し、被写体識別情報ID1が検出され再生リストに選択された情報を保持して、フラグ(Fid1)をリセットする。そして、被写体識別情報受信地点511において、再度、被写体識別情報ID1が検出された際、今度は既に再生リストの選択対象となっているため、フラグ(Fid1)のセット処理のみ行う。また、被写体識別情報受信状態チェックタイミング503において、フラグ(Fid1)がセットされていたら、フラグ(Fid1)をリセットする。この処理を繰り返す。そして、識別情報受信状態チェックタイミング504において、フラグ(Fid1)をリセットし、識別情報受信状態チェックタイミング505において、フラグ(Fid1)のチェックを行った際、フラグがセットされていない場合、識別情報受信状態チェックタイミング504、505間に被写体識別情報が受信されなかったことを表し、再生リストの選択解除候補として、識別情報受信状態チェックタイミング505地点位置を保持する。その後、識別情報受信状態チェックタイミング506において、フラグ(Fid1)のチェックを行った際、フラグがセットされている場合、識別情報受信状態チェックタイミング504、505間に被写体識別情報が受信されなかったのは、被写体は撮影されているが無線情報の送信ミス、あるいは受信ミスによるものと判断し、再生リストの選択解除候補を解除する。さらに識別情報受信状態チェックタイミング507、508にチェックを継続する。識別情報受信状態チェックタイミング508において、フラグ(Fid1)のチェックを行った際、フラグがセットされていない場合、再生リストの選択解除候補として、識別情報受信状態チェックタイミング508の地点位置を保持する。続けて、識別情報受信状態チェックタイミング509において、フラグ(Fid1)のチェックを行った際、フラグがセットされていない場合、被写体が撮影範囲から外れたと判断し、再生リストの選択解除候補保持している識別情報受信状態チェックタイミング508の地点位置を、再生リストの選択解除地点と決定し、このとき、再生リスト選択区間518を確定し、再生リスト選択区間決定処理を完了する。また、識別情報受信状態チェックタイミングにおいて、最後にフラグがセットされていたタイミングを随時保持、更新しておき、被写体が撮影範囲から外れたと判断した際、その最後にフラグがセットされていたタイミング(図5においては、識別情報受信状態チェックタイミング507)地点位置を、再生リストの選択解除地点と決定し再生リスト選択区間519を確定し、再生リスト選択区間決定処理を完了してもよい。
【0105】
なお、本実施の形態1では、フラグのチェックを行い2度連続してフラグがセットされていないときに再生リストの選択解除の決定を行っているが、2より大きな回数連続してフラグがセットされない際に再生リストの選択解除の決定を行うようにしてもよい。
【0106】
また、1度の撮影期間中に、再生リストの選択、及び選択解除が繰り返し行われることにより、この再生リスト選択区間決定処理は、撮影が停止されるまで繰り返し実行でき、これにより、1度の撮影期間中で複数回の再生リストを作成することができる。
【0107】
次に、図6〜図10を用いて、無線通信を赤外線リモコン通信で実現した場合の、無線信号情報110の構成、無線信号情報送信部102の構造、及び、無線信号情報送信部102から送信された被写体識別情報を受信することにより、被写体が撮影中であることを判断する仕組み、を説明する。
【0108】
なお、赤外線リモコン通信で送信する無線信号情報110のデータフォーマットは、現在多くの家電製品で使用されている家電製品協会フォーマット(家製協フォーマット)に準拠したリモコンデータフォーマットを例に挙げて説明する。
【0109】
また、赤外線リモコン通信は、赤外線光を使用した無線通信方法で、送受信において指向性を備えた通信方法である。
【0110】
図6はリモコンデータフォーマットの構成図である。
図6において、601はリモコンデータフォーマット全体、602はリモコンデータ601におけるヘッダ部、603はリモコンデータ601におけるメーカーコード部、604はリモコンデータ601におけるパリティ部、605はリモコンデータ601における機器コード部、606はリモコンデータ601におけるデータコード部、607はリモコンデータ601におけるパリティ部、608はリモコンデータ601におけるトレーラ部である。
【0111】
無線信号情報送信部102では、無線信号情報送信部102固有のID情報を、データコード部606にセットし、リモコンデータ601を作成する。このリモコンデータ601を無線信号情報110として、無線信号情報送信部102より送信する。
【0112】
図7は本発明の実施の形態1における無線信号情報送信部102の鳥瞰図である。
図7において、701は無線信号情報送信部本体、702、703、704、705は水平方向に赤外線光を発光する赤外光源、706は仰角方向に赤外線赤外線光を発光する赤外光源、707は赤外光源702が発光する赤外線光の到達範囲、708は赤外光源703が発光する赤外線光の到達範囲、709は赤外光源704が発光する赤外線光の到達範囲、710は赤外光源705が発光する赤外線光の到達範囲、711は赤外光源706が発光する赤外線光の到達範囲である。
【0113】
このとき、赤外光源702、703、704、705、706の発光指向角特性を90度以上とすることで、図7に表す水平方向に4つの赤外光源を配置することで、水平方向全方向に無線信号を発信することが可能となる。なお、発光指向角特性を120度以上とすれば、水平方向に3つの赤外線光源を配置することでも、水平方向全方向に無線信号を発信することが可能となり、発光指向角特性を90度以下なら4つ以上の赤外光源を配置することで、水平方向全方向に無線信号を発信することが可能となる。
【0114】
また、図8は図7に示した無線信号情報送信部102を側面から見た図であり、図7と同様、赤外光源703、704、705、706の発光指向角特性を90度以上とすることで、仰角方向全方向に無線信号を発信することが可能となる。
【0115】
このように、図7、及び図8に表す構造にすることで、無線信号情報送信部102は、水平方向、及び仰角方向すべての方向に無線信号を発信可能となる。この無線信号情報送信部102を被写体の肩位置に装着することで被写体から、水平方向、及び仰角方向すべての方向に無線信号を発信することができ、無線信号情報受信部104では容易に被写体識別情報を受信することが可能となる。
【0116】
また、図9は、本発明の実施の形態1における無線信号情報受信部104と無線信号情報送信部102の関係図であり、図10は、本発明の実施の形態1における無線信号情報受信部104の受光範囲を表す図である。
【0117】
図9において、901は映像音声記録再生装置本体、902は無線信号情報受信部、903は映像音声記録再生装置による撮像範囲であり、701a〜701gは、時間とともに移動する被写体(無線信号情報送信部)の位置を示したものである。
【0118】
また、図10において、1001は無線信号情報受信部本体、1002は赤外線受光体、1003、1004は赤外線遮蔽部、1005は図10(a)における赤外線受光体1002の受光範囲、1006は図10(b)における赤外線受光体1002の受光範囲、1007は図10(c)における赤外線受光体1002の受光範囲である。
【0119】
無線信号情報受信部902は、カメラ撮影部によって撮影する方向と同一の方向からの無線情報を受信できるよう、カメラのレンズ近傍に設置する。また、無線信号情報受信部は、カメラ撮像部によって撮影する撮影範囲と同一範囲の無線信号を受信できるような受光指向特性を備えたものを配置する。なお、撮像範囲と同一範囲の無線信号を受信できるような受光指向特性を備えた無線信号情報受信部は、図10(a)〜図10(c)に示すように、赤外線遮蔽部1003、1004を用いて赤外線受光体1002の受光範囲を調整することで実現する。なお、映像音声記録再生装置がズームイン、ズームアウト機能を備える場合、赤外線遮蔽部1003、1004を、映像音声記録再生装置のズームイン、ズームアウト機能に連動して動作させることで、赤外線受光体1002の受光範囲を調整し、撮像範囲と同一範囲の無線信号を受信できるようにしてもよい。
【0120】
被写体(無線信号情報送信部)701の位置が、時間とともに701a、701b・・・と移動し、映像音声記録再生装置による撮像範囲903内に移動した時点の被写体(無線信号情報送信部)の位置701cから発光される無線信号を無線信号情報受信部902が受信する。そして、上述した解析、再生リストの選択処理により、受信した被写体識別情報に該当する再生リストの選択を行う。また、被写体(無線信号情報送信部)701が、701d、701e・・・と移動し、例えば701gに示す位置のように、映像音声記録再生装置による撮像範囲903外に移動した時点で、上述した解析、再生リストの選択解除処理により、受信した被写体識別情報に該当する再生リストの再生リスト選択区間決定処理を行い、再生リストに被写体(無線信号情報送信部)が撮影されていた期間のみ再生区間として追加登録を行う。
【0121】
また、本実施の形態1では、カメラ撮像部103に無線情報通信光検出部112を備え、無線信号情報受信部104で無線信号を検知し、なおかつカメラ撮像部103の無線情報通信光検出部112で赤外線光を検知したときに有効無線信号を検知したと判断するようにしている。すなわち、再生リスト選択部106は、無線信号通信光検出部112で通信光を検出したとき、無線信号情報を受信したと判断して再生リストの選択動作を行う。これにより、無線信号情報受信部104における赤外線信号の誤り検知を低減させることができる。なお、カメラ撮像部103の無線情報通信光検出部112は、使用する赤外線光色を画像処理において認識することで実現する。また、本発明の実施の形態1では、カメラ撮像部103に無線情報通信光検出部112を備えているが、無線情報通信光検出部112を備えなくても本発明が有効であるのはいうまでもない。
【0122】
以上のように、本発明の実施の形態1に係る映像音声記録再生装置は、被写体に設置され、カメラ撮像部103で撮影している被写体を識別するための被写体識別情報を、無線通信により該被写体側から所定の時間間隔毎に送信する無線信号情報送信部102と、無線信号情報送信部102からの無線信号情報を受信する無線信号情報受信部104と、無線信号情報受信部104からの無線信号情報より、被写体識別情報を解析して取得する情報解析部105と、記録媒体109に格納されている複数個の再生リストから、情報解析部105で取得した被写体識別情報に該当する再生リスト情報406を選択する再生リスト選択部106と、再生リスト選択部106にて選択した再生リスト情報406に、被写体の撮影に伴い新たに記録した映像音声データの再生区間を示す情報を追加し、該再生区間情報を記録媒体に記録する再生リスト追加部107とを備えたので、被写体が現在撮影されているか否かを識別し、被写体が撮影されている期間、被写体に該当する再生リストを自動的に検出して登録処理を行うことにより、被写体毎の再生リストの自動作成、自動編集を行うことができる。
【0123】
また、1度の撮影期間中に、被写体が撮影されている期間が複数回存在する場合でも、再生リストの選択、及び選択解除を繰り返し行い、複数回、被写体に該当する再生リストを自動的に検出して登録処理を行うことにより、1度の撮影期間中に複数回、被写体毎の再生リストの自動作成、自動編集を行うこともできる。
【0124】
なお、本発明の実施の形態1に係る映像音声記録再生装置では、記録媒体としてSDカードを用いた例について説明したがこれに限るものではなく、SDカード以外の半導体メモリ,ハードディスク等を用いてもよい。
【0125】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る映像音声記録再生装置は、多様な再生リストを作成するために、被写体識別情報が構成された再生リストに対して、被写体識別情報の変更、及び/または被写体識別情報の追加を行い、多様な再生リストを作成するために、再生リスト編集部を備えたものである。
【0126】
本発明の実施の形態2に係る映像音声記録再生装置の構成について図11を用いて説明する。本発明の実施の形態1と同じ部分については同じ符号を使い、説明を省略する。
【0127】
図11は本発明の実施の形態2における映像音声記録再生装置200を示すブロック図である。
図において、実施の形態1の構成と異なるところは、再生リスト編集部1101、及び操作IF部1102を設けた点である。
【0128】
再生リスト編集部1101は、データアクセス部108を介して記録媒体109に記録された再生リストを読み出し、該読み出した再生リストの編集処理を行うものであり、操作IF部1102は、再生リスト編集部1101による使用者への再生リスト表示や、使用者から再生リスト編集部1101への再生リスト編集指示の通知を行うために用いるものである。
【0129】
図12は、再生リスト編集部1101により操作IF部1102を介して使用者に表示される再生リスト一覧表示画面の例を示す図である。
図において、再生リスト一覧表示画面1201には、指定ID該当再生リスト一覧部1202と、指定ID非該当再生リスト一覧部1203とが表示され、指定ID該当再生リスト一覧部1202には、指定ID該当再生リスト1204、1205が表示され、指定ID非該当再生リスト一覧部1203には、指定ID非該当再生リスト1206、1207、1208、1209と、新規再生リスト生成指定部1210とが表示されている。
【0130】
次に、図11、図12、図13を用いて、本発明の実施の形態2に係る映像音声記録再生装置200において被写体識別情報が構成された再生リストに対して、該被写体識別情報の変更、及び/または被写体識別情報の追加を行う再生リスト編集処理について説明する。
【0131】
図13は、本発明の実施の形態2に係る映像音声記録再生装置において、再生リスト編集開始から編集終了までの再生リスト編集ステップの動作を表したフローチャートである。
【0132】
再生リストの編集処理を行う際、無線信号情報送信部102より、被写体識別情報を無線信号情報110により送信する。本発明の実施の形態1と同様に、被写体識別情報は、無線信号情報送信部固有のID値によって形成する情報とする。また、本実施の形態2において、無線信号情報送信部102から送信される被写体識別情報をID2とする。
【0133】
映像音声記録再生装置本体101の無線信号情報受信部104により無線信号情報を受信し、受信した無線信号情報を情報解析部105において解析し(ステップS1301)、解析の結果、無線信号情報に被写体識別情報ID2が存在した場合(ステップS1302)、被写体識別情報ID2を取得する(ステップ1304)。ステップS1304で被写体識別情報ID2を取得した場合、再生リスト選択部106において、データアクセス部108を介して記録媒体109内の再生リストを読み出し、被写体識別情報ID2に該当する再生リストを検索する(ステップS1305)。
【0134】
次に、再生リスト編集部1101において、データアクセス部108を介して記録媒体109内の再生リストを読み出し、再生リスト選択部106において検索した被写体識別情報ID2に該当する再生リスト情報と、被写体識別情報ID2に該当しない再生リスト情報との2種類の再生リスト情報に区別し、操作IF部1102を介して再生リスト一覧表示画面1201を表示し、使用者にID2該当再生リスト一覧1202、ID2非該当再生リスト一覧1203、それぞれを表示する(ステップS1306)。
【0135】
使用者は、例えばID2該当再生リスト一覧1202に表示されているList3(1205)をID2該当から非該当に変更したい場合、操作IF部1102を使用して、List3(1205)を選択し、非該当にすることを再生リスト編集部1101に通知する(ステップS1307)。操作IF部1102は、List3(1205)がID2該当から非該当への変更要求が来たことを、再生リスト編集部1101に通知し、再生リスト編集部1101では、該再生リスト編集の通知を受けたとき(ステップS1308)、List3(1205)に対応する再生リスト情報のText情報格納領域410からID2情報を削除し、データアクセス部108を介して記録媒体にその変更を更新することにより、List3(1205)をID2該当から非該当に変更する(ステップS1309)。その他の編集操作を行う場合、ステップS1307からの処理を繰り返す、その他の編集操作がない場合(ステップS1311)、再生リストの編集処理を終了する。
【0136】
また、例えばID2非該当再生リスト一覧1203に表示されているList5(1208)をID2非該当から該当に変更したい場合、操作IF部1102を使用して、List5(1208)を選択し、該当にすることを再生リスト編集部1101に通知する(ステップS1307)。操作IF部1102は、List5(1208)がID2非該当から該当への変更要求が来たことを、再生リスト編集部1101に通知し、再生リスト編集部1101では、該再生リスト編集の通知を受けたとき(ステップS1308)、List5(1208)に対応する再生リスト情報のText情報格納領域410へID2情報を追加し、データアクセス部108を介して記録媒体にその変更を更新することにより、List5(1208)をID2非該当から該当に変更する(ステップS1309)。その他の編集操作を行う場合、ステップ1307からの処理を繰り返す、その他の編集操作がない場合(ステップS1311)、再生リストの編集処理を終了する。
【0137】
なお、List5(1208)に対応する再生リスト情報のText情報格納領域410に既に別の被写体識別情報を示すIDが保持されている場合、既に保持されているIDも残し、さらにID2を追加する形をとる。このような構成を採ることで、1つの再生リストに該当する被写体識別情報を複数にすることが可能となる。
【0138】
また、例えばID2に該当する再生リストをさらに新規に作成したい場合は、操作IF部1102を使用して、新規List(1210)を選択し、新規作成することを再生リスト選択部106に通知する(ステップS1307)。操作IF部1102は、ID2該当の再生リストの新規作成要求が来たことを、再生リスト編集部1101を経由して再生リスト選択部106に通知し、再生リスト選択部106では、該再生リスト新規作成の通知を受けたとき(ステップS1308)、新たに被写体識別情報ID2に該当する再生リストを生成する(ステップS1310)。なお、再生リストの新規作成方法に関しては、本発明の実施の形態1と同様であるため、その説明は省略する。その他の編集操作を行う場合、ステップS1307からの処理を繰り返す。その他の編集操作がない場合(ステップS1311)、再生リストの編集処理を終了する。
【0139】
また、ステップS1302において、受信した被写体識別情報に該当する再生リストと異なる再生リストのみの編集を行う場合等には、ステップS1303で無線情報の受信を継続することなく、すなわち被写体識別情報に該当する再生リストを取得することなく、ステップS1306で所要の再生リストを一覧表示させ、以下同様の動作を行う。
【0140】
以上のように、本発明の実施の形態2に係る映像音声記録再生装置は、記録媒体に記録された再生リストの編集を行う再生リスト編集部1101を備えたので、被写体識別情報に該当する再生リストを編集することにより、1つの再生リストに複数の被写体識別情報に該当させる、また、1つの被写体識別情報に該当する再生リストを複数作成する等、多様な再生リストを複数自動的に作成することができるようになる。
【産業上の利用可能性】
【0141】
本発明にかかる映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法は、被写体が現在撮影されているか否かを識別し、被写体が撮影されている期間、被写体に該当する再生リストを自動的に検出して登録処理を行うことにより、被写体毎の再生リストの自動作成、自動編集を行う機能を有し、撮影した映像音声データとともに再生する上での管理情報を記録し再生する映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法等に有用である。
【0142】
また、本発明にかかる映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法は、1度の撮影期間中に、被写体が撮影されている期間が複数回存在する場合、複数回、被写体に該当する再生リストを自動的に検出して登録処理を行うことにより、1度の撮影期間中に複数回、被写体毎の再生リストの自動作成、自動編集を行う機能を有し、撮影した映像音声データとともに再生する上での管理情報を記録し再生する映像音声記録再生装置、及び映像音声記録再生方法等に有用である。
【図面の簡単な説明】
【0143】
【図1】本発明の実施の形態1における映像音声記録再生装置のブロック図
【図2】本発明の実施の形態1における撮影開始から撮影終了までの再生リスト自動登録処理を表したフローチャート図
【図3】SDメモリカードが有しているファイル/ディレクトリ構造図
【図4】再生リスト情報ファイルの構造図
【図5】本発明の実施の形態1における被写体情報受信状況と被写体識別情報受信状態チェックの関係図
【図6】リモコンデータフォーマットの構成図
【図7】本発明の実施の形態1における無線信号情報送信部の鳥瞰図
【図8】本発明の実施の形態1における無線信号情報送信部の側面図
【図9】本発明の実施の形態1における無線信号情報受信部と無線信号情報送信部の関係図
【図10】本発明の実施の形態1における無線信号情報受信部の受光範囲を表す図
【図11】本発明の実施の形態2における映像音声記録再生装置のブロック図
【図12】本発明の実施の形態2における再生リスト編集における再生リスト一覧表示画面図
【図13】本発明の実施の形態2における再生リスト編集開始から編集終了までの再生リスト編集処理を表したチャート図
【図14】従来の映像音声記録再生方法、並びに装置のブロック図
【符号の説明】
【0144】
100、200 映像音声記録再生装置
101、901 映像音声記録再生装置本体
102、701 無線信号情報送信部
103 カメラ撮影部
104、902、1001 無線信号情報受信部
105 情報解析部
106 再生リスト選択部
107 再生リスト追加部
108 データアクセス部
109 記録媒体
111 再生手順決定部
112 無線情報通信光検出部
301 ルートディレクトリ
302 SD_VIDEOディレクトリ
303 管理情報ファイルを格納するディレクトリ
304、305 プログラムディレクトリ
306 管理情報ファイル
307 プログラムディレクトリの管理情報ファイル
308 再生リスト情報ファイル
309 コンテンツ管理情報ファイル
310、312 動画像コンテンツファイル
311、313 動画像コンテンツファイルの管理情報ファイル
401 再生リスト情報ファイル
402 ファイルヘッダ部
403 再生リスト部
404 再生リスト情報ファイル401のデータサイズ値
405 再生リスト数情報値
406 再生リスト情報
407 再生リストヘッダ部
408 再生区間情報部
409 再生リスト情報406のデータサイズ情報値
410 Text情報格納領域
411 再生区間数情報
412 再生区間情報
501〜509 受信状態チェックタイミング
510〜514 受信地点
515 受信間隔
516 チェック間隔
517 時間軸
518、519 再生リスト選択区間
601 リモコンデータフォーマット
602 ヘッダ
603 メーカーコード
604、607 パリティ
605 機器コード
606 データコード
608 トレーラ
702〜706 赤外光源
707〜711 赤外線光の到達範囲
903 撮像範囲
1002 赤外線受光体
1003、1004 赤外線遮蔽部
1005、1006、1007 受光範囲
1101 再生リスト編集部
1102 操作IF部
1201 再生リスト一覧表示画面
1202 指定ID該当再生リスト一覧部
1203 指定ID非該当再生リスト一覧部
1204、1205 指定ID該当再生リスト
1206〜1209 指定ID非該当再生リスト
1210 新規再生リスト生成指定部




 

 


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