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発明の名称 リモコン送信機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6292(P2007−6292A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−185854(P2005−185854)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 花原 哲朗 / 野添 功
要約 課題
主に各種電子機器の遠隔操作に用いられるリモコン送信機に関し、簡易な構成で確実な操作が可能なものを提供することを目的とする。

解決手段
操作体15の取付軸15Bの中間部に、カバー4の開口孔4Aよりも外方へ突出する複数のアーム部15Cを設けることによって、操作体15を傾けることで、これをカバー4の開口孔4Aに挿通させて容易に組立てを行うことができると共に、組立てた後は、このアーム部15Cによって操作体15の作動軸2からの抜けを防ぐことができるため、簡易な構成で確実な操作が可能なリモコン送信機を得ることができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
作動軸の操作に応じて電気的接離を行うスイッチと、このスイッチ上方を覆うカバーと、このカバー上面に操作部が突出すると共に、操作部下面に突出しカバーの開口孔を挿通した取付軸が、上記作動軸に装着された操作体と、上記スイッチの電気的接離に応じて、送信手段からリモコン信号を送信する制御手段からなり、上記操作体の取付軸の中間部に、カバーの開口孔よりも外方へ突出する複数のアーム部を設けたリモコン送信機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に各種電子機器の遠隔操作に用いられるリモコン送信機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、映像や音響、空調等の各種電子機器の高機能化や多様化が進むなか、これらを遠隔操作するリモコン送信機においても、多様でかつ確実な操作が可能なものが求められている。
【0003】
このような従来のリモコン送信機について、図4及び図5を用いて説明する。
【0004】
図4は従来のリモコン送信機の断面図であり、図5は同部分分解斜視図であり、同図において、1は作動軸2が絶縁樹脂製のケース3から上方へ突出したスイッチで、このスイッチ1は、作動軸2を前後左右へ傾倒操作することによって、ケース3内に収納された可動接片(図示せず)が複数の固定接片(図示せず)と接離し、その電気信号が端子部から出力されるように形成されている。
【0005】
そして、4は絶縁樹脂製のカバー、5は同じく絶縁樹脂製の操作体で、カバー4がスイッチ1上方を覆うと共に、このカバー4上面には操作体5の略円盤状の操作部5Aが突出し、操作部5A下面に突出形成された略円筒状の取付軸5Bが、カバー4の開口孔4Aを挿通して、スイッチ1の作動軸2外周に装着されている。
【0006】
また、6は上下面に複数の配線パターン(図示せず)が形成された配線基板で、この配線基板6上面にスイッチ1が実装され、半田付け等によってスイッチ1の端子部が配線パターンに接続されている。
【0007】
さらに、7はゴム等のシート状の押圧体で、配線基板6上面に載置され、略ドーム状の薄肉部を有する複数のキー7Aが設けられると共に、このキー7A下面にはカーボン等によって可動接点8が形成されている。
【0008】
また、配線基板6上面には、これらの可動接点8と所定の間隙を空けて対向する複数の固定接点9が形成されると共に、配線基板6下面には、発光ダイオード等の電子部品によってリモコン信号を送信する送信手段10や、配線パターンを介してスイッチ1の端子部や固定接点9に接続された、マイコン等の制御手段11が形成されている。
【0009】
そして、12は絶縁樹脂製の筐体で、筐体12中間部の貫通孔にカバー4が取付けられると共に、筐体12左方の貫通孔からは押圧体7のキー7Aが上方へ突出し、この筐体12がスイッチ1や配線基板6上面を覆って、リモコン送信機が構成されている。
【0010】
以上の構成において、カバー4上面から突出した操作体5の操作部5Aを前後左右へ傾倒操作すると、取付軸5Bが外周に装着された作動軸2が前後左右へ傾倒され、これによってスイッチ1の電気的接離が行われる。
【0011】
また、所定のキー7Aを押圧操作すると、略ドーム状の薄肉部が弾性変形して可動接点8が下方へ移動し、固定接点9と接触して、複数の固定接点9の電気的接離が行われる。
【0012】
そして、この操作体5の傾倒操作やキー7Aの押圧操作による、スイッチ1や固定接点9の電気的接離に応じて、制御手段11が送信手段10から赤外線のリモコン信号を送信し、例えば、キー7Aの押圧操作によって、テレビやビデオ、エアコン等の音量や温度の増減、或いは選局の切換え等が、また、操作体5の傾倒操作によって、画面に表示されたメニューの選択等の、様々な遠隔操作が行われる。
【0013】
なお、このようにカバー4上面に突出した略円盤状の操作部5Aが、開口孔4Aよりも大きな径で形成されている場合、操作体5が上方へ引張られた際の作動軸2からの抜けを防止するため、下面に突出した取付軸5Bの中間部に、開口孔4Aよりも大きな径の略円盤状の鍔部を設けると、操作体5をカバー4の開口孔4Aに挿通させて組立てを行うことが不可能になる。
【0014】
従って、開口孔4Aを挿通する小径の取付軸5Bを、スイッチ1の作動軸2に圧入気味に装着してはいるが、ある程度の力で上方へ引張ると作動軸2から抜けてしまうため、これを防止するために、接着剤等によって取付軸5Bと作動軸2を固着したり、取付軸5Bをリング状の止め輪等で作動軸2へ締付けたりして、操作体5が外れないような対策が行われているものであった。
【0015】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【特許文献1】特開2000−217175号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
しかしながら、上記従来のリモコン送信機においては、操作体5の作動軸2からの抜けを防ぎ、操作体5の確実な傾倒操作を行うには、接着剤等による固着や止め輪等による締付けを行う必要があるため、製作に手間がかかり、高価なものとなるという課題があった。
【0017】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、操作体の抜けを防ぎ、確実な操作が可能なリモコン送信機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0018】
上記目的を達成するために本発明は、操作部下面に突出しカバーの開口孔を挿通する取付軸の中間部に、カバーの開口孔よりも外方へ突出する複数のアーム部を設けてリモコン送信機を構成したものであり、取付軸の中間部に突出しているのが棒状のアーム部であるため、操作体を傾けることによって、これをカバーの開口孔に挿通させて容易に組立てを行うことができると共に、組立てた後は、このアーム部によって操作体の作動軸からの抜けを防ぐことができるため、簡易な構成で確実な操作が可能なリモコン送信機を得ることができるものである。
【発明の効果】
【0019】
以上のように本発明によれば、簡易な構成で確実な操作が可能なリモコン送信機を実現できるという有利な効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図3を用いて説明する。
【0021】
なお、背景技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
【0022】
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態によるリモコン送信機の断面図、図2は同部分分解斜視図であり、同図において、1は作動軸2が絶縁樹脂製のケース3から傾倒可能に上方へ突出したスイッチで、作動軸2を前後左右へ傾倒操作することによって、ケース3内に収納された可動接片(図示せず)が複数の固定接片(図示せず)と接離し、その電気信号が端子部から出力されるように形成されている。
【0023】
なお、このスイッチ1は、作動軸2を前後左右いずれかへ傾倒操作した後、操作力を除くと、ケース3内に装着されたばね(図示せず)等によって、元の中立位置へ自動復帰する、所謂、中立復帰型のものとなっている。
【0024】
また、4はポリスチレンやABS等の絶縁樹脂製のカバー、15は同じく絶縁樹脂製の操作体で、カバー4がスイッチ1上方を覆うと共に、このカバー4上面には操作体15の略円盤状の操作部15Aが突出し、操作部15A下面に突出形成された略円筒状の取付軸15Bが、カバー4の開口孔4Aを挿通して、スイッチ1の作動軸2外周に装着されている。
【0025】
さらに、操作体15の取付軸15Bの中間部には、下方へやや湾曲した棒状で一対のターム部15Cが設けられ、この複数のアーム部15Cがカバー4の開口孔4Aよりも外方へ突出して、開口孔4A近傍のカバー4下面に当接している。
【0026】
そして、6は紙フェノールやガラス入りエポキシ等の配線基板で、上下面に銅箔等によって複数の配線パターン(図示せず)が形成されると共に、この配線基板6上面にスイッチ1が実装され、半田付け等によってスイッチ1の端子部が配線パターンに接続されている。
【0027】
また、7はゴムやエラストマー等のシート状の押圧体で、配線基板6上面に載置され、略ドーム状の薄肉部を有する複数のキー7Aが設けられると共に、このキー7A下面にはカーボン等によって可動接点8が形成されている。
【0028】
さらに、配線基板6上面には、これらの可動接点8と所定の間隙を空けて対向する複数の固定接点9が形成されると共に、配線基板6下面には、発光ダイオード等の電子部品によってリモコン信号を送信する送信手段10や、配線パターンを介してスイッチ1の端子部や固定接点9に接続された、マイコン等の制御手段11が形成されている。
【0029】
そして、12は略箱状でポリスチレンやABS等の絶縁樹脂製の筐体で、筐体12中間部の貫通孔にカバー4が取付けられると共に、筐体12左方の貫通孔からは押圧体7のキー7Aが上方へ突出し、この筐体12がスイッチ1や配線基板6上面を覆って、リモコン送信機が構成されている。
【0030】
なお、このように構成されたリモコン送信機の、操作体15のカバー4への組立ては、図3(a)の部分断面図に示すように、操作体15を左方へ傾けた状態で、上方からカバー4の開口孔4A内に挿入し、先ず左側のアーム部15Cを開口孔4Aに挿通させる。
【0031】
次に、図3(b)に示すように、操作体15を時計方向へ回転し左方へ寄せながら、右側のアーム部15Cを開口孔4Aに挿入し、開口孔4Aを挿通した後、図3(c)に示すように、操作体15を右方へ戻して、操作体15のカバー4への組立てが行われる。
【0032】
そして、この後、取付軸15Bをスイッチ1の作動軸2に装着すると、操作部15Aを上方へ引張っても、開口孔4Aよりも外方へ突出した左右のアーム部15Cが、開口孔4A近傍のカバー4下面に当接して、操作体15の作動軸2からの抜けを防止したリモコン送信機が完成する。
【0033】
以上の構成において、カバー4上面から突出した操作体15の操作部15Aを前後左右へ傾倒操作すると、取付軸15Bが外周に装着された作動軸2が前後左右へ傾倒され、これによってスイッチ1の電気的接離が行われる。
【0034】
なお、この時、上述したように、操作体15の取付軸15Bの中間部には、カバー4の開口孔4Aよりも外方へ突出する複数のアーム部15Cが設けられているため、操作部15Aを上方へ引張っても、作動軸2からの抜けがなく、スイッチ1の確実な傾倒操作が行えるように構成されている。
【0035】
また、所定のキー7Aを押圧操作すると、略ドーム状の薄肉部が弾性変形して可動接点8が下方へ移動し、固定接点9と接触して、複数の固定接点9の電気的接離が行われる。
【0036】
そして、この操作体15の傾倒操作やキー7Aの押圧操作による、スイッチ1や固定接点9の電気的接離に応じて、制御手段11が送信手段10から赤外線のリモコン信号を送信し、例えば、キー7Aの押圧操作によって、テレビやビデオ、エアコン等の音量や温度の増減、或いは選局の切換え等が、また、操作体15の傾倒操作によって、画面に表示されたメニューの選択等の、様々な遠隔操作が行われる。
【0037】
このように本実施の形態によれば、操作体15の取付軸15Bの中間部に、カバー4の開口孔4Aよりも外方へ突出する複数のアーム部15Cを設けることによって、操作体15を傾けることで、これをカバー4の開口孔4Aに挿通させて容易に組立てを行うことができると共に、組立てた後は、このアーム部15Cによって操作体15の作動軸2からの抜けを防ぐことができるため、簡易な構成で確実な操作が可能なリモコン送信機を得ることができるものである。
【0038】
なお、以上の説明では、筐体12中間部の貫通孔にカバー4を取付け、この別部品のカバー4の開口孔4Aに、操作体15を挿通させる構成について説明したが、カバー4を筐体12と一体に形成し、筐体12上面から操作体15の操作部15Aを突出させる構成としても、本発明の実施は可能である。
【0039】
また、スイッチ1を、作動軸2を前後左右いずれかへ傾倒操作する中立復帰型のものとして説明したが、回転操作や押圧操作等、様々な操作形式のスイッチにおいても実施が可能である。
【産業上の利用可能性】
【0040】
本発明によるリモコン送信機は、簡易な構成で確実な操作が可能なものが得られ、主に各種電子機器の遠隔操作用として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の一実施の形態によるリモコン送信機の断面図
【図2】同部分分解斜視図
【図3】同部分断面図
【図4】従来のリモコン送信機の断面図
【図5】同部分分解斜視図
【符号の説明】
【0042】
1 スイッチ
2 作動軸
3 ケース
4 カバー
4A 開口孔
6 配線基板
7 押圧体
7A キー
8 可動接点
9 固定接点
10 送信手段
11 制御手段
12 筐体
15 操作体
15A 操作部
15B 取付軸
15C アーム部




 

 


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