米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 計算機;電気通信 -> 松下電器産業株式会社

発明の名称 携帯端末装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6087(P2007−6087A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−183286(P2005−183286)
出願日 平成17年6月23日(2005.6.23)
代理人 【識別番号】230104019
【弁護士】
【氏名又は名称】大野 聖二
発明者 池田 高直 / 保科 雅裕
要約 課題
ブルートゥースによる通信を迅速に開始することができる携帯端末装置を提供する。

解決手段
携帯端末装置10は、ブルートゥースによる通信を行う無線通信装置12と赤外線による通信を行う赤外線通信装置14とを備える。携帯端末装置10は、ブルートゥースによる接続開始の入力を受け付ける入力装置18にて入力された接続開始に応じて、通信相手となる端末のブルートゥースの通信条件情報を要求する要求信号を赤外線通信装置14を通じて送信し、要求信号に応じて送信された通信条件情報を赤外線通信装置14を通じて受信する。そして、受信した通信条件情報を用いて、無線通信装置12による通信を行う。
特許請求の範囲
【請求項1】
ブルートゥースによる通信を行うブルートゥースインターフェースと赤外線による通信を行う赤外線インターフェースとを備えた携帯端末装置であって、
ブルートゥースによる通信開始の入力を受け付ける通信開始入力部と、
前記通信開始入力部にて入力された通信開始に応じて、通信相手となる端末のブルートゥースの通信条件情報を要求する要求信号を赤外線インターフェースを通じて送信する要求信号送信部と、
前記要求信号に応じて送信された通信条件情報を赤外線インターフェースを通じて受信する通信条件受信部と、
前記通信条件受信部にて受信した通信条件情報を用いて、ブルートゥースによる通信を行うブルートゥース通信制御部と、
を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項2】
前記通信条件受信部によって通信条件情報を受信したときに、通信相手の端末に印字のフォーマット情報を赤外線インターフェースを通じて送信するフォーマット情報送信部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
【請求項3】
ブルートゥースによる通信の通信相手となる端末に表示された製品番号を読み取る製品番号読取部と、
前記製品番号読取部にて読み取った製品番号に対応する通信条件情報を、製品番号と通信条件情報とを関連付けて記憶したデータベースから読み出す通信条件読出部と、
前記通信条件読出部にて読み出した通信条件情報を用いて、ブルートゥースによる通信を行うブルートゥース通信制御部と、
を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
【請求項4】
前記製品番号読取部は、バーコードリーダーであることを特徴とする請求項3に記載の携帯端末装置。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
ブルートゥースによる通信を行える携帯端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ブルートゥースは工業、科学技術、医療用に免許なしで使用できるように割り当てられた2.4GHz帯(ISMバンド)の無線周波数を使用する無線通信システムである。ブルートゥースによって通信可能な装置は、従来から多数存在する。
【0003】
ブルートゥースによる通信について、特許文献1を参照しながら説明する。ブルートゥースによる通信を開始する際には、まず、マスターとなる通信装置が、近辺にある通信装置をスキャンするための無線信号をアンテナから出力させる。この動作をブルートゥースのプロトコルでは、「インクワイアリ」という。このスキャン動作により、無線通信回線を介して接続可能な通信装置が検出された場合には、検出された通信装置から取得したブルートゥースの通信条件情報に基づいてブルートゥース通信を行う。
【特許文献1】特開2002−124960号公報(5頁、図5)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のブルートゥース通信装置では、インクワイアリによって近辺にある通信装置を検出するのに10秒以上かかっていた。また、インクワイアリは、近辺にある全ての通信装置を検出するので、多くの通信装置が検出された場合には、ユーザが通信を行いたい通信装置を見つけ出すのが面倒であった。以上のような事情から、従来のブルートゥース通信装置では、迅速に通信を開始することができなかった。
【0005】
そこで、本発明は、上記背景に鑑み、ブルートゥースによる通信を迅速に開始することができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の携帯端末装置は、ブルートゥースによる通信を行うブルートゥースインターフェースと赤外線による通信を行う赤外線インターフェースとを備えた携帯端末装置であって、ブルートゥースによる通信開始の入力を受け付ける通信開始入力部と、前記通信開始入力部にて入力された通信開始に応じて、通信相手となる端末のブルートゥースの通信条件情報を要求する要求信号を赤外線インターフェースを通じて送信する要求信号送信部と、前記要求信号に応じて送信された通信条件情報を赤外線インターフェースを通じて受信する通信条件受信部と、前記通信条件受信部にて受信した通信条件情報を用いて、ブルートゥースによる通信を行うブルートゥース通信制御部とを備えた構成を有する。
【0007】
この構成により、ブルートゥースプロトコルのインクワイアリに代えて、赤外線インターフェースによって通信相手端末の通信条件情報を取得するので、速やかに通信条件情報を取得できる。また、ユーザは、通信開始を入力するときに、携帯端末装置の赤外線発信部を通信を行いたい通信装置に向けることによって、通信相手の通信装置を容易に特定することができる。
【0008】
また、本発明の携帯端末装置は、前記通信条件受信部によって通信条件情報を受信したときに、通信相手の端末に印字のフォーマット情報を赤外線インターフェースを通じて送信するフォーマット情報送信部を備えた構成を有する。
【0009】
この構成により、通信相手の通信装置から印字を行う場合に、ブルートゥースの通信に先立ってフォーマット情報を送信して登録しておくことにより、ブルートゥースで印字データを送信するときのデータ量および通信手順を削減できる。これにより、印字時間が短縮され、利便性の向上を図ることができる。
【0010】
本発明の別の態様に係る携帯端末装置は、ブルートゥースによる通信の通信相手となる端末に表示された製品番号を読み取る製品番号読取部と、前記製品番号読取部にて読み取った製品番号に対応する通信条件情報を、製品番号と通信条件情報とを関連付けて記憶したデータベースから読み出す通信条件読出部と、前記通信条件読出部にて読み出した通信条件情報を用いて、ブルートゥースによる通信を行うブルートゥース通信制御部とを備えた構成を有する。
【0011】
この構成により、ブルートゥースプロトコルのインクワイアリに代えて、製品番号読取部で読み取った製品番号に応じて通信条件情報を取得できるので、速やかに通信条件情報を取得できる。ユーザは、携帯端末装置の製品番号読取部によって、通信を行いたい通信装置の製品番号を読み取ることによって、通信相手の通信装置を容易に特定することができる。
【0012】
また、本発明の携帯端末装置は、前記製品番号読取部として、バーコードリーダーを用いる。
【0013】
この構成により、製品番号を読み取る仕組みを容易に実現できる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、赤外線インターフェースによって速やかに通信条件情報を取得できると共に、通信相手の通信装置を容易に特定可能とすることで、ブルートゥースによる通信を速やかに開始できるというすぐれた効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態に係る携帯端末装置について、図面を用いて説明する。本実施の形態では、ブルートゥースによる通信によって携帯端末装置から携帯プリンタに印字データを送信し、携帯プリンタにて印字データを印字する例について説明する。
【0016】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の携帯端末装置10と、携帯端末装置10からの指示により印字を行う携帯プリンタ30の構成を示す図である。
【0017】
携帯端末装置10は、ブルートゥースによる通信を行うための無線通信装置12と、赤外線通信を行う赤外線通信装置14と、携帯端末装置10を制御するCPU16とを備えている。また、携帯端末装置10は、ユーザからの入力を受け付ける入力装置18と、ユーザへの情報の出力を行う出力装置20と、メモリ22とを備えている。メモリ22には、携帯端末装置10を制御するためのプログラムが記憶されている他、ブルートゥースの通信条件の情報等が記憶されている。
【0018】
図2は、メモリ22に記憶されたブルートゥースの通信条件情報の例を示す図である。この例では、ブルートゥースの通信条件情報には、ブルートゥースデバイスアドレス(BDアドレス)と、Personal Identification Number(PINコード)と、Remote Host Nameと、機器シリアルNoとが含まれている。なお、通信条件情報に、上記した情報以外の情報を含めてもよい。
【0019】
携帯プリンタ30は、ブルートゥースによる通信を行うための無線通信装置32と、赤外線通信を行う赤外線通信装置34と、携帯プリンタ30を制御するCPU36とを備えている。また、携帯プリンタ30は、ユーザからの入力を受け付ける入力装置38と、携帯端末装置10等の他の装置から送信されたデータを印字する出力装置40と、メモリ42とを備えている。メモリ42には、携帯プリンタ30を制御するためのプログラムが記憶されている他、ブルートゥースの通信条件の情報等が記憶されている。
【0020】
次に、上記した構成を有する携帯端末装置10および携帯プリンタ30の動作について説明する。携帯端末装置10の印字データをブルートゥース通信によって携帯プリンタ30に送信し、携帯プリンタ30にて印字する例について説明する。
【0021】
図3は、ブルートゥースによる通信を開始する前までの携帯端末装置10および携帯プリンタ30の動作を示す図である。まず、携帯端末装置10は、携帯プリンタ30とのペアリングを開始する(S10)。ペアリングは、ユーザからのペアリング開始の入力が、携帯端末装置10の入力装置18に入力されることによって開始される。ユーザは、ペアリングの開始の入力をするときに、携帯端末装置10の赤外線発信部を携帯プリンタ30の方向に向けておく。
【0022】
携帯端末装置10は、ペアリングの開始の入力を受けて、赤外線通信装置14より赤外線通信規格の接続要求を送信する(S12)。携帯プリンタ30は、赤外線通信の接続要求を受信すると(S14)、赤外線通信の接続確認を携帯端末装置10に対して送信する(S16)。携帯端末装置10は、携帯プリンタ30から送信された赤外線通信の接続確認を受信する(S18)。
【0023】
続いて、携帯端末装置10は、携帯プリンタ30のブルートゥースの通信条件を問い合わせるブルートゥース通信条件要求を赤外線通信装置14から送信する(S20)。携帯プリンタ30は、携帯端末装置10から送信されたブルートゥース通信条件要求を受信すると(S22)、ブルートゥースの通信条件をメモリ42から読み出す(S24)。そして、携帯プリンタ30は、読み出した通信条件の情報を、赤外線通信装置34から携帯端末装置10に送信する(S26)。携帯端末装置10は、通信条件の情報を受信すると(S28)、受信したブルートゥースの通信条件の情報をメモリ22に記憶する(S30)。
【0024】
携帯端末装置10は、携帯プリンタ30のブルートゥースの通信条件情報を記憶した後、赤外線通信を終了するため、赤外線通信切断要求を携帯プリンタ30に送信する(S32)。携帯プリンタ30は、携帯端末装置10より送信された赤外線通信切断要求を受信すると(S34)、赤外線通信切断確認を携帯端末装置10に送信する(S36)。携帯端末装置10は、携帯プリンタ30より送信された赤外線通信切断確認を受信し(S38)、赤外線通信を終了する。
【0025】
以上の動作によって、携帯プリンタ30とのブルートゥースによる通信に先立って、携帯端末装置10は、携帯プリンタ30のブルートゥースの通信条件情報を取得して、メモリ22に記憶する。
【0026】
図4は、図3に示す動作の後、携帯端末装置10からの指示によって携帯プリンタ30が印字を行う動作を示す図である。携帯端末装置10は、携帯プリンタ30への印字を開始する(S40)。ここで、印字の開始は、図3に示すフローで赤外線通信切断確認を受信したステップS38の後に続けて自動的に行ってもよいし、ユーザからの指示を待って開始してもよい。図3に示すフローに続いて自動的に印字を開始する場合には、予め印字するデータを指定しておくことが好ましい。ユーザの指示を待って印字を開始する場合には、このステップにおいて、印字データの指定を受け付けることが可能である。
【0027】
携帯プリンタ30への印字が開始されると、携帯端末装置10は、メモリ22に記憶された携帯プリンタ30のブルートゥースの通信条件情報を読み出す(S42)。そして、携帯端末装置10は、読み出したブルートゥースの通信条件を用いて、ブルートゥースの接続要求を携帯プリンタ30に送信する(S44)。携帯プリンタ30は、携帯端末装置10から送信されたブルートゥースの接続要求を受信すると(S46)、ブルートゥースの接続確認を携帯端末装置10に対して送信する(S48)。携帯端末装置10は、携帯プリンタ30から送信されたブルートゥースの接続確認を受信すると(S50)、印字データを携帯プリンタ30に送信する(S52)。
【0028】
携帯プリンタ30は、携帯端末装置10から送信された印字データを受信すると(S54)、受信した印字データの印刷処理を行う(S56)。ここでは、携帯プリンタ30に予め登録されているフォーマットに印字データをあてはめて、印字出力する。印字処理が終了すると、携帯プリンタ30は、印字結果を携帯端末装置10に送信する(S58)。携帯端末装置10は、携帯プリンタ30から送信された印字結果を受信すると(S60)、ブルートゥース通信を切断するためのブルートゥース切断要求を携帯プリンタ30に送信する(S62)。携帯プリンタ30は、ブルートゥース切断要求を受信すると(S64)、ブルートゥース切断確認を携帯端末装置10に送信する(S66)。
【0029】
携帯端末装置10は、ブルートゥース切断確認を受信すると(S68)、ブルートゥースでの通信を終了する。以上、第1の実施の形態の携帯端末装置10の構成および動作について説明した。
【0030】
第1の実施の形態の携帯端末装置10は、ブルートゥースの通信条件の情報を赤外線通信によって取得するので、処理時間を要するインクワイアリを行わずに、ブルートゥースの通信を開始できる。これにより、ブルートゥースによる通信を速やかに開始することが可能となる。
【0031】
また、第1の実施の形態の携帯端末装置10は、ユーザが印字データを出力させたい携帯プリンタ30に赤外線通信装置14を向けて通信開始することにより、携帯プリンタ30の通信条件を取得する。これにより、近辺に複数の通信装置が存在する場合にも、通信相手となる通信装置を容易に特定でき、携帯プリンタ30の通信条件を容易に取得することができる。
【0032】
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態の携帯端末装置10について説明する。第2の実施の形態の携帯端末装置10は、第1の実施の形態の携帯端末装置10と基本的な構成は同じであるが、第2の実施の形態では、赤外線通信によってブルートゥースの通信条件の情報を受信した後に、携帯端末装置10から携帯プリンタ30へ印字のフォーマット情報を赤外線通信によって送信する点が異なる。
【0033】
図5は、ブルートゥースの通信情報を受信してメモリ22に記憶するステップS30(図3参照)の後の携帯端末装置10および携帯プリンタ30の動作を示す図である。
【0034】
図5に示すように、通信条件の情報を記憶した後、携帯端末装置10は、携帯プリンタ30が有するフォーマット情報のバージョンを問い合わせるバージョン要求を送信する(S70)。携帯プリンタ30は、携帯端末装置10から送信されたバージョン要求を受信すると(S72)、メモリ22からフォーマットのバージョン情報を読み出し(S74)、読み出したバージョン情報を携帯端末装置10に送信する(S76)。
【0035】
携帯端末装置10は、携帯プリンタ30から送信されたフォーマットのバージョン情報を受信すると(S78)、携帯プリンタ30の印字のフォーマットのバージョン情報と、携帯端末装置10が持つバージョン情報とが同じであるか否かを判定する(S80)。この判定により、バージョン情報が同じであると判定された場合には(S80でYES)、赤外線通信切断要求を送信し(S32)、赤外線通信を終了する。赤外線通信切断要求を送信した後の動作は、第1の実施の形態の場合と同じである。
【0036】
携帯プリンタ30のバージョン情報が、携帯端末装置10のバージョン情報と異なる場合には(S80でNO)、携帯端末装置10は、印字のフォーマット情報を携帯プリンタ30に送信する(S82)。携帯プリンタ30は、携帯端末装置10から送信されたフォーマット情報を受信すると(S84)、受信したフォーマット情報をメモリ42に記憶し(S86)、フォーマット情報の記憶完了を携帯端末装置10に送信する(S88)。携帯端末装置10は、フォーマット情報の記憶完了を受信すると(S90)、赤外線通信切断要求を送信し(S32)、赤外線通信を終了する。以上、第2の実施の形態の携帯端末装置10の動作について説明した。
【0037】
第2の実施の形態の携帯端末装置10は、赤外線通信により、印字のフォーマット情報を携帯プリンタ30に送信して記憶させるので、ブルートゥースで印字データを送信するときのデータ量および通信手順を削減できる。これにより、印字時間が短縮され、利便性の向上を図ることができる。
【0038】
また、第2の実施の形態の携帯端末装置10は、フォーマット情報のバージョンを携帯プリンタ30に問い合わせ、バージョン情報が異なる場合にのみフォーマット情報を送信するので、携帯プリンタ30が既に有するフォーマット情報を送信することがない。
【0039】
また、第2の実施の形態の携帯端末装置10は、第1の実施の形態の携帯端末装置10と同様に、速やかにブルートゥースの通信を開始できるという効果を有する。
【0040】
(第3の実施の形態)
図6は、第3の実施の形態の携帯端末装置10および携帯プリンタ30の構成を示す図である。第3の実施の形態の携帯端末装置10は、第1の実施の形態の携帯端末装置10と基本的な構成は同じであるが、赤外線通信装置14に代えて、バーコードリーダ24を有する点が異なる。また、携帯端末装置10のメモリ22には、通信装置のシリアル番号とブルートゥースデバイスアドレスとを関連付けてデータが記憶されている。
【0041】
図7は、メモリ22に記憶されたデータの例を示す図である。このデータによって、シリアル番号に対応するブルートゥースデバイスアドレスを特定することが可能である。
【0042】
一方、第3の実施の形態の携帯プリンタ30は、赤外線通信装置34を有していない点を除いて、第1の実施の形態の携帯プリンタ30と基本的な構成は同じである。第3の実施の形態の携帯プリンタ30には、装置の外部にシリアルバーコード44が貼付されている。シリアルバーコード44は、製品番号を示すバーコードである。
【0043】
次に、第3の実施の形態の携帯端末装置10および携帯プリンタ30の動作について説明する。
【0044】
図8は、ブルートゥースによる通信を開始する前までの携帯端末装置10および携帯プリンタ30の動作を示す図である。まず、携帯端末装置10は、携帯プリンタ30とのペアリングを開始する(S100)。ペアリングは、ユーザからのペアリング開始の入力が、携帯端末装置10の入力装置18に入力されることによって開始される。ペアリングの開始が入力されると、携帯端末装置10のバーコードリーダ24が発光する(S102)。
【0045】
ユーザがバーコードリーダ24をシリアルバーコード44にかざすと、携帯端末装置10はシリアルバーコード44を読み取る(S104)。続いて、携帯端末装置10は、読み取ったシリアルバーコード44によって、携帯プリンタ30のシリアル番号を特定し、携帯プリンタ30のシリアル番号に対応するブルートゥースデバイスアドレスの情報をメモリ22から読み出す(S106)。そして、携帯端末装置10は、読み出したブルートゥースデバイスアドレスを、携帯プリンタ30の通信条件情報としてメモリ22に記憶する(S108)。
【0046】
以上の動作によって、携帯端末装置10は、携帯プリンタ30とのブルートゥース通信に先立って、携帯プリンタ30のブルートゥースの通信条件情報を取得して、メモリ22に記憶する。この後、メモリ22に記憶した通信条件情報を用いてブルートゥースによる通信を行う動作は、第1の実施の形態で説明した動作と同じである(図4参照)。
【0047】
第3の実施の形態の携帯端末装置10は、バーコードリーダ24によって携帯プリンタ30のシリアル番号を読み取り、読み取ったシリアル番号からブルートゥースの通信条件の情報を取得するので、処理時間を要するインクワイアリを行わずに、ブルートゥースの通信を開始できる。これにより、ブルートゥースによる通信を速やかに開始することが可能となる。
【0048】
また、第3の実施の形態の携帯端末装置10は、ユーザが印字データを出力させたい携帯プリンタ30のシリアルバーコード44を読み取ることにより、携帯プリンタ30の通信条件を取得できる。これにより、近辺に複数の通信装置が存在する場合にも、携帯プリンタ30の通信条件を容易に取得することができる。
【0049】
以上、本発明の携帯端末装置について、実施の形態を挙げて詳細に説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものでない。
【0050】
上記した第1の実施の形態では赤外線通信装置14を備える携帯端末装置10の例、第3の実施の形態ではバーコードリーダ24を備える携帯端末装置10の例について説明したが、携帯端末装置10は赤外線通信装置14とバーコードリーダ24の両方を備えてもよい。これにより、ユーザは、赤外線通信装置14とバーコードリーダ24のいずれを用いて通信条件を取得するか選択することが可能となる。
【産業上の利用可能性】
【0051】
以上説明したように、本発明によれば、ブルートゥースによる通信を速やかに開始できるというすぐれた効果を有し、ブルートゥースによる通信によってプリンタに印字データを送信する携帯端末装置等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0052】
【図1】第1の実施の形態の携帯端末装置および携帯プリンタの構成を示す図
【図2】メモリに記憶された通信条件情報の例を示す図
【図3】第1の実施の形態の携帯端末装置および携帯プリンタの動作を示す図
【図4】第1の実施の形態の携帯端末装置および携帯プリンタの動作を示す図
【図5】第2の実施の形態の携帯端末装置および携帯プリンタの動作を示す図
【図6】第3の実施の携帯の携帯端末装置および携帯プリンタの構成を示す図
【図7】メモリに記憶されたデータの例を示す図
【図8】第3の実施の形態の携帯端末装置の動作を示す図
【符号の説明】
【0053】
10 携帯端末装置
12 無線通信装置
14 赤外線通信装置
16 CPU
18 入力装置
20 出力装置
22 メモリ
24 バーコードリーダ
30 携帯プリンタ
32 無線通信装置
34 赤外線通信装置
36 CPU
38 入力装置
40 出力装置
42 メモリ
44 シリアルバーコード





 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013