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放送装置および放送システム - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 放送装置および放送システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6015(P2007−6015A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−182218(P2005−182218)
出願日 平成17年6月22日(2005.6.22)
代理人 【識別番号】230104019
【弁護士】
【氏名又は名称】大野 聖二
発明者 山崎 晃司
要約 課題
高音質のデジタル音声放送を実現できる放送装置を提供する。

解決手段
放送装置10は、音源12a〜12n、デジタル変換部14a〜14n、送信先構成部16a〜16nを備え、送信先が異なる複数の音声パケットを生成する。そして、多重化部18は、送信先が異なる複数の音声パケットを多重化して多重化パケットを生成し、送信部20から送信する。デジタル変換部14a〜14n、送信先構成部16a〜16n、および多重化部18には、同期制御部22からクロック信号が供給され、デジタル変換部14a〜14n、送信先構成部16a〜16n、および多重化部18は、同一のクロック信号で動作する。
特許請求の範囲
【請求項1】
送信先が異なる複数の音声パケットをそれぞれ生成する複数の音声パケット生成部と、
前記送信先が異なる複数の音声パケットを多重化して多重化パケットを生成する多重化部と、
前記複数の音声パケット生成部および前記多重化部を同期させる同期制御部と、
前記多重化部にて生成された多重化パケットを送出する多重化パケット送出部と、
を備えたことを特徴とする放送装置。
【請求項2】
前記同期制御部は、前記複数の音声パケット生成部および前記多重化部にクロック信号を供給するクロック発振器であることを特徴とする請求項1に記載の放送装置。
【請求項3】
音声パケットの送信先をグルーピングするグルーピング情報を記憶した送信先情報記憶部を備え、
前記多重化部は、送信先情報記憶部に記憶された送信先のグルーピング情報に基づいて、グルーピングされた送信先毎に前記音声パケットを多重化することを特徴とする請求項1に記載の放送装置。
【請求項4】
送信先の異なる複数の音声パケットを多重化した多重化パケットを送信する放送装置と、前記放送装置から送信された多重化パケットを受信し、受信した多重化パケットを音声パケットに分解してそれぞれの送信先に送信する多重分解装置と、を備え、
前記放送装置は、
送信先が異なる複数の音声パケットをそれぞれ生成する複数の音声パケット生成部と、
送信先が異なる複数の音声パケットを多重化して多重化パケットを生成する多重化部と、
前記複数の音声パケット生成部および前記多重化部を同期させる同期制御部と、
前記多重化部にて生成された多重化パケットを送出する多重化パケット送出部と、
を備えたことを特徴とする放送システム。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、音声放送を行う放送装置および放送システムに関し、特に、音声データのデジタル伝送技術に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、天井などに取付けられた複数のスピーカ等から音声出力する業務放送においては、音源とスピーカとをスピーカ線で接続し、音声データをアナログ伝送していた。アナログ伝送方式では、例えばフロアによって定められた系統ごとにスピーカ線が敷設され、同じ系統には同じ放送内容が流される。従って、例えば、1社貸切りだったフロアが2社の共有に変更される場合には、異なる放送をするために新しいスピーカ線を敷設しなければならない。このように、アナログ伝送方式では、系統の変更が困難であった。
【0003】
最近では、業務放送においてもデジタル伝送方式が採用されるようになってきている。デジタル伝送方式においては、所定長のパケットに音声データを入れて送信する。この場合、所定長のパケットに音声データが蓄積されてから送信処理を行うと、所定長の音声データが蓄積される時間分の遅延が生じる。例えば、24kHz、16bitの音声データを圧縮しないで1500Byteの音声データを蓄積するためには、約31ms要する。圧縮した音声データを使用した場合には、さらに時間がかかる。
【0004】
音声データを遅延なく送信するためには、1パケット中の音声データを少なくして送出することも考えられる。しかし、パケットに占める音声データのサイズが小さくなればなるほど、オーバーヘッドが大きくなり、ネットワークの帯域を必要以上に占有する原因となる。
【0005】
VoIP等による電話通信においては、上記のような問題を解決する技術が提供されている。例えば、特許文献1には、音声の伝送遅延の増大を招くことなく、IPパケットのオーバーヘッドを低減するパケット通信システムが開示されている。
【0006】
特許文献1に記載されたパケット通信システムでは、多重伝送装置が、複数のVoIP端末から送信されたIPパケットを多重化して、通信相手側の多重伝送装置に送信する。通信相手側の多重伝送装置は、多重化されたIPパケットを分解して、通信相手端末に送信する。特許文献1の発明では、通信制御装置が電話番号に対応するIPアドレスを検索し、多重伝送装置に通知するので、それぞれのVoIP端末が他のVoIP端末のIPアドレスを記憶しておく必要がないことを特徴としている。特許文献1のパケット通信システムでは、それぞれのVoIP端末から送信された音声データの複数のIPパケットを多重化することにより、オーバーヘッドの増大を抑止すると共に、音声データの遅延を低減している。
【特許文献1】特開2004−200791(5−7頁、図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、特許文献1に記載されたパケット通信システムでは、音声データの送信側と受信側のVoIP端末との間で直接にIPパケットを送受信するのではなく、両者の間には多重伝送装置が介在する。このため、送信側のVoIP端末と多重伝送装置と受信側のVoIP端末が独立して動作していることにより、同期制御をすることが困難となり、それぞれの伝送間隔にズレが生じる。この伝送間隔のズレにより受信側で適切な音声出力を行えない場合がある。
【0008】
特許文献1に記載されたパケット通信システムは、電話による通話を前提としているので、ノイズや音飛び等で多少音質が低下しても問題はないが、例えば音楽などを出力する放送装置においては、音質が低下すると、聴く人に不快感を与える。
【0009】
そこで、本発明は上記背景に鑑み、高音質のデジタル音声放送を実現できる放送装置および放送システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の放送装置は、送信先が異なる複数の音声パケットをそれぞれ生成する複数の音声パケット生成部と、前記送信先が異なる複数の音声パケットを多重化して多重化パケットを生成する多重化部と、前記複数の音声パケット生成部および前記多重化部を同期させる同期制御部と、前記多重化部にて生成された多重化パケットを送出する多重化パケット送出部とを備えた構成を有する。
【0011】
この構成により、同期制御部によって、それぞれの音声パケット生成部と多重化部の同期をとるので、それぞれの音声パケット生成部で生成された音声パケットを送信する際の伝送間隔を受信側において再現することができる。これにより、高音質のデジタル音声放送を実現することができる。
【0012】
本発明の放送装置において、前記同期制御部は、前記複数の音声パケット生成部および前記多重化部にクロック信号を供給するクロック発振器によって構成する。
【0013】
この構成により、共通のクロック発振器を用いることで、同期を合わせることができる。
【0014】
本発明の放送装置は、音声パケットの送信先をグルーピングするグルーピング情報を記憶した送信先情報記憶部を備え、前記多重化部は、送信先情報記憶部に記憶された送信先のグルーピング情報に基づいて、グルーピングされた送信先毎に前記音声パケットを多重化する構成を有する。
【0015】
この構成により、グルーピング情報記憶部にグルーピング情報を記憶しておくので、グループ毎に音声パケットを多重化することが可能となる。これにより、異なるグループに属する端末宛てのパケットを多重化してしまう不都合を防止できる。
【0016】
本発明の放送システムは、送信先の異なる複数の音声パケットを多重化した多重化パケットを送信する放送装置と、前記放送装置から送信された多重化パケットを受信し、受信した多重化パケットを音声パケットに分解してそれぞれの送信先に送信する多重分解装置とを備え、前記放送装置は、送信先が異なる複数の音声パケットをそれぞれ生成する複数の音声パケット生成部と、送信先が異なる複数の音声パケットを多重化して多重化パケットを生成する多重化部と、前記複数の音声パケット生成部および前記多重化部を同期させる同期制御部と、前記多重化部にて生成された多重化パケットを送出する多重化パケット送出部とを備えた構成を有する。
【0017】
この構成により、本発明の放送装置と同様に、音声パケットを送信する際の伝送間隔を受信側において再現することができ、高音質のデジタル音声放送を実現することができる。また、本発明の放送システムは、本発明の放送装置の各種の構成を備えることも可能である。
【発明の効果】
【0018】
本発明は、同期制御部によって、それぞれの音声パケット生成部と多重化部の同期をとるので、それぞれの音声パケット生成部で生成された音声パケットを送信する際の伝送間隔を受信側において再現することができ、高音質のデジタル音声放送を実現できるというすぐれた効果を有する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態の放送システムについて図面を用いて説明する。
【0020】
図1は、本実施の形態の放送装置10の構成を示す図である。本実施の形態の放送装置10は、複数の音源12a〜12nの音声を多重化して送信する機能を有する。本実施の形態の放送装置10は、例えば、デパートやオフィスなどの構内放送に適用される。放送装置10は、音声をデジタル伝送するので、端末ごとに放送内容を変更することが容易である。本実施の形態の放送装置10の構成について説明する前に、放送装置10が適用される放送システムについて説明する。
【0021】
図2は、実施の形態の放送システムの構成を示す図である。放送システムは、音声を送信する放送装置10と、放送装置10からの音声を出力する端末34a〜34m(総称して端末34という)を備えている。端末34は、スピーカであってもよい。本実施の形態では、放送システムが端末34a〜34mを備えた例について説明しているが、端末34の台数は何台でもよい。また、放送システムは、放送装置10からの音声データを中継するルータ30a〜30d、ハブ32a、32b、2線モデム36a、36bと、放送装置10から送信された多重化パケットを分解する多重分解装置40a、40bとを備えている。
【0022】
次に、図1を参照して、放送装置10の構成について説明する。放送装置10は、複数の音源12a〜12n(総称して音源12という)と、音源からの音声をデジタルデータに変換するデジタル変換部14a〜14n(総称してデジタル変換部14という)と、変換された音声データに送信先を示すデータを付加して音声パケットを生成する送信先構成部16a〜16n(総称して送信先構成部16という)とを備えている。以上の構成により、音声パケットが生成される。
【0023】
送信先構成部16は、送信先制御部24の制御によって、送信先の情報を付加した音声パケットを生成する。なお、放送装置10、音源12、デジタル変換部14の数は、図1に例示した数に限定されない。
【0024】
放送装置10は、送信先構成部16で生成された複数の音声パケットを多重化する多重化部18と、多重化部18にて多重化された多重化パケットを送信する送信部20とを備えている。多重化部18とデジタル変換部14a〜14n、および送信先構成部16a〜16nは、同期制御部22に接続されている。同期制御部22は、例えばクロック信号を生成するクロック発振器である。多重化部18とデジタル変換部14a〜14n、および送信先構成部16a〜16nは、同期制御部22から供給されるクロック信号に従って動作する。これにより、デジタル変換部14a〜14n、送信先構成部16a〜16nおよび多重化部18の同期を合わせることができる。
【0025】
多重化部18は、送信先制御部24の制御により、音声パケットを多重化する。送信先制御部24は、端末34a〜34mのグルーピング情報を記憶した送信先情報データベース(以下、「送信先情報DB」という)26に接続されており、送信先情報DB26から読み出したグルーピング情報に従って、多重化部18を制御する。
【0026】
図3は、送信先情報DB26に記憶されたデータの例を示す図である。送信先情報DB26には、多重分解装置40と端末34の情報が関連付けられて記憶されている。この関連付けは、それぞれの端末34a〜34mがどの多重分解装置40に接続されているかを示す。図2を参照すると、例えば、多重分解装置40aには、端末34d〜34hが接続されている。従って、端末34d〜34hはグルーピングされて、多重分解装置40aに関連付けられる。このようなデータベースを備えることにより、端末34に送信するために、どの多重分解装置40に送信するべきかを把握することができる。なお、図2に示す例では、端末34a〜34cは多重分解装置40に接続されていない。このように放送システムは、一部に多重分解装置40に接続されない端末34を備えてもよい。
【0027】
図1に戻って、送信先制御部24は、送信先情報DB26からグルーピング情報を読み出して、多重化部18に渡す。多重化部18は、送信先制御部24から渡されたグルーピング情報に従って、同じグループ内の端末34宛ての音声パケットを多重化する。多重化部18は、生成した多重化パケットを送信部20に渡し、送信部20は多重化パケットを送出する。
【0028】
図4は、本実施の形態の放送システムの動作を示す図である。放送装置10は、出力すべき音声をそれぞれの音源12a〜12nによって生成し、対応するデジタル変換部14a〜14nに渡す(S10)。デジタル変換部14a〜14nは、音源12a〜12nから受け取った音声をデジタルデータに変換し、対応する送信先構成部16a〜16nに渡す(S12)。送信先構成部16a〜16nは、送信先制御部24の指示に従って、音声のデジタルデータに送信先を示すデータを付加して音声パケットを生成し、多重化部18に渡す(S14)。
【0029】
次に、送信先制御部24は、送信先情報DB26から送信先のグルーピング情報を読み出して、多重化部18に渡す(S16)。多重化部18は、グルーピング情報に基づいて、送信先構成部16a〜16nから受け取った音声パケットを多重化する(S18)。このとき、多重化部18は、同じグループ内の端末34宛ての音声パケットが同じ多重化パケットに含まれるように多重化する。多重化パケットには、グループに関連付けられた多重分解装置40のアドレスを宛先アドレスとして付加する。そして、送信部20は、多重化部18で多重化された多重化パケットをネットワークに送出する(S20)。
【0030】
ネットワークに送出された多重化パケットは、宛先アドレスに従ってルーティングされ、多重分解装置40に到達する(S22)。多重分解装置40は、受信した多重化パケットを分解して音声パケットを抽出し(S24)、音声パケットを各端末34に送信する(S26)。各端末34は、多重分解装置40から送信された音声パケットを受信する。なお、多重分解装置に接続されていない端末34a〜34cに音声パケットを送信する場合には、放送装置10は多重化を行わない。以上、本実施の形態の放送装置10および放送システムの構成および動作について説明した。
【0031】
本実施の形態の放送装置10は、同期制御部22を備え、デジタル変換部14a〜14n、送信先構成部16a〜16nおよび多重化部18にクロック信号を供給し、同期を合わせる。デジタル変換部14a〜14n、送信先構成部16a〜16nおよび多重化部18は、同じクロック信号に従って動作するので、送信先構成部16a〜16nのそれぞれで生成される音声パケットを送信する際の伝送間隔のズレを防止できる。これにより、音声パケットを受信する端末34では、高音質の音声出力を実現できる。
【0032】
また、本実施の形態の放送装置10は、多重化部18によって複数の音声パケットを多重化して多重化パケットを生成するので、所定長のパケットを用いることに起因するオーバーヘッドを低減できる。
【0033】
また、本実施の形態の放送装置10は、多重分解装置40と端末34との関係を送信先情報DB26に記憶し、多重化部18は、送信先情報DB26に記憶された情報に基づいて音声パケットの多重化を行うので、異なる多重分解装置40に接続される端末34宛てのパケットを多重化してしまう不都合を防止できる。
【産業上の利用可能性】
【0034】
以上説明したように、本発明は、高音質のデジタル音声放送を実現できるというすぐれた効果を有し、業務放送等を行う放送装置等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0035】
【図1】本実施の形態の放送装置の構成を示す図
【図2】本実施の形態の放送システムの構成を示す図
【図3】送信先情報データベースに記憶されたデータの例を示す図
【図4】本実施の形態の放送システムの動作を示す図
【符号の説明】
【0036】
10 放送装置
12a〜12n 音源
14a〜14n デジタル変換部
16a〜16n 送信先構成部
18 多重化部
20 送信部
22 同期制御部
24 送信先制御部
26 送信先情報データベース
30a〜30d ルータ
32a、32b ハブ
34a〜34m 端末
36a、36b 2線モデム
40a、40b 多重分解装置





 

 


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