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発明の名称 携帯端末装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6005(P2007−6005A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−182068(P2005−182068)
出願日 平成17年6月22日(2005.6.22)
代理人 【識別番号】100072604
【弁理士】
【氏名又は名称】有我 軍一郎
発明者 藤田 学
要約 課題
携帯端末装置が複数のELシートを備える場合の部品点数の増加と音響ノイズの増加を、低減することが可能な携帯端末装置を提供すること。

解決手段
複数のELシート31、32と、各ELシート31、32に印加する交流電圧を発生させる交流電源回路20と、各ELシート31、32の点灯および交流電源回路20の動作を制御する制御回路10〜12とを備えた携帯端末装置において、交流電源回路20が、CPU10の制御に応じて、発生する交流電圧の周波数を切り替え、制御回路10〜12が、携帯端末装置の動作および状態に応じて、複数のELシート31、32のうちのいずれか1つを選択すると共に、交流電源回路20を制御して、選択したELシート31、32に交流電圧を印加し点灯させ、携帯端末装置が通話モードで動作しているとき、交流電源回路20を制御して交流電圧の周波数を切り替えさせて低下させる構成を有している。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のELシートと、前記複数のELシートに印加する交流電圧を発生させる交流電源回路と、前記複数のELシートの点灯および前記交流電源回路の動作を制御する制御回路とを備えた携帯端末装置において、
前記制御回路が、前記携帯端末装置の動作および状態に応じて、前記複数のELシートのうちのいずれか1つを選択すると共に、前記交流電源回路を制御して、選択した前記ELシートに交流電圧を印加させて点灯させることを特徴とする携帯端末装置。
【請求項2】
前記交流電源回路が、前記制御回路の制御に応じて、発生する前記複数の交流電圧の周波数を切り替え、前記制御回路が、前記携帯端末装置の動作および状態に応じて、前記交流電源回路を制御して前記交流電圧の周波数を切り替えさせて、前記複数のELシートの発光輝度の調節を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
【請求項3】
外部の装置と通信する通信部を備え、前記制御回路が、前記携帯端末装置が前記通信部を介して通話を行う動作のとき、前記交流電源回路を制御して前記交流電圧の周波数を切り替えさせて低下させることを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末装置に関し、特に操作部、表示部等にELシートを用いた携帯端末装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、携帯電話機をはじめとする携帯端末装置の高機能化に伴い、搭載する部品点数が増加し携帯端末装置のサイズおよび厚さは増大してきている。かかる携帯端末装置では、通常、液晶表示パネルが用いられ、そのバックライトとして白色LEDが用いられている。そして、携帯端末装置の高機能化と小型薄型化を実現すべく、厚さが薄く装置の小型化が可能なELシートを携帯端末装置の操作部、表示部等のバックライトに用いることが行われるようになってきた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
図6は、特許文献1に記載された、交流電界駆動型のEL素子をバックライトに用いた携帯端末装置の一部の構成を示す図である。図6において、給電制御部4は、携帯端末装置の状態に応じてトランジスタ3をオン/オフし、トランジスタ3がオンのときレギュレータ2を介して電池1からの直流電圧がトランジスタ5Hに印加され、発振回路5Aおよび電圧制御回路5Gに作動信号が入力される。
【0004】
発振回路5Aは、外部に付加される抵抗6の抵抗値に応じた周波数で発振し、この周波数に応じた交流電圧をトランジスタ5Bに印加し、昇圧コイル7のダイオード8側の電位を上下させる。昇圧コイル7を流れる電流は、トランジスタ5Bがオンのとき、トランジスタ5B側に流れ、トランジスタ5Bがオフのとき、ダイオード8を介してトランジスタ5C〜F側に流れるようになっている。
【0005】
ここで、トランジスタ5C〜Fはたすき掛け接続されており、出力電圧制御回路5Gの出力QがLレベル、NQがHレベルのときには、トランジスタ5C,Fはオン状態となり、一方トランジスタ5D,Eはオフ状態となる。したがって、このときにはELのT2端子側が接地電位(GND)となり、T1端子側が充電される。反対に、出力電圧制御回路5Gの出力QがHレベル、NQがLレベルのときには、ELのT1端子側が接地電位(GND)となり、T2端子側が放電される。
【特許文献1】特開平11−212513号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、このような従来の携帯端末装置では、ELシートを点灯させるために交流電源回路が必要であり、複数のELシートを備える場合、ELシート毎に交流電源回路が必要になり、部品点数が増加するという問題があった。また、ELシートの増加分だけ音響ノイズが増加し音質劣化を招くという問題もあった。
【0007】
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、携帯端末装置が複数のELシートを備える場合の部品点数の増加と音響ノイズの増加を、従来の携帯端末装置よりも低減することが可能な携帯端末装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の携帯端末装置は、複数のELシートと、前記複数のELシートに印加する交流電圧を発生させる交流電源回路と、前記複数のELシートの点灯および前記交流電源回路の動作を制御する制御回路とを備えた携帯端末装置において、前記制御回路が、前記携帯端末装置の動作および状態に応じて、前記複数のELシートのうちのいずれか1つを選択すると共に、前記交流電源回路を制御して、選択した前記ELシートに交流電圧を印加させて点灯させる構成を有している。
【0009】
この構成により、1つの交流電源回路を用いてELシートを別々に点灯させ、不必要にELシートが点灯することを低減できるため、携帯端末装置が複数のELシートを備える場合の部品点数の増加と音響ノイズの増加を、従来の携帯端末装置よりも低減することが可能な携帯端末装置を実現することができる。
【0010】
また、本発明の携帯端末装置は、複数のELシートと、前記複数のELシートに印加する交流電圧を発生させる交流電源回路と、前記複数のELシートの点灯および前記交流電源回路の動作を制御する制御回路とを備えた携帯端末装置において、前記交流電源回路が、前記制御回路の制御に応じて、発生する前記交流電圧の周波数を切り替え、前記制御回路が、前記携帯端末装置の動作および状態に応じて、前記複数のELシートのうちのいずれか1つを選択すると共に、前記交流電源回路を制御して前記交流電圧の周波数を切り替えさせて、選択した前記ELシートの発高輝度を調節して点灯させる構成を有している。
【0011】
この構成により、部品点数の増加と音響ノイズの増加を従来の携帯端末装置よりも低減することができると共に、携帯端末装置の動作および状態に応じて周波数を切り替えるため、通話時に周波数を通信帯域から遠ざけることによって、さらに音響ノイズを低減させることが可能な携帯端末装置を実現することができる。
【0012】
また、本発明の携帯端末装置は、複数のELシートと、前記複数のELシートに印加する交流電圧を発生させる交流電源回路と、前記複数のELシートの点灯および前記交流電源回路の動作を制御する制御回路と、外部の装置と通信する通信部とを備えた携帯端末装置において、前記交流電源回路が、前記制御回路の制御に応じて、発生する前記交流電圧の周波数を切り替え、前記制御回路が、前記携帯端末装置の動作および状態に応じて、前記複数のELシートのうちのいずれか1つを選択すると共に、前記交流電源回路を制御して、選択した前記ELシートに交流電圧を印加し点灯させ、前記携帯端末装置が前記通信部を介して通話を行う動作のとき、前記交流電源回路を制御して前記交流電圧の周波数を切り替えさせて低下させる構成を有している。
【0013】
この構成により、部品点数の増加と音響ノイズの増加を従来の携帯端末装置よりも低減することができると共に、携帯端末装置が通話モードのとき、交流電圧の周波数を低下させてELシートを点灯するため、さらに音響ノイズを低減させることが可能な携帯端末装置を実現することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明は、1つの交流電源回路を用いてELシートを別々に点灯させ、不必要にELシートが点灯することを低減できるため、携帯端末装置が複数のELシートを備える場合の部品点数の増加と音響ノイズの増加を、従来の携帯端末装置よりも低減することが可能な携帯端末装置を提供することができるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0016】
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯端末装置を構成するELシート点灯回路のブロック構成を示す図である。図2は、本発明の実施の形態に係る携帯端末装置の開閉状態毎の外観を模式的に示す図である。
【0017】
本発明の携帯端末装置は、図2に示すように、ELシート31、32を備える、例えば携帯通信端末装置等である。以下、携帯通信端末装置を例にとり、本発明の携帯端末装置について説明する。ELシート点灯回路100は、図1に示すように、ELシート31、32に印加する交流電圧を発生させる交流電源回路20と、点灯させるELシート31、32を選択し、選択したELシート31、32に交流電圧を印加するように交流電源回路20を制御する制御回路とを有する。
【0018】
ここで、制御回路は、携帯端末装置の動作および状態に応じてELシート31、32の点灯および交流電源回路20の動作を制御するCPU10と、例えば、NチャネルのMOSFET(Metal-Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)等からなるスイッチング素子(以下、選択用スイッチング素子という。)11、12によって構成される。CPU10が行う制御は、記憶するプログラムに基づいて行われる。
【0019】
CPU10は、ELシート31、32のうちのいずれか1つを選択するための複数のEL選択信号と、選択したELシート31、32に交流電圧を印加させるためのEL点灯信号と、選択したELシート31、32に印加する交流電圧の周波数を切り替えるための複数の周波数切替信号とを出力し、携帯端末装置の動作および状態に応じてELシート31、32の点灯と交流電源回路20の動作とを制御するようになっている。ここで、ELシートは、通常、印加する交流電圧の周波数に応じて輝度が変化する。具体的には、周波数が高いほど輝度が高くなる。
【0020】
ここで、携帯端末装置の動作としては、例えば、通常動作モード、通話モード、高輝度モード等の異なる動作モードでの動作がある。また、携帯端末装置の状態としては、例えば、携帯端末装置を開いた状態、折り畳んだ状態等の状態がある。通話モードは、携帯端末装置が外部の装置と通信するモードであり、高輝度モードは、輝度を高くしていずれかのELシート31、32を点灯させるモードであり、通常モードは、その他のモードである。携帯端末装置の開閉状態は、例えば、開閉状態を検出する開閉検出センサ13から出力される開閉信号に基づいて決定される。また、動作モードは、例えば操作部33を介して入力された信号、通信の有無等に応じて決定される。また、EL点灯信号および周波数切替信号の系統数はELシートの数と同一であり、図1には2系統の例が示されている。
【0021】
各EL選択信号は、例えば所定値以上の直流電圧の信号であり、各スイッチング素子11、12に出力される。EL点灯信号は、例えば所定値以上の直流電圧の信号であり、いずれかのELシート31、32を点灯させるとき、交流電源回路20のEL駆動回路21に出力される。各周波数切替信号は、例えば所定値以上の直流電圧の信号であり、交流電源回路20に出力される。
【0022】
交流電源回路20は、外部に接続された抵抗の抵抗値に応じた周波数の交流電圧をELシート31、32に印加するEL駆動回路21と、周波数を切り替えるためにEL駆動回路21の外部に接続された周波数切替用抵抗22、23、24と、周波数切替用抵抗22、23、24を並列接続するためのスイッチング素子25、26と、外部のレギュレータ42に接続された昇圧用コイル27とを有する。
【0023】
EL駆動回路21は、例えば、図3に示すブロック構成の松下電器産業製ELドライバーICMIP826からなり、ENB端子にEL点灯信号が入力されるとELD端子から交流電圧をELシート31、32に出力するようになっている。具体的には、EL点灯信号が入力されると、EL駆動回路21のトランジスタ201がオンとなり、トランジスタ201の抵抗202に接続された端子の電位の上昇がバッファアンプ203を介して発振回路204およびロジック回路205に出力され、発振回路204が、RT1端子とR端子との間に接続された周波数切替用抵抗22、23、24の抵抗値に応じた周波数の信号を発生し、ロジック回路205が、発振回路204から出力された信号を、周波数を1/2および1/256に下げた信号に変換し、それぞれ昇圧用のトランジスタ206および電位切替用のトランジスタ207に出力し、電位切替用のトランジスタ207がオンのときに、昇圧用のトランジスタ206のオンオフに応じて生成された交流電圧がダイオード208を介してELD端子に出力され、容量性のELシート31、32に印加されるようになっている。
【0024】
図2に示すように、周波数切替用抵抗22、23、24は、いずれの系統の周波数切替信号も入力されないときに周波数切替用抵抗22のみがEL駆動回路21のRT1端子とRT1端子との間に接続され、第1の周波数切替信号がスイッチング素子25に入力されたときに周波数切替用抵抗23が周波数切替用抵抗22に並列に接続され、第2の周波数切替信号がスイッチング素子26に入力されたときに周波数切替用抵抗23が周波数切替用抵抗24に並列に接続されるようになっている。
【0025】
各周波数切替用抵抗22、23、24の抵抗値は、EL駆動回路21に発生させる交流電圧の周波数に応じて決定され、それぞれ、例えば1000kΩの値をとるのでもよい。スイッチング素子25は、第1の周波数切替信号が入力されたときに周波数切替用抵抗23を周波数切替用抵抗22に並列に接続し、スイッチング素子26は、第2の周波数切替信号が入力されたときに周波数切替用抵抗24を周波数切替用抵抗23に並列に接続するようになっている。各周波数切替用抵抗22、23、24の抵抗値をそれぞれ1000kΩとする場合、スイッチング素子25、26のオンオフによってEL駆動回路21の端子RT1と端子RT2との間に接続された外部抵抗の抵抗値は、1000kΩ、500kΩおよび333kΩ等の間で切り替えられる。
【0026】
なお、EL駆動回路21のVCC端子には、電池41の出力電圧を安定化するレギュレータ42からの出力電圧が印加され、EL駆動回路21のGND端子は、例えば携帯端末装置のアース電位に接地され、昇圧用コイル27は、EL駆動回路21のCIL端子とレギュレータ42の出力端子との間に接続される。ここで、コンデンサ43は、レギュレータ42の出力端子に印加される交流電圧を除去して電池41を保護するためのものである。
【0027】
表1は、各動作モードとEL駆動回路21が発生する交流電圧の周波数との対応関係の一例を示す表である。
【0028】
【表1】


【0029】
表1には、第1の周波数切替信号および第2の周波数切替信号が、通話モードでいずれも「L」に、通常モードでそれぞれ「H」および「L」に、高輝度モードでいずれも「H」に設定される例が示されている。表1には、各周波数切替用抵抗22、23、24の抵抗値が1000kΩ例が示され、EL駆動回路21が発生する交流電圧の周波数は、通話モード、通常モードおよび高輝度モードで、それぞれ、例えば150Hz、250Hzおよび400Hzの値となる。
【0030】
表2は、点灯するELシート31、32と、各信号との対応関係の一例を示す図である。
【0031】
【表2】


【0032】
ここで、「L」および「H」の開閉信号は、それぞれ携帯通信端末が「開」および「閉」であることを示す。
【0033】
表2に示す例では、開閉信号が「L」のとき、ELシート31が点灯され、開閉信号が「H」のとき、ELシート32が点灯されるようになっている。したがって、携帯通信端末が「開」の状態で、ELシート31が点灯され、「閉」の状態で、ELシート32が点灯される。また、ELシート31、32の点灯のため、EL点灯信号が「H」に設定され、「H」のEL選択信号が入力されたELシート31、32が選択され点灯するようになっている。さらに、全てのELシート31、32を消灯するときは、開閉信号にかかわらず、EL点灯信号および全ての系統のEL選択信号が「L」に設定される。
【0034】
以下、本発明の実施の形態に係る携帯端末装置を構成するELシート点灯回路100の動作について説明する。図4は、本発明の実施の形態に係る携帯端末装置を構成するELシート点灯回路100の動作を説明するためのフローチャートである。まず、CPU10は、入力された操作信号等に基づいてELシート31、32の点灯制御の処理を継続するか否かを判断し(S101)、継続すると判断した場合、処理はステップS102に進み、継続しないと判断した場合、処理は終了する。
【0035】
ステップS101で継続すると判断した場合、CPU10は、開閉信号が「L」か否かを判断し(S102)、「L」と判断した場合、処理はステップS103に進み、「L」でないと判断した場合、処理はステップS124に進む。
【0036】
ステップS102で開閉信号が「L」と判断した場合、CPU10は、通信中か否かを判断し(S103)、通信中と判断した場合、処理はステップS104に進み、通信中でないと判断した場合、処理はステップS114に進む。
【0037】
ステップS103で通信中と判断した場合、CPU10は、入力された操作信号に基づいてELシート31を点灯するか否かを判断し(S104)、点灯すると判断した場合、処理はステップS131に進み、点灯しないと判断した場合、処理はステップS132に進む。
【0038】
ステップS104でELシート31を点灯すると判断した場合、CPU10は、ELシート31に「H」の第1のEL選択信号を出力し、ELシート32に「L」の第2のEL選択信号を出力し、EL駆動回路21に、「H」のEL点灯信号、「H」の第1の周波数切替信号および「L」の第2の周波数切替信号を出力する(S131)。
【0039】
ステップS104でELシート31を点灯しないと判断した場合、CPU10は、ELシート31に「L」の第1のEL選択信号を出力し、ELシート32に「L」の第2のEL選択信号を出力し、EL駆動回路21に、「L」のEL点灯信号、「L」の第1の周波数切替信号および「L」の第2の周波数切替信号を出力する(S132)。
【0040】
ステップS103で通信中でないと判断した場合、CPU10は、入力された操作信号等に基づいてELシート31を点灯するか否かを判断し(S114)、点灯すると判断した場合、処理はステップS115に進み、点灯しないと判断した場合、処理はステップS135に進む。
【0041】
ステップS114でELシート31を点灯すると判断した場合、CPU10は、入力された信号に基づいてELシート31を高輝度で点灯するか否かを判断し(S115)、高輝度で点灯すると判断した場合、処理はステップS133に進み、高輝度で無く通常の輝度で点灯すると判断した場合、処理はステップS134に進む。
【0042】
ステップS115でELシート31を高輝度で点灯すると判断した場合、CPU10は、ELシート31に「H」の第1のEL選択信号を出力し、ELシート32に「L」の第2のEL選択信号を出力し、EL駆動回路21に、「H」のEL点灯信号、「H」の第1の周波数切替信号および「H」の第2の周波数切替信号を出力する(S133)。
【0043】
ステップS115でELシート31を通常の輝度で点灯すると判断した場合、CPU10は、ELシート31に「H」の第1のEL選択信号を出力し、ELシート32に「L」の第2のEL選択信号を出力し、EL駆動回路21に、「H」のEL点灯信号、「H」の第1の周波数切替信号および「L」の第2の周波数切替信号を出力する(S134)。
【0044】
ステップS114でELシート31を点灯しないと判断した場合、CPU10は、ELシート31に「L」の第1のEL選択信号を出力し、ELシート32に「L」の第2のEL選択信号を出力し、EL駆動回路21に、「L」のEL点灯信号、「L」の第1の周波数切替信号および「L」の第2の周波数切替信号を出力する(S135)。
【0045】
ステップS102で開閉信号が「H」と判断した場合、CPU10は、入力された信号に基づいてELシート32を点灯するか否かを判断し(S124)、点灯すると判断した場合、処理はステップS125に進み、点灯しないと判断した場合、処理はステップS138に進む。
【0046】
ステップS124でELシート32を点灯すると判断した場合、CPU10は、入力された信号に基づいてELシート32を高輝度で点灯するか否かを判断し(S125)、高輝度で点灯すると判断した場合、処理はステップS136に進み、高輝度で無く通常の輝度で点灯すると判断した場合、処理はステップS137に進む。
【0047】
ステップS125でELシート32を高輝度で点灯すると判断した場合、CPU10は、ELシート31に「L」の第1のEL選択信号を出力し、ELシート32に「H」の第2のEL選択信号を出力し、EL駆動回路21に、「H」のEL点灯信号、「H」の第1の周波数切替信号および「H」の第2の周波数切替信号を出力する(S136)。
【0048】
ステップS125でELシート32を通常の輝度で点灯すると判断した場合、CPU10は、ELシート31に「L」の第1のEL選択信号を出力し、ELシート32に「H」の第2のEL選択信号を出力し、EL駆動回路21に、「H」のEL点灯信号、「H」の第1の周波数切替信号および「L」の第2の周波数切替信号を出力する(S137)。
【0049】
ステップS124でELシート32を点灯しないと判断した場合、CPU10は、ELシート31に「L」の第1のEL選択信号を出力し、ELシート32に「L」の第2のEL選択信号を出力し、EL駆動回路21に、「L」のEL点灯信号、「L」の第1の周波数切替信号および「L」の第2の周波数切替信号を出力する(S138)。
【0050】
以上説明したように、1つの交流電源回路を用いてELシートを別々に点灯させ、不必要にELシートが点灯することを低減できるため、携帯端末装置が複数のELシートを備える場合の部品点数の増加と音響ノイズの増加を、従来の携帯端末装置よりも低減することができる。
【0051】
また、部品点数の増加と音響ノイズの増加を従来の携帯端末装置よりも低減することができると共に、携帯端末装置の携帯端末装置の動作および状態に応じて周波数を切り替えるため、通話時に周波数を通信帯域から遠ざけることによって、さらに音響ノイズを低減させることが可能な携帯端末装置を実現することができる。
【0052】
また、部品点数の増加と音響ノイズの増加を従来の携帯端末装置よりも低減することができると共に、携帯端末装置が通話モードのとき、交流電圧の周波数を低下させてELシートを点灯するため、さらに音響ノイズを低減させることができる。
【0053】
なお、本発明の実施の形態では、ELシート31、32を選択するスイッチング素子11、12の1端がアース電位に接地される構成について説明したが、本発明は上記の構成に限定されず、図5に示すようにELシート31、32の1端がアース電位に接地される構成でもよい。
【産業上の利用可能性】
【0054】
本発明に係る携帯端末装置は、1つの交流電源回路を用いてELシートを別々に点灯させ、不必要にELシートが点灯することを低減できるため、携帯端末装置が複数のELシートを備える場合の部品点数の増加と音響ノイズの増加を、従来の携帯端末装置よりも低減することができるという効果を有し、携帯端末装置等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0055】
【図1】本発明の実施の形態に係る携帯端末装置を構成するELシート点灯回路のブロック構成を示す図
【図2】本発明の実施の形態に係る携帯端末装置の開閉状態毎の外観を模式的に示す図
【図3】本発明の実施の形態に係るEL駆動回路の等価回路の構成を示す図
【図4】本発明の実施の形態に係る携帯端末装置を構成するELシート点灯回路の動作を説明するためのフローチャート
【図5】本発明の実施の形態に係る携帯端末装置を構成するELシート点灯回路の他のブロック構成を示す図
【図6】特許文献1に記載された、交流電界駆動型のEL素子をバックライトに用いた携帯端末装置の一部の構成を示す図
【符号の説明】
【0056】
1、41 電池
2、42 レギュレータ
3、5B〜F、5H、201、206、207 トランジスタ
4 給電制御部
5 交流電圧生成部
5A、204 発振回路
5G 電圧制御回路
6、202 抵抗
7 昇圧コイル
8 ダイオード
9、43 コンデンサ
10 CPU
11、12 スイッチング素子(選択用スイッチング素子)
13 開閉検出センサ
20 交流電源回路
21 EL駆動回路
22、23、24 周波数切替用抵抗
25、26 スイッチング素子
27 昇圧用コイル
31、32 ELシート
100 ELシート点灯回路
205 ロジック回路




 

 


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