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ファイルを共有する携帯端末装置とファイル共有方法 - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 ファイルを共有する携帯端末装置とファイル共有方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−5921(P2007−5921A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−181028(P2005−181028)
出願日 平成17年6月21日(2005.6.21)
代理人 【識別番号】100115107
【弁理士】
【氏名又は名称】高松 猛
発明者 堀田 之彦
要約 課題
個人情報を開示せずに、複数のユーザ間でグループを形成し、ファイル共有ができる携帯端末装置を提供する。

解決手段
ニックネームとキーワードとを操作部20から入力し、ニックネーム及びキーワードと共にファイル共有要求を他の携帯電話装置に送信する。受信側の携帯端末装置において、ファイル共有グループ操作アプリケーション17は、該受信したファイル共有要求からニックネームとキーワードとを抽出し、ニックネームとキーワードとをファイル共有要求の送信元として、ファイル共有の許可選択の表示を行う表示部19にて行い、ファイル共有が許可された送信元をファイル共有グループデータベース18にて登録する。ファイル共有要求を受信した携帯端末装置は、ニックネーム及びキーワードからファイル公開の是非を選択する。電話番号やメールアドレスの開示が躊躇される相手ともファイル共有を実施できる。
特許請求の範囲
【請求項1】
永続的ではなく一時的に使用者を特定することが可能である第1の文字列と、永続的ではなく一時的な目的を特定することが可能である第2の文字列とを入力する入力部と、
前記第1の文字列と前記第2の文字列とともにファイル共有要求を電文として送信する送信部と、
前記ファイル共有要求の受信部と、
前記受信したファイル共有要求から、送信電文に含まれる前記第1の文字列と前記第2の文字列とを抽出する抽出部と、
前記抽出した第1の文字列と第2の文字列とを前記ファイル共有要求の送信元として、ファイル共有の許可選択の表示を行う表示部と、
ファイル共有が許可された前記送信元を登録する登録部と、
を備える携帯端末装置。
【請求項2】
請求項1に記載の携帯端末装置であって、
前記登録部は、ファイル共有が許可された前記送信元の前記第1の文字列と携帯端末装置の物理通信インタフェースの識別子とを対応付けて登録する携帯端末装置。
【請求項3】
請求項2に記載の携帯端末装置であって、
前記登録部は、ファイル共有が許可された複数の前記送信元をグループとして登録し、前記表示部は、前記グループに属する携帯端末装置を前記第1の文字列で一覧表示する携帯端末装置。
【請求項4】
請求項3に記載の携帯端末装置であって、
前記登録部は、前記グループを複数登録し、前記グループ毎に、前記送信元を登録する携帯端末装置。
【請求項5】
請求項3または4に記載の携帯端末装置であって、
前記登録部が前記グループに登録する携帯端末装置を追加したことにより前記グループが更新されたとき、更新された前記グループに登録されている全ての携帯端末装置に、更新された前記グループの登録情報を同報的に通知する携帯端末装置。
【請求項6】
請求項3に記載の携帯端末装置であって、
予め設定された一定時間が経過すると、前記グループの登録情報を破棄する携帯端末装置。
【請求項7】
請求項3に記載の携帯端末装置であって、
前記グループの登録情報が破棄される時間を選択し、前記選択された時間が経過すると、前記グループの登録情報を破棄する携帯端末装置。
【請求項8】
永続的ではなく一時的に使用者を特定することが可能である第1の文字列と、永続的ではなく一時的な目的を特定することが可能である第2の文字列とを入力する入力ステップと、
前記第1の文字列と前記第2の文字列とともにファイル共有要求を電文として送信する送信ステップと、
前記ファイル共有要求を受信する受信ステップと、
前記受信したファイル共有要求から、送信電文に含まれる前記第1の文字列と前記第2の文字列とを抽出する抽出ステップと、
前記抽出した第1の文字列と第2の文字列とを前記ファイル共有要求の送信元として、ファイル共有を許可するか否かを選択する選択ステップと、
ファイル共有が許可された前記送信元を登録する登録ステップと、
を有する携帯端末装置のファイル共有方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の装置間でファイルを共有する携帯電話等の携帯端末装置と、そのファイル共有方法に関し、携帯端末装置間で一時的なグループを形成してファイルを共有するようにしたものである。
【背景技術】
【0002】
従来、携帯電話装置等の携帯端末装置間でファイルを共有する場合に、メールにファイルを添付して送信したり、ファイルを格納した記憶媒体を交換したり、あるいは、ユーザ認証無しで赤外線通信により近距離の装置間でファイルを転送することが行われている。
【0003】
また、下記特許文献1には、特定のグループに属する複数の携帯電話装置に格納された公開ファイルの情報を収集するサーバと、そのグループの携帯電話装置とをネットワークで接続した電子情報共有システムが開示されている。このシステムへの加入を希望するユーザは、携帯電話装置からユーザID、パスワード、名前、住所、メールアドレス等を送信し、システムへの登録後に、グループに公開するファイルの保持情報を登録する。サーバは、グループに属する携帯電話装置に対して公開ファイルの一覧を提供し、携帯電話装置から公開ファイルの配信要求あると、公開ファイルを保持する携帯電話装置の中から最適な配信元を指定し、指定された携帯電話装置から要求元の携帯電話装置に公開ファイルが送信される。
【0004】
また、下記特許文献2には、インターネット上で複数のユーザが情報交換するグループを形成、管理するためのグループ形成システムが開示されている。このシステムでは、携帯電話装置から、ユーザの名前や送信元IPアドレスがユーザの個人情報や嗜好情報とともにサーバに送られ、サーバは、各人の個人情報や嗜好情報を蓄積し、これを所定の分類基準に基づいて分類して、ユーザの属すべきグループを決定し、その決定結果をユーザに通知する。
【特許文献1】特開2004−172818号公報
【特許文献2】特開2002−245212号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
人間には、同じ目的を持つ人に保有情報を見せたい欲求と、その人の持っている情報を見たいと言う欲求とがある。しかし、あまり親しくない間柄の人に対しては、互いに持っている情報を交換し、共有したい気持ちと、電話番号やメールアドレスなど個人を特定する情報は開示したくない、と言う気持ちとが交錯する。
【0006】
例えば、訪れた観光地で他の観光客と名所案内情報を交換したり、災害地でボランティア同士が支援情報を交換したり、あるいは、歌手のコンサート会場でファン同士が取得情報を交換する場合等である。
【0007】
こうした場合のファイル共有方法として、添付ファイルをメール送信する方法は、個人を特定するメールアドレスを知る必要があるため、適さない。また、記録媒体を交換する方法は、ファイルの共有を特定のユーザの間だけで行う場合に、記録媒体が該当するユーザだけに渡るように物理的に管理することが難しい。また、ユーザ認証無しで赤外線通信を利用する方法は、ファイル送信を行うと、赤外線通信が届く距離でファイル受信設定を行っている全ての携帯電話装置へファイルが転送されてしまうため、特定の相手にファイル共有を許可する手段としては適さない。
【0008】
また、特許文献1及び特許文献2に記載されたシステムは、電話番号やメールアドレスなど個人を特定する情報を開示したくない場合には利用できない。また、これらのシステムでは、グループを管理するサーバが必要であり、サーバと接続できない環境ではグループへの参加ができない。
【0009】
本発明は、こうした事情に鑑みてなされたものであり、電話番号やメールアドレスなど個人を特定する情報を開示すること無く、複数のユーザ間でグループを形成し、そのグループ内でファイルを共有することができる携帯端末装置と、そのファイル共有方法とを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の携帯端末装置は、永続的ではなく一時的に使用者を特定することが可能である第1の文字列と、永続的ではなく一時的な目的を特定することが可能である第2の文字列とを入力する入力部と、前記第1の文字列と前記第2の文字列とともにファイル共有要求を電文として送信する送信部と、前記ファイル共有要求の受信部と、前記受信したファイル共有要求から、送信電文に含まれる前記第1の文字列と前記第2の文字列とを抽出する抽出部と、前記抽出した第1の文字列と第2の文字列とを前記ファイル共有要求の送信元として、ファイル共有の許可選択の表示を行う表示部と、ファイル共有が許可された前記送信元を登録する登録部とを備えている。
【0011】
この構成により、ファイル共有を求める携帯端末装置は、第1の文字列としてニックネームを、第2の文字列としてキーワードを入力してファイル共有要求を送信し、ファイル共有要求を受信した携帯端末装置は、ニックネーム及びキーワードから、ファイル共有要求の送信元にファイルを公開するか否かを選択することができる。
【0012】
また、本発明の携帯端末装置は、前記登録部が、ファイル共有が許可された前記送信元の前記第1の文字列と携帯端末装置の物理通信インタフェースの識別子とを対応付けて登録するものを含む。
【0013】
この構成により、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)のパケット通信を利用して端末装置間でデータ伝送が行われる場合には、ファイル共有要求の送信元のニックネームと、このファイル共有要求を受信した携帯端末装置により送信元に割り当てられたIPアドレスとが対応付けて登録することができる。
【0014】
また、本発明の携帯端末装置は、前記登録部が、ファイル共有が許可された複数の前記送信元をグループとして登録し、前記表示部は、前記グループに属する携帯端末装置を前記第1の文字列で一覧表示するものを含む。
【0015】
この構成により、あるグループに登録されている構成員を一覧表示し、その一覧の中からニックネームで特定される構成員の携帯端末装置で公開されるフォルダを選択して、ファイルを参照することができる。
【0016】
また、本発明の携帯端末装置は、前記登録部が、前記グループを複数登録し、前記グループ毎に、前記送信元を登録するものを含む。
【0017】
この構成により、目的に応じてグループを形成し、その目的に応じた公開フォルダを選択することができる。
【0018】
また、本発明の携帯端末装置は、前記登録部が前記グループに登録する携帯端末装置を追加したことにより前記グループが更新されたとき、更新された前記グループに登録されている全ての携帯端末装置に、更新された前記グループの登録情報を同報的に通知するものを含む。
【0019】
この構成により、あるグループに属する構成員は、そのグループに属する全ての構成員に割り当てられたIPアドレスを知ることができ、そのグループの構成員が公開するフォルダを参照することができる。
【0020】
また、本発明の携帯端末装置は、予め設定された一定時間が経過すると、前記グループの登録情報を破棄するものを含む。
【0021】
この構成により、期間を限ってファイル共有を行うことが可能になる。
【0022】
また、本発明の携帯端末装置は、前記グループの登録情報が破棄される時間を選択し、前記選択された時間が経過すると、前記グループの登録情報を破棄するものを含む。
【0023】
この構成により、ファイル共有の目的に応じて、その期間を設定することができる。
【0024】
また、本発明の携帯端末装置のファイル共有方法は、永続的ではなく一時的に使用者を特定することが可能である第1の文字列と、永続的ではなく一時的な目的を特定することが可能である第2の文字列とを入力する入力ステップと、前記第1の文字列と前記第2の文字列とともにファイル共有要求を電文として送信する送信ステップと、前記ファイル共有要求を受信する受信ステップと、前記受信したファイル共有要求から、送信電文に含まれる前記第1の文字列と前記第2の文字列とを抽出する抽出ステップと、前記抽出した第1の文字列と第2の文字列とを前記ファイル共有要求の送信元として、ファイル共有を許可するか否かを選択する選択ステップと、ファイル共有が許可された前記送信元を登録する登録ステップとを有している。
【0025】
この方法により、ニックネームとキーワードとを入力してファイル共有要求が行われ、ファイル共有要求を受信した携帯端末装置では、ニックネーム及びキーワードから、ファイル共有要求の送信元にファイルを公開するか否かを選択することができる。
【発明の効果】
【0026】
本発明によれば、電話番号、メールアドレスなどの個人を特定する情報を開示すること無く、携帯端末装置に保持されたファイルの共有を実現することができる。
【0027】
そのため、電話番号やメールアドレスなどの開示が躊躇される相手ともファイル共有を行うことができ、ファイル共有の利用性を拡げることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0028】
図1は、本発明の実施形態における携帯電話装置の構成を示すブロック図である。
【0029】
この装置は、通信アンテナ10と、近距離用物理通信インタフェース11と、通信制御部12と、TCP/IPプロトコル部13と、ファイル共有プロトコル部14と、ファイルシステム15と、ファイル操作アプリケーション16と、ファイル共有グループ操作アプリケーション17と、ファイル共有グループデータベース18と、表示部19と、操作部20とを備えている。
【0030】
この携帯電話装置は、無線LANやBluetooth等の無線方式により端末同士が直接通信するアドホックネットワーク(ad hoc network)を一時的に形成して、ファイルを共有する。
【0031】
通信アンテナ10は、電波を利用して別の携帯電話装置と直接情報通信を行うことができ、基地局との情報通信は必ずしも必須ではない。
【0032】
近距離用物理通信インタフェース11は、通信アンテナ10を介して送受信するデータに対し、無線通信方式に応じた変復調等の通信処理を行う。通信制御部12は、近距離用物理通信インタフェース11を介して行われる通信の制御を行う。
【0033】
TCP/IPプロトコル部13は、他の携帯電話装置とTCP/IP規格に基づくパケット通信を行うために、TCP/IP規格に則って、他の携帯電話装置に送信するデータをパケットに生成し、他の携帯電話装置より受信したパケットからデータを再構築する。 通信アンテナ10、近距離用物理通信インタフェース11、通信制御部12、TCP/IPプロトコル部13より、送信部、受信部が構成される。
【0034】
ファイルシステム15は、ファイル等を階層的に管理する。
【0035】
ファイル共有プロトコル部14は、ファイルを共有する他の携帯電話装置がファイルシステム15を参照することに許可を与え、また、ファイルシステム15へのデータの読み込み・書き込み等を制御する。
【0036】
ファイル共有グループ操作アプリケーション17は、携帯電話装置に割り当てたIPアドレスとニックネームとを対応付けて、IPアドレス・ニックネーム対応情報として管理し、グループとそれに属する携帯電話装置のIPアドレスとを対応付けてグループ加入者情報として管理するアプリケーションである。IPアドレス・ニックネーム対応情報の具体例は、後述する図7のIPアドレス・ニックネーム対応テーブル80であり、グループ加入者情報の具体例は、後述する図8の公開ファイル・IPアドレス対応テーブル90である。ただし、これら情報の形式は図7、図8のものには限定されない。
【0037】
ファイル共有グループデータベース(登録部)18は、IPアドレス・ニックネーム対応情報とグループ加入者情報とを記憶する。
【0038】
ファイル操作アプリケーション16は、ファイルシステム15のファイルを操作するためのアプリケーションである。表示部19は、携帯電話装置の表示を行う。操作部20は、例えばテンキーや機能キー等を有し、携帯電話装置の各機能を実行するための操作入力を受け付ける入力部を含む。
【0039】
ここで、本実施形態における他の装置に対するファイル共有は、例えば、通信ネットワーク経由の分散ファイルシステムであるネットワークファイルシステム(NFS)を用いて行われる。
【0040】
次に、本実施形態のファイル共有方法について説明する。
【0041】
例えば、携帯電話装置Aが他の携帯電話装置Bのファイルシステム15に管理されているファイルの共有を要求する場合、携帯電話装置Aの使用者は、ファイル共有のグループに参加するために、自己を表すニックネームと、ファイル共有の目的を表すキーワードとを設定し、このニックネーム及びキーワードを含むIPアドレス取得要求を全ての携帯電話装置に同報的に送信する(ブロードキャスト)。ニックネームは、個人が特定されることを避けるために名前に代えて設定される。また、キーワードは、ファイル共有の目的を携帯電話装置Bの使用者に知らせるために設定される。
【0042】
IPアドレス取得要求待ちの状態にある携帯電話装置Bは、携帯電話装置AからのIPアドレス取得要求を受信すると、受信したニックネームをグループに登録するか否か判断し、登録する場合に、ニックネームにIPアドレスを割り当て、このIPアドレスを含む応答を携帯電話装置Aに返す。
【0043】
図10のフロー図は、ファイル共有のためのIPアドレスを割り当てるまでの手順について示している。ここでは、携帯電話装置Aをクライアント側、携帯電話装置Bをサーバ側としている。携帯電話装置A及び携帯電話装置Bは、共に図1の構成を有しており、構造的には両者は変わりがない。
【0044】
まず、携帯電話装置Aの使用者は、グループに参加するためのニックネームとキーワードとを決定し(ステップS1)、操作部20を操作して、ファイル共有グループ操作アプリケーション17を起動し、ファイル共有のためのニックネーム及びキーワードの入力画面を呼び出してニックネームとキーワードとを入力する(ステップS2)。
【0045】
このとき、図2に示すニックネーム及びキーワードの登録画面30が表示部19に表示され、使用者は、操作部20からニックネームとキーワードとを入力する。ここでは、ニックネームとして“Hello”を登録し、キーワードとして“金沢兼六園の写真”を登録したものとする。ニックネームは、永続的ではなく一時的に使用者を特定することが可能である文字列より構成され、キーワードは永続的ではなく一時的な目的を特定することが可能である文字列より構成される。ただし、文字列は純粋な文字に限られず、使用者、目的を特定できるものであれば、記号等の如きものでもよい。
【0046】
ニックネーム及びキーワードを入力の後、TCP/IPプロトコル部13、通信制御部12、近距離物理通信インタフェース11、及び通信アンテナ10を介して、ファイル共有に必要なIPアドレス取得要求がIPネットワークへ同報的に送信される(ステップS3)。
【0047】
一方、携帯電話装置Bの使用者は、予め、操作部20を操作してファイル共有グループ操作アプリケーション17を起動し、ファイル共有のグループを選択するための表示画面(ファイル共有グループ選択画面)を呼び出して、携帯電話装置Bのファイルシステム15に記憶されたファイルを公開するグループを選択する(ステップS10)。
【0048】
このとき、図3に示すファイル共有グループ選択画面40が表示部19に表示され、使用者は、例えば“一時的グループ”42を選択する。
【0049】
ファイル共有グループが選択されると、携帯電話装置Bのファイル共有グループ操作アプリケーション17は、当該グループに対してIPアドレスを割り当てる(ステップS11)。
【0050】
当該グループにIPアドレスを新規に割り当てる際、既に利用されているネットワークを利用しないように、他のグループで使用されているIPアドレスと異なるアドレスを設定する。既に利用されているネットワークを利用しないことにより、当該グループに属する携帯電話装置間での同報的な送信が可能となる。ここでは、“一時的グループ”に対して“192.168.1”を割り当てたものとする。
【0051】
当該グループ用のIPアドレスを割り当てた後、携帯電話装置Bは、携帯電話装置A等からのファイル共有のためのIPアドレス取得要求を待つ(ステップS12)。
【0052】
次に、携帯電話装置Bのファイル共有グループ操作アプリケーション17は、携帯電話装置Aからファイル共有のためのIPアドレス取得要求を受信した際、IPアドレス取得要求の通信電文に含まれるニックネームとキーワードとを抽出し、図4に示すファイル共有許可選択画面50に、携帯電話装置Aにより指定されたニックネーム52とキーワード54とを記入し、このファイル共有許可選択画面を表示部19に表示する。これを見た携帯電話装置Bの使用者は、ニックネーム52とキーワード54とから、携帯電話装置Aのグループへの参加を許可するか否かを選択する(ステップS13)。予め、携帯電話装置Aの使用者と携帯電話装置Bの使用者とが、グループ参加のためのニックネームを相互認識している場合は、ニックネームによりファイル共有を許可するか否かを判断することができ、また、ニックネームを相互認識していない場合は、キーワードがグループ参加の目的を示しているかどうかにより、ファイル共有を許可するか否かを判断することができる。
【0053】
次に、ステップS13において、携帯電話装置Bの使用者が、図4のファイル共有許可選択画面50の“はい”55を選択して、携帯電話装置Aのグループへの参加を許可した場合には、ファイル共有グループ操作アプリケーション17は、予め選択したファイル共有グループに携帯電話装置Aのニックネームを登録し、図5に示す“一時的グループ”のグループメンバー確認画面60に携帯電話装置Aのニックネームである“Hello”65を新規追加して表示部19に表示する。携帯電話装置Bの使用者は、このグループメンバー確認画面60から携帯電話装置Aの“一時的グループ”への新規参加を確認することができる(ステップS14)。
【0054】
また、ステップS13において、携帯電話装置Bの使用者が、図4のファイル共有許可選択画面50の“いいえ”56を選択して、携帯電話装置Aのグループへの参加を拒否した場合には、ファイル共有グループ操作アプリケーション17は、図6に示すグループ参加拒否画面70にニックネーム“Hello”73を表示する。携帯電話装置Bの使用者は、このグループ参加拒否画面70から、携帯電話装置Aのグループ参加を拒否したことを確認することができる。
【0055】
ファイル共有グループに携帯電話装置Aのニックネームを登録した場合、携帯電話装置Bのファイル共有グループ操作アプリケーション17は、携帯電話装置Aのニックネームに対応するIPアドレスを割り当てて、図7に示すニックネームとIPアドレスとを対応付けたIPアドレス・ニックネーム対応テーブル80に、携帯電話装置AのニックネームとIPアドレスとの対応のエントリを追加する。ここでは、“Hello”に対して“192.168.1.15”を割り当てたものとする。
【0056】
このIPアドレス・ニックネーム対応テーブル80は、ファイル共有グループデータベース18に記憶され、グループに含まれる携帯電話装置が、そのニックネームとIPアドレスとを対応付けた形式で携帯電話装置Bに保存される。また、携帯電話装置Bは、携帯電話装置Aに割り当てたIPアドレス“192.168.1.15”を携帯電話装置Aへの返信電文に含めて携帯電話装置Aへの応答を送信する(ステップS15)。なお、ステップS13においてグループへの参加を拒否した場合は、その旨が携帯電話装置Bから携帯電話装置Aに応答される。
【0057】
次に、携帯電話装置Bのファイル共有グループ操作アプリケーション17は、図8に示すファイルシステム公開のディレクトリと公開対象となるIPアドレスとを対応付けた公開ファイル・IPアドレス対応テーブル90に、携帯電話装置Aに割り当てたIPアドレスを追加する(ステップS16)。
【0058】
なお、このテーブルに記載するファイルシステム公開のディレクトリは、後述する公開フォルダの選択処理(図17のステップS111〜ステップS113)に基づいて設定される。この公開ファイル・IPアドレス対応テーブル90は、ファイル共有グループデータベース18に記憶され、グループに含まれるIPアドレスとそのグループに対して公開するファイルシステムのディレクトリとが対応付けられた形式で携帯電話装置Bに保存される。
【0059】
次に、携帯電話装置Bは、図7の“一時的グループ”用のIPアドレス・ニックネーム対応テーブル80を、グループに登録されている全ての携帯電話装置に対して同報的に送信する(ステップS17)。この情報は、IPアドレスが“192.168.1”のネットワークに属する全ての携帯電話装置に送信され、この中には、携帯電話装置Aも含まれる。
【0060】
ファイル共有のためのIPアドレス取得要求をIPネットワークに対して同報的に送信した携帯電話装置Aは、携帯電話装置Bが携帯電話装置Aに対して送信したステップS15の電文を、IPアドレス取得要求に対する返信電文として受信し、割り当てられたIPアドレス“192.168.1.15”を抽出する(ステップS4)。このステップにより、携帯電話装置AのIPアドレスが確定する。
【0061】
次に、IPアドレスが設定された携帯電話装置Aは、携帯電話装置Bがグループに登録されている全ての携帯電話装置に対し、ブロードキャストアドレスを付して同報的に送信したステップS17の電文を受信する。ファイル共有グループ操作アプリケーション17は、“一時的グループ”に登録されている全てのニックネームとIPアドレスとを抽出し、ファイル共有グループデータベース18に記憶する(ステップS5)。このステップにより、携帯電話装置Aは、携帯電話装置Aが参加する“一時的グループ”の全ての携帯電話装置のニックネームとIPアドレスとを認識する。
【0062】
なお、携帯電話装置は、複数のグループへ参加することが可能である。各々のグループへ登録したときの携帯電話装置のIPアドレスは、図9に示すグループ名と自端末IPアドレスとを対応付けた参加グループ・IPアドレス対照テーブル100として、ファイル共有グループデータベース18に記憶される。
【0063】
IPアドレスを取得した携帯電話装置Aの使用者は、携帯電話装置Bのファイルシステムで保持された公開フォルダを参照することが可能になる。
【0064】
図17のフロー図は、携帯電話装置Aがファイルシステムの参照を要求し、携帯電話装置Bがファイルシステムの公開を行う手順について示している。
【0065】
まず、携帯電話装置Aの使用者は、操作部20を操作して、ファイル共有グループ操作アプリケーション17を起動し、図9の参加グループ・IPアドレス対照テーブル100に登録されたグループの1つを選択する(ステップS101)。ここでは“一時的グループ”を選択したものとする。
【0066】
携帯電話装置Aのファイル共有グループ操作アプリケーション17は、図14に示す共有ファイル公開・参照選択画面140を表示部19に表示し、一時的グループ141に対する公開142か参照143かを選択させる。携帯電話装置Aの使用者が参照143を選択すると、図15に示す参照先選択画面150により、一時的グループ141に登録されている携帯電話装置のニックネーム一覧を表示する。使用者は、一時的グループに登録されている携帯電話装置の中から参照したい携帯電話装置をニックネームで選択する(ステップS102)。
【0067】
次に、携帯電話装置Aは、選択されたニックネームに相当する携帯電話装置に対して、ファイル参照要求を発行する。この時、図7に示すIPアドレス・ニックネーム対応テーブル80を参照して、ニックネームに相当するIPアドレスを検索し、抽出したIPアドレスに対してファイル参照要求を発行する(ステップS103)。
【0068】
一方、携帯電話装置Bの使用者は、操作部20を操作して、ファイル共有グループ操作アプリケーション17を起動し、予め登録されたグループの中からファイルシステムを公開するグループを一つ選択する(ステップS110)。ここでは“一時的グループ”を選択したものとする。
【0069】
ファイル共有グループ操作アプリケーション17は、図11の共有ファイル公開・参照選択画面110を表示部19に表示し、一時的グループ111に対する公開112か参照113かを選択させ、携帯電話装置Bの使用者が公開112を選択すると、図12に示す公開フォルダ選択画面120により、ファイルシステム15に格納されたフォルダの一覧を表示する。使用者は、この公開フォルダ選択画面120から一時的グループに公開するフォルダを選択する(ステップS111)。
【0070】
次に、携帯電話装置Bのファイル共有グループ操作アプリケーション17は、図13に示すフォルダ公開確認画面130を表示し、携帯電話装置Bの使用者は、選択したフォルダを公開するか否かを選択する(ステップS112)。
【0071】
フォルダ公開確認画面130において、“はい”132を選択した場合(ステップS113のyes)、“一時的グループ”に登録されている全ての携帯電話装置に対して、選択されたフォルダを公開し、当該グループに登録されている携帯電話装置からのファイル参照要求受信を開始する(ステップS114)。フォルダ選択画面130において、“いいえ”133を選択した場合、当該グループに登録されている全ての携帯電話に対して、選択されたフォルダの公開を拒否する(ステップS113のno)。
【0072】
携帯電話装置AがステップS103で発行したファイル参照要求を受信した携帯電話装置Bは、送信元の携帯電話装置Aが当該グループに登録されているか否か、即ちファイル公開を許可する携帯電話装置か否かを判断する(ステップS115)。
【0073】
携帯電話装置Aがファイル公開を許可する携帯電話装置である場合(ステップS115のyes)、ファイル共有プロトコル部14が、図8の公開ファイル・IPアドレス対応テーブル90に基づいて、携帯電話装置Aのファイル参照を許可し(ステップS116)、携帯電話装置Aは、所望のファイルを参照する(ステップS104)。
【0074】
携帯電話装置Aがファイル公開を許可する携帯電話装置でない場合(ステップS115のno)、携帯電話装置Aに対してファイル参照を拒否し、再び、ファイル参照要求を受信するステップ(ステップS114)へ戻る。
【0075】
なお、携帯電話装置Aがファイル参照要求を発行した携帯電話装置においてフォルダを公開していない場合は、その携帯電話装置からの応答に基づいて、図16に示すファイルアクセス拒否画面が携帯電話装置Aに表示される。携帯電話装置Aの使用者は、この表示により、選択したニックネームに対応付けられている携帯電話装置のファイルアクセスが拒否されたことを認識できる。
【0076】
また、ファイル共有のためのグループは、予め定められた時間が経過すると、自動的に消滅し、ファイル共有が停止され、ファイルの公開・参照を不可能にすることができる。
【0077】
図18のフロー図は、ファイル共有を停止する手順について示している。
【0078】
携帯電話装置Bの使用者は、操作部20を操作して、ファイル共有グループ操作アプリケーション17を起動し、図3のファイル共有グループ選択画面40を呼び出してファイル共有のためのグループを予め選択する(ステップS210)。ステップS210は、図10のステップS10に相当する。ここでは“一時的グループ”42が選択されたものとする。
【0079】
携帯電話装置Bは、選択されたグループの存続する時間を設定することが可能であり、携帯電話装置Bの使用者は、グループを形成する目的に応じてグループの存続時間を指定する(ステップS211)。なお、使用者がグループの存続時間を明示的に指定しない場合は、予め携帯電話装置Bに設定されているグループ存続時間(例えば、1時間)が適用される。
【0080】
次に、携帯電話装置Bは、携帯電話装置Aからファイル共有のためのIPアドレス取得要求を受信する(ステップS212)。ステップS212は、図10のステップS12に相当する。
【0081】
次に、携帯電話装置Bにおいて設定したグループ存続時間が経過した場合に、携帯電話装置Bは、当該グループに属する全ての携帯電話装置(携帯電話装置Aを含む)に対し、グループ破棄の通知を行う(ステップS213)。
【0082】
次に、携帯電話装置Bのファイル共有グループ操作アプリケーション17は、ファイル共有グループデータベース18に記憶されている、図7のIPアドレス・ニックネーム対応テーブルを破棄し(ステップS214)、ファイル公開サービスを停止し(ステップS215)、IPアドレス取得要求受信サービスを停止する(ステップS216)。
【0083】
一方、グループ破棄の通知を受信した(ステップS201)携帯電話装置Aは、携帯電話装置Bと同様に、ファイル共有グループ操作アプリケーション17が、ファイル共有グループデータベース18に記憶されている図7のIPアドレス・ニックネーム対応テーブルを破棄し(ステップS202)、ファイル公開サービスを停止し(ステップS203)、IPアドレス取得要求受信サービスを停止する(ステップS204)。
【0084】
こうして予め定められた時間が経過すると、携帯電話装置の使用者の操作を介さずに、グループは自動的に消滅し、ファイルの公開、参照は不可能となり、一時的なファイル共有は終了する。
【0085】
このように、このファイル共有方法は、一時的な利用用途に適したファイル共有手段を提供することが可能となる。
【0086】
なお、ここでは、基地局との情報通信を必須とせずに、携帯電話装置間で直接情報通信を行う無線方式として、無線LAN及びBluetoothを挙げたが、それだけに限定されない。
【0087】
また、実施形態で示した表示画面の表示内容及びレイアウトは、いずれも一例であって、それに限るものではない。
【0088】
以上、本発明の各種実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
【産業上の利用可能性】
【0089】
本発明は、携帯電話装置やPDA等の携帯端末装置におけるファイル共有の利用性を高めることが可能であり、これら装置の機能向上を図る上で極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【0090】
【図1】本発明の実施形態に係る携帯電話装置の概略構成を示す図
【図2】本発明の実施形態に係るニックネームとキーワードとの入力画面を示す図
【図3】本発明の実施形態に係るファイル共有グループ選択画面を示す図
【図4】本発明の実施形態に係るファイル共有グループへの参加確認画面を示す図
【図5】本発明の実施形態に係るファイル共有グループのメンバー確認画面を示す図
【図6】本発明の実施形態に係るファイル共有グループへの参加拒否画面を示す図
【図7】本発明の実施形態に係るIPアドレス・ニックネーム対応テーブルを示す図
【図8】本発明の実施形態に係る公開ファイル・IPアドレス対応テーブルを示す図
【図9】本発明の実施形態に係る参加グループ・IPアドレス対照テーブルを示す図
【図10】本発明の実施形態に係るファイル共有のためのIPアドレス取得方法を示すフロー図
【図11】本発明の実施形態に係る共有ファイル公開・参照選択画面を示す図(公開選択の例)
【図12】本発明の実施形態に係る公開フォルダ選択画面を示す図
【図13】本発明の実施形態に係るフォルダ公開確認画面を示す図
【図14】本発明の実施形態に係る共有ファイル公開・参照選択画面を示す図(参照選択の例)
【図15】本発明の実施形態に係るファイル参照先選択画面を示す図
【図16】本発明の実施形態に係るファイルアクセス拒否画面を示す図
【図17】本発明の実施形態に係る共有ファイルの公開と参照との方法を示すフロー図
【図18】本発明の実施形態に係るファイル共有グループの自動消滅方法を示すフロー図
【符号の説明】
【0091】
10 通信アンテナ
11 近距離通信用物理通信インタフェース
12 通信制御部
13 TCP/IPプロトコル部
14 ファイル共有プロトコル部
15 ファイルシステム
16 ファイル操作アプリケーション
17 ファイル共有グループ操作アプリケーション
18 ファイル共有グループデータベース
19 表示部
20 操作部
30 ニックネームとキーワードの入力画面
40 ファイル共有グループ選択画面
50 ファイル共有許可選択画面
60 ファイル共有グループメンバー確認画面
70 ファイル共有グループ参加拒否画面
80 IPアドレス・ニックネーム対応テーブル
81 IPアドレス・ニックネーム対応テーブル
90 公開ファイル・IPアドレス対応テーブル
100 参加グループ・IPアドレス対照テーブル
110 共有ファイル公開・参照選択画面
120 公開フォルダ選択画面
130 フォルダ公開確認画面
140 共有ファイル公開・参照選択画面
150 ファイル参照先選択画面
160 ファイルアクセス拒否画面




 

 


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