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高周波受信装置 - 松下電器産業株式会社
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発明の名称 高周波受信装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−5851(P2007−5851A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−180104(P2005−180104)
出願日 平成17年6月21日(2005.6.21)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 杉山 基樹 / 石原 幸男 / 赤松 博史
要約 課題
本発明は、発振回路の発振信号が端子列に飛び込み難い高周波受信装置を提供することを目的としたものである。

解決手段
局部発振回路31は枠体22の一方面側44aに配置するとともに、端子列体36aは、枠体22の他方面側44bに沿って配置し、前記端子列体36aと前記局部発振回路31との間に金属製の仕切り板41bを挿入して、前記端子列体36aの周囲を導電体で囲んだものである。これにより、局部発振回路31で発振する発振信号が端子列体36aに飛び込み難くなる。
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも一方が開放された金属製の枠体と、この枠体の前記開放面側を覆うカバーとを有したシールドケースと、前記枠体内に嵌合された基板と、この基板上に形成された発振回路と、この発振回路を規定の周波数で発振させるための信号が供給されるとともに、前記基板に立設された端子列とを備え、前記発振回路は前記枠体の一方面側に配置するとともに、前記端子列は前記枠体の他方面側に沿って配置し、前記端子列と前記発振回路との間に金属製の仕切り板を挿入して、前記端子列の周囲を導電体で囲んだ高周波受信装置。
【請求項2】
端子列の端子には、入力端子と、出力端子と、この出力端子と前記入力端子との間に配置されたデータ端子とを含み、この端子列と接続されるとともに、前記基板上に構成された受信回路には、一方の入力には発振回路の出力が供給されるとともに、他方の入力には前記入力端子に入力された高周波信号がフィルタを介して供給される混合器と、この混合器の出力と前記出力端子との間に挿入された中間周波信号処理回路と、前記発振回路にループ接続されるとともに前記データ端子に供給されたデータが入力されるPLL回路とを含み、前記入力端子と前記フィルタ、および前記出力端子と前記中間周波信号処理回路との間を夫々近接して配置するとともに、仕切り板を前記受信回路と前記端子列との間に挿入した請求項1に記載の高周波受信装置。
【請求項3】
入力端子とデータ端子との間にグランド端子を挿入し、このグランド端子を擬似仕切り板として用いた請求項2に記載の高周波受信装置。
【請求項4】
データ端子と出力端子との間にグランド端子を挿入し、このグランド端子を擬似仕切り板として用いた請求項2に記載の高周波受信装置。
【請求項5】
枠体と基板とを接続する接続部は、グランド端子の近傍に設けた請求項3または4に記載の高周波受信装置。
【請求項6】
発振回路には、コンデンサとインダクタとの並列共振回路を含み、前記インダクタは枠体の一方面側に近接して配置した請求項1に記載の高周波受信装置。
【請求項7】
発振回路は、発振回路ブロック内に収納されるとともに、コンデンサとインダクタとの並列共振回路で構成され、前記インダクタの軸線は、前記発振ブロックの外部で仕切り板と交差させる請求項2に記載の高周波受信装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、テレビ放送などのような高周波信号を受信する高周波受信装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
以下、従来の高周波受信装置について図面を用いて説明する。図4は、従来の高周波受信装置の回路ブロックの配置図である。図4において、電子チューナ1(高周波受信装置の一例として用いた)は、上下方向が開放された枠体2と、この枠体2内に嵌合されたプリント基板3と、このプリント基板3上に形成された受信回路4と、この受信回路4の入力に接続された入力端子5と、前記受信回路4の出力が供給された出力端子6とを有している。
【0003】
なお受信回路4には、入力端子5が接続された高周波増幅器7と、この高周波増幅器7の出力が接続された段間フィルタ8と、この段間フィルタ8の出力がその一方の入力に接続されるとともに、他方の入力には局部発振回路9の出力が接続され、57MHzの第一中間周波数信号を出力する第一の混合器10と、この第一の混合器10から出力される第一中間周波数信号が供給され、第二の中間周波数信号を前記出力端子6へ供給する第二の混合器11と、局部発振回路9にループ接続されたPLL回路12とを有している。そして、PLL回路12にはデータ端子13が接続されている。
【0004】
ここで夫々の回路は、仕切り板14で囲まれることで回路ブロックが構成されている。そして、入力端子5は高周波増幅器7の入力回路ブロック15内に配置し、データ端子13は局部発振回路9とPLL回路12および第一の混合器10とが含まれた発振回路ブロック16内に配置され、出力端子6は第二の混合器11のIF回路ブロック17内に配置されている。
【0005】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【特許文献1】特開平6−209268号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながらこのような従来の高周波受信装置では、データ端子13が局部発振回路9の回路ブロック16内に設けられているので、局部発振回路9の発振信号がデータ端子13へ入力され、データ端子13から外部へ漏洩し、他の回路へ妨害を発生させるという課題を有していた。
【0007】
そこで本発明は、この問題を解決したもので、発振回路の発振信号が端子列に飛び込み難い高周波受信装置を提供することを目的としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的を達成するために本発明の高周波受信装置において、発振回路は枠体の一方面側に配置するとともに、端子は複数個の端子が列を成した状態で、枠体の他方面側に沿って配置し、前記端子列と前記発振回路との間に金属製の仕切り板を挿入して、前記端子列の周囲を導電体で囲んだものである。
【発明の効果】
【0009】
以上のように本発明によれば、少なくとも一方が開放された金属製の枠体と、この枠体の前記開放面側を覆うカバーとを有したシールドケースと、前記枠体内に嵌合された基板と、この基板上に形成された発振回路と、この発振回路に接続されるとともに、前記基板に立設された端子列とを備え、前記発振回路は前記枠体の一方面側に配置するとともに、前記端子列は前記枠体の他方面側に沿って配置し、前記端子列と前記発振回路との間に金属製の仕切り板を挿入して、前記端子列の周囲を導電体で囲んだ高周波受信装置であり、これにより端子列の周囲が導電体で囲まれることとなり、発振回路で発振する発振信号が端子列に飛び込み難くなる。従って、発振信号が最もこのような妨害信号で妨害が発生しやすい入力端子や、高周波フィルタブロックにおいて、端子列を経由した発振信号の飛込みを少なくできるので、妨害に強い高周波受信装置を得ることができる。
【0010】
また、発振信号が端子列より外部へ漏洩しにくくなるので、発振信号が他の機器へ妨害を与えることも少なくできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
(実施の形態1)
以下、本実施の形態の電子チューナ21(高周波受信装置の一例として用いた)について図面を用いて説明する。図1は、本実施の形態における電子チューナ21の回路ブロックの配置図であり、図2は同、電子チューナ21の側面図である。図1、図2において、電子チューナ21(高周波受信装置の一例として用いた)は、上下方向が開放された金属製の枠体22と、この枠体22の開放部を覆う金属製のカバー23とからなるシールドケース24内に収納される。そして、この枠体22内には、受信回路25が構成されたプリント基板26が嵌合される。
【0012】
受信回路25には、入力端子27に入力された470MHzから770MHzまでの間の周波数の高周波信号が供給されるハイパスフィルタ38と、このハイパスフィルタ38の出力が接続された高周波増幅器29と、この高周波増幅器29の出力が接続された段間フィルタ30と、この段間フィルタ30の出力がその一方の入力に接続されるとともに、他方の入力には局部発振回路31の出力が接続され、57MHzの第一中間周波数信号を出力する第一の混合器32と、この第一の混合器32から出力される第一中間周波数信号を第二の中間周波数信号へ変換する第二の混合器33と、局部発振回路31にループ接続されたPLL回路34と、このPLL回路34へ基準発振信号を供給する水晶発振子35とを有している。
【0013】
なお、本実施の形態の第一中間周波数信号の周波数は、57MHzであり、第二の中間周波数信号の周波数は、4MHzである。
【0014】
またプリント基板26上には、複数の端子36が樹脂製の端子台37に圧入などによって一列に並べられた端子列体36aが搭載され、これらの端子36は裏側のカバー23を貫通して電子チューナ21の外部へ導出されている。なお、この端子列体36aの各端子36と受信回路25の各回路との間は、プリント基板26の導体パターンによって接続される。ここで、ハイパスフィルタ38の入力には入力端子27が接続され、PLL回路34にはデータ端子39が接続され、第二の混合器33の出力は出力端子40へと接続される。
【0015】
そしてデータ端子39に対して、受信希望チャンネルのデータ信号が供給されることにより、PLL回路34は第一の混合器32で受信希望チャンネルの信号の周波数を57MHzの周波数に変換されるように局部発振回路31の発振周波数を制御する。このようにして、電子チューナ21では入力端子27に入力された高周波信号の中から希望するチャンネルのみの周波数を選局し、4MHzの第二の中間周波数信号へ変換して出力端子40から出力する。
【0016】
ここで電子チューナ21には、仕切り板で囲まれた回路ブロックが複数個構成されている。具体的には、ハイパスフィルタ38と高周波増幅器29とは、入力回路ブロック42内に配置され、枠体22の縦側面43aと、横側面44aと仕切り41aと仕切り41bとによって囲まれている。
【0017】
次に、段間フィルタブロック45は、入力回路ブロック42と仕切り41aを介して隣接するように配置され、段間フィルタ30が、枠体22の横側面44a、仕切り41a、仕切り41bと仕切り41cとによって囲まれるようにして収納されている。
【0018】
発振回路ブロック46は、段間フィルタブロック45と仕切り41cを介して隣接するように配置され、局部発振回路31と第一の混合器32とPLL回路34及び水晶発振子35とが、枠体22の横側面44a、仕切り41b、仕切り41cと仕切り41dとによって囲まれるようにして収納されている。
【0019】
IF回路ブロック47は、発振回路ブロック46と仕切り41dを介して隣接するように配置され、第二の混合器33が、枠体22の縦側面43bと横側面44aと仕切り41bと仕切り41dとによって囲まれるようにして収納されている。このようにして、受信回路25の各ブロックは、枠体22の一方の横側面44a側に沿って配置されることとなる。
【0020】
一方、端子列体36aが収納された端子列ブロック48は、枠体22の他方の横側面44b側に沿って配置される。具体的には、端子列ブロック48が、これらの受信回路25の各ブロックと金属製の仕切り41bを挟んで隣接するように配置される。これによって、端子列体36aは、枠体22の縦側面43a、43bと横側面44bおよび仕切り41bとによって囲まれるようにして収納される。
【0021】
以上のような構成により、端子列体36aの周りが、枠体22と仕切り41bによって囲まれ、さらに上下方向はカバー23で覆われることとなる。これにより、端子列体36aは周囲を導電体で囲まれることとなり、受信回路の各回路における信号が、端子列体36aへ飛び込み難くなる。
【0022】
特に、局部発振回路31の発振信号は、周波数が高くかつ信号のレベルが大きいので、発振回路ブロック46から漏洩しやすい。またこの発振信号は他の回路ブロックや他の機器に対して妨害を発生しやすいが、本願では端子列体36aは、周囲を導電体で囲まれるので、この発振信号が端子列体36aに飛び込み難くなる。従って、最もこのような妨害信号に対して妨害が発生しやすい入力端子27や、高周波フィルタブロックにおいて、端子列体36aを経由した発振信号の飛込みを少なくできるので、妨害に強い電子チューナ21を得ることができる。
【0023】
次に、図3は本実施の形態における電子チューナ21が搭載された車載用テレビ受信装置の中に収納されたマザー基板の上面図である。図3において、図1、図2と同じものは同じ番号を用いて、その説明は簡略化している。
【0024】
マザー基板91には、二台の電子チューナ21a、21bと、これらの電子チューナ21a、21bの双方の出力が接続された受信信号処理回路92が設けられている。そして、受信信号処理回路92には、復調回路と、この復調回路で復調処理された信号をデコードするためのデコーダなどが含まれている。なお、この復調回路では、電子チューナ21aと21bのいずれか一方の信号を選択的に復調する、いわゆるダイバーシティ受信方式が用いられている。なおこれは、自動車などのように高速移動する場合に発生するフェージングなどによる受信感度の劣化を小さくするために複数の電子チューナによるダイバーシティ方式を用い、それらの電子チューナの出力を選択的に使用することで最良の受信感度を得るものである。
【0025】
つまり、ダイバーシティ方式のテレビ受信装置では、マザー基板91上に複数の電子チューナ(例えば2台)が並べて搭載されることとなる。従って、互いの電子チューナ21a、21b同士の発振信号などが漏洩した場合、他方の電子チューナの妨害となることがある。そこで本願における端子列体36aは、周囲を導電体で囲まれるので、他方の電子チューナの発振信号が端子列体36aから飛び込むことを少なくできる。従って、最もこのような妨害信号に対して妨害が発生しやすい入力端子27や、高周波フィルタブロックにおいて、端子列体36aを経由した発振信号の飛込みを少なくできるので、妨害に強い電子チューナ21を得ることができる。
【0026】
また、発振信号が端子列体36aより外部へ漏洩しにくくなるので、発振信号がもう一方の電子チューナや受信信号処理回路92に対して妨害を与えることも少なくできる。
【0027】
なお本実施の形態の端子列体36aにおいて、入力端子27とデータ端子39との間および、データ端子39と出力端子40との間の夫々にグランド端子49を設けている。このようにグランド端子49を設けることで、入力端子27や出力端子40は枠体22の縦側面43a、43b、横側面44b、仕切り41bとこのグランド端子49とによって囲まれた擬似シールドケース内に構成される。これは、端子列体36aが収納される端子列ブロックを形成することで、グランド端子49と横側面44bとの間、そしてグランド端子49と仕切り41bとの間の隙間は小さくできる。従って、この端子列ブロック48内を高周波信号は伝播し難くなるので、妨害が飛び込み難くなる。
【0028】
そしてこのグランド端子49を仕切り41aと仕切り41bとの交点や、仕切り41dと仕切り41bとの交点の近傍に設けておくと良い。これにより、端子列ブロック48を介した妨害などは、さらに起こり難くできる。
【0029】
また、局部発振回路31は発振コイル(インダクタの一例として用いた。図示なし)とコンデンサとの並列共振回路を含んでいる。ここで、発振コイルで発生する磁界はコイルの軸線方向となるので、この磁界と仕切り41bとを交差させないことが望ましい。特にコイルは、コイル軸線と仕切り41bとの交差は、発振回路ブロック46外となるように配置すると良い。そこで本実施の形態では、コイルの軸線と仕切り41bとは、略平行となるような角度で配置している。これにより、発振コイルで生じた発振信号が直接端子列ブロック48へ漏洩しにくくなるので、発振信号による妨害が起こりにくくなる。
【0030】
さらに、本実施の形態では発振コイルは枠体22の横側面44a側の近傍に配置している。このようにすれば、発振コイルと端子列体36aとの空間距離が大きくできるので、さらに発振コイルで生じた発振信号が直接端子列ブロック48へ漏洩しにくくなる。従って、発振信号による妨害が起こりにくくなる。
【0031】
さらにまた本実施の形態において、受信回路25のグランドを取るために、枠体22とプリント基板26との間の接続は枠体22に設けられた挿入部61をプリント基板26に設けられた孔に挿通し、はんだ付けすることで行われる。ここで、枠体22の横側面44bにおいて、挿入部61を設ける位置は、グランド端子49と近接させた位置に設ける。これによりさらに、擬似シールドケースとしてのシールド効果が大きくなり、発振コイルで生じた発振信号が直接端子列ブロック48へ漏洩しにくくなるので、発振信号による妨害が起こりにくくなる。
【0032】
また、本実施の形態ではプリント基板26に多層基板を用い、その内層をグランド層としている。これによりプリント基板26の表裏に形成された各回路間での信号の漏洩を少なくできるので、妨害が起こりにくくなる。
【0033】
それに加えて、電子チューナ21内部で発生した熱をグランド層によって効果的に伝導させて、電子チューナ21外部へ放熱することができるので、部品の発熱などによる局部発振回路31の発振周波数が変動し難くなる。
【0034】
本実施の形態では、第一の混合器32と、局部発振回路31を構成する発振用コイルとコンデンサとの並列共振器以外の発振回路と、PLL回路34とはひとつの集積回路50内に集積化されている。また第二の混合器33は、集積回路50とは別の集積回路51内に集積化されている。ここで小型の電子チューナ21を実現するために、これらの集積回路50、51の集積化は大きい。つまり高集積化によってさらに発熱量が大きくなる。
【0035】
そこで集積回路50、51のグランド端子(図示せず)とグランド層とを、このグランド端子の近傍に設けたスルーホールによって接続する。さらに、仕切り41dの端部から延在して形成された脚52は、プリント基板26の孔に挿通されて、はんだ付けされることで、仕切り41dとグランド層とを接続する。これにより、集積回路50、51で発生した熱は、素早く枠体22へ伝導されて、放熱される。従って、局部発振回路31の発振周波数などのズレを小さくできる。
【0036】
なおこの場合、脚52は集積回路50と集積回路51との間に設けると、双方の集積回路50、51からの熱を効果的に放熱させることが可能となる。また、このカバー23から当接爪93を切起こして、脚52の先端に当接させるとさらに効果的に放熱できる。
【0037】
ここで、発振回路の異常発振を防ぐためには、局部発振回路31のグランドをしっかりと接地することが重要である。そこで本実施の形態では、脚52を発振コイルの近くに配置する。これにより局部発振回路31は安定した発振ができる。
【0038】
さらに、本実施の形態における枠体22には、切り欠き部62を設ける。そしてプリント基板26の凸部94に設けられた孔に、この切り欠き部62に設けられた挿入部61が挿入されて、はんだ63で接続される。ここで切り欠き部62の端部64とプリント基板26の下面65との間には隙間66を設けることが重要である。このように隙間66を設けることで、温度変化によるプリント基板の熱伸縮で発生するはんだの熱ストレスを小さくできる。従って温度変化などによっても、挿入部61においてはんだクラックなどが発生し難くなる。これにより、たとえ自動車のような温度変化の激しい機器に用いる電子チューナにおいても、長期間安定してグランドをとることができるので、漏洩や妨害に対し長期信頼性の良好な電子チューナ21を実現できる。
【0039】
さらに、隙間66の一方端には、プリント基板26の下面65側を受ける受け部67が形成される。そしてこの受け部67から連続して、プリント基板26の上面側より突出させた固定爪68が形成されている。この固定爪68は、凸部94側へ折り曲げられることで、固定爪68と受け部67との間で凸部94を挟み込むようにして、プリント基板26が枠体22内に固定される。これによりプリント基板26は受け部67と固定爪68との間に確実に固定されるので、プリント基板26の伸縮を小さくできる。
【0040】
また、受け部67が固定爪68と連続して形成されているので、凸部94は、固定爪68が折り曲げられたときに、固定爪68の直下で挟まれることとなる。これにより、固定爪68の折り曲げ部分でプリント基板26の沈み込みが発生し難くなる。従って、プリント基板26のたわみが小さくなるので、このプリント基板26とこのプリント基板26に装着される電子部品との間を接続するはんだなどに加わる応力を小さくでき、温度変動などによるはんだクラックは発生し難くなる。
【0041】
さらに、受け部67や固定爪68は隙間66から連続して形成されている。このようにすることで、挿入部61と固定爪68を加工するために設ける切り欠き部62を共用することができる。従って、切り欠き部62によって形成される枠体22の孔を小さくできるので、受信回路25からの信号の漏洩や外部回路からの妨害の進入を小さくできる。
【0042】
加えて、プリント基板26と枠体22との接続箇所と、プリント基板26と枠体22との位置を別々とすることで、凸部94の下面65側に隙間66を形成できることとなるので、特にプリント基板26の厚み方向に対する伸縮ではんだに応力が加わり難くなる。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明にかかる高周波受信装置は、端子への発振信号の飛込みを少なくできるという効果を有し、テレビ放送用の電子チューナなどのような高周波受信装置に用いると有用である。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明の一実施の形態における電子チューナの回路ブロックの配置図
【図2】同、電子チューナの側面図
【図3】同、電子チューナが搭載された電子機器の上面図
【図4】従来の電子チューナの回路ブロックの配置図
【符号の説明】
【0045】
22 枠体
23 カバー
24 シールドケース
26 基板
31 局部発振回路
36a 端子列体
41b 仕切り板




 

 


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