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発明の名称 ディスク装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4913(P2007−4913A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−184688(P2005−184688)
出願日 平成17年6月24日(2005.6.24)
代理人 【識別番号】100087745
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 善廣
発明者 丸岡 誠 / 田中 孝直
要約 課題
トレイイジェクト時の動作品位を向上させることにより、使用者が快適に使用できるディスク装置を提供する。

解決手段
ディスク装置は装置本体11と装置本体11に対し移動可能に設けられたトレイ12を有する。トレイ12の両側の側壁121、122には、各々、側壁高H1の奥部127と、奥部127から先端側に向かって低くなる傾斜部125と、傾斜部125に連結して側壁高H1より小さい側壁高H2の中間部126が形成されている。トレイ12にカートリッジ15が載置された時のカートリッジ15の表面の高さH4は側壁高H1より小さく側壁高H2より大きい。装置本体11は、トレイまたはカートリッジ15を押圧するローラ18、19を有しており、カートリッジ15が載置されたトレイ12の移動位置に応じて押圧対象を切換える。
特許請求の範囲
【請求項1】
装置本体に対して引き出された引出位置と装置本体内部に収納された収納位置との間を移動可能に設けられたトレイを有し、前記トレイに情報を記録または再生するディスクを収納したカートリッジを前記装置本体内のディスク駆動部にローディングさせるディスク装置であって、前記カートリッジを押圧する押圧部材を備え、前記トレイの移動に応じて前記押圧部材の押圧対象が前記カートリッジと前記トレイとで切換わることを特徴とするディスク装置。
【請求項2】
前記トレイの両側には側壁を有し、前記側壁の側壁高が前記装置本体側から先端側に向かって低くなる傾斜部を有し、前記傾斜部を前記トレイの前記装置本体側の位置に形成したことを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
【請求項3】
前記トレイの両側には側壁を有し、前記側壁は、前記装置本体側に形成した奥部と、前記奥部に連接して先端側に向かって低くなる傾斜部と、前記傾斜部に連接して前記奥部よりも低い中間部とを備え、前記トレイに前記カートリッジが載置された時の前記カートリッジの高さが、前記奥部より低く前記中間部より高いことを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
【請求項4】
前記押圧部材の押圧対象が、前記トレイの移動に応じて前記傾斜部において切換わることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のディスク装置。
【請求項5】
前記押圧部材の押圧対象が、前記奥部では前記側壁であり、前記中間部では前記カートリッジであり、前記傾斜部において前記側壁と前記カートリッジとで切換わることを特徴とする請求項3に記載のディスク装置。
【請求項6】
前記押圧部材が、ばね部材とローラとで構成され、前記ローラの押圧面を、前記側壁上から前記トレイ内部側に延出させて設けたことを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
【請求項7】
前記押圧部材の押圧対象が前記カートリッジと前記トレイとで切換わる時に、前記トレイの移動速度を減速させることを特徴とする請求項1に記載のディスク装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、装置本体に対して引き出された引出位置と装置本体内部に収納された収納位置との間を移動可能に設けられたトレイを有し、情報を記録又は再生するカートリッジに収納されたディスクを引出位置と収納位置との間で搬送するトレイ方式のディスク装置に関する。
【背景技術】
【0002】
装置本体に対して引き出された引出位置と装置本体内部に収納された収納位置との間を移動可能に設けられたトレイを有し、このトレイにディスクカートリッジが載せられた後、装置本体内のディスク駆動部にローディングさせるトレイ方式のディスク装置においては、カートリッジに設けられたライトプロテクトの設定等を検出する為の検出スイッチの反力に対抗しながら、カートリッジの位置を規制するための穴にピンを挿入させなければならない為、カートリッジの上部から押し付けるような荷重を加える必要があり、従来のディスク装置においてはカートリッジ上部を押圧する押圧部材が取り付けられている(たとえば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2000−348416号公報((0017)および図1、5など)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1に記載されているような従来の構成では、装置本体からトレイがイジェクトされる途中で、押圧部材がカートリッジから外れるタイミングがあり、押圧部材の押圧力が急激に変化する。このため、トレイが左右あるいは上下に動かされてトレイのイジェクト動作を不安定にしたり、押圧部材がカートリッジから外れるタイミングで異音を発生することがあり、使用者に不快感を与えてしまうという課題を有していた。
【0004】
本発明は、このような課題を解決するもので、トレイのイジェクト時における動作の安定性を向上させることにより、使用者が快適に使用できるディスク装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1記載の本発明のディスク装置は、装置本体に対して引き出された引出位置と装置本体内部に収納された収納位置との間を移動可能に設けられたトレイを有し、前記トレイに情報を記録または再生するディスクを収納したカートリッジを前記装置本体内のディスク駆動部にローディングさせるディスク装置であって、前記カートリッジを押圧する押圧部材を備え、前記トレイの移動に応じて前記押圧部材の押圧対象が前記カートリッジと前記トレイで切換わることを特徴とする。
請求項2記載の本発明は請求項1に記載のディスク装置において、前記トレイの両側には側壁を有し、前記側壁の側壁高が前記装置本体側から先端側に向かって低くなる傾斜部を有し、前記傾斜部を前記トレイの前記装置本体側の位置に形成したことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は請求項1に記載のディスク装置において、前記トレイの両側には側壁を有し、前記側壁は、前記装置本体側に形成した奥部と、前記奥部に連接して先端側に向かって低くなる傾斜部と、前記傾斜部に連接して前記奥部よりも低い中間部とを備え、前記トレイに前記カートリッジが載置された時の前記カートリッジの高さが、前記奥部より低く前記中間部より高いことを特徴とする
請求項4記載の本発明は請求項2または請求項3に記載のディスク装置において、前記押圧部材の押圧対象が、前記トレイの移動に応じて前記傾斜部において切換わることを特徴とする。
請求項5記載の本発明は請求項3に記載のディスク装置において、前記押圧部材の押圧対象が、前記奥部では前記側壁であり、前記中間部では前記カートリッジであり、前記傾斜部において前記側壁と前記カートリッジとで切換わることを特徴とする。
請求項6記載の本発明は請求項1に記載のディスク装置において、前記押圧部材が、ばね部材とローラとで構成され、前記ローラの押圧面を、前記側壁上から前記トレイ内部側に延出させて設けたことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は請求項1に記載のディスク装置において、前記押圧部材の押圧対象が前記カートリッジと前記トレイとで切換わる時に、前記トレイの移動速度を減速させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明のディスク装置によれば、トレイイジェクト途中でトレイが左右あるいは上下に振られることなく動作し、またトレイイジェクト途中での異音の発生もなくすことができるので、使用者が快適に操作することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
本発明の第1の実施の形態によるディスク装置は、トレイローディング式のディスク装置にカートリッジを押圧する押圧部材を備え、トレイの移動に応じて押圧部材の押圧対象をカートリッジとトレイで切換えるものである。本実施の形態によれば、トレイをイジェクトあるいはローディングする際に、トレイの移動位置に応じてトレイまたはカートリッジを確実に押圧することができる。特に、イジェクト動作時のトレイの急激な荷重変化を無くすことができるので、トレイのイジェクト動作を安定させることができる。また、トレイが左右あるいは上下に動かされることがなく、異音を発生することがないので使用者が快適に操作することができる。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるディスク装置において、トレイの両側には側壁を有し、側壁の側壁高が装置本体側から先端側に向かって低くなる傾斜部を有するものである。本実施の形態によれば、傾斜部において押圧部材の押圧対象をカートリッジとトレイ間で確実に切換えることができる。
本発明の第3の実施の形態は、第1の実施の形態によるディスク装置において、トレイの両側には側壁を有し、側壁は、装置本体側に形成した奥部と、奥部に連接して先端側に向かって低くなる傾斜部と、傾斜部に連接して奥部よりも低い中間部とを備え、トレイにカートリッジが載置された時のカートリッジの高さが、奥部より低く中間部より高くしたものである。本実施の形態によれば、押圧部材の押圧対象をカートリッジとトレイ間で確実に切換えることができる。
本発明の第4の実施の形態は、第2または第3の実施の形態によるディスク装置において、押圧部材の押圧対象がトレイの移動に応じて傾斜部において切換わるものである。本実施の形態によれば、トレイが傾斜部に達した時に押圧部材の押圧対象がトレイまたはカートリッジのいずれかを確実に切り換えて押圧することができる。
本発明の第5の実施の形態は、第3の実施の形態によるディスク装置において、押圧部材の押圧対象が、奥部では側壁であり、中間部ではカートリッジであり、傾斜部において側壁とカートリッジとで切換わるものである。本実施の形態によれば、ローラの位置に応じて側壁またはカートリッジのいずれかを確実に切り換えて押圧することができる。
本発明の第6の実施の形態は、第1の実施の形態によるディスク装置において、押圧部材が、ばね部材とローラとで構成され、ローラの押圧面を、側壁上からトレイ内部側に延出させて設けたものである。本実施の形態によれば、ローラが確実にトレイまたはカートリッジのいずれかを押圧することができる。
本発明の第7の実施の形態は、第1の実施の形態によるディスク装置において、押圧部材の押圧対象がカートリッジとトレイとで切換わる時に、トレイの移動速度を減速させるものである。本実施の形態によれば、側壁の傾斜部をローラが通過する際に生じる衝撃を緩和することができる。
【実施例】
【0008】
以下本発明の実施例について図面とともに詳細に説明する。
図1は本発明の実施例におけるディスク装置の上蓋を外した状態で、トレイを引き出した状態における要部構成を示す平面図である。
ディスク装置は、装置本体11とトレイ12から構成されている。トレイ12は装置本体11に対して引き出された引出位置と装置本体内部に収納された収納位置との間を移動可能に設けられ、情報を記録又は再生するディスクを内包したカートリッジ15を載置して、装置本体に設けられたトレイ操作スイッチ(図示省略)を操作することにより、装置本体11にカートリッジ15を非装着状態から装着状態へ搬送し、あるいは、装着状態から非装着状態に搬送する。装置本体11のトレイ12側の両角部にはカートリッジ15を押圧する一対の押圧部材13、14が設けられている。押圧部材13、14は、各々ばね部材16、17の弾性力によりカートリッジ15を押圧する樹脂またはゴム製のローラ18、19で構成され、ローラ18、19の押圧面を、側壁121、122上からトレイ12内部側に延出させて設けている。
装置本体11の中央部にはクランパ20が設けられ、トレイ12が装置本体11の内部に収納された時に、クランプアーム21によりトレイ12に載置されている裸ディスクを内包したカートリッジ15を装置本体11に設けられているディスクモータ(図示省略)に押圧する。
カートリッジ15には位置決め孔25、26が形成されており、トレイ12が装置本体11の内部に収納された時に、装置本体11に設けられている位置決めピン(図示省略)と係合してカートリッジ15の位置決めが行われる。
【0009】
装置本体11には、ディスクモータ、位置決めピンの他にカートリッジ15の高さ方向の位置決めを行う支持ピンが設けられており、これらのディスクモータ、位置決めピン、支持ピンはベース板に保持されている。ベース板は、カートリッジ15の非装着状態では傾斜してカートリッジ15の挿入に対して待避しており、カートリッジ15の装着状態においては、カートリッジ15に近づいて水平の状態に位置される。また、装置本体11にはさらにカートリッジ15のシャッタ151を開閉するシャッタ開閉装置(図示省略)が設けられている。これらの図示を省略したディスクモータ、位置決めピン、支持ピン、ベース板およびシャッタ開閉装置の詳細な構成およびその動作は、特許文献1に記載されているそれらの構成および動作と本質的に同様であるのでここでは説明を省略する。
【0010】
図2はトレイ12の詳細を説明する図で、図2(a)は平面図、図2(b)は側面図である。図2(a)に示すように、トレイ12は両側の側壁121、122および先端壁123で三方を囲まれている。先端壁123の中央部およびトレイ12の底板の先端部には切欠124が形成されている。
トレイ12の両側の側壁121、122は、図2(b)に示すように(図2(b)には側壁121側を図示する。)、その側壁高がトレイ12の装置本体11側である奥部127から傾斜部125を介してトレイ12の中間部126に向かって徐々に低くなるように構成され、先端部128において再び高くなるように構成される。すなわち、トレイ12の奥部127から中間部126に向かって傾斜部125を形成するように側壁121、122に切欠124を形成する。トレイ12の側壁121、122の傾斜部125は、トレイ12の装置本体11側に位置するように設けられ、トレイ12の全長に対して1/2〜1/4近辺に形成される。なお、奥部127と傾斜部125の接続部および傾斜部125と中間部126との接続部に角度があるとローラ18、19に対する移動時に衝撃が生じるおそれがあるので、角度を持たせずに曲線的に変化させることが好ましい。
【0011】
側壁121、122の各部の側壁高の相互の関係は、図2(b)に示すように、トレイ12の奥部127の側壁高をH1、中間部126の側壁高をH2、先端部128の側壁高をH3、トレイ12内にカートリッジ15を載置した時のカートリッジ15の表面の高さをH4とすると、H1>H4>H2、および、H3>H4>H2となるように設定される。すなわち、側壁121、122は第1の高さH1の奥部127と、奥部127から先端側に向かって低くなる傾斜部125と、傾斜部125に連結して第1の高さH1より小さい第2の高さH2の中間部126とを備え、トレイ12にカートリッジ15が載置された時のカートリッジ15の高さH4が、第1の高さH1より小さく第2の高さH2より大きい構成を有している。また、トレイ12にカートリッジ15が載置された時のカートリッジ15の高さH4は先端部128の高さH3よりも小さい。
【0012】
つぎに、カートリッジ15を装置本体11に装着および取り出す動作について説明する。装置本体11にカートリッジ15が載置されていない空のトレイ12が収納されている状態では、押圧部材13のローラ18はトレイ12の側壁121における中間部126の最先端側を押圧している。この状態は図3(d)においてトレイ12にカートリッジ15がない状態に相当する。この状態でトレイ操作スイッチを押すと、トレイ12は装置本体11からイジェクトを開始し、装置本体11から引き出される。トレイ12のイジェクトにつれてローラ18の接触位置は中間部126上を移動し、傾斜部125を越えて奥部127に達する。傾斜部125を通過する際には、ローラ18と側壁121との接触状態が変化するのでトレイ12に衝撃が加わるおそれがある。そこで、傾斜部125を通過する際にはトレイ12の移動速度を減速させて衝撃を小さくする。トレイ12が完全に引き出されると、ローラ18の接触位置は奥部127になり、図3(a)に示すように、ローラ18がばね部材16の偏倚力によりトレイ12の側壁121における奥部127の上端縁を押圧する。同様に、トレイ12の反対側の側壁122は、押圧部材14のローラ19がばね部材17の偏倚力によりトレイ12の側壁122における奥部の上端縁を押圧する。したがって、トレイ12はイジェクト動作時において急激に荷重変化をすることがなく、トレイ12が左右あるいは上下に動かされることがない。
【0013】
トレイ12がイジェクトされた状態でトレイ12内にカートリッジ15を載置し(図1、図3(a)の状態)、トレイ操作スイッチを押すと、トレイ12は装置本体11内に移動してローディングが開始される。トレイ12が装置本体11内に移動を開始すると、トレイ12の側壁121側では、図3(b)に示すように、トレイ12の移動につれてローラ18がトレイ12の側壁121の傾斜部125に差し掛かり、トレイ12がさらに移動すると傾斜部125上を回転しながら移動してカートリッジ15の表面に差し掛かる。同様に、トレイ12の反対側の側壁122側でも、トレイ12の移動につれてローラ19がトレイ12の側壁122の傾斜部125に差し掛かり、トレイ12がさらに移動すると傾斜部125上を回転しながら移動してカートリッジ15の表面に差し掛かる。前述したように、ローラ18、19はそれぞれ側壁121、122の位置および側壁121、122の内側にまたがる位置に配置されているので、ローラ18、19がトレイ12の側壁121、122の傾斜部125上の最初の部分に位置する時は、ローラ18、19がトレイ12の両側の側壁121、122の上端縁を押圧しているので、トレイ12は移動による荷重変化がなく、トレイが左右あるいは上下に動かされることもない。
【0014】
ローラ18、19が傾斜部125上を移動してカートリッジ15の表面に到った時は、ローラ18、19はカートリッジ15の両端部における表面の押圧を開始する。したがって、カートリッジ15の振動が抑えられるとともに、押圧部材13、14のローラ18、19がスムースにトレイ12とカートリッジ15間を移動するので、異音を発生することもない。
一方、トレイ12の移動による荷重変化は、トレイ12の側壁121、122の傾斜部125がトレイ12の全長の1/2〜1/4近辺に形成されているので、トレイ12の側壁121、122の傾斜部125がローラ18、19に接する位置ではトレイ12はすでに全長の1/2〜1/4ほど装置本体11内に収納されており、トレイ12の移動に伴う荷重変化はほとんどない。
なお、この場合も傾斜部125が通過する際に、ローラ18と側壁121との接触状態が変化するのでトレイ12に衝撃が加わるおそれがあるので、トレイ12の移動速度を減速させて衝撃を小さくする。
【0015】
トレイ12がさらに装置本体11内に移動すると、トレイ12の側壁121側では、図3(c)に示すように、トレイ12の移動につれて、ローラ18がカートリッジ15の両端部における表面を押圧しながら回転する。同様に、トレイ12の反対側の側壁122側でも、トレイ12の移動につれて、ローラ19がカートリッジ15の両端部における表面を押圧しながら回転する。この状態では、ローラ18、19はカートリッジ15の両端部における表面を押圧しているので、カートリッジ15はトレイ12の底板に確実に押えられてトレイ12内での振動が抑制される。
【0016】
トレイ12が装置本体11内に完全に収納されると、トレイ12の側壁121側では、図3(d)に示すように、ローラ18がカートリッジ15の表面を押圧した状態でトレイ12が停止する。同様に、トレイ12の反対側の側壁122側でも、ローラ19がカートリッジ15の表面を押圧した状態でトレイ12が停止する。したがって、カートリッジ15はトレイ12の底板に確実に押えられてトレイ12内での振動が抑制される。
トレイ12が装置本体11内に完全に収納された時は、同時に、装置本体11に設けられている位置決めピンがカートリッジ15の位置決め孔25、26と係合してカートリッジ15の位置決めが行われる。
【0017】
以上説明したように、本実施例によれば、トレイ12の両側の側壁121、122の高さをトレイ12の長さ方向において部分的に異ならせ、カートリッジ15を押圧する一対の押圧部材13、14の押圧用のローラ18、19をトレイ12の両側の側壁121、122とカートリッジ15の両方にまたがる位置に配置することにより、トレイ12を装置本体11に対してイジェクトあるいはローディングする際に、トレイ12の移動位置に応じてトレイ12またはカートリッジ15を確実に押圧することができる。特に、イジェクト動作時のトレイ12の急激な荷重変化を無くすことができ、トレイ12のイジェクト動作を安定させることが出来る。
また、トレイ12が左右あるいは上下に動かされてトレイ12のイジェクト動作の品位を落としたり、押圧部材13、14のローラ18、19がトレイ12とカートリッジ15間でスムースに移動するので、異音を発生することがなくなり、使用者に不快感を与えることもない。
【産業上の利用可能性】
【0018】
本発明は、光磁気ディスクやミニディスクなどの情報を記録又は再生するディスクをカートリッジに収納した光ディスク装置、カートリッジに入った円盤状記録媒体の記録又は再生が可能なPD装置、CD−ROMとDVD−ROMの裸の円盤状記録媒体の再生とDVD−RAMカートリッジに入った円盤状記録媒体の記録又は再生が可能なDVD−RAM装置などの、カートリッジに入った円盤状記録媒体単体の記録再生装置、あるいは、裸の円盤状記録媒体とカートリッジに入った円盤状記録媒体の両方の記録再生装置に適している。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の実施例によるディスク装置の上蓋を外した状態でトレイを引き出した状態における要部構成を示す平面図
【図2】本発明の実施例によるディスク装置のトレイの詳細を説明する図で(a)は平面図、(b)は側面図
【図3】本発明の実施例によるディスク装置の動作の流れを説明する図で(a)〜(d)はディスク装置の要部の側面図
【符号の説明】
【0020】
11 装置本体
12 トレイ
13、14 押圧部材
15 カートリッジ
16、17 ばね部材
18、19 ローラ
20 クランパ
21 クランプアーム
25、26 位置決め孔
121、122 側壁
123 先端壁
124 切欠
125 傾斜部
126 中間部
127 奥部
128 先端部
151 シャッタ




 

 


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