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発明の名称 読取装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4699(P2007−4699A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−186848(P2005−186848)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100072604
【弁理士】
【氏名又は名称】有我 軍一郎
発明者 六土 逸夫
要約 課題
使用者が読取結果を容易に判断することができる読取装置を提供すること。

解決手段
非接触で読取対象物2を読み取る読取装置1において、読取対象物2を読み取る読取手段4と、読取手段4による読取結果の正常及び異常を判定する判定手段9と、判定手段9による判定結果を読取対象物2に投影する投影手段とを備え、投影手段は、少なくとも2以上の発光部8a〜8cによって構成され、発光部8a〜8cは、光を発光する光源と、光源から発光された光を用いて読取対象物2に所定の種別の表示をさせる発光部8a〜8c毎に異なる回折格子とを有する。
特許請求の範囲
【請求項1】
非接触で読取対象物を読み取る読取装置において、前記読取対象物を読み取る読取手段と、前記読取手段による読取結果の状態を判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を前記読取対象物に投影する投影手段とを備えたことを特徴とする読取装置。
【請求項2】
前記投影手段は、少なくとも2以上の発光部によって構成され、前記発光部は、光を発光する光源と、前記光源から発光された光を用いて前記読取対象物に所定の種別の表示をさせる前記発光部毎に異なる回折格子とを有することを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項3】
前記発光部から発光された光を前記読取対象物の方向に反射させる反射部をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の読取装置。
【請求項4】
前記判定手段は、前記読取手段による読取結果が正常であると判定された場合に、さらに読取処理が異常であるかを判定することを特徴とする請求項1から3までの何れかに記載の読取装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バーコード、2次元コード等を読み取る読取装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の読取装置として、図6に示すように携帯型のバーコードリーダがあり、非接触でバーコードを読み取るようになっている。
【0003】
そして、従来のバーコードリーダとして、バーコードの読取結果を音で使用者に通知することによって、使用者がバーコードの読取結果を判断することができるものが開示されている(特許文献1参照。)。例えば、正常に読み取りができた場合には、図7(a)で示すように、「ピッ」という音で示し、正常に読み取りができない場合には、図7(b)で示すように、「ピピピ」という音で示すことによって、使用者が読取結果を判断できるようになっている。
【0004】
また、従来のバーコードスキャナとして、バーコードの読取結果を振動で使用者に通知することによって、使用者がバーコードの読取結果を判断することができるものが開示されている(特許文献2参照。)。例えば、正常に読み取りができた場合には、図7(a)で示すように、「ブル」という振動で示し、正常に読み取りができない場合には、図7(b)で示すように、「ブルブルブル」という振動で示すことによって、使用者が読取結果を判断できるようになっている。
【0005】
また、従来のバーコードリーダとして、バーコードの読取結果を当該バーコードリーダに設けられた表示手段に表示して使用者に通知することによって、使用者がバーコードの読取結果を判断することができるものがある。例えば、正常に読み取りができた場合には、図8(a)で示すように、「読取結果成功」やランプ点灯表示し、正常に読み取りができない場合には、図8(b)で示すように、「読取結果エラー」やランプ点滅表示することによって、使用者が読取結果を判断できるようになっている。
【特許文献1】特開平10−334174号公報
【特許文献2】特開平11−110469号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の特許文献1に開示されたバーコードリーダにおいては、音でバーコードの読取結果を通知するので、使用者に聴覚障害が有る場合や、周囲の騒音等がある場合には、使用者が音の種別によって複数の読取結果を判断することができないという問題があった。
【0007】
さらに、従来の特許文献2に開示されたバーコードスキャナにおいては、振動でバーコードの読取結果を通知するので、使用者が振動の種別によって複数の読取結果を判断するのが困難であるという問題があった。
【0008】
また、従来のバーコードリーダにおいては、表示手段にバーコードの読取結果を表示して使用者に通知するので、表示手段を見る必要があり、バーコードを意識している使用者にとっては、操作性が良くないという問題があった。
【0009】
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、使用者が読取結果を容易に判断することができる読取装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の読取装置は、非接触で読取対象物を読み取る読取装置において、前記読取対象物を読み取る読取手段と、前記読取手段による読取結果の状態を判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を前記読取対象物に投影する投影手段とを備えるように構成されている。
【0011】
この構成により、前記判定手段の判定結果を前記読取対象物に投影しているので、前記読取対象物に意識が集中している使用者にとっては、読取結果を容易に判断することができる。
【0012】
また、本発明の読取装置は、前記投影手段は、少なくとも2以上の発光部によって構成され、前記発光部は、光を発光する光源と、前記光源から発光された光を用いて前記読取対象物に所定の種別の表示をさせる前記発光部毎に異なる回折格子とを有するように構成されている。
【0013】
この構成により、発光部が、光を発光する光源と、前記光源から発光された光を用いて読取対象物に所定の種別の表示をさせる発光部毎に異なる回折格子を有しているので、簡単な構成で読取対象物に所定の種別を表示することができる。
【0014】
また、本発明の読取装置は、前記発光部から発光された光を前記読取対象物の方向に反射させる反射部をさらに備えていてもよい。
【0015】
また、本発明の読取装置は、前記判定手段は、前記読取手段による読取結果が正常であると判定された場合に、さらに読取処理が異常であるかを判定するよう構成されている。
【0016】
この構成により、前記判定手段は、前記読取手段による読取結果が正常であると判定された場合に、さらに読取処理が異常であるかを判定するので、読取結果が正常及び異常のいずれであるかを使用者が判断できることに加えて、前記読取処理が異常であるかを使用者が判断できる。
【発明の効果】
【0017】
本発明は、使用者が読取結果を容易に判断することができる読取装置を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明に係る読取装置の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0019】
図1は、本発明に係る読取装置の一実施の形態としてのバーコードリーダの斜視図である。
【0020】
本実施の形態においては、本発明に係る読取装置として、図1に示すように、非接触で読取対象物2の一部を構成するバーコード3を読み取る携帯型のバーコードリーダ1に適用して以下説明する。したがって、本発明に係る読取装置は、本実施の形態における携帯型のバーコードリーダ1に限定されるものではなく、定置型のバーコードリーダに適用することもできる。また、バーコード3は、一次元コードに限定されるものではなく、QRコード等の2次元コードであってもよい。
【0021】
図1に示すように、バーコードリーダ1は、使用者が握ることが可能な握り部1aと、握り部1aに対して所定の角度で形成された開口部Aを有するヘッド部1bとを備えている。そして、バーコードリーダ1は、開口部Aを介して読取対象物2に光を照射し、読取対象物2にて反射した光を読み取ってバーコードを読み取るようになっている。
【0022】
図2は、本発明に係る読取装置の一実施の形態としてのバーコードリーダのブロック図である。
【0023】
図2に示すように、バーコードリーダ1は、読取対象物2の一部を構成するバーコード3を読み取るコード読取部4と、コード読取部4によって読み取られた読取情報をデコードしてバーコード3を認識するコード認識部5と、読取対象物2に読取ターゲットを発光する読取ターゲット発光部6と、読取ターゲット発光部6を制御する読取ターゲット制御部7と、3つの発光部8a〜8cと、コード認識部5によって認識された認識結果に基づいて判定を行い3つの発光部8a〜8cの発光を切り替え制御する制御部9と、コード認識部5の認識結果およびプログラムを記憶するメモリ10と、メモリ10に記憶された認識結果を外部機器11に送信する通信部12と、メモリ10に記憶されたプログラムに基づいて装置全体を制御するCPU13とを備えている。ここで、コード読取部4及びコード認識部5は、本発明の読取手段を構成し、制御部9は、本発明の判定手段を構成し、発光部8a〜8cは、本発明の投影手段を構成している。
【0024】
発光部8a〜8cは、光を発光する図示しない光源と、前記光源から発光された光を用いて読取対象物2に所定の種別の表示をさせる発光部毎に異なる図示しない回折格子とを有している。ここで、所定の種別の表示とは、後述する正常を示す「○」、注意を示す「△」、異常を示す「×」の表示をいう。このように、発光部8a〜8cは、それぞれ異なる回折格子を有しているので、制御部9が、コード認識部5によって認識された認識結果に基づいて発光部8a〜8cの発光を切り替え制御することによって所定の種別を読取対象物2に表示することができる。
【0025】
バーコードリーダ1は、さらに、発光部8a〜8cから発光された光を読取対象物の方向に反射させるミラーによって構成された図示しない反射部をさらに備えている。具体的には、反射部は、握り部1aの内部に設けられた発光部8a〜8cからの発光された光をヘッド部1bの屈曲に応じて開口部Aの方向(読取対象物の方向)に反射させる位置に設けられている。なお、本実施の形態においては、発光部8a〜8cは、握り部1aの内部に設けられているが、読取対象物2の方向で開口部Aの近傍に設けられていてもよく、この場合には、反射部は不要となる。
【0026】
図3は、本発明に係る読取装置の一実施の形態における読取ターゲット発光部によって読取ターゲットが読取対象物に照射された状態を示す図である。
【0027】
図3に示すように、読取ターゲット発光部6は、握り部1aの内部に設けられ、上述した反射部を介して、読取対象物2に読取ターゲット14を照射するようになっている。また、照射された読取ターゲット14が読取対象物2で反射されることによってコード読取部4が読み取りを行うようになっている。なお、本実施の形態においては、読取ターゲット発光部6は、握り部1aの内部に設けられているが、読取対象物2の方向で開口部Aの近傍に設けられていてもよく、この場合には、反射部は不要となる。
【0028】
図4は、本発明に係る読取装置の一実施の形態における制御部による判定結果が読取対象物に投影された状態を示す図である。
【0029】
図4に示すように、制御部9は、コード認識部5によってデコードされたバーコードデータ(読取結果)の正常及び異常を予めメモリ10に記憶された判定基準を参照して判定するようになっている。制御部9は、その読取結果が正常であれば、図4(a)に示すように、正常を示す「○」を読取対象物2に投影するよう発光部8a〜8cを制御するようになっている。また、制御部9は、その読取結果が異常であれば、図4(c)に示すように、異常を示す「×」を読取対象物2に投影するよう発光部8a〜8cを制御するようになっている。また、制御部9は、その読取結果が正常であって、かつ、読取処理が異常であれば、図4(b)に示すように、注意を示す「△」を読取対象物2に投影するよう発光部8a〜8cを制御するようになっている。
【0030】
ここで、読取処理が異常とは、コード認識部5によってデコードされたバーコードデータが使用者によって図示しない入力部を介して予め入力指定された処理に対応するバーコードデータではない場合である。これについて、本実施の形態のバーコードリーダ1が荷物の集配の端末に適用された場合について以下具体的に説明する。まず、図示しない入力部には、例えば、使用者が荷物を引き受け時にバーコードの読み取りをする際入力する釦と、使用者が中継地点指定時にバーコードの読み取りをする際入力する釦とがあるものとする。この場合に、使用者が荷物を引き受け時にバーコードの読み取りをする際入力する釦を押したにもかかわらず、読み取ったバーコードデータが中継地点指定のバーコードデータである場合に読取処理が異常となる。読取処理が異常であるか否かの判定は、メモリ10に記憶された判定基準を参照して行われる。
【0031】
なお、上述したような読取処理の異常は、例示であってこれに限定されるものではなく、同一のバーコードを2回以上読み取った場合を読取処理の異常としてもよい。
【0032】
図5は、本発明に係る読取装置の一実施の形態としてのバーコードリーダのフロー図である。
【0033】
図5に示すように、まず、読取ターゲット発光部6によって読取ターゲット14が照射され、読取対象物2で反射された光がコード読取部4によって読み取られる(S1)。そして、コード読取部4によって読み取られたコードが、コード認識部5によってデコードされる。コード認識部5によってデコードされた情報に基づいて、制御部9によって正常、注意、異常の判定が行われる(S3)。制御部9によって正常と判定された場合には、「○」に対応する発光部8aを発光させて、読取対象物2に投影する(S5)。また、制御部9によって異常と判定された場合には、「×」に対応する発光部8cを発光させて、読取対象物2に投影する(S6)。また、制御部9によって読取処理が異常と判定された場合には、「△」に対応する発光部8bを発光させて、読取対象物2に投影する(S7)。
【0034】
このような本実施の形態のバーコードリーダ1によれば、制御部9の判定結果を読取対象物2に投影しているので、読取対象物2に意識が集中している使用者にとっては、読取結果を容易に判断することができる。
【0035】
また、本実施の形態のバーコードリーダ1によれば、発光部8a〜8cが、光を発光する光源と、光源から発光された光を用いて読取対象物2に所定の種別の表示をさせる発光部毎に異なる回折格子を有しているので、簡単な構成で読取対象物2に所定の種別、すなわち、正常、注意、異常等の表示することができる。
【0036】
また、本実施の形態のバーコードリーダ1によれば、制御部9は、コード読取部4による読取結果が正常であると判定された場合に、さらに読取処理が異常であるかを判定するので、読取結果が正常及び異常のいずれであるかを使用者が判断できることに加えて、読取処理が異常であるかを使用者が判断できる。
【産業上の利用可能性】
【0037】
以上のように、本発明にかかる読取装置は、読取結果を読取対象物に表示することにより、使用者が読取結果を容易に判断することができるという効果を有し、バーコード、2次元コード等を読み取る読取装置等として有用である。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明に係る読取装置の一実施の形態としてのバーコードリーダの斜視図
【図2】本発明に係る読取装置の一実施の形態としてのバーコードリーダのブロック図
【図3】本発明に係る読取装置の一実施の形態における読取ターゲット発光部によって読取ターゲットが読取対象物に照射された状態を示す図
【図4】本発明に係る読取装置の一実施の形態における制御部による判定結果が読取対象物に投影された状態を示す図
【図5】本発明に係る読取装置の一実施の形態としてのバーコードリーダのフロー図
【図6】従来の携帯型のバーコードリーダの斜視図
【図7】従来のバーコードリーダにおけるバーコードの読取結果を音又は振動で使用者に通知することを説明する図
【図8】従来のバーコードリーダにおけるバーコードの読取結果を表示手段に表示して使用者に通知することを説明する図
【符号の説明】
【0039】
1 バーコードリーダ(読取装置)
2 読取対象物
3 バーコード
4 コード読取部(読取手段)
5 コード認識部(読取手段)
6 読取ターゲット発光部
7 読取ターゲット制御部
8 発光部(投影手段)
9 制御部(判定手段)
10 メモリ
11 外部機器
12 通信部
13 CPU
14 読取ターゲット




 

 


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