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発明の名称 印字制御装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−11819(P2007−11819A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−193249(P2005−193249)
出願日 平成17年7月1日(2005.7.1)
代理人 【識別番号】100066061
【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之
発明者 久保田 勉
要約 課題
USB2.0を使用することのできる装置において、ユーザーの使用環境によるデータエラーに対して適切な対策を行い、安定した通信環境でのデータ転送ができるようにする。

解決手段
データ転送に伴うエラーの発生頻度を監視して、要求があればエラーレートをパネルに出力し、また、エラー頻度を定期的に測定し、その結果を不揮発性メモリに記録し、その値が事前に設定されたエラー頻度を超える場合には、データ転送の最大パケットサイズの設定または転送モードの設定変更をジョブ終了時に行う。
特許請求の範囲
【請求項1】
ホストコンピュータとUSBインタフェースで接続されバルク転送により印刷データを受信する印字制御装置において、次の(1)ないし(10)の要件、
(1)印刷データ受信時にデータパケット毎にエラー発生の有無について履歴を採り、転送モードおよび設定している最大パケットサイズとともにメモリ上に記録すること、
(2)(1)の情報をジョブ単位で管理すること、
(3)(1)の情報を解析し、USBに関する設定の変更の必要度を判断すること、
(4)(3)で解析した情報および設定情報を不揮発性メモリに書き込み保持すること、
(5)(4)で不揮発性メモリに書き込まれた情報を削除することでROMに記録された設定情報に基づき設定されること、
(6)(3)の判断に基づき、ユーザーに対し警告を行うこと、
(7)(3)の判断に基づき、ホストコンピュータに対して再接続を要求し、設定を変更してホストとの接続を確立すること、
(8)ユーザーがUSBの設定状況およびエラー発生状況を表示装置またはホストコンピュータ上で確認できる、
(9)ユーザーがUSBの設定状況を表示装置またはホストコンピュータから変更ができる、
(10)(1)の動作をする/しないの設定が装置の表示装置またはホストコンピュータから変更でき、その情報は不揮発性メモリ上に記憶することができること、
を備えたことを特徴とする印字制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、USBインタフェースをデータ転送に使用する印字制御装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、USBインタフェースを使用する印字制御装置において、通信に伴うエラーが派生した場合、インタフェースのプロトコルによってデータ再送が行われる為、特に何もしていなかった。
【0003】
一方、通信エラーが生じた場合には現在の通信モードを切り替えて通信を再開する情報処理装置は存在した(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平10−222433号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら上記従来例では、以下のような問題点を解決することはできなかった。
【0005】
(1)USBインタフェースがHi−Speedモードで動作しているのかFull−Speedモードで動作しているのかがユーザーから分からず、また、ケーブルは同じものが使用できる為、機器がHi−Speedモードで動作できても長いケーブルやインピーダンスが規程内でないケーブルの使用により動作が不安定になったり、ホストコンピュータから認識されなくなってしまう。
【0006】
(2)データ転送に伴うエラー頻度が高くなると、エラーパケットの再送が発生し、データ転送のパフォーマンスが低下する。
【0007】
(3)ユーザーからはインタフェース機器の改善および対策を行っても効果があったのかが分からなかった。
【0008】
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、印刷データ転送時のエラー発生状況を記録してそれを解析することにより設定変更の必要性を判断し、ユーザーに通知または設定変更を行うことにより、安定かつ高速なデータ転送を行うことができる印刷制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記問題点を解決する為、データ転送に伴うエラーの発生頻度を監視して、要求があればエラーレートをパネルに出力する。また、エラー頻度を定期的に測定し、その結果を不揮発性メモリに記録し、その値が事前に設定されたエラー頻度を超える場合には、データ転送の最大パケットサイズの設定または転送モードの設定変更をジョブ終了時に行う。
【0010】
なお、さらに説明すれば、本発明の第一の発明について下記のように示す。
【0011】
[1]ホストコンピュータとUSBインタフェースで接続されバルク転送により印刷データを受信する印字制御装置において、次の(1)ないし(10)の要件、
(1)印刷データ受信時にデータパケット毎にエラー発生の有無について履歴を採り、転送モードおよび設定している最大パケットサイズとともにメモリ上に記録すること、
(2)(1)の情報をジョブ単位で管理すること、
(3)(1)の情報を解析し、USBに関する設定の変更の必要度を判断すること、
(4)(3)で解析した情報および設定情報を不揮発性メモリに書き込み保持すること、
(5)(4)で不揮発性メモリに書き込まれた情報を削除することでROMに記録された設定情報に基づき設定されること、
(6)(3)の判断に基づき、ユーザーに対し警告を行うこと、
(7)(3)の判断に基づき、ホストコンピュータに対して再接続を要求し、設定を変更してホストとの接続を確立すること、
(8)ユーザーがUSBの設定状況およびエラー発生状況を表示装置またはホストコンピュータ上で確認できる、
(9)ユーザーがUSBの設定状況を表示装置またはホストコンピュータから変更ができる、
(10)(1)の動作をする/しないの設定が装置の表示装置またはホストコンピュータから変更でき、その情報は不揮発性メモリ上に記憶することができること、
を備えたことを特徴とする印字制御装置。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、USBインタフェースのHi−Speedモードでのデータ転送が可能な印刷装置において、印刷データ転送時のエラー発生状況を記録してそれを解析することにより設定変更の必要性を判断し、ユーザーに通知または設定変更を行うことにより、安定かつ高速なデータ転送を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
【実施例】
【0014】
図1は本発明における印字装置の構成を示した図である。同図において、101は印刷データを出力するホストコンピュータ、102は印字制御部、103は102の印字制御部全体の制御を行うCPU、104はCPU103の動作プログラム及びフォントデータの入ったROM、105はCPU103のワークメモリ、受信データを格納する為のバッファ、及び作成したビットマップデータを格納する為の領域からなるRAM、106はホストコンピュータとUSBで通信する為のUSBインタフェース部、107は102の印字制御部の設定情報等を保存する為の不揮発性メモリ(EEPROM)、108は109の記録部と同期を取りビデオデータを出力するエンジンインタフェース部、109は実際に紙に印字出力する記録部である。
【0015】
以下、動作を説明する。
【0016】
101のホストコンピュータが立ち上がっている状態で印刷装置の電源が入ると、103のCPUは102の印字制御部が正常であることを確認し、次にイニシャル処理を行い106のUSBインタフェース部に初期値を設定した後、動作可能に設定する。106のUSBインタフェース部は動作可能になると、先ず信号線のD+信号を規定されたレベルになるようにして、101のホストコンピュータに対して接続要求を行う。これに対して101のホストコンピュータが応答するとD+信号を規定されたレベルになるような処理から切り離す。そしてホストコンピュータと102の印字装置側間で設定情報を交換しイニシャル処理が終了する。通常のイニシャル処理においては、動作モードおよび最大パケットサイズの設定値は使用可能な範囲で最もデータ転送速度が速い値が用いられる。
【0017】
101のホストコンピュータのアプリケーションソフトウエアにおいて印刷が指示されると、アプリケーションソフトウエアはホストコンピュータのOSに対して印刷データを作成して印刷を要求する。プリンタドライバソフトウエアはOSからの指示により印刷データを受け取り、プリンタが理解できるように印刷データを作成し、プリンタに対して印刷データを出力する。印刷データはOSに渡されOSはUSBの印刷装置側の設定に従って最大パケットサイズを超えないようにデータを分割し106のUSBインタフェース部に対してデータを出力する。106のUSBインタフェース部で受信されたデータは103のCPUにより105のRAMにデータ転送される。103のCPUが106のUSBインタフェース部からデータを転送するときに、パケットが正常に受信されたのかエラーが発生したのかの受信状況を105のRAM上に記録する。また、このデータとともに最大パケットサイズとデータ転送モードを105のRAM上に記録する。
【0018】
1ページ分のデータが103のRAM上に転送されたところで103のCPUはデータを解析し、104のROM上に保持されたフォント情報を使用して105のRAM上にビットマップデータを作成する。1ページのビットマップデータの作成を終了したところで103のCPUは108のエンジンインタフェース部に対して、ビットマップデータの開始アドレス等をセットし回路を起動する。起動した108のエンジンインタフェース部は、107のRAMからビットマップデータの読み出しを開始する。一方109の記録部に対し印刷開始を指示し、109からの同期信号に合わせてビットマップデータをビデオデータに変換して出力する。109の記録部では、108のエンジンインタフェース部から受信したビデオデータによりレーザダイオードを発光させ、印刷を行う。
【0019】
以上を繰り返し、1つのジョブを印刷し終えたところで103のCPUは105のRAM上に記録されたUSBインタフェースのデータ受信状況を解析する。例えば受信パケットに対してNAKが時間的に集中して発生しているのであれば一時的に外部のノイズの影響を受けたと判断して特に何もしないが、データ転送全般に渡ってNAKが多発している場合には、103のCPUは106のUSBインタフェース部に対して再度イニシャル処理の実行を指示する。指示された106のUSBインタフェース部は信号線のD+信号を規定されたレベルになるようにして、101のホストコンピュータに対して再接続要求を行う。ホストとの再接続を行うことでホストコンピュータと102の印字装置側間での設定情報を最初に設定したものから最大パケットサイズを小さく変更したり、データ転送モードをHi−SpeedからFull−Speedに変更することで安定したデータ転送が実行されるように変更する。USBインタフェースの設定を変更した場合には、変更前のデータ転送における状況と変更後の設定を107のEEPROMに記録する。例えばユーザーが装置の使用環境を変更し再度高速な設定にして使用したい場合には、107のEEPROM上に記録されているUSBの設定と通信状況を消去した後に、再度電源を入れ直せばUSBはもっとも高速な設定で初期化が行われる。
【0020】
図2は本実施例におけるCPU103のイニシャル動作時のフローチャートである。
【0021】
図3は本実施例におけるCPU103の印刷動作時のフローチャートである。
【0022】
(第2の実施例)
図4は本発明における第2の実施例における印字装置の構成を示した図である。同図は図1に対して102の印字制御部の状態を表示する為の110の表示部が追加されたものである。
【0023】
以下、第2の実施例についてその動作を説明する。
【0024】
101のホストコンピュータが立ち上がっている状態で印刷装置の電源が入ると、103のCPUは102の印字制御部が正常であることを確認し、次にイニシャル処理を行い106のUSBインタフェース部に初期値を設定した後、動作可能に設定する。106のUSBインタフェース部は動作可能になると、先ず信号線のD+信号を規定されたレベルになるようにして、101のホストコンピュータに対して接続要求を行う。これに対して101のホストコンピュータが応答するとD+信号を規定されたレベルになるような処理から切り離す。そしてホストコンピュータと102の印字装置側間で設定情報を交換しイニシャル処理が終了する。
【0025】
101のホストコンピュータのアプリケーションソフトウエアにおいて印刷が指示されると、アプリケーションソフトウエアはホストコンピュータのOSに対して印刷データを作成して印刷を要求する。プリンタドライバソフトウエアはOSからの指示により印刷データを受け取り、プリンタが理解できるように印刷データを作成し、プリンタに対して印刷データを出力する。印刷データはOSに渡されOSはUSBのデバイス側の設定に従って最大パケットサイズを超えないようにデータを分割し106のUSBインタフェース部に対してデータを出力する。106のUSBインタフェース部で受信されたデータは103のCPUにより105のRAMにデータ転送される。103のCPUが106のUSBインタフェース部からデータを転送するときに、パケットが正常に受信されたのかエラーが発生したのかの受信状況を105のRAM上に記録する。また、このデータとともに最大パケットサイズとデータ転送モードを105のRAM上に記録する。
【0026】
1ページ分のデータが103のRAM上に転送されたところで103のCPUはデータを解析し、104のROM上に保持されたフォント情報を使用して105のRAM上にビットマップデータを作成する。1ページのビットマップデータの作成を終了したところで103のCPUは108のエンジンインタフェース部に対して、ビットマップデータの開始アドレス等をセットし回路を起動する。起動した108のエンジンインタフェース部は、107のRAMからビットマップデータの読み出しを開始する。一方109の記録部に対し印刷開始を指示し、109からの同期信号に合わせてビットマップデータをビデオデータに変換して出力する。109の記録部では、108のエンジンインタフェース部から受信したビデオデータによりレーザダイオードを発光させ、印刷を行う。
【0027】
1つのジョブの印刷を終了した後、103のCPUは105のRAM上に保持されたUSBのデータ転送状況を解析し、USBの設定変更をした方が良いと判断した場合には、103のCPUは110のパネル部に対して警告音とともにUSBの設定変更を促すメッセージの表示を行う。もしユーザーがUSBの設定を変更する場合には、110のパネル部のスイッチを操作して変更したい項目を選択し、いくつかの選択肢の中から選択することで設定値を変更し、そして変更した内容を保存する操作を実行すると、103のCPUは設定内容を107のEEPROMに書き込んだ後、106のUSBインタフェース部に対して再度イニシャル処理の実行を指示する。指示された106のUSBインタフェース部は信号線のD+信号を規定されたレベルになるようにして、101のホストコンピュータに対して再接続要求を行う。最大パケットサイズやデータ転送モードの設定は107のEEPROMに保持されている内容に従って設定しホストとの再接続を行う。
【0028】
図5は本実施例におけるCPU103の印刷動作時のフローチャートである。
【0029】
図6は本実施例におけるCPU103のパネルからのUSB設定変更時の動作のフローチャートである。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明における印字装置の構成を示した図
【図2】本実施例におけるCPU103のイニシャル動作時のフローチャートである。
【図3】本実施例におけるCPU103の印刷動作時のフローチャートである。
【図4】本発明における第2の実施例の印字装置の構成を示した図
【図5】本実施例におけるCPU103の印刷動作時のフローチャートである。
【図6】本実施例におけるCPU103のパネルからのUSB設定変更時の動作のフローチャートである。
【符号の説明】
【0031】
101 ホストコンピュータ
102 印字制御部
103 CPU
104 ROM
105 RAM
106 USBインタフェース部
107 EEPROM
108 エンジンインタフェース部
109 記録部
110 パネル部




 

 


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