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記録装置及びその制御方法、コンピュータプログラム - キヤノン株式会社
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発明の名称 記録装置及びその制御方法、コンピュータプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−11792(P2007−11792A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−193082(P2005−193082)
出願日 平成17年6月30日(2005.6.30)
代理人 【識別番号】100076428
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康徳
発明者 小野 太刀雄
要約 課題

複数の記録媒体を持つ記録装置が制御装置と接続された場合でもユーザが混乱することはなく、最適なユーザインターフェースを提供する。

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
制御装置と接続可能で、複数の記録媒体を収納して各記録媒体への情報データの読出し及び書込み制御を行う記録装置であって、
前記制御装置と通信する通信手段と、
前記複数の記録媒体が格納する情報データに関する複数のデータリストを一時記憶する一時記憶手段と、
前記複数のデータリストを、単一のデータリストに変換するデータリスト変換手段と
を備え、
前記通信手段は、前記制御装置からデータリストの送信要求を受け付けた場合に、前記単一のデータリストを送信することを特徴とする記録装置。
【請求項2】
前記データリストには前記記録媒体を識別するための情報が含まれておらず、
前記データリスト変換手段は、
前記複数のデータリストを、該データリストと関連づけられるデータが前記複数の記録媒体のいずれに記録されたデータであるかを識別可能な形式の第1のデータリストにそれぞれ変換し、
前記第1のデータリストの複数を合成して、該第1のデータリストと関連づけられるデータが単一の記録媒体に記録されたデータであると前記制御装置が識別可能な形式の第2のデータリストを前記単一のデータリストとして生成することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記第1のデータリストと第2のデータリスト中の各データにはそれぞれ記録媒体を識別するためのストレージIDが付加され、
前記データリスト変換手段は、前記第1のデータリスト中の各データに対応した前記ストレージIDに対し前記複数の記録媒体応じた異なる値を割り当てると共に、前記第2のデータリスト中の各データに対応した前記ストレージIDに対し同一の値を割り当てることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記通信手段が、前記第2のデータリストに含まれる何れかのデータの送信要求を前記制御装置から受け付けた場合に、
前記送信要求に含まれる前記送信要求に係るデータを特定するための特定情報に従って、送信要求の対象であるデータを特定する特定手段と、
前記特定手段により特定されたデータを、前記複数の記録媒体のいずれかから読み出す読出手段とを備え、
前記通信手段は更に、前記読出手段により読み出されたデータを前記制御装置へ送信することを特徴とする請求項2又は3に記載の記録装置。
【請求項5】
前記第1のデータリストデータリスト中の各データには、前記複数の記録媒体のそれぞれに格納されたデータを該記録媒体において一意に識別するための第1のID情報が付加され、
前記第2のデータリスト中の各データには、いずれかの記録媒体に含まれるデータを前記複数の記録媒体の全体において一意に識別するための第2のID情報が付加され、
前記特定情報は、前記第2の情報であることを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記一時記憶手段は、前記第1のID情報と前記第2のID情報との対応関係を少なくとも登録するテーブルを格納し、
前記特定手段は、前記特定情報と、前記テーブルとに基づいて、前記送信要求に係るデータを特定することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項7】
前記第2のデータリストには、該第2のデータリストに含まれるデータが格納される前記記録媒体を示す媒体情報が更に含まれ、
前記特定手段は、前記特定情報と、前記媒体情報とに基づいて、前記送信要求に係るデータを特定することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
【請求項8】
前記第1のID情報及び第2のID情報は、前記データに与えられる識別子、又は、ファイル名であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の記録装置。
【請求項9】
前記データリスト変換手段は、前記通信手段により前記制御装置との接続が検知された場合に、前記変換を行うことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の記録装置。
【請求項10】
制御装置と通信手段を介して接続可能で、複数の記録媒体を収納して各記録媒体への情報データの読出し及び書込み制御を行う記録装置の制御方法であって、
前記複数の記録媒体が格納する情報データに関する複数のデータリストを一時記憶手段に一時記憶させる工程と、
前記複数のデータリストを、単一のデータリストに変換するデータリスト変換工程と、
前記制御装置からデータリストの送信要求を受け付けた場合に、前記単一のデータリストを送信する工程と
を備えることを特徴とする記録装置の制御方法。
【請求項11】
前記データリストには前記記録媒体を識別するための情報が含まれておらず、
前記データリスト変換工程では、
前記複数のデータリストが、該データリストと関連づけられるデータが前記複数の記録媒体のいずれに記録されたデータであるかを識別可能な形式の第1のデータリストにそれぞれ変換され、
前記第1のデータリストの複数を合成して、該第1のデータリストと関連づけられるデータが単一の記録媒体に記録されたデータであると前記制御装置が識別可能な形式の第2のデータリストを前記単一のデータリストとして生成することを特徴とする請求項10に記載の記録装置の制御方法。
【請求項12】
前記第1のデータリストと第2のデータリスト中の各データにはそれぞれ記録媒体を識別するためのストレージIDが付加され、
前記データリスト変換工程では、前記第1のデータリスト中の各データに対応した前記ストレージIDに対し前記複数の記録媒体応じた異なる値を割り当てると共に、前記第2のデータリスト中の各データに対応した前記ストレージIDに対し同一の値を割り当てることを特徴とする請求項11に記載の記録装置の制御方法。
【請求項13】
前記通信手段において、前記第2のデータリストに含まれる何れかのデータの送信要求を前記制御装置から受け付けた場合に、
前記送信要求に含まれる前記送信要求に係るデータを特定するための特定情報に従って、送信要求の対象であるデータを特定する特定工程と、
前記特定工程において特定されたデータを、前記複数の記録媒体のいずれかから読み出す読出工程と、
前記読出工程において読み出されたデータを前記通信手段により前記制御装置へ送信する工程と
を更に備えることを特徴とする請求項11又は12に記載の記録装置の制御方法。
【請求項14】
前記第1のデータリスト中の各データには、前記複数の記録媒体のそれぞれに格納されたデータを該記録媒体において一意に識別するための第1のID情報が付加され、
前記第2のデータリスト中の各データには、いずれかの記録媒体に含まれるデータを前記複数の記録媒体の全体において一意に識別するための第2のID情報が付加され、
前記特定情報は、前記第2の情報であることを特徴とする請求項13に記載の記録装置の制御方法。
【請求項15】
前記一時記憶手段は、前記第1のID情報と前記第2のID情報との対応関係を少なくとも登録するテーブルを格納し、
前記特定工程では、前記特定情報と、前記テーブルとに基づいて、前記送信要求に係るデータが特定されることを特徴とする請求項14に記載の記録装置の制御方法。
【請求項16】
前記第2のデータリストには、該第2のデータリストに含まれるデータが格納される前記記録媒体を示す媒体情報が更に含まれ、
前記特定工程では、前記特定情報と、前記媒体情報とに基づいて、前記送信要求に係るデータが特定されることを特徴とする請求項14に記載の記録装置の制御方法。
【請求項17】
前記第1のID情報及び第2のID情報は、前記データに与えられる識別子、又は、ファイル名であることを特徴とする請求項14乃至16のいずれかに記載の記録装置の制御方法。
【請求項18】
前記データリスト変換工程では、前記通信手段により前記制御装置との接続が検知された場合に、前記変換が行われることを特徴とする請求項10乃至17のいずれかに記載の記録装置の制御方法。
【請求項19】
請求項10乃至18のいずれかに記載の方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置及びその制御方法、コンピュータプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
USB(Universal Serial Bus)などの汎用デジタルインタフェース(I/F)を介して汎用のパーソナルコンピュータ(PC)と接続可能な記録装置が知られている。この種の記録装置では、PCと接続された状態では外部記録装置として機能する。また、複数の記録媒体に対して独立にデータの書き込み、読み出しが可能な記録装置も登場している(特許文献1参照)。
【0003】
PCなどの制御装置では、該記録装置が保持する異なる記録媒体が異なる記録装置として認識され、PCの表示画面において複数のデバイスが表示される。これは、複数の異なる記録媒体が独立した論理記録装置として、インタフェースを介してPC等の外部制御装置と通信するために起こるものである。
【0004】
図1に、このような記録装置と制御装置としてのPCとの接続形態の一例を示す。図1では、接続形態を示す例としてPC110と記録装置120とがUSBインターフェース100で接続されている。記録装置120は、着脱可能な記録媒体、例えばSDメモリカードを装着可能なスロット1(121)とスロット2(122)とを備えている。図1に示すような接続形態では、PC110の表示画面111に、図2に示されるような表示が行われるのが一般的である。図2の表示形態では、PC110からアクセス可能な記録装置の一覧が、機器名211、種類212、サイズ213、空き領域214の情報を含めて表示される。
【0005】
図2に示す例では、ローカルディスク201とDiscドライブ202とはPC110が予め備える固定ディスクと固定DVDドライブを表す。また、リムーバブルディスクA(203)とリムーバブルディスクB(204)とは、記録装置120が備えるスロット1(121)とスロット2(122)に装着された記録媒体を表す。
【特許文献1】特開2004−192617号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、例えば、二つのメモリカードスロットを備えた外部記録装置がPCのような制御装置に接続された場合を考える。この場合、図2のような表示形式ではリムーバブルディスクA(203)とリムーバブルディスクB(204)とが、記録装置120が備えるスロット1(121)とスロット2(122)のどちらに対応しているかが把握しづらい。
【0007】
そこで本発明は、複数の記録媒体を持つ記録装置が制御装置と接続された場合でもユーザが混乱することはなく、最適なユーザインターフェースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための本発明は、制御装置と接続可能で、複数の記録媒体を収納して各記録媒体への情報データの読出し及び書込み制御を行う記録装置であって、前記制御装置と通信する通信手段と、前記複数の記録媒体が格納する情報データに関する複数のデータリストを一時記憶する一時記憶手段と、前記複数のデータリストを、単一のデータリストに変換するデータリスト変換手段とを備え、前記通信手段は、前記制御装置からデータリストの送信要求を受け付けた場合に、前記単一のデータリストを送信する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、複数の記録媒体を持つ記録装置が制御装置と接続された場合でもユーザが混乱することはなく、最適なユーザインターフェースを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、添付する図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【0011】
図3は、本実施形態に対応する本発明の記録装置の一構成例を示すブロック図である。図3の記録装置は、図1に示すPC110とUSBインターフェースなどの通信インターフェースを介して接続される。なお、制御装置としてのPC110は、汎用のパーソナルコンピュータであり、その構成は公知であるから、ここでの説明は省略する。図3において、すべての処理部は、バス308を介してメイン制御部301に接続され、記録装置300全体としての制御が行われる。
【0012】
図3において、通信部302は外部の機器と通信を行う。例えば図1に示すように記録装置300がPC110と接続される際には、通信部302は、接続インターフェースで使用される通信プロトコルに従って通信制御を行う。本実施形態では、通信インターフェースとして"Universal Serial Bus Revision 2.0 specification"、通信用のプロトコルとして"Universal Serial Bus Still Image Capture Device Definition Revision 1.0 July 11,2000"を例に説明する。
【0013】
記録再生部305は、接続された複数の記録媒体からのデータの読出し、及び、該記録媒体へのデータの書込みを行う。この際のデータ管理は、例えばファイルシステムをそれぞれの記録媒体上に構築することで行うことができる。本実施形態では例として、記録再生部305が記録媒体としての二つのSDメモリカード306と307とを制御可能である。ここで、各SDメモリカード306及び307のデータは、FATファイルシステムによって管理されるものとする。FATファイルシステムはあくまで一例であって、他のファイルシステムを採用してデータ管理を行うことも可能である。また、本実施形態では、記録媒体としてSDメモリーカードを採用する場合を記載するが、記録媒体の種類はSDメモリーカードに限定されるものではなく、コンパクトフラッシュ(登録商標)等の他の記録媒体であってもよい。
【0014】
記録再生部305はまた、FATファイルシステムが管理するデータリスト情報を、SDメモリカード306及び307から読み出し、一時記憶領域304に一時記憶しておく。データリスト変換部303は、通信部302が外部の機器と接続されて通信開始状態になると、一時記憶領域304に記録されたSDメモリカード306及び307の2つのデータリストを1つのデータリストに変換する。更に、一時記憶領域304に保持し、通信部302が外部の機器から受信したデータリスト送信要求に応じて変換したデータリストを送信する。
【0015】
次に、データリスト変換部303におけるデータリスト変換方法について説明する。
【0016】
まず、図4は、SDメモリーカード306及び307から読み出されたデータリスト1(401)及びデータリスト2(402)が一時記憶領域304に記憶されている状態を、一例として示している。これらのデータリスト1(401)及びデータリスト2(402)の具体的なデータ構造の一例は、図5に示すようになる。即ち、FATファイルシステムのディレクトリエントリ構造を配列としてそれぞれ保持している。ここで、図5のディレクトリエントリには、少なくとも以下の情報が含まれる。ファイル名(File Name)501。拡張子(Extension)502。属性(Attribute)503。作成日(Create Date)504。そして、ファイル長(File Size)505である。このように、記録媒体306や307が当初有しているデータリストには、該記録媒体を記録装置120中の他の記録媒体と識別するための情報が含まれていない。
【0017】
次に、データリスト変換部303は、データリスト1(401)とデータリスト2(402)を、“Object Info”の構造に変換する。該構造は、"Universal Serial Bus Still Image Capture Device Definition Revision 1.0 July 11,2000"にて定義される。図6に示されるそれと同時に、配列として一時記憶領域304にデータリスト1´(403)、データリスト2´(404)として保持する。これらの変換後のデータリストは、該データリストと関連づけられるデータが複数の記録媒体306及び307のうちのいずれに記録されたデータであるかを識別可能な形式のデータリストである。即ち、“Object Info”は以下の情報を含む。記録媒体を示すID(Storage ID)602。データのフォーマット(Object Format)603。データ長(Object Compressed Size)604。そのデータが属するディレクトリを示すID(Parent Object)605。そのデータがディレクトリか否か等の関連情報を示す属性値(Association Type)606。ファイル名(File Name)607。そして、撮影日時(Capture Date)608である。それ以外にも、上記の規格で定められるフィールドも含んでいてもよい。これらの情報は、データリスト変換部303によって読出され、一時記憶領域304に格納される。
【0018】
なお、図6においてID601は、このデータリスト中で一意にそのデータセットを特定するための識別子であり、データリスト変換部303によって設定される。このとき、SDメモリーカード306及び307のそれぞれに対して、データリスト1´(403)とデータリスト2´(404)が生成される。ここで、ID601は、それぞれのリストにおいては一意であるが、同じ値がデータリスト1´(403)とデータリスト2´(404)で付与される場合もある。しかし、記録媒体を示すID602がSDメモリカード306及び307の識別を可能にしているため、接続先のPC(110)は所望のデータをこのID601と記録媒体を示すID602を指示することで取得可能である。
【0019】
図7は、実際の値を例として示している。710がデータリスト1´(403)の実値例、720がデータリスト2´(404)の実値例である。記録媒体を示すID602はそれぞれにおいて値01と値02となっているので、ID601が同じであっても問題はない。しかし、2つのデータリストが独立に存在するのでは、PC110からは、異なる記録媒体が存在・接続されているように見えるため、図2のような表示状態は変わらない。
【0020】
そこで、データリスト変換部303は、図8aに示されるようにデータリスト1´(403)とデータリスト2´(404)とを単一の記録媒体に記録されたデータリストであるかのように変換する。変換されたデータリストは、一時記憶領域304に合成されたデータリスト405として記憶保持され、外部機器との接続が停止するまで保持される。そして、外部からの要求に対して、このデータリストを記録装置120が保持することを示すデータとして通信部302によって外部に送信する。
【0021】
データリスト変換部303における単一のデータリスト生成について、以下に、更に具体的に説明する。データリスト変換部303は、記録媒体を示すID802を二つのデータリストで共通化し、その一方で、データを一意に識別可能なID801を、リスト内で一意になるように割り当てる。また、図8aには示していないがファイル名が重複する場合には、たとえば、"IMG_0001.JPG"から、"SD1_0001.JPG"のように記録媒体の種類を示すファイル名に変換してもよい。更に、データがディレクトリを示す場合にも同様に名前を変換して、"101IMAGE"から、"101SD1DAT"のようにしても良い。
【0022】
更に、データリスト変換部303は、データリスト1´(403)とデータリスト2´(404)とを合成する場合に、合成前後のデータリスト中のデータの対応関係を示すテーブルを一時記憶領域304に作成しておく。このような対応関係テーブルの一例は、図8bに示すようになる。
【0023】
図8bのうち、(a)は、図8のID801と、元のID711及び721との対応関係を示すテーブルである。(a)において、811には、図8aの合成後のデータテーブルにおけるID801に対応するID(New ID)が登録される。812には、図7に示す合成前のデータテーブルにおけるID711及び721に対応するID(Original ID)が登録される。813は、各データが本来格納されている記録媒体を識別する情報(Original Storage ID)が登録される。また、814は、データに与えられていたファイル名(File Name)が登録される。
【0024】
このようなテーブルによれば、PC110からのデータ送信要求が該データに対応するID801を指定して行われた場合に、対応関係テーブルを参照して記録媒体306及び307のいずれに格納されたデータであるを特定可能となる。
【0025】
また、図8bの(b)は、データテーブルの合成時にファイル名713や723が変更された場合の、新旧ファイル名の対応関係を登録するテーブルの一例を示す。(b)において、821は合成後のデータテーブルにおいて新たに割り当てられたファイル名(New File Name)を登録する。822は、当該ファイル名821に対応して割り当てられた識別情報(ID)が登録される。このID822は、図8aのID801に対応するものである。823は、各データが本来格納されている記録媒体を識別する情報(Original Storage ID)が登録される。また、824は、データテーブルの合成前にデータに与えられていた本来のファイル名(Original File Name)を登録する。
【0026】
このようなテーブルによれば、PC110からのデータ送信要求が該データに対応するファイル名803を指定して行われた場合に、対応関係テーブルを参照して、記録媒体306及び307のいずれに格納されたデータであるかを特定することができる。
【0027】
また、図8bに示すようなテーブルによらずとも、例えば、各データが格納されている記録媒体を示す媒体情報としてのグループ情報を図8aのデータリストに持たせておくことができる。この場合、指定されたID801やファイル名803と、グループ情報とを組み合わせることで、指定されたデータがどの記録媒体に格納されているかを特定することが可能となる。
【0028】
以上により、PC110に、記録装置120が単一の記録媒体のみ保持していると認識させることが可能となる。よって、記録装置120が複数の記録媒体を保持していたとしても、表示部111における表示は図2のように複数の記録媒体がそれぞれ表示されることはなく、図9の903のように単一の記録媒体として表示される。なお、記録装置120が、保持する記録媒体の合計容量を計算してPC110に応答することで、図9の904のように記録装置120全体の容量が正しく反映した形で表示される。
【0029】
以下、図9のような表示を行うための、PC110及び記録装置120間での処理について、図10のフローチャートを参照して改めて記載する。
【0030】
まず、ステップS1001において、制御装置であるPC110は、記録装置120が接続されたか否かを監視している。もし、記録装置120の接続が検知された場合には(ステップS1001において「YES」)、ステップS1002に移行して、記録装置に対してデータリスト要求を行う。なお、このデータリスト要求は、原則として、PC110のユーザーからアクセス可能な媒体の一覧表示を行う要求があった場合に行われる。
【0031】
次に、記録装置120側では、ステップS1003においてデータリスト要求の受信があったか否かを監視している。もし該要求を受信した場合には(ステップS1003において「YES」)、ステップS1004に移行する。ステップS1004では、図4乃至図7を参照して説明したように、データリスト変換部303が、一時記憶領域304に格納されているデータリストを、“Object Info”形式のデータリストに変換する。該形式は、上記と同様に"Universal Serial Bus Still Image Capture Device Definition Revision 1.0 July 11,2000"にて定義される。
【0032】
次に、ステップS1005では、図4及び図8を参照して説明したように、データリスト変換部303が、ステップS1004において“Object Info”形式に変換されたデータリストを合成し、単一のデータリストを生成する。続くステップS1006では、データリスト変換部303により合成されたデータリストをPC110に送信し、処理を終了する。
【0033】
PC110側では、ステップS1002におけるデータリスト要求後、ステップS1007において、記録装置120からのデータリスト受信を監視している。もしデータリストを受信した場合には(ステップS1007において「YES」)、ステップS1008に移行して、PC110がアクセス可能なデバイスの一覧表示を行う。このときPC110の表示部111には、図9に示すような表示がなされることになる。
【0034】
次に、PC110側から、記録装置120内のファイルが指定される場合の処理を説明する。図11は、当該処理の一例に対応するフローチャートである。
【0035】
ステップS1101において、PC110の表示部111には、図9に示すような表示が成されている。ステップS1102では、図9の表示のうち、記録装置120に対応するリムーバブルディスクA(903)の選択を、PC110のユーザから受け付けたか否かを監視している。もし、該選択を受け付けた場合には(ステップS1102において「YES」)、ステップS1103に移行して、記録装置120内に格納されているデータの一覧表示を、記録装置120から受信したデータリストに従って行う。
【0036】
ステップS1104では、一覧表示されたデータの中からユーザが詳細の参照を希望するデータの選択を受け付けたか否かを監視している。もし、データ選択を受け付けた場合には(ステップS1104において「YES」)、ステップS1105に移行して、記録装置120に選択されたデータの送信要求を行う。このとき、送信要求には要求するデータを特定するための情報が含まれるところ、該情報は、例えば図8aに示すデータリストにおけるID801やファイル名803が含まれる。また、これら以外にもデータリスト中の他の情報を利用しても良いし、データリスト中の複数のデータの組合せによって要求するデータが特定されても良い。
【0037】
記録装置120側では、ステップS1106においてメイン制御部301が、通信部302を介してPC110からのデータ送信要求を受信したか否かを監視している。もし、データ送信要求を受信した場合には(ステップS1106において「YES」)、ステップS1107に移行して、データ送信要求の対象となるデータを特定する。具体的には、まずデータ送信要求に含まれる、要求対象のデータを特定するための情報を抽出する。ここでは、例えば図8aにおけるID801やファイル名803が抽出される。そこで、一時記憶領域304に記憶されている図8bに示すようなテーブルを用いて、或いは、合成後のデータリスト中のグループ情報に基づいて要求対象のデータ及びその格納先を特定する。
【0038】
ステップS1107において要求対象のデータが特定されると、メイン制御部301は記録再生部305を介して記録媒体306又は307のいずれかから、特定されたデータの本体を読み出し、一時記憶領域304に格納する。続くステップS1109では、一時記憶領域304に格納された要求対象のデータを、PC110宛に通信部302を介して送信し、処理を終了する。
【0039】
PC110側では、ステップS1105においてデータ送信要求を送信した後、ステップS1110において、記録装置120からのデータ受信を監視している。もし、記録装置120から送信要求を行ったデータを受信した場合には(ステップS1110において「YES」)、ステップS1111に移行して受信したデータを表示部111に表示して、処理を終了する。
【0040】
以上のように、本発明によれば記録装置が複数の記録媒体を具備している場合であっても、制御装置は単一の記録装置として認識することができる。従って、制御装置でアクセス可能なデバイスを一覧表示する画面においては、記録装置が単一の記録装置として表示され、ユーザは簡単に記録装置を識別することができる。
【0041】
また、制御装置のユーザが記録装置内のデータにアクセスする場合にも、記録装置内の複数の記録媒体の存在を意識することなく、目的のデータの実体を取得することができる。
【0042】
[その他の実施形態]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、デジタルカメラ、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0043】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0044】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】本発明の実施形態に対応する記録装置と制御装置との接続形態の一例を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に対応する制御装置に表示される記録装置一覧表示の一例を示す図である。
【図3】本発明の実施形態に対応する制御装置の構成の一例を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態に対応する、データリストの変換を説明するための図である。
【図5】本発明の実施形態に対応する、データリストの構造の一例を示す図である。
【図6】本発明の実施形態に対応する、データ変換部303により変換されたデータリストの構成の一例を示す図である。
【図7】本発明の実施形態に対応する、データ変換部303により変換されたデータリストの具体例を示す図である。
【図8a】本発明の実施形態に対応する、合成されたデータリストの構成の一例を示す図である。
【図8b】本発明の実施形態に対応する、データリストの合成前後の所定項目の対応関係を示すテーブルの一例を示す図である。
【図9】本発明の実施形態に対応する、合成後のデータリストに基づく制御装置における一覧表示の一例を示す図である。
【図10】本発明の実施形態に対応する、制御装置において一覧表示を行うための処理の一例に対応するフローチャートである。
【図11】本発明の実施形態に対応する、制御装置においてユーザから指定されたデータを表示するための処理の一例に対応するフローチャートである。




 

 


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