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発明の名称 プリントシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−11703(P2007−11703A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−192008(P2005−192008)
出願日 平成17年6月30日(2005.6.30)
代理人 【識別番号】100066061
【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之
発明者 松田 浩太郎
要約 課題
ユーザーが所望のファイルの印刷を指示してから印刷開始されるまでの待ち時間を極力短縮するプル型印刷システムに適用可能なプリントシステムを提供することを目的とする。

解決手段
マルチファンクション機器・プリンタ等の印刷機能を備えるデバイスおよび前記デバイス上で実行可能なアプリケーションプログラムにより、コンピュータやストレージ等の情報処理装置・記憶装置に保管されているファイルをダウンロードして印刷する場合に適用可能なプリントシステムにより構成される。
特許請求の範囲
【請求項1】
管理サーバからプリント用ファイルリストを取得する手段と、
プリント用ファイルリストを解析して、プリント用ファイルを管理サーバから取得する手段と、
プリント用ファイルを記憶装置に保存する手段と、
前記プリント用ファイルリストの推奨印刷設定に従い印刷設定を制御する手段と、
前記プリント用ファイルをPDL展開しラスタライズデータ・ファイルを保存する手段と、
前記ラスタライズデータ・ファイルから指定された印刷設定に従い印刷を指示する手段と、
操作者にユーザインタフェースを提供する表示および入力手段と、
前記ファイルリストの記述内容および前記印刷設定の変更有無により、最適な印刷処理を選択する手段と、
を有することを特徴とするプリントシステム。
【請求項2】
請求項1のプリント用ファイルリストをXMLにより表現する手段を有することを特徴とするプリントシステム。
【請求項3】
請求項1のプリント用ファイルリストとプリント用ファイルをWebサービスによる通信手法によって送受信する手段を有することを特徴とするプリントシステム。
【請求項4】
請求項1のプリント用ファイルリストとプリント用ファイルを暗号化通信によりコンピュータと送受信する手段を有することを特徴とするプリントシステム。
【請求項5】
請求項1のデバイス上で実行可能なアプリケーションプログラムを仮想マシン上で実現し、OSや機器環境などに依存せずに実行可能とする手段を有することを特徴とするプリントシステム。
【請求項6】
請求項1のプリント用ファイルリストをコンピュータからの指示により即時更新または時刻指定により更新可能な手段を有することを特徴とするプリントシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はプリントシステムに関し、マルチファンクション機器(以下MFP)・プリンタ等の印刷機能を備えるデバイスおよび前記デバイス上で実行可能なアプリケーションプログラムにより、コンピュータやストレージ等の情報処理装置・記憶装置に保管されているファイルをダウンロードして印刷する場合に適用可能なデータ処理装置、ネットワークシステム、制御方法、及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ユーザーがコンピュータ上の所望のファイルを印刷する場合、パーソナルコンピュータ(以下、PC)からプリンタドライバを介して、プリンタ等に印刷指示と印刷データを送信するのが一般的である。また、プリンタサーバや文書管理サーバを介して、印刷することもある。これらはいずれも、プリンタ等に対しコンピュータ側からデータを送り込むプッシュ型印刷の手法である。
【0003】
一方でプリンタ等にプリントしたいファイルのロケーション(URLなど)を指示すると、プリンタ側からネットワークを介してファイルを取得しプリントする手法であるプル型印刷の事例も近年増えてきている。プル型印刷のメリットは、印刷したいデバイスの元へ行き、所望のファイルを指定するだけでその場で印刷可能であり、クライアントPCなどを用意する必要がない。外出先などで印刷が必要な場合などは、ノートPCなどを必要とすることなく、サーバ等に保管したファイルをどのデバイスからでも印刷することが可能となる。MFP・プリンタ等のデバイスに、Java(登録商標)環境に代表されるようなアプリケーション実行環境が用意されるようになってきており、プル型印刷のシステムはより容易に実現可能になってきている。
【特許文献1】特開2004−46415号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、プル型印刷において、ネットワークを介してファイルを取得する時間や、デバイス内でページ記述言語(以下、PDL)を展開する処理時間が、ファイルサイズや印刷内容、デバイスの処理性能によって異なるものの、数十秒〜数分かかる場合がある。ユーザーがデバイスに印刷を指示してから印刷が開始されるまでの待ち時間を不満に感じる、という問題点がある。
【0005】
そこで、本発明では、ユーザーが所望のファイルの印刷を指示してから印刷開始されるまでの待ち時間を極力短縮するプル型印刷システムに適用可能なプリントシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明のシステムは以下のような構成を備える。
【0007】
即ち、
管理サーバからプリント用ファイルリストを取得する手段と、
プリント用ファイルリストを解析して、プリント用ファイルを管理サーバから取得する手段と、
プリント用ファイルを記憶装置に保存する手段と、
前記プリント用ファイルリストの推奨印刷設定に従い印刷設定を制御する手段と、
前記プリント用ファイルをPDL展開しラスタライズデータ・ファイルを保存する手段と、
前記ラスタライズデータ・ファイルから指定された印刷設定に従い印刷を指示する手段と、
操作者にユーザインタフェースを提供する表示および入力手段と、
前記ファイルリストの記述内容および前記印刷設定の変更有無により、最適な印刷処理を選択する手段と、
を有することを特徴とするプリントシステム。
【発明の効果】
【0008】
本発明の実施例では、プリント用ファイルリストによってプリント用ファイルを管理することにより、あらかじめプリント用ファイルをダウンロードし、PDL展開を済ませラスタライズデータ・ファイルを保持しておき、また、印刷体裁の変更に対してはダウンロード済みプリント用ファイルから再度PDL展開を行い、また、動的生成が必要なプリント用ファイルは都度サーバコンピュータからダウンロードする、という処理を使い分けることにより、ユーザーが所望とするファイルを最も短い待ち時間で印刷開始することが可能となる。これにより、ユーザーが所望のファイルの印刷を指示してから印刷開始されるまでの待ち時間を極力短縮するプル型印刷システムを提供が可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳細に説明する。
【実施例】
【0010】
図1は本実施例のシステム構成を示す概略図である。
【0011】
図1において、100はマルチファンクション機器(以下、MFP)、101は論理的なネットワーク接続、102はMFPとの通信を担うプログラムあるいはプル型印刷で利用されるプログラムが動作するサーバコンピュータ、103はサーバコンピュータが利用するデータベースシステムあるいはファイルストレージシステム、104はサーバコンピュータに接続してオペレータが処理を行うクライアントPCである。
【0012】
図2は、図1のMFP100の詳細図であり、200が原稿自動送り部(以下、フィーダ)、201が原稿スキャニング部、202がディスプレイ/タッチパネル部、203が給紙部、204が定着部、205が排紙部、206がフィニッシング装置、207が排紙トレイである。以降の説明のため、203、204、205を合わせてプリントエンジンと呼ぶ。
【0013】
図3は、MFP100の情報処理機能の論理構成を示している。300が操作者に対しユーザインタフェースを提供するディスプレイ・タッチパネル部、301がネットワークを介して外部機器と通信を行うネットワークインタフェース部、302がMFPを制御するプログラムを実行するCPU、303が組込済みプログラムおよびデータが記録されているROM、304が一時メモリ領域であるRAM、305が大容量記憶領域のHDDであり、各部は入出力インタフェース306を介して接続されている。
【0014】
図4は、図1サーバコンピュータ102およびクライアントPC104の情報処理機能の論理構成を示している。400が操作者から入力を受け付けるキーボード・マウスの入力制御部、401が操作者に出力画面を提供するディスプレイ部、402がネットワークを介して外部機器と通信を行うネットワークインタフェース部、403が制御プログラムを実行するCPU、404が組込済みプログラムおよびデータが記録されているROM、405が一時メモリ領域であるRAM、406が大容量記憶領域のHDDであり、各部は入出力インタフェース407を介して接続されている。
【0015】
図5は、MFPにおいてアプリケーションプログラムを実行可能なソフトウェア構成を示している。501はMFPを制御する実行環境の一例であり、一般的にはMFPの各種機能をリアルタイムに制御可能なリアルタイムOSの各モジュール、或いは、CPUに、命令してクリティカルに複写機のオプション装置、拡張カードを含む各機能を制御することが可能なライブラリ群である。そして、その上位で動作するアプリケーションに対して、インターフェース・コマンドを提供するモジュール群により実現されるものである。
【0016】
502は実行環境501上で動作するコントローラ制御部であり、MFPのスキャニング部、プリンタ部、モデム通信部、PDL展開部などを制御するモジュールにより構成されるものとする。503はアプリケーション・プログラミング・インターフェース(以下、API)であり、アプリケーションからの命令の入力の命令列に応答して、このインタフェースでコントローラ制御部502にアクセスするための処理とネットワークインタフェース301を制御する機能を有するものである。
【0017】
504は特定のアプリケーションを実行するために最適な実行環境であり、例えば、Java(登録商標)の仮想マシンなどにより実現されるものである。505は実行環境504が使用する資源を管理するリソース管理部であり、リアルタイムOS501上で動作する。リソース管理部505は、実行環境を実現する仮想マシン504自身、API503、或いはOS501上の全アプリケーションがメモリ等のリソース資源を使用する際、予め決められた以上の資源が使用できないように制限するものである。506、507、508は、MFPにおいて動作可能なアプリケーション群の一例である。以降の説明のため、本発明の対象アプリケーションを506であるとする。
【0018】
図6は、本発明の動作シーケンスを示す図である。管理者はサーバコンピュータ104にプリント用ファイルリストの登録を行う(S601)。サーバコンピュータ104は、アプリケーション506が動作しているMFPに対し、前記ファイルリストを配信する(S602)。アプリケーション506は、前記ファイルリストをMFP内の記憶装置406に保存し、解析する(S603)。
【0019】
図7にファイルリストの内容の詳細を示す。700がサーバ側が保持しているプリント用ファイルリストである。701がMFP側で保持するプリント用ファイルリストである。プリント・ファイルIDフィールドにはプリント用ファイルを一意に識別する識別子が、ファイル・バージョンフィールドにはファイルの更新版数が、分類および文書名フィールドには印刷指定時に操作者が識別し易いように与えられる分類名および文書名が、動的生成のフィールドにはこのプリント用ファイルが印刷要求のたびにサーバで動的に生成が必要であるかを示すフラグが、推奨印刷設定フィールドには印刷設定のデフォルト値が、印刷設定変更フィールドには操作者が後から前記印刷設定のデフォルト値を変更可能であるかを示すフラグが、ファイル名フィールドには実ファイルへのファイルパス・ファイル名が記述される。なお、これらのファイルリストの保存形式は、ファイル、データベースなど形式を問わず利用可能とする。
【0020】
ファイルリストの解析の結果、アプリケーション506は、動的生成フラグがfalseに設定されているプリント用ファイルをプリント・ファイルIDごとにプリント用ファイル取得要求をサーバコンピュータ104に送信する(S604)。サーバコンピュータ104は、該当のプリント用ファイルを読み出してきて(S605)、アプリケーション506は前記プリント用ファイルをダウンロードする。この場合におけるプリント用ファイルとは、PDF(Portable Document Format)などに代表される電子文書フォーマットおよび各種PDLファイルなどである。アプリケーション506は、プリント用ファイルを記憶装置406に保存し(S607)、PDL展開処理を行う(S608)。前記PDL展開処理が完了すると、記憶装置406内にラスタライズデータ・ファイルが生成される(S609)。
【0021】
アプリケーション506は、前記ラスタライズデータ・ファイル名をプリント用ファイルリスト701に記録する。前記ステップS609が完了した時点で、MFP100は該当ラスタライズデータ・ファイルをプリントエンジンに即時印刷開始指示可能な状態となっている。
【0022】
すなわち、ユーザーからの指示があれば即時に該当ファイルを印刷開始可能である、ということである。また、ファイルリストのファイル・バージョンをMFP側、サーバ側の両者を比較することにより、サーバ側のファイルが更新されていた場合には、該当ファイルのみをサイドダウンロードすることが可能である。
【0023】
図8は、アプリケーション506がMFP100のディスプレイ/タッチパネル部202において提供するユーザインタフェース(以下、UI)800を示す図である。801はアプリケーション名やアプリケーション・アイコンなどを表示し、アプリケーション間の切替を行う切り替えボタンである。802がファイルリスト701の分類を選択可能なコントロール、803がファイルリスト701の文書名を選択可能なコントロール、804が選択された文書名に応じて、印刷時のプレビューイメージを表示するプレビューエリア、805が前記802、803で選択された分類・文書名のプリント用ファイルを印刷指示するボタンである。
【0024】
図9は、前記ボタン805で印刷指示された場合に印刷設定を変更可能とする印刷設定ダイアログ900を示す図である。このダイアログでは、印刷設定の属性情報として、印刷部数、用紙サイズ、製本、両面設定、レイアウト、ステープルなどの指定が可能となっている。なお、ファイルリスト701に印刷設定変更が不可と設定されているファイルに対しては、前記印刷設定ダイアログを出さない、もしくは無効化する。前記印刷設定に従い、プリントエンジンおよびフィニッシング装置206が印刷および後処理を行う。なお、これらのUI構成は実施形態の一例であり、任意のUI構成においても実施可能である。
【0025】
図10は、ユーザーからプリント要求が発生した際の処理を示すフローチャートである。アプリケーション506は、ユーザーからのプリント要求発生を検知すると(S1001)、ファイルリスト701のユーザーがUIで選択したプリント用ファイルの動的生成フラグをチェックする(S1002)。動的生成フラグがtrueの場合、プリント用ファイル取得要求をサーバコンピュータ102に送信し、ファイルをダウンロードする(S1003)。この場合、図6のステップS605において、サーバコンピュータ102は要求されたファイルをその時点で生成し、ダウンロード可能とする。動的生成フラグがfalseの場合、必要なプリント用ファイルはすでにダウンロードしてあるので、前記ダウンロード処理はスキップし、印刷体裁の変更ありかどうかをチェックする(S1004)。前記、印刷体裁の変更ありの場合には、PDL展開指示をし直して、印刷設定で指示された体裁のラスタライズデータ・ファイルを生成する(S1005)。以降は、前述した分岐条件に関係なく、プリントエンジンに印刷指示を出し(S1006)、印刷が開始される。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の実施例におけるシステム構成を示す概略図である。
【図2】マルチファンクション機器の詳細図である。
【図3】マルチファンクション機器の情報処理機能の論理構成を説明する図である。
【図4】サーバコンピュータおよびクライアントコンピュータの情報処理機能の論理構成を説明する図である。
【図5】マルチファンクション機器のソフトウェア構成図である。
【図6】本発明の動作シーケンスを示す図である。
【図7】プリント用ファイルリストの内容の詳細を示す図である。
【図8】UIの構成例を示す図である。
【図9】UIの構成例を示す図である。
【図10】本発明の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0027】
100 マルチファンクション機器(MFP)
101 論理的なネットワーク接続
102 サーバコンピュータ
103 データベースシステムあるいはファイルストレージシステム
104 クライアントPC
200 原稿自動送り部(フィーダ)
201 原稿スキャニング部
202 ディスプレイ/タッチパネル部
203 給紙部
204 定着部
205 排紙部
206 フィニッシング装置
207 排紙トレイ
300 ディスプレイ・タッチパネル部
301 ネットワークインタフェース部
302 CPU
303 ROM
304 RAM
305 HDD
306 入出力インタフェース
400 キーボード・マウスの入力制御部
401 ディスプレイ部
402 ネットワークインタフェース部
403 CPU
404 ROM
405 RAM
406 HDD
407 入出力インタフェース
501 リアルタイムOS
502 コントローラ制御部
503 アプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)
504 仮想マシン
505 リソース管理部
506、507、508 アプリケーション群
700 サーバ側のプリント用ファイルリスト
701 MFP側のプリント用ファイルリスト
800 ユーザインタフェース(UI)
801 切り替えボタン
802、803 コントロール
804 プレビューエリア
805 ボタンコントロール
900 ダイアログ




 

 


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