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発明の名称 画像音声蓄積装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6331(P2007−6331A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−186450(P2005−186450)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100065385
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 穣平
発明者 渡辺 郁夫
要約 課題
見たい画像を容易に探し出すことが可能な画像音声蓄積装置を提供する。

解決手段
撮影時に1フレーム毎に所定画像領域の特徴色を作成してディスク137に画像ファイルとは別の特徴色ファイルで書き込んでおく。また、画像再生時には表示画面の一部に水平方向又は垂直方向にインジケータを表示し、そのインジケータ内に特徴色ファイルから読み出した各フレームの特徴色を時系列に表示させ、表示画面のサーチ動作に連動してインジケータ内の各フレームの特徴色をスクロールさせる。そうすることで、目的の画像位置を容易に認識でき、サーチ時間を短縮することができる。
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像手段と、前記撮像手段により撮影した画像情報を情報記録媒体に格納する手段と、撮影時に1フレーム毎に予め決められた画素領域の特徴色を作成する手段と、作成された特徴色を特徴色ファイルとして前記情報記録媒体に記憶させる手段と、画像再生時に表示画面の一部に水平方向又は垂直方向にインジケータを表示し、そのインジケータ内に前記特徴色ファイルからの各フレームの特徴色を時系列に表示させる手段とを備えたことを特徴とする画像音声蓄積装置。
【請求項2】
前記表示手段は、前記表示画面のサーチ動作に連動して前記インジケータの一方の端部から新たに表示するフレームの特徴色を順次表示することにより、前記インジケータ内の特徴色をスクロールさせることを特徴とする請求項1に記載の画像音声蓄積装置。
【請求項3】
前記表示画面のインジケータの略中心位置にカーソルが設けられ、前記表示手段は、前記インジケータのカーソルに位置する特徴色が、現在表示している画像の特徴色となるように表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像音声蓄積装置。
【請求項4】
前記特徴色作成手段は、撮像画像領域の略全面に渡って、水平方向又は垂直方向に、概略フレーム幅全体に渡る帯状の所定画素領域毎に特徴色を作成することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像音声蓄積装置。
【請求項5】
前記特徴色は、前記帯状の所定画素領域毎の加重平均をとることで算出された平均色であることを特徴とする請求項4に記載の画像音声蓄積装置。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像或いは音声情報を蓄積する画像音声蓄積装置、特に、画像再生時或いはビジュアルサーチ時等の画像検索技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、画像音声蓄積装置、例えば、カムコーダ(カメラ付きレコーダ)にはテープ媒体からディスク媒体を用いるものが出回っており、ランダムアクセス性も向上している。通常、このようなカムコーダでは、目的の部分を検索する場合には、画面を見ながら早送り、再生、ビジュアルサーチを繰り返し行うことによって、いわゆる頭出しを行っている。
【0003】
また、特開平10−200855号公報には、フレーム画像のサムネイルの画像列を時間順に表示する装置が記載されている(特許文献1)。
【特許文献1】特開平10−200855号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術では、見たい部分を検索し探し出す場合には、画面に注目しながら何度も早送り、再生、ビジュアルサーチを繰り返す必要があり、面倒な作業であった。
【0005】
また、特許文献1に記載された技術は、一般的な編集装置に見られる表示方式であるが、サムネイル画像の幅が大きく、時間分解能がとれない問題点があった。
【0006】
本発明の目的は、画像再生時やビジュアルサーチ時に画面上に各フレームの特徴色を時系列に表示することにより、見たい部分を容易に探し出すことが可能な画像音声蓄積装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記目的を達成するため、撮像手段と、前記撮像手段により撮影した画像情報を情報記録媒体に格納する手段と、撮影時に1フレーム毎に予め決められた画素領域の特徴色を作成する手段と、作成された特徴色を特徴色ファイルとして前記情報記録媒体に記憶させる手段と、画像再生時に表示画面の一部に水平方向又は垂直方向にインジケータを表示し、そのインジケータ内に前記特徴色ファイルからの各フレームの特徴色を時系列に表示させる手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
本発明においては、撮影時に1フレーム毎に所定画像領域の特徴色を作成して情報記録媒体に画像ファイルとは別の特徴色ファイルで書き込んでおく。また、画像再生時には表示画面の一部に水平方向又は垂直方向にインジケータを表示し、そのインジケータ内に特徴色ファイルから読み出した各フレームの特徴色を時系列に表示させる。そして、表示画面のサーチ動作に連動してインジケータ内の各フレームの特徴色をスクロールさせることによって目的の画像を容易に検索可能とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、表示画面の一部に水平方向又は垂直方向にインジケータを表示し、このインジケータの中にフレーム毎の特徴色を時系列に表示することにより、目的の画像位置を容易に認識でき、サーチ時間を短縮することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
次に、発明を実施するための最良の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る画像音声蓄積装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。画像音声蓄積装置は、大別してカメラ部10、システム制御部11、表示部12、蓄積部13から構成されている。
【0011】
カメラ部10は、フォーカスレンズ101、IRIS102、CCD103、カメラ信号処理部104、ADC105、カメラ制御部106から構成されている。
【0012】
システム制御部11は、システムコントローラ111、モードを切り替えるダイヤルスイッチ112、記録を指示する記録ボタン113、再生を指示する再生ボタン114、フォワードサーチキー115、バックワードサーチキー116を含んでいる。
【0013】
表示部12は、LCDドライバー121、VENC123、LCD表示部124、DAC125等を含んでいる。蓄積部13は、特徴色スーパ131、CODEC132、特徴色作成部135、ディスクドライブ136を含んでいる。特徴色スーパ131とCODEC132内のDECを含んで特徴色スーパ部138とする(図6に示す)。ディスク137は交換可能な光ディスク等の記録媒体であり、カメラ部10によって撮影された画像や音声データ等が書き込まれる。
【0014】
次に、本実施形態の動作を説明する。
【0015】
(1)動画記録のスタンバイ動作
まず、ダイヤルスイッチ112により「カメラ」を選択すると、システム制御部11はカメラモードとなり、システムコントローラ111からカメラ部11のカメラ制御部106に撮像処理を指示する。カメラ制御部106はフォーカスレンズ101、IRIS102を制御し、CCD103に映像を写し込む。
【0016】
CCD103からの信号はカメラ信号処理回路104で適切な信号のレベルに変換された後、ADC105によりデジタル情報に変換され、表示部12と蓄積部13に送られる。表示部12では、入力された信号をLCDドライバー121によりLCD用の電気信号に変換し、LCD表示部124上にカメラ部10によって撮影された映像を表示する。
【0017】
(2)動画記録動作
ここで、記録ボタン113を押下すると、システム制御部11のシステムコントローラ111はCODEC132にエンコード開始指示を出す。これを受けて、CODEC132はカメラ部10のADC105から送られてくる動画情報をMPEG等の動画圧縮方式を用いて圧縮し、ディスクドライブ136に出力する。更に、システムコントローラ111はディスクドライブ136に記録開始を指示する。
【0018】
この時、システムコントローラ111は特徴色作成部135に特徴色作成を指示し、特徴色作成部135は詳しく後述するように特徴色をフレーム毎に作成し、ディスクドライブ136に送る。ディスクドライブ136は圧縮された動画情報とは別ファイルで特徴色をディスク137に記録する。
【0019】
次に、図2と図3を用いて特徴色作成部135の特徴色作成方法を説明する。図2は記録時の動作を示すフローチャートである。まず、記録ボタン113が押下され、撮影が開始されると(S201)、特徴色作成部135は内部の図示しないストライプカウンタNを0に初期化する(S202)。次に、図3に示すように画面表示部の最上部から8画素下の512×16画素に関して加重平均をとり、後述する特徴色スーパ部131内の特徴色RAMに書き込む(S203)。
【0020】
図3は特徴色が画面中央寄りの平均色である場合の例を示す。特徴色とは、図3に示すように画面上の特定領域の平均色(いわばその領域の代表色)であり、後述するようにその特徴色に基づいて目的の画面を探し出すようにするものである。図3のA部は後述するインジケータに表示する場合の1フレームの特徴色を示す。インジケータ内に1フレーム当たり横幅1画素、縦方向幅30画素で表示する。縦方向幅30画素は図2で説明したようにN=0〜N=29の各領域の特徴色に対応する。
【0021】
次いで、ストライプカウンタN=N+1(N=1)とし(S204)、N=29であるかを判定する(S205)。この時はN=1であるのでS203に戻り、図3に示すように前回領域の次の領域(512×16画素)に関して加重平均をとり、同様に特徴色RAMに書き込む。
【0022】
以下、図3に示すように順に512×16画素づつ加重平均をとり、特徴色RAMに書き込んでいく。N=29の画面最下部における30番目の領域を加重平均をとり特徴色RAMに書き込むと、ディスク137の特徴色ファイルに1フレーム分、合計30個分の平均値の書き込みが終了する(S206)。このようにしてS207で撮影が終了するまでS202〜S206の処理を繰り返し行うことにより、1フレーム毎に特徴色を作成し、特徴色RAMに書き込む。
【0023】
(3)動画再生動作
次に、動画再生時の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。まず、図1のダイヤルスイッチ112を「ビデオ」とし、再生する動画ファイルを選択して再生ボタン114を押下すると、システムコントローラ111は各部を制御し、選択された動画ファイルとそれに関連する特徴色ファイルをディスク137から読み込む。また、その動画ファイルを蓄積部13のCODEC132によってデコードし再生する。
【0024】
(4)フォワード方向ビジュアルサーチ動作
ここで、図1のフォワードサーチキー115を押下すると(S401)、フォワード方向ビジュアルサーチモードとなり、前後のフレームの特徴色を表示画面にインジケータとしてスーパインポーズしながら、実際の時間よりも2倍から数倍のフレームレートで再生表示する。
【0025】
具体的には、システムコントローラ111は1フレームに表示する特徴色情報を特徴色ファイルから特徴色スーパ部138に転送し、表示画面にインジケータとして表示する(S402)。図5(a)は表示画面のインジケータ内に特徴色を表示した状態を示す。
【0026】
この例では表示画面の一部に水平方向にインジケータを表示している。インジケータの左端は、例えば、250フレーム前の特徴色、右端は250フレーム後の特徴色とする。インジケータ内の特徴色は上述のように1フレーム当たり横幅1画素、縦方向の幅は30画素であり、図5(a)の例ではインジケータ内に500フレーム分の特徴色が時系列に表示されている。
【0027】
また、図中に示すカーソルは画面中心位置に設けられ、システムコントローラ111は現在表示画面に表示している画像の特徴色が画面中心のカーソルの位置にくるようにインジケータの特徴色を表示する。スーパインポーズの方法については詳しく後述する。
【0028】
次に、システムコントローラ111はフォワードサーチキー115のサーチ動作に連動して特徴色の新たに表示する部分を特徴色ファイルから特徴色スーパ部138の特徴色RAMに転送する(S403)。図5(a)のインジケータ内の破線部はこの新たに表示するフレームの特徴色を示す。
【0029】
また、サーチフレーム数に合わせてインジケータをスクロールし、新たに表示する特徴色を表示画面にスーパインポーズする(S404)。これは、図5(b)の破線部に相当する。このようにしてフォワードサーチキー115のサーチ動作に連動してS403、S404の処理を行うことで、インジケータの右端側から次のフレームの特徴色、その次のフレームの特徴色というように順次特徴色を表示し、その結果、サーチ動作に連動してインジケータ内の特徴色は図5の左方向にスクロールする。S405でサーチ動作終了後、S406で再生終了すると、すべての再生処理を終了する。
【0030】
ここで、図5(a)は見たい画像の手前をサーチ中の表示画面とし、この状態から、図5(b)に示すようにカーソル(画面中心部)におけるインジケータ上部が黄色に輝くまでサーチすれば(インジケータに聖火ランナーの聖火の色が現れる)、目的の聖火ランナーが登場する画面を容易に頭出しすることが可能となる。図5(c)は見たい画像の後ろをサーチ中の表示画面を示す。
【0031】
(5)バックワード方向ビジュアルサーチ動作
図1のバックワードサーチキー116を押下すると、実再生速度の2〜数倍のフレームレートで逆方向再生を行うバックワード方向サーチモードとなる。この場合には、表示画面のインジケータのスクロール方向がフォワード方向サーチ動作とは逆方向の右方向となるだけで、基本的な動作は上述のフォワード方向サーチ動作の場合と同様である。
【0032】
なお、インジケータの表示に関して、1フレームを1画素幅で表示すると説明したが、その場合、例えば、水平方向に512画素のインジケータを表示したとすると、インジケータの幅は、約512/60=17.7秒分となる。更に、多くの範囲を表示する場合には、数本毎の間引き表示をしたり、或いは平均をとって表示する等の方法がある。
【0033】
(6)スーパインポーズの方法
次に、MPEG動画像の中にインジケータ画像をスーパインポーズする方法を図6、図7を用いて説明する。図6は図1の特徴色スーパ部138の構成を示すブロック図、図7はスーパインポーズ時における画面アドレスを説明する図である。
【0034】
まず、図7において、アドレス(MXmin、MYmin)は全画面表示におけるMPEG画像の左上画像アドレスであり、一般的には(0、0)である。また、(MXmax、MXmax)は右下画像アドレスであり、NTSC方式の場合には、(719、479)であるが、周辺部に縁取りや文字表示領域を入れることもあるのでこの限りではない。
【0035】
また、この画面表示領域の一部に水平方向に矩形の特徴色表示領域(インジケータ)が設けられている。アドレス(CXmin、CYmin)は特徴色表示領域の左上アドレス、アドレス(CXmax、CYmax)は特徴色表示領域の右下アドレスである。
【0036】
次に、図6において、801は再生マルチプレクサ、802は上述のように特徴色を記憶する特徴色RAM、803は特徴色RAM802を制御する特徴色RAM制御部、804は図1におけるCODEC132内のDECを示す。太線は再生時の信号の経路を示す。
【0037】
ディスクドライブ136により再生されたMPEG画像等の動画データはCODEC132によりデコードされ、再生マルチプレクサ801に供給される。表示画面上にインジケータのスーパインポーズがなく、動画のみが表示されている場合には、システムコントローラ111はマルチプレクサ801にCODEC132からの信号をLCDドライバー121やDAC125に出力するように選択信号CVALIDをLにネゲートしておく。
【0038】
次に、システムコントローラ111は上述のように表示画面にインジケータのスーパインポーズを行う条件になると、表示画面の画像アドレス(x、y)を読み出すタイミングが図7に示すようにインジケータをインポーズする領域に入った場合、即ち、画面中央下部の矩形の特徴色表示領域のタイミングで選択信号CVALIDをHにアサートする。次式はインジケータをインポーズする領域のアドレスを示す。
【0039】
CXmin≦x≦CXmax 且つ、 CYmin≦y≦CYmax
そうすると、再生マルチプレクサ801は選択信号CVALIDがHの期間だけ特徴色RAM802の出力をLCDドライバー121とDAC125に出力する。これによって、図7の特徴色表示領域のみが特徴色RAM802の出力に切り替えられ、上述のようなスーパインポーズを実現できる。
【0040】
図8は本発明の他の実施形態のインジケータの表示形態を示す。図8ではインジケータを横棒の形式ではなく、垂直方向に縦棒の形式で表示している。この実施形態では、図3とは逆に垂直方向に所定画素領域毎に特徴色を作成し、表示画面に垂直方向にインジケータを表示する。特徴色のスクロール方向は縦方向になる。それ以外の装置の構成、動作は図1の実施形態と同様である。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態の記録時における特徴色作成方法を説明するフローチャートである。
【図3】特徴色作成方法を説明する図である。
【図4】図1の実施形態の再生時の動作を説明するフローチャートである。
【図5】再生時に特徴色を表示画面にインジケータとして表示する動作を説明する図である。
【図6】特徴色スーパ部の一例を示すブロック図である。
【図7】スーパインポーズ時の表示画面アドレスを説明する図である。
【図8】本発明の他の実施形態のインジケータの表示形態を示す図である。
【符号の説明】
【0042】
10 カメラ部
11 システム制御部
12 表示部
13 蓄積部
101 フォーカスレンズ
102 IRIS
103 CCD
104 カメラ信号処理部
105 ADC
106 カメラ制御部
111 システムコントローラ
112 ダイヤルスイッチ
113 記録ボタン
114 再生ボタン
115 フォワードサーチキー
116 バックワードサーチキー
121 LCDドライバー
123 VENC
124 LCD表示部
125 DAC
131 特徴色スーパ
132 CODEC
135 特徴色作成部
136 ディスクドライブ
137 ディスク
138 特徴色スーパ部
801 再生マルチプレクサ
802 特徴色RAM
803 特徴色RAM制御部
804 DEC




 

 


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