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発明の名称 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6250(P2007−6250A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−185261(P2005−185261)
出願日 平成17年6月24日(2005.6.24)
代理人 【識別番号】100087446
【弁理士】
【氏名又は名称】川久保 新一
発明者 藤長 誠也
要約 課題
写真画像データ、ユーザが書いたデータ、フレーム等を合成するデータが多くても、合成を行うに必要なリソース負荷が大きくはならず、また、処理時間が長くならない画像処理装置、画像処理方法およびプログラムを提供することを目的とするものである。


解決手段
写真画像保存手段に保存されている複数の写真画像の中から、所望の写真画像を選択し、複数のフォント/イラストの中から、所望のフォント/イラストを選択し、上記選択された写真画像に対応する参照画像を参照画像領域に印刷し、また、上記選択されたフォント/イラストに対応する合成用印刷画像を記述領域に印刷し、上記参照画像領域と上記記述領域とを並べて印刷することによって、ユーザ記述用シートを作成する画像処理装置である。
特許請求の範囲
【請求項1】
写真画像保存手段に保存されている複数の写真画像の中から、所望の写真画像を選択する写真画像選択手段と;
複数のフォント/イラストの中から、所望のフォント/イラストを選択するフォント/イラスト選択手段と;
上記選択された写真画像に対応する参照画像を参照画像領域に印刷し、また、上記選択されたフォント/イラストに対応する合成用印刷画像を記述領域に印刷し、上記参照画像領域と上記記述領域とを並べて印刷することによって、ユーザ記述用シートを作成するユーザ記述用シート作成手段と;
を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】
請求項1において、
上記ユーザ記述用シート作成手段は、上記参照画像領域に、上記合成用印刷画像を印刷する手段であることを特徴とする画像処理装置。
【請求項3】
請求項1において、
上記記述領域に記入されている手書き画像と上記合成用印刷画像とを読み取る読取手段と;
上記読取手段が読み取った合成用印刷画像と上記手書き画像と、上記参照画像に対応する写真画像とを合成する合成手段と;
を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項4】
写真画像保存手段に保存されている複数の写真画像の中から、所望の写真画像を選択する写真画像選択手段と;
複数のフォント/イラストの中から、所望のフォント/イラストを選択するフォント/イラスト選択手段と;
上記選択されたフォント/イラストに対応する合成用印刷画像を記述領域に印刷することによって、ユーザ記述用シートを作成するユーザ記述用シート作成手段と;
上記記述領域に記入されている手書き画像と上記合成用印刷画像とを読み取る読取手段と;
上記読取手段が読み取った合成用印刷画像と上記手書き画像と、上記参照画像に対応する写真画像とを合成する合成手段と;
を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項5】
請求項1〜請求項4のいずれか1項において、
上記フォントは、文字の書体、スタイル、サイズ、色、文字飾りの少なくとも1つであることを特徴とする画像処理装置。
【請求項6】
請求項1または請求項4において、
外部に画像が保存されている外部画像保存媒体と;
画像保存媒体を接続することが可能な画像保存媒体接続手段と;
を有し、上記写真画像が、上記外部画像保存媒体に保存されていることを特徴とする画像処理装置。
【請求項7】
請求項1または請求項3において、
外部に画像が保存されている外部画像保存媒体と;
画像保存媒体を接続することが可能な画像保存媒体接続手段と;
を有し、上記フォント/イラストの画像が、上記外部画像保存媒体に保存されていることを特徴とする画像処理装置。
【請求項8】
請求項1または請求項3において、
画像合成するためのメモリ容量が残っているか否かを判別する判別手段を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項9】
写真画像保存手段に保存されている複数の写真画像の中から、所望の写真画像を選択する写真画像選択工程と;
複数のフォント/イラストの中から、所望のフォント/イラストを選択するフォント/イラスト選択工程と;
上記選択された写真画像に対応する参照画像を参照画像領域に印刷し、また、上記選択されたフォント/イラストに対応する合成用印刷画像を記述領域に印刷し、上記参照画像領域と上記記述領域とを並べて印刷することによって、ユーザ記述用シートを作成するユーザ記述用シート作成工程と;
を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
【請求項10】
写真画像保存手段に保存されている複数の写真画像の中から、所望の写真画像を選択する写真画像選択工程と;
複数のフォント/イラストの中から、所望のフォント/イラストを選択するフォント/イラスト選択工程と;
上記選択されたフォント/イラストに対応する合成用印刷画像を記述領域に印刷することによって、ユーザ記述用シートを作成するユーザ記述用シート作成工程と;
上記記述領域に記入されている手書き画像と上記合成用印刷画像とを読み取る読取工程と;
上記読取工程で読み取った合成用印刷画像と上記手書き画像と、上記参照画像に対応する写真画像とを合成する合成工程と;
を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
【請求項11】
写真画像保存手段に保存されている複数の写真画像の中から、所望の写真画像を選択する写真画像選択手順と;
複数のフォント/イラストの中から、所望のフォント/イラストを選択するフォント/イラスト選択手順と;
上記選択された写真画像に対応する参照画像を参照画像領域に印刷し、また、上記選択されたフォント/イラストに対応する合成用印刷画像を記述領域に印刷し、上記参照画像領域と上記記述領域とを並べて印刷することによって、ユーザ記述用シートを作成するユーザ記述用シート作成手順と;
を画像処理装置に実行させるプログラム。
【請求項12】
写真画像保存手段に保存されている複数の写真画像の中から、所望の写真画像を選択する写真画像選択手順と;
複数のフォント/イラストの中から、所望のフォント/イラストを選択するフォント/イラスト選択手順と;
上記選択されたフォント/イラストに対応する合成用印刷画像を記述領域に印刷することによって、ユーザ記述用シートを作成するユーザ記述用シート作成手順と;
上記記述領域に記入されている手書き画像と上記合成用印刷画像とを読み取る読取手順と;
上記読取手順で読み取った合成用印刷画像と上記手書き画像と、上記参照画像に対応する写真画像とを合成する合成手順と;
を画像処理装置に実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理方法およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年、印刷装置としては、印刷するだけではなく、読取機能やメモリカード挿入口等、複合的な機能をもつ装置が増えている。その中で、メモリカード内の写真画像と、読取部で読み込んだデータとを合成して印刷する方法が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
この方法は、画像処理装置に、メモリカードの画像と読取部が読み取ったデータとを合成する合成機能を持たせ、合成結果を印字する方法である。この際、読取部が読み取るデータを書くためのシートを、上記画像処理装置で印刷する。シートには、合成する内容を手で書く手書き領域を設け、ユーザは、上記手書き領域に、合成したい内容を書式し、これを読み取り、合成する。
【0004】
また、合成する際に、写真画像データと手書き画像だけでなく、フレームや決まり文句等の定形文等であって写真画像に重ねるデータ等も合成している。
【特許文献1】特開平05−122496号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記従来例において、写真画像データ、ユーザが手書きしたデータ、フレーム等、合成するデータが多くなると、複数の内容のデータについて、複数回、合成する必要があるので、合成を行うに必要なリソース負荷が大きいという問題があり、また、処理時間が長いという問題がある。
【0006】
また、上記従来例においては、実際に合成を行う際に、合成する内容とユーザが記述したい内容とが、合成後にどのように配置されるかがわからないという問題がある。
【0007】
本発明は、写真画像データ、ユーザが書いたデータ、フレーム等を合成するデータが多くても、合成を行うに必要なリソース負荷が大きくはならず、また、処理時間が長くならない画像処理装置、画像処理方法およびプログラムを提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、写真画像保存手段に保存されている複数の写真画像の中から、所望の写真画像を選択する写真画像選択手段と、複数のフォント/イラストの中から、所望のフォント/イラストを選択するフォント/イラスト選択手段と、上記選択された写真画像に対応する参照画像を参照画像領域に印刷し、また、上記選択されたフォント/イラストに対応する合成用印刷画像を記述領域に印刷し、上記参照画像領域と上記記述領域とを並べて印刷することによって、ユーザ記述用シートを作成するユーザ記述用シート作成手段とを有する画像処理装置である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、写真画像データ、ユーザが書いたデータ、フレーム等を合成するデータが多くても、合成を行うに必要なリソース負荷が大きくはならず、また、処理時間が長くならないという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
【実施例1】
【0011】
図1は、本発明の実施例1である画像処理装置100の概略構成を示すブロック図である。
【0012】
画像処理装置100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、画像メモリ104と、データ変換部105と、読取制御部106と、読取部107と、操作表示部108と、通信制御部109と、解像度変換処理部110と、符号復号化処理部111と、記録制御部112と、記録部113と、給紙部114と、USBファンクション制御部115と、データ蓄積部116と、USBホスト制御部117と、CPUバス121とを有する。また、画像処理装置100は、メモリカードMCと、デジタルカメラDCとに接続される。
【0013】
CPU101は、システム制御部であり、画像処理装置100の全体を制御する。
【0014】
ROM102は、CPU101が実行する制御プログラムや組み込みオペレーティングシステム(OS)プログラム等を格納する。実施例1では、ROM102に格納されている各制御プログラムは、ROM102に格納されている組み込みOSの管理下で、スケジューリングやタスクスイッチ等のソフトウエア制御を実行する。
【0015】
RAM103は、SRAM(static RAM)等で構成され、プログラム制御変数等を格納し、また、オペレータが登録した設定値や画像処理装置100の管理データ等を格納し、各種ワーク用バッファ領域が設けられている。
【0016】
画像メモリ104は、DRAM(dynamic RAM)等で構成され、画像データを蓄積する。
【0017】
データ変換部105は、ページ記述言語(PDL)等の解析や、キャラクタデータのCG(computer graphics)展開等、画像データの変換を行う。
【0018】
読取制御部106は、読取部107が、CISイメージセンサ(密着型イメージセンサ)によって原稿を光学的に読み取り、電気的な画像データに変換した画像信号を、図示しない画像処理制御部を介して、2値化処理や中間調処理等の各種画像処理を施し、高精細な画像データを出力する。なお、実施例1では、読取制御部106は、原稿を搬送しながら読み取りを行うシート読取制御方式と、原稿台にある原稿をスキャンするブック読取制御方式の両制御方式に対応している。
【0019】
操作表示部108は、数値入力キー、文字入力キー、ワンタッチ電話番号キー、モード設定キー、決定キー、取り消しキー等を備え、ユーザが画像送信相手先データの決定や登録値の設定データや省エネモードの設定の登録動作を行うための操作部と、各種キー、LED(発光ダイオード)とLCD(液晶ディスプレイ)等によって構成され、オペレータによる各種入力操作や、画像処理装置100の動作状況、ステータス状況の表示等を行う表示部である。
【0020】
通信制御部109は、MODEM(変復調装置)や、NCU(網制御装置)等によって構成されている。実施例1では、通信制御部109は、アナログの通信回線(PSTN)131に接続され、T30プロトコルでの通信制御、通信回線に対する発呼と着呼等の回線制御を行っている。
【0021】
解像度変換処理部110は、画像データのミリ−インチ解像度変換等の解像度変換制御を行う。なお、解像度変換部110において、画像データの拡大縮小処理も可能である。
【0022】
符号復号化処理部111は、画像処理装置100で扱う画像データ(MH、MR、MMR、JBIG、JPEG等)を符号復号化処理や、拡大縮小処理を行う。
【0023】
記録制御部112は、印刷される画像データに対し、図示しない画像処理制御部を介して、スムージング処理や記録濃度補正処理、色補正等の各種画像処理を施し、高精細な画像データに変換し、記録部113に出力する。また、記録部113を制御することによって、記録部113の状態情報を定期的に取得する役割も果たす。
【0024】
記録部113は、レーザビームプリンタやインクジェットプリンタ等によって構成されている印刷装置であり、カラー画像データ、またはモノクロ画像データを、印刷部材に印刷する。
【0025】
給紙部114は、印刷のための用紙を保持することができる部位である。記録制御部112からの制御で、給紙部114から給紙を行う。特に、給紙部114は、複数種類の用紙を1つの装置に保持するために、複数の給紙部114を用意することができる。そして、記録制御部112によって、どの給紙部から給紙を行うかの制御を行うことができる。
【0026】
USBファンクション制御部115は、USBインタフェースの通信制御を行うものであり、USB通信規格に従って、プロトコル制御を行い、CPU101が実行するUSB制御タスクからのデータを、パケットに変換し、外部の情報処理端末に、USBパケット送信し、逆に、外部の情報処理端末からのUSBパケットを、データに変換してCPU101に送信する。
【0027】
データ蓄積部116は、データを蓄積するための部位である。画像メモリ104でのDRAMでは、データバックアップ用の領域を用意していないので、実施例1では、データ蓄積部としてデータ保存領域を用意している。画像メモリ104と共有する場合もある。データ蓄積部116に、データをバックアップする。実施例1では、DRAMを用いているが、ハードディスクや揮発性メモリ等を使用するようにしてもよい。
【0028】
USBホスト制御部117は、USB通信規格で定められているプロトコルで通信するための制御部である。USB通信規格は、双方向のデータ通信を高速に行うことができる規格であり、1台のホスト(マスター)に対し、複数のハブまたはファンクション(スレーブ)を接続することができる。
【0029】
メモリカードMCは、データ記憶媒体であり、画像処理装置100に接続することができる。実施例1では、メモリカードMCとUSBホスト制御部117との間が、インタフェースで接続されているが、この限りではない。画像データやその他の電子データは、USBホスト制御部117を介して、メモリカードMC内のデータにアクセスすることができる。
【0030】
実施例1においては、記録機能のUSB通信は、1対1の接続形態を用いる。
【0031】
上記構成要素101〜106、108〜117は、CPU101が管理するCPUバス121を介して、相互に接続されている。
【0032】
図2は、画像処理装置100の操作表示部108の具体例を示すブロック図である。
【0033】
操作表示部108は、LCD201と、電源キー202と、コピーモードキー203と、フィルムモードキー204と、スキャンモードキー205と、フォトモードキー206と、メニューキー207と、プリントシートキー208と、スキャンシートキー209と、マイナスキー210と、プラスキー211と、セットキー212と、スライドショーキー213と、用紙設定キー214と、フィーダセレクトキー215と、STOPキー216と、モノクロスタートキー217と、カラースタートキー218とを有する。
【0034】
LCDディスプレイ201は、メッセージやオペレーションプロンプト、各種情報を表示するディスプレイである。
【0035】
電源キー202は、画像処理装置100の電源をON/OFFするためのキーである。
【0036】
コピーモードキー203は、画像処理装置100を、コピーができる状態にするためのキーである。コピーモードキー203を、押下することによって、画像処理装置100をコピーモードにすることができる。
【0037】
フィルムモードキー204は、画像処理装置100を、フィルムから印刷できる状態にするためのキーである。フィルムモードキー204を、押下することによって、画像処理装置100をフィルムモードにすることができる。
【0038】
スキャンモードキー205は、画像処理装置100をスキャンできる状態にするためのキーである。スキャンモードキー205を、押下することによって、画像処理装置100をスキャンモードにすることができる。
【0039】
フォトモードキー206は、画像処理装置100を、デジタル写真のカードやカメラからの信号によって、ダイレクト印刷できる状態にするためのキーである。フォトモードキー206を押下することによって、画像処理装置100をフォトモードにすることができる。
【0040】
メニューキー207は、コピーやファックス、カードからのダイレクト印刷等を実行するときにおける設定値を設定する項目を表示するためのキーである。メニューキー207を押下することによって、実行用の設定項目をLCD201に表示することができ、プラスキー211やマイナスキー210等によって選択し、セットキー212でセットすることができる。
【0041】
プリントシートキー208は、図3に示すユーザ記述用シートSH1を印刷するためのキーである。
【0042】
スキャンシートキー209は、シートSH1を読み取るためのキーである。画像処理装置100においては、プリントシートキー208によって印刷したシートに書かれている情報を、読取部107が、読み取り、ジョブを実行する。その際に、シートの読取を指示するキーである。
【0043】
マイナスキー210、プラスキー211は、メニューやユーザ登録等、ユーザが複数の選択肢から選択を行う際に使用されるキーである。マイナス、プラスは、それぞれ逆順、正順である。セットキー212は、選択された項目に対して決定を行うキーである。スライドショーキー213は、表示を用いてメモリカードMCの画像を、操作表示部108に、順に表示する仕様である。
【0044】
用紙設定キー214は、押すことによって、コピーやその他印刷の設定の用紙設定を行うキーである。フィーダセレクトキー215は、給紙部114の給紙部が、複数の給紙部位を持つ際に使用し、給紙部に切り換える際に使用するキーである。
【0045】
STOPキー216は、ファクシミリ送受信、コピーやその他のオペレーション操作を停止させるキーである。モノクロスタートキー217は、白黒ファクシミリ送信、白黒コピー等を開始するキーである。カラースタートキー218は、カラーファクシミリ送信を開始するためのキーであり、カラー写真印刷等を開始するキーである。
【0046】
図3は、実施例1において、ユーザが記入するユーザ記述用シートSH1を示す図である。
【0047】
図3(1)は、実施例1において使用するユーザ記述用シートSH1を示す図であり、図3(2)は、実施例1における合成印刷例71を示す図である。
【0048】
ユーザ記述用シートSH1は、サイズ指定領域30と、参照画像領域40と、記述領域50と、バーコート60とを有する。
【0049】
ユーザ記述用シートSH1は、画像処理装置100の操作表示部108を使用して印刷するシートであり、USBホスト制御部117に接続されているメモリカードMCに保存されている写真画像と、ユーザ記述用シートSH1に記入されている内容とを合成処理する。
【0050】
具体的には、まず、画像処理装置100において、ユーザ記述用シートSH1を印刷するための設定を、操作表示部108を介して実行し、この設定に基づいて記録部113が印刷する。印刷する場合、ユーザ記述用シートSH1に、合成したい内容を記述する記述領域50を印刷し、ユーザ記述用シートSH1の記述領域50を、読取部107が読み取り、参照画像41に対応する写真画像PIと合成し、この合成結果を、記録部113が印刷することによって、上記合成処理を実行する。
【0051】
なお、実施例1では、ユーザ記述用シートSH1を印刷する場合、プリントシートキー208を押す。また、図5において、ユーザ記述用シートSH1の印刷の詳細を説明し、図6において、ユーザ記述用シートSH1を読み取って合成する動作の詳細を説明する。
【0052】
サイズ指定領域30は、ユーザ記述用シートSH1を使用して画像を合成し、この合成された画像を印刷する紙のサイズを指定する領域である。実施例1では、このサイズ指定を、マークシート形式とし、各サイズに対応しているマークが印刷されている。画像合成する場合、読取部107が、ユーザ記述用シートSH1を読み込む際に、サイズ指定領域30を読み込み、サイズ指定領域30内で、マークされたサイズに応じて、合成画像の出力サイズを決定する。
【0053】
参照画像領域40は、写真画像PIと同じ画像をサンプル的に印字する領域であり、ユーザ記述用シートSH1による合成処理を行う際には、記述領域50に記述されている画像を読み取った読取データと、参照画像領域40に印字されている参照画像41とに対応する写真画像を合成する。ただし、参照画像41は、記述領域50にユーザが記載する際に、合成する相手の画像であるが、実際に合成処理する場合には、ユーザ記述用シートSH1から抽出するのではなく、デジタルカメラDCに格納されている写真画像のデータである。
【0054】
記述領域50は、参照画像領域40に印刷されている参照画像41に対応する写真画像PIと合成する内容を記述する記述領域である。この記述領域50に、書式して、合成処理を行うときに、読取部107がユーザ記述用シートSH1を読み取ると、記述領域50に書いてある内容を合成内容とする。実施例1では、合成する際に、下地の白は透過させ、ペン等でユーザが書いた手書き画像52や、印刷された合成用印刷画像51が、合成内容であると判断し、合成処理に使用することができる。記述領域50と参照画像領域40とは、互いに同じサイズであり、記述領域50に記述する際に、実寸がわかる。
【0055】
合成用印刷画像51は、ユーザ記述用シートSH1を印刷する際に、ユーザが選択したフォント/イラストの画像であり、このデータ自体は、ユーザ記述用シートSH1を印刷する画像処理装置100内に存在するが、ユーザ記述用シートSH1を印刷するときに、記述領域50の枠と合成用の印刷画像51とを印刷し、しかも、図3に示すように、記述領域50の枠の中に、合成用の印刷画像51を印刷する。
【0056】
なお、上記「フォント」は、文字の書体、スタイル、サイズ、色、文字飾りの少なくとも1つである。
【0057】
手書き画像52は、ユーザ記述用シートSH1に、ユーザが実際に記述した内容の一例である。ユーザ記述用シートSH1を印刷したときに、手書き画像52は、まだ記述されていないが、ユーザ記述用シートSH1が印刷された後に、記述領域50内に、ユーザが書いた画像であり、その後に、参照画像41に対応する写真画像と合成される。
【0058】
ユーザ記述用シートSH1を使用して合成処理する場合、記述領域50に記述されている印刷画像51と手書き画像52とを、1つの画像として読み出し、この読み出した印刷画像51と手書き画像52とを、参照画像領域40に印字されている参照画像41に対応する写真画像PIと合成する。
【0059】
バーコード60は、ユーザ記述用シートSH1に記載されているバーコードであり、参照画像41に対応する写真画像の情報(たとえば、写真画像のID)が埋め込まれている。このバーコード60のデータを読み取り、解析することによって、参照画像41に対応する写真画像を抜き出すことができる。
【0060】
合成印刷例71は、上記画像合成処理した後に、印刷した場合の例である。ユーザ記述用シートSH1を用いて画像合成する場合、1つ目の合成対象画像と、2つ目の合成対象画像とを合成する。
【0061】
上記「1つ目の合成対象画像」は、参照画像領域40に印刷されている参照画像41に対応する写真画像である。また、上記「2つ目の合成対象画像」は、記述領域50に記述されている印刷画像51と手書き画像52とを、1つの画像として、一度に読み取り、この読み取った画像である。
【0062】
そして、2つの合成対象画像を合成し、この合成された画像を印刷すると、合成印刷例71になる。
【0063】
実施例1では、1回のみ、合成処理を行えば、合成用印刷画像51と、手書き画像52と、参照画像41に対応する写真画像PIの3つの画像を合成することができる。
【0064】
図4は、実施例1において、ユーザ記述用シートSH1を印刷するために、写真画像PI、フォント/イラスト(合成用印刷画像51)を選択する説明図である。
【0065】
ユーザ記述用シートSH1を印刷する場合、参照画像41と、合成用印刷画像51とを印刷する。このために、ユーザ記述用シートSH1を印刷する前に、参照画像41と、合成用印刷画像51とを選択する。
【0066】
図4(1)は、実施例1における写真画像選択画面80を示す図である。
【0067】
写真画像選択画面80は、写真画像を選択するために、表示部201に表示される画面の一例である。表示部201には、合成に使用する候補である写真画像PIが表示されている。操作表示部108に設けられているマイナス/プラスボタン210、211を操作することによって、複数の写真画像PIの中から、所望の写真画像PIを選択し、セットキー212を操作することによって、写真画像PIを決定する。
【0068】
図4(2)は、実施例1における印刷画像選択画面90を示す図である。
【0069】
印刷画像選択画面90は、合成用印刷画像51(フォント/イラストFI)を選択するために、表示部201に表示されている画面の一例である。
【0070】
フォント/イラストFIは、合成用印刷画像51として、記述領域50に印刷されるフォント/イラストの候補である。本表示において、操作表示部108に設けられているマイナス/プラスボタン210、211を操作することによって、複数のフォント/イラストFIの中から、所望のフォント/イラストFIを選択し、セットキー212を操作することによって、フォント/イラストFIを決定する。
【0071】
図5は、実施例1において、ユーザ記述用シートSH1を印刷する操作を示すフローチャートである。
【0072】
実施例1では、操作表示部108の中にプリントシートキー208があり、プリントシートキー208を使用して、印刷操作を実行する。また、LCD201は、写真画像PIやフォント/イラストFI等を表示する。
【0073】
まず、S1では、ユーザ記述用シートSH1を印刷することを選択する。実施例1では、図2に示す操作表示部108のプリントシートキー208を操作することによって、ユーザ記述用シートSH1を印刷するモードを選択できる。
【0074】
S2では、図4(1)に示すように、写真画像選択画面80を表示する。すなわち、操作表示部108のLCD201に接続されているメモリカードMCに保存されている写真画像PIを表示する。
【0075】
次に、S3では、操作表示部108に設けられているマイナス・プラスキー210、211を、ユーザが操作することによって、写真画像PIを選択することができ、SETキー212を操作することによって、表示されている写真画像PIがセットされる。一方、まだ写真画像が選択されていなければ、引き続きS2において、写真画像選択画面80を表示する。
【0076】
S4では、図4(2)に示すように、印刷画像選択画面90を表示する。すなわち、フォント/イラストFIを表示する。
【0077】
S5では、フォント/イラストFIが選択されたかどうかを確認する。フォント/イラストFIを選択する場合、S3と同様に、マイナス/プラスキー210、211およびセットキー212によって選択する。ここで、フォント/イラストFIが選択されれば、S6に進む。選択がされなければ、再びS4において、印刷画像選択画面90を表示し、フォント/イラストFIを表示する。
【0078】
S6では、ユーザ記述用シートSH1を印刷する。この場合、S3で選択された写真画像PIと、S5で選択されたフォント/イラストFIとに基づいて、画像処理装置100のデータ蓄積部116のユーザ記述用データから、記録部113がユーザ記述用シートSH1を印刷する。
【0079】
図6は、実施例1において、ユーザ記述用シートSH1を印刷処理する動作を示すフローチャートである。
【0080】
まず、S11では、S2で選択された画像を、ユーザ記述用シート用画像として準備する。実施例1では、ユーザが記述する場合の目安として選択した写真画像PIを、ユーザ記述用シートSH1内に印刷する。
【0081】
S12では、写真画像PIとフォント/イラストFIとの合成が可能であるかどうかを確かめるために、メモリ容量を判断する。合成が可能なメモリ容量がなければ、S13へ進み、合成が可能なメモリ容量があれば、S16へ進む。合成のために必要なメモリ容量がない場合、記述領域50にフォント/イラストFIを予め書き込むことによって、後に写真画像PIと合成するときに、手書き画像52とフォント/イラストFIとを1つの画像データとして扱うことができる。
【0082】
つまり、上記実施例によれば、合成時に、2つのデータを展開するメモリを用意するだけで足りる。
【0083】
S13では、S4で選択されたフォント/イラストの画像を、ユーザ記述用シートSH1に印刷するために、準備をする。
【0084】
S14では、実際に印刷するユーザ記述用シートSH1のための画像に、S11、S13で用意した画像を対応させる。
【0085】
S15では、ユーザ記述用シートSH1を印刷する。
【0086】
S16では、合成のためのメモリがあるので、実際に印刷する印刷用ユーザ記述用シートSH1のための画像に、S11で用意した画像を対応させる。
【0087】
S15では、ユーザ記述用シートSH1を印刷する。この場合、ユーザ記述用シートSH1のバーコード60に、合成対象である写真画像の情報を埋め込むが、S4でフォント/イラストが選択されていれば、どれが選択されたかを示す情報を埋め込む。
【0088】
上記のようにすることによって、ユーザ記述用シートSH1を印刷する際に、図5で説明したユーザ記述用シートSH1の印刷前に選択した写真画像と印刷画像(フォント/イラストデータの画像)とを、ユーザ記述用シートSH1に印刷することができる。
【0089】
実施例1では、手書き画像52と、ユーザが選択した写真画像PIと、合成用印刷画像51とを、ユーザ記述用シートSH1内に印刷している。
【0090】
図7は、実施例1において、印刷したユーザ記述用シートSH1を読み込み、合成処理する動作を示すフローチャートである。
【0091】
つまり、図7に示す動作は、印刷されたユーザ記述用シートSH1を、読取部107が読み取り、この読み取った画像と、参照画像41に対応する写真画像PIとを合成する処理である。
【0092】
この処理は、ユーザ記述用シートSH1を印刷した後に、図5のS3で選択した写真画像と、ユーザが合成することを望む内容(記述領域50に記述した画像)とを実際に合成する処理である。
【0093】
まず、S21では、操作表示部108に表示されている「ユーザ記述用シートの読取&写真印刷のモード」を選択する。実施例1では、スキャンシートキー209を押下することによって、「ユーザ記述用シートの読取&写真印刷のモード」を選択する。
【0094】
S22では、操作表示部108の表示部(LCD)201に、ユーザ記述用シートSH1を読取部107の原稿台に置くように、表示する。
【0095】
S23では、原稿台にユーザ記述用シートSH1が置かれていることを確認し、この確認は、画像処理装置100としての確認でもよく、ユーザへの促しでもよい。原稿台にユーザ記述用シートSH1が置かれていれば、S24に進み、確認できなければ、S22でユーザ記述用シートSH1を置くように、再び表示する。
【0096】
S25では、読取部107の原稿台に置かれているユーザ記述用シートSH1を読み取る。この読み取ったデータを、画像メモリ104に保存するとともに、この読み取ったデータを解析する。この解析によって、合成用印刷画像51等の情報を、ユーザ記述用シートSH1から入手する。この詳細内容を、図8において説明する。
【0097】
S26では、S3で選択した写真画像PIと、S25で読取、解析した合成用印刷画像51、手書き画像52とを合成し、印刷する。
【0098】
図8は、実施例1において、ユーザ記述用シートSH1を解析する動作を示すフローチャートである。
【0099】
まず、S31では、ユーザ記述用シートSH1のバーコード60の情報を読み取る。
【0100】
S32では、読み取ったバーコード60の情報から画像情報を取得する。選択した写真画像の情報を、S3でバーコード60に入れ込んである。つまり、どの写真画像が合成する対象であるかを、ユーザ記述用シートSH1に入れ込まれているので、ユーザ記述用シートSH1を読み込むだけで、写真画像を再度選択する手間を省くことができる。
【0101】
また、図6のS12で合成に必要なメモリがあると判断された場合、必要なフォント/イラストの画像をユーザ記述用シートSH1に印刷する処理を実行しない。
【0102】
S4で選択されたフォント/イラストFIがユーザ記述用シートSH1の記述領域50に印刷されていなければ、合成する対象であるフォント/イラストFIが何であるかを示す情報がバーコード60に盛り込まれているので、S32でその情報も抽出する。
【0103】
S33では、ユーザ記述用シートSH1内の記述領域50の位置を検知する。
【0104】
S34では、記述領域50に印刷されている合成用印刷画像51や、ユーザが記述した内容(手書き画像)を読み取り、解析したデータを抽出する。この抽出の際に、記述領域50の上部に位置するサイズ指定領域30の中で、どこが塗られているかをも抽出する。
【0105】
この抽出によって、印刷データと記述されたデータとを、1つの読み取った合成用画像として扱う。また、印刷用サイズの情報もS34で抽出し、ユーザ記述用シートSH1の記述領域50に印刷した合成用印刷画像51のデータと、ユーザが記述した手書き画像52のデータとを、あたかも1つのデータとして扱うことができるので、擬似的に合成処理したことになる。
【0106】
実施例1によれば、ユーザ記述用シートSH1を印刷する際に、合成することを望む写真画像PIに対応する参照画像41を、ユーザ記述用シートSH1上に予め印刷し、ユーザ記述用シートSH1を読み取る際に、ユーザが手で書いた手書き画像52と、合成用印刷画像51とを、同じ合成データとして読み取り、判別し、写真画像PIと合成するので、合成を行う際に合成したい合成用印刷画像51とユーザが手で書いた手書き画像とを、1つの画像として処理し、したがって、合成用印刷画像51と手書き画像52との合成処理を削除することができる。
【実施例2】
【0107】
本発明の実施例2は、実施例1において、ユーザ記述用シートSH1に、目安となる参照画像41を印刷しない実施例である。
【0108】
図9は、実施例2であるユーザ記述用シートSH2を示す図である。
【0109】
図2に示す操作表示部108、図4に示す写真画像選択画面、合成用印刷画像選択画面は、実施例2においても、同じである。
【0110】
ユーザ記述用シートSH2は、サイズ指定領域30と、記述領域50と、バーコート60とを有する。
【0111】
実施例2において、ユーザ記述用シートSH2に、実施例1において印刷する参照画像41を印刷しないので、ユーザ記述用シートSH2を印刷する場合におけるインク消費量を削減することができる。
【0112】
ユーザ記述用シートSH2は、目安印刷としての参照画像を印刷しないユーザ記述用シートであり、画像処理装置100の操作表示部108が印刷するシートである。
【0113】
画像処理装置100でユーザ記述用シートSH2を印刷するための設定を、操作表示部108において行い、ユーザ記述用シートSH2を記録部113が印刷する。印刷されたユーザ記述用シートSH2に、合成したい手書き画像を記述する記述領域50があり、ユーザ記述用シートSH2の記述領域50を読取部107が読み取り、参照画像41に対応する写真画像PIと合成し、この合成結果を、記録部113が印刷することによって、合成の処理が行われる。
【0114】
なお、実施例2では、ユーザ記述用シートSH2の印刷方法として、プリントシートキー208を使用して印刷する。また、ユーザ記述用シートSH2の印刷の詳細について、図5に示してあり、ユーザ記述用シートSH2を読み取って合成する動作の詳細について、図6に示してある。
【0115】
サイズ指定領域30は、合成した画像を印刷する用紙のサイズを指定する領域である。
【0116】
実施例2では、サイズ指定領域30を、マークシート形式とし、サイズに対応するマークを用意している。合成を行うために、読取部107がユーザ記述用シートSH2を読み込んだ際に、サイズ指定領域30を読み込み、マークされたサイズにしたがって合成画像の出力サイズを決定する。
【0117】
記述領域50は、合成される内容を記述するための領域である。この記述領域50に、書式して、合成処理を行う時に読取部107によってユーザ記述用シートSH2を読み取った場合には記述領域50に書いてある内容を合成内容とする。実施例2において、合成する際に、下地の白は透過させ、ペン等でユーザが書いた手書き画像52や、合成用印刷画像51が、合成対象であると判断し、合成処理する。
【0118】
合成用印刷画像51は、ユーザ記述用シートSH2を印刷する際に、ユーザが選択したフォント/イラストFIが印刷されたものである。データ自体は、ユーザ記述用シートSH2を印刷する画像処理装置100内に存在するが、ユーザ記述用シートSH2の記述領域50に、ユーザ記述用シートSH2を印刷するときに、印刷する。
【0119】
手書き画像52は、ユーザが実際にユーザ記述用シートSH2に記述した内容の一例である。ユーザ記述用シートSH2を印刷するときは、手書き画像52がまだ記述されていない。
【0120】
ユーザ記述用シートSH2を使用して合成処理する場合、記述領域50を読み取り、合成する内容として合成用印刷画像51と手書き画像52とを1つの読み取り対象として読み出す。
【0121】
バーコード60には、合成する対象として選択されている写真画像PIと合成用印刷画像51との情報を埋め込んである。このデータを読み取り、解析することによって、画像情報を抜き出す。
【0122】
実施例2において、合成処理する回数は、1回であるが、この1回の合成処理によって、合成用印刷画像51と手書き画像52と、写真画像PIとの3つの対象を合成する。
【0123】
次に、ユーザ記述用シートSH2を印刷する動作について説明する。
【0124】
図10は、実施例2において、ユーザ記述用シートSH2を印刷する動作を示すフローチャートである。
【0125】
まず、S41では、S4で選択されたフォント/イラストFIを、合成用印刷画像51として、ユーザ記述用シートSH2に印刷するために準備する。
【0126】
S42では、実際に印刷を行う印刷用ユーザ記述用シートSH2の画像に、S41で用意したフォント/イラストFIを、合成用印刷画像51に対応させる。
【0127】
S43では、ユーザ記述用シートSH2を印刷する。
【0128】
上記のようにすることによって、ユーザ記述用シートSH2に、合成用印刷画像51を印刷し、この印刷後に、ユーザ記述用シートSH2に手書き画像52をユーザが手書きしし、画像51、52が合体される(1つの領域に記述される)が、手書き画像52と合成用印刷画像51とを画像合成するのではない。
【0129】
ユーザ記述用シートSH2を読み取る際に、印刷した合成用印刷画像51とユーザが手で書いた手書き画像52とを、読み取り、この読み取った画像を1つの合成対象とし、写真画像PIと合成する。
【0130】
実施例2によれば、合成用印刷画像51と手書き画像52とを合成処理せずに合成対象の1つとするので、合成用印刷画像51と手書き画像52とを合成しこの合成結果に写真画像PIを合成する場合と比較すると、合成処理の回数を減らすことができる。
【実施例3】
【0131】
本発明の実施例3は、ユーザ記述用シートSH1において、参照画像41にも、フォント/イラスト画像CIを印刷する実施例である。
【0132】
図2に示す操作表示部108、図4に示す写真画像選択画面、合成用印刷画像選択画面は、実施例3においても、同じである。
【0133】
図11は、実施例3において、参照画像41に、フォント/イラストFIに対応する合成用印刷画像51が印刷されているユーザ記述用シートSH3示す図である。
【0134】
実施例3では、ユーザ記述用シートSH3を使用して、USBホスト制御部117に接続されているメモリカードMCに保存されている写真画像と、ユーザ記述用シートSH3に記述されている内容とを合成処理することができる。
【0135】
まず、ユーザ記述用シートSH3を印刷するための設定を、操作表示部108において行い、記録部113がユーザ記述用シートSH3を印刷する。印刷されたユーザ記述用シートSH3に、合成したい内容を記述する記述領域50が設けられ、記述領域50を、読取部107が読み取り、参照画像41に対応する写真画像PIと合成し、この合成結果を記録部113が印刷することによって、図11(2)に示す合成印刷例73が印刷される。
【0136】
実施例3では、ユーザ記述用シートSH3の印刷方法としてプリントシートキー208を使用して印刷することができる。
【0137】
ユーザ記述用シートSH3の印刷の詳細動作は、図5に示すフローチャートの動作と同様であり、ユーザ記述用シートSH3を読み取って合成する動作は、図6に示すフローチャートの動作と同様である。
【0138】
サイズ指定領域30は、合成した画像を印刷するサイズを指定する領域であり、マークシート形式とし、サイズに対応したマークが用意されている。合成を行うために、読取部107がユーザ記述用シートSH3を読み込んだ際に、サイズ指定領域30を読み込み、マークされたサイズに応じて、合成画像の出力サイズを決定する。
【0139】
記述領域50は、合成対象である内容(合成用印刷画像51、手書き画像52)を記述する領域であり、ここに書式し、合成処理を行うときに、読取部107がユーザ記述用シートSH3を読み取った場合、記述領域50に書いてある内容を合成内容とする。
【0140】
なお、合成する際に下地の白は透過させ、ペン等でユーザが書いた手書き画像52や、合成用印刷画像51を合成内容として判断し、合成処理に使用することができる。
【0141】
参照画像41は、写真画像PIに対応する画像である。ユーザ記述用シートSH3を印刷する場合、記述領域50に印刷される合成用印刷画像51と、参照画像領域40に印字される参照画像41に対応する写真画像PIとを合成する。参照画像41は、記述領域50にユーザが手書き画像52を手書きする際に、どの写真画像PIと合成するのかを示すサンプルであり、実際の合成処理では、ユーザ記述用シートSH3から写真画像PIのデータを抽出するのではなく、バーコード60から写真画像PIを抽出する。記述領域50と参照画像領域40とは同じサイズであり、記述領域50に記述する際に実寸がわかる。
【0142】
フォント/イラストFIに対応する合成用印刷画像51は、ユーザ記述用シートSH3を印刷する際に、ユーザが選択したフォント/イラストFIである。フォント/イラストFIのデータ自体は、ユーザ記述用シートSH3を印刷する画像処理装置100内に存在しているが、ユーザ記述用シートSH3を印刷するときに、合成用印刷画像51を記述領域50に印刷する。
【0143】
手書き画像52は、ユーザ記述用シートSH3にユーザが実際に記述した内容の一例である。ユーザ記述用シートSH3を印刷するときには、手書き画像52はまだ記述されてはいない。
【0144】
ユーザ記述用シートSH3を使用して合成処理する際には、記述領域50を読み取り、合成する内容として合成用印刷画像51と手書き画像52とを1つの合成対象として読み出す。そして、参照画像領域40に印字されている参照画像41に対応する写真画像PIと合成する。
【0145】
バーコード60は、ユーザ記述用シートSH3の中に情報を埋め込んであるコードである。実施例3では、合成する対象として選択された写真画像PIの情報を埋め込んである。このデータを読み取って解析することによって、画像情報を抜き出すことができる。
【0146】
フォント/イラストFIを、写真画像PIと合成し、合成用印刷画像51と参照画像41とが印刷される。ここで、参照画像領域40に、参照画像41と合成用印刷画像51とが印刷されているので、記述領域50に手書き画像52を手書きする場合、合成用印刷画像51が参照画像41とが合成された後の状態を、ユーザが予め、知ることができる。
【0147】
合成印刷例73は、上記合成処理を行い、印刷を行った場合の一例である。ユーザ記述用シートSH3を用いて合成した場合、記述領域50に記述されている手書き画像52と合成用印刷画像51とを合成する対象の1つにし、また、参照画像領域40に印刷されている画像の元データとの合成処理を行い、図11(2)に示すように、参照画像領域40に示すように合成印刷例73を印字することができる。
【0148】
次に、実施例3において、ユーザ記述用シートSH3を印刷処理する動作について説明する。
【0149】
図12は、実施例3において、ユーザ記述用シートSH3を印刷処理する動作を示すフローチャートである。
【0150】
まず、S51では、S2で選択された写真画像PIを、ユーザ記述用シートSH3用の参照画像41として準備する。実施例3では、ユーザが選択した写真画像PIに対応する参照画像41を、ユーザ記述用シートSH3内に印刷する。
【0151】
S52では、S4において選択されたフォント/イラストFIを、ユーザ記述用シートSH3の合成用印刷画像51として準備をする。
【0152】
S53では、S51で用意した写真画像PIに、S52で用意したフォント/イラストFIを合成する。この合成した画像(参照画像41、合成用印刷画像51)をユーザ記述用シートSH3の目安として使用する。
【0153】
S54では、実際に印刷する印刷用ユーザ記述用シートSH3に、S53で用意した画像を対応させる。
【0154】
S55で、ユーザ記述用シートSH3を印刷する。
【0155】
このようにすることによって、ユーザ記述用シートSH3を印刷する際に、図5で説明したようなユーザ記述用シートSH3を印刷する前に選択した写真画像PIに対応する参照画像41と、フォント/イラストFIに対応する合成用印刷画像51とを、ユーザ記述用シートSH3内に印刷することができる。
【0156】
上記実施例では、合成のためにユーザの手書き情報を入力するためのユーザ記述用シートSH3を印刷する際に、合成したい画像を予めユーザ記述用シートSH3に印刷し、ユーザ記述用シートSH3を読み取る際に、ユーザが手で書いた手書き画像52と、合成用印刷画像51とを、1つの合成対象として読み取り、この読み取った画像と、写真画像PIと合成する。したがって、上記実施例によれば、画像合成に際して、合成用印刷画像51と手書き画像52とを合成する処理を必要とせず、よって、合成処理を減らすことができる。
【0157】
また、実施例1、2、3の違いは、ユーザ記述用シートの参照画像領域40にフォント/イラストFIを目安として、ユーザが印刷するか否かである。しかし、上記目安を印刷するか否かに関わらず、上記各実施例は有効である。
【0158】
上記実施例をプログラムの発明として把握することができる。つまり、上記実施例は、写真画像保存手段に保存されている複数の写真画像の中から、所望の写真画像を選択する写真画像選択手順と、複数のフォント/イラストの中から、所望のフォント/イラストを選択するフォント/イラスト選択手順と、上記選択された写真画像に対応する参照画像を参照画像領域に印刷し、また、上記選択されたフォント/イラストに対応する合成用印刷画像を記述領域に印刷し、上記参照画像領域と上記記述領域とを並べて印刷することによって、ユーザ記述用シートを作成するユーザ記述用シート作成手順とを画像処理装置に実行させるプログラムの例である。
【0159】
また、上記実施例は、写真画像保存手段に保存されている複数の写真画像の中から、所望の写真画像を選択する写真画像選択手順と、複数のフォント/イラストの中から、所望のフォント/イラストを選択するフォント/イラスト選択手順と、上記選択されたフォント/イラストに対応する合成用印刷画像を記述領域に印刷することによって、ユーザ記述用シートを作成するユーザ記述用シート作成手順と、上記記述領域に記入されている手書き画像と上記合成用印刷画像とを読み取る読取手順と、上記読取手順で読み取った合成用印刷画像と上記手書き画像と、上記参照画像に対応する写真画像とを合成する合成手順とを画像処理装置に実行させるプログラムの例である。
【図面の簡単な説明】
【0160】
【図1】本発明の実施例1である画像処理装置100の概略構成を示すブロック図である。
【図2】画像処理装置100における操作表示部108の具体例を示すブロック図である。
【図3】実施例1において、ユーザが記入するユーザ記述用シートSH1を示す図である。
【図4】実施例1において、ユーザ記述用シートSH1を印刷するために、写真画像PI、フォント/イラスト(合成用印刷画像51)を選択する説明図である。
【図5】実施例1において、ユーザ記述用シートSH1を印刷する操作を示すフローチャートである。
【図6】実施例1において、ユーザ記述用シートSH1を印刷処理する動作を示すフローチャートである。
【図7】実施例1において、印刷したユーザ記述用シートSH1を読み込み、合成処理する動作を示すフローチャートである。
【図8】実施例1において、ユーザ記述用シートSH1を解析する動作を示すフローチャートである。
【図9】実施例2であるユーザ記述用シートSH2を示す図である。
【図10】実施例2において、ユーザ記述用シートSH2を印刷する動作を示すフローチャートである。
【図11】実施例3において、参照画像41に、フォント/イラストFIに対応する合成用印刷画像51が印刷されているユーザ記述用シートSH3示す図である。
【図12】実施例3において、ユーザ記述用シートSH3を印刷処理する動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0161】
100…画像処理装置、
107…読取部、
108…操作表示部、
112…記録制御部、
113…記録部、
SH1、SH2、SH3…ユーザ記述用シート、
30…サイズ指定領域、
40…参照画像領域、
41…参照画像、
50…記述領域、
51…合成用印刷画像、
52…手書き画像、
60…バーコード、
71、72、73…合成印刷例。




 

 


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