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発明の名称 撮像装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6223(P2007−6223A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−184973(P2005−184973)
出願日 平成17年6月24日(2005.6.24)
代理人 【識別番号】100066061
【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之
発明者 藤田 祐介
要約 課題
撮影者が撮影を実施しようとした時に好適なタイミングで、かつ直感的にレンズ保護機構が閉じた状態であることを撮影者に伝達し、ストレスのない撮影を行うことができ、さらに撮影者が撮影を実施する意図が無い状況で誤って撮影開始操作を行ってしまっても、撮影者に注意を促すことができる撮像装置を提供する。

解決手段
手ぶれ検出手段406から出力される手ぶれ検出信号を監視し、手ぶれ検出信号に変動が生じて手ぶれ検出信号が所定の値より大きくなり、かつレンズ保護機構401が閉じた状態にある場合には撮影者に警告を行う。また、手ぶれ検出信号が所定の値より大きくなった状態が所定の期間以上継続し、かつ撮像装置の光軸方向と重力方向との間に所定の角度差が存在する場合には撮影者に警告を行うことを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
撮像装置に加わる振動を検出する手ぶれ検出手段と、手ぶれ検出手段から出力される手ぶれ検出信号の変動を監視し、手ぶれ検出信号が所定の値より大きくなった時点で撮影者に撮影開始意図があると判定する撮影開始意図判定部と、レンズ保護機構と、レンズ保護機構がレンズ保護状態であるか否かを判定するレンズ保護判定部と、撮影者が撮影画像を確認するための表示部とを備え、撮影開始意図判定部で撮影者に撮影開始意図があると判定し、かつレンズ保護判定部でレンズ保護機構がレンズ保護状態であると判定した場合に、表示部に文章および文章の内容を連想させる図柄によって構成された警告を表示することを特徴とする撮像装置。
【請求項2】
請求項1における撮像装置において、撮影開始意図判定部で撮影者に撮影開始意図があると判定し、かつレンズ保護判定部でレンズ保護機構がレンズ保護状態であると判定した場合には、警告音を鳴らすことを特徴とする撮像装置。
【請求項3】
請求項1における撮像装置において、撮影開始意図判定部で撮影者に撮影開始意図があると判定し、かつレンズ保護判定部でレンズ保護機構がレンズ保護状態であると判定した場合には、表示部に表示される警告をアニメーション動作させることを特徴とする撮像装置。
【請求項4】
撮像装置に加わる振動を検出する手ぶれ検出手段と、手ぶれ検出手段から出力される手ぶれ検出信号の変動を監視し、手ぶれ検出信号が所定の値より大きくなった状態が所定の期間以上継続した時点で撮影者に撮影を実施する意図が無いと判定する撮影実施意図判定部と、撮像装置の光軸方向と重力方向との間に存在する角度差の検出を行う撮像装置姿勢検出部と、撮影者が撮影画像を確認するための表示部とを備え、撮像装置が記録中の状態であるときに、撮影実施意図判定部で撮影者に撮影を実施する意図が無いと判定し、かつ撮像装置姿勢検出部で撮像装置の光軸方向と重力方向との間に所定の角度差が存在する場合には、表示部に文章および文章の内容を連想させる図柄によって構成された警告を表示することを特徴とする撮像装置。
【請求項5】
請求項4における撮像装置において、撮影実施意図判定部で撮影者に撮影を実施する意図が無いと判定し、かつ撮像装置姿勢検出部で撮像装置の光軸方向と重力方向との間に所定の角度差が存在する場合には、警告音を鳴らすことを特徴とする撮像装置。
【請求項6】
請求項4における撮像装置において、撮影実施意図判定部で撮影者に撮影を実施する意図が無いと判定し、かつ撮像装置姿勢検出部で撮像装置の光軸方向と重力方向との間に所定の角度差が存在する場合には、表示部に表示される警告をアニメーション動作させることを特徴とする撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置に関するものであり、特にレンズを介して入射した被写体からの光信号を撮像素子にて電気信号に変換し、該電気信号に信号処理を施して映像信号を生成する撮像装置に関するものである。
【0002】
上記撮像装置は、例えばカメラ一体型VTR等の撮像装置である。
【背景技術】
【0003】
デジタルカメラ・デジタルビデオカメラ等の撮像装置には、レンズに異物が接触して汚れ・キズ等が発生するために、キャップや板状の部材によるバリア等のレンズ保護機構が設けられているものがある。
【0004】
また、撮影時に生じる手ぶれを抑制するために、撮像装置に加わる振動を検出し、その振動に応じた手ぶれ補正を光学的・電子的に行う手ぶれ補正機能を搭載した撮像装置が主流となってきている。
【0005】
これらの撮像装置について、以下説明する。
【0006】
図4は従来の撮像装置の処理ブロック図である。
【0007】
図4において、401はレンズ保護機構であり、402はレンズ、403は絞り、404は撮像素子であるCCD、405は手ぶれ補正手段、406は手ぶれ検出手段、407はサンプル/ホールド回路(S/H回路)、408はプリプロセス回路、409は信号処理部、410はメモリ、411は表示部、412は撮影画像の記録装置である。
【0008】
レンズ保護機構401はレンズキャップ、あるいは板状の部材によって構成されたレンズバリアであり、使用していない時や携帯している時には閉じた状態にして、レンズに異物が接触することに起因するレンズ表面の汚れ・キズの発生を防止する。撮影を実施する際には、手動による操作や電子制御によって保護部材を駆動させ開いた状態に移行させることができる。
【0009】
レンズ402より受光した被写体からの光は、絞り403により光量を調節されてCCD404面上に結像され、CCD404により光電変換されて画像信号として蓄積される。CCD404から出力された画像信号は、サンプルホールド回路407でサンプルホールド処理された後、プリプロセス回路408に供給されてAGC処理、ブラックバランス処理、ホワイトバランス処理、ガンマ補正処理等が行われ、信号処理部409に供給される。
【0010】
手ぶれ検出手段406は、撮像装置に加わる振動をセンサにより検知して、前記振動の大きさに応じて手ぶれ検出信号を生成し、手ぶれ補正手段405に伝達する。手ぶれ補正手段405は、伝達された手ぶれ検出信号の出力値に応じて光軸に対するCCD404の位置を変更し、あるいはCCD404の有効画素に対する撮影画像の切り出し範囲を変更して手ぶれ補正処理を実施し、撮影画像に対する手ぶれの影響を補正する。
【0011】
信号処理部409では、画像信号に対して信号処理パラメータに応じた加工・補正等が実施されて記録用画像信号が生成され、さらに記録用画像信号に撮像装置の内部状態や撮影時間等の情報を重畳した表示用画像信号が生成される。その間必要に応じて画像信号をメモリ410に保持する。
【0012】
表示装置411は、信号処理部409から出力された表示用画像信号を取得し、表示する。
【0013】
記録装置412は、信号処理部409から出力された記録用画像信号を取得し、記録媒体に保存する。
【0014】
以上のようにして、レンズ保護機構と手ぶれ補正機能を搭載する撮像装置を構成していた。
【特許文献1】特開平07−123317号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
しかし、これらの撮像装置では撮影者が表示部411の画像を確認しなければ、レンズ保護機構401が閉じた状態にあることに気づかず、実際撮影を実施しようとした時に煩わしさを感じたり、不注意から閉じた状態のまま撮影を実施してしまい所望の撮影結果が得られないという問題があった。
【0016】
また、撮影者が撮影を実施する意図が無い状況で誤って撮影開始操作を行ってしまい、撮影が行われていることに気づかず、意図しない被写体を撮り続けてしまうという問題があった。
【0017】
本発明の目的は、これらの問題点に対して、撮影者が撮影を実施しようとした時に好適なタイミングで、かつ直感的にレンズ保護機構が閉じた状態であることを撮影者に伝達し、ストレスのない撮影を行うことができ、さらに撮影者が撮影を実施する意図が無い状況で誤って撮影開始操作を行ってしまっても、撮影者に注意を促すことができる撮像装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0018】
請求項1に記載の発明によれば、撮像装置に加わる振動を検出する手ぶれ検出手段と、手ぶれ検出手段から出力される手ぶれ検出信号の変動を監視し、手ぶれ検出信号が所定の値より大きくなった時点で撮影者に撮影開始意図があると判定する撮影開始意図判定部と、レンズ保護機構と、レンズ保護機構がレンズ保護状態であるか否かを判定するレンズ保護判定部と、撮影者が撮影画像を確認するための表示部とを備え、撮影開始意図判定部で撮影者に撮影開始意図があると判定し、かつレンズ保護判定部でレンズ保護機構がレンズ保護状態であると判定した場合に、表示部に文章および文章の内容を連想させる図柄によって構成された警告を表示することを特徴とする撮像装置である。
【0019】
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1における撮像装置において、撮影開始意図判定部で撮影者に撮影開始意図があると判定し、かつレンズ保護判定部でレンズ保護機構がレンズ保護状態であると判定した場合には、警告音を鳴らすことを特徴とする撮像装置である。
【0020】
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項1における撮像装置において、撮影開始意図判定部で撮影者に撮影開始意図があると判定し、かつレンズ保護判定部でレンズ保護機構がレンズ保護状態であると判定した場合には、表示部に表示される警告をアニメーション動作させることを特徴とする撮像装置である。
【0021】
また、請求項4に記載の発明によれば、撮像装置に加わる振動を検出する手ぶれ検出手段と、手ぶれ検出手段から出力される手ぶれ検出信号の変動を監視し、手ぶれ検出信号が所定の値より大きくなった状態が所定の期間以上継続した時点で撮影者に撮影を実施する意図が無いと判定する撮影実施意図判定部と、撮像装置の光軸方向と重力方向との間に存在する角度差の検出を行う撮像装置姿勢検出部と、撮影者が撮影画像を確認するための表示部とを備え、撮像装置が記録中の状態であるときに、撮影実施意図判定部で撮影者に撮影を実施する意図が無いと判定し、かつ撮像装置姿勢検出部で撮像装置の光軸方向と重力方向との間に所定の角度差が存在する場合には、表示部に文章および文章の内容を連想させる図柄によって構成された警告を表示することを特徴とする撮像装置である。
【0022】
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項4における撮像装置において、撮影実施意図判定部で撮影者に撮影を実施する意図が無いと判定し、かつ撮像装置姿勢検出部で撮像装置の光軸方向と重力方向との間に所定の角度差が存在する場合には、警告音を鳴らすことを特徴とする撮像装置である。
【0023】
また、請求項6に記載の発明によれば、請求項4における撮像装置において、撮影実施意図判定部で撮影者に撮影を実施する意図が無いと判定し、かつ撮像装置姿勢検出部で撮像装置の光軸方向と重力方向との間に所定の角度差が存在する場合には、表示部に表示される警告をアニメーション動作させることを特徴とする撮像装置である。
【発明の効果】
【0024】
撮影者が撮影を実施しようとした時に好適なタイミングで、かつ直感的にレンズ保護機構が閉じた状態であることを撮影者に伝達し、ストレスのない撮影を行うことができ、さらに撮影者が撮影を実施する意図が無い状況で誤って撮影開始操作を行ってしまっても、撮影者に注意を促すことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明する。
【実施例】
【0026】
図4に、この実施例の処理ブロック図を示す。図中、図4に示す従来の撮像装置の構成と同一の部分には同一の参照符号を付してその説明を省略する。
【0027】
図1において、101は撮影開始意図判定部であり、102はレンズ保護判定部である。103は撮像装置姿勢検出部であり、104は撮影実施意図判定部である。
【0028】
撮影開始意図判定部101は、前記手ぶれ検出手段406から出力される手ぶれ検出信号を監視し、手ぶれ検出信号が所定の値より大きくなった時点で、撮影者が撮像装置を手にとって撮影開始する意図があると判定する。
【0029】
レンズ保護判定部102は、レンズ保護機構401によりセンサが押下されるよう構成される。また、レンズ保護機構401により光学センサが遮光されるよう構成することもできる。あるいは、レンズ保護機構401の開閉スイッチを備えた撮像装置の場合は前記スイッチの状態を監視するよう構成することもできる。さらに、入力画像信号中の輝度成分に注目し、所定の値以下の領域が全画像領域中に占める割合を監視するように構成することもできる。これらの情報に基づいて、レンズ保護判定部102はレンズ保護機構401が閉じた状態にあるか否かを判定する。
【0030】
撮像装置姿勢検出部103は、重力センサにより重力方向を検出するよう構成されており、撮像装置の光軸方向と重力方向との角度差を導出する。
【0031】
撮影実施意図判定部104は、前記手ぶれ検出手段406から出力される手ぶれ検出信号を監視し、手ぶれ検出信号が所定の値より大きくなった状態が所定の期間以上継続した時点で、撮影者に撮影を実施する意図が無いと判定する。
【0032】
以下、レンズ保護警告を表示部411に表示するまでの処理内容を説明する。
【0033】
撮影者が撮像装置を手にとると、手ぶれ検出手段406は撮像装置に加わる振動を検出し、手ぶれ検出信号の出力値が大きくなる。撮像開始意図判定部101は手ぶれ検出信号の変動を監視しており、前記手ぶれ検出信号の変動を受けて所定の値と前記手ぶれ検出信号の出力値を比較し、前記手ぶれ検出信号の出力値の方が大きい場合には撮影者に撮影を開始する意図があると判定し、信号処理部409に対して判定結果を伝達する。同時に、レンズ保護判定部102はレンズ保護機構401が閉じた状態にあるか否かを判定し、信号処理部409に判定結果を伝達する。
【0034】
信号処理部409は伝達された判定結果を受けて、撮影者に撮影を開始する意図がありかつレンズ保護機構401が閉じた状態である場合は、表示用画像信号に文章および図柄によって構成された警告を重畳して出力する。
【0035】
図5は警告を表示した表示部の例である。図5において501は液晶パネル等で構成される表示面である。
【0036】
また、表示用画像信号に文章および図柄によって構成された警告を重畳して出力する際に、あわせて警告音を鳴らし撮影者の注意を喚起するように構成することもできる。さらに、前記文章および図柄をアニメーション動作させ、より撮影者の注意を喚起するように構成することもできる。
【0037】
図6は表示用画像信号に重畳される文章および図柄をアニメーション動作させた場合の例である。図柄の一部を周期的に拡大・縮小させる動作を繰り返すことで、撮影者に対して警告表示が発生している事実をより直感的に伝達することができる。
【0038】
以下、レンズ保護警告を表示部411に表示するまでの一連の手順を図2に示すフローチャートを用いて説明する。
【0039】
Step11において、手ぶれ検出手段406は手ぶれ検出処理を開始し、Step12へと処理を移行する。
【0040】
Step12において、撮影開始意図判定部101は手ぶれ検出信号の変動を監視し、撮像装置に振動が加わって手ぶれ検出信号の出力値が所定の値より大きくなった時点で撮影者に撮影を開始する意図があると判定しStep13へと処理を移行する。手ぶれ検出信号の変動がない場合は処理を終了する。
【0041】
Step13において、レンズ保護判定部102はレンズ保護機構401が閉じた状態であるか開いた状態であるか情報を取得し、Step14へと処理を移行する。
【0042】
Step14において、レンズ保護判定部102はStep13で取得した情報を基にレンズ保護判定を実施し、レンズ保護状態であると判定した場合はStep15へと処理を移行する。レンズ保護状態でないと判定した場合は処理を終了する。
【0043】
Step15において、信号処理部409は撮影開始意図判定結果とレンズ保護判定結果とを取得し、撮影者に撮影を開始する意図があり、かつレンズ保護状態である場合には表示用画像信号に文章および図柄によって構成された警告を重畳して出力する。
【0044】
以上詳述したように本発明によれば、撮影者が撮影態勢に入る際に好適なタイミングでかつ直感的にレンズ保護機構の状態を認識することができ、ストレスのない撮影を行うことができる撮像装置を構成することができる。
【0045】
次に、撮影者が撮影を実施する意図が無い状況で誤って撮影開始操作を行ってしまった際に、撮影者に注意を促す警告を表示部411に表示するまでの処理内容を説明する。
【0046】
撮影者が撮影意図無く撮像装置を手にとっている状況では、撮像装置に断続的な振動が加わり、手ぶれ検出信号の出力が大きい状態が継続する。撮影実施意図判定部104は手ぶれ検出信号を監視しており、前記手ぶれ検出信号の出力値が所定の値より大きくなった状態が所定の期間以上継続した時点で、撮影者に撮影意図が無いと判定し信号処理部409に対して判定結果を伝達する。同時に、撮像装置姿勢検出部103は撮像装置の光軸方向と重力方向との角度差を導出し、信号処理部409に伝達する。
【0047】
図7は信号処理部409における、撮像装置姿勢検出部103から取得した角度差に基づく有効撮影判定基準の一例を示す。図7において、701は有効な撮影として判定する角度差の領域である。702は意図しない撮影の可能性があると判定する角度差の領域であり、撮像装置が真下に近い方向や後ろ向き、真上に近い方向に向けられており、撮影者に撮影を実施する意図がないにもかかわらず記録動作を行っている可能性がある。
【0048】
信号処理部409は、撮像装置が記録動作中であり、かつ撮影者に撮影意図が無いと判定され、かつ撮像装置の光軸方向と重力方向との角度差が意図しない撮影の可能性があると判定する角度差の領域702内に存在する場合に、表示用画像信号に文章および図柄によって構成された警告を重畳し、同時に警告音を鳴らす。このとき、表示用画像信号に重畳される文章および図柄をアニメーション動作させてより撮影者の注意を喚起するように構成することもできる。撮影者は、警告音により意図しない状況で撮像装置が記録状態になってしまったことに気づくことができ、さらに表示部に表示された内容を確認することにより、より容易かつ直感的に意図しない撮影が行われたことを把握することができる。
【0049】
以下、撮影者が撮影を実施する意図が無い状況で誤って撮影開始操作を行ってしまった際に、撮影者に注意を促す警告を表示部411に表示するまでの一連の手順を図3に示すフローチャートを用いて説明する。
【0050】
Step21において、信号処理部409は撮像装置が記録動作中か否か判定し、記録動作中であればStep22へと処理を移行する。記録動作中でない場合は処理を終了する。
【0051】
Step22において、手ぶれ検出手段406は手ぶれ検出処理を開始し、Step23へと処理を移行する。
【0052】
Step23において、撮影実施意図判定部104は前記手ぶれ検出手段406から出力される手ぶれ検出信号を監視し、前記手ぶれ検知信号が所定の値より大きくなった状態が所定の期間以上継続した時点で、撮影者に撮影意図が無いと判定しStep4へと処理を移行する。前記手ぶれ検出信号が所定の値より大きくなった状態が所定の期間以上継続しない場合には、撮影者に撮影意図があると判定し処理を終了する。
【0053】
Step24において、撮像装置姿勢検出部103は撮像装置の光軸方向と重力方向との角度差を導出しStep25へと制御を移行する。
【0054】
Step25において、信号処理部409は撮影実施意図判定結果と撮像装置の光軸方向と重力方向との角度差を取得し、所定の有効撮影判定基準に基づいて現在の撮影が有効か否か判定し、無効な撮影として判定した場合はStep26へと処理を移行する。有効な撮影として判定した場合は処理を終了する。
【0055】
Step26において、撮影実施意図判定結果と有効撮影判定結果とを取得し、信号処理部409は撮像装置が記録動作中であり、かつ撮影者に撮影を実施する意図が無く、かつ無効な撮影として判定された場合には、表示用画像信号に文章および図柄によって構成された警告を重畳して出力する。
【0056】
以上詳述したように本発明によれば、撮影者が直感的にかつ容易に意図しない撮影が行われていることを認識することができる撮像装置を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明における処理ブロック図である。
【図2】レンズ保護警告を表示部411に表示する一連の手順の処理フローチャートである。
【図3】撮影者が撮影を実施する意図が無い状況で誤って撮影開始操作を行ってしまった際に、撮影者に注意を促す警告を表示部411に表示するまでの一連の手順の処理フローチャートである。
【図4】従来の撮像装置の処理ブロック図である。
【図5】本発明において表示部に表示される警告の一例を示す図である。
【図6】本発明において表示部に表示される警告をアニメーション動作させる場合の一例を示す図である。
【図7】撮像装置姿勢検出部103から取得した角度差に基づく有効撮影判定基準の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0058】
101 撮影開始意図判定部
102 レンズ保護判定部
103 撮像装置姿勢検出部
104 撮影実施意図判定部
401 レンズ保護機構
402 レンズ
403 絞り
404 CCD
405 手ぶれ補正手段
406 手ぶれ検出手段
407 S/H回路
408 プリプロセス回路
409 信号処理部
410 メモリ
411 表示部
412 記録装置
413 絞り
501 表示部における表示面
701 有効な撮影として判定する角度差の領域
702 意図しない撮影の可能性があると判定する角度差の領域




 

 


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