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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−6220(P2007−6220A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−184951(P2005−184951)
出願日 平成17年6月24日(2005.6.24)
代理人 【識別番号】100090538
【弁理士】
【氏名又は名称】西山 恵三
発明者 鳥崎 敦 / 林 雅夫
要約 課題
携帯電話のアドレス情報をテンポラリでMFPに読み込ませ、該アドレスをMFPのセンド機能で使用できるようにする。

解決手段
携帯電話のキャリア、型式の情報より最適なUIミドルウエアを選択して、画像形成装置のUIで動作するようにする。
特許請求の範囲
【請求項1】
携帯電話とのインタフェースを有する画像形成装置において、携帯電話のUIミドルウェアを相応数用意する手段と、通信を行う携帯電話の機器情報を入力可能とする手段と、該入力された携帯電話の機器情報に基づいて携帯電話のUIミドルウェアの中から最適なものを選択する手段と、該選択された携帯電話のUIミドルウェアを画像形成装置のUI上のサブソフトウェアモジュールとして動作が可能になる手段と、該選択された携帯電話のUIミドルウェアを用いて携帯電話が有するアドレス情報を入力可能とする手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
入力可能な携帯電話の機器情報がキャリアと型式の情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
携帯電話から入力されたアドレス情報を、画像形成装置の機能であるセンド機能で使用するアドレスとして使用可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
携帯電話から入力されたアドレス情報を、ユーザの意思で消去するため非常に視認性の高い“クリアキー”をUIに有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
携帯電話から入力されたアドレス情報を、アドレス情報が入力されてから一定時間後、アドレス情報を削除することによって、UIに有する“クリアキー”を押下することをユーザが忘れても、確実に消去することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は携帯電話とのインタフェースを有する画像形成装置の中で、特にセンド(ネットワーク)機能を有する画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年の情報通信インフラの整備によって、「いつでもどこでも気軽にネットワークにアクセス」できるようになったので、コンピュータだけでなく情報家電がネットワークに接続される「ユビキタス社会」の構築が進んでいる。
【0003】
特にコンビニエンスストア等の公共の場にはコピー、プリンタ、センド(ネットワーク)、Faxの機能を持つ複合機(以下MFP)が設置されている。今後MFPを用いてFaxの代わりにセンド機能を使用して、情報をネットワークを介してサーバ等の相手先に送信する機会が増えるものと思われる。
【0004】
又、別の従来例としては、特許文献1及び特許文献2をあげることが出来る。
【特許文献1】特開2002−149548号公報
【特許文献2】特開2003−150493号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、コンビニエンスストア等に設置されているMFPからスキャンデータを非登録のアドレス先に送信する場合、アドレス情報がMFPに登録されていないため、MFPのUI操作キーから直接アドレス情報を入力せねばならないので非常に面倒である。また個人情報であるアドレス情報を公共の場に設置されているMFPに登録する事はナンセンスである。
【0006】
本提案では現在、個人情報保持メディアとして、老若男女を問わず使用されている携帯電話のアドレス情報をテンポラリでMFPに読み込ませ、該アドレスをMFPのセンド機能で使用できる機能について提案する。
【0007】
携帯電話のアドレス情報を入手するにあたり、以下の問題点がある。
【0008】
1)キャリア、デバイスの型式によりアドレスフォーマットが異なる。
【0009】
2)MFPへの入力後のアドレス情報がMFPに残ってしまうため、個人情報が流出する。
【0010】
3)初めてMFPを使用する人が戸惑うことなく、利用できるUIが提供されていない。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は以下の手段を有することによって、上記問題点を解決することができる。
【0012】
1)携帯電話のUIミドルウェアを相応数用意する手段。
【0013】
2)通信を行う携帯電話の機器情報を入力可能とする手段。
【0014】
3)入力された携帯電話の機器情報に基づいて携帯電話のUIミドルウェアの中から最適なものを選択する手段。
【0015】
4)選択された携帯電話のUIミドルウェアを画像形成装置のUI上のサブソフトウェアモジュールとして動作が可能になる手段。
【0016】
5)選択された携帯電話のUIミドルウェアを用いて、携帯電話が有するアドレス情報を入力可能とする手段。
【0017】
6)携帯電話から入力されたアドレス情報を、画像形成装置の機能であるセンド機能で使用するアドレスとして使用が可能になる手段。
【0018】
7)携帯電話から入力されたアドレス情報を、ユーザの意思で消去するため非常に視認性の高い“クリアキー”をUIに有する手段。
【0019】
8)携帯電話から入力されたアドレス情報を、アドレス情報が入力されてから一定時間後、アドレス情報を削除することによって、UIに有する“クリアキー”を押下することをユーザが忘れても、確実に消去する手段。
【発明の効果】
【0020】
以上説明したように以下の手段を有する。
【0021】
1)携帯電話のUIミドルウェアを相応数用意する手段。
【0022】
2)通信を行う携帯電話の機器情報を入力可能とする手段。
【0023】
3)入力された携帯電話の機器情報に基づいて携帯電話のUIミドルウェアの中から最適なものを選択する手段。
【0024】
4)選択された携帯電話のUIミドルウェアを画像形成装置のUI上のサブソフトウェアモジュールとして動作が可能になる手段。
【0025】
5)選択された携帯電話のUIミドルウェアを用いて、携帯電話が有するアドレス情報を入力可能とする手段。
【0026】
6)携帯電話から入力されたアドレス情報を、画像形成装置の機能であるセンド機能で使用するアドレスとして使用が可能になる手段。
【0027】
7)携帯電話から入力されたアドレス情報を、ユーザの意思で消去するため非常に視認性の高い“クリアキー”をUIに有する手段。
【0028】
8)携帯電話から入力されたアドレス情報を、アドレス情報が入力されてから一定時間後、アドレス情報を削除することによって、UIに有する“クリアキー”を押下することをユーザが忘れても、確実に消去する手段。
【0029】
その結果、以下の効果がある。
【0030】
1)キャリア、デバイスの型式によりアドレスフォーマットが異なる場合においても、携帯電話のアドレス情報がMFPのセンド機能で使用可能となる。
【0031】
2)MFPへの入力後のアドレス情報を確実に消去するため、個人情報が流出することはない。
【0032】
3)いつも利用している携帯電話のUIをMFPでも利用できるので、初めてMFPを使用する人が戸惑うことなくMFPを利用することができる。
【0033】
更に、これまで個人情報をMFPに入力するために、USBメモリ、ICカード、無線タグを利用するというアイディアが出ていたが、どれも特定組織内での運営に適したもので、パブリック環境でのテンポラリ利用には適していなかった。本提案により個人情報を極めて容易にパブリックMFPで入力可能になるので、パブリックMFPの利用需要の増大が期待できるという効果もある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0034】
次に、本発明の詳細を実施例の記述に従って説明する。
【実施例1】
【0035】
以下全体構成、画像形成装置の断面図、光学ユニットブロック図、コントローラブロック図、及び画像形成装置の処理を説明するフローチャートを用いて実施例1を説明する。
【0036】
<全体構成>
図1は本実施例を示す全体構成である。
【0037】
101は画像形成装置である。
【0038】
102は携帯電話である。
【0039】
103はネットワークケーブルであり、画像形成装置101と他の画像形成装置及び、公衆網を接続している。
【0040】
104は携帯電話インタフェースであり、画像形成装置101と携帯電話102との通信を行っている。
【0041】
<画像形成装置の断面図、光学ユニットブロック図>
図2は画像形成装置の断面図、図3は画像形成装置の光学ユニットブロック図である。
【0042】
図2において、227は画像形成装置本体であり、外部クライアントPCから送られる、プリンタ言語で記述されたコードデータやイメージデータを受け、これらのデータに基づいて1ページ分のマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの多値画像データを生成する画像生成部制御手段(=コントローラ)201(以下、単に「コントローラ」と記すことがある)と、入力多値画像データに応じて変調したレーザビームを感光ドラム上に走査することにより潜像を形成し、これを記録紙に転写した後定着させるという一連の電子写真プロセスによる記録を行う印刷部(=プリンタエンジン)203(以下エンジン)から構成される。226は操作のためのスイッチおよびLCD表示器等が配されている操作パネルである。
【0043】
コントローラ201とプリンタエンジン203はインタフェース信号線202によって接続されている。主なインタフェース信号として、/RDY,/PRNT,/TOP,/LSYNC、VDO7〜VDO0、VCLKがあり、以下これについて簡単に説明する。
【0044】
/RDY信号は、コントローラに対してエンジンから送出される信号であって、エンジンが後述する/PRNT信号を受ければいつでもプリント動作を開始できる状態、またはプリント動作を継続できる状態にあることを示す信号である。
【0045】
/PRNT信号は、エンジンに対してコントローラから送出される信号であって、プリント動作の開始、またはプリント動作の継続を指示する信号である。
【0046】
/TOP信号は、副走査(垂直走査)方向の同期信号であって、コントローラに対してエンジンから送出される。
【0047】
/LSYNC信号は、主走査(水平走査)方向の同期信号であって、コントローラに対してエンジンから送出される。VDO7〜VDO0信号は、エンジンに対してコントローラから送出される画像信号であって、エンジンが印字すべき画像濃度情報を示す。VDO7が最上位、VDO0が最下位の8ビットで表わされる。エンジンでは、VDO7〜VDO0信号がFFHで現像中のトナー色の最大濃度で印字し、00Hで印字しない。これらは転送同期信号VCLKに同期して送出される。
【0048】
次に図2及び図3を用いてプリンタエンジン203における動作を説明する。
【0049】
プリンタエンジン203はプリンタコントローラ201から/PRNT信号を受け取ると、不図示の駆動手段により、感光ドラム204及び転写ドラム205を図示矢印方向に回転させる。続いて、ローラ帯電器206の帯電を開始し、感光ドラム204上の電位を所定の値に均一に帯電する。次に、給紙ローラ208によって、記録用紙カセット207から記録用紙225を転写ドラム205に給紙する。転写ドラム205は、中空の支持体上に誘電体シートを張ったもので、感光ドラム204と同速で矢印方向に回転する。この転写ドラム205に記録用紙225が供給されると、転写ドラムの支持体上に設けられたグリッパ209によって記録用紙225が保持され、吸着ローラ210及び吸着用帯電器211により記録用紙1225を転写ドラム205に吸着させる。同時に、現像装置の支持体212を回転させて、支持体212に支持された4つの現像装置213M、213C、213Y、213Bkのうち、第1のトナーであるマゼンタのトナーが入った現像装置213Mを感光ドラム204に対向させる。なお、213Cはシアンのトナーが入った現像装置、213Yはイエローのトナーが入った現像装置、213Bkはブラックのトナーが入った現像装置である。
【0050】
一方、プリンタエンジン203は、転写ドラム204に吸着された記録用紙225の先端を検出器214によって検出し、所定のタイミングで垂直同期信号/TOPを発生してコントローラ201に送出する。コントローラ201は印字ページに対する最初の/TOP信号を受け取ると、プリンタRAM内のページメモリに格納されている画像データのうち、第1の印字色であるマゼンタのデータを所定のタイミングで読み出す。読み出された8ビットの画像データD7〜D0は、画像信号VDO7〜VDO0としてVCLK信号に同期してプリンタエンジンに送出される。
【0051】
コントローラより出力されたVDO7〜VDO0信号は図3に示すようにパルス幅変調回路301に入力され、レベルに応じたパルス幅(256段階)のレーザ駆動信号VDOとなり、レーザドライバ302に送出される。後述する現像時において、レーザ駆動信号VDOのパルス幅に応じてトナーの付着量が調節でき、それにより、各色256階調の濃淡が再現される。
【0052】
次に、図3において前記レーザ駆動信号VDOに応じて駆動されるレーザダイオード303からのレーザビーム224は不図示のモータにより矢印方向に回転駆動される回転多面鏡304で偏向され、光路上に配置された結像レンズ305を経て、感光ドラム204上を主走査方向に走査し、感光ドラム204上に潜像を形成する。このとき、ビームディテクタ206はレーザビームの走査開始点を検出し、この検出信号から主走査の画像書き出しタイミングを決定するための水平同期信号である/LSYNC信号が生成される。以上述べた主走査の動作が繰り返されて1ページ分のマゼンタの潜像が感光ドラム204上に形成されていく。
【0053】
図2に戻り、感光ドラム204上に形成された潜像は上記マゼンタのトナーが入った現像装置213Mによって現像され、マゼンタのトナー像となる。このマゼンタのトナー像は、転写用帯電器216により、回転する転写ローラ205に吸着されている記録用紙225に転写される。この際、転写されずに感光ドラム204上に残ったトナーはクリーニング装置222によって除去される。以上の動作により、記録用紙225上に1ページ分のマゼンタのトナー像が形成される。
【0054】
次に、現像装置の支持体212を回転させて、第2のトナーであるシアンのトナーが入った現像装置213Cを感光ドラム204に対向させる。続いて、マゼンタのときと同様に、転写ローラ205に吸着されたまま回転する記録用紙225の先端を検出器214で検出し、垂直同期信号/TOPを発生してコントローラ201に送出する。これを受けてコントローラ201はページメモリからシアンのデータを読み出す。以下、同様の動作により、記録用紙225上にはマゼンタのトナー像に重ねてシアンのトナー像が転写される。
【0055】
更に、同様にして第3のトナーであるイエロー、第4のトナーであるブラックのトナー像が記録用紙225上に重ねて転写され、フルカラーのトナー像となる。上記4色のトナー像が全て転写された記録用紙225は、分離帯電器217を経て、分離爪218によって転写ドラム205から剥がされ、搬送手段219により定着装置220に供給される。また、このとき、転写ドラムクリーナ223によって転写ドラム表面の清掃が行なわれる。記録用紙上のトナー像は定着装置220で加熱、加圧されることによって熔融固着され、最終的なカラー出力画像となる。そして記録の終了した記録用紙は排紙トレイ221に排紙される。
【0056】
<画像形成装置のコントローラブロック図>
図4は画像形成装置のコントローラブロック図である。
【0057】
401はクライアントPCである。
【0058】
402は画像形成装置内の受信バッファであり、クライアントPC401よりコマンド及びデータ等の受信バッファを一時的に蓄える。
【0059】
403はROMであり、後述する図5のフローチャートによる一連の制御を実現するためのプログラムや内蔵フォント等が格納されている。
【0060】
404はROM403上にあるコマンド制御部である。
【0061】
405はROM403上にある中間データオブジェクト作成部であり、描画処理を行い、RAM416上にあるPDLデータメモリ417に格納されているPDLデータより中間データオブジェクトを作成し、RAM416上にある中間データオブジェクトメモリ418に格納する。
【0062】
406はROM403上にあるレンダリングデータ作成部であり、レンダリング処理を行い、RAM416上にある中間データオブジェクトメモリ418に格納されている中間データオブジェクトをバンド単位でレンダリングデータ(ビットマップデータ)に落とし、RAM416上にあるレンダリングバンドメモリ420にレンダリングデータを格納する。
【0063】
407はROM403上にあるスキャナ画像処理部であり、スキャナ部429から来る画像データの処理を行う。
【0064】
408はROM403上にある携帯電話UIミドルウエア制御部である。主な制御は以下の3点である。
【0065】
1)携帯電話からのキャリア、型式よりHDD431上に格納されている複数ある携帯電話UIミドルウエア432から最適な携帯電話UIミドルウエアを選択し、RAM416上の携帯UIミドルウエアメモリ421に一時的に転送する。
【0066】
2)携帯電話からのアドレス情報をRAM416上の携帯アドレスメモリに一時的に格納する。
【0067】
3)パネル部429の“クリアキー”押下もしくはタイムアウトによって該携帯アドレスメモリ上の携帯電話からのアドレス情報を削除する。
【0068】
409はROM403上にある携帯電話インタフェース制御部であり、画像形成装置と携帯電話とのインタフェースを制御する。
【0069】
410はROM403上にある画像回転部であり、スキャナ画像、プリント画像を回転し、RAM416上の画像回転メモリ422に格納する。
【0070】
411はROM403上にある画像圧縮部であり、スキャナ画像、プリント画像を圧縮し、RAM416上の画像圧縮メモリ423に格納する。
【0071】
412はROM403上にあるネットワーク制御部である。
【0072】
413はROM403上にあるパネルインタフェース制御部である。
【0073】
414はROM403上にあるデバイスインタフェース制御部である。
【0074】
415はCPUである。
【0075】
416はRAMである。
【0076】
417はRAM416上にあるPDLデータメモリであり、コマンド制御部404でコマンド解析のデータを格納する。
【0077】
418はRAM416上にある中間データオブジェクトメモリであり、PDLデータメモリ417に格納されているPDLデータから中間データオブジェクト作成部405により作成された中間データオブジェクトを格納する。
【0078】
419はRAM416上にあるレンダリングバンドメモリであり、中間データオブジェクトメモリ418に格納されている中間オブジェクトからレンダリングデータ作成部406により作成されたレンダリングオブジェクトを格納する。
【0079】
420はRAM416上にあるレンダリングデータメモリであり、1ページ分のレンダリングデータを格納する。
【0080】
421はRAM416上にある携帯UIミドルウエアメモリであり、HDD431から選択された携帯UIミドルウエア432を格納する。
【0081】
422はRAM416上にある画像回転メモリであり、画像回転部410により作成された回転された画像オブジェクトを格納する。
【0082】
423はRAM416上にある画像圧縮メモリであり、画像圧縮部411により作成された圧縮された画像オブジェクトを格納する。
【0083】
424はRAM416上にある携帯アドレスメモリであり、携帯電話から入力されたアドレス情報を一時的に格納する。
【0084】
425はレンダリングデータメモリ420にあるレンダリングデータをエンジン428に転送するエンジン転送部である。
【0085】
426はパネル429とのインタフェースを行うパネルインタフェース部である。
【0086】
427はスキャナ430とのインタフェースを行うデバイスインタフェース部である。
【0087】
428は画像形成装置のエンジンである。
【0088】
429は画像形成装置のパネル部である。
【0089】
430は画像形成装置のスキャナ部である。
【0090】
431はハードディスクである。
【0091】
432はハードディスク431上にある携帯UIミドルウエアであり、予め複数個用意されている。
【0092】
<画像形成装置の処理の説明>
次に図2〜図4のハード構成を有する画像形成装置の処理を図5のフローチャートに従って説明する。
【0093】
S501でUI画面から携帯電話のキャリアと型式の情報を入力する。
【0094】
S502で入力されたキャリアと型式の情報からHDD上に格納されている携帯UIミドルウエアの中で最適なものを選択する。
【0095】
S503で選択された携帯UIミドルウエアをUIに表示する。
【0096】
<画像形成装置上のUI遷移の説明>
次に画像形成装置上のUIの遷移を図6のUI遷移図を用いて説明する。
【0097】
S601で“あなたのケータイは〔D社、A社、V社〕”というメッセージが表示される。
【0098】
S601でD社を選択すると、S602で“あなたのモデルは〔567、543、555、その他〕”というメッセージが表示される。
【0099】
S602でA社を選択すると、S603で“あなたのモデルは〔222、333、444、その他〕”というメッセージが表示される。
【0100】
S602でV社eを選択すると、S604で“あなたのモデルは〔890、876、888、その他〕”というメッセージが表示される。
【0101】
携帯電話の型式を入力すると、S605で“しばらくお待ちください”というメッセージが表示される。該メッセージが表示中、携帯電話のキャリアと型式の情報より、HDDに格納されている携帯電話のUIミドルウエアの中で最適なものを選択し、UIに表示される。
【実施例2】
【0102】
以下全体構成、画像形成装置の断面図、光学ユニットブロック図、コントローラブロック図、及び画像形成装置の処理を説明するフローチャートを用いて実施例2を説明する。
【0103】
<全体構成>
図1は本実施例を示す全体構成である。
【0104】
101は画像形成装置である。
【0105】
102は携帯電話である。
【0106】
103はネットワークケーブルであり、画像形成装置101と他の画像形成装置及び、公衆網を接続している。
【0107】
104は携帯電話インタフェースであり、画像形成装置101と携帯電話102との通信を行っている。
【0108】
<画像形成装置の断面図、光学ユニットブロック図>
図2は画像形成装置の断面図、図3は画像形成装置の光学ユニットブロック図である。
【0109】
図2において、227は画像形成装置本体であり、外部クライアントPCから送られる、プリンタ言語で記述されたコードデータやイメージデータを受け、これらのデータに基づいて1ページ分のマゼンタ、シアン、イエロー、ブラックの多値画像データを生成する画像生成部制御手段(=コントローラ)201(以下、単に「コントローラ」と記すことがある)と、入力多値画像データに応じて変調したレーザビームを感光ドラム上に走査することにより潜像を形成し、これを記録紙に転写した後定着させるという一連の電子写真プロセスによる記録を行う印刷部(=プリンタエンジン)203(以下エンジン)から構成される。226は操作のためのスイッチおよびLCD表示器等が配されている操作パネルである。
【0110】
コントローラ201とプリンタエンジン203はインタフェース信号線202によって接続されている。主なインタフェース信号として、/RDY,/PRNT,/TOP,/LSYNC、VDO7〜VDO0、VCLKがあり、以下これについて簡単に説明する。
【0111】
/RDY信号は、コントローラに対してエンジンから送出される信号であって、エンジンが後述する/PRNT信号を受ければいつでもプリント動作を開始できる状態、またはプリント動作を継続できる状態にあることを示す信号である。
【0112】
/PRNT信号は、エンジンに対してコントローラから送出される信号であって、プリント動作の開始、またはプリント動作の継続を指示する信号である。
【0113】
/TOP信号は、副走査(垂直走査)方向の同期信号であって、コントローラに対してエンジンから送出される。
【0114】
/LSYNC信号は、主走査(水平走査)方向の同期信号であって、コントローラに対してエンジンから送出される。VDO7〜VDO0信号は、エンジンに対してコントローラから送出される画像信号であって、エンジンが印字すべき画像濃度情報を示す。VDO7が最上位、VDO0が最下位の8ビットで表わされる。エンジンでは、VDO7〜VDO0信号がFFHで現像中のトナー色の最大濃度で印字し、00Hで印字しない。これらは転送同期信号VCLKに同期して送出される。
【0115】
次に図2及び図3を用いてプリンタエンジン203における動作を説明する。
【0116】
プリンタエンジン203はプリンタコントローラ201から/PRNT信号を受け取ると、不図示の駆動手段により、感光ドラム204及び転写ドラム205を図示矢印方向に回転させる。続いて、ローラ帯電器206の帯電を開始し、感光ドラム204上の電位を所定の値に均一に帯電する。次に、給紙ローラ208によって、記録用紙カセット207から記録用紙225を転写ドラム205に給紙する。転写ドラム205は、中空の支持体上に誘電体シートを張ったもので、感光ドラム204と同速で矢印方向に回転する。この転写ドラム205に記録用紙225が供給されると、転写ドラムの支持体上に設けられたグリッパ209によって記録用紙225が保持され、吸着ローラ210及び吸着用帯電器211により記録用紙1225を転写ドラム205に吸着させる。同時に、現像装置の支持体212を回転させて、支持体212に支持された4つの現像装置213M、213C、213Y、213Bkのうち、第1のトナーであるマゼンタのトナーが入った現像装置213Mを感光ドラム204に対向させる。なお、213Cはシアンのトナーが入った現像装置、213Yはイエローのトナーが入った現像装置、213Bkはブラックのトナーが入った現像装置である。
【0117】
一方、プリンタエンジン203は、転写ドラム204に吸着された記録用紙225の先端を検出器214によって検出し、所定のタイミングで垂直同期信号/TOPを発生してコントローラ201に送出する。コントローラ201は印字ページに対する最初の/TOP信号を受け取ると、プリンタRAM内のページメモリに格納されている画像データのうち、第1の印字色であるマゼンタのデータを所定のタイミングで読み出す。読み出された8ビットの画像データD7〜D0は、画像信号VDO7〜VDO0としてVCLK信号に同期してプリンタエンジンに送出される。
【0118】
コントローラより出力されたVDO7〜VDO0信号は図3に示すようにパルス幅変調回路301に入力され、レベルに応じたパルス幅(256段階)のレーザ駆動信号VDOとなり、レーザドライバ302に送出される。後述する現像時において、レーザ駆動信号VDOのパルス幅に応じてトナーの付着量が調節でき、それにより、各色256階調の濃淡が再現される。
【0119】
次に、図3において前記レーザ駆動信号VDOに応じて駆動されるレーザダイオード303からのレーザビーム224は不図示のモータにより矢印方向に回転駆動される回転多面鏡304で偏向され、光路上に配置された結像レンズ305を経て、感光ドラム204上を主走査方向に走査し、感光ドラム204上に潜像を形成する。このとき、ビームディテクタ206はレーザビームの走査開始点を検出し、この検出信号から主走査の画像書き出しタイミングを決定するための水平同期信号である/LSYNC信号が生成される。以上述べた主走査の動作が繰り返されて1ページ分のマゼンタの潜像が感光ドラム204上に形成されていく。
【0120】
図2に戻り、感光ドラム204上に形成された潜像は上記マゼンタのトナーが入った現像装置213Mによって現像され、マゼンタのトナー像となる。このマゼンタのトナー像は、転写用帯電器216により、回転する転写ローラ205に吸着されている記録用紙225に転写される。この際、転写されずに感光ドラム204上に残ったトナーはクリーニング装置222によって除去される。以上の動作により、記録用紙225上に1ページ分のマゼンタのトナー像が形成される。
【0121】
次に、現像装置の支持体212を回転させて、第2のトナーであるシアンのトナーが入った現像装置213Cを感光ドラム204に対向させる。続いて、マゼンタのときと同様に、転写ローラ205に吸着されたまま回転する記録用紙225の先端を検出器214で検出し、垂直同期信号/TOPを発生してコントローラ201に送出する。これを受けてコントローラ201はページメモリからシアンのデータを読み出す。以下、同様の動作により、記録用紙225上にはマゼンタのトナー像に重ねてシアンのトナー像が転写される。
【0122】
更に、同様にして第3のトナーであるイエロー、第4のトナーであるブラックのトナー像が記録用紙225上に重ねて転写され、フルカラーのトナー像となる。上記4色のトナー像が全て転写された記録用紙225は、分離帯電器217を経て、分離爪218によって転写ドラム205から剥がされ、搬送手段219により定着装置220に供給される。また、このとき、転写ドラムクリーナ223によって転写ドラム表面の清掃が行なわれる。記録用紙上のトナー像は定着装置220で加熱、加圧されることによって熔融固着され、最終的なカラー出力画像となる。そして記録の終了した記録用紙は排紙トレイ221に排紙される。
【0123】
<画像形成装置のコントローラブロック図>
図4は画像形成装置のコントローラブロック図である。
【0124】
401はクライアントPCである。
【0125】
402は画像形成装置内の受信バッファであり、クライアントPC401よりコマンド及びデータ等の受信バッファを一時的に蓄える。
【0126】
403はROMであり、後述する図8のフローチャートによる一連の制御を実現するためのプログラムや内蔵フォント等が格納されている。
【0127】
404はROM403上にあるコマンド制御部である。
【0128】
405はROM403上にある中間データオブジェクト作成部であり、描画処理を行い、RAM416上にあるPDLデータメモリ417に格納されているPDLデータより中間データオブジェクトを作成し、RAM416上にある中間データオブジェクトメモリ418に格納する。
【0129】
406はROM403上にあるレンダリングデータ作成部であり、レンダリング処理を行い、RAM416上にある中間データオブジェクトメモリ418に格納されている中間データオブジェクトをバンド単位でレンダリングデータ(ビットマップデータ)に落とし、RAM416上にあるレンダリングバンドメモリ420にレンダリングデータを格納する。
【0130】
407はROM403上にあるスキャナ画像処理部であり、スキャナ部429から来る画像データの処理を行う。
【0131】
408はROM403上にある携帯電話UIミドルウエア制御部である。主な制御は以下の3点である。
【0132】
1)携帯電話からのキャリア、型式よりHDD431上に格納されている複数ある携帯電話UIミドルウエア432から最適な携帯電話UIミドルウエアを選択し、RAM416上の携帯UIミドルウエアメモリ421に一時的に転送する。
【0133】
2)携帯電話からのアドレス情報をRAM416上の携帯アドレスメモリに一時的に格納する。
【0134】
3)パネル部429の“クリアキー”押下もしくはタイムアウトによって該携帯アドレスメモリ上の携帯電話からのアドレス情報を削除する。
【0135】
409はROM403上にある携帯電話インタフェース制御部であり、画像形成装置と携帯電話とのインタフェースを制御する。
【0136】
410はROM403上にある画像回転部であり、スキャナ画像、プリント画像を回転し、RAM416上の画像回転メモリ422に格納する。
【0137】
411はROM403上にある画像圧縮部であり、スキャナ画像、プリント画像を圧縮し、RAM416上の画像圧縮メモリ423に格納する。
【0138】
412はROM403上にあるネットワーク制御部である。
【0139】
413はROM403上にあるパネルインタフェース制御部である。
【0140】
414はROM403上にあるデバイスインタフェース制御部である。
【0141】
415はCPUである。
【0142】
416はRAMである。
【0143】
417はRAM416上にあるPDLデータメモリであり、コマンド制御部404でコマンド解析のデータを格納する。
【0144】
418はRAM416上にある中間データオブジェクトメモリであり、PDLデータメモリ417に格納されているPDLデータから中間データオブジェクト作成部405により作成された中間データオブジェクトを格納する。
【0145】
419はRAM416上にあるレンダリングバンドメモリであり、中間データオブジェクトメモリ418に格納されている中間オブジェクトからレンダリングデータ作成部406により作成されたレンダリングオブジェクトを格納する。
【0146】
420はRAM416上にあるレンダリングデータメモリであり、1ページ分のレンダリングデータを格納する。
【0147】
421はRAM416上にある携帯UIミドルウエアメモリであり、HDD431から選択された携帯UIミドルウエア432を格納する。
【0148】
422はRAM416上にある画像回転メモリであり、画像回転部410により作成された回転された画像オブジェクトを格納する。
【0149】
423はRAM416上にある画像圧縮メモリであり、画像圧縮部411により作成された圧縮された画像オブジェクトを格納する。
【0150】
424はRAM416上にある携帯アドレスメモリであり、携帯電話から入力されたアドレス情報を一時的に格納する。
【0151】
425はレンダリングデータメモリ420にあるレンダリングデータをエンジン428に転送するエンジン転送部である。
【0152】
426はパネル429とのインタフェースを行うパネルインタフェース部である。
【0153】
427はスキャナ430とのインタフェースを行うデバイスインタフェース部である。
【0154】
428は画像形成装置のエンジンである。
【0155】
429は画像形成装置のパネル部である。
【0156】
430は画像形成装置のスキャナ部である。
【0157】
431はハードディスクである。
【0158】
432はハードディスク431上にある携帯UIミドルウエアであり、予め複数個用意されている。
【0159】
<画像形成装置の処理の説明>
次に図2〜図4のハード構成を有する画像形成装置の処理を図8のフローチャートに従って説明する。
【0160】
S801でUI画面から携帯電話のキャリアと型式の情報を入力する。
【0161】
S802で入力されたキャリアと型式の情報からHDD上に格納されている携帯UIミドルウエアの中で最適なものを選択する。
【0162】
S803で選択された携帯UIミドルウエアをUIに表示する。
【0163】
S804で携帯電話からアドレス情報を画像形成装置へダウンロードする。
【0164】
S805で内部タイマを起動する。
【0165】
S806でユーザがクリアキーを押し忘れた場合でも、確実にアドレス情報を削除するために、内部タイマがタイムアウトしたかを常に監視する。
【0166】
S807で携帯電話からダウンロードされたアドレス情報をセンドで使用する宛先に使用する。
【0167】
S808でユーザがクリアキー押下したかどうかをチェックする。
【0168】
S808でクリアキーが押下されるか、もしくはS806で監視しているタイマがタイムアウトしたら、S809で内部タイマを停止する。
【0169】
S810で携帯電話からダウンロードされたアドレス情報を削除する。
【0170】
(他の実施例)
1)本実施例では画像形成装置はレーザビームを使用するプリンティングデバイスとしたが、レーザビームプリンタだけでなく、インクジェットプリンタ、ドットマトリクスプリンタ、熱転写プリンタ(昇華型を含む)、LEDプリンタ、液晶シャッタープリンタ等のプリンティングデバイスでも構わない。
【0171】
2)更に本実施例では描画データメモリをRAMとしたが、それ以外のRAMとしても構わない。
【0172】
3)更に本実施例ではROMでプログラム実行したが、プログラムをRAMにダウンロードしても構わない。
【0173】
4)更に本実施例ではレンダリング処理を描画処理と同じCPUで実行したが、レンダリング処理専用のCPUで実行しても構わない。
【0174】
5)更に本実施例では描画処理を画像形成装置側で行ったが、ホストベースのドライバを使用することにより中間データオブジェクト作成までの処理を、クライアントPC側で行っても構わない。
【0175】
6)更に本実施例では携帯電話とのインタフェースを規定していないが、セキュリティが保てるインタフェースなら何使用しても構わない。
【0176】
7)更に本実施例ではキャリアをD社、A社、V社eの3つに限定したが、T社及び海外機の場合、それ以外のキャリアを追加して選択しても構わない。
【0177】
8)更に本実施例では型式を各キャリアの最新機種4、5機種に限定したが、更に多くの型式を選択しても構わない。
【0178】
9)更に本実施例ではタイムアウト時間を特に規定していないが、タイムアウト時間を固定値にしても、ユーザによって変更可能な値にしても構わない。
【0179】
10)更に本実施例ではユーザが画像形成装置から選択できない携帯電話のUIミドルウエアを動作させたい場合の処理を特に規定していないが、その場合ユーザに携帯電話のUIミドルウエアを使用不可能な旨を通知しても構わないし、最も近い携帯電話のUIミドルウエアを画像形成装置のUI上に動作させても構わない。
【図面の簡単な説明】
【0180】
【図1】実施例1及び2の実施形態を示す全体構成
【図2】実施例1及び2の画像形成装置の断面図
【図3】実施例1及び2の画像形成装置の光学ユニットブロック図
【図4】実施例1及び2の画像形成装置のコントローラブロック図
【図5】実施例1の画像形成装置の処理に関するフローチャート
【図6】実施例1の画像形成装置のUI遷移図
【図7】実施例1及び2の画像形成装置のUI上にダウンロードされた携帯電話のUIミドルウエア
【図8】実施例2の画像形成装置の処理に関するフローチャート




 

 


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