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発明の名称 携帯用通話装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−5881(P2007−5881A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−180424(P2005−180424)
出願日 平成17年6月21日(2005.6.21)
代理人 【識別番号】100090538
【弁理士】
【氏名又は名称】西山 恵三
発明者 内園 武治
要約 課題
置かれた状態による通話品質の劣化を防ぐことができる携帯用通話装置を提供すること。

解決手段
ハンズフリーによる通話を行う携帯電話において、携帯電話の置かれている状態を検知するための検知手段と、送話用マイクと、受話用レシーバと、送話信号のゲインを変更可能な送話用AMP手段と、受話信号のゲインを変更可能な受話用AMP手段と、ハンズフリーモードに移行するように支持するための操作手段と、を有し、ハンズフリー通話時には、検知手段によって検知された電話機の状態によって、送話及び受話信号のゲインを切り替えるように制御することを特徴とする。
特許請求の範囲
【請求項1】
ハンズフリーによる通話を行う携帯電話において、携帯電話の置かれている状態を検知するための検知手段と、送話用マイクと、受話用レシーバと、送話信号のゲインを変更可能な送話用AMP手段と、受話信号のゲインを変更可能な受話用AMP手段と、ハンズフリーモードに移行するように支持するための操作手段と、を有し、ハンズフリー通話時には、検知手段によって検知された電話機の状態によって、送話及び受話信号のゲインを切り替えるように制御することを特徴とする携帯用通話装置。
【請求項2】
電話機の状態検知は、一定時間同じ状態が続いた場合に、その状態と判断されるように制御することを特徴とする請求項1記載の携帯用通話装置。
【請求項3】
前記操作手段によりハンズフリー通話モードへ移行した直後は、送話及び受話のゲインを電話機が直立状態にある場合の設定にすることを特徴とする請求項1記載の携帯用通話装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハンズフリー機能を有するカメラ機能の無い携帯電話装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、携帯型電話機においてハンズフリー通話を行う場合、多くの場合が電話機を充電用スタンドに立て掛けた状態で通話を行っており、その場合に最良の状態で通話ができるようになっている(特許文献1,2参照)。
【特許文献1】特開2000−101693号公報
【特許文献2】特開2000−022791号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、稀に携帯型電話機を充電スタンドに立て掛けず、例えば机上に放置(仰向け置き又は伏せ置き)して通話をする場合も考えられる。その場合、相手の声が聴き取りづらかったり、自分の声が相手に聴き取りづらかったりしていた。
【0004】
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、置かれた状態による通話品質の劣化を防ぐことができる携帯用通話装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、ハンズフリーによる通話を行う携帯電話において、携帯電話の置かれている状態を検知するための検知手段と、送話用マイクと、受話用レシーバと、送話信号のゲインを変更可能な送話用AMP手段と、受話信号のゲインを変更可能な受話用AMP手段と、ハンズフリーモードに移行するように支持するための操作手段と、を有し、ハンズフリー通話時には、検知手段によって検知された電話機の状態によって、送話及び受話信号のゲインを切り替えるように制御することを特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、電話機の状態検知は、一定時間同じ状態が続いた場合に、その状態と判断されるように制御することを特徴とする。
【0007】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記操作手段によりハンズフリー通話モードへ移行した直後は、送話及び受話のゲインを電話機が直立状態にある場合の設定にすることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、携帯電話機でハンズフリー通話を行う際、携帯電話の置かれている状態を傾斜センサによって検知し、その状態によって送話や受話のゲインを調節することによって、置かれた状態による通話品質の劣化を防ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0010】
図1は本発明の実施の形態に係る携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【0011】
101は送話用のマイク、102はマイクから入力された送話信号のゲインを調節する送話AMP回路、103は受話用レシーバ、104は親機又は回線から受信された受話信号のゲインを調節し、受話信号を受話レシーバ103に出力する受話AMP回路である。
【0012】
又、105は親機又は回線局と通信するための無線通信回路部、106は親機又は回線からの着信を知らせる着信音やハンズフリー時の受話信号を再生するためのハンズフリー用スピーカ、107は着信音の音量やハンズフリー時の受話信号のゲインを調節し、ハンズフリー用スピーカ106に信号を出力するハンズフリー用受話AMP回路、108は電話機の傾きを検知するための傾斜センサである。
【0013】
更に、109はハンズフリーモードに入る操作を含む電話機の一般的な操作を行う操作部、110は親機又は回線との無線通信制御や送話や受話のゲイン調整制御、各種電話機能の制御を行う制御回路部である。
【0014】
傾斜センサ108は、図2(1)に示すように、矢印の四方向を検知できる傾斜センサで、どの面が下になっているかを検知して信号を出力する。図では“3”が下になっているので、“3”を示す信号を制御部110に対して出力する。
【0015】
この傾斜センサは電話機に対して図2(2),(3)のように搭載する。即ち、電話機が図3に示す4状態をのうちどの状態になっているか検知できるように搭載している((1):直立、(2):仰向け、(3):逆立ち、(4):伏せ)。
【0016】
電話機が(1)の直立状態のとき、傾斜センサ108は“3”を示す信号を制御回路部110に出力する。電話機が(2)の仰向け状態のとき、傾斜センサ108は“2”を示す信号を出力する。同様に(3)の逆立ち状態時には“1”を、(4)の伏せ状態時には“4”を示す信号を制御回路部110に出力する。
【0017】
図4は電話機の受話レシーバ103と、ハンズフリー用スピーカ106と、送話用マイク101の一構成例を示したものである。
【0018】
レシーバ103とマイク101は電話機の同一面にあり、スピーカ106はレシーバやマイクと異なった面にある。ハンズフリーでない通話時は、レシーバ103とマイク101により通話を行い、ハンズフリー時はスピーカ106とマイク101により通話を行う。ハンズフリー時にレシーバ103を使用せず106を使用するのは、ハンズフリーモード時に誤ってレシーバ103を耳に当てたとき過大な音が聴こえてしまうことを防ぐためである。
【0019】
このような構成において、ハンズフリーモードでの発信通話動作について説明する。
【0020】
操作部よりハンズフリーモードへ移行する指示があると、制御部110は、傾斜センサ108の出力を読み取り、電話機の状態が図3の(1)〜(4)のどの状態にあるかを判断する。判断を行う際、誤検知を防ぐためセンサの出力を一定時間監視し変化がない場合にその状態と判断するようにする。108の出力の読み取りは定期的に行うことで、電話機の状態が変化した場合にも対応できるようにする。
【0021】
図3(1)の状態はハンズフリーモードで使われる最も一般的な状態で、例えば電話機が充電器に設置されている状態である。制御回路110は(1)の状態と判断すると、送話及び受話信号のレベルが最適となるように、受話AMP回路107をA、送話AMP回路102をBに設定する。
【0022】
ここで言う最適とは、例えば電話機からScm離れた所でクリアな音で通話を行える状態のことを言い、回線からTレベルの信号を受信した時レシーバから聴こえる音圧がUdB程度、マイクからXdBの信号を入れた時回線に出力される音のレベルがYdB程度、送話−受話の回り込みがZdB、各々歪率はV%以下、S/N比はWdB以上等を満たすことで、これらの値は経験等により数値化されたものである。
【0023】
図3(2)の状態は電話機が例えば机等の上に仰向けに置かれた場合で、受話スピーカ106が机等下方に向けられ(1)の場合より音がこもる傾向があるため、制御回路110は(1)の場合より受話レベルを上げるように受話AMP回路107をA+aとする。このとき、受話レベルを上げることで受話の音が送話側へ回り込む音が増加し、通話を劣化させることが考えられるため、送話レベルを下げるように送話AMP回路102をB−bとする。
【0024】
図3(3)は電話機が逆さに置かれた場合で、受話レベル、送話レベルとも(1)の状態と同じになるように受話AMP回路107をA、送話AMP回路102をBに設定する。
【0025】
図3(4)は電話機が例えば机上等に伏せて置かれた場合で、送話用マイク101が机等下方に向けられ(1)の場合よりマイクへの音が遮断される傾向にある。そのため、制御回路110は送話レベルを(1)の場合より上げるように送話AMP回路をB+dに設定する。このとき、送話レベルを上げることで受話の音が送話側へ回り込む音が増加し通話状態を劣化させることが考えられるため、受話レベルを下げるように受話AMP回路107をA−cに設定する。
【0026】
その後、制御回路110は操作部からの相手先情報に従って、無線通信回路部105を経て、親機又は回線局に発呼を行い、通話状態を確立する。
【0027】
次に、受信の場合について説明する。
【0028】
親機又は回線から着信があると、制御回路部110は着信音を受話AMP回路107、受話スピーカ106より出力する。このとき、受話AMP回路は着信音出力用に設定される。操作部109よりハンズフリーでのオフフックの指示があると、制御回路部110は、傾斜センサ108の出力を読み取り、電話機の状態が図3の(1)〜(4)のどの状態にあるかを判断する。判断結果によって受話AMP回路107と送話AMP回路102が前述のように設定される。その後、制御回路110は、無線通信回路105を経て親機又は回線に対して通話状態を確立する。
【0029】
尚、発信時、受信時共に、操作部109により行われるハンズフリーモードへの指示は、一般的に電話機を手に持った状態で操作される場合が多く、その場合、電話機の状態が(1)〜(4)のどれかの状態に定まらず、制御回路部110が判断できない場合がある。これに備えて、操作部109よりハンズフリーモードへの指示があったときは、先ず、送話AMP回路102と受話AMP回路107は状態(1)の設定にしておく。その後、電話機の状態が定まり、制御回路部110の判断により(1)と異なった状態が検知されると、各AMP回路の設定値を変更するようにする。こうすることにより、電話機の状態が不定の場合でもこれまで通りの通話が行える。
【0030】
以上は電話機の状態によって送話レベルや受話レベルのゲインを変えることとして説明してきたが、これには可聴音の周波数帯域全域のゲインを変える場合や、或る周波数帯のみのゲインを変える場合も含まれている。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【図1】本発明の携帯電話機の一実施形態を示すブロック構成図である。
【図2】本発明の携帯電話機の傾斜センサ搭載例を示す構成図である。
【図3】本発明の携帯電話機の検知できる状態例を示す図である。
【図4】本発明の携帯電話機の一構成例を示す図である。
【符号の説明】
【0032】
101 送話用マイク
102 送話AMP回路
103 受話用レシーバ
104 受話AMP回路
105 無線通信回路部
106 ハンズフリー用スピーカ
107 ハンズフリー用受話AMP回路
108 傾斜センサ
109 操作部
110 制御回路部




 

 


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