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画像形成システム、画像形成方法、記憶媒体、及び画像形成装置 - キヤノン株式会社
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発明の名称 画像形成システム、画像形成方法、記憶媒体、及び画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4812(P2007−4812A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2006−196244(P2006−196244)
出願日 平成18年7月18日(2006.7.18)
代理人 【識別番号】100125254
【弁理士】
【氏名又は名称】別役 重尚
発明者 横山 哲也
要約 課題
処理対象のジョブの印刷終了迄の時間短縮を図ると共にユーザ誤操作を防止し作業効率の向上を図る。

解決手段
処理対象のジョブの為にユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部ではない場合で且つ該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を受付けた場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行可能にし、該ジョブの為にユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、且つ、該ジョブの印刷動作を前記第1の画像形成装置1台で実行させる第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求無しに、該ジョブの為に第2の印刷動作を自動的に行う事なく、第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求がユーザによりなされたうえで、該ジョブの為に第2の印刷動作を実行可能にする。
特許請求の範囲
【請求項1】
処理対象のジョブの印刷動作を第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との両方で実行させる第1の印刷動作が実行可能であり、且つ、処理対象のジョブの印刷動作を前記第1の画像形成装置1台で実行させる第2の印刷動作も実行可能な、画像形成システムであって、
前記第1の印刷動作及び前記第2の印刷動作のうちの前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を、操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、処理対象のジョブのトータルの印刷部数を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にする、受付制御手段と、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部ではない場合で、且つ、該処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を受付けた場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行可能にする、制御手段と、を、有し、
前記制御手段は、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合に、
該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、且つ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求無しに該ジョブの為に前記第2の印刷動作を自動的に行う事なく、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作手段を介してユーザによりなされたうえで、該ジョブの為に前記第2の印刷動作を、実行可能にする、ことを特徴とする画像形成システム。
【請求項2】
処理対象のジョブの印刷動作を第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との両方で実行させる第1の印刷動作が実行可能であり、且つ、処理対象のジョブの印刷動作を前記第1の画像形成装置1台で実行させる第2の印刷動作も実行可能な、画像形成システムであって、
前記第1の印刷動作及び前記第2の印刷動作のうちの前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を、操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、処理対象のジョブのトータルの印刷部数を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にする、受付制御手段と、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部ではない場合で、且つ、該処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を受付けた場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行可能にする、制御手段と、を、有し、
前記制御手段は、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合に、その印刷部数の受付けが該ユーザによりなされる前に前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を前記操作手段を介して該ユーザから既に受付済みであっても、
該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、且つ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求無しに該ジョブの為に前記第2の印刷動作を自動的に行う事なく、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作手段を介してユーザによりなされたうえで、該ジョブの為に前記第2の印刷動作を、実行可能にする、ことを特徴とする画像形成システム。
【請求項3】
処理対象のジョブの印刷動作を第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との両方で実行させる第1の印刷動作が実行可能であり、且つ、処理対象のジョブの印刷動作を前記第1の画像形成装置1台で実行させる第2の印刷動作も実行可能な、画像形成システムであって、
前記第1の印刷動作及び前記第2の印刷動作のうちの前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を、操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、処理対象のジョブのトータルの印刷部数を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にする、受付制御手段と、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部ではない場合で、且つ、該処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を受付けた場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行可能にする、制御手段と、を、有し、
前記制御手段は、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合に、
該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、且つ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求無しに該ジョブの為に前記第2の印刷動作を自動的に行う事なく、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作手段を介してユーザによりなされたうえで、該ジョブの為に前記第2の印刷動作を、実行可能にし、
前記制御手段は、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求がなされた場合で且つ該処理対象のジョブのトータルの印刷部数が1部でない場合で且つ該トータルの印刷部数が偶数である場合に、該ジョブの為に前記第1の画像形成装置と前記第2の画像形成装置とで同じ印刷部数分の印刷動作を実行可能にし、
前記制御手段は、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求がなされた場合で且つ該処理対象のジョブのトータルの印刷部数が1部でない場合で且つ該トータルの印刷部数が奇数である場合に、該ジョブの為に前記第2の画像形成装置にて要する印刷動作よりも1部数分多い印刷部数分の印刷動作を前記第1の画像形成装置により実行可能にする、ことを特徴とする画像形成システム。
【請求項4】
請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成システムであって、
前記第1の印刷動作を行う事を禁止する場合、その旨を前記操作手段により表示させる、ことを特徴とする画像形成システム。
【請求項5】
請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成システムであって、
前記第1の印刷動作を行う事を禁止する場合、前記第2の印刷動作を行わせるか否かを前記操作手段を介してユーザにより選択可能にする、ことを特徴とする画像形成システム。
【請求項6】
請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成システムであって、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合は、前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を前記操作手段を介して該ユーザから受付済みであっても、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、ユーザに対する警告表示を操作部に実行させ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作部を介してユーザによりなされたうえで、前記第2の印刷動作を実行させる、ことを特徴とする画像形成システム。
【請求項7】
請求項1乃至6の何れか1項に記載の画像形成システムであって、
前記第1の印刷動作を実行する場合でも、前記第2の印刷動作を実行させる場合でも、処理対象のジョブの印刷データが全ページ前記第1の画像形成装置の記憶手段に記憶された後に、該ジョブの印刷動作を開始可能にする、ことを特徴とする画像形成システム。
【請求項8】
請求項1乃至7の何れか1項に記載の画像形成システムであって、
前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置は、原稿読取手段からの印刷データ及びコンピュータからの印刷データのうちの少なくとも何れか一方からの印刷データの印刷動作が実行可能な画像形成装置であることを特徴とする画像形成システム。
【請求項9】
請求項1乃至8の何れか1項に記載の画像形成システムであって、
前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置は、コピー機能及びプリント機能の少なくとも何れか一方の機能を有すると共に電子メール機能及びファクシミリ機能の少なくとも何れか一方の機能を有する複合機能の画像形成装置であることを特徴とする画像形成システム。
【請求項10】
処理対象のジョブの印刷動作を第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との両方で実行させる第1の印刷動作が実行可能であり、且つ、処理対象のジョブの印刷動作を前記第1の画像形成装置1台で実行させる第2の印刷動作も実行可能な、画像形成システムの、画像形成方法であって、
前記第1の印刷動作及び前記第2の印刷動作のうちの前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を、操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、処理対象のジョブのトータルの印刷部数を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部ではない場合で、且つ、該処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を受付けた場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行可能にし、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合に、
該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、且つ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求無しに該ジョブの為に前記第2の印刷動作を自動的に行う事なく、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作手段を介してユーザによりなされたうえで、該ジョブの為に前記第2の印刷動作を、実行可能にする、ことを特徴とする画像形成方法。
【請求項11】
処理対象のジョブの印刷動作を第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との両方で実行させる第1の印刷動作が実行可能であり、且つ、処理対象のジョブの印刷動作を前記第1の画像形成装置1台で実行させる第2の印刷動作も実行可能な、画像形成システムの、画像形成方法であって、
前記第1の印刷動作及び前記第2の印刷動作のうちの前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を、操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、処理対象のジョブのトータルの印刷部数を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部ではない場合で、且つ、該処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を受付けた場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行可能にし、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合に、
その印刷部数の受付けが該ユーザによりなされる前に前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を前記操作手段を介して該ユーザから既に受付済みであっても、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、且つ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求無しに該ジョブの為に前記第2の印刷動作を自動的に行う事なく、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作手段を介してユーザによりなされたうえで、該ジョブの為に前記第2の印刷動作を、実行可能にする、ことを特徴とする画像形成方法。
【請求項12】
処理対象のジョブの印刷動作を第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との両方で実行させる第1の印刷動作が実行可能であり、且つ、処理対象のジョブの印刷動作を前記第1の画像形成装置1台で実行させる第2の印刷動作も実行可能な、画像形成システムの、画像形成方法であって、
前記第1の印刷動作及び前記第2の印刷動作のうちの前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を、操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、処理対象のジョブのトータルの印刷部数を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部ではない場合で、且つ、該処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を受付けた場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行可能にし、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合に、
該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、且つ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求無しに該ジョブの為に前記第2の印刷動作を自動的に行う事なく、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作手段を介してユーザによりなされたうえで、該ジョブの為に前記第2の印刷動作を、実行可能にし、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求がなされた場合で且つ該処理対象のジョブのトータルの印刷部数が1部でない場合で且つ該トータルの印刷部数が偶数である場合に、該ジョブの為に前記第1の画像形成装置と前記第2の画像形成装置とで同じ印刷部数分の印刷動作を実行可能にし、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求がなされた場合で且つ該処理対象のジョブのトータルの印刷部数が1部でない場合で且つ該トータルの印刷部数が奇数である場合に、該ジョブの為に前記第2の画像形成装置にて要する印刷動作よりも1部数分多い印刷部数分の印刷動作を前記第1の画像形成装置により実行可能にする、ことを特徴とする画像形成方法。
【請求項13】
請求項10乃至12の何れか1項に記載の画像形成方法であって、
前記第1の印刷動作を行う事を禁止する場合、その旨を前記操作手段により表示させる、ことを特徴とする画像形成方法。
【請求項14】
請求項10乃至13の何れか1項に記載の画像形成方法であって、
前記第1の印刷動作を行う事を禁止する場合、前記第2の印刷動作を行わせるか否かを前記操作手段を介してユーザにより選択可能にする、ことを特徴とする画像形成方法。
【請求項15】
請求項10乃至14の何れか1項に記載の画像形成方法であって、
処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合は、前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を前記操作手段を介して該ユーザから受付済みであっても、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、ユーザに対する警告表示を操作部に実行させ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作部を介してユーザによりなされたうえで、前記第2の印刷動作を実行させる、ことを特徴とする画像形成方法。
【請求項16】
請求項10乃至15の何れか1項に記載の画像形成方法であって、
前記第1の印刷動作を実行する場合でも、前記第2の印刷動作を実行させる場合でも、処理対象のジョブの印刷データが全ページ前記第1の画像形成装置の記憶手段に記憶された後に、該ジョブの印刷動作を開始可能にする、ことを特徴とする画像形成方法。
【請求項17】
請求項10乃至16の何れか1項に記載の画像形成方法であって、
前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置は、原稿読取手段からの印刷データ及びコンピュータからの印刷データのうちの少なくとも何れか一方からの印刷データの印刷動作が実行可能な画像形成装置であることを特徴とする画像形成方法。
【請求項18】
請求項10乃至17の何れか1項に記載の画像形成方法であって、
前記第1の画像形成装置及び前記第2の画像形成装置は、コピー機能及びプリント機能の少なくとも何れか一方の機能を有すると共に電子メール機能及びファクシミリ機能の少なくとも何れか一方の機能を有する複合機能の画像形成装置であることを特徴とする画像形成方法。
【請求項19】
請求項10乃至18の何れか1項に記載の画像形成方法を実行するプログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
【請求項20】
請求項10乃至18の何れか1項に記載の画像形成方法を実行する画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像データを複数の画像形成装置で出力する画像形成システム、画像形成方法、記憶媒体、及び画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、複写機能、プリント機能、イメージスキャン機能、FAX機能等の複数の機能を有するデジタル複合機が広く利用されてきている。また、複数台のデジタル複合機をコンピュータネットワークに接続し、原稿を読み取るデジタル複合機(以後ローカル機器)から、ローカル機器自身のプリンタ(以後ローカルプリンタ)およびコンピュータネットワークを介したローカル機器以外のデジタル複合機(以後リモート機器)のプリンタ(以後リモートプリンタ)両方に対して印刷を行う重連と呼ばれる動作モードを実現した画像形成システムが提案されている。重連を行うことにより、画像形成システムの生産性を高めることができる。
【0003】
重連を行う際、コンピュータネットワークを介して接続されたローカルプリンタ及びリモートプリンタに印刷ジョブの投入を指示した後、ローカルプリンタとリモートプリンタの双方に対して投入する印刷ジョブとして、全部数のうち何部ずつそれぞれ振り分けるかを決定する出力部数振り分け処理を行う必要がある。
【0004】
このようにローカルプリンタとリモートプリンタの双方に同時に印刷ジョブの投入を指示した場合の出力部数振り分け処理において、従来は指定された印刷ジョブの部数は各プリンタに同部数ずつ振り分けられるか、又はユーザが指定した部数ずつ振り分けられていた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、投入指示された印刷ジョブの部数が奇数である場合は、その振り分け方法をユーザが指定しなければならず、また、ユーザが誤ってリモートプリンタの方を多く出力するように設定すると、リモートプリンタはデータ転送に時間のかかるため、ローカルプリンタ及びリモートプリンタを含めた全体のジョブの終了までの時間がより長くなってしまう。さらに、ローカルプリンタ及びリモートプリンタを利用して2部以上の出力をしようとしているのに誤操作により1部だけ指定してジョブをスタートさせてしまうことがあった。この場合、再度、同じ原稿の読み込みが必要となり、作業効率の低下を招いていた。
【0006】
本発明の目的は、ローカルプリンタとリモートプリンタに対して同時に印刷ジョブの投入を指示する際に、1部だけを指定してしまう等の誤操作にも対応できる画像形成システム、画像形成方法、記憶媒体、及び画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、請求項1記載の画像形成システムは、処理対象のジョブの印刷動作を第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との両方で実行させる第1の印刷動作が実行可能であり、且つ、処理対象のジョブの印刷動作を前記第1の画像形成装置1台で実行させる第2の印刷動作も実行可能な、画像形成システムであって、前記第1の印刷動作及び前記第2の印刷動作のうちの前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を、操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、処理対象のジョブのトータルの印刷部数を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にする、受付制御手段と、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部ではない場合で、且つ、該処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を受付けた場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行可能にする、制御手段と、を、有し、前記制御手段は、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、且つ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求無しに該ジョブの為に前記第2の印刷動作を自動的に行う事なく、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作手段を介してユーザによりなされたうえで、該ジョブの為に前記第2の印刷動作を、実行可能にする、ことを特徴とする。
【0008】
請求項2記載の画像形成システムは、処理対象のジョブの印刷動作を第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との両方で実行させる第1の印刷動作が実行可能であり、且つ、処理対象のジョブの印刷動作を前記第1の画像形成装置1台で実行させる第2の印刷動作も実行可能な、画像形成システムであって、前記第1の印刷動作及び前記第2の印刷動作のうちの前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を、操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、処理対象のジョブのトータルの印刷部数を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にする、受付制御手段と、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部ではない場合で、且つ、該処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を受付けた場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行可能にする、制御手段と、を、有し、前記制御手段は、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合に、その印刷部数の受付けが該ユーザによりなされる前に前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を前記操作手段を介して該ユーザから既に受付済みであっても、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、且つ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求無しに該ジョブの為に前記第2の印刷動作を自動的に行う事なく、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作手段を介してユーザによりなされたうえで、該ジョブの為に前記第2の印刷動作を、実行可能にする、ことを特徴とする。
【0009】
請求項3記載の画像形成システムは、処理対象のジョブの印刷動作を第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との両方で実行させる第1の印刷動作が実行可能であり、且つ、処理対象のジョブの印刷動作を前記第1の画像形成装置1台で実行させる第2の印刷動作も実行可能な、画像形成システムであって、前記第1の印刷動作及び前記第2の印刷動作のうちの前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を、操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、処理対象のジョブのトータルの印刷部数を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にする、受付制御手段と、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部ではない場合で、且つ、該処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を受付けた場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行可能にする、制御手段と、を、有し、前記制御手段は、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、且つ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求無しに該ジョブの為に前記第2の印刷動作を自動的に行う事なく、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作手段を介してユーザによりなされたうえで、該ジョブの為に前記第2の印刷動作を、実行可能にし、前記制御手段は、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求がなされた場合で且つ該処理対象のジョブのトータルの印刷部数が1部でない場合で且つ該トータルの印刷部数が偶数である場合に、該ジョブの為に前記第1の画像形成装置と前記第2の画像形成装置とで同じ印刷部数分の印刷動作を実行可能にし、前記制御手段は、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求がなされた場合で且つ該処理対象のジョブのトータルの印刷部数が1部でない場合で且つ該トータルの印刷部数が奇数である場合に、該ジョブの為に前記第2の画像形成装置にて要する印刷動作よりも1部数分多い印刷部数分の印刷動作を前記第1の画像形成装置により実行可能にする、ことを特徴とする。
【0010】
請求項10記載の画像形成方法は、処理対象のジョブの印刷動作を第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との両方で実行させる第1の印刷動作が実行可能であり、且つ、処理対象のジョブの印刷動作を前記第1の画像形成装置1台で実行させる第2の印刷動作も実行可能な、画像形成システムの、画像形成方法であって、前記第1の印刷動作及び前記第2の印刷動作のうちの前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を、操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、処理対象のジョブのトータルの印刷部数を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部ではない場合で、且つ、該処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を受付けた場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行可能にし、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、且つ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求無しに該ジョブの為に前記第2の印刷動作を自動的に行う事なく、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作手段を介してユーザによりなされたうえで、該ジョブの為に前記第2の印刷動作を、実行可能にする、ことを特徴とする。
【0011】
請求項11記載の画像形成方法は、処理対象のジョブの印刷動作を第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との両方で実行させる第1の印刷動作が実行可能であり、且つ、処理対象のジョブの印刷動作を前記第1の画像形成装置1台で実行させる第2の印刷動作も実行可能な、画像形成システムの、画像形成方法であって、前記第1の印刷動作及び前記第2の印刷動作のうちの前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を、操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、処理対象のジョブのトータルの印刷部数を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部ではない場合で、且つ、該処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を受付けた場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行可能にし、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合に、その印刷部数の受付けが該ユーザによりなされる前に前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を前記操作手段を介して該ユーザから既に受付済みであっても、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、且つ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求無しに該ジョブの為に前記第2の印刷動作を自動的に行う事なく、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作手段を介してユーザによりなされたうえで、該ジョブの為に前記第2の印刷動作を、実行可能にする、ことを特徴とする。
【0012】
請求項12記載の画像形成方法は、処理対象のジョブの印刷動作を第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との両方で実行させる第1の印刷動作が実行可能であり、且つ、処理対象のジョブの印刷動作を前記第1の画像形成装置1台で実行させる第2の印刷動作も実行可能な、画像形成システムの、画像形成方法であって、前記第1の印刷動作及び前記第2の印刷動作のうちの前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を、操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、処理対象のジョブのトータルの印刷部数を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部ではない場合で、且つ、該処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を受付けた場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行可能にし、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、且つ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求無しに該ジョブの為に前記第2の印刷動作を自動的に行う事なく、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作手段を介してユーザによりなされたうえで、該ジョブの為に前記第2の印刷動作を、実行可能にし、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求がなされた場合で且つ該処理対象のジョブのトータルの印刷部数が1部でない場合で且つ該トータルの印刷部数が偶数である場合に、該ジョブの為に前記第1の画像形成装置と前記第2の画像形成装置とで同じ印刷部数分の印刷動作を実行可能にし、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求がなされた場合で且つ該処理対象のジョブのトータルの印刷部数が1部でない場合で且つ該トータルの印刷部数が奇数である場合に、該ジョブの為に前記第2の画像形成装置にて要する印刷動作よりも1部数分多い印刷部数分の印刷動作を前記第1の画像形成装置により実行可能にする、ことを特徴とする。
【0013】
請求項19記載のコンピュータ読取可能な記憶媒体は、請求項10乃至12の何れか1項に記載の画像形成方法を実行するプログラムを記憶したことを特徴とする。
【0014】
請求項20記載の画像形成装置は、請求項10乃至12の何れか1項に記載の画像形成方法を実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
請求項1記載の本発明によれば、処理対象のジョブの印刷動作を第1の画像形成装置と第2の画像形成装置との両方で実行させる第1の印刷動作が実行可能であり、且つ、処理対象のジョブの印刷動作を前記第1の画像形成装置1台で実行させる第2の印刷動作も実行可能な、画像形成システムにて、前記第1の印刷動作及び前記第2の印刷動作のうちの前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を、操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、且つ、処理対象のジョブのトータルの印刷部数を、前記操作手段を介して、ユーザから受付可能にし、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部ではない場合で、且つ、該処理対象のジョブの為に前記操作手段を介して前記第1の印刷動作を実行させる為のユーザ要求を受付けた場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を実行可能にし、処理対象のジョブの為に前記操作手段を介してユーザから受付けたトータルの印刷部数が1部である場合に、該ジョブの為に前記第1の印刷動作を行う事を禁止し、且つ、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求無しに該ジョブの為に前記第2の印刷動作を自動的に行う事なく、前記第2の印刷動作を実行させる為のユーザ要求が前記操作手段を介してユーザによりなされたうえで、該ジョブの為に前記第2の印刷動作を、実行可能にするので、処理対象のジョブの印刷終了までの時間を短縮することができると共に、ユーザによる誤操作を防止することができ、作業効率を向上させることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態に係る出力部数振り分け方法及び画像形成システムを図面を参照しながら詳細に説明する。
【0017】
図1は、本発明の実施の形態に係る出力部数振り分け方法を実行する画像形成システムのブロック図である。
【0018】
本画像形成システムは、複数台のデジタル複写機をコンピュータネットワークに接続し、原稿を読み取るデジタル複写機(以後ローカル複写装置)から、ローカル複写装置自身のプリンタ(以後ローカルプリンタ)およびコンピュータネットワークを介したローカル複写装置以外のデジタル複写機(以後リモート複写装置)のプリンタ(以後リモートプリンタ)両方に対して印刷を行う重連モードを実現した画像形成システムである。
【0019】
図1において、ローカル複写装置101及びリモート複写装置102がコンピュータネットワークを介して互いに接続されている。ローカル複写装置101及びリモート複写装置102の各々は、デジタル複写機から成る。このデジタル複写機は、画像読取り機能、印刷機能、送受信機能等の複数の機能を有する。図2は、リモート複写装置102へ出力振り分け印刷を行うローカル複写装置101の主要部の構成を示すブロック図である。
【0020】
図2において、ローカル複写装置101は、その主要部が、中央処理装置201、主記憶装置202、表示装置203、入力装置204、外部記憶装置205、印刷装置206、画像読取り装置207、ネットワーク装置208、電子メール装置209、及びファクス装置とから構成されている。中央処理装置201は、主記憶装置202、表示装置203、入力装置204、外部記憶装置205、印刷装置206、画像読み取り装置207、ネットワーク装置208、電子メール装置209、及びファクス装置210を制御し、また四則演算、論理演算を受け持っている。
【0021】
主記憶装置202は、この情報処理システムが情報処理を行う上で必要な情報を記憶し、必要に応じて取り出すことができる。表示装置203は、図形や文字等の処理した結果を表示するものでCRTや液晶、タッチパネル等があり、入力装置204は中央処理装置への種々の入力を行うもので、キーボードやマウス、カードリーダ、タッチパネル等がある。外部記憶装置205は、各種情報を記憶するもので磁気記憶装置や光磁気記憶装置等があり、障害及び障害の発生頻度毎の通知先情報を保持するデータベース等を有している。
【0022】
印刷装置206は、図形や文字等の処理した結果を印刷するものである。画像読取り装置207は、紙の原稿を電子情報に変換するものである。本実施の形態では複数枚の原稿を自動的に読み込むためのオートフィーダが画像読み取り装置207に付属している。ネットワーク装置208は、コンピュータネットワークと本ハードウェアを接続する。電子メール装置209は、コンピュータネットワークを通じて外部とのメールを送受信し、ファックス装置は外部とのファックスを送受信する。
【0023】
本実施の形態では、重連を行う際、ローカル複写装置101の印刷装置206をローカルプリンタとして、リモート複写装置102の印刷装置206をリモートプリンタとして使用する。ローカルプリンタは、ローカル複写装置101の画像読取り装置207に直接接続されており、リモートプリンタは、コンピュータネットワークを介してローカル複写装置101の画像読取り装置207に接続されている。
【0024】
コンピュータネットワークを介して接続されたローカルプリンタ及びリモートプリンタに印刷ジョブの投入を指示した後、ローカルプリンタとリモートプリンタの双方に対して投入する印刷ジョブとして、全部数のうち何部ずつそれぞれ振り分けるかを決定する出力部数振り分け処理を行う必要がある。
【0025】
本実施の形態における画像形成システムは、以下に説明する出力部数振り分け方法により、出力すべき全部数をそれぞれのプリンタに振り分ける。
【0026】
図3は、図1の画像形成システムにより実行される出力部数振り分け処理のフローチャートである。
【0027】
まず、ユーザがローカル複写装置101の入力装置204から、重連モードを選択し、ローカルプリンタ及びリモートプリンタに合計M部の出力を行う旨を設定して、印刷ジョブの投入を指示する(ステップS301)。出力する画像は、画像読取り装置207のフィーダから原稿を連続して引き込み生成する。
【0028】
次に、投入指示された印刷ジョブの部数Mが1部か否かを判別し(ステップS302)、1部であるときは、表示装置203に警告メッセージ及び選択ボタン501(図5)を表示して(ステップS303)、ユーザに印刷ジョブを続行するか否かを(有効にするか否か)を選択させる(ステップS304)。ステップS304の選択の結果、ユーザがジョブの中止を選択した(無効にした)ときは(ステップS304でNO)、本処理を終了する一方、ユーザがジョブの続行を選択した(有効とした)ときは、ローカルプリンタに対する出力を1部、リモートプリンタに対する出力はなしと決定し(ステップS305)、ステップS308に進む。
【0029】
ステップS302の判別の結果、投入指示された印刷ジョブの部数Mが1部でないときは、部数Mが偶数か否かを判別し(ステップS306)、部数Mが偶数であるときは、ローカルプリンタ及びリモートプリンタの夫々に割り振る部数を同数ずつ(M/2部)とする(ステップS307)と共に、部数Mが奇数であるときは、ローカルプリンタに出力する部数を{(M−1)/2+1}部、リモートプリンタに出力する部数を(M−1)/2部として(ステップS308)、ローカルプリンタ及びリモートプリンタに出力する部数を設定する(ステップS309)。
【0030】
そして、ローカル複写装置101の画像読み取り装置207でフィーダからコピーを行う原稿を1枚読込み画像データを生成し(ステップS310)、生成した画像をローカルプリンタ及びリモートプリンタに送信して出力し(ステップS111)、ステップS310で読込んだ画像が最終原稿のときは(ステップS312でYES)、直ちに本処理を終了する。
【0031】
図3の処理によれば、ユーザがローカル複写装置101の入力装置204からローカルプリンタ及びリモートプリンタに合計M部の印刷ジョブの投入を指示した(ステップS301)ときに、指示された印刷ジョブの投入部数が奇数であるときは(ステップS306でNO)、ローカルプリンタに出力する部数を{(M−1)/2+1}部、リモートプリンタに出力する部数を(M−1)/2部として(ステップS308)、ローカルプリンタ及びリモートプリンタに出力する部数を設定する(ステップS309)ので、その振り分け方法をユーザが指定しなくても自動的にローカルプリンタに多く出力することができ、また、データ転送のより速いローカルプリンタに出力することにより、ローカルプリンタ及びリモートプリンタを含めた全体の印刷ジョブの終了までの時間を短くすることができる。
【0032】
また、本実施の形態の画像形成システムは、ユーザが誤って出力部数を1部に設定してしまった場合においても、警告メッセージの表示及び処理の続行等を行えるようにしたので、重連モードのエラーにも対応することができる。
【0033】
図4は、図1の画像形成システムにより実行される他の出力部数振り分け処理のフローチャートである。
【0034】
図4において、ステップS401〜S408は、図3の処理のステップS301〜S308と同じである。
【0035】
ステップS409では、ローカル複写装置101の画像読み取り装置207で圧板からコピーを行う原稿を読込み出力画像を生成し蓄積し(ステップS409)、その後、ユーザが原稿の読込み終了を指示したか否かを判別する(ステップS410)。ステップS410の判別の結果、ユーザが原稿の読込みの指示をせず、次の原稿の読込みを指示したときは、再度、画像読み取り装置207の圧板から原稿を読み込み画像を生成する(ステップS409)一方、原稿の読み込みの終了を指示したときは、ステップS407又はステップS408で決定した出力部数をローカルプリンタ及びリモートプリンタに設定し(ステップS411)、ステップS409で蓄積した全ての画像をローカルプリンタ及びリモートプリンタに送信し出力を行う(ステップS412)。
【0036】
図4の処理によれば、画像読取り装置による原稿をすべて読込んだ後(ステップS410でYES)で印刷ジョブを投入するので、印刷ジョブの処理を速めることができる。
【0037】
上記実施の形態では、ローカルプリンタとリモートプリンタとの出力部数振り分け方法を説明したが、この処理をプログラムとして書き込み、公知の装置で該記憶媒体から上記プログラムを読み出して実行しても、上述した処理を実行することができる。また、記憶媒体は、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO等の様々なものが考えられるが、特定のものに限定する必要はなく、上記プログラムを記憶できるものであればよい。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の実施の形態に係る出力部数振り分け方法を実行する画像形成システムのブロック図である。
【図2】リモート複写装置102へ出力振り分け印刷を行うローカル複写装置101の主要部の構成を示すブロック図である。
【図3】図1の画像形成システムにより実行される出力部数振り分け処理のフローチャートである。
【図4】図1の画像形成システムにより実行される他の出力部数振り分け処理のフローチャートである。
【図5】図3のステップS301における表示装置203の警告メッセージ画面の説明図である。
【符号の説明】
【0039】
101 ローカル複写装置
102 リモート複写装置
201 中央処理装置
202 主記憶装置
203 表示装置
204 入力装置
205 外部記憶装置
206 印刷装置
207 画像読み取り装置
208 ネットワーク装置
209 電子メール装置
210 ファクス装置




 

 


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