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発明の名称 情報処理装置、方法、制御プログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4679(P2007−4679A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−186587(P2005−186587)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100090538
【弁理士】
【氏名又は名称】西山 恵三
発明者 山田 浩示
要約 課題
複数のインストーラを実行し、複数のソフトウェアをインストールする処理において、各々のインストール結果を取得、判定し一覧表示することでインストール結果をわかりやすく表示する。

解決手段
回復可能なエラーが原因でインストールに失敗した場合回復処理を自動的に実行することでコンピュータに詳しくないユーザであってもインストール処理を行なうようにする。
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のプログラム又はデータをインストールするインストール手段と、
前記複数のプログラム又はデータのインストールが失敗した場合、当該複数のプログラム又はデータのインストール処理における複数の失敗の原因を表示する表示手段と、
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記複数のプログラム又はデータごとに、それぞれのプログラム又はデータのインストールが成功したか否かを判定する判定手段と、
前記表示手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて、インストールが失敗したプログラム又はデータと当該失敗の原因を表示する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記判定手段は、記憶領域の空き容量を示す情報、又は、オペレーティングシステムに関する情報、又は、プログラム又はデータが動作するために必要なモジュールを示す情報を用いて、前記判定手段は判定する請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記表示手段は、前記判定手段の判定結果を用いて、インストール失敗の原因として表示する請求項2又は3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記判定手段の判定結果に応じて、前記インストールの失敗を回復するための回復インストール処理を行なう回復インストール手段を有する請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記判定手段が、記憶領域の空き容量が不足したためにインストールが失敗したと判定した場合に、回復インストール手段は、インストールための空き容量を確保して、インストール処理を行なう請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記判定手段が、プログラム又はデータが動作するために必要なモジュールがインストールされなかったためにインストールが失敗したと判定した場合に、前記回復インストール手段は、前記必要なモジュールをインストールする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記表示手段は、インストールの失敗原因を示す表示と共に、前記インストールの失敗を回復する回復インストールを指示するための表示を表示する請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記インストール手段におけるインストール処理は、複数のアプリケーションにそれぞれ対応する複数のインストールプログラムによって実行される請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
複数のプログラム又はデータをインストールするインストール工程と、
前記複数のプログラム又はデータのインストールが失敗した場合、当該複数のプログラム又はデータのインストール処理における複数の失敗の原因を表示する表示工程と、
を備える情報処理方法。
【請求項11】
前記複数のプログラム又はデータごとに、それぞれのプログラム又はデータのインストールが成功したか否かを判定する判定工程と、
前記表示工程は、前記判定工程の判定結果に基づいて、インストールが失敗したプログラム又はデータと当該失敗の原因を表示する請求項10に記載の情報処理方法。
【請求項12】
前記判定工程は、記憶領域の空き容量を示す情報、又は、オペレーティングシステムに関する情報、又は、プログラム又はデータが動作するために必要なモジュールを示す情報を用いて、前記判定工程は判定する請求項11に記載の情報処理方法。
【請求項13】
前記表示工程は、前記判定工程の判定結果を用いて、インストール失敗の原因として表示する請求項11又は12に記載の情報処理方法。
【請求項14】
前記判定工程の判定結果に応じて、前記インストールの失敗を回復するための回復インストール処理を行なう回復インストール工程を有する請求項11に記載の情報処理方法。
【請求項15】
前記判定工程が、記憶領域の空き容量が不足したためにインストールが失敗したと判定した場合に、回復インストール工程は、インストールための空き容量を確保して、インストール処理を行なう請求項14に記載の情報処理方法。
【請求項16】
前記判定工程が、プログラム又はデータが動作するために必要なモジュールがインストールされなかったためにインストールが失敗したと判定した場合に、前記回復インストール工程は、前記必要なモジュールをインストールする請求項14に記載の情報処理方法。
【請求項17】
前記表示工程は、インストールの失敗原因を示す表示と共に、前記インストールの失敗を回復する回復インストールを指示するための表示を表示する請求項14に記載の情報処理方法。
【請求項18】
前記インストール工程におけるインストール処理は、複数のアプリケーションにそれぞれ対応する複数のインストールプログラムによって実行される請求項10に記載の情報処理方法。
【請求項19】
複数のプログラム又はデータをインストールするインストール工程と、
前記複数のプログラム又はデータのインストールが失敗した場合、当該複数のプログラム又はデータのインストール処理における複数の失敗の原因を表示する表示工程と、
をコンピュータに実行させる制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種プログラム及びデータを操作する処理に関する。
【背景技術】
【0002】
ソフトウェアをコンピュータ上にインストールするにはある程度のスキル、ノウハウが必要である。そこでインストーラと呼ばれるソフトウェアインストールを支援するソフトウェアを用いてソフトウェアをインストールするのが一般的である。
【0003】
このようなインストーラはインストール処理を行なう際、インストール条件を満たしているか確認を行い、インストール条件を満たしていなければエラー表示を行なうといった処理を行なう。このような処理を自動的に行なうことでコンピュータのスキルが低いユーザであっても安心してインストール処理を行なうことが可能となる。
【0004】
一方近年CDROMの普及に伴い1枚のCDROMに複数のソフトウェアを同梱することが多くなっている。このようなCDROMでは、CDROMをコンピュータに挿入すると同梱された複数のソフトウェアを一括してインストールすることが一般的である。
【0005】
アプリケーション・プログラムを走らせている間に、ユーザにヘルプを与える方法を提供する仕組みが考案されている。特別なオブジェクト(Result)またはボタンをプログラムしておき、結果(または警告)がユーザに役立つ場合に、オンライン・ヘルプ・システムの主要トピック・ウィンドウ内に表示するものである。ユーザは、ポインティング・デバイスを用いて、前記オブジェクト上でポインティング・デバイスをクリックすると、二次的トピック・ウィンドウまたはポップ・アップのいずれかの中に、プログラムの実行の予測された結果(または警告)を表示することが知られている。インストール時の結果を詳細に説明する際の手法にも適用可能である。
【0006】
特開2005−044000には、被装置から別の装置へインストール失敗とインストールに失敗したアプリケーション名を通知する技術が記載されている。
【特許文献1】特開2005−044000
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、複数のインストーラを実行すると、最初のインストール結果を忘れてしまう可能性がある。まして、その原因を覚えておかなければ対処することはなおさら難しい。インストール結果を表示する場合でもインストールが成功したか失敗したかの表示しかしない場合には、失敗原因を得ることができない場合が多い。
【0008】
また、別の問題として、エラーが表示されたとしても、ユーザにはエラーが起きたことは分かるものの、エラーへの対処方法がわからず、途方にくれてしまう場合もある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述の問題点の少なくともひとつを解決するためになされたものである。複数のソフトウェアをインストールする場合に、インストール対象となるソフトウェアのインストールに失敗した原因を一目で分かるようにすることができるにする仕組みを提供することが本願発明のひとつの側面である。
【0010】
複数のプログラムをインストールするインストール手段と、前記複数のプログラムのインストールが失敗した場合、当該複数のプログラムのインストール処理における複数の失敗の原因を表示する表示手段と、を備える情報処理装置、該装置に適用できる方法、外装置で実行可能な制御プログラムが開示される。
【発明の効果】
【0011】
複数のソフトウェアをインストールする場合に、インストール対象となるソフトウェアのインストールに失敗した原因を一目で分かるように表示することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
図1は本実施形態の前提となる典型的なインストール結果画面を示したものである。図を見ると複数のソフトウェアがインストールされ、インストールに成功したものもあれば失敗したものもあることがわかる。ただし、インストールに失敗した場合、失敗した原因が表示されないと対処できない。またインストール失敗の原因を確認できたとしても、コンピュータのスキルが低いユーザではインストール失敗の対策や回避策を実施することができず、結局インストールできない場合もある。プリンタインタフェースH107は、ネットワークに接続することもでき、URLを用いてドライバ取得指示がメインインストーラに指示された場合は、ネットワーク及びH107を介して、URLが指し示すサーバ装置(図示省略)からドライバ等のプログラムをメインインストーラが取得することができる。
【0013】
次に以下に、本発明に好適な実施例を説明する。本実施例はインストーラの処理結果を取得し、この結果に応じたエラー情報を一括して表示するものとなる。
【0014】
始めに本実施例を実現するためのハードウェア構成を説明する。図2は、プリンタ(図示省略)にプリンタインタフェースH107を介して接続可能なホストコンピュータ側のハードウェア構成図である。H101はホストコンピュータの制御を司る制御部(以後CPUと称する)である。H102はユーザからの操作を入力するキーボードである。H103は文字や画像を表示する表示機である。H104は装置全体を制御する制御手順およびその他の必要な情報をあらかじめ記憶するリードオンリーメモリ(ROM)である。H105はワークエリアとして利用されるランダムアクセスメモリ(RAM)である。H106はOSや前述のプリンタを駆動制御するためのプリンタドライバや図6のテーブル、本実施形態におけるメインインストーラやアプリケーションインストーラ、レジストリ情報、電子マニュアルやイージー画像プリントなどのアプリケーション類などを格納するハードディスクである。H107は前述のプリンタと通信を行うためのプリンタインタフェースである。USBなどを含むローカルインタフェースであってもよいし、ネットワークインタフェースであってもよい。H108はデータバスであり、各種データを転送するために用いられる。H109は配布ソフトウェアが格納されたCDROMを読取るためのCDROMドライブである。H110は画面上の位置を指示するマウスである。本実施形態のインストールを制御するプログラムであるメインストーラは、ROMやRAMに展開されて、CPUによって実行され、図3、図5、図8の各種処理を実行する。メインインストーラは、アプリケーションをインストールするアプリケーションインストーラをさらに実行する。
【0015】
次に本実施例を実現するためのフローチャートを説明する。図3は実施例のフローチャートである。以下に各ステップの処理を説明する。処理は大きく分けてインストーラの実行と、インストール結果表示に分けられる。
【0016】
S101は、メインインストーラがインストール結果格納テーブルの初期化する処理である。インストール結果格納テーブルにはアプリケーションソフトウェア名称、インストーラファイル名とインストール結果格納領域がありこれらの領域を初期化する。次のS102では、インストーラから、さらにサブプロセスの形態で起動されるアプリケーションインストーラの実行を、メインインストーラが指示する。当該指示に応じて、アプリケーションインストーラは、インストール結果格納テーブルに従い、アプリケーションインストーラファイルの本体(setup.exe)を起動してインストール処理を実行する。アプリケーションが複数であれば、それぞれに対応する複数個のサブプロセスとしてアプリケーションインストーラが起動される。続いて、S103ではメインインストーラは、アプリケーションインストーラの処理が完了するまで待つ。アプリケーションインストーラにおけるインストールの処理が完了したらS104へ進む。S104はメインインストーラがインストール結果を取得する処理である。本実施例ではレジストリからアプリケーションインストーラの本体であるsetup.exeが書き込んだインストール結果コードをメインインストーラが取得する。例えばインストーラ本体setup.exeのプログラムが、インストール実行後のAPIを呼び出すのに応じて返却されるインストール成功可否を示す戻り値をメインインストーラが用いてもよいし、プロセス間通信でアプリケーションインストーラにおけるインストール結果をメインインストーラが受信してもよい。S105はアプリケーションインストーラsetup.exeからメインインストーラが取得したインストール結果情報をインストール結果格納テーブルに保存する処理である。この処理ではインストール結果格納テーブルにインストール結果情報をメインインストーラが保存する。S106は全てのアプリケーションインストーラを実行したかをメインインストーラが判定する処理である。全てのアプリケーションインストーラを実行し終えたとメインインストーラが判断したらS107へ進む。また実行していないアプリケーションインストーラがあるとメインインストーラが判断したらS102へ戻る。以上でインストーラの実行処理は終了である。
【0017】
S107からはインストール結果表示の処理である。S107はアプリケーションソフトウェア名称とS105で保存したインストール結果情報をメインインストーラが取得する処理である。S108はS107で取得したインストール結果情報からインストール処理が成功したかどうかメインインストーラが判定する処理である。本実施例ではインストール結果コードとして0をアプリケーションインストーラが書き込んでいたなら成功、それ以外なら失敗とメインインストーラが判定する。S109はS108の判定結果を元に処理を分岐する。インストール成功とメインインストーラが判定した場合はS110へ進む。インストール失敗と判定した場合はメインインストーラの処理はS111へ進む。S110はメインインストーラがインストール成功を表示する処理である。S111はメインインストーラがエラーフラグを初期化する処理である。以後の処理でどのエラーが発生したか判定しエラーフラグに結果を格納する。S112からメインインストーラがS119はインストール結果コードからインストール失敗原因を判定する処理である。本実施例ではインストール結果コードの10,11,12,13がそれぞれモジュール不足エラー、HDD空き容量不足エラー、新バージョンインストール済みエラー、対応OSエラーと定義されている。S112はインストール結果コードが10かどうかメインインストーラが判定する処理である。インストール結果コードが10と書き込まれていたとメインインストーラが判断したならS113へ分岐する。そうでなければS114へ進む。S113はインストール失敗原因がモジュール不足であったことをエラーフラグに記憶する処理である。S114はインストール結果コードが11がどうかをメインインストーラが判定する処理である。インストール結果コードが11ならS115へメインインストーラの処理は分岐する。そうでなければメインインストーラの処理はS116へ進む。S115はインストール失敗原因が空き容量不足であったことをエラーフラグに記憶する処理である。S116はインストール結果コードが12かどうか判定する処理である。インストール結果コードが12ならS117へメインインストーラの処理は分岐する。そうでなければメインインストーラの処理はS118へ進む。S117はインストール失敗原因が、新しいバージョンがインストール済みであることをエラーフラグにメインインストーラが記憶する処理である。S118はインストール結果コードが13かどうかメインインストーラが判定する処理である。インストール結果コードが13ならメインインストーラの処理はS119へ分岐する。そうでなければS120へ進む。S119では、インストール失敗原因が対応OS以外のOSにインストールしたことを意味する。S120は未定義のエラーが発生したことをエラーフラグに記憶する処理である。S121ではS112からS120の判定結果をメインインストーラが表示する処理である。S122は全てのアプリケーションソフトのインストール結果をメインインストーラが判定するステップである。全てのアプリケーションソフトのインストール結果として上記で記憶したエラーフラグを元に表示したら終了する。そうでなければS107へ戻る。
【0018】
エラーフラグが読み出され、それぞれの原因を表す人に可読のメッセージがダイアログに表示される。
【0019】
図4は本実施例を実行したときのインストール結果画面を示したものである。この例ではプリンタドライバはインストールが成功したこと、電子マニュアルはHDDの空き容量が不足したこと、イージー画像プリントというアプリケーションソフトは新しいバージョンがインストール済みであることを示している。本実施例ではインストール結果とその原因を同一画面上に表示しているが、別画面、例えばTOOLTIPを用いて原因を表示しても構わない。
【0020】
さらに別の実施例を説明する。本実施例はインストーラの処理結果を使わず、呼び出し側が保持するインストール情報に基づいてエラー情報を一括して表示するものである。ハードウェア構成は前述の実施例と同じである。
【0021】
次に本実施例を実現するためのフローチャートを説明する。図5はフローチャートである。以下に各ステップの処理を説明する。処理は大きく分けてインストーラの実行と、インストール結果表示に分けられる。
【0022】
S201はアプリケーションインストール情報テーブルを読み込む処理である。本実施例のアプリケーションインストール情報テーブルにはアプリケーションソフト名称、アプリケーションソフトファイル名、アプリケーションソフトバージョン情報、アプリケーションソフトインストーラファイル名、必要HDD空き容量情報、対応OS情報、必要モジュールファイル名、必要モジュールバージョン情報、必要モジュールURL情報をメインインストーラが保持する。前半4つの情報はアプリケーションソフト情報であり、残りはインストール成否判断情報である。図6に3つのソフトウェアをインストールする場合のアプリケーション情報テーブルの例を示す。第一のソフトウェアの名称は「プリンタドライバ」である。ファイル名はprndrv.dllである。複数のファイルで構成される場合は複数のファイル名を記述してよい。バージョン番号は8.0.0である。インストーラファイル名はCDのルートディレクトリからの相対パス表現となる。プリンタドライバの場合は.¥drv¥setup.exeである。必要HDD空き容量は10MBである。対応OSはOS98とOS2000とOS3000である。必要モジュールはない。第二のソフトウェアの名称は「電子マニュアル」である。ファイル名はprndrv.hlpである。バージョン番号は8.0.0である。インストーラファイル名は.¥emanual¥setup.exeである。必要HDD空き容量は50MBである。対応OSはOS98とOS2000とOS3000である。必要モジュールはLIBDEF.DLLである。必要モジュールのバージョンは2.0.0である。必要モジュールのインターネット上の存在場所はhttp://www.def.org/libdef.dllである。第三のソフトウェアの名称は「イージー画像プリント」である。ファイル名はegp.exeである。バージョン番号は3.1.0である。インストーラファイル名は.¥egp¥setup.exeである。必要HDD空き容量は20MBである。対応OSはOS2000とOS3000である。必要モジュールはLIBABC.DLLとLIBXYZ.DLLであり、それぞれバージョン1.0.0とバージョン2.0.0を必要とする。必要モジュールのインターネット上の存在場所はhttp://www.abc.org/libabc.dllとhttp://www.xyz.co.jp/libxyz.dllである。
【0023】
S202は、メインインストーラが、アプリケーションインストーラを実行指示する処理である。アプリケーションインストール情報テーブルのアプリケーションソフトインストールファイル名に従いインストーラファイルを起動することでアプリケーションインストーラは起動する。S203では、メインインストーラは、アプリケーションインストーラの処理が完了するまで待つ処理を行なう。アプリケーションインストーラのインストールの処理が完了したらS204へ進む。S204は全てのアプリケーションインストーラを実行したかメインインストーラが判定する処理である。全てのアプリケーションインストーラを実行し終えたらS205へ進む。また実行していないアプリケーションインストーラがあればメインインストーラの処理はS202へ戻る。以上でインストーラの実行処理は終了である。
【0024】
S205はアプリケーションインストール情報テーブルからインストール成否判断情報をメインインストーラが取得する処理である。S206はS205で取得したインストール成否判断情報を元にインストールの成否を判定する。本実施例ではアプリケーションソフトファイル名とアプリケーションソフトバージョン情報を元に、このファイルがHDDにコピー済みかどうかをメインインストーラが判定する。HDDに予めメインインストーラに知らされているインストールされているべきファイルがきちんと存在し、バージョン番号も同じならインストール成功とメインインストーラは判断する。一方、ファイルが存在しない、またはファイルが存在してもバージョンが異なるならインストール失敗とメインインストーラは判断する。例えば図5のプリンタドライバであれば、prndrv.dllがHDD上に存在し、バージョンが8.0.0ならインストールに成功したと判定する。S207はS206の判定結果に従い処理を分岐する処理である。インストール成功と判定した場合はメインインストーラの処理はS208へ進む。インストール失敗とメインインストーラが判定した場合はメインインストーラの処理がS209へ進む。S208はインストール成功をメインインストーラがOSを介してビデオドライバを用いて表示制御する処理である。
【0025】
S209からS219はエラー判定処理である。複数のエラーが発生している可能性があるため以下に説明するエラーフラグは個別に用意する。S209はエラーフラグとエラー詳細情報フラグメインインストーラが初期化する処理である。エラーフラグはどのようなエラーが発生したかを、エラー詳細情報フラグはエラーの回避条件などの詳細情報を保存するフラグである。S210はアプリケーションインストール情報テーブルのHDD空き容量情報をメインインストーラが取得する処理である。S211はHDDの空き容量がS210で取得した数値以上空いているか調べ、空き容量が少なければS212へメインインストーラの処理が分岐する。空き容量が十分あればメインインストーラの処理がS213へ進む。S212へHDD空き容量不足エラーをエラーフラグにメインインストーラが保存し、エラー回避条件としてS210でメインインストーラが取得した数値をエラー詳細情報フラグにメインインストーラが保存する。S213はアプリケーションインストール情報テーブルの対応OS情報をメインインストーラが取得する。S214では実行中のOSが対応OSに含まれているかメインインストーラが調べる。対応OSに含まれていなければメインインストーラの処理がS215へ分岐する。対応OSに含まれていればメインインストーラの処理がS216へ進む。S215は対応OSエラーをエラーフラグに保存し、エラー回避条件としてS213でメインインストーラが取得したOS情報をエラー詳細情報フラグにメインインストーラが保存する処理である。S216はアプリケーションインストール情報テーブルから必要モジュールファイル名と必要モジュールバージョン情報をメインインストーラが取得する処理である。S217は必要モジュールファイル名で示されたファイルがインストール済みか、またそのファイルのバージョンは必要モジュールバージョン情報と一致するか、より新しいバージョンであるかをメインインストーラが調べ、必要モジュールが存在しない、またはバージョンが古い場合はS218へメインインストーラの処理が分岐する。バージョンが一致するかまたは新しいバージョンならS219へメインインストーラの処理が進む。S218はモジュール不足エラーをエラーフラグにメインインストーラが保存する処理し、S216で取得したモジュールファイルとバージョン情報をエラー詳細情報フラグにメインインストーラが保存する処理である。S219はアプリケーションインストール情報テーブルからアプリケーションソフトファイル名とファイルバージョンをメインインストーラが取得する処理である。S220はインストール済みのアプリケーションソフトを調べ、新しいバージョンがインストールされている場合S221へメインインストーラの処理が分岐する。ファイルが存在しない、または古いバージョンが存在する場合はメインインストーラの処理がS222へ進む。S221は新バージョンインストール済みエラーをエラーフラグにメインインストーラが保存する処理である。S222はエラーフラグにエラー情報が保存されているかメインインストーラが判定する処理である。エラー情報が保存されていなければメインインストーラの処理がS223へ分岐する。エラー情報が保存されていればメインインストーラの処理がS224へ進む。S223は未定義エラーをエラーフラグにメインインストーラが保存する処理である。これはアプリケーションインストール情報テーブルを元にした原因判定処理で特定できないインストール失敗が発生したことを意味する。S224はエラーフラグの結果に従いエラー表示を行ない、エラー詳細情報フラグに情報があればこの情報も表示する。
【0026】
S225は全てのアプリケーションソフトのインストール結果をメインインストーラが判定するステップである。全てのアプリケーションソフトのインストール結果をメインインストーラが表示したら終了する。そうでなければS205へ戻る。
【0027】
本実施例を実行したときのインストール結果画面を図7に示す。この例では「電子マニュアル」のエラー原因としてHDD空き容量不足とモジュール不足エラーが示されており、さらに詳細情報として必要な空き容量が50MBであり、必要なモジュールがLIBDEF.DLLのバージョン2.0.0であることがわかる。
【0028】
もう一つ別の実施例を説明する。本実施例はインストーラの処理結果を元に対処方法を実行するものである。ハードウェア構成は前述の実施例と同じである(図2参照)。
【0029】
次に本実施例を実現するためのフローチャートを説明する。図8はメインインストーラの処理を示すフローチャートである。処理の前半は直前の実施例と同じなので省略する。直前の実施例のS225の次がS301となる。
【0030】
S301は対策可能なインストール失敗が存在するか判定する処理である。対策可能なインストール失敗とは、本実施例の場合HDD空き容量不足エラー、モジュール不足エラーである。この場合S302へ進む。対応できないインストール失敗とは、対応OSエラー、新バージョンインストール済みエラー、未定義エラーである。この場合処理を終了する。S302はインストール失敗対策を実行してよいかユーザに確認する処理である。S303はインストール失敗対策を実行することが選ばれたか判定する処理である。インストール失敗対策を実行することが選ばれた場合はS304へ進む。図7は本実施例におけるS302で表示される確認画面である。図7は電子マニュアルとイージー画像プリントというソフトウェアのインストールに失敗したこと、それぞれHDD空き容量不足エラーと必要モジュール不足エラーが発生していることを示している。図7の画面で[次へ]をクリックすると図9へ進み(S303)、図9でさらに次へボタンを押すと、S303でメインインストーラが再インストール(回復インストール)を続行する指示が入力されたと判断してS304へ進む。S303で図10の終了ボタンがおされたとメインインストーラが認識すると、再インストールをユーザが中止する指示を入力したとメインインストーラがS303で判断して処理を終了する。
【0031】
S304はHDD空き容量不足エラーが発生しているか判定する処理である。空き容量不足が発生しているならS305へ進み、発生していなければS311へ進む。S305は不要なファイルを削除し空き容量を確保する処理である。本実施例ではOSの「ごみ箱」内のファイルとテンポラリディレクト内のファイルと、ブラウザのキャッシュファイルの削除を行なう。S306はS305のファイル削除によって空き容量不足が解消したか判断する処理である。空き容量が確保できればS313へ進む。空き容量が確保できなければS307へ進む。S307はHDDを圧縮するか確認する処理である。S308はユーザは圧縮することを選んだかどうか判定する処理である。圧縮するが選ばれるとS309へ分岐し、圧縮しないが選ばれるとS310へ進む。S309はHDDを圧縮する処理である。圧縮については、インストーラがOS又は圧縮ソフトウェアを呼び出して処理させてもよい。S310は空き容量不足が解消したか判断する処理である。空き容量が確保できればS313へ進む。空き容量がまだ確保できなければS311へ進む。S311は削除ファイルを選択する処理である。S312はS311で選択されたファイルを削除する処理である。削除後S310へ戻る。
【0032】
S313はモジュール不足エラーが発生しているかどうか判定する処理である。モジュール不足エラーが発生しているならS314へ進む。発生していなければS317へ進む。S314はモジュールがCDROM内に存在するか判定する処理である。CDROM内に存在しないならS315へ進み、存在するならS316へ進む。S315はアプリケーションインストール情報テーブルからモジュールの存在するURLを取得し、インターネット経由でダウンロードする処理である。必要なモジュールは可能であればCDROMに格納しておくので、CDROMにファイルが存在するならこちらを使う。CDROM容量の関係や、配布条件などが合わなければCDROMに格納できないため、インターネット経由でダウンロードする。S316はモジュールのインストール処理である。
【0033】
S317は再度インストールするかユーザに確認する処理である。S318は再インストールすることが選ばれたかどうか判定する処理である。再インストールすることが選ばれたらS201へ戻る。再インストールしないことが選ばれたら終了する。図8はS317で表示される本実施例における再インストール確認画面である。[次へ]をクリックするとS201へ戻る。
【0034】
インストール失敗の回避策を自動的に実行し再度インストール処理を行うことができるため、コンピュータに詳しくないユーザであってもインストール処理を実行することが可能となる。
【0035】
以上説明したように、複数のプログラムの一例である図6のテーブルで管理されるアプリケーションやプリンタドライバをインストールするインストールプログラムを実施形態において開示した。また、インストーラは、OSを介してビデオドライバを制御して、これらの複数のプログラムのインストールが失敗した場合、当該複数のプログラムのインストール処理における複数の失敗の原因を図4や図7、図9、図10の形態で、図2の表示機H103に表示させることができる。
【0036】
また、インストーラは、複数のプログラムごとに、それぞれのプログラムのインストールが成功したか否かを判定し、判定結果に基づいて、インストールが失敗したプログラムと当該失敗の原因を表示することもできる。本実施形態でインストールされるのは、プリンタドライバ及び電子マニュアル、イージー画像プリントなどの画像処理ソフトウェアやデータなどであるが、インストールされるものであれば、プログラムや他のデータ等にも適用できることは言うまでもない。
【0037】
また、インストーラは、記憶領域の空き容量を示す情報、又は、オペレーティングシステムに関する情報、又は、プログラムが動作するために必要なモジュールを示す情報を用いて、エラーが生じたかどうかを判定する。
【0038】
また、インストーラは、判定結果を用いて、インストール失敗の原因として図2の表示機H103に表示することができる。
【0039】
また、インストーラはインストール結果の判定結果に応じて、前記インストールの失敗を回復するための回復インストール処理を行なう。
【0040】
また、インストーラは、記憶領域の空き容量が不足したためにインストールが失敗したと判定した場合に、回復インストール手段は、インストールための空き容量を確保して、再度インストール処理を行なう。
【0041】
また、プログラムが動作するために必要なモジュールがインストールされなかったためにインストールが失敗したとインストーラが判定した場合に、インストーラは、必要なモジュールをインストールすることもできる。
【0042】
また、インストーラは、インストールの失敗原因を示すメッセージと共に、前記インストールの失敗を回復する回復インストールを指示するための表示ボタン(例えば図9の「次へ」ボタンがこれに相当する。)を表示することもできる。
【0043】
(他の実施形態)
本実施形態における各図に示す処理が、外部からインストールされるプログラムによって、それぞれの装置より遂行される。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群をホストコンピュータに供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0044】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、又は、外部サーバ(図示省略)からダウンロードすることで、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0045】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フロッピィーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM等を用いることができる。
【0046】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】インストール結果画面である。
【図2】ハードウェアブロック図である。
【図3】実施例におけるフローチャートである。
【図4】実施例におけるインストール結果画面である。
【図5】実施例におけるフローチャートである。
【図6】アプリケーションインストール情報テーブルの一例を示す図である。
【図7】実施例におけるインストール結果画面の一例を示す図である。
【図8】実施例におけるフローチャートを示す図である。
【図9】実施例におけるインストール失敗対策画面の一例を示す図である。
【図10】実施例における再インストール画面の一例を示す図である。




 

 


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