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色情報表示装置およびその方法 - キヤノン株式会社
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発明の名称 色情報表示装置およびその方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4397(P2007−4397A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−182517(P2005−182517)
出願日 平成17年6月22日(2005.6.22)
代理人 【識別番号】100076428
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 康徳
発明者 梨澤 洋明
要約 課題
色空間圧縮などの設計に必要なカラーマッチングツールとして、ユーザが意図する作業を効率的に行うには、従来の技術では不充分であり、ユーザの負担をより軽減させる新たな技術が望まれる。

解決手段
CPUは、任意の色空間の色信号データから三次元座標データを生成し(S401-S402)、三次元座標データからモニタに表示する3Dオブジェクトを作成し(S402)、オブジェクトおよび任意の画像の色情報をモニタに表示する(S403、S407)。
特許請求の範囲
【請求項1】
色信号データに対してカラーマッチングを行い、
前記カラーマッチングされた色信号データから三次元座標データを生成し、
前記三次元座標データからオブジェクトを作成し、
前記オブジェクトおよび前記カラーマッチングの変換履歴を表示することを特徴とする色情報表示方法。
【請求項2】
複数の色空間に対応する前記オブジェクトを同時に表示可能であることを特徴とする請求項1に記載された色情報表示方法。
【請求項3】
さらに、前記モニタに表示した前記オブジェクトの回転、平行移動、拡大縮小を示す指示を入力することを特徴とする請求項1または請求項2に記載された色情報表示方法。
【請求項4】
さらに、入力画像データをカラーマッチングし、
前記カラーマッチングの結果を示す画像をモニタに表示することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載された色情報表示方法。
【請求項5】
さらに、入力画像を複数のカラーマッチング方法でカラーマッチングし、
前記カラーマッチングの結果を示す複数の画像をモニタに表示することを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載された色情報表示方法。
【請求項6】
色信号データに対してカラーマッチングを行うマッチング手段と、
前記カラーマッチングされた色信号データから三次元座標データを生成する生成手段と、
前記三次元座標データからオブジェクトを作成する作成手段と、
前記オブジェクトおよび前記カラーマッチングの変換履歴を表示する表示手段とを有することを特徴とする色情報表示装置。
【請求項7】
情報処理装置を制御して、請求項1から請求項5の何れかに記載された色情報表示を実現することを特徴とするプログラム。
【請求項8】
請求項7に記載されたプログラムが記録されたことを特徴とする記録媒体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は色情報表示装置およびその方法に関し、例えば、任意の色空間を表すオブジェクトを三次元表示して、それらの位置関係を把握可能にする色情報表示に関する。
【背景技術】
【0002】
色信号から色空間を生成してモニタに表示する方法には次のものがある。まず、生成したい色空間(多くの場合はCIEL*a*b*色空間が用いられる)上の、複数点の座標値を記したデータファイルを入力として与え、これら点を三次元空間上にプロットして表示する方法、あるいは、各点の三次元情報から、その点集合の範囲を示す立体や、点集合を繋ぎ合わせた曲線を形成し、ソリッドやワイヤフレーム、または、線分形式で表示する方法などである。
【0003】
これらの表示方法により、点集合が、意味のある集合の場合、それを視覚的に把握することができ、色空間圧縮の設計や確認などの開発ツールとして有効な手段になり得る。点集合の例としては、出力デバイス(例えばプリンタ)の色域を示す場合や、マンセル色相曲線上の点などが挙げられる。
【0004】
上記の入力データファイルを複数用意し、独立に入力することで、それぞれの色域を示す立体を同時に表示して、各色域の位置関係を視覚的に把握することが可能になる。また、画像を入力することで意味をもった点集合、すなわち画像の色分布と色空間の関係を視覚的に表すことができる。さらに、色空間圧縮などのカラーマッチングの際に、画像がどのように変換されるかを併せて表示することもできる。
【0005】
しかし、色空間圧縮などの設計に必要なカラーマッチングツールとして、ユーザが意図する作業を効率的に行うには、上記の技術では不充分であり、ユーザの負担をより軽減させる新たな技術が望まれる。
【0006】
【特許文献1】特開平7-107306号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、ユーザの負担を軽減する色情報の表示を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、前記の目的を達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0009】
本発明にかかる色情報表示は、色信号データに対してカラーマッチングを行い、前記カラーマッチングされた色信号データから三次元座標データを生成し、前記三次元座標データからオブジェクトを作成し、前記オブジェクトおよび前記カラーマッチングの変換履歴を表示することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ユーザの負担を軽減する色情報の表示を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明にかかる実施例の色空間表示を図面を参照して詳細に説明する。
【実施例1】
【0012】
[装置の構成]
図1は色情報表示装置の構成例を示すブロック図である。
【0013】
CPU 104は、ROM 105およびハードディスク(HD) 102に格納されたプログラムに従い、RAM 106をワークメモリとして、システムバス108を介して装置全体の制御、および、後述する各種処理を実行する。プログラムやデータの格納場所に利用されるHD 102は、後述する処理におけるデータの一時退避場所にも利用される。
【0014】
汎用インタフェイス(I/F) 101は、例えばUSB (Universal Serial Bus)やIEEE1394などのシリアルバスインタフェイスで、キーボード・マウス111などの入力デバイスや、記憶メディアのリーダなどが接続される。
【0015】
モニタ112が接続されるビデオカード103は、CPU 104の制御に応じて、ユーザインタフェイスや後述する処理の結果をモニタ112に表示する。
【0016】
ネットワークインタフェイスカード(NIC) 107は、ローカルエリアネットワーク(LAN)などのネットワーク113とインタフェイスして、ネットワーク113に接続された各種コンピュータ装置とデータの送受信を行う。
【0017】
なお、実施例の色情報表示装置は、汎用のパーソナルコンピュータに色情報表示用のソフトウェアを供給することで実現可能である。
【0018】
[色情報表示処理の概要]
図2は色情報表示処理の一例を示すフローチャートで、色情報表示処理の開始を示すユーザの指示が入力されると、CPU 104が実行する処理である。
【0019】
まず、ユーザが表示(生成)したい色空間の点の座標値を任意の方法で入力する(S401)。入力方法としては、モニタ112にユーザインタフェイスを表示し、ユーザがキーボード・マウス111を操作して、所定フォーマットで座標値が記録されたデータファイル(例えば画像データファイル)を、記憶場所(HD 102、記憶メディアまたはネットワーク113上のサーバ装置)を指定する方法などが考えられる。
【0020】
CPU 104は、色空間の点の座標値を入力すると、それを用いて三次元(3D)オブジェクトを生成する(S402)。生成するオブジェクトは、点や、点らをつなぎ合わせた線分、あるいは、ポリゴンを用いて表現した立体など、ユーザが別途指示する表示方法に合った三次元オブジェクトであればよい。
【0021】
次に、CPU 104は、生成した3Dオブジェクトをモニタ112に表示し(S403)、ユーザの指示入力を待つ(S404)。なお、表示に必要なパラメータは、装置起動時の初期化処理によって設定されているものとする。この3Dオブジェクトの表示によって、任意の画像と色空間の位置関係を示す情報の提示が可能になる。
【0022】
次に、ユーザの指示、例えば視点を変更する操作や、輪切り面の位置や表示を変更する操作など3Dオブジェクトを回転、平行移動、拡大縮小する指示が入力されると、CPU 104は、入力された指示に応じた処理(S405、S406)、および、3Dオブジェクトの表示処理(S403)によって、変更後の3Dオブジェクトを表示し、再び、入力待ち状態(S404)に遷移する。
【0023】
また、ユーザが画像データの入力を指示すると、CPU 104は、指示された画像データを入力し、当該画像データの色情報を3Dオブジェクトの表示に重ねて表示する処理(S407)を行う。なお、画像データの入力方法は、色空間の点の入力方法と同じでよい。その際、色情報の表示は、ポイント表示による色分布(および/または色分布の主成分分析による分布の解析結果)である。また、画像データに後述するカラーマッチングを施した結果を表示することもできる。
【0024】
また、操作の終了を示す指示が入力されると、CPU 104は、終了処理(S408)を実行して、色空間表示処理を終了する。
【0025】
[色情報表示]
図3はCIEL*a*b*色空間における二つの色域および画像データの分布の表示例を示す図である。ワイヤフレームは例えばスキャナのような入力デバイスの色域を、ソリッドは例えばプリンタのような出力デバイスの色域を、白色点は画像データの位置をそれぞれ示している。
【0026】
[座標値の入力]
図4は座標値を入力する方法の一例を説明する図である。
【0027】
CPU 104は、画像データおよび変換プロファイルをユーザが設定するためのユーザインタフェイスをモニタ112に表示する。ユーザは、RGBもしくはCMYKの画像データが記録されたデータファイルを指定または選択し、該当するデバイスICCプロファイルを変換プロファイルとして指定または選択する。
【0028】
CPU 104は、図4に示す「OK」ボタンが押されると、設定された画像データから点列データを抽出する。その際、画像データサイズが大きい(多数の点がある)場合は、点をサンプリングするなどして、後の計算量を少なくする場合がある。
【0029】
次に、CPU 104は、抽出したRGBまたはCMYKの点列データを、設定されたICCプロファイルおよびカラーマッチングモジュール(CMM)を用いて、L*a*b*の点列データに色変換する。そして、変換後のL*a*b*の点列データを、図3に示すように、三次元表示する。
【0030】
なお、デバイスの色域については、その最外郭の座標値を上記とほぼ同様の手順で入力すればよい。ただし、色域を示すデータは通常はL*a*b*の点列データであるから色変換は行わない。
【0031】
このような方法で、画像データを入力して、CIEL*a*b*空間におけるその分布を視覚的に把握することが可能になる。なお、図4の右下に示すように、3Dオブジェクトの表示に併せて、ユーザが設定した画像データをカラーマッチングした結果を画像としてモニタ112に表示する。なお、入力画像データの表示は、三次元座標における色分布、その色分布の主成分分析による分布の解析結果でもよい。
【0032】
[データフロー]
図5は、CPU 104が入力画像をカラーマッチングする際のデータフローを示す図である。
【0033】
まず、CPU 104は、ソースプロファイル12によって入力画像のRGB値またはCMYK値11をL*a*b*値13に変換する。このL*a*b*値13の分布をモニタ112にプロット表示することで、入力画像の色分布を表示することは先述した。同時に、カラーマッチングされた入力画像もモニタ112に表示する。
【0034】
次に、CPU 104は、色域を圧縮する(圧縮系)際は、プリンタプロファイルなどデスティネーションプロファイル14によって色空間圧縮した後、L'*a'*b'*値15に変換する。この色空間圧縮後のL'*a'*b'*値15の分布と画像もモニタ112に表示する。さらに、変換前後の比較として、色差(最小値、最大値、平均値)を計算しモニタ112に表示する。
【0035】
図5に示す系は、何段もカラーマッチングを重ねることができ、どのようなワークフローにも柔軟に対応することができる。その一例として、RGB画像を入力してL*a*b*値を経由してCMYK画像に変換する方法を説明する。
【0036】
図6、図7はCPU 104がモニタ112に表示するユーザインタフェイスを示す図である。
【0037】
図6において、ウィンドウ201はカラーマッチングツールのメインウィンドウである。ウィンドウ202はポイント表示マネージャを示すダイアログで、ここで色分布オブジェクトを一括管理することができる。
【0038】
まず、ユーザが画像入力を指示すると画像入力ダイアログ203が表示される。ユーザが画像ファイル名を入力または選択して「実行」ボタンを押すと、CPU 104は、指定の画像ファイルを入力してRGBデータを格納する(図6においては、ポイント表示マネージャ202上にID3として表示されている)。そして、RGBデータをカラーマッチングすることで、L*a*b*データに変換し(図6においては、ポイント表示マネージャ202上にID4として表示されている)、その色分布をメインウィンドウ201に表示する。
【0039】
続いて、CPU 104は、上記のL*a*b*データをCMYKデータに変換するが、CMYKデータに変換する方法として二種類の異なった処理を行う(図7においては、ポイント表示マネージャ202上にID6およびID8として表示されている)。
【0040】
さらに、CPU 104は、CMYKデータを再びL*a*b*データに変換し(図7においては、ポイント表示マネージャ202上にID7およびID9として表示されている)、メインウィンドウ201に表示する。これにより、ユーザは、変換方法の違いによる差を視覚的に確認することが可能になる。
【0041】
また、CPU 104は、ポイント表示マネージャ202上のオブジェクト名に、その色分布の変換履歴情報を表示するので、ユーザは、カラーマッチングの変換履歴を把握することも可能である。例えば、下記に一例を示す変換履歴情報(の文字列)は、SKY.tifというTIFF形式のRGB画像ファイルを読み込み、sRGBのICCプロファイルを入力プロファイルに、JMPA2.iccというICCプロファイルを出力プロファイルに設定したカラーマッチングによりCMYKデータに変換したこと、さらに、入力プロファイルにJMPA2.icc、出力プロファイルにGenericLab.iccというICCプロファイルを設定したカラーマッチングによりL*a*b*データに変換したことを意味する。
SKY.tif -> sRGB.icm + JMPA2.icc -> JMPA2.icc + GenericLab.icc
【0042】
このように、本実施例によれば、色信号から色空間を生成してモニタ等に表示するので、ユーザは、複数の色空間の位置関係等を精度よく視認することができる。また、本実施例によれば、画像(RGBもしくはCMYK)を入力してカラーマッチングを通して色空間と合わせて表示するので、ユーザは、画像の色分布を視覚的に把握することができる。そして、ユーザは、その色分布の定量的な特徴を視覚的に確認することが可能になり、本実施例には、画像のカラーマッチング結果を合わせて表示するので、ユーザは、変換前後の色差情報を取得することができる。さらに、本実施例は、一つのオブジェクト(色分布)に対して複数の変換方法を並列的に処理するので、ユーザは、変換結果を比較することができる。また、本実施例は、オブジェクト(色分布)の変換履歴を表示するので、ユーザは、本実施例を色空間圧縮処理等のアルゴリズム開発の設計支援ツールとして、また、画像の特徴把握のためのツールなどに用いることができる。
【0043】
従って、カラーマッチングの際に、二つ以上の異なる色分布の変換結果比較や、変換履歴情報などを表示することで、ユーザが意図する作業を効率的に行うことができ、色空間圧縮などの設計に利用可能なカラーマッチングツールを提供して、色空間圧縮の設計などの開発効率を向上することができる。
【0044】
[他の実施例]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0045】
また、本発明の目的は、前述した実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0046】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0047】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
【図1】色情報表示装置の構成例を示すブロック図、
【図2】色情報表示処理の一例を示すフローチャート、
【図3】CIEL*a*b*色空間における二つの色域および画像データの分布の表示例を示す図、
【図4】座標値を入力する方法の一例を説明する図、
【図5】CPUが入力画像をカラーマッチングする際のデータフローを示す図、
【図6】CPUがモニタに表示するユーザインタフェイスを示す図、
【図7】CPUがモニタに表示するユーザインタフェイスを示す図である。




 

 


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