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発明の名称 ソフトウェアのインストール方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4245(P2007−4245A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−180542(P2005−180542)
出願日 平成17年6月21日(2005.6.21)
代理人 【識別番号】100090538
【弁理士】
【氏名又は名称】西山 恵三
発明者 金森 秀幸
要約 課題
システムが備えるドライバ情報格納部を検索する仕組みを提供する。

解決手段
プリンタドライバをコンピュータにインストールするドライバインストール手段と記ドライバ情報格納部を検索するドライバ情報格納部検索手段と、特定のドライバ情報格納部の情報を更新するドライバ情報更新手段と、ドライバ情報格納部検索手段による検索結果に基づき前記ドライバ情報更新手段によって更新される前記特定のドライバ情報格納部の情報の複製を異なるドライバ情報格納部に保存するドライバ情報複製手段を備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
プリンタドライバの情報を格納するドライバ情報格納部を一つ又は複数備えるシステムが動作するコンピュータにプリンタドライバをインストールするプリンタドライバインストール方法において、プリンタドライバをコンピュータにインストールするドライバインストール手段と、前記ドライバ情報格納部を検索するドライバ情報格納部検索手段と、特定のドライバ情報格納部の情報を更新するドライバ情報更新手段と、前記ドライバ情報格納部検索手段による検索結果に基づき前記ドライバ情報更新手段によって更新される前記特定のドライバ情報格納部の情報の複製を異なるドライバ情報格納部に保存するドライバ情報複製手段を備えることを特徴とするプリンタドライバインストールの情報処理方法。
【請求項2】
前記ドライバ情報複製手段は、保存先のドライバ情報格納部に前記ドライバ情報更新手段によって更新される前記特定のドライバ情報格納部の情報が既に格納されているか否かを確認するドライバ情報更新確認手段と、前記ドライバ情報更新確認手段による確認結果に基づき前記特定のドライバ情報格納部の情報の複製を保存する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のプリンタドライバインストール方法。
【請求項3】
前記プリンタドライバインストール方法は、特定のプリンタドライバが既にコンピュータ上に存在するか否かを確認するドライバ確認手段と、システムが前記特定のプリンタドライバを実行中か否かを確認するドライバ実行確認手段と、前記ドライバ確認手段による確認結果と前記ドライバ実行確認手段による確認結果に基づきプリンタドライバのインストールを中止又は続行するインストール制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のプリンタドライバインストール方法。
【請求項4】
前記プリンタドライバインストール方法は、前記ドライバ確認手段による確認結果と前記ドライバ実行確認手段による確認結果に基づき前記特定のプリンタドライバの実行を中止するようにシステムに指示するドライバ実行中止指示手段を備えることを特徴とする請求項3に記載のプリンタドライバインストール方法。
【請求項5】
前記プリンタドライバインストール方法は、前記ドライバ確認手段による確認結果と前記ドライバ実行確認手段による確認結果に基づきインストールを中止又は続行している旨をユーザに通知するインストール状況通知手段を備えることを特徴とする請求項3に記載のプリンタドライバインストール方法。
【請求項6】
前記プリンタドライバインストール方法は、前記ドライバ情報更新手段により更新する前記特定のドライバ情報格納部の情報に特定のプログラムがアクセスしているか否かを確認する更新情報アクセス状況確認手段と、前記更新情報アクセス状況確認手段による確認結果に基づき前記特定のドライバ情報格納部の情報の更新を中止又は続行するドライバ情報更新制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のプリンタドライバインストール方法。
【請求項7】
前記プリンタドライバインストール方法は、前記更新情報アクセス状況確認手段による確認結果に基づき前記ドライバ情報更新手段により更新するドライバ情報格納部の情報へのアクセスを中止又は続行するように前記特定のプログラムに指示する更新情報アクセス指示手段を備えることを特徴とする請求項6に記載のプリンタドライバインストール方法。
【請求項8】
前記プリンタドライバインストール方法は、前記更新情報アクセス状況確認手段による確認結果に基づき前記ドライバ情報更新手段によるドライバ情報格納部の情報の更新を中止又は続行している旨をユーザに通知するドライバ情報更新状況通知手段を備えることを特徴とする請求項6に記載のプリンタドライバインストール方法。
【請求項9】
前記プリンタドライバインストール方法は、前記ドライバ情報複製手段により複製した情報を保存するドライバ情報格納部の情報に特定のプログラムがアクセスしているか否かを確認する保存情報アクセス状況確認手段と、前記保存情報アクセス状況確認手段による確認結果に基づき前記ドライバ情報格納部への情報の保存を中止又は続行するドライバ情報複製保存制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のプリンタドライバインストール方法。
【請求項10】
前記プリンタドライバインストール方法は、前記保存情報アクセス状況確認手段による確認結果に基づき前記ドライバ情報複製保存手段により保存するドライバ情報格納部の情報へのアクセスを中止又は続行するように前記特定のプログラムに指示する保存情報アクセス指示手段を備えることを特徴とする請求項9に記載のプリンタドライバインストール方法。
【請求項11】
前記プリンタドライバインストール方法は、前記保存情報アクセス状況確認手段による確認結果に基づき前記ドライバ情報複製保存手段によるドライバ情報格納部の情報の複製保存を中止又は続行している旨をユーザに通知するドライバ情報複製保存状況通知手段を備えることを特徴とする請求項9に記載のプリンタドライバインストール方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
プリンタドライバのインストールに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、プリンタとホストコンピュータと双方を接続する通信インタフェースで構成される印刷システムにおいて、ホストコンピュータ上からプリンタの各種メンテナンスや設定を行うことが一般的である。ホストコンピュータ上にはプリンタのメンテナンス機能や設定機能を備えたユーティリティアプリケーションが組み込まれ、ユーザはユーティリティアプリケーションを用いて、例えばインクジェットプリンタに搭載されたヘッドのクリーニングやヘッドの位置の調整、自動的にプリンタの電源をオン又はオフにするための設定や印刷時の動作音を抑制するための設定を行う。ユーティリティアプリケーションには、複数のプリンタをサポートし、各プリンタが備える機能に基づいた各種メンテナンスや設定機能をユーザに提供するものがある。ユーティリティアプリケーションは、プリンタと一対一で対応するプリンタドライバからプリンタがサポートするメンテナンス機能や設定機能に関する情報を取得して、この情報に基づき使用可能な機能をユーザに提供する。このようなユーティリティアプリケーションは、プリンタドライバからプリンタの情報を取得する処理を高速化するために、これらの情報をキャッシュに格納している。ユーティリティアプリケーションはプリンタドライバがホストコンピュータにインストールされたタイミングでプリンタドライバからプリンタの情報を取得してキャッシュを更新し、通常はキャッシュを参照することによって処理を高速化している。
【0003】
また、プリンタと情報を授受するリモートメンテナンス技術がある(特許文献1)。
【特許文献1】特開2003−177888
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のような通常はキャッシュを参照することによってプリンタの情報を取得するユーティリティアプリケーションがホストコンピュータに組み込まれている場合、プリンタドライバをインストールする処理においてユーティリティアプリケーションにプリンタの情報を格納するキャッシュの更新を指示する。そして、この指示に基づきユーティリティアプリケーションはプリンタドライバからプリンタの情報を取得してキャッシュに格納する。ところで、複数ユーザで使用可能なオペレーティングシステムがホストコンピュータ上で動作する環境では、ローカルで動作するユーティリティアプリケーションはプリンタドライバから取得したプリンタの情報をローカルキャッシュに格納する。特定のユーザによってプリンタドライバがインストールされると、ユーティリティアプリケーションは取得したプリンタの情報を特定のユーザのキャッシュにのみ格納し、その他のユーザのキャッシュには格納しない。このため、ユーザは各々プリンタドライバをインストールしてキャッシュを更新する必要がある。これに対してプリンタドライバをインストールする処理で、ユーティリティアプリケーションを介して全ユーザのキャッシュを更新するものがあるが、複数のキャッシュを更新することによってインストールに多大な時間を要するという問題があった。
【0005】
本発明は上記問題点に鑑み、プリンタの情報を格納するキャッシュを効率的に更新することによってプリンタドライバのインストール処理に要する時間を短縮することが可能なインストール方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)プリンタドライバの情報を格納するドライバ情報格納部を一つ又は複数備えるシステムが動作するコンピュータにプリンタドライバをインストールする方法において、プリンタドライバをコンピュータにインストールするドライバインストール手段と、前記ドライバ情報格納部を検索するドライバ情報格納部検索手段と、特定のドライバ情報格納部の情報を更新するドライバ情報更新手段と、前記ドライバ情報格納部検索手段による検索結果に基づき前記ドライバ情報更新手段によって更新される前記特定のドライバ情報格納部の情報の複製を異なるドライバ情報格納部に保存するドライバ情報複製手段を備える。
【0007】
(2)上記(1)において、前記ドライバ情報複製手段は、保存先のドライバ情報格納部に前記ドライバ情報更新手段によって更新される前記特定のドライバ情報格納部の情報が既に格納されているか否かを確認するドライバ情報更新確認手段と、前記ドライバ情報更新確認手段による確認結果に基づき前記特定のドライバ情報格納部の情報の複製を保存する手段を備える。
【0008】
(3)上記(1)において、特定のプリンタドライバが既にコンピュータ上に存在するか否かを確認するドライバ確認手段と、システムが前記特定のプリンタドライバを実行中か否かを確認するドライバ実行確認手段と、前記ドライバ確認手段による確認結果と前記ドライバ実行確認手段による確認結果に基づきプリンタドライバのインストールを中止又は続行するインストール制御手段を備える。
【0009】
(4)上記(3)において、前記ドライバ確認手段による確認結果と前記ドライバ実行確認手段による確認結果に基づき前記特定のプリンタドライバの実行を中止するようにシステムに指示するドライバ実行中止指示手段を備える。
【0010】
(5)上記(3)において、前記ドライバ確認手段による確認結果と前記ドライバ実行確認手段による確認結果に基づきインストールを中止又は続行している旨をユーザに通知するインストール状況通知手段を備える。
【0011】
(6)上記(1)において、前記ドライバ情報更新手段により更新する前記特定のドライバ情報格納部の情報に特定のプログラムがアクセスしているか否かを確認する更新情報アクセス状況確認手段と、前記更新情報アクセス状況確認手段による確認結果に基づき前記特定のドライバ情報格納部の情報の更新を中止又は続行するドライバ情報更新制御手段を備える。
【0012】
(7)上記(6)において、前記更新情報アクセス状況確認手段による確認結果に基づき前記ドライバ情報更新手段により更新するドライバ情報格納部の情報へのアクセスを中止又は続行するように前記特定のプログラムに指示する更新情報アクセス指示手段を備える。
【0013】
(8)上記(6)において、前記更新情報アクセス状況確認手段による確認結果に基づき前記ドライバ情報更新手段によるドライバ情報格納部の情報の更新を中止又は続行している旨をユーザに通知するドライバ情報更新状況通知手段を備える。
【0014】
(9)上記(1)において、前記ドライバ情報複製手段により複製した情報を保存するドライバ情報格納部の情報に特定のプログラムがアクセスしているか否かを確認する保存情報アクセス状況確認手段と、前記保存情報アクセス状況確認手段による確認結果に基づき前記ドライバ情報格納部への情報の保存を中止又は続行するドライバ情報複製保存制御手段を備える。
【0015】
(10)上記(9)において、前記保存情報アクセス状況確認手段による確認結果に基づき前記ドライバ情報複製保存手段により保存するドライバ情報格納部の情報へのアクセスを中止又は続行するように前記特定のプログラムに指示する保存情報アクセス指示手段を備える。
【0016】
(11)上記(9)において、前記保存情報アクセス状況確認手段による確認結果に基づき前記ドライバ情報複製保存手段によるドライバ情報格納部の情報の複製保存を中止又は続行している旨をユーザに通知するドライバ情報複製保存状況通知手段を備える。
【0017】
上記手段により、システムが備えるドライバ情報格納部を検索することができる。更にまた、ドライバ情報格納部の情報が更新済みか否かを確認することができる。更にまた、システムが備えるドライバ情報格納部の情報を更新できる。更にまた、特定のドライバ情報格納部の情報の複製を異なるドライバ情報格納部に保存することができる。更にまた、特定のプリンタドライバが既にコンピュータ上に存在するか否かを確認することができる。更にまた、システムが特定のプリンタドライバを実行中か否かを確認することができる。更にまた、システムが特定のプリンタドライバを実行中か否かに基づきプリンタドライバのインストールを制御できる。更にまた、システムにプリンタドライバの実行の中止を指示することができる。更にまた、プリンタドライバのインストール状況をユーザに通知することができる。更にまた、更新するドライバ情報格納部の情報に特定のプログラムがアクセスしているか否かを確認することができる。更にまた、ドライバ情報格納部の情報の更新をこの情報に特定のプログラムがアクセスしているか否かに基づき制御することができる。更にまた、特定のプログラムに特定のドライバ情報格納部の情報へのアクセスを中止又は続行するように指示することができる。更にまた、特定のドライバ情報格納部の情報の更新状況をユーザに通知することができる。更にまた、保存するドライバ情報格納部の情報に特定のプログラムがアクセスしているか否かを確認することができる。更にまた、ドライバ情報格納部の情報の保存をこの情報に特定のプログラムがアクセスしているか否かに基づき制御することができる。更にまた、ドライバ情報格納部の情報の複製保存状況をユーザに通知することができる。
【発明の効果】
【0018】
ステムが備えるドライバ情報格納部を検索することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
(実施例)
以下、図面を参照しながら本発明における実施例について詳細に説明する。
【0020】
図1は、本実施形態における印刷システムの概略構成を示している。ホストコンピュータ1は表示部2、CPU3、ROM4、RAM5、インタフェース制御部(I/F)6、入力操作部7、内蔵記憶装置8、外部記憶装置9により構成される。プリンタ11は、インタフェース制御部(I/F)12、印刷制御部13、印刷エンジン14により構成される。ホストコンピュータのインタフェース制御部にはLANやUSBなどの通信インタフェース10を介してプリンタのインタフェース制御部が接続される。
【0021】
コンピュータにおいて、ROMに格納されるプログラムは内蔵記憶装置又は外部記憶装置に格納されるオペレーティングシステムをRAMにロードして実行する。オペレーティングシステムはホストコンピュータ上の各装置を管理し、CPUの動作を制御して、表示部への各種表示や入力操作部からのデータ取得、内蔵記憶装置または外部記憶装置に格納される各種プログラムの実行、インタフェース制御部へのデータの出力などを行う。本実施例では、ホストコンピュータ上で実行されるオペレーティングシステムとして例えば複数のユーザで使用可能なMac OS X(商品名)を想定している。
【0022】
プリンタにおいて、印刷制御部は印刷全体を制御し、印刷エンジンは印刷制御部に従って記録媒体に対して印刷する。本実施例では、インクジェット方式のプリンタを想定しているが、レーザビームプリンタ、ファクシミリ、複写機、及びこれらの複合機であっても良い。
【0023】
オペレーティングシステムは内蔵記憶装置に格納されているユーティリティアプリケーションをRAMにロードして実行する。ユーティリティアプリケーションはユーザの操作に基づき各種メンテナンスや設定を行うための制御コマンドを生成する。生成した制御コマンドはインタフェース制御部より通信インタフェースを介してプリンタに送信される。プリンタは受信した制御コマンドに基づきメンテナンス機能の実行や設定処理を行う。本実施例では、ユーティリティアプリケーションは複数の機種をサポートしており、プリンタと一対一で対応するプリンタドライバとは別に予めホストコンピュータの内蔵記憶装置に記憶されている。
【0024】
プリンタドライバはホストコンピュータ上にインストールされることによって内蔵記憶装置に格納される。プリンタドライバ及びプリンタドライバをインストールするプログラムはフロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROMなどの外部記憶装置に格納されており、オペレーティングシステムはインストールプログラムをRAMにロードして実行する。インストールプログラムが実行されると、外部記憶装置に格納されたプリンタドライバは内蔵記憶装置に格納される。
【0025】
ユーティリティアプリケーションは、ホストコンピュータに接続されているプリンタがサポートするメンテナンス機能及び設定機能に基づき使用可能な各種機能をユーザに提供する。図2はユーティリティアプリケーションの起動処理の流れを示す。ユーティリティアプリケーションが起動処理を開始するとS101に進み、ホストコンピュータにプリンタが接続されているか否かを確認する。S101においてホストコンピュータにプリンタが接続されていないと判断するとS106に進み、ユーティリティアプリケーションの起動処理を終了する。S101においてホストコンピュータにプリンタが接続されていると判断するとS102に進み、接続プリンタに対応する情報がキャッシュにあるかを検索する。キャッシュにはプリンタがサポートする各種メンテナンス機能や設定機能の情報が含まれている。キャッシュのデータ構造については後述する(図3)。これらの情報はプリンタドライバをインストールするとき又はS109において、プリンタドライバから取得して格納される。プリンタドライバをインストールするときの処理については後述する(図5)。S103においてキャッシュに接続プリンタの情報があると判断するとS104に進み、キャッシュの情報を取得する。そしてS105にて、取得した情報に基づきユーティリティアプリケーションの操作画面を表示した後にS106に進み、起動処理を終了する。S103においてキャッシュに接続プリンタの情報がないと判断するとS107に進み、ホストコンピュータ上に接続プリンタに対応するプリンタドライバがあるかを検索する。S108において対応するプリンタドライバがあると判断するとS109に進み、ドライバから接続プリンタの情報を取得する。そしてS110にてS109で取得した情報をキャッシュに格納した後にS105に進む。そしてS105にて、取得した情報に基づきユーティリティアプリケーションの操作画面を表示した後にS106に進み、起動処理を終了する。S108において接続プリンタに対応するプリンタドライバがないと判断するとS106に進み、ユーティリティアプリケーションの起動処理を終了する。
【0026】
図3はユーティリティアプリケーションが保持するプリンタの情報を格納するためのキャッシュのデータ構造の一例を示す。データは特定の情報にアクセスするためのKeyと情報を格納するValueによって構成される。格納される各々の情報には固有なKeyが割り当てられ、Keyに基づいてValueを参照することによって必要な情報を取得することができる。データには、プリンタのモデル名、サポートするメンテナンス機能の数および対応するメンテナンス機能、サポートする設定機能の数及び対応するサポート機能に関するKeyとValueが格納される。
【0027】
ユーティリティアプリケーションは、図2のS104またはS109において取得したプリンタがサポートするメンテナンス機能及び設定機能に関する情報に基づき、各種機能を実行するための操作画面を表示する。図4は、図2のS105においてユーティリティアプリケーションが起動したときに表示する操作画面の一例であり、図3に示すプリンタの情報に基づき表示される画面である。操作画面21は、メンテナンス機能を実行するためのボタン22、23、24と設定機能を実行するためのボタン25,26,27と終了ボタン28で構成される。ユーティリティアプリケーションは、メンテナンス機能および設定機能を実行するためのボタンが押下されると、各機能に対応するコマンドを生成してプリンタに送信する。終了ボタンが押下されると、操作画面を閉じた後、処理を終了する。
【0028】
図5は、プリンタドライバをインストールするプログラムの処理の流れを示す。本処理は複数のユーザで使用可能なオペレーティングシステムにログインする任意のユーザによって実行され、本処理を実行するユーザがログインしている環境をローカルとし、これとは異なるユーザがログインしている環境を仮にユーザAとする。インストールプログラムが実行されると、S201において、インストールするプリンタと同じか又はバージョンが異なるプリンタドライバが既にホストコンピュータ上にあり、そのプリンタドライバを用いて印刷中か否かを確認する。印刷中であると判断するとS208に進み、インストールするプリンタドライバが既にホストコンピュータ上にあり、印刷中であるためインストールを中断していることをユーザに通知する。本ステップにおいて、印刷を中止することもできる。S201において印刷中でないと判断するとS202に進み、プリンタドライバをホストコンピュータにインストールする。そしてS203において、ユーティリティアプリケーションがローカルで起動中か否かを確認する。起動中であると判断するとS209に進み、ユーティリティアプリケーションに対して終了を指示するイベントを発行する。本ステップにおいて、ローカルのキャッシュを参照するユーティリティアプリケーションが起動中であるためキャッシュの更新を中断していることをユーザに通知することもできる。S203においてユーティリティアプリケーションが起動中でないと判断するとS204に進み、ローカルのキャッシュを更新する。キャッシュの更新は、ユーティリティアプリケーションを介して行われる。プリンタドライバがユーティリティアプリケーションにキャッシュの更新を指示すると、ユーティリティアプリケーションはS202でインストールされたプリンタドライバにサポートするプリンタのモデル名、メンテナンス機能、設定機能を問い合わせてこれらの情報を取得し、ローカルのキャッシュに格納する。S209において起動中のユーティリティに終了を指示した場合は、本ステップにおいて更新したキャッシュに基づきユーティリティを再び起動することもできる。キャッシュの更新が完了するとS205に進み、他のユーザのキャッシュを検索する。そして、S206においてユーザAのキャッシュが更新されていないと判断するとS210に進み、ユーザAの環境においてユーティリティアプリケーションが起動中か否か、即ちユーザAがオペレーティングシステムにログインし、ユーティリティアプリケーションを実行中であるか否かを確認する。起動中であると判断するとS212に進み、ユーティリティアプリケーションに対して終了を指示するイベントを発行する。本ステップにおいて、ユーザAのキャッシュを参照するユーティリティアプリケーションが起動中であるためキャッシュの複製を中断していることをユーザに通知することもできる。S210においてユーティリティアプリケーションが起動中でないと判断すると、S211に進みローカルのキャッシュを複製してユーザAのキャッシュに設定する。S212において起動中のユーティリティに終了を指示した場合は、本ステップにおいて設定したキャッシュに基づきユーティリティを再び起動することもできる。キャッシュの設定が完了するとS205に進む。S206において更新されていないキャッシュがないと判断するとS207に進みインストール処理を終了する。
【0029】
本発明の実施形態における印刷システムとは、単体の装置ではなく、PCとプリンタとが特定の双方向インタフェースで接続された構成をとっているが、この例に限られることなく、このようなPCとプリンタの機能が一体となった装置一体型の印刷システムであってもよい。
【0030】
以上説明したように、本発明によれば次のような効果が得られる。上記手段により、システムが備えるドライバ情報格納部を検索することができる。更にまた、ドライバ情報格納部の情報が更新済みか否かを確認することができる。更にまた、システムが備えるドライバ情報格納部の情報を更新できる。更にまた、特定のドライバ情報格納部の情報の複製を異なるドライバ情報格納部に保存することができる。更にまた、特定のプリンタドライバが既にコンピュータ上に存在するか否かを確認することができる。更にまた、システムが特定のプリンタドライバを実行中か否かを確認することができる。更にまた、システムが特定のプリンタドライバを実行中か否かに基づきプリンタドライバのインストールを制御できる。更にまた、システムにプリンタドライバの実行の中止を指示することができる。
【0031】
更にまた、プリンタドライバのインストール状況をユーザに通知することができる。更にまた、更新するドライバ情報格納部の情報に特定のプログラムがアクセスしているか否かを確認することができる。更にまた、ドライバ情報格納部の情報の更新をこの情報に特定のプログラムがアクセスしているか否かに基づき制御することができる。更にまた、特定のプログラムに特定のドライバ情報格納部の情報へのアクセスを中止又は続行するように指示することができる。更にまた、特定のドライバ情報格納部の情報の更新状況をユーザに通知することができる。更にまた、保存するドライバ情報格納部の情報に特定のプログラムがアクセスしているか否かを確認することができる。更にまた、ドライバ情報格納部の情報の保存をこの情報に特定のプログラムがアクセスしているか否かに基づき制御することができる。更にまた、ドライバ情報格納部の情報の複製保存状況をユーザに通知することができる。
【0032】
(他の実施形態)
本実施形態における各図に示す処理が、外部からインストールされるプログラムによって、それぞれの装置より遂行される。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群をホストコンピュータに供給される場合でも本発明は適用されるものである。
【0033】
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、又は、外部サーバ(図示省略)からダウンロードすることで、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
【0034】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、たとえば、フロッピィーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、DVD、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、EEPROM等を用いることができる。
【0035】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本実施例の一形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図
【図2】ユーティリティアプリケーションの起動処理の流れを示す図
【図3】プリンタの情報を格納するキャッシュのデータ構造を示す図
【図4】ユーティリティアプリケーションの操作画面を示す図
【図5】プリンタドライバをインストールするプログラムの処理の流れを示す図
【符号の説明】
【0037】
1 ホストコンピュータ
2 ホストコンピュータの表示部
3 ホストコンピュータのCPU
4 ホストコンピュータのROM
5 ホストコンピュータのRAM
6 ホストコンピュータのI/F制御部
7 ホストコンピュータの入力操作部
8 ホストコンピュータの内蔵記憶装置
9 ホストコンピュータの外部記憶装置
10 通信インタフェース
11 プリンタ
12 プリンタのI/F制御部
13 プリンタの印刷制御部
14 プリンタの印刷エンジン
21 ユーティリティアプリケーションの操作画面
22 ユーティリティアプリケーションのヘッドクリーニング実行ボタン
23 ユーティリティアプリケーションの給紙ローラークリーニング実行ボタン
24 ユーティリティアプリケーションのヘッド位置調整実行ボタン
25 ユーティリティアプリケーションの自動電源オン設定ボタン
26 ユーティリティアプリケーションの自動電源オフ設定ボタン
27 ユーティリティアプリケーションの印刷動作音抑制設定ボタン
28 ユーティリティアプリケーションの終了ボタン




 

 


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