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画像形成装置 - ブラザー工業株式会社
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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−86651(P2007−86651A)
公開日 平成19年4月5日(2007.4.5)
出願番号 特願2005−278075(P2005−278075)
出願日 平成17年9月26日(2005.9.26)
代理人 【識別番号】100096840
【弁理士】
【氏名又は名称】後呂 和男
発明者 山田 章広
要約 課題
一度印刷キューに加えられた印刷ジョブを削除せずに保留することが可能となる画像形成装置を提供する。

解決手段
カラーレーザプリンタ1では、コンピュータ150から送信される印刷ジョブがRAM93に記憶され、画像形成部5により、印刷キューに並んだ複数の印刷ジョブが順に印刷されるようになっている。さらに、印刷キューに並んだ印刷ジョブのうち、少なくとも一つの印刷ジョブを、印刷キューから外して印刷手段による印刷を保留できるようになっており、印刷キューから外され保留状態とされた印刷ジョブは、後から再度印刷キューに加えることができるようになっている。
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷キューに並ぶ複数の印刷ジョブを順に印刷する印刷手段と、
前記印刷キューに並ぶ印刷ジョブのうち、少なくとも一つの印刷ジョブを、前記印刷キューから外して前記印刷手段による印刷を保留する保留手段と、
前記保留手段によって前記印刷キューから外され保留状態とされた前記印刷ジョブを、再度印刷キューに戻す保留解除手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記保留手段は、前記印刷キューに並ぶ印刷ジョブのうち、複数の印刷ジョブを、前記印刷キューから外して前記印刷手段による印刷を保留することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記保留手段は、保留対象とする印刷ジョブの条件を指定して、当該条件に合致する複数の印刷ジョブを、前記印刷キューから外して前記印刷手段による印刷を保留することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記印刷キューに並ぶ印刷ジョブを削除する第1削除手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記保留手段によって保留状態とされた印刷ジョブを削除する第2削除手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項6】
パスワードが入力される入力手段を有し、
前記保留解除手段は、前記入力手段に入力されたパスワードが正規である場合に、前記保留手段によって保留状態とされた前記印刷ジョブを、再度印刷キューに戻すことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記保留手段は、当該画像形成装置に対して着脱可能なメモリに保留対象の印刷ジョブを記憶することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記保留手段によって保留状態となった印刷ジョブの一部が既に印刷済みである場合、
前記保留解除手段によって当該印刷ジョブが再度印刷キューに戻された際は、当該印刷ジョブのうちの未印刷分が前記印刷手段により印刷されることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記印刷ジョブは、当該画像形成装置に接続されたコンピュータから送信されたものであることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、複数の印刷ジョブを記憶手段に記憶し、登録されているジョブ順に印刷を行う構成のものが提供されている。中でも、特許文献1では、受け付けた印刷ジョブをキャンセルする機能を備えた構成が提供されており、この技術によれば、印刷前、或いは印刷中に登録されている印刷ジョブを中止できるようになり、例えば、印刷中に印刷結果に不具合が生じていることに気づいた場合などにおいて、適切な対処を採りやすくなる。
【特許文献1】特開2001−341382公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記特許文献1の技術は、一時的に印刷を保留したい印刷ジョブがあったとしても、キャンセルするしか手だてはなく、この点において利便性に欠けるものであった。例えば、印刷中に急用が入った場合等、印刷ジョブを印刷キューから一時的に外し、後から印刷を行うべき事情が生じた場合、印刷ジョブをキャンセルする方法でしか対処ができなかったため、このような場合には、ユーザはキャンセル以後に当該印刷ジョブについて再度印刷指令を行わなければならず、手間と時間がかかってしまっていた。
【0004】
本発明は上記のような事情に基づいてなされたものであって、一度印刷キューに並んだ印刷ジョブを削除せずに保留することが可能となる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、印刷キューに並ぶ複数の印刷ジョブを順に印刷する印刷手段と、前記印刷キューに並ぶ印刷ジョブのうち、少なくとも一つの印刷ジョブを、前記印刷キューから外して前記印刷手段による印刷を保留する保留手段と、前記保留手段によって前記印刷キューから外され保留状態とされた前記印刷ジョブを、再度印刷キューに戻す保留解除手段と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記保留手段は、前記印刷キューに並ぶ印刷ジョブのうち、複数の印刷ジョブを、前記印刷キューから外して前記印刷手段による印刷を保留することを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記保留手段は、保留対象とする印刷ジョブの条件を指定して、当該条件に合致する複数の印刷ジョブを、前記印刷キューから外して前記印刷手段による印刷を保留することを特徴とする。
【0008】
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記印刷キューに並ぶ印刷ジョブを削除する第1削除手段を備えたことを特徴とする。
【0009】
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、前記保留手段によって保留状態とされた印刷ジョブを削除する第2削除手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の画像形成装置において、パスワードが入力される入力手段を有し、前記保留解除手段は、前記入力手段に入力されたパスワードが正規である場合に、前記保留手段によって保留状態とされた前記印刷ジョブを、再度印刷キューに戻すことを特徴とする。
【0011】
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置において、前記保留手段は、当該画像形成装置に対して着脱可能なメモリに保留対象の印刷ジョブを記憶することを特徴とする。
【0012】
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記保留手段によって保留状態となった印刷ジョブの一部が既に印刷済みである場合、前記保留解除手段によって当該印刷ジョブが再度印刷キューに戻された際は、当該印刷ジョブのうちの未印刷分が前記印刷手段により印刷されることを特徴とする。
【0013】
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成装置において、前記印刷ジョブは、当該画像形成装置に接続されたコンピュータから送信されたものであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、一度印刷キューに加えられた印刷ジョブを削除(消去)せずに保留することが可能となる。従って、印刷ジョブを印刷キューから外し、後から印刷を行うべき事情が生じた場合に手間をかけずに迅速に印刷処理を行うことができる。
【0015】
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、複数の印刷ジョブをまとめて保留できるようになるため、使い勝手がより良好となる。
【0016】
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、条件に合致した印刷ジョブをまとめて保留できるようになるため、より一層利便性に優れた構成となる。
【0017】
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、より使い勝手を向上できることとなる。
【0018】
<請求項5の発明>
請求項5の発明によれば、保留している印刷ジョブを削除するといった使い方が可能となるため、使い方の自由度が高まり、より有用な構成となる。
【0019】
<請求項6の発明>
請求項6の発明によれば、保留中の印刷ジョブを第三者に勝手に出力されてしまうことを効果的に防止できる。
【0020】
<請求項7の発明>
請求項7の発明によれば、着脱可能なメモリに保留中の印刷ジョブが記憶されることとなるため、保留した印刷ジョブが記憶されたメモリを取り外して持ち運ぶことが可能となり、第三者によって印刷ジョブが印刷されることを防止できる。
【0021】
<請求項8の発明>
請求項8の発明によれば、印刷の重複を排除することができる。
【0022】
<請求項9の発明>
コンピュータから送信される印刷ジョブを保留できるようにすると一層使い勝手が良くなるため、請求項9のようにすればより有用である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0023】
<実施形態1>
本発明の実施形態1について図面を参照しつつ説明する。
1.全体構成
図1は、本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を示す側断面図である。
このカラーレーザプリンタ1(以下、単にレーザプリンタ1ともいう)は、複数のプロセス部17が水平方向において並列的に配置される、横並びタイプのタンデム方式のカラーレーザプリンタであって、本体ケーシング2内に、被記録媒体としての用紙3を給紙するための給紙部4、給紙された用紙3に画像を形成するための画像形成部5、画像が形成された用紙3を排紙するための排紙部6を備えている。
【0024】
本体ケーシング2は、上側が開口される側面視略矩形状のボックス形状をなし、その上側にはトップカバー7が設けられている。このトップカバー7は、本体ケーシング2の後側(以下の説明において、図1における左側を後側、右側を前側とする。)に設けられるカバー軸8を介して回動可能に支持されており、本体ケーシング2に対して開閉自在に設けられている。
【0025】
給紙部4は、本体ケーシング2内の底部に設けられる用紙トレイ9と、その用紙トレイ9の前側上方に設けられる供給手段としてのピックアップローラ10および給紙ローラ11と、給紙ローラ11の前側上方に設けられる給紙側U字パス12と、給紙側U字パス12の途中に設けられる1対の搬送ローラ13および1対のレジストローラ14とを備えている。
【0026】
用紙トレイ9は、引き出し可能とされるものであり、この用紙トレイ9内には、用紙3がスタックされており、その最上位にある用紙3は、まず、ピックアップローラ10によってピックアップされて、前方に搬送され、次いで、給紙ローラ11によって給紙側U字パス12に給紙される。
【0027】
給紙側U字パス12は、上流側端部が、下方において給紙ローラ11に隣接し、用紙3が前方に向かって給紙されるように、また、下流側端部が、上方において後述する搬送ベルト38に隣接し、用紙3が後方に向かって排紙されるような、略U字状の用紙3の搬送経路として形成されている。
【0028】
そして、給紙側U字パス12の上流側端部に、前方に向かって給紙された用紙3は、給紙側U字パス12内において、搬送ローラ13により搬送され、搬送方向が反転され、レジストローラ14によるレジスト後に、レジストローラ14によって、後方に向かって排紙される。
【0029】
画像形成部5は、プロセス部17、転写部18および定着部19を備えている。
プロセス部17は、複数色のトナーの各色ごとに設けられている。すなわち、プロセス部17は、イエロープロセス部17Y、マゼンタプロセス部17M、シアンプロセス部17Cおよびブラックプロセス部17Kの4つからなる。これらプロセス部17は、前方から後方に向かって互いに間隔を隔てて、水平方向において重なるように、順次並列して配置されている。
【0030】
各プロセス部17は、各プロセス部17に固定配置される露光装置としてのスキャナユニット20と、各プロセス部17に対して着脱自在に装着されるプロセスカートリッジ21とを備えている。
スキャナユニット20は、レーザ発光部(図示せず)、ポリゴンミラー22、レンズ23、ならびに反射鏡24とを備えている。そして、スキャナユニット20では、レーザ発光部から発光される画像データに基づくレーザ光が、ポリゴンミラー22で反射され、レンズ23を通過し、反射鏡24で反射されて、後述する感光ドラム25に向けて出射される。
【0031】
各プロセスカートリッジ21は、前後方向および上下方向に対して傾斜する方向、つまり、上方が前側に傾斜する方向に沿って着脱可能に構成され、感光体としての感光ドラム25、スコロトロン型帯電器26、現像ローラ27および供給ローラ28を備えている。
【0032】
感光ドラム25は、円筒形状をなし、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されるドラム本体29と、このドラム本体29の軸心において、ドラム本体29の軸方向に沿って延びるドラム軸30とを備えている。ドラム本体29は、ドラム軸30に対して回転自在に設けられ、ドラム軸30は、プロセスカートリッジ21のフレームの幅方向(前後方向および上下方向に直交する方向、以下同じ。)両側壁に回転不能に支持されている。そして、感光ドラム25は、画像形成時において、後述する搬送ベルト38との接触位置(画像形成位置)における搬送ベルト38の移動方向と同方向(図中時計回り)に回転駆動される。
【0033】
スコロトロン型帯電器26は、ワイヤおよびグリッドを備え、コロナ放電を発生させる正帯電型のスコロトロン型帯電器であり、感光ドラム25の後方において、感光ドラム25と接触しないように間隔を隔てて対向配置されている。
現像ローラ27は、感光ドラム25の上方において感光ドラム25と対向配置され、感光ドラム25と圧接されている。この現像ローラ27は、金属製のローラ軸31に、導電性のゴム材料などの弾性部材からなるローラ部分32が被覆されている。
【0034】
供給ローラ28は、現像ローラ27の上方において現像ローラ27と対向配置され、現像ローラ27と圧接されている。この供給ローラ28は、金属製のローラ軸33に、導電性のスポンジ部材からなるローラ部分34が被覆されている。また、ローラ軸33は、プロセスカートリッジ21の幅方向両側壁に回転自在に支持されている。
【0035】
また、プロセスカートリッジ21内の上側部分は、トナーを収容するトナー収容室35として形成されており、各色ごとのトナーが収容されている。すなわち、トナー収容室35内には、各プロセス部17ごとに、イエロープロセス部17Yにはイエロー、マゼンタプロセス部17Mにはマゼンタ、シアンプロセス部17Cにはシアンおよびブラックプロセス部17Kにはブラックの色を有する正帯電性の非磁性1成分の重合トナーが、それぞれ収容されている。
【0036】
そして、各プロセス部17では、画像形成動作時には、各トナー収容室35に収容されている各色ごとのトナーが、供給ローラ28に供給され、この供給ローラ28の回転により現像ローラ27に供給される。このとき、トナーは、供給ローラ28と、現像バイアスが印加されている現像ローラ27との間で正に摩擦帯電される。
【0037】
一方、スコロトロン型帯電器26が、帯電バイアスの印加により、コロナ放電を発生させて、感光ドラム25の表面を一様に正帯電させている。感光ドラム25の表面は、感光ドラム25の回転に伴なって、スコロトロン型帯電器26により一様に正帯電された後、スキャナユニット20からのレーザ光の高速走査により露光され、用紙3に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
【0038】
さらに感光ドラム25が回転すると、次いで、現像ローラ27の表面に担持されかつ正帯電されているトナーが、現像ローラ27の回転により、感光ドラム25に対向して接触するときに、感光ドラム25の表面に形成されている静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光ドラム25の表面のうち、レーザ光によって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光ドラム25の静電潜像は、可視像化され、感光ドラム25の表面には、各色ごとに、反転現像によるトナー像が担持される。
【0039】
転写部18は、本体ケーシング2内において、給紙部4の上方であって、プロセス部17の下方において前後方向に沿って配置され、駆動ローラ36、従動ローラ37、搬送ベルト38、転写ローラ39、およびベルトクリーニング装置40を備えている。
【0040】
駆動ローラ36は、ブラックプロセス部17Kに装着されるプロセスカートリッジ21の感光ドラム25よりも後方において、その感光ドラム25と水平方向に重ならないような低い高さの位置に配置されている。そして、駆動ローラ36は、図示しないメインモータ96(図2参照、図1では図示略)により、画像形成時において、感光ドラム25の回転方向と逆方向(図中反時計回り)に回転駆動される。
【0041】
従動ローラ37は、イエロープロセス部17Yに装着されるプロセスカートリッジ21の感光ドラム25よりも前方において、駆動ローラ36よりも前方に配置されている。この従動ローラ37は、駆動ローラ36の回転駆動時に、次に述べる搬送ベルト38との接触部分における搬送ベルト38の移動方向と同方向(図中反時計回り)に従動回転する。
【0042】
搬送ベルト38は、無端ベルトからなり、カーボンなどの導電性粒子を分散した導電性のポリカーボネートやポリイミドなどの樹脂によって形成されている。この搬送ベルト38は、駆動ローラ36と従動ローラ37との間に巻回されている。そして、駆動ローラ36の駆動により、従動ローラ37が従動され、搬送ベルト38が、これら駆動ローラ36および従動ローラ37の間を、各プロセス部17の感光ドラム25と対向して接触する画像形成位置において、感光ドラム25と同方向に回転するように、周回移動される。
【0043】
転写ローラ39は、駆動ローラ36および従動ローラ37の間に巻回されている搬送ベルト38内において、各プロセス部17の感光ドラム25と搬送ベルト38を挟んで対向配置されている。この転写ローラ39は、金属製のローラ軸41に、導電性のゴム材料などの弾性部材からなるローラ部分42が被覆されている。また、転写ローラ39は、ローラ軸41の両軸端部が導電性を有する軸受(図示略)に回転自在に支持されている。転写ローラ39はこの軸受を介して転写バイアスが印加されるようになっている。
【0044】
また、ベルトクリーニング装置40は、搬送ベルト38の下方であって、従動ローラ37側寄りに形成される比較的大きなスペース(駆動ローラ36側寄りに形成されるスペースよりも大きなスペース)に配置されている。このベルトクリーニング装置40は、クリーニングボックス46と、クリーニングローラ47と、を備えている。搬送ベルト38内には、クリーニングローラ47と対向するバックアップローラ110が設けられている。
【0045】
定着部19は、転写部18の後方に配置されている。この定着部19は、加熱ローラ48および加圧ローラ49を備えている。
加熱ローラ48は、その表面に離型層が形成される金属素管からなり、その軸方向に沿ってハロゲンランプが内装されている。そして、ハロゲンランプにより、加熱ローラ48の表面が定着温度に加熱される。また、加圧ローラ49は、加熱ローラ48を押圧するように設けられている。
【0046】
そして、用紙3上に転写されたカラー像は、次いで、定着部19に搬送され、用紙3が加熱ローラ48と加圧ローラ49との間を通過する間に、熱定着される。
排紙部6は、排紙側U字パス50、排紙ローラ51、および、排紙トレイ52を備えている。
排紙側U字パス50は、上流側端部が、下方において定着部19に隣接し、用紙3が後方に向かって給紙されるように、下流側端部が、上方において排紙トレイ52に隣接し、用紙3が前方に向かって排紙されるような、略U字状の用紙3の搬送経路として形成されている。
【0047】
排紙ローラ51は、排紙側U字パス50の下流側端部に、1対のローラとして設けられている。
排紙トレイ52は、本体ケーシング2の上面に、前方から後方に向かって下方に傾斜する傾斜壁として形成されている。
定着部19から搬送されてくる用紙は、排紙側U字パス50の上流側端部に、後方に向かって給紙され、その排紙側U字パス50内において、搬送方向が反転され、排紙ローラ51により、前方に向かって排紙トレイ52上に排紙される。
【0048】
2.電気的構成
次に、上記レーザプリンタ1の電気的構成について説明する。
図2は、レーザプリンタ1の電気的構成を概念的に示すブロック図である。
レーザプリンタ1は、図2に示すようにCPU91、ROM92、RAM93、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)からなる制御部95によって各構成要素を制御する制御装置90が構成されている。さらに、制御部95と電気的に接続される形態にて、メインモータ96、スキャナモータ97、表示パネル105、各種センサなどからなる検出部100などが設けられ、これらにより制御系が構成されている。なお、表示パネル105は、操作部98と表示部99とを備えた構成をなしている。表示部99は、液晶表示部などによって構成されており、操作部98は後述する各種キー98a〜98kなどを構成可能なタッチパネルなどによって構成されている。
【0049】
ROM92、RAM93は、CPU91に接続されており、CPU91は、ROM92に記憶された処理手順に従って、その処理結果をRAM93に記憶させながら、制御部95を介して各構成要素を制御する。
【0050】
メインモータ96は、上述の搬送ベルト38などを回転させるモータである。また、スキャナモータ97は、スキャナユニット20内のポリゴンミラー22を回転させるモータである。
CPU91は、予めROM92に格納されたプログラムに基づいて、メインモータ96やスキャナモータ97の駆動制御を行う。
【0051】
制御部95は、CPU91からの指令に従い画像形成部5を制御する。具体的には、スキャナユニット20を構成する各部により感光ドラム25の表面を露光する露光制御を行ったり、用紙3にトナーを転写する際の転写バイアスの制御等を行う。
【0052】
また、制御装置90には、コンピュータ150と接続するためのネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)94が設けられている。
【0053】
また、検出部100は、各種センサによって構成されており、これらセンサが、制御部95に電気的に接続されている。
【0054】
さらに、制御部95にはメモリI/F120が接続されている。メモリI/F120は、図示しないスロットに差し込まれる外部メモリ130と制御装置90とを接続するためのものであり、レーザプリンタ1では、メモリI/F120を介して外部メモリ130に対する情報の記憶及び外部メモリ130からの情報の読み出しが可能とされている。外部メモリ130は、いわゆるリムーバブルメモリとも称される半導体メモリであり、本実施形態では不揮発性のメモリとして構成されている。
【0055】
3.特徴構成
次に、本実施形態の特徴的部分について説明する。
まず、図3ないし図5を参照して概要を説明する。
図3は、印刷ジョブのデータ構造を概念的に説明する説明図であり、図4は印刷ジョブを保留する様子を説明する説明図である。また、図5は、印刷ジョブの保留を解除する様子を説明する説明図である。
レーザプリンタ1では、CPU91(図2)の処理によりコンピュータ150から送信される印刷ジョブ(以下、単にジョブとも言う)が受け取られ、RAM93に記憶されるようになっている。そして、RAM93に記憶され、印刷キューに並んだ複数の印刷ジョブは上述の画像形成部5により順に印刷されるようになっている。印刷キューは、印刷が予定されている複数の印刷ジョブの印刷順を定めるデータ構造であり、図3にて概念的に示されるように、複数の印刷ジョブがいわゆるキュー構造で処理されるように印刷順序が定められている。
【0056】
さらに、本実施形態では、図4に示すように、印刷キューに並んだ印刷ジョブのうち、少なくとも一つの印刷ジョブ(図4では印刷ジョブB)を、印刷キューから外して印刷を保留できるようになっている。そして、図5に示すように、印刷キューから外され保留状態とされた印刷ジョブ(図5では印刷ジョブB)を、後から再度印刷キューに加えることができるようになっている。なお、本実施形態では、図2に示すCPU91が保留手段、保留解除手段、第1削除手段、第2削除手段に相当している。
【0057】
以下、フローチャートを参照して具体的処理について説明する。
まず、図6ないし図10を参照してジョブキャンセル処理について説明する。このジョブキャンセル処理は、画像形成部5による画像形成処理とは並列に実行される処理であり、表示パネル105においてジョブキャンセルキー(図示略)が押された場合に各処理が実施されるようになっている。
【0058】
まず、ジョブキャンセルキーが押されるとS100においてYESに進み、印刷ジョブを印刷キューに並んだ順に表示する(S110)。この印刷ジョブの表示は、図7に示すように、印刷キューに並んだ順に1つずつ印刷ジョブが表示されるようになっており、S100にてジョブキャンセルキーが押された場合にはまず一番最初の印刷ジョブが表示されることとなる。そして、表示パネル105にて終了キー98aが押された場合にはS120にてYESに進んで終了し、そうでない場合にはNOに進む。図7に示すように、印刷ジョブの表示中には、表示パネル105上に+キー98dと−キー98eとが表示されるようになっており、+キー98d或いは−キー98eが押された場合には再びS110に戻り、該当する印刷ジョブを表示する。+キー98dの場合には、印刷キューにおける次の印刷ジョブを表示し、−キー98eの場合には印刷キューにおける前の印刷ジョブを表示することとなる。
【0059】
さらに、図7に示すようにいずれかの印刷ジョブの表示中に+キー98d或いは−キー98eが押されず、削除キー98bが押された場合には、S140においてYESに進む。削除キー98bが押された場合には、図8のような表示がなされるようになっており、さらに確定キー98fが押された場合には、S150にてYESに進み、表示中の印刷ジョブ(図8では、印刷ジョブA)を削除対象としてその旨を記憶する(S160)。また、図8の表示において、確定キー98fが押されず、エミュレーション一括削除キー98gが押された場合には、S150にてNOに進むと共にS170にてYESに進み、選択されたエミュレーションに対応する全印刷ジョブを削除対象としてその旨を記憶する(S180)。本実施形態では、表示中の印刷ジョブと同種のエミュレーションとされている全印刷ジョブを削除対象とすることとなる。また、エミュレーション一括削除の選択がなされず、ユーザ一括削除キー98hが選択された場合、S170にてNOに進むと共に、S190にてYESに進み、選択されたユーザの全印刷ジョブを削除対象としてその旨を記憶する。本実施形態では、表示中の印刷ジョブのユーザの全印刷ジョブを削除対象としてその旨を記憶することとなる。
【0060】
なお、本実施形態では、表示中の印刷ジョブと同種のエミュレーションを一括して削除対象とするようにしたが、エミュレーション情報(エミュレーション名やコードなど)を入力できるようにし、その入力されたエミュレーションに該当する印刷ジョブを一括して削除対象とするようにしてもよい。また、本実施形態では、表示中の印刷ジョブのユーザについての全印刷ジョブを削除対象とするようにしたが、ユーザ情報(ユーザ名やユーザコードなど)を入力できるようにし、該当するユーザについての全印刷ジョブを削除対象とするようにしてもよい。
【0061】
一方、図7のような表示中に削除キー98bが押さず、保留キー98cが押された場合には、S140にてNOに進むと共にS210にてYESに進む。そして、図9のような表示がなされるようになっており、さらに確定キー98iが押された場合には、S220にてYESに進み、表示中の印刷ジョブ(図9では印刷ジョブA)を保留対象としてその旨を記憶する(S230)。また、図9の表示において確定キー98iが押されず、エミュレーション一括保留キー98jが選択された場合には、S220にてNOに進むと共にS240にてYESに進み、選択されたエミュレーションに対応する全印刷ジョブを保留対象としてその旨を記憶する(S250)。本実施形態では、表示中の印刷ジョブ(図9では印刷ジョブA)と同種のエミュレーションとされている全印刷ジョブを保留対象とすることとなる。また、図9の表示においてエミュレーション一括保留の選択がなされず、ユーザ一括保留キー98kが選択された場合、S240にてNOに進むと共に、S260にてYESに進み、選択されたユーザの全印刷ジョブを保留対象としてその旨を記憶する。本実施形態では、表示中の印刷ジョブのユーザの全印刷ジョブを保留対象とすることとなる。
【0062】
なお、本実施形態では、表示中の印刷ジョブと同種のエミュレーションを一括して保留対象とするようにしたが、エミュレーション情報(エミュレーション名やコードなど)を入力できるようにし、その入力されたエミュレーションに該当する印刷ジョブを一括して保留対象とするようにしてもよい。また、本実施形態では、表示中の印刷ジョブのユーザについての全印刷ジョブを保留対象とするようにしたが、ユーザ情報(ユーザ名やユーザコードなど)を入力できるようにし、該当するユーザについての全印刷ジョブを保留対象とするようにしてもよい。
【0063】
以上のように、削除対象或いは保留対象が定められた後、S280の削除・保留処理が実行されることとなる。
図10に示すように、削除、保留処理では、まず、S310にて削除対象のジョブが存在するか判断する。上述のS160、S180、S200にて削除対象のジョブが選択されている場合には、S320にてその選択されている全印刷ジョブをRAM93から削除(消去)する。
【0064】
一方、削除対象の印刷ジョブが存在せず、保留対象の印刷ジョブが存在する場合には、S310にてNOに進むと共に、S330にてYESに進み、パスワード入力を促すと共に、入力された場合にはそのパスワードをRAM93に記憶しておく。パスワードの入力が済んだ場合には、S340にてYESに進み、外部メモリ130(図2)が使用可能か否かを判断する。外部メモリ130が使用可能である場合には、S350にてYESに進み、外部メモリ130に保留対象の印刷ジョブを記憶する。一方、外部メモリ130が差し込まれていなかったり、或いは外部メモリ130の記憶可能容量が不足している場合など、外部メモリ130が使用不能である場合には、S350にてNOに進み、S370にて保留対象の印刷ジョブをRAM93に記憶することとなる。
【0065】
次に、再印刷処理について図11を参照して説明する。
再印刷処理が開始されると、表示パネル105の操作部98において、再印刷を指示する情報が入力可能とされ、まず、S410にて再印刷の指示がなされたか否かを判断する。再印刷の指示がなされていない場合には、NOに進み当該処理を終了する。再印刷の指示がなされた場合には、S410にてYESに進み、上述のS360或いはS370の処理(図10参照)において記憶され、保留された印刷ジョブの表示を行う。この表示画面は、図7に示した前述のものとほぼ同様に構成でき、保留中の印刷ジョブを表示する部分と、+キー及び−キーと、確定キーとが表示されるようになっており、+キー或いは−キーが押された場合には、S430にてYESに進み、キー操作に従って保留対象の印刷ジョブの中から表示対象を順次切り替えて表示を行う。いずれかの印刷ジョブの表示中に+キー及び−キーがいずれも押されず、ジョブ確定キーが押された場合には、S440にてYESに進み、S450にてパスワードの入力を促す表示を行う。入力されたパスワードが正しい場合(即ち、図10のS340にて登録されているものである場合)には、S470にて該当する印刷ジョブを印刷キューに再度登録する。パスワードが不正の場合、或いは所定時間内にパスワード入力がない場合には、S460にてNOに進み、当該処理を終了する。
【0066】
なお、S470にて印刷キューに再度登録される印刷ジョブは、一部が既に印刷済みである場合、未印刷分の印刷ジョブを加えるようにしてもよい。このようにすれば、印刷の重複を極力排除して効率的に印刷を行うことができる。この場合、図10におけるS360或いはS370の処理において、未印刷分の印刷ジョブを記憶しておき、S470の処理において、その未印刷分の印刷ジョブを印刷キューに登録するようにすればよい。
逆に、一部が既に印刷済みである場合に、その印刷済みの部分と未印刷分の双方(即ち全印刷データ)を印刷キューに登録するようにしてもよい。
【0067】
また、図10のS360或いはS370にて記憶され保留された印刷ジョブを削除できるようにしてもよい。このように一旦保留された印刷ジョブを、後から完全に削除できるようにすると、保留された印刷ジョブについて印刷の必要が事後的になくなった場合などにおいて、RAM93の領域を開放できるようになり、記憶容量の確保という点で有利な構成となる。
【0068】
本実施形態では、上述したように、一度印刷キューに加えられた印刷ジョブを削除(消去)せずに保留することが可能となるため、印刷ジョブを印刷キューから一時的に外し、後から印刷を行うべき事情が生じた場合に手間をかけずに迅速に印刷処理を行うことができるようになっている。
【0069】
また、複数の印刷ジョブの保留が可能とされているため、複数の印刷ジョブをまとめて保留でき、より使い勝手の良い構成となっている。
【0070】
また、図6のS220、S240、S260に示すように、保留対象となる印刷ジョブの条件が入力可能となっており、当該条件に合致する複数の印刷ジョブの印刷を保留できるようにしている。従って、条件に合致した印刷ジョブをまとめて保留でき、より一層利便性に優れた構成となっている。
【0071】
また、ユーザによるパスワード入力が可能となっており、入力されたパスワードが正規のものである場合に、保留状態とされた印刷ジョブを、再度印刷キューに加えるようにしている。従って、保留中の印刷ジョブを第三者に勝手に出力されてしまうことを効果的に防止できるようになっている。
【0072】
また、レーザプリンタ1に着脱可能に設けられる外部メモリ130(図2)に保留中の印刷ジョブが記憶されることとなるため、保留した印刷ジョブが記憶された外部メモリ130を取り外して持ち運ぶことが可能となり、第三者によって印刷ジョブが印刷されることを防止できる。
【0073】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では画像形成装置としてカラーレーザプリンタを例示したがモノクロタイプのレーザプリンタであってよく、ファクシミリ機能やコピー機能を備えた複合機であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【0074】
【図1】本発明の画像形成装置としてのカラーレーザプリンタの一実施形態を概略的に示す側断面図
【図2】図1のカラーレーザプリンタの電気的構成を概念的に示すブロック図
【図3】印刷キューについて概念的に説明する説明図
【図4】印刷ジョブの保留状態を概念的に説明する説明図
【図5】印刷ジョブの保留解除状態を概念的に説明する説明図
【図6】ジョブキャンセル処理の流れを例示するフローチャート
【図7】印刷ジョブの表示例を示す説明図
【図8】削除対象を特定する際の表示例を示す説明図
【図9】保留対象を特定する際の表示例を示す説明図
【図10】削除・保留処理の流れを例示するフローチャート
【図11】再印刷処理の流れを例示するフローチャート
【符号の説明】
【0075】
1…カラーレーザプリンタ(画像形成装置)
5…画像形成部(印刷手段)
91…CPU(取得手段、保留手段、保留解除手段、第1削除手段、第2削除手段)
93…RAM(記憶手段)
98…操作部(条件入力手段、パスワード入力手段)
130…外部メモリ
150…コンピュータ




 

 


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