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発明の名称 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−25160(P2007−25160A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−205985(P2005−205985)
出願日 平成17年7月14日(2005.7.14)
代理人 【識別番号】110000154
【氏名又は名称】特許業務法人はるか国際特許事務所
発明者 上濱 亮 / 関 正生 / 井上 幸治 / 石塚 隆一 / 高平 俊史 / 坂本 正臣
要約 課題
形成される画像の内容によらずに、媒体の取り忘れに対処できる画像形成装置を提供する。

解決手段
本発明の一実施形態に係る画像形成装置は、形成対象の画像データに基づいて、媒体上に画像を形成するとともに、当該画像データと、それに関係する関係情報とを関連づけて保持する。そして画像が形成されている媒体を読み取り、読取画像データを取得すると、上記保持している画像データのうち、読取画像データと一致する画像データを一致画像データとして検索し、当該検索された一致画像データに関連づけられている関係情報を取得して出力する。
特許請求の範囲
【請求項1】
形成対象となった画像を表す画像データとともに画像形成指示を受信する手段と、
前記受信した画像データに基づいて、媒体上に画像を形成する手段と、
前記受信した画像データと、当該画像データに関係する関係情報とを関連づけて保持する保持手段と、
画像が形成されている媒体を読み取り、読取画像データを取得する手段と、
前記保持手段に保持されている画像データのうち、前記取得した読取画像データと一致する画像データを一致画像データとして検索する検索手段と、
前記検索手段によって検索された一致画像データに関連づけられている関係情報を取得して出力する出力手段と、
を含むことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置であって、
前記関係情報には、
画像データに関係するユーザを特定する情報と、
画像データを受信した日時に関係する情報と、
画像形成指示に含まれる情報と、
の少なくとも一つを含む、
ことを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の画像形成装置において、
前記出力手段は、前記検索手段によって検索された一致画像データが複数ある場合に、各一致データに関係する関係情報を取得して、当該関係情報の少なくとも一部を一覧表示する手段をさらに含むことを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
形成対象となった画像を表す画像データとともに画像形成指示を受信し、前記受信した画像データに基づいて、媒体上に画像を形成する工程と、
前記受信した画像データと、当該画像データに関係する関係情報とを関連づけて、保持手段に保持する工程と、
画像が形成されている媒体を読み取り、読取画像データを取得する工程と、
前記保持手段に保持されている画像データのうち、前記取得した読取画像データと一致する画像データを一致画像データとして検索する検索工程と、
前記検索工程において検索された一致画像データに関連づけられている関係情報を取得して出力する工程と、
を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項5】
コンピュータに、
形成対象となった画像を表す画像データとともに画像形成指示を受信する手順と、
前記受信した画像データに基づいて、媒体上に画像を形成する手順と、
前記受信した画像データと、当該画像データに関係する関係情報とを関連づけて保持手段に保持する手順と、
画像が形成されている媒体を読み取り、読取画像データを取得する手順と、
前記保持手段に保持されている画像データのうち、前記取得した読取画像データと一致する画像データを一致画像データとして検索する検索手順と、
前記検索手順において検索された一致画像データに関連づけられている関係情報を取得して出力する出力手順と、
を実行させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複合機などの画像形成装置、その制御方法、及びそのプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
近年では、コンピュータネットワークを介して複合機等の画像形成装置が共有されることが多い。こうした画像形成装置は例えばユーザのデスクから離れた場所に配置されることが一般的であるので、ユーザは画像形成の指示を行った後、画像形成装置の場所まで移動して印刷物を取得する必要がある。こうした事情のため、ユーザによっては、画像形成指示を行ったことを忘れてしまい、画像形成装置の排出トレイに画像形成結果である媒体がそのまま残されてしまうことがある。
【0003】
そこで、記録媒体に画像形成指示を表す識別情報を形成し、排出トレイに残された媒体上の識別情報を参照して、画像形成指示を行ったユーザを特定する技術が特許文献1に開示されている。
【特許文献1】特開2004−195845号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の技術によると、識別情報を媒体上に形成する必要がある。つまり、指示によって形成される画像の内容によって、例えば公的書類の場合など、書式が定められているなどの理由によって識別情報を形成できない場合は、上記従来の技術を適用できないという問題点があった。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、形成される画像の内容によらずに、媒体の取り忘れに対処できる画像形成装置を提供することを、その目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、画像形成装置であって、形成対象となった画像を表す画像データとともに画像形成指示を受信する手段と、前記受信した画像データに基づいて、媒体上に画像を形成する手段と、前記受信した画像データと、当該画像データに関係する関係情報とを関連づけて保持する保持手段と、画像が形成されている媒体を読み取り、読取画像データを取得する手段と、前記保持手段に保持されている画像データのうち、前記取得した読取画像データと一致する画像データを一致画像データとして検索する検索手段と、前記検索手段によって検索された一致画像データに関連づけられている関係情報を取得して出力する出力手段と、を含むことを特徴としている。
【0007】
ここで前記関係情報には、画像データに関係するユーザを特定する情報と、画像データを受信した日時に関係する情報と、画像形成指示に含まれる情報と、の少なくとも一つを含む、こととしてもよい。
【0008】
また、これらにおいて前記出力手段は、前記検索手段によって検索された一致画像データが複数ある場合に、各一致データに関係する関係情報を取得して、当該関係情報の少なくとも一部を一覧表示する手段をさらに含んでもよい。
【0009】
さらに本発明の一態様に係る画像形成装置の制御方法は、形成対象となった画像を表す画像データとともに画像形成指示を受信し、前記受信した画像データに基づいて、媒体上に画像を形成する工程と、前記受信した画像データと、当該画像データに関係する関係情報とを関連づけて、保持手段に保持する工程と、画像が形成されている媒体を読み取り、読取画像データを取得する工程と、前記保持手段に保持されている画像データのうち、前記取得した読取画像データと一致する画像データを一致画像データとして検索する検索工程と、前記検索工程において検索された一致画像データに関連づけられている関係情報を取得して出力する工程と、を含むことを特徴としている。
【0010】
また、本発明の別の態様に係るプログラムは、コンピュータに、形成対象となった画像を表す画像データとともに画像形成指示を受信する手順と、前記受信した画像データに基づいて、媒体上に画像を形成する手順と、前記受信した画像データと、当該画像データに関係する関係情報とを関連づけて保持手段に保持する手順と、画像が形成されている媒体を読み取り、読取画像データを取得する手順と、前記保持手段に保持されている画像データのうち、前記取得した読取画像データと一致する画像データを一致画像データとして検索する検索手順と、前記検索手順において検索された一致画像データに関連づけられている関係情報を取得して出力する出力手順と、を実行させることを特徴としている。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、形成される画像の内容によらずに、媒体の取り忘れに対処できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る画像形成装置は、例えば複合機であり、図1に示すように、スキャナユニット11と、制御ユニット12と、プリンタユニット13とを含んで構成されている。ここで制御ユニット12は、制御部21と、記憶部22と、ストレージ部23と、通信部24と、ユーザインタフェース(UI)部25と、時計部26を含んで構成されている。
【0013】
スキャナユニット11は、フラットベッドスキャナであり、原稿台に載せられた媒体に形成されている画像を光学的に読み取って、当該読み取った画像を表す画像データを、読取画像データとして生成して出力する。
【0014】
制御ユニット12の制御部21は、CPUなどのプログラム制御デバイスであり、記憶部22に格納されているプログラムに従って動作する。本実施の形態の制御部21は、形成処理の対象となる画像データと画像形成指示とをユーザから受信して、当該画像形成指示に従ってプリンタユニット13を制御し、媒体上に画像を形成する処理を実行する。
【0015】
また、この制御部21は、当該受信した画像形成指示に係る画像データをストレージ部23に保持する。そしてスキャナユニット11によって読み取られた読取画像データを検索キーとして、ストレージ部23に保持している画像データを検索する処理を実行する。この制御部21の動作については、後に詳しく述べる。
【0016】
記憶部22は、EEPROMなどの不揮発性メモリデバイスや、RAMを含み、制御部21によって実行されるプログラムを保持している。また、この記憶部22は、制御部21の処理に必要となるデータを保持するワークメモリとして動作する。ストレージ部23は、ハードディスク等の保持手段であり、制御部21から入力される指示に従って画像データ等を保持する。
【0017】
通信部24は、ネットワークインタフェース等であり、制御部21から入力される指示に従ってデータを外部に送出し、また、ネットワークを介して接続されているユーザ側のパーソナルコンピュータ等から形成処理の対象となる画像データや画像形成指示を受信して制御部21に対して出力する。UI25は、例えば液晶ディスプレイとタッチパネルとを含んで構成される。このUI部25は制御部21から入力される指示に従って情報を表示する。また、ユーザがタッチパネル等を介して行った操作の内容を制御部21に出力する。
【0018】
時計部26は、日時や時刻を計時しており、制御部21からの要求に応じて、日時や時刻を表す情報を出力する。
【0019】
プリンタユニット13は、制御ユニット12から入力される画像データに基づく画像を、例えば電子写真などの方法で、用紙等の媒体上に形成し、当該画像を形成した媒体を排出トレイ上に排出する。
【0020】
ここで制御部21の動作について説明する。制御部21は、通信部24を介してユーザ側のパーソナルコンピュータ等から、画像データと画像形成指示とを受信すると、次の処理を行う。すなわち、ここで画像データがPostScript(登録商標)などのページ記述言語を用いた描画指示によって表されている場合、制御部21は、この画像データからビットマップデータを生成する処理(リップ処理)を行う。制御部21は、画像形成指示に従ってプリンタユニット13を制御し、リップ処理した画像データに基づいて画像を形成する。ここで画像形成指示としては、画像形成の部数や両面印刷の有無、カラー/白黒の別、ページ指定、用紙指定等がある。
【0021】
また制御部21は、画像形成指示の送信元であるユーザを特定する情報や、画像形成指示等を受信した日時(時計部26から取得できる)等の情報(関係情報)に関連づけて、当該リップ処理後の画像データをストレージ部23に保持する(図2)。さらに、ここで関係情報としては、画像形成指示に含まれる情報であってもよい。
【0022】
また、この制御部21は、スキャナユニット11にて画像データが読み込まれ、UI部25にて当該読み取った画像データ(読取画像データ)を検索するべき旨の指示が入力されると、この読取画像データを検索キーとして、ストレージ部23に保持している画像データを検索する処理を実行する。
【0023】
すなわち制御部21は、図3に示すように、読取画像データと、ストレージ部23に保持している各画像データとを照合し、ストレージ部23に保持されている画像データのうち、読取画像データと一致する画像データを一致画像データとして選択する(検索処理:S1)。
【0024】
そして、選択された一致画像データに関連づけられている関係情報をストレージ部23から取り出し(S2)、当該関係情報をUI部25のディスプレイに表示出力する(S3)。
【0025】
ここで読取画像データと、ストレージ部23に保持されている画像データとの照合は、広く知られている画像照合方法を用いることができる。例えば、自己相関関数や、フーリエ変換結果などの特徴量を用いて画像照合を行う。この場合、制御部21は、読取画像データの特徴量と、ストレージ部23に保持されている各画像データの特徴量と演算する。そして、ストレージ部23に保持されている画像データのうち、演算された特徴量と、読取画像データの特徴量との差が所定のしきい値未満である画像データを、一致画像データとして選択する。ここでフーリエ変換を用いる場合は、周波数分布を用い、位相分布は無視することとしてもよい。また、画像データの照合方法としては、特徴量を用いるもののほか、ニューラルネットワーク技術を用いる方法等、種々の方法を用いることができる。
【0026】
制御部21は、また、処理S1の検索処理において、一致画像データとして選択するべき画像データが複数見いだされた場合は、選択された複数の一致画像データの各々に関連づけて保持されている関係情報をストレージ部23から取得する。
【0027】
そして制御部21は、複数の一致画像データが検索されていることを示す表示とともに、形成が行われた日時や、画像形成指示に含まれる情報など、関係情報に含まれる情報の入力を促してもよい。そして制御部21は、ここで入力された情報をキーとして、選択された一致画像データのうち、キーとなった情報に一致する関係情報に関連づけられているものを選択する。ここで選択された一致画像データが一つとなれば、当該一つの一致画像データに関連づけられている関係情報をUI部25のディスプレイに表示出力する。
【0028】
なお、ここで一つに絞り込めない場合には、制御部21は、各一致画像データ(の縮小画像)と、それぞれに対応する関係情報とを一覧表示する。ここで関係情報はその一部であってもよい。例えば、画像形成指示が行われた日時の情報や画像形成指示の一部を表示することとしてもよい(図4)。
【0029】
ユーザが、この一覧から一つの一致画像データを選択する指示操作を行うと、制御部21は、当該選択された一致画像データに関連づけて保持されている関連情報をUI部25に表示する。
【0030】
なお、ここでは検索処理により複数の一致画像データが選択された場合に、関係情報を利用して絞り込み検索を行い、当該絞り込み検索によっても一つに絞り込めない場合に、一覧表示をすることとしているが、絞り込み検索を行う必要は必ずしもなく、検索処理により複数の一致画像データが選択された場合に一覧表示をすることとしてもよい。
【0031】
さらに制御部21は、リップ処理済みの画像データをストレージ部23に、格納する際、当該画像データをそのまま保持させる代わりに、解像度を所定解像度まで低減する処理を行ってから、解像度を低減させた画像データを保持させるようにしてもよい。また、カラー情報を破棄し、グレイスケールのデータに変換してから保持させるようにしてもよい。これにより、ストレージ部23に蓄積されるデータ量を低減できる。
【0032】
さらに画像データが複数ページに亘る場合、その最初のページのみ、または最初のページと最後のページなど、所定の条件に合致するページについての画像データを保持させてもよい。この場合、全体のページ数の情報を関係情報に含めて保持してもよい。
【0033】
制御部21は、処理S3にて表示した関係情報に含まれる日時の情報を参照し、当該参照して得た日時を基準時として、当該基準時よりも前の日時の情報を含む関係情報に関連づけられている画像データをストレージ部23から削除してもよい。
【0034】
本実施の形態の画像形成装置は、上述の構成を備えており、次のように動作する。すなわち、この画像形成装置は、過去に形成した画像データと、その形成日時や形成を要求したユーザ(出力ユーザ)を特定する情報を関連づけて保持しておく。そして、例えばプリンタユニット13の排出トレイに媒体が残されていたときに、それに気づいたユーザ(操作ユーザ)が、当該媒体上に形成された画像をスキャナユニット11にて読み取らせる。すると画像形成装置が当該読み取りにより得られた画像データ(読取画像データ)と類似度の高い画像データを、過去に形成した画像データから探索して見いだす。そして当該見いだした画像データ(一致画像データ)に関連づけて保持されている、出力ユーザを特定する情報を、操作ユーザに提示する。これにより、操作ユーザは、誰が出力したまま忘れているのかを知ることができる。
【0035】
また、一致画像データが見いだされたときに、その一致画像データの形成指示があった日時より前の、過去に形成した画像データを削除することで、画像データの保持容量を低減することができる。
【0036】
このように本実施の形態によると、媒体上にユーザが求める画像以外の画像を形成することなく、形成指示を行ったユーザを特定するので、形成される画像の内容によらずに、媒体の取り忘れに対処できる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一例を表す構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置においてストレージ部に保持されるデータの例を表す説明図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の動作例を表すフローチャート図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る画像形成装置が提供する一覧表示の例を表す説明図である。
【符号の説明】
【0038】
11 スキャナユニット、12 制御ユニット、13 プリンタユニット、21 制御部、22 記憶部、23 ストレージ部、24 通信部、25 UI部、26 時計部。




 

 


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