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発明の名称 画像読取装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−10990(P2007−10990A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−191815(P2005−191815)
出願日 平成17年6月30日(2005.6.30)
代理人 【識別番号】100094330
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 正紀
発明者 戸塚 貴之 / 栗元 章
要約 課題
小型で使い勝手のよい画像読取装置を提供することを目的とする。

解決手段
原稿が下向きに載置される透明な原稿台と、該原稿台の端縁に開閉自在に支持されたヒンジを有し該原稿台上に載置された原稿を上から押さえるプラテンクッションアッシィ13と、原稿台上に載置された原稿を該原稿台を挟んだ位置から読み取る原稿読取部とを備えた画像読取装置において、シート19と、ベースプレート20とを有するプラテンクッションアッシィ13の、原稿台に接する押さえ面15に、シート19とベースプレート20との間にスペーサ22を挟むことにより、原稿台に向かって突起した突起部16を形成した。
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿が下向きに載置される透明な原稿台と、該原稿台の端縁に開閉自在に支持されたヒンジを有し該原稿台上に載置された原稿を上から押さえる押さえ板と、前記原稿台上に載置された原稿を該原稿台を挟んだ位置から読み取る原稿読取部とを備えた画像読取装置において、
前記押さえ板の、前記原稿台に接する押さえ面に、該原稿台に向かって突起した突起部を有することを特徴とする画像読取装置。
【請求項2】
前記原稿台および前記押さえ板は、該原稿台に載置される最大サイズの原稿よりも大きいサイズを有するものであり、
前記突起部が、前記最大サイズの原稿の載置領域よりも外側に設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記突起部が、前記押さえ面の、前記ヒンジ側とは反対側の端縁近傍に設けられていることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記押さえ板は、前記原稿台に接する側から順に、シートと、該シートよりも硬質のベースプレートと、クッション材とを有し、前記突起部は、前記シートと前記ベースプレートとの間にスぺーサを挟むことにより形成されたものであることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機やファクシミリなどに用いられる画像読取装置に関する。
【背景技術】
【0002】
複写機やファクシミリなどに用いられる画像読取装置には、原稿を自動的に搬送する自動原稿送り装置付きのタイプのものが多いが、このタイプの画像読取装置では、自動原稿送り装置に原稿をセットして自動的に画像を読み取る自動読取モードと、自動原稿送り装置を用いずにオペレータが、原稿押さえ板を兼ねた自動原稿送り装置を開き、原稿台のガラス面上に原稿を直接載せた後、自動原稿送り装置を閉じて画像を読み取るマニュアルモードのいずれかのモードを選択することができるようになっている。
【0003】
このマニュアルモードでの画像読取り時に、特にカラー原稿の場合は、原稿を原稿台のガラス面に密着させて画像情報を確実に読み取る必要があり、そこで、ガラス面上に載置された原稿を上から押さえる押さえ板に柔軟性を付与するために、押さえ板の原稿側の面に発泡性のクッション材および柔軟性を有する圧接シートを貼り付けた構成の押さえ板が広く用いられている。
【0004】
しかし、押さえ板の表面は平らに形成されているため、原稿台のガラス面上に原稿が存在しないときには、押さえ板がガラス面に密着(空気密着)して離れにくくなり、押さえ板を開く時に異常に大きい操作力を必要としたり、場合によっては押さえ板の構成部材であるクッション材や圧接シートが剥がれたり破損したりすることがある。
【0005】
そこで、押さえ板の、ガラス面に対向する部分に設けられた圧接シートの、押さえ板開閉端部に、原稿台のガラスの縁よりも外方に突出する突出部を設け、かつ該突出部と対向する原稿台のガラスの縁と原稿台本体部の縁との間に、外部に通じる隙間部を備えた画像読取装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平11−355525号公報(第1−3頁、図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1の画像読取装置では、上記の隙間部に外部の空気が常時流出入するので、圧接シートのガラスへの密着性が他の部分よりも弱まるという効果が期待される。
【0007】
しかし、この画像読取装置では、押さえ板のサイズを原稿読取りガラスのサイズよりも大きくしなければならないという問題があり、最近の画像読取装置における装置の小型化という課題の観点からは好ましい解決法とはいえない。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑み、小型で使い勝手のよい画像読取装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成する本発明の画像読取装置は、
原稿が下向きに載置される透明な原稿台と、該原稿台の端縁に開閉自在に支持されたヒンジを有し該原稿台上に載置された原稿を上から押さえる押さえ板と、上記原稿台上に載置された原稿を該原稿台を挟んだ位置から読み取る原稿読取部とを備えた画像読取装置において、
上記押さえ板の、上記原稿台に接する押さえ面に、該原稿台に向かって突起した突起部を有することを特徴とする。
【0010】
本発明の画像読取装置によれば、上記のように、押さえ板の押さえ面に、原稿台に向かって突起した突起部を設けたことにより原稿台のガラス面と押さえ板のシート面との間に空間が形成され、原稿台のガラス面上に原稿が存在しないときにも、この空間に空気が自由に出入りできるので、押さえ板がガラス面に空気密着しにくくなる。従って、押さえ板を開く時に異常に大きい操作力を必要としたり、押さえ板の構成部材が破損したりすることが防止される。
【0011】
ここで、上記原稿台および上記押さえ板は、該原稿台に載置される最大サイズの原稿よりも大きいサイズを有するものであり、上記突起部が、上記最大サイズの原稿の載置領域よりも外側に設けられているものであることが好ましい。
【0012】
本発明の画像読取装置をこのように構成した場合は、最大サイズの原稿の載置領域よりも外側に突起部を設けられていることにより、原稿を均一に押さえる機能には影響を与えずに、押さえ板の開閉動作を改善することができて、使い勝手の良いオペレーションが可能となる。
【0013】
また、上記突起部が、上記押さえ面の、上記ヒンジ側とは反対側の端縁近傍に設けられていることも好ましい態様の一つである。
【0014】
本発明の画像読取装置をこのように構成した場合は、さらに使い勝手の良いオペレーションが可能となる。
【0015】
また、上記押さえ板は、上記原稿台に接する側から順に、シートと、該シートよりも硬質のベースプレートと、クッション材とを有し、上記突起部は、上記シートと上記ベースプレートとの間にスぺーサを挟むことにより形成されたものであることも好ましい態様の一つである。
【0016】
本発明の画像読取装置をこのように構成した場合は、使い勝手のよい画像読取装置を容易に得ることができる。
【発明の効果】
【0017】
以上説明したように、本発明の画像読取装置によれば、小型で使い勝手のよい画像読取装置を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下図面を参照して本発明の画像読取装置の実施の形態を説明する。
【0019】
図1は、本発明の画像読取装置の一実施形態を示す上面図であり、図2は、図1に示した画像読取装置の正面図である。
【0020】
図1および図2に示すように、この画像読取装置10は、自動原稿送り装置23に原稿をセットして自動的に画像を読み取る自動読取モードと、自動原稿送り装置を用いずに、原稿台11のガラス面上に原稿を直接載せた後、自動原稿送り装置23を閉じて画像を読み取るマニュアルモードの2つのモードを有する画像読取装置であり、原稿が下向きに載置される透明な原稿台11と、該原稿台の端縁に開閉自在に支持されたヒンジ12を有し該原稿台11上に載置された原稿を上から押さえるプラテンクッションアッシィ13と、原稿台11上に載置された原稿を該原稿台11を挟んだ位置から読み取る原稿読取部14とを有している。
【0021】
なお、本実施形態におけるプラテンクッションアッシィ13は、本発明にいう押さえ板の本体部分に相当するものである。
【0022】
図3は、本実施形態におけるプラテンクッションアッシィ(押さえ板)の側面図であり、図4は、図3に示したプラテンクッションアッシィ(押さえ板)の上面図である。
【0023】
図3に示すように、この実施形態におけるプラテンクッションアッシィ13は、原稿台11(図1、2参照)に接する側から順に、白色のシート19と、該シート19よりも硬質のベースプレート20と、柔軟性を有するクッション材21と、クッション材21に両面テープ等で接着されたファスナ26で構成されている。
【0024】
このプラテンクッションアッシィ13は、原稿読取部14(図1、2参照)の原稿台に対向する側に接着されたファスナと接合され、これらファスナどうしによってプラテンクッションアッシィ13と原稿読取部14とが接離自在に一体化される。こうして一体化されたプラテンクッションアッシィ13および原稿読取部14は、原稿台11の端縁に取り付けられたヒンジ12(図1参照)により、原稿台11に対して開閉自在に支持される。
【0025】
シート19は、原稿を原稿台11のガラス面11aに押圧するものであり、読取り時の光が薄紙原稿を透過しても影響のでない色、一般的には白色系の色の、0.1mm〜0.2mm程度の厚さのPET(ポリエチレンテレフタラート)フィルムが用いられる。
【0026】
プラテンクッションアッシィとして、シートをクッション材に両面テープで接合した構成のものも用いられているが、本実施形態では、2つ折原稿及びZ折原稿等の不均一原稿を使用した場合にも原稿をガラス面に均一に押さえることのできるように、シート19とクッション材21との間に0.5mm〜1.0mm程度の厚みを有するベースプレート20を加えた構成となっており、べースプレート20の自重だけでも原稿を均一に押さえられるようになっている。
【0027】
プラテンクッションアッシィ13の、原稿台11に接する押さえ面15には、原稿台11に向かって突起した突起部16を有している。この突起部16は、上記シート19と上記ベースプレート20との間に厚さ0.5mm程度のスぺーサ22を挟むことにより形成されている。
【0028】
この画像読取装置10の原稿台11は、原稿台11に載置される最大サイズの原稿25よりも大きいサイズを有し、かつ、プラテンクッションアッシィ13もまた原稿台11に載置される最大サイズの原稿25よりも大きいサイズを有しており、上記突起部16は、最大サイズの原稿25の載置領域17よりも外側に設けられている。
【0029】
また、この画像読取装置10では、突起部16が、上記押さえ面15の、上記ヒンジ12(図1参照)側とは反対側の端縁18近傍に設けられている。
【0030】
図5は、図3に示したプラテンクッションアッシィの端縁近傍に設けられた突起部の拡大図である。
【0031】
図5に示したプラテンクッションアッシィ13は、原稿台11に接する側から順に、シート19と、該シート19よりも硬質のベースプレート20と、クッション材21とを有しており、プラテンクッションアッシィ13の端縁近傍の原稿台11に接する押さえ面15には、シート19とベースプレート20との間にスぺーサ22を挟むことにより形成された、原稿台11に向かって突起した突起部16を有している。
【0032】
図3および図4に示したように、このプラテンクッションアッシィ13は、ベースプレート20上の複数箇所にクッション材21を有しているが、クッション材21は、このような形状のものだけではなく、ベースプレート20の全面を覆う形状のものであってもよい。
【0033】
図6は、ベースプレート全面を覆うクッション材を用いた場合の突起部の拡大図である。
【0034】
図6に示すように、この場合のクッション材21’はプラテンクッションアッシィ13の端部まで延びているが、図5に示したと同様にシート19とベースプレート20との間に挟まれたスぺーサ22により突起部16が形成されている。
【0035】
図6に示す構成は、ベースプレート20の自重で原稿を確実に押さえることができるほどにベースプレート20の厚みを確保できる場合に有効であり、装置の省スペース化に有利である。
【0036】
次に、本発明における突起部の作用効果について説明する。
【0037】
図7は、本実施形態における突起部の作用効果を示す図である。
【0038】
本実施形態では、図5および図6に示すように、プラテンクッションアッシィ13(押さえ板)の端縁のベースプレート20とシート19との間に挟まれたスペーサ22によって突起部16が形成されており、このプラテンクッションアッシィ13(押さえ板)を、図7に示すように、原稿台11のガラス面11aに押圧すると、ガラス面11aとシート19との間に空間27が形成される。
【0039】
この空間27が形成されることによって、原稿台11のガラス面11a上に原稿が存在しないときにも、この空間27に空気が自由に出入りするので、プラテンクッションアッシィ13がガラス面11aに空気密着することがなく、従って、押さえ板を開く時に異常に大きい操作力を必要としたり、プラテンクッションアッシィ13の構成部材が破損したりすることが防止される。
【0040】
また、このスペーサ22は、最大サイズの原稿25(図4参照)の載置領域17よりも外側に設けられているので、押さえ板13が原稿を均一に押さえる効果には全く影響を及ぼすことがない。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の画像読取装置の一実施形態を示す上面図である。
【図2】図1に示した画像読取装置の正面図である。
【図3】本実施形態におけるプラテンクッションアッシィの側面図である。
【図4】図3に示したプラテンクッションアッシィの上面図である。
【図5】図3に示したプラテンクッションアッシィの端縁近傍に設けられた突起部の拡大図である。
【図6】ベースプレート全面を覆うクッション材を用いた場合の突起部の拡大図である。
【図7】本実施形態における突起部の作用効果を示す図である。
【符号の説明】
【0042】
10 画像読取装置
11 原稿台
11a ガラス面
12 ヒンジ
13 プラテンクッションアッシィ
14 原稿読取部
15 押さえ面
16 突起部
18 端縁
19 シート
20 ベースプレート
21,21’ クッション材
22 スぺーサ
23 自動原稿送り装置
25 原稿
26 ファスナ
27 空間




 

 


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