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発明の名称 画像入出力装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−25112(P2007−25112A)
公開日 平成19年2月1日(2007.2.1)
出願番号 特願2005−205457(P2005−205457)
出願日 平成17年7月14日(2005.7.14)
代理人 【識別番号】100066061
【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之
発明者 加藤 進一 / 坂上 努 / 大竹 律子 / 佐藤 陽子 / 橿渕 洋一
要約 課題
4色+α色を持ち、複数種類の画像入力機能を持つMFPにおいて、入力される画像の特徴に応じて、4色印刷/4色+α色印刷とを自動的に切り替えることで、各々に最適な画質、パフォーマンスで印刷物を提供する。

解決手段
4色+α色を持ち、複数種類の画像入力機能を持つ画像入出力装置において、上記複数種類の画像入力機能ごと入力される画像データを出力する方法に応じて、4色印刷、4色+α色印刷を自動もしくは手動で切り替える設定を行う設定手段と、上記設定手段で設定された内容に基づいて、画像データを4色印刷、4色+α色印刷のいずれにするか判定する判定手段と、上記判定手段で判定された結果に基づいて、画像データを4色データもしくは4色+α色データとして生成する生成手段と、上記生成手段によって生成された4色データもしくは4色+α色データを上記画像データを出力する方法に応じて処理された形で印刷する画像出力手段を持つことを特徴とする画像入出力装置。
特許請求の範囲
【請求項1】
4色+α色を持ち、複数種類の画像入力機能を持つ画像入出力装置において、
上記複数種類の画像入力機能ごと入力される画像データを出力する方法に応じて、4色印刷、4色+α色印刷を自動もしくは手動で切り替える設定を行う設定手段と、
上記設定手段で設定された内容に基づいて、画像データを4色印刷、4色+α色印刷のいずれにするか判定する判定手段と、
上記判定手段で判定された結果に基づいて、画像データを4色データもしくは4色+α色データとして生成する生成手段と、
上記生成手段によって生成された4色データもしくは4色+α色データを上記画像データを出力する方法に応じて処理された形で印刷する画像出力手段を持つことを特徴とする画像入出力装置。
【請求項2】
請求項1記載の画像入出力装置において、上記複数種類の画像入力機能はコピー、記憶手段に備わる画像を選択、FAX受信、各種ラスターデータの受信、PDLであることを特徴とする画像入出力装置。
【請求項3】
請求項1記載の画像入出力装置において、上記設定手段は、画像入出力装置に備わる操作部であることを特徴とする画像入出力装置。
【請求項4】
4色+α色を持ち、複数種類の画像入力機能を持つ画像入出力装置において、
上記複数種類の画像入力機能ごと入力される画像データを出力する方法に応じて、4色印刷、4色+α色印刷を自動もしくは手動で切り替える設定を行う設定手段と、
上記自動での設定に関する条件を設定する自動設定手段と、
上記設定手段で設定された内容に基づいて、画像データを4色印刷、4色+α色印刷のいずれにするか判定する判定手段と、
上記判定手段で判定された結果に基づいて、画像データを4色データもしくは4色+α色データとして生成する生成手段と、
上記生成手段によって生成された4色データもしくは4色+α色データを上記画像データを出力する方法に応じて処理された形で印刷する画像出力手段を持つことを特徴とする画像入出力装置。
【請求項5】
請求項4記載の画像入出力装置において、自動設定手段は、用紙サイズに関する条件に応じて4色データもしくは4色+α色データを切り替える設定を決められることを特徴とする画像入出力装置。
【請求項6】
請求項4記載の画像入出力装置において、自動設定手段は、レイアウト機能に関する条件に応じて4色データもしくは4色+α色データを切り替える設定を決められることを特徴とする画像入出力装置。
【請求項7】
請求項6記載の画像入出力装置において、レイアウト機能とは、合成機能、製本機能、縮小レイアウト機能、拡大縮小機能であることを特徴とする画像入出力装置。
【請求項8】
請求項1または4記載の画像入出力装置において、上記設定手段、上記自動設定手段は、上記画像入出力装置に備わる装置に限らず、公衆回線、インターネット、USBなどの有線接続、赤外線、無線LAN、Bluetoothなどの無線で接続されるクライアントPC、携帯端末などで設定を行う設定手段、自動設定手段で設定できることを特徴とする画像入出力装置。
【請求項9】
請求項1または4記載の画像入出力装置において、上記4色印刷の色材はシアン、マゼンタ、イエロ、ブラックの色相を持つことを特徴とする画像入出力装置。
【請求項10】
請求項1または4記載の画像入出力装置において、上記4色+α色印刷の色材はシアン、マゼンタ、イエロ、ブラックの色相を持つ4色の他、+α色の色材は上記4色の色材とほぼ同等の色相を持ち濃度が薄いライトトナーの色材、シアン、マゼンタ、イエロ、ブラックの色材を混色させて実現できるレッド、グリーン、ブルーなどの2次色、ダークレッド、ダークグリーン、ダークブルーの3次色の色相を持つ色材、ホワイトの色材、無色透明の色材などであることを特徴とする画像入出力装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成装置により用紙上に画像を形成するための画像データをディジタル的に生成、制御する画像処理装置および画像処理を実行する方法に係わる画像入出力装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
デジタルプリンティング技術はオンデマンド印刷市場や少部数の文書印刷市場において、近年確実にその利用価値を高めつつある。特に電子写真技術を用いたフルカラープリンティングは生産性や印刷コスト、メンテナンスの容易性などの面で他のプリンティング技術よりも優位な位置にあり、急速にその市場を広めつつある。
【0003】
その中で、特に従来のC、M、Y、K、4色のトナーを用いた電子写真印刷によるフルカラー印刷だけではなく、さらに特殊なトナーを用いた多色の印刷方式も注目を集めており、オンデマンド性、即時性の高い特殊印刷市場も視野に入ってきている。
【特許文献1】特開2004−254033号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記従来例で説明したように、CMYKのプロセスカラー4色の他、例えば赤・緑・青・透明・ライト色などの特色のうち、少なくとも一つの特色を持つことによって高画質化を達成させるMFPにおいては、4色+α色の印刷によって高画質の印刷物を得ることが出来る一方で+α色を現像する分、パフォーマンスが低下してしまう問題がある。特に1ドラムによる電子写真方式のカラー印刷機においては、例えばCMYK4色の他、+4色の特色を使ったとすると、プロセススピードが同じであるなら印刷におよそ2倍の時間がかかってしまい、高画質を得る一方で装置の生産性を大きく低下させてしまう。
【0005】
本発明の画像入出力装置は、以上の点に着目して成されたもので、4色+α色を持ち、複数種類の画像入力機能を持つMFPにおいて、入力される画像の特徴に応じて、4色印刷/4色+α色印刷とを自動的に切り替えることで、各々に最適な画質、パフォーマンスで印刷物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで本発明では、以下の構成を持つことで課題を解決する。
【0007】
4色+α色を持ち、複数種類の画像入力機能を持つ画像入出力装置において、
上記複数種類の画像入力機能ごとに、4色印刷、4色+α色印刷を自動もしくは手動で切り替える設定を行う設定手段と、
上記設定手段で設定された内容に基づいて、画像データを4色印刷、4色+α色印刷のいずれにするか判定する判定手段と、
上記判定手段で判定された結果に基づいて、画像データを4色データもしくは4色+α色データとして生成する生成手段と、
上記生成手段によって生成された4色データもしくは4色+α色データを印刷する画像出力手段を持つことを特徴とする画像入出力装置。
【0008】
なお、さらに説明すれば、本発明の第一の発明について下記のように示す。
【0009】
(1)4色+α色を持ち、複数種類の画像入力機能を持つ画像入出力装置において、
上記複数種類の画像入力機能ごと入力される画像データを出力する方法に応じて、4色印刷、4色+α色印刷を自動もしくは手動で切り替える設定を行う設定手段と、
上記設定手段で設定された内容に基づいて、画像データを4色印刷、4色+α色印刷のいずれにするか判定する判定手段と、
上記判定手段で判定された結果に基づいて、画像データを4色データもしくは4色+α色データとして生成する生成手段と、
上記生成手段によって生成された4色データもしくは4色+α色データを上記画像データを出力する方法に応じて処理された形で印刷する画像出力手段を持つことを特徴とする画像入出力装置。
【発明の効果】
【0010】
4色+α色を持ち、複数種類の画像入力機能を持つMFPにおいて、機能の特徴、入力される画像の特徴に応じて、4色印刷/4色+α色印刷とを自動的に切り替えることで、各々に最適な画質、パフォーマンスで印刷物を提供することが出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
【実施例1】
【0012】
[MFP100のシステム構成]
図1は本発明のMFP100のシステム構成を示すブロック図である。
【0013】
同図において、110は原稿画像をスキャンして入力画像データを得るスキャナなどの画像入力装置であり、120は入力画像データを処理して得られる出力画像データをプリントするプリンタなどの画像出力装置である。
【0014】
101はユーザ入力装置としてのローカル・ユーザー・インタフェース(以下UI)であり、これによりMFP100に対する動作指示を行う。UI101には、指示の内容や、MFP100の動作状況、各種画像のプレビューなどを行うことが可能な液晶などの表示装置も含む。
【0015】
UI101からの入力はインターフェースマネージャ102を介してマイクロプロセッサ103へ送られる。なお、インターフェースマネージャ102には、UI101の他、キーボード104やマウス105などの外部操作手段を接続することも可能である。マイクロプロセッサ103は、ここの説明では一つの構成を示しているが、MFP100のコスト、処理能力、パフォーマンスの能力に応じて、二つでも三つでも良い。この少なくとも1つのマイクロプロセッサ103と、マイクロプロセッサ103によりアクセス可能なメモリである、フラッシュ・メモリ106およびRAM107が接続されており、これらのメモリを使用しつつ、画像データの処理をマイクロプロセッサ103にて行う。
【0016】
マイクロプロセッサ103により生成されるデータは、UI101の表示装置でプレビューすることも可能であるが、MFP100に外部表示装置としてディスプレ130などを接続し、それに出力し表示させることも可能である。
【0017】
ディスク・インターフェース装置140を介してマイクロプロセッサ103により読出し/書込みアクセス可能である磁気ディスク・ドライブ(HDD)141に処理データなどを記憶保存させることも可能である。フロッピー(登録商標)・ディスク・ドライブ(FDD)142、CD−ROMドライブ143などの各種メディアとの読み出し/書き込みアクセスも可能である。
【0018】
更に、各種ディスク・ドライブからマイクロプロセッサ103へのデータ・アクセスを高速化するためキャッシュ144、PCMCIA145のスロットにより各種PCカードなどの接続も可能である。
【0019】
またインターネット網に接続することが可能になるネットワークインターフェース150により、Ethernet(登録商標)ケーブルなどを使用した有線LAN151を使用して図示しないクライアントPCからPDLデータを受信してマイクロプロセッサ103によりレンダリングを行い、RIP後のラスター画像データを画像出力装置120よりプリントすることも可能である。その他、無線LAN152、赤外線通信153、公衆回線網に接続可能なモデム154、短距離通信(Bluetooth)155などを持ち、これらの通信手段を使い、画像入力装置110で入力された画像データを外部のクライアントPCへ送信したり、FAX機へFAX送信などを行うことが可能である。もちろんクライントPCから直接JPEGなどの画像データを受信したり、FAX機からの受信も可能である。
【0020】
[マイクロプロセッサ103の画像処理フロー]
図2は本発明のマイクロプロセッサ103内において施される画像処理フローを説明するブロック図である。
【0021】
同図において、例えばイメージスキャナなどの入力装置である画像入力装置110で入力された画像データは、マイクロプロッセッサ103内にて入力画像処理部201によって入力画像に対する所定の画像処理が施される。例えば、入力系の色味を補正する色処理や、入力系のγ特性を補正するγ補正などである。その後、RAM107に一旦ページ単位で蓄積して画素単位で記憶される。この際メモリではなく、HDD141などの記憶装置に記憶する構成でもかまわない。
【0022】
その後、コピー機能の場合には出力画像処理部202において、イメージスキャナの色空間であるR、G、Bの画像信号を、詳細は後述する色数判定処理部208の判定結果に基づき、判定結果が4色印刷の場合には印字出力のための色空間であるC、M、Y、Kに画素単位で変換する。判定結果がCMYKに加えてライトC、ライトMなどの特色を含む4色+α色印刷の場合には印字出力のための色空間であるC、M、Y、Kに加えた、この場合ライトC、ライトMに画素単位で変換する。生成されたC、M、Y、KもしくはC、M、Y、K、LC、LMは画像出力装置120の階調特性に最適な階調となるようγ補正処理が施された後にいわゆるディザ処理などの画像形成のための疑似中間調処理が施され、画像出力装置120より印刷される。
【0023】
画像送信機能の場合にはRAM107に保持される画像データに対して、画像送信処理部204において、外部のクライアントPCに画像データを送るために、イメージスキャナの色空間であるR、G、Bの画像信号を、例えばPCで標準的に使用されている色空間であるsRGB色空間に変換する。変換された画像データはネットワークI/F150を介してクライアントPCへ画像送信される。
【0024】
FAX送信機能の場合にはRAM107に保持される画像データに対して、FAX送信処理部206において、外部のFAX機にFAXデータを送るために、イメージスキャナの解像度、例えば600dpiで読み取られた画像データを、例えば相手先の受信解像度である200dpiなどに解像度変換を施し、また二値化処理を施す。処理された画像データはネットワークI/F150を介してFAX機へFAX送信される。
【0025】
PDLプリント機能の場合にはネットワークI/F150を介して、図示しないクライアントPCから例えばPS言語で記述されたPSコードデータが送信されたり、PCL言語で記述されたPCLコードデータが送信され、マイクロプロッセッサ103内のレンダリング部203によってラスター画像データにRIP処理される。その後、RAM107に一旦ページ単位で蓄積して画素単位で記憶される。この際メモリではなく、HDD141などの記憶装置に記憶する構成でもかまわない。
【0026】
その後、出力画像処理部202において、ラスター画像データの色空間がR、G、Bの画像信号の場合にはRGB画像データを、詳細は後述する色数判定処理部208の判定結果に基づき、判定結果が4色印刷の場合には印字出力のための色空間であるC、M、Y、Kに画素単位で変換する。判定結果がCMYKに加えてライトC、ライトMなどの特色を含む4色+α色印刷の場合には印字出力のための色空間であるC、M、Y、Kに加えた、この場合ライトC、ライトMに画素単位で変換する。ラスター画像データの色空間がC、M、Y、Kの画像信号の場合にはCMYK画像データを、詳細は後述する色数判定処理部208の判定結果に基づき、判定結果が4色印刷の場合には印字出力のための色空間であるC、M、Y、Kになっているのでそのままにする。判定結果がCMYKに加えてライトC、ライトMなどの特色を含む4色+α色印刷の場合には印字出力のための色空間であるC、M、Y、Kに加えた、この場合ライトC、ライトMに画素単位で変換する。生成されたC、M、Y、KもしくはC、M、Y、K、LC、LMは画像出力装置120の階調特性に最適な階調となるようγ補正処理が施された後にいわゆるディザ処理などの画像形成のための疑似中間調処理が施され、画像出力装置120より印刷される。
【0027】
画像受信機能の場合にはネットワークI/F150を介して、図示しないクライアントPCから例えばJPEGやTIFFなどのファイルフォーマットの画像データが送信され、マクロプロセッサ103内の画像受信処理部205によって、各種ファイルフォーマットに適したデコード処理を施すことでラスター画像データに変換する。その後、RAM107に一旦ページ単位で蓄積して画素単位で記憶される。この際メモリではなく、HDD141などの記憶装置に記憶する構成でもかまわない。
【0028】
その後、出力画像処理部202において、PDLプリント機能と同様に画像処理が施され、画像出力装置120より印刷される。
【0029】
FAX受信機能の場合にはネットワークI/F150を介して、図示しないFAX機からFAXデータが送信され、マクロプロセッサ103内のFAX受信処理部207によって、画像出力装置120に適した解像度のラスター画像データに変換する。その後、RAM107に一旦ページ単位で蓄積して画素単位で記憶される。この際メモリではなく、HDD141などの記憶装置に記憶する構成でもかまわない。
【0030】
その後、出力画像処理部202において、PDLプリント機能と同様に画像処理が施され、画像出力装置120より印刷される。
【0031】
記憶画像出力機能の場合にはRAM107もしくはHDD141などの記憶装置に記憶されている画像データを、ローカルUI101上で選択することで、出力画像処理部202において、PDLプリント機能と同様に画像処理が施され、画像出力装置120より印刷される。
【0032】
[MFP100の全体装置構成]
図3は本発明のMFP100のハードの全体装置構成を示す装置概観図である。
【0033】
同図において、301はイメージスキャナ部であり、図1で示した画像入力装置110に相当し、原稿を読み取り、ディジタル信号処理を行う部分である。また、302はプリンタ部であり、図1で示した画像出力装置120に相当し、イメージスキャナ301によって読み取られた原稿画像に対応した画像を用紙にフルカラーでプリント出力する部分である。
【0034】
イメージスキャナ301において、300は鏡面圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)303上の原稿304は、ランプ305で照射され、ミラー306、307、308に導かれ、レンズ309によって、3ラインの個体撮像素子センサ(以下CCD)310上に像を結び、フルカラー情報としてのレッド(R),グリーン(G),ブルー(B)の3つの画像信号が信号処理部311に送られる。なお、305、306は速度vで、307、308は速度1/2vでラインセンサの電気的走査(主走査)方向に対して垂直方向に機械的に動くことによって、原稿全面を走査(副走査)する。ここで、原稿304は、主走査および副走査ともに600dpi(dots/inch)の解像度で読み取られる。読み取られた画像信号は原稿1ページ分の単位で信号処理部311の内部のデータ蓄積手段に蓄積される。
【0035】
信号処理部311においては、図1で示したマイクロプロセッサ103があり、内部に蓄積された画像信号を画素単位で電気的に処理し、4色印刷の場合にはマゼンタ(M),シアン(C),イエロ(Y),ブラック(Bk)の各成分に分解し、4色+α色印刷の場合には、この場合例えばマゼンタ(M),シアン(C),イエロ(Y),ブラック(Bk)、ライトシアン(LC)、ライトマゼンタ(LM)の各成分に分解し、プリンタ部302に送る。
【0036】
送出されたY、M、C、KもしくはY、M、C、K、LC、LMの画像信号がレーザードライバー312に送られる。レーザードライバー312は、送られてきた画像信号に応じ、半導体レーザー313を変調駆動する。レーザー光は、ポリゴンミラー314、f−θレンズ315、ミラー316を介し、感光ドラム317上を走査する。ここで、読取と同様に主走査および副走査ともに600dpi(dots/inch)の解像度で書込まれる。
【0037】
318は回転現像器であり、ライトシアン現像部319、ライトマゼンタ現像部320、イエロ現像部321、マゼンタ現像部322、シアン現像部323、ブラック現像部324より構成され、6つの現像部が交互に感光ドラム317に接し、感光ドラム上に形成された静電現像を各色のトナーで現像する。
【0038】
325は転写ドラムであり、用紙カセット326または327より供給される用紙をこの転写ドラム325に巻き付け、感光ドラム上に現像された像を用紙に転写する。
【0039】
この様にして、Y、M、C、KもしくはY、M、C、K、LC、LMの4色もしくは6色が順次転写された後に、用紙は、定着ユニット328を通過して、トナーが用紙に定着された後に排紙される。
【0040】
[色数判定処理部208の判定]
図4は本発明の色数判定処理部208の判定の方法およびローカルUI101上に表示される画面の一例を示す図である。
【0041】
同図において、MFP100に対して、様々なインターフェースを通じて画像データが入力される様子を示している。401は、画像入力装置110を介して得られるコピーするためにスキャンされた画像データ、402は外部クライアントPCから送られ得られる画像データ、403は外部FAX機から送られ得られる画像データ、404はRAM107もしくはHDD141などの記憶装置に保存されている画像データ、405はPCMCIA145を使用するPCカードメモリに保持される画像データ、406は画像受信機能により外部クライアントPCから送られ得られる画像データ、407はネットワークI/F150に含まれるUSBインターフェースなどを介して外部画像デバイスなどから転送される画像データである。
【0042】
これらで得られる画像データ401、402、403、404、405、406、407を画像出力装置120より出力する際に、各画像データのMFP100での出力方法に応じて、ローカルUI101上で4色印刷、4色もしくは4色+α色印刷の自動判定、4色+α色印刷を設定することができる。ここで指定された設定に応じて、各画像データに対して4色もしくは4色+α色の印刷を切り替える。自動判定に関しては図5で詳細説明する。
【0043】
同図のローカルUI101の場合だと、“用紙設定”を自動設定で選択しているので、後述する自動判定に従って4色か4色+α色の印刷を、入力される画像データを出力する際に使用される用紙のサイズ、種別に基づいて自動的に切り替える。仮に“4色”が選択されていた場合には、指定される用紙サイズ、用紙の種別に関係なく4色で印刷される。一方で“4色+α”が選択されていた場合には、指定される用紙サイズ、用紙の種別に関係なく4色+α色で印刷される。自動設定の条件を変えたい場合には“調整”キーを押して後述図5の画面を開き、自動設定条件を可変させる。
【0044】
合成機能は、例えばコピーの入力画像データ401とPDLの入力画像データ402などの2つの入力画像データを重ね合わせて一つの画像データに合成する機能であり、同図においては“4色”が選択されているので、合成機能を行う際には用紙設定に関わらず4色で印刷する。仮に“4色+α”を選択した場合には4色+α色で印刷する。“自動設定”を選択した際には、合成する2つの画像の種別によって自動的に4色か4色+αかを切り替える。例えば、コピーの入力画像データ401同士の合成の場合には4色印刷。コピーの入力画像データ401とPDLの入力画像データ402の合成の場合には4色+α色印刷というように設定しておくことで、自動的に切り替える。この設定は“調整”キーを押すことで図示しない別の設定画面において設定する。
【0045】
製本機能は、例えばA4サイズのコピーの入力画像データ401とA4サイズのPDLの入力画像データ402などの2つの入力画像データを並べて結合し、A3サイズのデータとして結合する機能であり、同図においては“自動設定”が選択されているので、製本する2つの画像の種別によって自動的に4色か4色+αかを切り替える。例えば、コピーの入力画像データ401同士の製本の場合には4色印刷。コピーの入力画像データ401とPDLの入力画像データ402の製本の場合には4色+α色印刷というように設定しておくことで、自動的に切り替える。この設定は“調整”キーを押すことで図示しない別の設定画面において設定する。仮に“4色”を選択した場合には4色で印刷する。一方で“4色+α”を選択した場合には4色+α色で印刷する。
【0046】
縮小レイアウト機能は、例えばA4サイズのコピーの入力画像データ401とA4サイズのPDLの入力画像データ402などの2つの入力画像データをA5に縮小して並べてA4サイズで印刷する機能であり、同図においては“4色”が選択されているので、縮小レイアウト機能を行う際には用紙設定に関わらず4色で印刷する。仮に“4色+α”を選択した場合には4色+α色で印刷する。“自動設定”を選択した際には、縮小レイアウトする2つの画像の種別によって自動的に4色か4色+αかを切り替える。例えば、コピーの入力画像データ401同士の縮小レイアウトの場合には4色印刷。コピーの入力画像データ401とPDLの入力画像データ402の縮小レイアウトの場合には4色+α色印刷というように設定しておくことで、自動的に切り替える。この設定は“調整”キーを押すことで図示しない別の設定画面において設定する。また上記では2in1の説明をしたが、4つの入力画像を各々縮小して1つの画像データで印刷する4in1、同様にNin1においても同様に設定する構成も可能である。
【0047】
拡大縮小機能は、例えばコピーの入力画像データ401を400%拡大印刷したり、25%縮小印刷したりする機能であり、同図においては“4色+α”が選択されているので、拡大縮小機能を行う際には用紙設定に関わらず4色+α色で印刷する。仮に“4色”を選択した場合には4色で印刷する。“自動設定”を選択した際には、拡大縮小する倍率によって自動的に4色か4色+αかを切り替える。例えば、拡大の場合には4色+α色印刷。縮小の場合には4色印刷というように設定しておくことで、自動的に切り替える。この設定は“調整”キーを押すことで図示しない別の設定画面において設定する。
【0048】
[図4の用紙設定時の自動判定の方法]
図5、図6は図4で説明したローカルUI101上の自動判定の方法に関して説明する図である。
【0049】
同図においては、図4で説明した用紙設定を例として説明を行う。
【0050】
まず図4の用紙設定の“調整”キーを押すと、図5の画面が表示され、ここで設定したい用紙サイズを選択する。ここではA3サイズを選択している様子を示している。A3サイズを選択すると、図6の画面が表示され、ここでA3サイズの用紙種別毎に4色か4色+α色の印刷にするのか設定を行う。図6の例においては、再生紙出力は4色、普通紙出力は4色、光沢厚紙出力は4色+α色、マット圧紙は4色+α色で印刷する設定を示している。もちろん、図5で示した用紙サイズは扱えるサイズの一例を示しただけで、これより多くのサイズが表示されても良いし、されなくてもかまわない。図6も同様にこれより多くの種別が表示されても良いし、されなくてもかまわない。
【0051】
上記と同様に他のサイズ、種別毎に設定しておくことで、後は設定条件に従って自動的に4色、4色+α色の印刷が切り替えられる。
【0052】
[図5、図6の設定による出力例]
図7は図5、図6で設定した内容に従って出力される印刷色数が可変される様子を示した図である。
【0053】
同図において、コピー画像データが入ってきた後、ローカルUI101の設定に従って、この場合、例えばA3サイズの再生紙で出力する場合には4色で印刷。A3サイズの光沢厚紙で出力する場合には4色+α色で印刷する。ローカルUI101の設定に従って、上記が自動的に切り替わる。
【実施例2】
【0054】
実施例1においては、画像データを出力する際の用紙サイズ、用紙種別、各種レイアウト機能に応じて、4色印刷か、4色+α色印刷かを切り替える構成およびローカルUI101上の設定に関して説明をしたが、MFP100に備わる図示しない環境センサの値に応じて4色印刷か、4色+α色印刷かを切り替える構成としても良い。
【実施例3】
【0055】
実施例1、2においては、ローカルUI101上において設定する構成を説明したが、MFP100本体に備わるローカルUI101以外から、実施例1、2で説明した設定と同様な設定を行える外部UIを持つ構成を説明する。
【0056】
ネットワークI/F150を使用したUSB、IEEE1394、有線LAN151、無線LAN152、赤外線通信153、モデム154を使用した公衆回線、短距離通信155を使用したBluetoothなどで接続されるクライントPCや携帯端末などを使用して操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明のMFP100のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】本発明のマイクロプロセッサ103内において施される画像処理フローを説明するブロック図である。
【図3】本発明のMFP100のハードの全体装置構成を示す装置概観図である。
【図4】本発明の色数判定処理部208の判定の方法およびローカルUI101上に表示される画面の一例を示す図である。
【図5】図4で説明したローカルUI101上の自動判定の方法に関して説明する図である。
【図6】図4で説明したローカルUI101上の自動判定の方法に関して説明する図である。
【図7】図5、図6で設定した内容に従って出力される印刷色数が可変される様子を示した図である。
【符号の説明】
【0058】
100 MFP
101 ローカルUI
102 インターフェースマネージャ
103 マイクロプロセッサ
104 キーボード
105 マウス
106 フラッシュ・メモリ
107 RAM
110画像入力装置
120画像出力装置
130 ディスプレ
140 ディスク・インターフェース装置
141 HDD
142 FDD
143 CD−ROMドライブ
144 キャッシュ
145 PCMCIA
150 ネットワークインターフェース
151 有線LAN
152 無線LAN
153 赤外線通信
154 モデム
155 短距離通信
201 入力画像処理部
202 出力画像処理部
203 レンダリング部
204 画像送信処理部
205 画像受信処理部
206 FAX送信処理部
207 FAX受信処理部




 

 


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