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発明の名称 レンズバリア
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4009(P2007−4009A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−186393(P2005−186393)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100066061
【弁理士】
【氏名又は名称】丹羽 宏之
発明者 安田 俊之
要約 課題
第1レンズの前面で非撮影時は第1レンズの保護、撮影時は開放するバリア羽根と、前記バリア羽根を駆動するバリア駆動部材と、前記バリア羽根と前記バリア駆動部材が防水構造をもつ隔壁で隔っているレンズ鏡筒内バリアにおいて、前記バリア羽根、およびバリア駆動部材に磁極を持つ。

解決手段
第1レンズの前面で非撮影時は第1レンズの保護、撮影時は開放するバリア羽根と、前記バリア羽根を駆動するバリア駆動部材と、前記バリア羽根と前記バリア駆動部材が防水構造をもつ隔壁で隔っているレンズ鏡筒内バリアにおいて、前記バリア羽根、およびバリア駆動部材に磁極を持つことを特徴とするレンズバリア。
特許請求の範囲
【請求項1】
第1レンズの前面で非撮影時は第1レンズの保護、撮影時は開放するバリア羽根と、
前記バリア羽根を駆動するバリア駆動部材と、
前記バリア羽根と前記バリア駆動部材が防水構造をもつ隔壁で隔っているレンズ鏡筒内バリアにおいて、
前記バリア羽根、およびバリア駆動部材に磁極を持つことを特徴とするレンズバリア。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カメラ及び電子カメラのレンズバリア技術に係わるレンズバリアに関するものである。
【背景技術】
【0002】
防水機能を備えたカメラにおいて、従来は鏡筒前面に手動スライド式レンズバリアを備えたものがあった。しかし、手動スライド式レンズバリアは外装の外側でスライドさせる構成をとっているため、外装以外にスライドレンズバリアの厚み分だけカメラ本体が厚く構成されることになり、厚み方向で不利である。即ち、それはカメラの小型化が求められる昨今の製品においては不利であった。また、鏡筒内にバリア機構を備える構成をとることも考えられる。
【特許文献1】特開平09−80588号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、鏡筒内バリアは1群鏡筒に構成されるため、バリア羽根の開閉動作を行う駆動部分は鏡筒内部との連動機構を介して駆動しているため、1群鏡筒には必然的に孔部が存在していた。そのため、孔部の回りをシールするOリングを設けて防滴構造を構成していた。しかし、摺動部分において気密性をあげることは摩擦抵抗を増大させることにつながるので、バリアを確実に開閉駆動するためには強力なバネ部材を用いることが避けられず、そのバネ力に打ち勝つためにはより強力なモータを兼ね備えることと同時にその時流れる電流は防水機構がないものよりも多くの電流を流す必要があり、カメラの小型化が求められている昨今の製品においては不利に働くのみならず、消費電力の面においても不利となっている。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は従来の技術を鑑みてなされたものであり、第1レンズの前面で非撮影時は第1レンズの保護、撮影時は開放するバリア羽根と、前記バリア羽根を駆動するバリア駆動部材と、前記バリア羽根と前記バリア駆動部材が防水構造をもつ隔壁で隔っているレンズ鏡筒内バリアにおいて、前記バリア羽根、およびバリア駆動部材に磁極を持つことを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、第1レンズの前面で非撮影時は第1レンズの保護、撮影時は開放するバリア羽根と、前記バリア羽根を駆動するバリア駆動部材と、前記バリア羽根と前記バリア駆動部材が防水構造をもつ隔壁で隔っているレンズ鏡筒内バリアにおいて、前記バリア羽根、およびバリア駆動部材に磁極を持つことを特徴とするレンズバリアを提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下図面に従い、本発明の実施例について説明する。
【実施例】
【0007】
図1は本発明を実施したカメラの実施例を示す鏡筒部分の分解斜視図、図2は本発明を実施したカメラの実施例を示す鏡筒部分を光軸に対して断面を取った図である。1は1群鏡筒である。中央に設けてある部分において第1レンズ群9を保持しているほか、その前面にはレンズバリアが構成されている。このレンズバリアは撮影者が電源を切断し、システムが鏡筒を沈胴した時にはバリア羽根2が閉じるように設計されており、粉塵などがレンズに付着しないように保護をしている。バリア羽根2には軸部2bが設けられており、1群鏡筒1に設けられている穴部1aと嵌合し、この軸中心にバリア羽根2は回動する。
【0008】
なお、バリア羽根2は本実施例では2枚、180度回転対称に配置しているが、枚数に制限はなく、1枚で開閉する構成でも良い。また、このバリア羽根には回転軸中心に対して多極に着磁したマグネット2aが埋め込まれており、後述する別の軸7に圧入嵌合したマグネット10との吸引力、あるいは反発力を利用してバリア羽根を駆動する。
【0009】
3はカバーで、1群鏡筒1の前面に接着され、バリア羽根2の空間を構成しているほか,レンズ鏡筒の外観を構成している。4はバリア地板であり、穴部4aとギア軸7が嵌合し、自由に回転できるようになっている他、そのギア軸7の他端部7bにおいては、多極に着磁されたマグネット10が圧入嵌合されている。そのためバリア羽根ギア軸7とバリア地板4とは一体的に構成され、1群鏡筒1の裏面側に固定配置されている。このギア軸7とバリア羽根2の回転中心を決めている軸部2bとは1群鏡筒を挟んで略同軸に設計されており、ギア軸7とバリア羽根2は磁気的に安定した位置で止まっている。
【0010】
更に1群鏡筒は図2に示されるように第1レンズ群9を保持した状態では貫通穴を設けていないため、鏡筒内部と外部において防水構造になっている。
【0011】
5はバリア駆動リングであり、1群鏡筒1の裏面側に回動自在に嵌合配置されている。バリア駆動リング5の外周部にはギア歯が形成されており、ギア軸7のギア部7aと噛み合っている。また、バリア駆動リング5の一部にはバネ8をかけるフック部5cが形成されており、バネ8の他端はバリア地板4に設けてあるフック部に掛かっている(不図示)。
【0012】
そのため、図1の状態では光軸を中心にして反時計回り方向に付勢された状態になっており、それゆえギア軸7は時計回りの方向に付勢されている。バリア駆動リング5にはテーパ状のリブ部5bが設けてあり、これは1群鏡筒1が沈胴するとき、即ち図1の右上方向に駆動される状態になると、不図示のカメラのベースにビスなどで締結されているリブ6と当接を開始し、さらに1群鏡筒1が沈胴を続けるとリブ部5bはリブ6のテーパに沿って回動を開始し、それに伴いバリア駆動リング5は光軸を中心に時計回りに駆動される。
【0013】
以上のような構成で、以下にその動作について説明する。
【0014】
図4は本発明におけるバリア駆動の動作を模式的に示した図である。(a)はバリア羽根2が閉じた状態である。この状態においてはマグネット10に着磁した状態と位相が約60°ずれた位置で安定停止している。この位置から鏡筒が繰り出されると、カメラのベース部に締結されたリブ部6と1群鏡筒1に組み込まれたバリア駆動リング5のリブ部5bとが互いに離れる方向に移動を開始する。
【0015】
このときバリア駆動リング5は引張りバネ8により反時計回りに片寄せされているため、リブ6とリブ部5bとは当接を保ちつつ回動する。このときバリア駆動リング5のギア部5aと噛み合うギア軸7も回転動作を行い、それに伴って、ギア軸7に圧入されたマグネット10も回転動作を行う。その結果、ギア軸7と同軸配置された、バリア羽根2に嵌っているマグネット2bは、マグネット10との間に働く吸引力の影響で回転動作を行うことになり、やがてバリア羽根2は回転メカストッパ1aに当接するまで回転を続ける。
【0016】
このとき、鏡筒は依然として繰り出し動作は行われ、バリア駆動リング5は回転規制が掛けられる端まで回転動作を続けることになるが、その回転量はマグネット2bとマグネット10の安定位相から逸脱するまでに至らない量なので、バリア羽根2が開いた状態においても依然として安定している(図4(b))バリア羽根2が開いた状態で操作者が意図的にバリア羽根を閉じる動作を行ったり、あるいは衝撃などにより偶発的にバリアが閉じたような場合においては、バリア羽根2側のマグネット2bとギア軸7側のマグネット10とは磁極の位相が揃った状態、すなわち同極同士が向き合った状態になるため、お互い反発する力が発生する。
【0017】
ただし、この反発力はバリア駆動リング5を片寄せるための引張りバネ8の引張り力よりも小さい力であるため、ギア軸7aを介してバリア駆動リング5を回転させることはない。結果としてバリア羽根2を閉じる方向に力が作用する。従って撮影状態にあった場合においてもバリア羽根が閉じてしまい、シャッターチャンスを逃したり、撮影不可能な状態に陥ることはない。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本実施例における撮影光学系を分解した斜視図である。
【図2】本実施例における中央断面を示した図である。
【図3】本実施例におけるバリア羽根を詳細に示した図である。
【図4】(a)(b)(c) 本実施例におけるバリア羽根の駆動方式を模式的に示した図である。
【0019】
1 1群鏡筒
2 バリア羽根
3 カバー
4 バリア地板
5 バリア駆動リング
6 リブ
7 軸
8 引っ張りバネ
9 第1レンズ群
10 マグネット




 

 


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