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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−17691(P2007−17691A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−198905(P2005−198905)
出願日 平成17年7月7日(2005.7.7)
代理人 【識別番号】100084250
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 隆夫
発明者 田中 秀郎
要約 課題
各色のトナー像を形成する速度と用紙を搬送する速度を中間転写ベルトの速度に合わせるにより、上記品質の劣化を防ぐ画像形成装置を提供する。

解決手段
予め各紙種毎に用紙を通紙して、中間転写ベルトの速度データを測定しておく。印刷開始時(ステップS400)、紙種を判断して(ステップS401)、感光体モータ、用紙搬送モータの速度を決定し、その速度でモータを回転させる(ステップS402、S403)。かかる速度については、中間転写ベルトの速度データから決定される。感光体モータは感光体にLDを照射している時間において、中間転写ベルトの速度を平均した速度にする。用紙搬送モータは用紙が2次転写に到達してから抜けるまでの時間において、中間転写ベルトの速度を平均した速度にする。
特許請求の範囲
【請求項1】
各色のトナー像に対応した静電潜像がそれぞれ形成される複数の感光手段と、
前記感光手段に接触して設置され、各色のトナー像を重ね合わせて転写される中間転写 手段と、
前記中間転写手段のトナー像を用紙に転写する2次転写手段と、
印刷用紙の紙種により各色のトナー像を形成する速度と用紙を搬送する速度を変化させる速度変化手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記速度変化手段は、各速度を可変とすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
各色のトナー像に対応した静電潜像がそれぞれ形成される複数の感光手段と、
前記感光手段に接触して設置され、各色のトナー像を重ね合わせて転写される中間転写 手段と、
前記中間転写手段のトナー像を用紙に転写する2次転写手段と、
定着性や書き込み解像度により決まる線速と、印刷用紙の紙種により各色のトナー像を形成する速度と、用紙を搬送する速度と、を変化させることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
線速または紙種が異なる印刷が発生した場合、各色のトナー像を形成する速度と用紙を搬送する速度を変化させるかどうかを選択できることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
線速または紙種が異なる印刷が発生した場合、各色のトナー像を形成する速度と用紙を搬送する速度を変化させることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関し、特にカラー画像形成装置の色ずれ防止を行う画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、装置の小型化に伴い内部の構成部品も小型のものを用いる必要があり、各部のモータも例外ではなく、小型のモータが用いられるようになってきている。一般に、小型モータは大型モータと比較してパワーが小さい。この結果、これまでと同様の制御を行うと不具合が生じる恐れがある。すなわち、画像形成装置の紙搬送系には、紙を転写部(2次転写ローラと中間転写ベルトとの間)に送り込むための紙搬送モータがある。この紙搬送モータにより、紙が転写部に向かう際に、紙の先端部が中間転写ベルトに接触する。この接触により中間転写ベルトを駆動するモータの負荷が一時的に増大し、その結果、ベルト速度が鈍る。その後、紙が転写部を通過した瞬間、中間転写ベルトに与えられていた負荷が消滅することになるので、ベルト速度は高まる。
【0003】
上記速度の差により、印字媒体の押し込みや引っ張りが発生してしまうことがあった。そこで、搬送駆動系と給送駆動系の速度を一致させ、安定な画像形成を行う方法が提案されている(特許文献1)。
【特許文献1】特開2003−215870号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記現象では、中間転写ベルトの速度変動による画像形成品質の劣化も発生するという問題が生じる。
【0005】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、係る不具合を解決することを前提とし、各色のトナー像を形成する速度と用紙を搬送する速度を中間転写ベルトの速度に合わせるにより、上記品質の劣化を防ぐことを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、各色のトナー像に対応した静電潜像がそれぞれ形成される複数の感光手段と、前記感光手段に接触して設置され、各色のトナー像を重ね合わせて転写される中間転写手段と、前記中間転写手段のトナー像を用紙に転写する2次転写手段と、印刷用紙の紙種により各色のトナー像を形成する速度と用紙を搬送する速度を変化させる速度変化手段と、を有することを特徴とする画像形成装置である。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の装置において、前記速度変化手段は、各速度を可変とすることを特徴とする。
【0008】
請求項3記載の発明は、各色のトナー像に対応した静電潜像がそれぞれ形成される複数の感光手 段と、前記感光手段に接触して設置され、各色のトナー像を重ね合わせて転写される中間転写手 段と、前記中間転写手段のトナー像を用紙に転写する2次転写手段と、定着性や書き込み解像度 により決まる線速と、印刷用紙の紙種により各色のトナー像を形成する速度と、用紙を搬送する 速度と、を変化させることを特徴とする画像形成装置である。
【0009】
請求項4記載の発明は、請求項3に記載の装置において、線速または紙種が異なる印刷が発生した場合、各色のトナー像を形成する速度と用紙を搬送する速度を変化させるかどうかを選択できることを特徴とする。
【0010】
請求項5記載の発明は、請求項3に記載の装置において、線速または紙種が異なる印刷が発生した場合、各色のトナー像を形成する速度と用紙を搬送する速度を変化させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、中間転写ベルトと感光体、転写ローラの速度差が小さくなり、画像品質の劣化を防ぐことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下に、本発明の実施形態に係る画像形成装置を、図面を用いて詳細に説明する。
【0013】
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成図である。図1に示すように画像形成装置には4つの感光体1a、1b、1c、1dと感光体に接触する中間転写ベルト2、中間転写ベルト上のトナー像を転写するために用紙を搬送するローラ3が配置され、感光体、中間転写ベルト、用紙搬送ローラには回転させるためのモータが個別に取付けられている。それぞれを感光体モータ、中間転写モータ、用紙搬送モータという。
【0014】
図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。CPU4、操作パネル5、ROM6、RAM7、I/O8、NVRAM9、画像メモリ10から構成されている。図3は、中間転写ベルトの速度データである。予め各紙種毎に用紙を通紙して、かかる中間転写ベルトの速度データを測定しておく。
【0015】
本実施形態のシステムは、CPU4によりROM6のプログラムを読み出してRAM7、I/O8、NVRAM9を利用して制御を行う。制御動作は図4のフローチャートを参照して説明する。印刷開始時(ステップS400)、紙種を判断して(ステップS401)、感光体モータ、用紙搬送モータの速度を決定し、その速度でモータを回転させる(ステップS402、S403)。かかる速度については、図3のデータから決定される。すなわち感光体モータは感光体にLDを照射している時間において、中間転写ベルトの速度を平均した速度にする。用紙搬送モータは用紙が2次転写に到達してから抜けるまでの時間において、中間転写ベルトの速度を平均した速度にする。これらステップS402とS403の動作の流れは並列であり、すなわち感光体モータおよび用紙搬送モータを回す動作を行ってから、印刷動作(ステップS404)に進む。
【0016】
図5は、本発明の実施形態に係る動作手順を示すフローチャートである。機体毎に、図3のようなデータを測定し、紙種類毎の感光体モータの速度と用紙搬送モータの速度の速度を不揮発性メモリに記憶させる。印刷開始(ステップS500)されると、印刷する紙種を判断する(ステップS501)。紙種により、感光体モータの速度をNVRAMから読み出し(ステップS502)、紙種により、用紙搬送モータの速度をNVRAMから読み出し(ステップS503)、感光体モータと用紙搬送モータを制御する(ステップS504、S505)。これらステップS502からとS503からの動作の流れは並列であり、すなわち感光体モータおよび用紙搬送モータの速度を読み出し、両者のモータを回す動作を行ってから、印刷動作(ステップS506)に進む。
【0017】
上記実施形態により、速度データを不揮発性メモリに記憶するため、機体毎に紙種により中間転写ベルトの速度変動が異なっていても画像品質の劣化を防ぐことができる。
【0018】
図6は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の起動時の動作手順を示すフローチャートである。予め定着性や書き込み解像度により決まる線速と紙種類毎に、感光体を回転させるモータと用紙搬送するモータの速度を不揮発性メモリに記憶させる。印刷開始(ステップS600)すると、印刷する線速と紙種を判断する(ステップS601)。線速と紙種により、感光体モータの速度をNVRAMから読み出し(ステップS602)、読み出した速度で感光体モータを制御する(ステップS604)。また、線速と紙種により、用紙搬送モータの速度をNVRAMから読み出し(ステップS603)、読み出した速度で用紙搬送モータを制御する(ステップS605)。これらステップS602からとS603からの動作の流れは並列であり、すなわち感光体モータおよび用紙搬送モータの速度を読み出し、両者のモータを回す動作を行ってから、印刷動作(ステップS606)に進む。
【0019】
上記実施形態により、線速と紙種類ごとに速度データを不揮発性メモリに記憶するため、機体毎に線速と紙種類により中間転写ベルトの速度変動が異なっていても画像品質の劣化を防ぐことができる。
【0020】
図7は、本発明の実施形態に係る画像形成装置の起動時の動作手順を示すフローチャートである。予め、不揮発性メモリ9にモータ制御を実行する/しないの情報を記憶させておく。印刷開始時(ステップS700)、上記情報を判断して(ステップS701)、実行する場合は(ステップS702/YES)印刷時、線速と紙種を判断して(ステップS703)、メモリから該当する速度を各種取得し(ステップS704、S705)、感光体モータと用紙搬送モータを制御する(ステップS706、S707)。これらステップS704からとS705からの動作の流れは並列であり、すなわち感光体モータおよび用紙搬送モータの速度を読み出し、両者のモータを回す動作を行ってから、印刷動作(ステップS708)に進む。実行しない場合は(ステップS702/NO)中間転写ベルト速度と同じになるように感光体モータと用紙搬送モータを制御する。
【0021】
上記実施形態により、不揮発性メモリ9にモータ制御を実行する/しないの情報を記憶させているため、ユーザーが目的に合わせて、生産性優先か画像品質優先かを選択することができる。生産性優先にすると、感光体モータと用紙搬送モータは中間転写モータの速度と常に同じにして印刷を行うので、紙種類や線速が変化した場合の中間転写ベルトの速度変動による画像品質へ影響が大きい。画像品質優先にすると、紙種類や線速が変化する毎に1度モータをOFFして再度、紙種類や線速で決まる最適な速度にモータ速度を制御する時間が発生するため、生産性は低くなる。
【0022】
本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作として、感光体と中間転写ベルトの速度を決定するタイミングを印刷開始時ではなく、線速または紙種が変化したときに行うことも考え得る。かかる動作手順を図8のフローを参照して説明する。印刷要求がある場合に(ステップS800/YES)、印刷を開始し(ステップS801)、印刷する線速と紙種類を確認する(ステップS802)。1枚目又は前回と線速又は紙種類が異なる場合は(ステップS803/YES)、速度の反映を行う。線速または紙種類が変化したときの速度の反映については、感光体モータの場合は感光体へのLD照射完了後(ステップS804/NO)、用紙搬送モータは2次転写ローラから用紙が抜けた後(ステップS805/YES)に行う。線速と紙種により、感光体モータの速度をNVRAMから読み出し(ステップS806)、読み出した速度で感光体モータを制御する(ステップS808)。また、線速と紙種により、用紙搬送モータの速度をNVRAMから読み出し(ステップS807)、読み出した速度で用紙搬送モータを制御する(ステップS809)。これらステップS804からとS805からの動作の流れは並列であり、すなわち感光体モータおよび用紙搬送モータの速度を読み出し、両者のモータを回す動作を行ってから、印刷動作(ステップS810)に進む。印刷終了していない(ステップS811/NO)場合はステップS800に戻り、印刷要求がなくなるまで上記動作を繰り返す。
【0023】
上記実施形態により、紙種類や線速が変化する毎にモータをOFFすることなく、紙種類や線速で決まる最適な速度に感光体モータと用紙搬送モータを制御するため、生産性低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係る中間転写ベルトの速度データである。
【図4】本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態に係る画像形成装置の起動時の動作手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0025】
1 感光体
2 中間転写ベルト
3 ローラ
4 CPU
5 操作パネル
6 ROM
7 RAM
8 I/O
9 NVRAM
10 画像メモリ




 

 


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