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発明の名称 カラー画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−17605(P2007−17605A)
公開日 平成19年1月25日(2007.1.25)
出願番号 特願2005−197599(P2005−197599)
出願日 平成17年7月6日(2005.7.6)
代理人 【識別番号】100090103
【弁理士】
【氏名又は名称】本多 章悟
発明者 小林 一三 / 田中 加余子 / 藤森 仰太 / 長谷川 真 / 加藤 真治 / 竹内 信貴 / 渡辺 直人 / 平山 裕士 / 石橋 均 / 有泉 修 / 榎並 崇史 / 小林 信二 / 内田 福年 / 森本 亮太
要約 課題
この発明は、各種調整の調整時間を短縮することができないという課題を解決しようとするものである。

解決手段
この発明は、トナー画像のスキュー補正、主走査倍率補正及び主走査・副走査レジスト補正というシーケンスで実行される順番を持つ位置合わせシーケンスにおいて、スキュー補正の実行時の補正値の算出と、主走査方向倍率補正及び主走査方向レジスト補正及び副走査方向レジスト補正の実行時のパターン形成の間に、位置合わせ補正とは独立の調整シーケンスである第3の調整を実行するものである。
特許請求の範囲
【請求項1】
画像プロセス部によって形成した複数色のトナー画像を無端ベルト状の転写ベルト上に重ね合わせて転写してカラー画像を形成し、このカラー画像を転写媒体に転写するカラー画像形成装置において、
前記トナー画像の位置ずれ補正用のパターンを前記画像プロセス部に形成させて前記転写ベルト上に転写させるパターン形成手段と、
前記転写ベルト上のパターンをセンサにより検出し、該センサの出力値に基づいて前記パターンの形成位置を認識するパターン形成位置認識手段と、
前記パターン形成位置認識手段の認識結果に基づいて、前記トナー画像の位置ずれを補正するための補正値を算出する補正値算出手段と、
前記補正値算出手段で算出した補正値に基づいて前記トナー画像の位置ずれを補正する補正手段とを備え、
前記パターンの形成、前記パターンの形成位置認識、前記補正値の算出、前記トナー画像の位置ずれ補正による各色トナー画像の位置合わせ処理について異なる複数の処理を実行する実行モードを有し、
前記位置合わせ処理は、前記トナー画像のスキュー補正と、主走査方向倍率補正、主走査方向レジスト補正及び副走査方向レジスト補正というシーケンスで実行される順番を持つ位置合わせシーケンスにおいて、前記スキュー補正の実行時の前記補正値の算出と、前記主走査方向倍率補正及び主走査方向レジスト補正及び副走査方向レジスト補正の実行時の前記パターン形成の間に、前記位置合わせ補正とは独立の調整シーケンスである第3の調整を実行することを特徴とするカラー画像形成装置。
【請求項2】
請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記第3の調整は前記センサの調整であることを特徴とするカラー画像形成装置。
【請求項3】
請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記第3の調整は、前記画像プロセス部の画像形成に用いる現像DCバイアスの調整であることを特徴とするカラー画像形成装置。
【請求項4】
請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記第3の調整は、前記画像プロセス部の画像形成に用いる帯電DCバイアス調整であることを特徴とするカラー画像形成装置。
【請求項5】
請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記第3の調整は、前記画像プロセス部の画像形成に用いるトナー濃度γ調整であることを特徴とするカラー画像形成装置。
【請求項6】
請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記第3の調整は請求項2、3、4及び5の前記第3の調整のいずれか複数の組み合わせであることを特徴とするカラー画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、静電写真方式の複写機、プリンタ、ファクシミリ等のカラー画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、画像プロセス部によって形成した複数色のトナー画像を無端ベルト状の転写ベルト上に重ね合わせて転写してカラー画像を形成し、このカラー画像を転写媒体に転写するカラー画像形成装置において、トナー画像のスキュー補正、倍率補正及びレジスト補正を実行する場合には、スキュー補正用のパターンを画像プロセス部に形成させて転写ベルト上に転写させ、転写ベルト上のパターンをセンサにより検出して該センサの出力値に基づいてスキューを補正するための補正値を算出し、ぞの算出した補正値に基づいて物理的デバイス(スキュー調整モータなど)の駆動を行ってトナー画像のスキューを補正した後、倍率補正用のパターンを画像プロセス部に形成させて転写ベルト上に転写させ、転写ベルト上のパターンをセンサにより検出して該センサの出力値に基づいて倍率補正値を算出し、ぞの算出した倍率補正値に基づいて倍率補正を行い、さらにレジスト補正用のパターンを画像プロセス部に形成させて転写ベルト上に転写させ、転写ベルト上のパターンをセンサにより検出して該センサの出力値に基づいてレジスト補正値を算出し、その算出したレジスト補正値に基づいてレジスト補正を行うカラー画像形成装置が記載されている。
【0003】
【特許文献1】特開2002−244387
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記カラー画像形成装置では、スキュー補正、倍率補正及びレジスト補正を実行する場合には、スキュー補正値を算出した後に物理的デバイスの駆動(スキュー調整モータなど)を行うので、スキュー補正値を算出した後に数100msec〜数秒待ってから倍率補正及びレジスト補正を実行する必要がある。すなわち、スキュー補正が為された後でないと、次に続く倍率補正などのパターンが所望のパターンとならず、正しい倍率補正値の算出が困難である。その数100msec〜数秒という時間は、待ち時間の一部となり、各種調整の調整時間を短縮することができない。
【0005】
本発明は、各種調整全体でのダウンタイムを低減することができるカラー画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、画像プロセス部によって形成した複数色のトナー画像を無端ベルト状の転写ベルト上に重ね合わせて転写してカラー画像を形成し、このカラー画像を転写媒体に転写するカラー画像形成装置において、前記トナー画像の位置ずれ補正用のパターンを前記画像プロセス部に形成させて前記転写ベルト上に転写させるパターン形成手段と、前記転写ベルト上のパターンをセンサにより検出し、該センサの出力値に基づいて前記パターンの形成位置を認識するパターン形成位置認識手段と、前記パターン形成位置認識手段の認識結果に基づいて、前記トナー画像の位置ずれを補正するための補正値を算出する補正値算出手段と、前記補正値算出手段で算出した補正値に基づいて前記トナー画像の位置ずれを補正する補正手段とを備え、前記パターンの形成、前記パターンの形成位置認識、前記補正値の算出、前記トナー画像の位置ずれ補正による各色トナー画像の位置合わせ処理について異なる複数の処理を実行する実行モードを有し、前記位置合わせ処理は、前記トナー画像のスキュー補正と、主走査方向倍率補正、主走査方向レジスト補正及び副走査方向レジスト補正というシーケンスで実行される順番を持つ位置合わせシーケンスにおいて、前記スキュー補正の実行時の前記補正値の算出と、前記主走査方向倍率補正及び主走査方向レジスト補正及び副走査方向レジスト補正の実行時の前記パターン形成の間に、前記位置合わせ補正とは独立の調整シーケンスである第3の調整を実行するものである。
【0007】
請求項2に係る発明は、請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記第3の調整は前記センサの調整であるものである。
【0008】
請求項3に係る発明は、請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記第3の調整は、前記画像プロセス部の画像形成に用いる現像DCバイアスの調整であるものである。
【0009】
請求項4に係る発明は、請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記第3の調整は、前記画像プロセス部の画像形成に用いる帯電DCバイアス調整であるものである。
【0010】
請求項5に係る発明は、請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記第3の調整は、前記画像プロセス部の画像形成に用いるトナー濃度γ調整であるものである。
【0011】
請求項6に係る発明は、請求項1記載のカラー画像形成装置において、前記第3の調整は請求項2、3、4及び5の前記第3の調整のいずれか複数の組み合わせであるものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、各種調整全体でのダウンタイムを低減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1は、本発明の実施形態1であるタンデム型カラー画像形成装置を示す。このカラー画像形成装置では、異なる色、例えばイエロー:Y、マゼンタ:M、シアン:C、ブラック:Kの各画像をそれぞれ形成する電子写真方式の画像プロセス部1Y、1M、1C、1Kが転写媒体としての転写紙2を搬送する無端ベルト状の転写ベルト3に沿って一列に配置されている。転写ベルト3は、駆動ローラ4と従動ローラ5に張架されており、駆動源としてのステッピングモータにより駆動ローラ4が回転駆動されることで矢印方向に回転駆動される。転写ベルト3の下部には、転写紙2が収納された給紙トレイ6が備えられている。この給紙トレイ6に収納された転写紙2のうち最上位にある転写紙は、画像形成時に転写ベルト3に向けて給紙され、静電吸着によって転写ベルト3に吸着されて転写ベルト3により搬送される。
【0014】
各画像プロセス部1Y、1M、1C、1Kは、それぞれ、像担持体としてのドラム状感光体7Y、7M、7C、7Kと、この感光体7Y、7M、7C、7Kの周囲に配置された帯電器8Y、8M、8C、8K、露光器9、現像器10Y、10M、10C、10K及び感光体クリーナ11Y、11M、11C、11Kなどで構成されている。帯電器8Y、8M、8C、8Kは、それぞれ、帯電バイアス電源から所定の帯電バイアス電圧が印加され、感光体7Y、7M、7C、7Kを均一に帯電させる。現像器10Y、10M、10C、10Kは、それぞれ、現像バイアス電源から所定の現像バイアス電圧(現像DCバイアス電圧のみ、又は現像DCバイアス電圧と現像ACバイアス電圧が重畳されたもの)が印加される。
【0015】
各画像プロセス部1Y、1M、1C、1Kでは、それぞれ、感光体7Y、7M、7C、7Kは、帯電器8Y、8M、8C、8Kにより一様に帯電された後、露光器9によりY、M、C、K各色の画像データでそれぞれ変調された複数本の光ビーム(レーザ光)でそれぞれ露光されて各色の画像データに対応する静電潜像がそれぞれ形成される。各感光体7Y、7M、7C、7K上の静電潜像はそれぞれ現像器10Y、10M、10C、10Kにより2成分現像剤で現像されてY、M、C、K各色のトナー画像が形成される。これらの各感光体7Y、7M、7C、7K上のトナー画像は、感光体7Y、7M、7C、7Kと転写ベルト3上の転写紙2とが接触する各転写位置で転写器12Y、12M、12C、12Kによって転写紙2に順次に転写されてフルカラー画像が形成される。各感光体7Y、7M、7C、7Kは、トナー画像の転写後に、残留トナーがクリーニングされ、次の画像形成に備える。フルカラー画像が形成された転写紙2は、転写ベルト3から剥離され、定着器13にてフルカラー画像が定着されて外部へ排出される。
【0016】
図2は本実施形態1においてトナー画像の位置ずれ補正時に位置ずれ補正用のパターン14が画像プロセス部1Y、1M、1C、1Kから転写ベルト3上に転写された様子を示す。転写ベルト3上の主走査方向(幅方向)の両端部上に転写された複数のマークからなる位置ずれ補正用のパターン14は、2つのセンサ15,16でそれぞれ検出される。本実施形態1においては、転写ベルト3上に転写される各色のトナー画像の位置ずれの成分としては、スキュー、副走査方向のレジストずれ、主走査方向のレジストずれ、主走査方向の倍率誤差などがあり、センサ15,16の検出結果から各位置ずれ成分の補正量を演算してその演算結果により各位置ずれ成分を補正する。この各種位置ずれの補正処理により各色トナー画像の位置合わせ処理がなされる。
【0017】
図3は本実施形態1の回路部を示す。
上記センサ15,16の出力信号は、増幅器(AMP)17によって増幅され、フィルタ18をパターン14の信号成分のみが通過し、A/D変換器19によってアナログデータからデジタルデータに変換される。このA/D変換器19によるデータのサンプリングは、サンプリング制御器20によって制御され、A/D変換器19からのデジタルデータはFIFOメモリ21に格納される。パターン14の検出が一通り終了した後、制御手段としてのCPU24はFIFOメモリ21に格納されているデータをI/O
ポート22及びデータバス23を介してRAM25にロードする。CPU24は、RAM25にロードしたデータに基づいて各位置ずれ量を算出するための演算処理などを行う。
【0018】
また、CPU24は、図示しないオペレーションパネル又はプリンタドライバから各位置ずれ成分の微調整量の情報が入力され、最終的な各位置ずれの補正値を算出する。CPU24は、各位置ずれの補正値に基づき、スキュー、副走査方向のレジストずれ、主走査方向のレジストずれ、主走査方向の倍率誤差などを補正するために、後述するミラー駆動用ステッピングモータ及び書込制御部としての書込制御基板26の制御(設定)などを行う。書込制御基板26は、Y、M、C、K各色の画像データに対して主レジスト(主走査方向のレジスト)及び副レジスト(副走査方向のレジスト)の制御をCPU24からの制御信号に基づいて行ってそれらのK各色の画像データを多色のレーザダイオード(LD)駆動板へ出力すると共に、出力周波数を非常に細かく設定できるデバイス、たとえば電圧制御発振器を利用したクロックジェネレータを各色毎に備えている。このクロックジェネレータからのクロックは画像クロックとして用いられる。露光器9では、多色のLD駆動板が書込制御基板26からのY、M、C、K各色の画像データにより各色のLDを駆動することにより、Y、M、C、K各色の画像データでそれぞれ変調された複数本の光ビーム(レーザ光)を出射し、これらの光ビームをそれぞれ走査手段としてのポリゴンミラーにより主走査方向に走査してfθレンズ及び折り返しミラーを介して感光体7Y、7M、7C、7Kに照射することにより感光体7Y、7M、7C、7Kを走査して露光する。各ポリゴンミラーからの光ビームは、それぞれ感光体7Y、7M、7C、7K上の主走査方向の有効画像領域より前側で同期検知器により検知されて該同期検知器から同期検知信号が出力される。
【0019】
CPU24は、センサ15,16の出力信号を所定のタイミングでモニタしており、発光量制御部27はCPU24からデータバス23及びI/Oポート22を介して入力される制御信号に基づいてセンサ15,16の受光部出力信号レベルが一定になるようにセンサ15,16の発光部発光量を制御する。ROM28には各位置ずれ量を演算するためのプログラムや、各種のプログラムが格納され、これらのプログラムがCPU24により実行される。CPU24は、アドレスバス29を介してROM28のアドレス指定、RAM25のアドレス指定、各種入出力機器の指定を行う。
【0020】
本実施形態1では、トナー画像のスキュー補正は、露光器9内の各色用折り返しミラーを駆動源としてのミラー駆動用ステッピングモータにより付勢して各色用折り返しミラーの傾きを変更することによってなされる。図4は副走査方向の書き出しタイミング(露光器9からのレーザ光で各感光体7Y、7M、7C、7K上に副走査方向の書き込みを開始するタイミング)の補正(副走査方向のレジスト補正)を行う際の各種信号のタイミングを示す。この場合、補正分解能は1ドットである。図4に示すように、書込制御基板26は、副走査方向の画像領域信号(画像書込みイネーブル(enable)信号)の生成を同期検知信号に同期して開始させて同期検知信号を多色のLD駆動板へ出力し、副走査方向の画像書込みを副走査方向の画像書込enable信号に合わせて行わせ、副走査方向の画像書込enable信号を同期検知信号に同期して調整することにより副走査方向のレジスト補正を行う。例えば、副走査方向のレジスト補正を1ドット分早く行う場合には、書込制御基板26にて副走査方向の画像書込みイネーブル信号を同期検知信号1つ分早くアクティブにする。
【0021】
図5は主走査方向の書き出しタイミング(露光器9からのレーザ光で各感光体7Y、7M、7C、7K上に主走査方向の書き込みを開始するタイミング)の補正(主走査方向のレジスト補正)を行う際の各種信号のタイミングを示す。この場合、補正分解能は1ドットである。書込制御基板26は、上記クロックジェネレータからのクロックより上記同期検知信号の立ち下がりエッジに同期した、各ラインとも正確に位相の合ったクロックを生成して多色のLD駆動板へ出力し、このクロックを画像書込みクロックとする。書込制御基板26は、画像書込みクロックに同期してY、M、C、K各色の画像データを多色のLD駆動板へ出力して画像の書き込みを行わせるが、主走査方向の画像領域信号(画像書込みイネーブル(enable)信号)の生成も画像書込みクロックに同期して開始させて主走査方向の書き込みを主走査方向の画像領域信号に合わせて行わせ、主走査方向の画像書込みenable信号を画像書込みクロックに同期して調整することにより主走査方向のレジスト補正を行う。例えば、主走査方向のレジスト補正を1ドット分早く行う場合には、書込制御基板26にて主走査方向の画像書込みイネーブル信号を画像書込みクロック1つ分早くアクティブにする。
【0022】
書込制御基板26は、CPU24からの制御信号に基づいて上記クロックジェネレータを制御して画像書込みクロックの周波数を変更することで、主走査方向の倍率補正を行う。
図6は本実施形態1のトナー画像位置ずれ補正処理フローを示す。
本実施形態1のトナー画像位置ずれ補正処理はステップS001にて開始され、CPU24はステップS002にてスキュー調整用のパターンを転写ベルト3上に出力させる。すなわち、書込制御基板26は、CPU24からの制御信号に基づいてパターン信号発生器から各色のスキュー調整用パターン信号を上記多色のLD駆動板へ出力させることにより、画像データによるトナー画像の形成と同様に各感光体7Y、7M、7C、7K上に各色のスキュー調整用パターンをそれぞれ形成させる、この各色のスキュー調整用パターンは転写ベルト3上にずれて転写されることにより転写ベルト3の両端部に各色のスキュー調整用パターン14が形成される。
【0023】
次に、ステップS003にて転写ベルト3上に転写されたスキュー調整用のパターン14がセンサ15、16により検知され、このセンサ15、16の出力信号は増幅器17、フィルタ18、A/D変換器19を介してFIFOメモリ21に格納される。CPU24は、FIFOメモリ21に格納されているデータをI/Oポート22及びデータバス23を介してRAM25にロードする。次に、CPU24は、ステップS204にて、ステップS003でFIFOメモリ21に格納されたデータを用いてスキュー調整用パターン14のスキュー補正量を算出することで、転写ベルト3上に転写されるトナー画像のスキュー補正量を算出する。
CPU24は、スキュー補正値を算出したら、ステップS005にて上記スキュー補正値に基づいてスキューモータ(上記ミラー駆動用ステッピングモータ)を駆動することでスキュー補正を行うとともに、ステップS006にてスキューの影響を受けない他の調整動作を実行する。
【0024】
CPU24は、ステップS005、S006の動作が共に終了した後、ステップS007にて倍率、主走査方向レジスト及び副走査方向レジスト調整用のパターンを転写ベルト3上に出力させる。すなわち、書込制御基板26は、CPU24からの制御信号に基づいてパターン信号発生器から各色の主走査方向倍率、主走査方向レジスト及び副走査方向レジスト調整用パターン信号を上記多色のLD駆動板へ出力させることにより、画像データによるトナー画像の形成と同様に各感光体7Y、7M、7C、7K上に各色の主走査方向倍率、主走査方向レジスト及び副走査方向レジスト調整用パターンをそれぞれ形成させる、この各色の主走査方向倍率、主走査方向レジスト及び副走査方向レジスト調整用パターンは転写ベルト3上にずれて転写されることにより転写ベルト3の両端部に主走査方向倍率、主走査方向レジスト及び副走査方向レジスト調整用パターン14が形成される。
【0025】
次に、ステップS008にて転写ベルト3上に転写された主走査方向倍率、主走査方向レジスト及び副走査方向レジスト調整用パターン14がセンサ15、16により検知され、このセンサ15、16の出力信号は増幅器17、フィルタ18、A/D変換器19を介してFIFOメモリ21に格納される。CPU24は、FIFOメモリ21に格納されているデータをI/Oポート22及びデータバス23を介してRAM25にロードする。次に、CPU24は、ステップS009にて、ステップS008でFIFOメモリ21に格納されたデータを用いて主走査方向倍率、主走査方向レジスト及び副走査方向レジスト調整用パターン14の主走査方向倍率補正値、主走査方向レジスト補正値及び副走査方向レジスト補正量を算出することで、転写ベルト3上に転写されるトナー画像の主走査方向倍率補正値、主走査方向レジスト補正値及び副走査方向レジスト補正量を算出する。次に、CPU24は、ステップS010にて、上記主走査方向倍率補正値に基づいて倍率補正を上述のように行い、主走査方向レジスト補正値及び副走査方向レジスト補正量に基づいて主走査方向レジスト補正及び副走査方向レジスト補正を上述のように行ってシーケンスを終了する。
【0026】
この実施形態1では、スキューモータの駆動(スキュー補正)と他の調整動作を並列に実行することによって、全体としての調整動作時間を低減することが可能となり、各種調整全体でのダウンタイムを低減することができる。
【0027】
図7は本発明の実施形態2のトナー画像位置ずれ補正処理フローを示す。
この実施形態2では、上記実施形態1において、図7に示すように、CPU24は、ステップS006(S106)のスキューの影響を受けない他の調整動作として、センサ15,16の調整(Vsg調整)を行う。すなわち、CPU24は、センサ15、16から増幅器17、フィルタ18、A/D変換器19を介してFIFOメモリ21に格納されたデータをI/Oポート22及びデータバス23を介して取り込んで、該データに基づいて、データバス23、I/Oポート22及び発光量制御部27を介してセンサ15,16の発光部を制御することで、転写ベルト3上の地肌部(転写ベルト3上において感光体7Y、7M、7C、7K上のトナー画像が転写されない部分)に対するセンサ15,16の受光部出力信号レベルが設定値になるようにセンサ15,16の発光部発光量を調整する。なお、本実施形態2におけるステップS101〜S111は上記実施形態1におけるステップS001〜S011に対応する。
【0028】
この実施形態2によれば、スキューモータの駆動(スキュー補正)とVsg調整動作(センサ15,16の調整)を並列に実行することによって、全体としての調整動作時間を低減することが可能となり、各種調整全体でのダウンタイムを低減することができる。
【0029】
図8は本発明の実施形態3のトナー画像位置ずれ補正処理フローを示す。
この実施形態3では、上記実施形態1において、図8に示すように、CPU24は、ステップS006(S206)のスキューの影響を受けない他の調整動作として、現像バイアス電源を制御して上記現像DCバイアス電圧の調整を行う。なお、本実施形態3におけるステップS201〜S211は上記実施形態1におけるステップS001〜S011に対応する。
【0030】
この実施形態3によれば、スキューモータの駆動(スキュー補正)と現像DCバイアス電圧の調整動作を並列に実行することによって、全体としての調整動作時間を低減することが可能となり、各種調整全体でのダウンタイムを低減することができる。
【0031】
図9は本発明の実施形態4のトナー画像位置ずれ補正処理フローを示す。
この実施形態4では、上記実施形態1において、図9に示すように、CPU24は、ステップS006(S306)のスキューの影響を受けない他の調整動作として、図9に示すように、帯電バイアス電源を制御して帯電DCバイアス電圧の調整を行う。なお、本実施形態4におけるステップS301〜S311は上記実施形態1におけるステップS001〜S011に対応する。
【0032】
この実施形態4によれば、スキューモータの駆動(スキュー補正)と帯電DCバイアス調整動作を並列に実行することによって、全体としての調整動作時間を低減することが可能となり、各種調整全体でのダウンタイムを低減することができる。
【0033】
図10は本発明の実施形態5のトナー画像位置ずれ補正処理フローを示す。
この実施形態5では、上記実施形態1において、図10に示すように、CPU24は、ステップS006(S406)のスキューの影響を受けない他の調整動作として、図10に示すように、画像プロセス部1Y、1M、1C、1Kの画像形成に用いる現像器10Y、10M、10C、10Kのトナー濃度γ調整を行う。なお、本実施形態5におけるステップS401〜S411は上記実施形態1におけるステップS001〜S011に対応する。
【0034】
この実施形態5によれば、スキューモータの駆動(スキュー補正)とトナー濃度γ調整動作を並列に実行することによって全体としての調整動作時間を低減することが可能となり、各種調整全体でのダウンタイムを低減することができる。
【0035】
本発明の実施形態6では、上記実施形態1において、ステップS006のスキューの影響を受けない他の調整動作として、上記実施形態2のVsg調整(センサ15,16の調整)、上記実施形態3の現像DCバイアス調整、上記実施形態4の帯電DCバイアス調整、上記実施形態5のトナー濃度γ調整のいずれか複数の組み合わせ(任意に組み合わせたもの)を行う。
【0036】
この実施形態5によれば、スキューモータの駆動(スキュー補正)と第3の調整動作を並列に実行し、第3の調整動作として、Vsg調整(センサ15,16の調整)、現像DCバイアス調整、帯電DCバイアス調整、トナー濃度γ調整を任意に組み合わせた調整を行うことによって、全体としての調整動作時間を低減することが可能となり、各種調整全体でのダウンタイムを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の実施形態1を示す断面図である。
【図2】同実施形態1においてトナー画像の位置ずれ補正時に位置ずれ補正用のパターンが画像プロセス部から転写ベルト上に転写された様子を示す斜視図である。
【図3】同実施形態1の回路部を示すブロック図である。
【図4】同実施形態1の副走査方向の書き出しタイミングの補正を行う際の各種信号のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図5】同実施形態1の主走査方向の書き出しタイミングの補正を行う際の各種信号のタイミングを示す図である。
【図6】同実施形態1のトナー画像位置ずれ補正処理フローを示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施形態2のトナー画像位置ずれ補正処理フローを示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施形態3のトナー画像位置ずれ補正処理フローを示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態4のトナー画像位置ずれ補正処理フローを示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施形態5のトナー画像位置ずれ補正処理フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0038】
1Y、1M、1C、1K 画像プロセス部
3 転写ベルト
15、16 センサ
21 FIFOメモリ
24 CPU
26 書込制御基板
27 発光量制御部




 

 


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