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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−11223(P2007−11223A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−195230(P2005−195230)
出願日 平成17年7月4日(2005.7.4)
代理人 【識別番号】100085660
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 均
発明者 西澤 宜治
要約 課題
スキャナ部の前部に設けた操作部が上下方向に傾斜するように構成された胴内排紙タイプの画像形成装置において、排紙空間内に排出された用紙の視認性と取り出し作業を容易にする。

解決手段
スキャナ部2と、スキャナ部の下方に配置されて排紙口から排紙された用紙を収容する排紙用空間10と、該排紙用空間の下方に配置されたプリンタ部30と、スキャナ部から前方に突設されて上下方向への傾斜角度を変更可能に支持された操作部49と、を備えた画像形成装置において、操作部は、複数の可動操作パネル41、42から成り、各可動操作パネルは独立して傾斜角度を変更可能に構成されている。
特許請求の範囲
【請求項1】
スキャナ部と、該スキャナ部の下方に配置されて排紙口から排紙された用紙を収容する排紙用空間と、該排紙用空間の下方に配置されたプリンタ部と、前記スキャナ部から前方に突設されて上下方向への傾斜角度を変更可能に支持された操作部と、を備えた画像形成装置において、
前記操作部は、複数の可動操作パネルから成り、各可動操作パネルは独立して傾斜角度を変更可能に構成されていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
前記各可動操作パネルを連結して一体動作可能にしたり、連結を解除して個別動作を可能とする連結部材を何れか一方の可動操作ユニットに備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記各可動操作パネルを連結して一体動作可能にしたり、連結を解除して個別動作を可能とする連結部材を各可動操作ユニットに備えたことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、これらの各種機能を併せ持つ複合機などの画像形成装置の改良に関し、特にスキャナ部とプリンタ部との間に排紙口から排出された用紙を収容する排紙空間を備えた胴内排紙タイプの画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、一般的に原稿を読み取るためのスキャナ部と、転写紙に画像を記録するプリンタ部と、プリンタ部にて記録を受け排紙口から排紙された転写紙を収容する排紙部とによって構成されている。
近年の画像形成装置では、省スペース化を考慮し、画像形成を受けた転写紙を機外に排出するための排紙口の配置部位として、排紙トレイ等が外部に突出する虞のある装置側面を選定せずに、上方に位置するスキャナ部と下方に位置するプリンタ部との間に設けた排紙空間の内壁に排紙口を設け、排紙口から排紙空間内に転写紙を排出するように構成した機種(胴内排紙タイプ)が増加している。すなわち、画像形成装置の利便性向上を目的として、排紙された転写紙を取出し易くするため、プリンタ部の上方に所要の排紙空間を介してスキャナ部を支持し、排紙空間の内壁に排紙口を備えたものが多くなってきている。このような画像形成装置の場合、排紙用空間の前面と、左右どちらか一方の側面が開放されるとともに、この開放された2面を除く他の2つの側面がプリンタ支持用の壁部によって取り囲まれている構成が一般に採用されている。
特開2003−312088公報には、胴内排紙タイプにおいて、使用頻度の高い機能に対応する操作ボタン類を移動パネルに配置し、使用頻度の低い機能に対応する操作ボタン類を固定パネルに設けておき、移動パネルを固定パネルに重なる位置と、重ならないで隣接並置される位置とに移動可能に構成した操作パネルが開示されている。しかし、固定パネルによって隠蔽されている移動パネルの機能を使用する場合には、移動パネルを引き出す必要が有り、移動パネルに配置されている機能を使用者が知らない場合には機能そのものが認知されずに使用されることがなくなる、という問題がある。また、各パネルは前方下向きに傾斜して突出しているため、排紙空間内に排出されてきた用紙の視認性が低下すると共に、排紙された用紙が操作パネルの奥側に位置するために操作パネルが障害となって取出し作業が容易ではなかった。
特開2005−10293公報には、胴内排紙タイプの画像形成装置の前部に突設された操作部をオペレータの操作がし易いように上下移動できるように構成すると共に、排紙空間内に排紙された用紙を取り出す際には操作部が定常高さに復帰するようにした画像形成装置が開示されている。更に、特開2004−287453公報には、胴内排紙タイプの画像形成装置の前部に突設された操作部の上下方向への傾斜角度をオペレータの操作がし易いように、少なくとも2段階以上に亘って変更可能とした画像形成装置が開示されている。
【0003】
しかし、画像形成装置の多機能化により、操作部に搭載されるLCD等の表示装置の大型化や、操作キーの増加により操作部の大型化が進むと、操作部を上下動させたり、傾斜させるための機構の構成が複雑、大型化する虞がある。大型の操作部が上下方向へ変位、傾斜することが操作上の不便をもたらすことも多々ある。例えば、操作性を高めるために操作部全体を下方へ傾斜させた場合には、排紙空間に排出された用紙の前面からの視認性と取り出し作業性が悪化する傾向が強くなるため、用紙を取り出すためには画像形成完了後に操作部を全体として上昇させる必要があり、操作が極めて煩雑であった。更に胴内排紙タイプの画像形成装置の特徴として、側面部は必ずしも開放されている必要がないため、排出された用紙の取り出し方向が前面に限られている場合もあり、この場合には操作部全体の大きさが前面からの取出し作業性等に大きな影響を及ぼすこととなる。
【特許文献1】特開2003−312088公報
【特許文献2】特開2005−10293公報
【特許文献3】特開2004−287453公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、スキャナ部の前部に設けた操作部が上下方向に傾斜するように構成された胴内排紙タイプの画像形成装置において、排紙空間内に排出された用紙の視認性と取り出し作業を容易にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、スキャナ部と、該スキャナ部の下方に配置されて排紙口から排紙された用紙を収容する排紙用空間と、該排紙用空間の下方に配置されたプリンタ部と、前記スキャナ部から前方に突設されて上下方向への傾斜角度を変更可能に支持された操作部と、を備えた画像形成装置において、前記操作部は、複数の可動操作パネルから成り、各可動操作パネルは独立して傾斜角度を変更可能に構成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記各可動操作パネルを連結して一体動作可能にしたり、連結を解除して個別動作を可能とする連結部材を何れか一方の可動操作ユニットに備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1において、前記各可動操作パネルを連結して一体動作可能にしたり、連結を解除して個別動作を可能とする連結部材を各可動操作ユニットに備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
スキャナ部の前部に設けた操作部が上下方向に傾斜するように構成された胴内排紙タイプの画像形成装置において、左右に分割された2つの可動操作パネルを個別に傾動させて傾斜角度を異ならせるようにしたことにより、排紙空間内に排出された用紙の視認性と取り出し作業を容易にすることができる。
また、少なくとも一方の可動操作パネルに設けた連結部材を用いて2つの可動操作パネルの連結、解除を任意に行うようにしたので、操作性を高めることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明を図面に示した実施の形態により詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る胴内排紙タイプの画像形成装置の定常状態を示す外観斜視図、図2は操作部の一部が下方へ傾斜した状態を示す斜視図、図3は操作部の他の一部が下方へ傾斜した状態を示す斜視図、図4は図3の要部拡大図、図5は操作部の分解斜視図である。
この画像形成装置1は、読み取り光学系(原稿走査装置)を備えたスキャナ部2と、原稿搬送装置5と、スキャナ部2の下方に配置されて内壁等に配置された図示しない排紙口から排紙された用紙を収容する排紙用空間10と、排紙用空間10の下方に配置されたプリンタ部(画像形成部)30と、スキャナ部2の前端部3から前方に突設されて上下方向への傾斜角度を変更可能に支持された操作部40と、を備えている。
本発明では、操作部40を複数の可動操作パネル41、42から構成し、各可動操作パネル41、42が一体となって、或いは個々に独立して上下方向への傾斜角度を、任意の角度、或いは既定の角度に変更できるように、スキャナ部前端部3に設けたチルトユニット50によって支持している。
つまり、操作部40は、可動操作パネル41、42を連結して一体的に上下動(上下揺動)させることができるばかりでなく、連結状態を解除して個別に任意の角度だけ上下動させて当該角度にて停止させることも可能である。
チルトユニット50は、図5に示すようにスキャナ部2の先端部3にネジ52により固定されるブラケット51と、各可動操作パネル41、42に夫々一体で形成されたネジボス53にネジ54により固定される回動軸55と、可動操作パネル41、42の荷重を支え保持できるようトルク設定されたチルト機構部56と、を有している。
各ブラケット51は、そのベース板51aをネジ52によりスキャナ部2に固定されるとともに、前方へ突設された支持部51bによって回動軸55を支持する。
チルト機構部56としては、各可動操作パネル41、42を任意の角度に傾斜させて停止させることができる機構であれば、どのような機構であっても良いが、例えば特開2001−207718「チルトヒンジ装置およびこれを用いた精密機器」の構成を利用することができる。
各可動操作パネル41、42は、各回動軸55により回動自在に支持され、回動軸55を中心として上下方向に回動することで画像形成装置本体1に対する角度を変更する。
各可動操作パネル41、42の角度を変更、保持する機構としては、任意の位置又は所定の位置で保持できる機構であればチルトユニットでなくともかまわない。
【0008】
本実施形態によれば、操作部40を複数の可動操作パネル41、42に分割して横方向に並置し、各々の角度を個別に変更できるようにしたため、画像形成された用紙の排出確認と取り出し時に、操作部全体の角度を一括して変更(排紙空間10の前面開口から退避)することなく、排出確認と取出しに必要な操作部の一部である可動操作パネルの一方のみを排紙空間の前面開口から退避させることができるため、排紙取出し作業性が向上する。
また、操作部40を操作するために全ての可動操作パネル41、42を下方に大きく傾斜させておく必要がない場合には、各可動操作パネル毎に操作時点において排出時を考慮した角度設定をすることにより、排出時に全ての可動操作パネルの角度をその都度変更させなくても(上方に戻さなくても)よくなる。従って、必要最小限の可動操作パネルのみを操作に必要な角度だけ下方に傾斜させる一方で、他方の可動操作パネルについては上向きに姿勢を保持しておくことにより、排紙確認、排紙取出しが容易となる。
【0009】
次に、個々の可動操作パネル41、42を上下回動させる際に、必ず個別に操作する必要があるとすれば、極めて煩雑である。例えば、両可動操作パネル41、42を一括して上下動させたい場合であっても必ず両可動操作パネルに夫々手を当てて操作する必要があるとすれば、角度変更作業が多い場合には不便である。
そこで、本発明の第2の実施形態では、各可動操作パネル41、42を連結して一体動作可能にしたり、連結を解除して個別動作を可能とする連結部材60を一方の可動操作ユニット、例えば左側の可動操作ユニット41に備えるようにしている。
即ち、分割された可動操作パネル41、42を連動して角度変更させるための連結部材60を有し、各連結部材60の操作により可動操作パネル41、42の連動(連結)を解除できるようになっており、各可動操作パネル41、42を異なる角度に変更できるようになっている。
連結部材60は、可動操作パネル41の右側面(他方の可動操作パネル42との対向面)に設けた穴から進退自在に構成された突起部61と、突起部61を他方の可動操作パネル42に向けて突出付勢するバネ62と、バネストッパ64と、他方の可動操作パネル42の対向面に設けられて突起部61が嵌合することができる凹部65と、を備えている。突起部61が凹部65内に嵌合した状態では、両可動操作パネル41、42は連結された状態となり、一体となって上下方向へ回動することができるので、一方の可動操作パネルに手を当てて回動させることによって操作部全体を回動させることができる。一方、バネ62に抗して突起部61を凹部65から退避させた場合には連結が解除されて個別独立の回動が可能となる。
なお、可動操作パネル41の前面には操作ボタン63が露出しており、操作ボタン63を押し込んだときにバネ62による押圧力をキャンセルして突起部61を内方へ退避させ、操作ボタン63に対する押圧力を解除したときにバネ62の押圧力が作動して突起部61を突出状態に移行させるように構成する。
【0010】
具体的には、操作ボタン63の内側に設けた延長部63aにカム(例えば、傾斜面)を設け、このカムを突起部61に設けた受部に当接させておき、操作ボタン63を指により押し込んだときに前記カムが受部を退避方向へ引き込むように作用させる一方で、操作ボタン63を押し込む力を解除した場合にはバネ62の力によって突起部61が突出方向へ移動して凹部65内に嵌合可能となるように構成する。
或いは、突起部61と操作ボタン63を一体化しておき、操作ボタン63を左右に移動可能に構成し、バネ62に抗して左に移動させたときに連結が解除し、指を操作ボタン63から離した時にバネ62によって突起部61が突出して連結状態となるように構成してもよい。
また、連結部材は回動軸55と一体化したギヤなどの部材を組合せて構成してもかまわない。
なお、上記実施形態では、連結部材を可動操作パネル41だけに設けた例を示したが、可動操作部42だけに設けても良い。
以上のように構成することにより、両可動操作パネル41、42は、独立した回動も可能となるし、一体化した回動も可能となる。従って、連結部材により各々の可動操作パネルを連結することにより、各可動操作パネルを別々に操作して操作部の角度変更を行う必要がなくなり、操作部の角度変更が容易となった。
【0011】
前記実施形態では、一方の可動操作パネルにのみ連結部材を設けたため、各可動操作パネルの角度を変更する際の操作性が良くないという問題がある。つまり、各々の可動操作パネルを別々に操作して夫々の角度変更を行う必要があり、各可動操作パネルの角度変更が煩雑であった。
そこで、図6に示した本発明の第3の実施形態では、分割された可動操作パネル41、42を連動して角度の変更をするための可動式の連結部材60、70を各可動操作パネル41、42に設け、各可動操作パネル間の連結は各連結部材60、70により行い、少なくとも一方の連結部材60、又は70を操作することにより可動操作パネル41、42同志の連結、連動を解除できるようにしている。従って、各可動操作パネル41、42を連結させて一体化したり、連結を解除して個別に操作して、異なる角度に設定できるようになっている。
即ち、可動操作パネル41には連結部材60を備え、可動操作パネル42には他の連結部材70を有する。可動操作パネル42の連結部材70には他方の可動操作パネル41の連結部材60の突起部61にはまり込む凹部72を有した突起部71を有する。突起部71はバネ73により、他方の可動操作パネル41方向へ押し付けられている。バネ73はバネストッパ75により一端部を支持されている。この連結状態で、可動操作パネル41もしくは可動操作パネル42の回転操作を行うと、可動操作パネル41と可動操作パネル42は連動して回転する。連結部材70は可動操作パネル42の前面に露出した操作ボタン74を有し、可動操作パネル42を操作することより、バネ73の押し付けを解除して他方の可動操作パネル41の突起部61と可動操作パネルの突起部71に設けた凹部72へのはまり込みが解除される。それにより、他方の可動操作パネル42と可動操作パネル41は独立して回転が可能となる。他方の可動操作パネル41の連結部材60の連結解除操作を行った場合も、同様に両可動操作パネル間の連結が解除状態となる。
連結部材70による操作ボタン74と突起部71との関係、構成は、連結部材60について述べた構成を流用すればよい。
このように本実施形態によれば、連結部材60、70を各々の分割された可動操作パネル41、42に有することにより、角度変更のための操作に際して、連結部材を有する何れか一方の可動操作パネルを操作することにより、各可動操作パネルを別々に操作して可動操作パネルの角度変更を行う必要がなくなり、可動操作パネルの角度変更を容易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明の一実施形態に係る胴内排紙タイプの画像形成装置の定常状態を示す外観斜視図。
【図2】操作部の一部が下方へ傾斜した状態を示す斜視図。
【図3】操作部の他の一部が下方へ傾斜した状態を示す斜視図。
【図4】図3の要部拡大図。
【図5】操作部の分解斜視図。
【図6】本発明の第3の実施形態の説明図。
【符号の説明】
【0013】
1…画像形成装置、2…スキャナ部、3…スキャナ部前端部、5…原稿搬送装置、10…排紙空間、30…プリンタ部、40…操作部、41、42…可動操作パネル、50…チルトユニット、51…ブラケット、51a…ベース板、51b…支持部、52…ネジ、53…ネジボス、54…ネジ、55…回動軸、56…チルト機構部、60…各連結部材、61…突起部、62…バネ、63…操作ボタン、63a…延長部、64…バネストッパ、65…凹部、70…連結部材、71…突起部、72…凹部、73…バネ、74…操作ボタン、75…バネストッパ。




 

 


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