米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 写真;映画 -> 株式会社リコー

発明の名称 トナー搬送装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−10921(P2007−10921A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−190752(P2005−190752)
出願日 平成17年6月29日(2005.6.29)
代理人
発明者 中山 貴裕 / 武市 隆太 / 斎藤 大享 / 古屋 政治
要約 課題
搬送コイルを振動させるための突起物を有し、トナー搬送コイル正転時のトナー搬送性を維持しつつ、逆転時には、そのたびに搬送コイル外形内に位置する干渉部材にトナー搬送コイルが引っ掛かってトナー搬送コイル自体が振動し、トナー搬送コイル自体や周壁に付着したトナーをフリック(素早い動き)の振動により振るい落とすトナー搬送装置を提供する。

解決手段
トナー回収部4により回収されたトナーを外部に搬送し、回転軸に螺旋状コイルを設けてなるトナー搬送コイル1をトナー搬送パイプ2内に正転・逆転可能に片持ち支持した構造の電子写真方式による画像形成装置におけるトナー搬送装置Aにおいて、前記トナー搬送コイル1の正転時には前記トナー搬送コイル1の動作を妨げることなく、逆転時には前記トナー搬送コイル1自体の弾性力を用いて振動させる障害となる干渉機構もしくは干渉部材6を、前記トナー搬送パイプ2内で前記干渉機構もしくは干渉部材6が前記トナー搬送コイル1外径内に干渉する位置に有する。
特許請求の範囲
【請求項1】
トナー回収部により回収されたトナーを搬送し、回転軸に螺旋状コイルを設けてなるトナー搬送コイルをトナー搬送パイプ内に正転・逆転可能に片持ち支持した構造のトナー搬送装置において、前記トナー搬送コイルの正転時には前記トナー搬送コイルの動作を妨げることなく、逆転時には前記トナー搬送コイル自体の弾性力を用いて振動させる障害となる干渉機構もしくは干渉部材を、前記トナー搬送パイプ内において前記トナー搬送コイル外形に干渉する位置に有することを特徴とするトナー搬送装置。
【請求項2】
前記トナー回収部として、クリーニングブレードを用いたことを特徴とする請求項1記載のトナー搬送装置。
【請求項3】
トナー回収部として、ブラシローラを用いたことを特徴とする請求項1に記載のトナー搬送装置。
【請求項4】
前記トナー搬送コイルの材質を金属としたことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載のトナー搬送装置。
【請求項5】
前記トナー搬送コイルの材質を樹脂としたことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載のトナー搬送装置。
【請求項6】
前記干渉部材として、前記トナー搬送パイプ上方に位置するトナー搬送方向に対して直交する軸を中心に自由回転可能で、前記軸と反対端の可動先端の1つをトナー搬送コイル外径内に干渉する位置とする揺動タイプの干渉部材を使用することを特徴とする請求項1記載のトナー搬送装置。
【請求項7】
前記干渉機構として、一方向クラッチに接続したギア外径をトナー搬送コイル外径内に干渉する位置とするギア及び一方向クラッチ接続タイプの干渉機構を使用することを特徴とする請求項1記載のトナー搬送装置。
【請求項8】
前記干渉部材として、弾性体を使用することを特徴とする請求項1記載のトナー搬送装置。
【請求項9】
前記干渉機構として、前記トナー搬送コイル外径内に干渉する位置の前記トナー搬送パイプ内に、前記トナー搬送コイルピッチの整数倍でないピッチで複数個の干渉部材を有することを特徴とする請求項1記載のトナー搬送装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式による画像形成装置におけるトナー搬送装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置において現像装置内、或いはユニット間でトナーを搬送する際に搬送コイルが使用されるが、トナー詰まりによる搬送コイルの破損防止を目的として搬送コイルを振動させるための突起物を有する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この構成では搬送コイルは正転・逆転に関係なく常に振動してしまうため、正転時のトナー搬送性が劣化することが考えられる。
【特許文献1】特開2001−66894公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
また、搬送するトナーが高温・高湿環境に放置されたものや廃トナーのような流動性の悪いものであると、搬送コイルを用いたトナー搬送装置においては、このトナー搬送装置内に残留・堆積するトナー量が少しずつ増加していく。
局所的な堆積や全体的な堆積であっても、堆積量が多量になってくると、搬送コイルに多大な負荷が掛かり、搬送コイルの破損もしくはモータロックなど重大な障害となる。
そこで、本発明の目的は、画像形成装置に用いられるトナー搬送装置において、搬送コイルが過負荷によって破損したり、モータロックを引き起こすことがないトナー搬送装置を提供することにある。
具体的には、搬送コイルを振動させるための突起物を有し、トナー搬送コイル正転時のトナー搬送性を維持しつつ、逆転時には、そのたびに搬送コイル外形内に位置する干渉部材にトナー搬送コイルが引っ掛かってトナー搬送コイル自体が振動し、トナー搬送コイル自体や周壁に付着したトナーをフリック(素早い動き)の振動により振るい落とすトナー搬送装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、トナー回収部により回収されたトナーを外部に搬送し、回転軸に螺旋状コイルを設けてなるトナー搬送コイルをトナー搬送パイプ内に正転・逆転可能に片持ち支持した構造の電子写真方式による画像形成装置におけるトナー搬送装置において、前記トナー搬送コイルの正転時には前記トナー搬送コイルの動作を妨げることなく、逆転時には前記トナー搬送コイル自体の弾性力を用いて振動させる障害となる干渉機構もしくは干渉部材を、前記トナー搬送パイプ内で前記干渉機構もしくは干渉部材が前記トナー搬送コイル外径内に干渉する位置に有するトナー搬送装置を特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、前記トナー回収部として、クリーニングブレードを用いる請求項1記載のトナー搬送装置を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、トナー回収部として、ブラシローラを用いる請求項1に記載のトナー搬送装置を特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、前記トナー搬送コイルの材質を金属とした請求項1記載のトナー搬送装置を特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、前記トナー搬送コイルの材質を樹脂とした請求項1記載のトナー搬送装置を特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、前記干渉部材として、前記トナー搬送パイプ上方に位置するトナー搬送方向に対して垂直方向の軸を中心に自由回転可能で、前記軸と反対端の可動先端の1つをトナー搬送コイル外径内に干渉する位置とする揺動タイプの干渉部材を使用する請求項1記載のトナー搬送装置を特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、前記干渉機構として、一方向クラッチに接続したギア外径をトナー搬送コイル外径内に干渉する位置とするギア及び一方向クラッチ接続タイプの干渉機構を使用する請求項1記載のトナー搬送装置を特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、前記干渉部材として、弾性体を使用する請求項1記載のトナー搬送装置を特徴とする。
また、請求項9に記載の発明は、前記干渉機構として、前記トナー搬送コイル外径内に干渉する位置の前記トナー搬送パイプ内に、前記トナー搬送コイルピッチの整数倍でないピッチで複数個の干渉部材を有する請求項1記載のトナー搬送装置を特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、トナー搬送コイル正転時のトナー搬送性を維持しつつ、逆転時には、そのたびに搬送コイル外形内に位置する部材にトナー搬送コイルが引っ掛かってトナー搬送コイル自体が振動し、トナー搬送コイル自体や周壁に付着したトナーをフリックの振動により振るい落とし、トナー搬送装置内の堆積トナー量を減らすことが可能となる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明によるトナー搬送装置の第1の実施の形態を示す概略図である。図2は図1のトナー搬送装置のトナー排出口付近を拡大して示す概略図である。
トナー回収部4に接続されたトナー搬送パイプ2内には、回転軸1aに螺旋状コイル1bを組付けかつ正転及び逆転可能に片持ち支持されたトナー搬送コイル1が配置されている。図には詳しくは示してないが、トナー回収部4はクリーニングブレードまたはブラシローラを使用している。このトナー回収部4は、感光体や中間転写ベルト上に付着残留したトナーを除去回収する手段であり、回収されたトナーはトナー搬送コイル1によって所定方向へ搬送される。
トナー回収部4として、クリーニングブレードまたはブラシローラを使用することにより、搬送されるトナーとして、電子写真方式における転写後の転写残トナーを回収することができる。
トナー搬送コイル1を構成する螺旋状コイル1bは剛性が高い金属製とすることができ、これによりフリック時の振動エネルギを大きくさせ、トナー搬送コイル自体や周壁に付着したトナーをフリックの振動により振るい落としを容易にし、トナー搬送装置A内の堆積トナー量を減らすことが可能となる。また、トナー搬送コイルを樹脂製とすることも可能で、これによれば、弾性力や他の特性値の調整が容易となる。
このトナー搬送コイル1は、正転及び逆転可能な駆動モータ5に接続されており、かつこの駆動モータ5の回転に連動する構成となっている。符号3はトナー排出口、6はトナー搬送方向に対して垂直方向の軸6aを中心に自由回転可能な干渉部材を示している。干渉部材6は軸6aと反対端の可動先端の1つをトナー搬送コイル外径内に干渉する位置とする揺動タイプの干渉部材である。
トナー搬送コイル1が正転すると、トナー回収部4で回収されたトナーは図1に示す矢印の方向へ搬送され、トナー排出口3から排出される。トナー搬送コイル1が正転している間は、このトナー搬送コイル1の外形が、トナー搬送方向に対して垂直方向の軸6aを中心に自由回転可能な干渉部材6を滑らかに押し上げるように進行するため、何の妨げも無くトナー搬送動作が行われる。
【0007】
プリントジョブエンド時の逆転動作などにより、トナー搬送コイル1が逆転している間は、この螺旋状コイル1bの外形が揺動タイプの干渉部材6端面に引っ掛かる。
したがって、逆転が続く間、トナー搬送コイル1は自らの弾性力によるエネルギを蓄え続け、或るポイントで干渉部材6端面を乗り越えて元の形状に戻ろうとし、そのさい、トナー搬送コイル1自体が振動を起こす。
その振動により、トナー搬送コイル1、またはトナー搬送パイプ1の周壁をなす部分に付着残留していたトナーを振るい落とし、トナー搬送装置内の堆積トナー量を減らすことを可能にしている。
第1の実施の形態によれば、部品1つからなる簡単な構成で、トナー搬送コイル1の正転時のトナー搬送性を維持しつつ、逆転時には、そのたびに搬送コイル1の外形内に位置する干渉部材6にトナー搬送コイル1が引っ掛かってトナー搬送コイル1自体が振動する。
これによって、トナー搬送コイル1自体や周壁に付着したトナーをフリック(素早い動き)の振動により振るい落としてトナー搬送装置A内の堆積トナー量を減らすことができる。
【0008】
図3は本発明によるトナー搬送装置の第2の実施の形態を示す図2と同様な概略図である。第2の実施の形態では、図1で示した干渉部材6(揺動タイプ)に代えて、干渉部材7(弾性体タイプ)を用いている。
トナー回収部4に接続されたトナー搬送パイプ2内には、図1の第1の実施の形態におけると同様に、正転及び逆転可能に片持ち支持されたトナー搬送コイル1が配置されている。
このトナー搬送コイル1は、図示してないが図1の第1の実施の形態におけると同様に、正転及び逆転可能な駆動モータ5に接続されており、かつこの駆動モータ5の回転に連動する構成となっている。
符号3はトナー排出口を示している。一般的なモールド部材より比較的柔らかい、適宜な方法で取り付けられる干渉部材7(弾性体タイプ)を用いることで、トナー搬送パイプ1に掛かる余分な負荷を軽減できる。
【0009】
図4は本発明によるトナー搬送装置の第3の実施の形態を示す図2と同様な概略図である。図4の第3の実施の形態では、図3の第2の実施の形態で示した干渉部材7(弾性体タイプ)に代えて、干渉機構8(ギアと一方向クラッチの接続タイプ)を用いている。
トナー回収部4に接続されたトナー搬送パイプ2内には、図1の第1の実施の形態におけると同様に、正転及び逆転可能に片持ち支持されたトナー搬送コイル1が配置されている。
このトナー搬送コイル1は、図示してないが図1の第1の実施の形態におけると同様に、正転及び逆転可能な駆動モータ5に接続されており、かつこの駆動モータ5の回転に連動する構成となっている。符号3はトナー排出口を示している。
トナー搬送装置の正転時にはトナー搬送装置Aの動作を妨げることなく、逆転時には、トナー搬送コイル1自体の弾性力を用いて振動させる障害となる干渉機構を、一方向クラッチ(図示せず)に接続したギア部分8aの外径をトナー搬送コイル1外径内に干渉する位置としている。
トナー搬送方向がフリーとなるような適宜なクラッチ(図示せず)を用いる。この構成により、トナー搬送コイル1の回転が静止しているときにも、干渉部材8(ギアと一方向クラッチの接続タイプ)のギア部分を回転させることによって、高剛性で耐久性に優れた構成で、積極的にトナー搬送コイル1を振動させることが可能となる。
【0010】
図5は本発明によるトナー搬送装置の第4の実施の形態を示す図2と同様な概略図である。図5の第4の実施の形態では、干渉機構として、図3に示したフリック部材(弾性体タイプ)7をトナー搬送コイル1のピッチの整数倍で無いピッチで、詳しくは図示してない適宜な方法によって複数個で取り付けている。
トナー回収部4に接続されたトナー搬送パイプ2内には、図1の第1の実施の形態におけると同様に、正転及び逆転可能に片持ち支持されたトナー搬送コイル1が配置されている。
このトナー搬送コイル1は、図示してないが図1の第1の実施の形態におけると同様に、正転及び逆転可能な駆動モータ5に接続されており、かつこの駆動モータ5の回転に連動する構成となっている。符号3はトナー排出口を示している。
フリック部材(弾性体タイプ)7を軸方向に沿って複数個取り付けることで、駆動モータ5の逆転時にトナー搬送コイル1が引っ掛かって振動する回数が増え、また、トナー搬送コイル1のピッチの整数倍でないピッチで取り付けることにより、トナー搬送コイル1に掛かる負荷を分散することができる。
トナー搬送装置Aの正転時にはこのトナー搬送装置Aの動作を妨げることなく、逆転時にはトナー搬送コイル1自体の弾性力を用いて振動させる障害となる干渉機構もしくは干渉部材7を、トナー搬送コイル1の外径内に干渉する位置のトナー搬送パイプ2内に、トナー搬送コイル1のピッチの整数倍でないピッチで複数個有している。
トナー搬送コイル1の逆転時に、このトナー搬送コイル1がフリックする回数を増加させ、トナー搬送コイル1自体や周壁に付着したトナーをフリックの振動により振るい落とし、トナー搬送装置A内の堆積トナー量を減らすことを容易にする。また、フリック部材(干渉部材)7のピッチをトナー搬送コイル1のピッチからずらすことで、トナー搬送コイル1に掛かる負荷を分散することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明によるトナー搬送装置の第1の実施の形態を示す概略図である。
【図2】図1のトナー搬送装置のトナー排出口付近を拡大して示す概略図である。
【図3】本発明によるトナー搬送装置の第2の実施の形態を示す図2と同様な概略図である。
【図4】本発明によるトナー搬送装置の第3の実施の形態を示す図2と同様な概略図である。
【図5】本発明によるトナー搬送装置の第4の実施の形態を示す図2と同様な概略図である。
【符号の説明】
【0012】
A トナー搬送装置
1 トナー搬送コイル
1a 回転軸
2 トナー搬送パイプ
3 トナー排出口
4 トナー回収部
5 駆動モータ
6 干渉部材(揺動タイプ)
6a 軸
7 干渉部材(弾性タイプ)
8 干渉部材(ギアと1方向クラッチの接続タイプ)
8a ギア部分




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013