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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−4076(P2007−4076A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−187205(P2005−187205)
出願日 平成17年6月27日(2005.6.27)
代理人 【識別番号】100085660
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 均
発明者 根本 栄治 / 野口 行男 / 中川 日出男 / 古口 茂和 / 共田 浩昭
要約 課題
搬送路上のどの位置において紙詰まり等の搬送ジャムが発生した否か把握することができる画像形成装置を提供する。

解決手段
IDタグと、紙の有無により前記IDタグの状態を変化させる状態変化手段とを備えた搬送センサ11が搬送路上に複数配置された画像形成装置であって、複数の搬送センサ11には夫々異なる配番データを割り当てることで、搬送センサ11を判別可能な構成とした。
特許請求の範囲
【請求項1】
IDタグと紙の有無により前記IDタグの状態を変化させる状態変化手段とを備えたセンサが搬送路上に複数配置された画像形成装置であって、前記センサを夫々判別可能に構成したことを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、前記複数のセンサには夫々異なる配番データを割り当てたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像形成装置において、前記複数のセンサは夫々通信周波数が異なることを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1に記載の画像形成装置において、前記複数のセンサには当該画像形成装置ごとに機番データを割り当てたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記センサに前記紙の搬送ジャム発生回数に関するデータを格納したことを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記センサをプロセスカートリッジに設け、当該センサに前記プロセスカートリッジの作像回数を格納したことを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ、MFP(マルチファンクションプリンタ)、ファクシミリ装置などの画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
現在の画像形成装置の紙搬送路における紙検出は、光発光部と光検出センサを用いた検知方式(LED−PDなど)により行なわれている。この方式は光検出機構にハーネスを使用して電源を供給し、フィラーなどの状態検出材により光発光部と光検出部間の光を遮断することにより紙を検出する。そして、その検出信号を、ハーネスを介して制御部に伝送することで行なわれている。このような紙検出センサは、紙搬送経路上に複数配置され、紙詰まりなどの検知も行っており、それ毎にハーネスが這い回されている。
【特許文献1】特開2004−119517公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記したような従来の光検知センサを用いた検知方式では、光検出機構にハーネスを使用して電源の供給や検出信号の伝送を行っているため、非常に入り組んでいてハーネスの這い回しが難しい箇所、または不可能だった箇所に紙検知をするセンサを配置することができなかった。
そこで、本出願人らは、従来、紙検知が困難であった箇所や検知が不可能であった箇所の紙検知が可能な紙検知装置と、その紙検知装置を備えたプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提案した。
しかしながら、本出願人らが先に提案した画像形成装置は、原稿や転写紙の紙詰まり検出は可能であるが、搬送路上のどの位置で紙詰まりが発生したか判別することができなかった。
そこで、本発明は、このような点を鑑みてなされたものであり、搬送路上のどの位置で紙詰まりが発生したか把握できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、IDタグと紙の有無により前記IDタグの状態を変化させる状態変化手段とを備えたセンサが搬送路上に複数配置された画像形成装置であって、前記センサを夫々判別可能に構成したことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記複数のセンサには夫々異なる配番データを割り当てたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記複数のセンサは夫々通信周波数が異なることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記複数のセンサには当該画像形成装置ごとに機番データを割り当てたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記センサに前記紙の搬送ジャム発生回数に関するデータを格納したことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置において、前記センサをプロセスカートリッジに設け、当該センサに前記プロセスカートリッジの作像回数を格納したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1に記載の発明によれば、搬送路上に配置した複数のセンサを夫々判別可能に構成したことで、搬送路上のどの位置で紙詰まりが発生したか容易に把握することができるようになる。
請求項2に記載の発明によれば、搬送路上に配置した複数のセンサには夫々異なる配番データを割り当てたことで、搬送路上のどの位置で紙詰まりが発生したか容易に検出することができるようになる。
請求項3に記載の発明によれば、搬送路上に配置した複数のセンサの通信周波数を変えることで、搬送路上のどの位置で紙詰まりが発生したか容易に検出することができるようになる。
請求項4に記載の発明によれば、複数のセンサには当該画像形成装置ごとに機番データを割り当てて、画像形成装置間の識別を可能としたことで、混信による誤動作の防止して動作の信頼性を向上させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、センサに紙の搬送ジャム発生回数に関するデータを格納すれば、画像形成装置側のメモリ容量の低減することができ、コストダウンが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、センサをプロセスカートリッジに設け、当該センサにプロセスカートリッジの作像回数を格納すれば、別途センサなどを設けることなく、プロセスカートリッジの寿命管理を行うことが可能になる。またプロセスカートリッジ側に作像回数を格納することができるので、例えばユーザが使用済みのプロセスカートリッジの誤装着による誤使用等を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明を図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係るフルカラー画像形成装置の概略構成図である。先ず、湖の図1を用いて給紙から排紙までの一連の画像形成プロセスを説明する。
この図1に示す画像形成装置101は、画像形成時に書き込みユニット103から画像データに応じて各色(黒(K)、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M))の感光体ユニット(プロセスカートリッジ)106K、106Y、106C、106Mの感光体にレーザが照射されることにより潜像が形成される。
次に、各感光体ユニット106K、106Y、106C、106Mの感光体上の潜像部分にトナーカートリッジ108から供給されるトナーが付着することによって各感光体上に顕像化される。
一方、給紙段104から給送された転写紙105は、転写ユニット107へ搬送され、転写ユニット107上を搬送されながら各感光体ユニット106K、106Y、106C、106Mの感光体上に顕像化された各色トナーが順次転写される。その後、定着部109で転写紙105上のトナーが定着されて排紙部102へ排出される。
また本実施形態に係るフルカラー画像形成装置100においては、紙搬送路上に紙を検知する複数の搬送センサ11a〜11gが配置されていると共に、各感光体ユニット106K、106Y、106C、106Mに搬送センサ11h〜11kが夫々配置されており、これら複数の搬送センサ11a〜11kにより紙詰まり検知などを行っている。
【0007】
ここで、図2を参照しながら搬送センサ11の構成について説明しておく。
この図2(a)(b)に示す搬送センサ11は、ICチップ41と無線を受信し電磁波を発生させるアンテナ42とを一体化したIDタグと、一部を除いてIDタグを覆うように設けられた電波遮断材43と、本体側の搬送路上を搬送される紙の状態変化により電波遮断材43の開口部(窓部)44を開閉するように可動するフィラー部材45とを備えて構成される。
このように構成された搬送センサ11は、搬送路上の紙がフィラー部材45を通過する前は、図2(a)に示すようにフィラー部材45は下がった状態にあり、電波遮断材43の窓部44が開いた状態にある。
一方、搬送路上の紙がフィラー部材45を通過しているときは、図2(b)に示すようにフィラー部材45が上がり、上記窓部44を塞ぐ構造となっている。つまり、図2に示す搬送センサ11は、電波遮断材43と、この電波遮断材43の窓部44を開閉するフィラー部材45とにより状態変化手段を構成するようにしている。これにより、後述するエンジン制御部から搬送路上の搬送センサ11に対してデータの読み書きが可能となる。そして、エンジン制御部において搬送センサ11のデータが読み取り可能となったタイミングにより、搬送路上の搬送センサ11へ転写紙が送られてきたことを認識することができる。従って、このような画像形成装置によれば、搬送センサ11を設置するのにハーネスが不要になるので、従来、設置が困難であった箇所や設置が不可能であった箇所において紙検知を行うことができる。
また、この場合、搬送センサ11へのアクセス可能時間により、転写紙の搬送ミスなどの検出が可能になる。例えば、アクセス時間が設定(紙通過時間)以上の場合は、搬送路上での紙詰まりが発生したと判断することができ、画像形成装置の作像制御動作を停止することが可能になる。
【0008】
そのうえで、本実施形態の画像形成装置においては、給紙段104から転写紙105の搬送路上に配置した複数の搬送センサ11a〜11kのICチップ(メモリ)41内に、夫々配番データを割り当てて記憶させておき、画像形成装置100においてどの搬送センサ11a〜11kからの検知結果であるか判別できるようにしている。これにより、搬送路上で紙詰まりが発生した場合にどの位置で紙詰まりが発生したか把握できるようにしている。なお、搬送センサ11の識別方法としては、各搬送センサ11に配番データを割り当てる方法以外にも搬送センサ11毎に通信周波数を変えることにより識別することも可能である。
また本実施形態の画像形成装置においては、各搬送センサ11a〜11kに画像形成装置を識別するための機番データ(例えば、画像形成装置のシリアル番号等)も格納されており、この機番データにより当該画像形成装置内の搬送センサ11a〜11kからの検出データであるか否かの判別を行うようにしている。
また本実施形態の画像形成装置においては、各搬送センサ11a〜11kのメモリに、各センサにおいて検知された搬送異常(紙詰まり等)回数の値を格納しておくようにしている。
さらに本実施形態の画像形成装置においては、各感光体ユニット(プロセスカートリッジ)に設けた搬送センサ11h〜11kに各感光体ユニット106K、106Y、106C、106Mの作像回数も併せて格納するようにしている。
【0009】
図3は本実施形態の画像形成装置のシステム構成を示したブロック図である。
この図3に示す本実施形態の画像形成装置は、画像処理部1とエンジン制御部2とから構成される。画像処理部1は入力された画像データをハードディスクドライブ(HDD)10へ記憶したり、画像回転/合成、圧縮/伸長処理等の画像データ加工処理を行ったりする。またパーソナルコンピュータなどの外部機器を接続するための外部I/F機能を有する。
エンジン制御部2はCPU7により、高圧電源3、書き込み部4等の作像制御、モータ、ソレノイド、クラッチ等の駆動部5、搬送センサを除く各種センサ6等により転写紙の搬送制御を行う。またエンジン制御部2にはアナログ制御回路としてアナログフロントエンド回路(AFE)8が設けられており、CPU7はAFE8を介して搬送センサ11a〜11kとの間で通信を行うようにしている。これにより、エンジン制御部2においては、搬送センサ11a〜11kから送られてくる機番データと配番データを受信することにより各搬送センサ11a〜11kの状態を把握することができる。即ち、搬送路上の紙の搬送状態を把握することができる。
【0010】
以下、図4に示すフローチャートを参照しながら本実施形態の画像形成装置の紙検知処理を説明する。なお、本実施形態では、エンジン制御部2のCPU7が搬送センサ11aとの間で行う紙検知処理を例に挙げて説明するが、実際にはエンジン制御部2のCPU7が各搬送センサ11a〜11kとの間で夫々実行するものである。
プリント動作を開始すると、エンジン制御部2のCPU7は搬送センサ11aへのデータアクセス処理を開始する。この場合、先ず、タイマカウンタのカウント値Tcntを「0」にセットする(S1)。
ここで、転写紙の搬送動作により搬送センサ11aのフィラーが動作し、搬送センサ11aとの間で通信が可能になると、CPU7は搬送センサ11aから送られてくる機番データが予め登録されている機番データと一致するか否かの照合を行い(S2)、一致すると判別した場合(S2でYes)、次に搬送センサ11aから送られてくる配番データが予め登録されている配番データと一致するか否かの照合を行う(S3)。
ここで、配番データが一致すると判別した場合(S3でYes)、次にタイマカウンタのカウント値Tcntが「0」であるか否かの判別を行い、タイマカウンタのカウント値Tcntが「0」であれば(S4でYes)、搬送センサ11aが転写紙を検出したと判断し(S5)、タイマカウンタのカウントを開始する(S6)。
以降はステップS2からの処理を繰り返し実行し、搬送センサ11aが紙を検出している間、タイマカウントが行われる。
そして、搬送センサ11aから配番データが受信出来なくなると(S3でNo)、ステップS7に進み、タイマカウンタのカウント値Tcntが「0」より大きか否かの判別を行い、タイマカウンタのカウント値Tcntが「0」よりおおきれば(S7でYes)、転写紙が通過して搬送センサ11aがオフしたと判断して(S8)、処理を終了する。
一方、搬送センサ11aから配番データが検出されている状態が予め設定された一定設定時間T1以上経過した場合(S9でYes)、即ち一定設定時間T1以上経過しても搬送センサ11aがオフ状態へ移行しない場合は、転写紙の紙詰まりと判断する(S10)。そして続くステップS11において、搬送センサ11aに格納されていた紙詰まりカウンタのカウント値S1cntをカウントアップ(+1)して搬送センサ11aのメモリに書き込んだ後(S11)、機械作像動作を停止する(S12)。
【0011】
このように本実施形態の画像形成装置では、搬送路上に配置した複数の搬送センサ11には夫々異なる配番データを割り当て、搬送センサ11の夫々を判別可能に構成したことで、搬送路上のどの位置で紙詰まりが発生したか容易に検出することができるようになる。また複数の搬送センサ11には当該画像形成装置100ごとに夫々異なる機番データ(例えばシリアル番号等)を割り当てて画像形成装置間の識別を可能としたことで、混信による誤動作を防止して動作の信頼性を向上させることができる。
また搬送センサ11に紙の搬送ジャム発生回数に関するデータを格納すれば、画像形成装置側のメモリ容量の低減することができ、コストダウンが可能となる。またサービスサポート時の画像形成装置の稼動情報として不具合の発生箇所、発生頻度等の情報を得ることが出来、より効果的なサポート対応が可能になる。
さらに各感光体ユニット106K、106Y、106C、106Mにそれぞれ搬送センサ11h〜11kを設け、搬送センサ11h〜11kに各感光体ユニット106K、106Y、106C、106Mの作像回数を併せて格納すれば、別途センサなどを設けることなく、各感光体ユニット106K、106Y、106C、106Mの寿命管理を行うことが可能になる。また各感光体ユニット側に作像回数を格納することができるので、例えばユーザが使用済みの感光体ユニットの誤装着による誤使用するのを防止することができる。
【0012】
なお、本実施の形態では、搬送路上に配置した複数の搬送センサ11a〜11kに夫々異なる配番データを割り当て、各搬送センサ11a〜11kの判別を行う場合を例に挙げたが、例えば搬送路上に配置した複数の搬送センサ11a〜11kの通信周波数を変えることで搬送路上のどの位置で紙詰まりが発生したか検出することも勿論可能である。その場合の紙検知処理は、搬送センサ11の配番データが一致するか否かの判別を行う代わりにエンジン制御部からの通信周波数を切替えて搬送センサ11との間で通信が行うことができる否かにより紙検知を行う以外は、基本的には図4に示した処理と同じであるので説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】本発明の実施形態に係るフルカラー画像形成装置の概略構成図である。
【図2】本実施形態に係る搬送センサの構成を示した図である。
【図3】本実施形態の画像形成装置のシステム構成を示したブロック図である。
【図4】本実施形態の画像形成装置の紙検知処理を示したフローチャートである。
【符号の説明】
【0014】
1…画像処理部、100…フルカラー画像形成装置、101…画像形成装置、102…排紙部、103…書き込みユニット、104…給紙段、105…転写紙、106…感光体ユニット、107…転写ユニット、108…トナーカートリッジ、109…定着部、11…搬送センサ、2…エンジン制御部、7…CPU、8…AFE




 

 


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