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画像形成装置 - 株式会社リコー
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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−3578(P2007−3578A)
公開日 平成19年1月11日(2007.1.11)
出願番号 特願2005−180411(P2005−180411)
出願日 平成17年6月21日(2005.6.21)
代理人 【識別番号】100108121
【弁理士】
【氏名又は名称】奥山 雄毅
発明者 民部 隆一
要約 課題
転写ニップ部における被転写体への押圧力を均等化し、転写濃度ムラ、転写像の変形等を防止して高品質の画像を形成できる画像形成装置を提供する。

解決手段
静電潜像が形成される複数の像担持体40と、静電潜像を可視化する現像装置61と、現像装置61により形成された画像が順次転写、積層される中間転写体10と、中間転写体10に形成された画像を記録媒体に転写する二次転写装置22とを備えた画像形成装置において、二次転写装置22は、中間転写体10の画像担持面に対して接離可能に設けられた二次転ローラ23と、これを支持する支持板25を有し、支持板25の二次転写ローラ23の軸線方向に沿った一方端に二次転写体23を回転させる歯車列13を設けると共に、他方端に二次転写ローラ23以外の回転体を回転させる歯車列を設けて両回転体の回転によって支持板25を中間転写体10に向かって付勢する力を均等化させる。
特許請求の範囲
【請求項1】
静電潜像が形成される複数の像担持体と、
前記静電潜像を現像して可視像化する現像手段と、
この現像手段により形成された画像が順次転写、積層される中間転写体と、
この中間転写体に形成された画像を記録媒体に転写する二次転写手段と、
を備えた画像形成装置において、
前記二次転写手段は、前記中間転写体の画像担持面に接離可能に設けられた二次転写体と、この二次転写体を支持する支持部材とを有し、
前記支持部材の前記二次転写体の軸線方向に沿った一方端に前記二次転写体を回転させる歯車列を設けると共に、他方端に前記二次転写体以外の回転体を回転させる歯車列を設けて前記二次転写体の回転によって前記支持部材の前記一方端を前記中間転写体に向かって又はこれと反対方向へ付勢する力と、前記二次転写体以外の回転体の回転によって前記支持部材の前記他方端を前記中間転写体に向かって又はこれと反対方向へ付勢する力とを均等化させたこと
を特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
静電潜像が形成される像担持体と、
前記静電潜像を現像して可視像化する現像手段と、
この現像手段により形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、
を備えた画像形成装置において、
前記転写手段は、前記像担持体の画像担持面に接離可能に設けられた転写体と、この転写体を支持する支持部材とを有し、
前記支持部材の前記転写体の軸線方向に沿った一方端に前記転写体を回転させる歯車列を設けると共に、他方端に前記転写体以外の回転体を回転させる歯車列を設けて前記転写体の回転によって前記支持部材の前記一方端を前記像担持体に向かって又はこれと反対方向へ付勢する力と、前記転写体以外の回転体の回転によって前記支持部材の前記他方端を前記像担持体に向かって又はこれと反対方向へ付勢する力とを均等化させたこと
を特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記支持部材の両端に設けられた歯車列における位相を相互に合致させたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記二次転写体又は転写体は、回転可能に保持された転写ローラであることを特徴とする画像形成装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記支持部材を前記中間転写体又は像担持体に向けて付勢する付勢手段を設け、この付勢手段の付勢力を前記二次転写体又は転写体及びそれ以外の回転体の回転により前記支持部材を前記中間転写体又は像担持体に向かって又はその反対方向へ付勢する力よりも強くしたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項6】
請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置において、前記支持部材は、前記二次転写体又は転写体を前記中間転写体又は像担持体に対して離接させるように支持軸を中心として揺動可能に設けられていることを特徴とする画像形成装置。
【請求項7】
請求項6に記載の画像形成装置において、前記支持軸は、回転軸であり、かつ前記二次転写体又は転写体の駆動入力軸であること特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
請求項7に記載の画像形成装置において、前記支持軸は、前記二次転写体又は転写体以外の回転軸の駆動入力軸でもあることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、特に、画像担持体に形成されたトナー画像を被転写体に転写して画像を形成する画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
画像形成装置における画像形成方法は、一般に、画像担持体上に形成された静電潜像を現像装置によってトナー画像とした後、被転写体に転写し、定着装置により定着する方法が採用されている。
ところで、カラー複写機、カラープリンター等においては、カラー現像装置によってブラック(Black)、シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)の各カラートナー画像を形成した後、中間転写ベルトに順次に中間転写して重ね合わせ、得られたカラートナー画像を被転写体の転写紙に転写装置によって転写し、定着手段で定着することによって、カラー画像が形成される。
【0003】
このような画像形成装置の転写装置において、例えばオゾンの発生が抑制できる転写ローラ、転写ベルト、転写ブラシ等の転写部材は画像担持体に接するように配置されている。しかしながら、このような転写ローラ、転写ベルト、転写ブラシ等がトナー画像を担持する画像担持体と常に接していると、転写ローラ、転写ベルト、転写ブラシ等を構成している物質の成分が画像担持体側に染み出して画像担持体を汚染することがあり、このような汚染が生じると、画像担持体上の汚染された部分に起因して異常画像が発生し、画像品質が低下するという問題がある。また、転写ローラ、転写ベルト、転写ブラシ等の転写部材が画像担持体に押圧されたまま長時間放置された場合、転写部材の押圧部が変形し、画像の送り方向に回転ピッチムラが生じ、形成される画像の品質が低下することがある。
このような問題を回避するために、ソレノイドやカムによって、画像形成時以外は、転写部材を画像担持体から離間させ、画像形成時にのみ転写部材を画像担持体に接するようにした画像形成装置が開発されている。
【0004】
画像転写手段又は画像転写手段を備えた画像形成装置に関する従来技術として、例えば特許文献1には、転写手段本体が小型で、簡単、確実に画像転写を行うことができる画像形成装置を提供することを目的として開発された装置であって、画像担持体と、この画像担持体に担持されたトナー画像を被転写体に転写する転写装置と、この転写装置を前記画像担持体に対して離接可能に支持する支持手段と、この支持手段を軸間を変動して前記画像担持体の画像担持面に接近又は離間させる歯車列とからなる画像形成装置が開示されている。
また、特許文献2には、転写ローラの軸方向における像担持体への当接圧の偏差を低減することを目的として開発された画像形成装置であって、前記転写ローラの回転軸を前記像担持体の回転軸と平行度を維持しながら前記転写ローラを像担持体に対して離接する方向に変位自在に支持する支持手段を設けた画像形成装置が開示されている。
【0005】
【特許文献1】特開2001−296762号公報
【特許文献2】特開2001−142324号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来技術には、転写装置の駆動時に、転写体を駆動させる駆動ギヤに起因して転写ニップ部の軸線方向における転写圧力が不均一となり、転写濃度ムラを生じたり、記録媒体が斜めに搬送されるために転写像が変形するという問題がある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、転写ローラを支持する支持部材の一端に駆動ギヤを設けた場合であっても、転写ニップ部の軸線方向における被転写体への押圧力を均等化し、転写濃度ムラ、転写像の変形等を防止して高品質の画像を形成することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本願の第1発明に係る画像形成装置は、静電潜像が形成される複数の像担持体と、前記静電潜像を現像して可視像化する現像手段と、この現像手段により形成された画像が順次転写、積層される中間転写体と、この中間転写体に形成された画像を記録媒体に転写する二次転写手段と、を備えた画像形成装置において、前記二次転写手段は、前記中間転写体の画像担持面に対して接離可能に設けられた二次転写体と、この二次転写体を支持する支持部材とを有し、前記支持部材の前記二次転写体の軸線方向に沿った一方端に前記二次転写体を回転させる歯車列を設けると共に、他方端に前記二次転写体以外の回転体を回転させる歯車列を設けて前記二次転写体の回転によって前記支持部材の前記一方端を前記中間転写体に向かって又はこれと反対方向へ付勢する力と、前記二次転写体以外の回転体の回転によって前記支持部材の他方端を前記中間転写体に向かって又はこれと反対方向へ付勢する力とを均等化させたことを特徴とする。
【0008】
また、本願の第2発明に係る画像形成装置は、静電潜像が形成される像担持体と、前記静電潜像を現像して可視像化する現像手段と、この現像手段により形成された画像を記録媒体に転写する転写手段と、を備えた画像形成装置において、前記転写手段は、前記像担持体の画像担持面に接離可能に設けられた転写体と、この転写体を支持する支持部材とを有し、前記支持部材の前記転写体の軸線方向に沿った一方端に前記転写体を回転させる歯車列を設けると共に、他方端に前記転写体以外の回転体を回転させる歯車列を設けて前記転写体の回転によって前記支持部材の前記一方端を前記像担持体に向かって又はこれと反対方向へ付勢する力と、前記転写体以外の回転体の回転によって前記支持部材の他方端を前記像担持体に向かって又はこれと反対方向へ付勢する力とを均等化させたことを特徴とする。
【0009】
本発明において、前記支持部材の前記両端に設けられた歯車列における位相を相互に合致させることが好ましい。これによって、画像の転写を行なう転写ローラの軸線方向に沿った接触圧の均等化をより確実なものとして、高品質の画像を形成することができる。また、これによって中間転写体上の重ね画像の位置ずれをより確実に少なくして鮮明な画像を形成することができる。ここで、歯車列の位相を合致させるとは、歯車列を構成する各歯車の形状、大きさ、その配置位置等が相互に対称となるように調整し、又は配置して両歯車列に起因する支持部材への作用力を均等化することをいう。なお、前記二次転写体若しくは転写体又はこれら以外の回転体の回転によって支持部材の端部に作用する力は、前記支持部材の端部を前記中間転写体又は像担持体に向かって付勢する力の他、前記中間転写体又は像担持体から遠ざかる方向に付勢する力である場合がある。本発明においては、前記支持部材の端部に作用する力がいずれの方向であっても、支持部材の両端部に作用する力の均等化を図るようにする。
本発明において、二次転写体又は転写体は、回動可能に保持された転写ローラとすることができる。これによって、二次転写装置又は転写装置の構造を簡素化することができる。
本発明において、前記支持部材を前記中間転写体又は像担持体に向けて付勢する付勢手段を設け、この付勢手段の付勢力を前記二次転写体又は転写体及びその他の回転体の回転により前記支持部材を前記中間転写体又は像担持体に向かって又はその反対方向に付勢する力よりも強くすることが好ましい。これによって、転写に十分な接触圧を得ることができ良好な転写画像を形成することができる。
【0010】
本発明において、前記支持部材は、前記二次転写体又は転写体を前記中間転写体又は像担持体に対して離接させるように支持軸を中心として揺動可能に設けられていることが好ましい。 これによって、中間転写体又は像担持体に接離させる支持部材の構造が小型で動作も簡単となり、コストを低減することができる。
本発明において、前記支持軸は、回転軸であり、かつ前記二次転写体又は転写体の駆動入力軸とすることができる。また、このとき、前記支持軸を、前記二次転写体又は転写体以外の回転体の駆動入力軸とすることもできる。支持軸を二次転写体若しくは転写体の駆動入力軸又はこれら以外の回転体の駆動入力軸とすることにより、モータ等の駆動入力手段の構造を簡素化してコストダウンを図ることができる。また、歯車列を小型化し、その動作をより簡単なものとして、例えば噛合いが外れることを確実に防止することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、二次転写体又は転写体の転写ニップ部における軸線方向の押圧力をバランスさせることによって転写時の濃度ムラや転写紙が斜めに搬送されることに起因する転写像の変形をなくすことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下に、添付の図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一例を示す構成図である。図1において、この画像形成装置は、複写機本体100と、この複写機本体100を載置する給紙テーブル200と、複写機本体100上に取り付けられたスキャナ300と、このスキャナ300上に取り付けられた原稿自動搬送装置(ADF)400とから主として構成されている。
複写機本体100には、潜像担持体としてイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの各色のトナーに対応した感光体ドラム40Y、40C、40M及び40Kが設けられている。各感光体ドラム40の周囲には帯電、現像、クリーニング等の電子写真プロセスを実行する各手段が配置され、これによって各画像形成ユニット18が形成されている。画像形成ユニット18は4つ並列されており、これによってタンデム型画像形成装置20が形成されている。
【0013】
各画像形成ユニット18の現像装置61においては、それぞれ上記4種のトナーを含んだ現像剤が用いられる。現像装置61は、現像剤担持体が現像剤を担持、搬送して、感光体ドラム40との対向位置において交互電界が印加されて感光体ドラム40上の潜像を現像する。交互電界を印加することで現像剤を活性化させ、トナーの帯電量分布をより狭くすることができ、現像性を向上させることができる。
現像装置61を感光体ドラム40と共に一体に支持し、画像形成装置本体に対して着脱自在に形成してプロセスカートリッジとすることができる。このプロセスカートリッジは、この他に帯電手段、クリーニング手段を含んだものとすることもできる。
【0014】
図1において、タンデム型画像形成装置20の上部には、画像情報に基づいて感光体ドラム40をレーザ光又はLED光により露光して潜像を形成する露光装置21が設けられている。また、タンデム型画像形成装置20の感光体ドラム40と対向する下方位置には、無端状のベルト部材からなる中間転写ベルト10が配置されている。中間転写ベルト10は支持ローラ14、15及び16によって支持されている。中間転写ベルト10を介して感光体ドラム40と相対する隣接位置には、感光体ドラム40上に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト10に転写する一次転写装置62が配置されている。中間転写体10には、その表面に残留するトナーを取り除くためにクリーニング装置17が設けられている。クリーニング装置17は、例えばファーブラシ又はウレタンゴムで形成されたクリーニングブレードを中間転写体10に当接させて、中間転写体10に付着している二次転写残トナーを掻き取る。
【0015】
中間転写ベルト10の下方には、中間転写ベルト10表面に重ね合わせて形成されたトナー像を、給紙テーブル200の給紙トレイ44から搬送されてくる転写紙に一括転写する二次転写装置22が配置されている。二次転写装置22は、後述する図2に示したように、二次転写ローラ(以下、二次転写体ともいう)23と、この二次転写ローラ23を中間転写体10に接離可能に支持する支持部材としての支持板25と、この支持板25を回動自在に支持する支持軸24等から主として構成されている。
支持板25は支持軸24を中心として回転可能に構成されており、これによって中間転写体10と二次転写ローラ23とが接離可能になっている。二次転写装置22は二次転写ローラ23を中間転写ベルト10を介して支持ローラ16に押し当て、中間転写ベルト10上のトナー像を図示省略した転写紙に転写する。二次転写装置22に隣接するように定着装置28が設けられており、定着装置28は転写紙上の画像を定着する。定着装置28は、無端ベルトである定着ベルト26と、この定着ベルト26に押し当てられる加圧ローラ27とから主として構成されている。二次転写装置22及び定着装置28の下方には、転写紙を反転する反転装置が配置されている。反転装置は、転写紙の両面に画像を記録すべく転写紙を反転させる。
【0016】
以下、このような構成の画像形成装置の動作について説明する。
先ず、図1の原稿自動搬送装置400の原稿台30上に原稿をセットするか、又は原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス32上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じる。この状態で、図示省略した起動スイッチを押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動した後、他方コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは直ちにスキャナ300が駆動し、第一走行体33および第二走行体34を走行させる。そして、第一走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光を受け、これを第二走行体34に向けて反射し、第二走行体34のミラーで反射光を更に反射して結像レンズ35を通して読み取りセンサ36に入射させ、読み取りセンサ36で原稿内容を読み取る。
【0017】
また、装置の起動スイッチを押すことによって、図示省略した駆動モータを駆動させて支持ローラ14、15、16の1つを回転駆動し、他の2つの支持ローラを従動回転させ、これによって中間転写ベルト10を回動させる。同時に、各画像形成ユニット18において、帯電器によって感光体ドラム40を一様に帯電し、次いでスキャナ300の読取り内容に応じて露光装置21からレーザやLED等による書込み光Lを照射して帯電した各感光体ドラム40上に静電潜像を形成する。静電潜像が形成された感光体ドラム40に現像装置61からトナーを供給し、静電潜像を可視像化し、各感光体ドラム40上にそれぞれブラック・イエロー・マゼンタ・シアンの単色画像を形成する。単色画像を順次一次転写装置62によって中間転写体10上に重なるように一次転写し、中間転写ベルト10上に合成カラー画像を形成する。画像転写後の感光体40の表面は、図示省略した感光体クリーニング装置によって残留トナーを除去し、やはり図示省略した除電装置で除電して再度の画像形成に備える。
【0018】
起動スイッチを押すことにより、また給紙テーブル200の給紙ローラ42の1つが選択されて回転し、ペーパーバンク43に多段に設けられた給紙カセット44の1つから転写紙(シート)を繰り出し、分離ローラ45で1枚ずつ分離して給紙路46に挿入し、搬送ローラ47で搬送して複写機本体100内の給紙路48に導き、レジストローラ49に突き当てて停止させる。一方、シートが手差される場合は、給紙ローラ50を回転して手差しトレイ51上のシートを繰り出し、分離ローラ52で1枚ずつ分離して手差し給紙路53に挿入し、同様にレジストローラ49に突き当てて停止させる。
次に、中間転写ベルト10上の合成カラー画像にタイミングを合わせてレジストローラ49を回転し、中間転写ベルト10と二次転写装置22との間にシートを送り込み、二次転写装置22で転写してシート上にカラー画像を転写する。
【0019】
二次転写ローラ23を通過した未定着トナー像を担持したシートを、後流の定着装置28へ搬送し、定着装置28で熱と圧力とを加えて転写画像を永久画像として定着する。画像定着後のシートは、切換爪55で切り換えて排出ローラ56によって排出し、排紙トレイ57上にスタックするか、又は切換爪55で切り換えてシート反転装置に導入し、ここで反転して再び転写位置へと導き、裏面にも画像を記録し、その後、排出ローラ56で排紙トレイ57上に排出する。このとき、画像転写後の中間転写ベルト10上に残留する残留トナーをクリーニング装置17で除去し、タンデム画像形成装置20による再度の画像形成に備える。
【0020】
次に、本実施形態の特徴部分である二次転写装置について詳述する。図2は、図1の画像形成装置における二次転写装置の断面図、図3はその斜視図である。
図2及び図3において、二次転写装置22はローラ支持部材としての支持板25と、この支持板25に、図示省略した軸受を介して支持された二次転写ローラ23及びファーブラシ11とから主として構成されている。ファーブラシ11はジャム時のトナーや紙間の地汚れトナー等に起因する転写材表面の汚れを防止するために、二次転写ローラ23に当接するように配置されたブラシ状のローラである。ファーブラシに代えてブレードを設けるようにしてもよい。
支持板25は支持軸24を中心として矢印H方向に揺動可能に構成されており、この揺動によって、二次転写ローラ23が中間転写体10に対して接離可能となっている。支持軸24は、それ自体回転可能な回転軸であり、装置本体に保持された図示省略したモータが回転すると、その端部に設けられたカップリング19を介して前記モータの駆動力が伝達されて回転する。
本実施形態において、中間転写体10への転写ローラ23の接離機構の回転中心である支持軸24は二次転写ローラ23及びファーブラシ11への回転駆動力の入力軸となっている。なお、支持軸24は支持板25に支持された二次転写ローラ23の中間転写体10への接離動作の回転中心であるために、その相対的位置は動くことがなく定位置を維持している。従って、歯車のピッチを合わせる等のために特殊な構成にする必要はない。
【0021】
図2において、支持板25の支持軸24が設けられた端部と対向する端部には、その下方に配置された梃子8との間に、二次転写ローラ23を中間転写体10に向かって付勢する付勢手段としてのバネ部材9が配設されている。梃子8のバネ部材9が設けられた端部とは回転軸6を挟んで対向する端部に隣接するように接離カム7が設けられている。バネ部材9の付勢力は、支持部材25の回動により二次転写体23を、例えば中間転写体10に押し付ける押圧力又はこれに対向する方向に押圧する力よりも強くなるように設定されている。
支持板25の二次転写ローラ23の軸線方向に沿った一端部には、図3に示したように歯車列(13a、13b、13c)が配置されており、この歯車列によって支持軸24の駆動力が転写ローラ23に伝達される。一方、支持板25の二次転写ローラ23の軸線方向に沿った他端部には歯車列(12a、12b、12c)が配置されており、この歯車列によって、支持軸24の駆動力がファーブラシ11に伝達される。歯車列13と歯車列12とは、歯車列を構成する各歯車の形状、大きさ、その配置位置等が相互に対称となるように調整されている。このように歯車列を対向配置させ、その位相を合致させることによって二次転写ローラ23の中間転写体10への転写圧の軸線方向のばらつきを防止している。
【0022】
以下に、このように構成された二次転写装置22の動作を説明する。図2において、接離カム7を回転させることにより、回転軸6を中心として梃子8が回動し、この梃子8の端部に配設されたバネ部材9の作用によって支持板25が支持軸24を中心として矢印Hの方向に揺動し、二次転写ローラ23を中間転写体10に離接させる。このとき、バネ部材9により支持板25が上向きに付勢されると、転写ローラ23は適正な押圧力で中間転写体10に当接し、中間転写体10と二次転写ローラ23との間にニップ部が形成される。二次転写ローラ23には、転写紙の先端が転写ニップ部に進入するのに先立って転写バイアスが印加される。このバイアス印加により転写ローラ23上には中間転写体10上のトナーとは逆極性の電荷が付与され、転写ニップに転写電界が形成される。転写電界および転写ニップ圧を調整することによって中間転写体10上のトナー像が転写紙に転写される。
【0023】
このとき、装置本体に設けられた図示省略したモータを回転させ、カップリング19を介して支持軸24に前記モータの駆動力を伝達し、支持軸24を回転させる。支持軸24の回転を支持板25の一端部に沿って設置された歯車列(13a、13b、13c)を介して転写ローラ23に伝達し、転写ローラ23を駆動する。転写ローラ23が駆動すると、その回転力により、例えば矢印の方向に回転モーメントM1が加わり、その回転モーメントにより転写ローラ23を中間転写体10に押し付ける。これによって、転写ローラ23の軸線方向における転写ニップの加圧力は駆動入力側、即ち歯車列13側が大きくなる。一方、支持軸24の駆動力は歯車列(12a、12b、12c)を介してファーブラシ11にも伝達され、ファーブラシ11が回転する。ファーブラシ11の回転力により矢印M2の方向に回転モーメントが加わり、その回転モーメントにより転写ローラ23を支持する支持板25の歯車列12側に転写ローラ23を中間転写体10に押し付ける力がはたらく。このファーブラシの回転による転写ローラ23を中間転写対10に押しつける回転モーメントM2は、上述した回転モーメントM1と概略バランスする。従って、転写ローラ23の軸線方向に沿った転写圧のバラツキを抑えて、転写画像の濃度ムラや転写材が斜めに搬送される等の不都合を防止することができる。
なお、本実施形態において、転写紙等の転写材を2つの回転体に挟み込んで搬送する場所では、搬送中の転写材が詰まってジャムが発生することがあるので、詰まった転写材を取り除く必要がある。
【0024】
本実施形態によれば、二次転写装置22の支持板25の両端に対向するようにそれぞれ歯車列13及び12を配置し、2次転写装置22の駆動時に前記歯車列によって回転する二次転写ローラ23及びファーブラシ11の回転力に起因して二次転写体の転写ニップ部における被転写体に加わる圧力の軸線方向の不均衡をなくすようにしたので、転写時の濃度ムラを解消し、また、被転写体が斜めに搬送されることによる転写像の変形を防止することができる。
また、本実施例によれば、転写ローラ23の歯車列とファーブラシ11の歯車列の位相を合わせることにより、より均一な転写圧によってトナー画像の位置ずれを防止し、高品質の画像を形成することができる。
更に、本実施形態によれば、中間転写装置22の回転中心である支持軸24を転写ローラ23及びファーブラシ11への駆動力の入力軸としたことによって、二次転写ローラ23及びファーブラシ11を駆動する装置構成が簡便なものとなる。
【0025】
本実施形態において、中間転写体を有するカラー画像形成装置について説明したが、本発明の転写体構造は、中間転写体を備えていない画像形成装置に適用することもできる。即ち、現像装置によって可視化されたトナー画像を担持して回動する画像担持体と、この画像担持体上に形成された前記トナー画像を被転写体に転写する転写装置と、この転写装置を前記画像担持体の画像担持面に接離可能に支持する支持手段と、この支持部材の両端側にそれぞれ設けられた歯車列を有し、一の歯車列を前記転写装置における転写ロ−ラの駆動列とし、他方の歯車列を前記転写ローラ以外の回転体の駆動列とすることによって、転写ローラの軸線方向における転写ニップ部での圧力を均等化し、これによって転写画像の濃度ムラをなくし、転写紙が斜めに搬送されることに起因する転写像の変形を防止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明に係る画像形成装置の構成図である。
【図2】図1の転写装置の断面図である。
【図3】図1の転写装置の斜視図である。
【符号の説明】
【0027】
6:回転軸
7:接離カム
8:梃子
9:バネ部材
10:中間転写体
12a〜12c:歯車列
13a〜13c:歯車列
14〜16:支持ローラ
17:クリーニング装置
18:画像形成ユニット
19:カップリング
20:タンデム型画像形成装置
21:露光装置
22:二次転写装置
23:二次転写ローラ
24:支持軸
25:支持板
26:定着ベルト
27:加圧ローラ
28:定着装置
30:原稿台
32:コンタクトガラス
33:第一走行体
34:第二走行体
35:結像レンズ
36:読み取りセンサ
40:感光体ドラム
42:給紙ローラ
43:ペーパーバンク
44:給紙トレイ
45:分離ローラ
46:給紙路
47:搬送ローラ
48:給紙路
49:レジストローラ
50:給紙ローラ
51:手差しトレイ
52:分離ローラ
53:手差し給紙路
55:切換爪
56:排紙ローラ
57:排紙トレイ
61:現像装置
62:一次転写装置
100:複写機本体
200:給紙テーブル
300:スキャナ
400:原稿自動搬送装置





 

 


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