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発明の名称 自動釣銭機および自動補充回収機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−34522(P2007−34522A)
公開日 平成19年2月8日(2007.2.8)
出願番号 特願2005−214874(P2005−214874)
出願日 平成17年7月25日(2005.7.25)
代理人 【識別番号】100069615
【弁理士】
【氏名又は名称】金倉 喬二
発明者 小谷野 武
要約 課題
紙幣ならびに硬貨を収納庫に補充する自動釣銭機および複数の補充回収カセット間で紙幣ならびに硬貨を補充または回収する自動補充回収機を提供する。

解決手段
入金口に投入した貨幣を搬送路で搬送して鑑別部で鑑別し、その鑑別された貨幣を金種別に収納庫へ収納するとともにその鑑別した金額をPOSレジスタに通知し、POSレジスタから指定された釣銭である貨幣を前記各収納庫から搬送路で搬送して出金口へ払い出す自動釣銭機において、前記金種別の収納庫内に不足した金種の貨幣を補充するとともに、必要に応じて前記金種別の収納庫に収納されている貨幣を回収することができる補充回収カセットを備えた。
特許請求の範囲
【請求項1】
入金口に投入した貨幣を搬送路で搬送して鑑別部で鑑別し、その鑑別された貨幣を金種別に収納庫へ収納するとともにその鑑別した金額をPOSレジスタに通知し、POSレジスタから指定された釣銭である貨幣を前記各収納庫から搬送路で搬送して出金口へ払い出す自動釣銭機において、
前記金種別の収納庫内に不足した金種の貨幣を補充するとともに、必要に応じて前記金種別の収納庫に収納されている貨幣を回収することができる補充回収カセットを有することを特徴とする自動釣銭機。
【請求項2】
補充回収カセットに収納されている貨幣を1枚ずつ分離して搬送路で搬送し、その貨幣を搬送路上にある鑑別部で鑑別して金種別に各収納ボックスに回収させ、また、各収納ボックス内の貨幣を1枚ずつ分離して搬送路で搬送し、補充回収カセットに所望の枚数の貨幣を補充するようにしたことを特徴とする自動補充回収機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動釣銭機および自動補充回収機に関し、特に、紙幣ならびに硬貨を収納庫に補充する自動釣銭機および複数の補充回収カセット間で紙幣ならびに硬貨を補充または回収する自動補充回収機に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の流通業界では、店舗のレジなどで客との現金の受け渡し業務にPOS(Point Of Sales)レジスタと接続された自動釣銭機が使用されている。
従来の自動釣銭機は、投入された紙幣や硬貨を計数して収納し、その入金金額等の情報を上位装置であるPOSレジスタに送信する機能およびPOSレジスタからの払い出し要求に応じて収納されている紙幣や硬貨を払い出す機能を有している。また、自動釣銭機内の紙幣や硬貨を人が介入することなく金庫に回収する機能を有している(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2000−132727号公報(段落「0014」〜段落「0015」、図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述した従来の技術においては、店舗の係員等は営業を開始する時等の所定の時間に自動釣銭機に釣銭として紙幣や硬貨を補充する必要があるが、その際紙幣や硬貨を直接係員が自動釣銭機内の紙幣収納庫および硬貨収納庫へ装填することになり、その係員は必ずしも管理者の管理下において作業するものでなくセキュリティの面で不安が発生するという問題がある。
【0004】
また、店舗への現金配送サービスは自動釣銭機で回収した紙幣および硬貨とは別に店舗への釣銭として補充する紙幣および硬貨を配送している。したがって、回収した紙幣および硬貨と補充する紙幣および硬貨の両方である多額の現金を配送車に積載して配送するためセキュリティの面で不安が発生するという問題がある。また、資金効率面から不経済であるという問題がある。
【0005】
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そのため、本発明は、入金口に投入した貨幣を搬送路で搬送して鑑別部で鑑別し、その鑑別された貨幣を金種別に収納庫へ収納するとともにその鑑別した金額をPOSレジスタに通知し、POSレジスタから指定された釣銭である貨幣を前記各収納庫から搬送路で搬送して出金口へ払い出す自動釣銭機において、前記金種別の収納庫内に不足した金種の貨幣を補充するとともに、必要に応じて前記金種別の収納庫に収納されている貨幣を回収することができる補充回収カセットを有することを特徴とする。
【0007】
また、自動補充回収機で補充回収カセットに収納されている貨幣を1枚ずつ分離して搬送路で搬送し、その貨幣を搬送路上にある鑑別部で鑑別して金種別に各収納ボックスに回収させ、また、各収納ボックス内の貨幣を1枚ずつ分離して搬送路で搬送し、補充回収カセットに所望の枚数の貨幣を補充するようにしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
このようにした本発明は、係員が露出した紙幣や硬貨を直接触れることなく自動釣銭機内の紙幣収納庫および硬貨収納庫へ補充することができ、セキュリティが確保できるという効果が得られる。
また、回収した紙幣および硬貨を補充する紙幣および硬貨にすることができ少額の現金を配送車に積載して配送すればよいためセキュリティが確保できるという効果が得られる。また、資金を効率的に運用できるという効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明による自動釣銭機の実施例を説明する。
【実施例】
【0010】
図1は実施例を示す自動釣銭機の斜視図、図2は実施例を示す自動釣銭機の紙幣釣銭部の側断面の説明図、図3は実施例を示す自動釣銭機の硬貨釣銭部の上断面の説明図、図4は実施例を示す紙幣硬貨補充回収カセットの斜視図、図5は実施例を示す自動釣銭機のブロック図、図10は実施例を示す自動補充回収機のブロック図である。
図1において、1は自動釣銭機であり、紙幣および硬貨である貨幣の入金および出金を行うものである。この自動釣銭機1はPOSレジスタ10と相互に通信可能に接続されていて、POSレジスタ10の指令により貨幣の入出金動作を行う。
【0011】
2は硬貨釣銭部であり、硬貨の入出金を行うものである。
3は紙幣釣銭部であり、紙幣の入出金を行うものである。
自動釣銭機1はこの硬貨釣銭部2および紙幣釣銭部3で構成され、本実施例では、自動釣銭機1は左側に硬貨釣銭部2、右側に紙幣釣銭部3に配置されている例で説明する。
4は硬貨入金口であり、硬貨釣銭部2の上面前方に配置され、入金する硬貨を投入する入金口である。この硬貨入金口4から硬貨を投入するとその硬貨は硬貨釣銭部2内に引き込まれて金種別に振り分けて収納される。
【0012】
5は硬貨出金口であり、硬貨釣銭部2の下部前方に配置された出金する硬貨を蓄積する出金口である。硬貨の釣銭が必要なときは硬貨釣銭部2内に収納された硬貨をこの硬貨出金口5に払い出す。
6は硬貨リジェクト口であり、硬貨釣銭部2の下部前方に配置されたものである。この硬貨リジェクト口6は硬貨入金口4に投入された硬貨を硬貨釣銭部2内に引き込み鑑別した結果、1円、5円、10円、50円、100円、500円硬貨のいずれでもないと判断した場合にその硬貨を返却する返却口である。
【0013】
7は紙幣入出金口であり、紙幣釣銭部3の前方に配置され、入金する紙幣を投入する入金口および出金する紙幣を蓄積する出金口である。この紙幣入出金口7に投入された紙幣は紙幣釣銭部3内に引き込まれて金種別に振り分けて後述する紙幣収納庫に収納される。また、収納された紙幣を紙幣釣銭部3内から搬送して紙幣入出金口7に紙幣が出金される。
【0014】
8は補充回収カセットであり、硬貨釣銭部2および紙幣釣銭部3の下方に配置され、硬貨釣銭部2内の硬貨および紙幣釣銭部3内の紙幣を回収して収納し、また、係員等により装填された硬貨および紙幣を収納するものである。この補充回収カセット8は硬貨釣銭部2内の硬貨収納庫に収納した硬貨および紙幣釣銭部3内の紙幣収納庫に収納した紙幣を一括して回収する場合にその硬貨および紙幣を収納し、また、回収または装填した硬貨および紙幣を紙幣収納庫および硬貨収納庫へ補充する場合にその硬貨および紙幣を図示しない機構により1枚ずつ分離し繰り出すものである。
【0015】
9は操作表示盤であり、自動釣銭機1の上面に配置されたものである。この操作表示盤9は液晶ディスプレイ等の表示盤とその表示盤上にタッチパネル等の操作盤を配置し操作者が入力操作等を行なうことができるものである。
図2において、21は紙幣収納庫Aであり、例えば、入金された千円券の紙幣を収納するものである。この紙幣収納庫A21は内部に配置されたステージ29が図示しない機構により上下動し収納される紙幣はこのステージ29上に集積される。また、収納された紙幣は分離ローラ30で1枚ずつ分離して繰り出すことができる。
【0016】
22は紙幣収納庫Bであり、例えば、入金された5千円券の紙幣を収納するものである。この紙幣収納庫B22は紙幣収納庫A21と同様に収納される紙幣はステージ29上に集積される。また、収納された紙幣は分離ローラ30で1枚ずつ分離して繰り出すことができる。
23は紙幣収納庫Cであり、例えば、入金された1万円券の紙幣を収納するものである。この紙幣収納庫C23は紙幣収納庫A21と同様に収納される紙幣はステージ29上に集積される。また、収納された紙幣は分離ローラ30で1枚ずつ分離して繰り出すことができる。
【0017】
なお、本実施例では紙幣収納庫A21に千円券、紙幣収納庫B22に5千円券、紙幣収納庫C23に1万円券を収納するように説明したが、これに限られるものでなく紙幣収納庫A21に5千円券、紙幣収納庫B22に1万円券、紙幣収納庫C23に千円券を収納する等にしてもよい。
また、補充回収カセット8も紙幣収納庫A21等と同様に回収される紙幣はステージ29上に集積される。さらに、補充回収カセット8に回収または装填された紙幣は分離ローラ30で1枚ずつ分離して繰り出すことができる。
【0018】
24は紙幣を挟持して搬送するベルトおよびローラからなる紙幣搬送路であり、紙幣入出金口7に投入された紙幣を紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22または紙幣収納庫C23へ搬送するものである。また、紙幣を紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22または紙幣収納庫C23から紙幣を紙幣入出金口7または補充回収カセット8へ搬送するものである。
【0019】
25は紙幣鑑別部であり、紙幣入出金口7と紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22、紙幣収納庫C23の間に配置されるものである。この紙幣鑑別部25は光学式センサ等により通過する紙幣の画像データ等を取得し、その画像データ等を図示しない記憶部に記憶する。紙幣鑑別部25はこの記憶部に記憶した画像データ等と図示しない紙幣鑑別データベースに予め登録された画像データ等を照合して紙幣の真偽、金種等の鑑別を行う。
【0020】
26、27および28は切り替えブレードである。紙幣搬送路24の分岐または合流部に配置され紙幣等の搬送方向を切り替えるものである。
切り替えブレード26は紙幣鑑別部25と紙幣収納庫A21の間に配置され、切り替えることにより紙幣鑑別部25から紙幣搬送路24で搬送された紙幣を紙幣収納庫A21または紙幣収納庫B22もしくは紙幣収納庫C23へ搬送することができる。
【0021】
切り替えブレード27は切り替えブレード26と紙幣収納庫B22もしくは紙幣収納庫C23の間に配置され、切り替えることにより紙幣鑑別部25から紙幣搬送路24で搬送された紙幣を紙幣収納庫B22または紙幣収納庫C23へ搬送することができる。
切り替えブレード28は紙幣鑑別部25と紙幣入出金部7の間に配置され、切り替えることにより紙幣鑑別部25から紙幣搬送路24で搬送された紙幣を補充回収カセット8または紙幣入出金部7へ搬送することができる。
【0022】
この切り替えブレード26、27および28の機能について説明する。
紙幣を入金する場合は、まず、紙幣入出金口7に投入された紙幣を図示しない分離ローラにより1枚ずつ分離して繰り出し紙幣搬送路24へ送り出す。紙幣搬送路24に送り出された紙幣は紙幣鑑別部25へ搬送される。その紙幣搬送路24により搬送された紙幣は真偽、金種が鑑別され、切り替えブレード26、27を切り替えることにより、各金種に対応する紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22、紙幣収納庫C23に収納して入金を終了する。
【0023】
なお、補充回収カセット8に収納された紙幣を紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22および紙幣収納庫C23へ補充する場合は、補充回収カセット8の分離ローラ30により1枚ずつ分離して繰り出し紙幣搬送路24へ送り出す。紙幣搬送路24に送り出された紙幣は紙幣鑑別部25へ搬送される。その紙幣鑑別部25により搬送された紙幣は真偽、金種が鑑別され、切り替えブレード26、27を切り替えることにより、各金種に対応する紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22、紙幣収納庫C23に収納して補充を終了する。
【0024】
紙幣を釣銭として出金する場合は、紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22、紙幣収納庫C23から収納された紙幣を分離ローラ30により1枚ずつ分離して繰り出し紙幣搬送路24へ送り出す。紙幣搬送路24に送り出された紙幣は紙幣鑑別部25により真偽等の異常がないか鑑別される。鑑別の結果、異常がないと判断された紙幣は切り替えブレード28を切り替えることにより紙幣入出金口7へ搬送して出金を終了する。
【0025】
なお、紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22および紙幣収納庫C23に収納された紙幣を補充回収カセット8へ回収する場合は、紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22、紙幣収納庫C23から収納された紙幣を分離ローラ30により1枚ずつ分離して繰り出し紙幣搬送路24へ送り出す。送り出された紙幣は切り替えブレード28を切り替えることにより補充回収カセット8へ搬送して回収を終了する。
【0026】
図3において、31は硬貨入金搬送ベルトであり、硬貨入金口4と後述する硬貨収納庫の間に配置されるものである。この硬貨入金搬送ベルト31は図示しないモータ等により駆動され硬貨入金口4から繰り出された硬貨を搬送する。
32は、硬貨金種振分部であり、光学式センサ等により通過する硬貨の画像データ等を取得し、その画像データ等を図示しない記憶部に記憶する。この記憶部に記憶した画像データ等と図示しない紙幣鑑別データベースに予め登録された画像データ等を照合して硬貨の真偽、金種等の鑑別を行う。
【0027】
また、硬貨入金搬送ベルト31で搬送された硬貨の外径等により図示しない選別孔で各金種別に振り分ける。この硬貨金種振分部32は硬貨入金搬送ベルト31により搬送された硬貨を1円硬貨、5円硬貨、10円硬貨、50円硬貨、100円硬貨、500円硬貨に選別して振り分け、対応する金種の硬貨収納庫へ収納する。
331は、1円硬貨収納庫であり、硬貨金種振分部32で振り分けられた1円硬貨が上部開口部から投入され収納するものである。
【0028】
332は、50円硬貨収納庫であり、硬貨金種振分部32で振り分けられた50円硬貨が上部開口部から投入され収納するものである。
333は、5円硬貨収納庫であり、硬貨金種振分部32で振り分けられた5円硬貨が上部開口部から投入され収納するものである。
334は、100円硬貨収納庫であり、硬貨金種振分部32で振り分けられた100円硬貨が上部開口部から投入され収納するものである。
【0029】
335は、10円硬貨収納庫であり、硬貨金種振分部32で振り分けられた10円硬貨が上部開口部から投入され収納するものである。
336は、500円硬貨収納庫であり、硬貨金種振分部32で振り分けられた500円硬貨が上部開口部から投入され収納するものである。
この1円硬貨収納庫331、50円硬貨収納庫332、5円硬貨収納庫333、100円硬貨収納庫334、10円硬貨収納庫335および500円硬貨収納庫336は下部開口部から図示しない分離機構により収納した硬貨を1枚ずつ順次分離して繰り出すことができ、出金することができる。
【0030】
341は、1円出金鑑別センサであり、1円硬貨収納庫331に収納された1円硬貨を出金するとき金種の鑑別を行うものである。
342は、50円出金鑑別センサであり、50円硬貨収納庫332に収納された50円硬貨を出金するとき金種の鑑別を行うものである。
343は、5円出金鑑別センサであり、5円硬貨収納庫333に収納された5円硬貨を出金するとき金種の鑑別を行うものである。
【0031】
344は、100円出金鑑別センサであり、100円硬貨収納庫334に収納された100円硬貨を出金するとき金種の鑑別を行うものである。
345は、10円出金鑑別センサであり、10円硬貨収納庫335に収納された10円硬貨を出金するとき金種の鑑別を行うものである。
346は、500円出金鑑別センサであり、500円硬貨収納庫336に収納された500円硬貨を出金するとき金種の鑑別を行うものである。
【0032】
35は硬貨出金搬送ベルトであり、図示しないモータ等により駆動され各硬貨収納庫から繰り出された硬貨を硬貨出金口5へ搬送するものである。
36は硬貨切替ゲートであり、硬貨を搬送する経路を切り替えるものである。この硬貨切替ゲート36は出金搬送ベルトで搬送された硬貨を硬貨出金口5へ搬送する経路、または、補充回収カセット8へ搬送する経路を選択するものである。例えば、上述した出金鑑別センサ341〜346で正常な硬貨と判断された硬貨は硬貨出金口5へ搬送する経路を選択し、異常な硬貨と判断された硬貨は補充回収カセット8へ搬送するように経路を選択する。また、硬貨収納庫に収納された硬貨をすべて回収するときは補充回収カセット8へ搬送するように経路を選択する。
【0033】
37は硬貨回収搬送ベルトであり、図示しないモータ等により駆動され、硬貨を補充回収カセット8へ搬送するものである。この硬貨回収搬送ベルト37は硬貨切替ゲート36により補充回収カセット8へ搬送する経路を選択され、その経路で搬送された硬貨を補充回収カセット8へ搬送するものである。
38は硬貨補充搬送ベルトであり、補充回収カセット8から繰り出された硬貨を硬貨入金搬送ベルト31へ搬送するものである。この硬貨補充搬送ベルト38は補充回収カセット8に収納された硬貨を各硬貨収納庫へ搬送して収納する補充動作を行う場合に補充回収カセット8から繰り出された硬貨を硬貨入金搬送ベルト31へ搬送する。
【0034】
図4において、41は硬貨補充回収カセットであり、硬貨釣銭部2の硬貨を回収して収納し、また、係員等により装填された硬貨を収納するものである。この硬貨補充回収カセット41は硬貨釣銭部2内の硬貨収納庫331〜336に収納された硬貨を一括して回収する場合にその硬貨を収納し、また、回収または装填した硬貨を硬貨収納庫331〜336へ補充する場合にその硬貨を図示しない分離機構で1枚ずつ分離して繰り出すものである。なお、この硬貨補充回収カセット41は金種ごとに硬貨を収納するようにしてもよい。
【0035】
42は紙幣補充回収カセットであり、紙幣釣銭部3の紙幣を回収して収納し、また、係員等により装填された紙幣を収納するものである。この紙幣補充回収カセット42は紙幣釣銭部3内の紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22および紙幣収納庫C23に収納された紙幣を一括して回収する場合にその紙幣を収納し、また、回収または装填した紙幣を紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22および紙幣収納庫C23へ補充する場合にその紙幣を図示しない分離機構で1枚ずつ分離して繰り出すものである。なお、この紙幣補充回収カセット42は金種ごとに紙幣を収納するようにしてもよい。
【0036】
補充回収カセット8はこの硬貨補充回収カセット41および紙幣補充回収カセット42で構成されるものである。なお、この補充回収カセット8には図示しない記憶部を設け、その記憶部に硬貨補充回収カセット41に収納した金種ごとの硬貨の枚数および紙幣補充回収カセット42に収納した金種ごとの紙幣の枚数を記憶する。また、この補充回収カセット8にはロック機構が付いた硬貨扉および紙幣扉が設けられ、その扉を開けて係員の操作により硬貨および紙幣を装填または回収した硬貨および紙幣を取り出すことができる。
【0037】
43は硬貨回収口であり、硬貨回収搬送ベルト37により搬送された硬貨を受け入れる開口部である。この硬貨回収口43から受入れられた硬貨は硬貨補充回収カセット41に収納される。
44は硬貨補充口であり、硬貨補充回収カセット41に収納された硬貨を図示しない機構により繰り出す開口部である。この硬貨補充口44から繰り出された硬貨は硬貨補充搬送ベルト38で硬貨入金搬送ベルト31へ搬送される。なお、この硬貨補充口44は図示しないシャッタにより開閉され、硬貨を繰り出して硬貨補充搬送ベルト38へ搬送するとき以外は閉塞されている。
【0038】
45は紙幣補充回収口である。この紙幣補充回収口45は紙幣搬送路24により搬送された紙幣を受入れる開口部であり、受入れられた紙幣は紙幣補充回収カセット42に収納される。また、この紙幣補充回収口45は紙幣補充回収カセット42に収納された紙幣を図示しない機構により紙幣搬送路24へ繰り出す開口部でもあり、繰り出された紙幣は紙幣搬送路24により紙幣収納庫A21等へ搬送される。
【0039】
図5において、51は操作表示部であり、自動釣銭機1の状態や操作ボタン等を操作表示盤9に表示する制御、および、操作者が操作表示盤9の操作ボタンを押下したことを検知する制御を行う。
52は紙幣入金部であり、紙幣入出金口7に投入された1枚または複数枚の紙幣を1枚ずつ繰り出して自動釣銭機1内の紙幣搬送路24へ送り出す制御を行う。
【0040】
53は紙幣出金部であり、自動釣銭機1内の紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22または紙幣収納庫C23から繰り出されて紙幣搬送路24で搬送された紙幣を紙幣入出金口7に蓄積する制御を行う。
54は紙幣搬送部であり、紙幣入出金口7から繰り出され、紙幣搬送路24へ送り出された紙幣等を紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22または紙幣収納庫C23へ搬送し、また、紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22または紙幣収納庫C23から繰り出され、紙幣搬送路24へ送り出された紙幣を紙幣入出金口7へ搬送する制御を行う。
【0041】
また、紙幣入出金口7に投入されたものを紙幣搬送路24で紙幣鑑別部25まで搬送し、その紙幣鑑別部25で紙幣でないと鑑別されたものは、この紙幣搬送部54の制御により紙幣搬送路24を一旦停止し、ベルト等を逆回転させて紙幣入出金口7へ搬送することができる。
55は紙幣鑑別処理部であり、紙幣鑑別部25に設けた光学式センサ等により通過する紙幣の画像データ等を取得し、取得した画像データ等と紙幣鑑別データベースに登録された画像データ等を照合して紙幣を鑑別する。鑑別の結果、紙幣であるか否かおよび紙幣であったならばその金種を知ることができ、金種が鑑別された紙幣の計数を行う。
【0042】
56は紙幣収納部であり、紙幣入出金口7から搬送された紙幣を紙幣鑑別部25で鑑別した結果に基づいて所定の金種ごとに設けた紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22および紙幣収納庫C23に収納する制御を行う。
57は紙幣回収部であり、紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22または紙幣収納庫C23から1枚ずつ繰り出して紙幣搬送路24へ送り出し、その紙幣を紙幣搬送路24で搬送して紙幣補充回収カセット42に収納する制御を行う。
【0043】
58は紙幣補充部であり、紙幣補充回収カセット42に収納した紙幣を1枚ずつ繰り出して自動釣銭機1内の紙幣搬送路24へ送り出し、その紙幣を紙幣鑑別処理部55で鑑別した結果に基づいて所定の金種ごとに設けた紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22および紙幣収納庫C23に収納する制御を行う。
59は硬貨入金部であり、硬貨入金口4に投入された1枚または複数枚の硬貨を1枚ずつ繰り出して自動釣銭機1内の硬貨入金搬送ベルト31へ送り出す制御を行う。
【0044】
60は硬貨出金部であり、自動釣銭機1内の硬貨収納庫331〜336から繰り出されて硬貨出金搬送ベルト35で搬送された硬貨を硬貨出金口5に蓄積する制御を行う。
61は硬貨搬送部であり、硬貨入金口4から繰り出され、硬貨入金搬送ベルト31へ送り出された硬貨を硬貨収納庫331〜336へ搬送し、また、硬貨収納庫331〜336から繰り出され、硬貨出金搬送ベルト35へ送り出された硬貨を硬貨出金口5へ搬送する制御を行う。
【0045】
62は硬貨鑑別処理部であり、硬貨金種振分部32に設けた光学式センサ等により通過する硬貨の画像データ等を取得し、取得した画像データ等と硬貨鑑別データベースに登録された画像データ等を照合して硬貨を鑑別する。鑑別の結果、硬貨であるか否かおよび硬貨であったならばその金種を知ることができ、金種が鑑別された硬貨の計数を行う。
63は硬貨収納部であり、硬貨入金口4から搬送された硬貨を硬貨金種振分部32で金種ごとに設けた1円硬貨収納庫331、50円硬貨収納庫332、5円硬貨収納庫333、100円硬貨収納庫334、10円硬貨収納庫335および500円硬貨収納庫336に振り分けて収納する制御を行う。
【0046】
64は硬貨回収部であり、硬貨収納庫331〜336から1枚ずつ繰り出して硬貨出金搬送ベルト35へ送り出し、その硬貨を硬貨出金搬送ベルト35および硬貨回収搬送ベルト37で搬送して硬貨補充回収カセット41に収納する制御を行う。
65は硬貨補充部であり、硬貨補充回収カセット41に収納した硬貨を1枚ずつ繰り出して自動釣銭機1内の硬貨補充搬送ベルト38へ送り出し、その硬貨を硬貨金種振分部32で金種ごとに設けた硬貨収納庫331〜336に収納する制御を行う。
【0047】
66は制御部であり、操作表示部51、紙幣入金部52、紙幣出金部53、紙幣搬送部54、紙幣収納部56、紙幣回収部57、紙幣補充部58、硬貨入金部59、硬貨出金部60、硬貨搬送部61、硬貨収納部63、硬貨回収部64および硬貨補充部65を制御し、釣銭機1の全体を制御するものである。また、制御部66は図示しない通信制御部によりPOSレジスタ10と通信を行なう。さらに、制御部66には図示しない記憶部に収納した金種ごとの硬貨の枚数および紙幣の枚数を記憶する。
【0048】
図10において、71は自動補充回収機であり、装着された複数の補充回収カセット8から紙幣および硬貨を回収し、また、その回収した紙幣および硬貨を装着されたそれぞれの補充回収カセット8へ補充するものである。なお、この自動補充回収機71は自動車等に車載可能なものである。
72は1万円券収納ボックスであり、それぞれの補充回収カセット8から回収した1万円券を収納するものであり、また、収納した1万円券を1枚ずつ分離して繰り出すことができるものである。
【0049】
73は5千円券収納ボックスであり、それぞれの補充回収カセット8から回収した5千円券を収納するものであり、また、収納した5千円券を1枚ずつ分離して繰り出すことができるものである。
74は千円券収納ボックスであり、それぞれの補充回収カセット8から回収した千円券を収納するものであり、また、収納した千円券を1枚ずつ分離して繰り出すことができるものである。
【0050】
75は500円硬貨収納ボックスであり、それぞれの補充回収カセット8から回収した500円硬貨を収納するものであり、また、収納した500円硬貨を1枚ずつ繰り出すことができるものである。
76は100円硬貨収納ボックスであり、それぞれの補充回収カセット8から回収した100円硬貨を収納するものであり、また、収納した100円硬貨を1枚ずつ繰り出すことができるものである。
【0051】
77は50円硬貨収納ボックスであり、それぞれの補充回収カセット8から回収した50円硬貨を収納するものであり、また、収納した50円硬貨を1枚ずつ繰り出すことができるものである。
78は10円硬貨収納ボックスであり、それぞれの補充回収カセット8から回収した10円硬貨を収納するものであり、また、収納した10円硬貨を1枚ずつ繰り出すことができるものである。
【0052】
79は5円硬貨収納ボックスであり、それぞれの補充回収カセット8から回収した5円硬貨を収納するものであり、また、収納した5円硬貨を1枚ずつ繰り出すことができるものである。
80は1円硬貨収納ボックスであり、それぞれの補充回収カセット8から回収した1円硬貨を収納するものであり、また、収納した1円硬貨を1枚ずつ繰り出すことができるものである。
【0053】
装着した複数の補充回収カセット8と1万円券収納ボックス72、5千円券収納ボックス73、千円券収納ボックス74、500円硬貨収納ボックス75、100円硬貨収納ボックス76、50円硬貨収納ボックス77、10円硬貨収納ボックス78、5円硬貨収納ボックス79および1円硬貨収納ボックス80との間は硬貨搬送路および紙幣搬送路でつながれ、双方向に硬貨および紙幣を搬送することができる。
【0054】
上述した構成の作用について図6の実施例を示す自動釣銭機の紙幣回収動作のフローチャート、図7の実施例を示す自動釣銭機の紙幣補充動作のフローチャート、図8の実施例を示す自動釣銭機の硬貨回収動作のフローチャートおよび図9の実施例を示す自動釣銭機の硬貨補充動作のフローチャートのSで表すステップにしたがって説明する。なお、以下に説明する各部の動作は、図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて制御部66により制御される。
【0055】
まず、自動釣銭機における紙幣回収動作を図6の実施例を示す自動釣銭機の紙幣回収動作のフローチャートにしたがって説明する。
S601:操作者が操作表示盤9を操作して紙幣回収動作を開始させると、紙幣回収部57は紙幣収納庫A21のステージ29を図示しない機構により上方へ移動させ、ステージ29上の紙幣を分離ローラ30に当接させて紙幣回収動作の準備を行う。
【0056】
S602:紙幣回収部57は紙幣収納庫A21の分離ローラ30を回転させステージ29上の紙幣を1枚ずつ分離して紙幣搬送路24へ繰り出す。
S603:繰り出された紙幣は紙幣搬送部54の制御により紙幣搬送路24で紙幣補充回収カセット42へ搬送される。紙幣補充回収カセット42へ搬送された紙幣は紙幣回収部57の制御により紙幣補充回収カセット42内のステージ29上に集積され収納される。
【0057】
S604:紙幣回収部57は紙幣収納庫A21のステージ29上の紙幣がなくなるまで紙幣を1枚ずつ分離して紙幣搬送路24へ繰り出し、紙幣補充回収カセット42へ搬送し、紙幣補充回収カセット42へ収納する。
S605:紙幣回収部57は紙幣収納庫A21のステージ29上の紙幣がなくなったことを図示しないセンサにより検知すると紙幣収納庫A21内の紙幣の回収動作を終了する。紙幣収納庫A21内の紙幣の回収動作を終了するとS601からS604と同様に紙幣回収部57は紙幣収納庫B22内の紙幣を回収する動作を行う。さらに、紙幣収納庫B22内の紙幣の回収動作を終了すると紙幣回収部57は紙幣収納庫C23内の紙幣を回収する動作を行う。
【0058】
紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22および紙幣収納庫C23内のすべての紙幣を回収すると紙幣回収動作を終了する。
次に、自動釣銭機における紙幣補充動作を図7の実施例を示す自動釣銭機の紙幣補充動作のフローチャートにしたがって説明する。
S701:操作者が操作表示盤9を操作して紙幣補充動作を開始させると、紙幣補充部58は紙幣補充回収カセット42のステージ29を図示しない機構により上方へ移動させ、ステージ29上の紙幣を分離ローラ30に当接させて紙幣補充動作の準備を行う。
【0059】
S702:紙幣補充部58は紙幣補充回収カセット42の分離ローラ30を回転させステージ29上の紙幣を1枚ずつ分離して紙幣搬送路24へ繰り出す。
S703:繰り出された紙幣は紙幣搬送部54の制御により紙幣搬送路24で搬送され紙幣鑑別部25を通過する。搬送された紙幣は紙幣鑑別処理部55により金種が鑑別される。
【0060】
S704:紙幣鑑別処理部55により金種が鑑別されると紙幣搬送部54はその鑑別された金種に基づいて紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22または紙幣収納庫C23へ搬送する。紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22または紙幣収納庫C23へ搬送された紙幣は紙幣収納部56の制御によりそれぞれの紙幣収納庫内のステージ29上に集積され収納される。
【0061】
S705:紙幣補充部58は紙幣補充回収カセット42のステージ29上の紙幣がなくなるまで紙幣1枚ずつ分離して紙幣搬送路24へ繰り出し、紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22または紙幣収納庫C23へ搬送して収納する。
紙幣補充部58は紙幣補充回収カセット42のステージ29上の紙幣がなくなったことを図示しないセンサにより検知すると紙幣収納庫A21、紙幣収納庫B22または紙幣収納庫C23へ紙幣を補充する紙幣補充動作を終了し、その補充した金額をPOSレジスタ10へ通知する。
【0062】
次に、自動釣銭機における硬貨回収動作を図8の実施例を示す自動釣銭機の硬貨回収動作のフローチャートにしたがって説明する。
S801:操作者が操作表示盤9を操作して硬貨回収動作を開始させると、硬貨回収部64は1円硬貨収納庫331の図示しない繰り出し機構等の初期動作を行い紙幣回収動作の準備を行う。
【0063】
S802:硬貨回収部64は繰り出し機構により1円硬貨収納庫331内の硬貨を1枚ずつ繰り出して硬貨出金搬送ベルト35へ繰り出す。
S803:繰り出された硬貨は硬貨搬送部61の制御により硬貨出金搬送ベルト35および硬貨回収搬送ベルト37で硬貨補充回収カセット41へ搬送される。硬貨補充回収カセット41へ搬送された硬貨は硬貨回収部64の制御により硬貨補充回収カセット41へ収納される。
【0064】
S804:硬貨回収部64は1円硬貨収納庫331の硬貨がなくなるまで硬貨を1枚ずつ硬貨出金搬送ベルト35へ繰り出し、硬貨補充回収カセット41へ搬送して収納する。
S805:硬貨回収部64は1円硬貨収納庫331の硬貨がなくなったことを図示しないセンサにより検知すると1円硬貨収納庫331内の硬貨の回収動作を終了する。1円硬貨収納庫331内の硬貨の回収動作を終了するとS801からS804と同様に硬貨回収部64は50円硬貨収納庫332内の硬貨を回収する動作を行う。さらに、5円硬貨収納庫333、100円硬貨収納庫334、10円硬貨収納庫335および500円硬貨収納庫336内の硬貨を回収する動作を行う。
【0065】
1円硬貨収納庫331、50円硬貨収納庫332、5円硬貨収納庫333、100円硬貨収納庫334、10円硬貨収納庫335および500円硬貨収納庫336内のすべての硬貨を回収すると硬貨回収動作を終了する。
次に、自動釣銭機における硬貨補充動作を図9の実施例を示す自動釣銭機の硬貨補充動作のフローチャートにしたがって説明する。
【0066】
S901:操作者が操作表示盤9を操作して硬貨補充動作を開始させると、硬貨補充部65は硬貨補充回収カセット41の図示しない繰り出し機構等の初期動作を行い硬貨補充動作の準備を行う。
S902:硬貨補充部65は図示しないモータ等を回転させ補充搬送ベルト38を駆動する。
【0067】
S903:硬貨補充部65は繰り出し機構により硬貨補充回収カセット41の硬貨を1枚ずつ繰り出して硬貨補充搬送ベルト38へ繰り出す。
S904:繰り出された硬貨は硬貨搬送部61の制御により硬貨補充搬送ベルト38から硬貨入金搬送ベルト31へ搬送され、硬貨金種振分部32へ搬送される。搬送された硬貨は硬貨金種振分部32で金種が鑑別される。
【0068】
S905:搬送された硬貨は硬貨金種振分部32により、鑑別された金種に基づいて1円硬貨収納庫331、50円硬貨収納庫332、5円硬貨収納庫333、100円硬貨収納庫334、10円硬貨収納庫335または500円硬貨収納庫336へ搬送し、収納する。
S906:硬貨補充部65は硬貨補充回収カセット41内の硬貨がなくなったことを図示しないセンサにより検知すると1円硬貨収納庫331、50円硬貨収納庫332、5円硬貨収納庫333、100円硬貨収納庫334、10円硬貨収納庫335および500円硬貨収納庫336へ硬貨を補充する動作を終了する。
【0069】
S907:硬貨補充部65は補充搬送ベルト38を停止してすべての硬貨補充動作を終了し、その補充した金額をPOSレジスタ10へ通知する。
次に、自動補充回収機における紙幣および硬貨の補充回収動作について説明する。
まず、自動補充回収機における紙幣回収動作を説明する。
自動補充回収機に装着された補充回収カセット8の紙幣補充回収カセット42内の紙幣を分離ローラに当接させて紙幣回収動作の準備を行う。そして、分離ローラを回転させ紙幣を1枚ずつ分離して紙幣搬送路へ繰り出す。繰り出された紙幣は図示しない紙幣鑑別部で金種が鑑別されて紙幣搬送路で1万円券収納ボックス72、5千円券収納ボックス73または千円券収納ボックス74へ搬送され収納される。
【0070】
紙幣補充回収カセット42内の紙幣がなくなるまで紙幣を1枚ずつ分離して紙幣搬送路へ繰り出し、1万円券収納ボックス72、5千円券収納ボックス73または千円券収納ボックス74へ搬送し収納する。紙幣補充回収カセット42内の紙幣がなくなったことを図示しないセンサにより検知すると紙幣補充回収カセット42内の紙幣の回収動作を終了する。
【0071】
上記の回収動作を装着されたすべての補充回収カセット8の紙幣補充回収カセット42について行う。すべての補充回収カセット8の紙幣補充回収カセット42内の紙幣を回収すると紙幣回収動作を終了する。
次に、自動補充回収機における紙幣補充動作を説明する。
1万円券収納ボックス72内の紙幣を分離ローラに当接させて紙幣補充動作の準備を行う。分離ローラを回転させ紙幣を1枚ずつ分離して紙幣搬送路へ繰り出す。繰り出された紙幣は紙幣搬送路で搬送され紙幣鑑別部で鑑別されて、所定の枚数の紙幣が所定の補充回収カセット8の紙幣補充回収カセット42に収納し1万円券の補充動作が終了する。
【0072】
1万円券の補充動作が終了すると5千円券および千円券の補充動作を同様にして行う。
装着されたすべての補充回収カセット8の紙幣補充回収カセット42に所定の枚数の紙幣が収納されると紙幣補充動作を終了する。
次に、自動補充回収機における硬貨回収動作を説明する。
自動補充回収機に装着された補充回収カセット8の硬貨補充回収カセット41の繰り出し機構等の初期動作を行い硬貨補充動作の準備を行う。そして、硬貨を1枚ずつ硬貨搬送路へ繰り出す。繰り出された硬貨は図示しない硬貨鑑別部で鑑別されて硬貨搬送路で500円硬貨収納ボックス75、100円硬貨収納ボックス76、50円硬貨収納ボックス77、10円硬貨収納ボックス78、5円硬貨収納ボックス79または1円硬貨収納ボックス80へそれぞれ搬送され収納される。
【0073】
硬貨補充回収カセット41内の硬貨がなくなるまで硬貨を1枚ずつ紙幣搬送路へ繰り出し、500円硬貨収納ボックス75、100円硬貨収納ボックス76、50円硬貨収納ボックス77、10円硬貨収納ボックス78、5円硬貨収納ボックス79または1円硬貨収納ボックス80へ搬送し収納する。硬貨補充回収カセット41内の硬貨がなくなったことを図示しないセンサにより検知すると硬貨補充回収カセット41内の硬貨の回収動作を終了する。
【0074】
上記の回収動作を装着されたすべての補充回収カセット8の硬貨補充回収カセット41について行う。すべての補充回収カセット8の硬貨補充回収カセット41内の硬貨を回収すると硬貨回収動作を終了する。
次に、自動補充回収機における硬貨補充動作を説明する。
500円硬貨収納ボックス75の繰り出し機構等の初期動作を行い硬貨補充動作の準備を行う。繰り出し機構により硬貨を1枚ずつ硬貨搬送路へ繰り出す。繰り出された硬貨は硬貨搬送路で搬送され硬貨鑑別部で鑑別されて、所定の枚数の硬貨が所定の補充回収カセット8の硬貨補充回収カセット41に収納し500円硬貨の補充動作が終了する。
【0075】
500円硬貨の補充動作が終了すると100硬貨、50円硬貨、10円硬貨、5円硬貨および1円硬貨の補充動作を同様にして行う。
装着されたすべての補充回収カセット8の硬貨補充回収カセット41に所定の枚数の硬貨が収納されると硬貨補充動作を終了する。
なお、各自動釣銭機にはユニークな識別IDが割り振られ、自動釣銭機内の図示しない記憶部に記憶されている。自動補充回収機は前記補充・回収の動作毎に識別IDを読み取って、補充・回収を行った金種毎の枚数とあわせて自動補充回収機の図示しない記憶部に日時情報等とともに巡回情報として記憶する。記憶した巡回情報は、すべての補充・回収作業が終了した後に、端末を接続する等して参照することができる。それによって、回収した金種を次の自動釣銭機の補充にあてた場合にも、巡回を行った自動釣銭機毎の補充・回収した枚数が把握でき、精査することが可能となる。
【0076】
以上説明したように、本実施例では、係員が露出した紙幣や硬貨を直接触れることなく自動釣銭機内の紙幣収納庫および硬貨収納庫へ補充することができ、セキュリティが確保できるという効果が得られる。
また、回収した紙幣および硬貨を補充する紙幣および硬貨にすることができ少額の現金を配送車に積載して配送すればよいためセキュリティが確保できるという効果が得られる。また、資金を効率的に運用できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0077】
【図1】実施例を示す自動釣銭機の斜視図
【図2】実施例を示す自動釣銭機の紙幣釣銭部の側断面の説明図
【図3】実施例を示す自動釣銭機の硬貨釣銭部の上断面の説明図
【図4】実施例を示す紙幣硬貨補充回収カセットの斜視図
【図5】実施例を示す自動釣銭機のブロック図
【図6】実施例を示す自動釣銭機の紙幣回収動作のフローチャート
【図7】実施例を示す自動釣銭機の紙幣補充動作のフローチャート
【図8】実施例を示す自動釣銭機の硬貨回収動作のフローチャート
【図9】実施例を示す自動釣銭機の硬貨補充動作のフローチャート
【図10】実施例を示す自動補充回収機のブロック図
【符号の説明】
【0078】
1 自動釣銭機
2 硬貨釣銭部
3 紙幣釣銭部
4 硬貨入金口
5 硬貨出金口
6 硬貨リジェクト口
7 紙幣入出金口
8 補充回収カセット
9 操作表示盤
10 POSレジスタ
21 紙幣収納庫A
22 紙幣収納庫B
23 紙幣収納庫C
24 紙幣搬送路
25 紙幣鑑別部
26、27、28 切り替えブレード
29 ステージ
30 分離ローラ
31 硬貨入金搬送ベルト
32 硬貨金種振分部
331 1円硬貨収納庫
332 50円硬貨収納庫
333 5円硬貨収納庫
334 100円硬貨収納庫
335 10円硬貨収納庫
336 500円硬貨収納庫
341 1円出金鑑別センサ
342 50円出金鑑別センサ
343 5円出金鑑別センサ
344 100円出金鑑別センサ
345 10円出金鑑別センサ
346 500円出金鑑別センサ
35 硬貨出金搬送ベルト
36 硬貨切替ゲート
37 硬貨回収搬送ベルト
38 硬貨補充搬送ベルト
41 硬貨補充回収カセット
42 紙幣補充回収カセット
43 硬貨回収口
44 硬貨補充口
45 紙幣補充回収口
51 操作表示部
52 紙幣入金部
53 紙幣出金部
54 紙幣搬送部
55 紙幣鑑別処理部
56 紙幣収納部
57 紙幣回収部
58 紙幣補充部
59 硬貨入金部
60 硬貨出金部
61 硬貨搬送部
62 硬貨鑑別処理部
63 硬貨収納部
64 硬貨回収部
65 硬貨補充部
66 制御部
71 自動補充回収機
72 1万円券収納ボックス
73 5千円券収納ボックス
74 千円券収納ボックス
75 500円硬貨収納ボックス
76 100円硬貨収納ボックス
77 50円硬貨収納ボックス
78 10円硬貨収納ボックス
79 5円硬貨収納ボックス
80 1円硬貨収納ボックス




 

 


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