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発明の名称 スケジューリングプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−79908(P2007−79908A)
公開日 平成19年3月29日(2007.3.29)
出願番号 特願2005−266480(P2005−266480)
出願日 平成17年9月14日(2005.9.14)
代理人 【識別番号】100098235
【弁理士】
【氏名又は名称】金井 英幸
発明者 石原 達也
要約 課題
山崩しや谷埋めの際、送出元と受入先とを指定する作業を何遍も行わなくて済み、然も、負荷要素の移動の確定前にバケットの負荷がどの程度増加又は減少するかを判断できるようにするためのスケジューリングプログラムを、提供する。

解決手段
スケジューリング装置10は、山崩しや谷埋めの処理対象として負荷グラフ21の中から二以上のバケットが指定され、それら指定されたバケットのうちの一つのバケットのブロックの上辺がドラッグされたときには、そのドラッグが仮に終了したときのブロック状態を示す仮上辺を、負荷グラフ21における指定されたバケット内に示すとともに、その仮上辺の位置をそのドラッグ量に応じて変化させる。ドラッグが終了されると、その仮上辺が、実際のブロックの上辺となるように、スケジューリング装置10は、HDD14内の負荷管理データベース16aと負荷グラフ21の表示とを更新する。
特許請求の範囲
【請求項1】
コンピュータを、
一度に納品されるべき部品数の製造が工場内の製造ラインに対する負荷要素として指定されると、その指定された負荷要素を何れの製造ラインにおける何れの単位期間に製造すべきかを定義するため、製造ライン及び単位期間に負荷要素を対応付けた対応情報を記憶装置に記憶する負荷記憶手段,
前記記憶装置内の対応情報に基づいて、一つの製造ラインにおける一つの単位期間に割り当てられている一つ以上の負荷要素からなる負荷全体の大きさを二次元的に表したグラフを、製造ラインそれぞれの単位期間毎に区分して表示装置に表示するグラフ表示手段,
前記多数のグラフの中から大きさを変化させるべきグラフを一つ特定するための指示を、ポインタを操作するための入力装置を通じて受け付ける負荷変更受付手段,
前記ポインタがその特定グラフの内側にある場合に、その特定グラフを送出元と決定し、前記ポインタがその特定グラフの外側の所定範囲内にある場合に、その特定グラフを受入先と決定する操作グラフ属性決定手段,
前記操作グラフ属性決定手段が特定グラフを送出元と決定すると、この特定グラフにて負荷全体の大きさが表されている製造ライン及び単位期間に割り当てられている負荷要素の中から、所定の優先順に従って、この特定グラフの内外を分ける境界線と前記ポインタとの距離に応じた個数の負荷要素を選出して決定する移動対象決定手段,
前記移動対象決定手段が移動対象の負荷要素を決定すると、その負荷要素の受入先となるグラフを、特定グラフを除く残りのグラフの中から、所定の優先順に従って、決定する受入先決定手段,
前記操作バケット属性決定手段が特定グラフを受入先と決定すると、その特定グラフを除く残りのグラフにて負荷全体の大きさが表されている製造ライン及び単位期間に割り当てられている負荷要素の中から、所定の優先順に従って、特定グラフの内外を分ける境界線と前記ポインタとの距離に応じた個数の負荷要素を移動対象として選出して決定し、尚且つ、それら負荷要素が割り当てられている製造ライン及び単位期間のグラフを送出元として決定する送出元決定手段,
前記操作グラフ属性決定手段又は前記送出元決定手段が送出元と決定したグラフの中に、そのグラフにて大きさが表されている負荷の中から移動対象の負荷要素が仮に取り除かれた場合に残ることとなる負荷要素からなる負荷の大きさを表すグラフの境界線を、仮境界線として、送出元のグラフとは異なる線種にて表示するとともに、前記操作グラフ属性決定手段又は前記受入先決定手段が受入先と決定したグラフの中に、そのグラフにて大きさが表されている負荷に移動対象の負荷要素が仮に加えられた場合の全ての負荷要素からなる負荷の大きさを表すグラフの境界線を、仮境界線として、受入先のグラフとは異なる線種にて表示する仮境界線表示手段,及び、
前記仮境界線の表示を終了する指示を入力装置を通じて受け付けると、その終了指示のあった時点で移動対象とされていた負荷要素の割り当て先が送出元のグラフの製造ライン及び単位期間から受入先のグラフの製造ライン及び単位期間へ変更されるように、前記記憶装置内の前記対応情報を変更する操作反映手段
として機能させる
ことを特徴とするスケジューリングプログラム。
【請求項2】
前記コンピュータを、更に、
前記グラフ表示手段が表示した多数のグラフの中から、大きさが変更されるべきグラフを二つ以上選択するための指示を、入力装置を通じて受け付ける変更対象グラフ受付手段
として機能させるとともに、
前記負荷変更受付手段は、前記変更対象グラフ受付手段が受け付けた指示を通じて選択された二つ以上のグラフの中から、大きさを変化させるべきグラフを一つ特定するための指示を、ポインタを操作するための入力装置を通じて受け付け、
前記受入先決定手段及び前記送出元決定手段は、前記変更対象グラフ受付手段が受け付けた指示を通じて選択されたグラフの中から、受入先及び送出元を決定する
ことを特徴とする請求項1記載のスケジューリングプログラム。
【請求項3】
前記移動対象決定手段は、負荷要素の大きい順,負荷要素の小さい順,及び、納期が早い順のうち、事前に選択された優先順に従って、複数の負荷要素の中から、前記ポインタと前記上辺との距離に応じた個数の負荷要素を選出して決定する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のスケジューリングプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、生産計画の立案及び編集をコンピュータ上で行えるようにするためのスケジューリングプログラムに、関する。
【背景技術】
【0002】
周知のように、生産計画とは、工場の各製造ラインの単位期間あたりの負荷(予定製造量)についての計画を言い、近年、この生産計画の立案及び編集を行うための装置としてコンピュータを動作させるためのソフトウエアが多数開発されている。斯かるソフトウエアが起動されたコンピュータは、製造すべき製品と個数と納期とが入力されると、その製品の製造に必要な部品の数からその部品の在庫数を差し引いて製造すべき部品数を割り出し、各製造ラインの能力と納期とに応じて、その割り出した部品数の製造を、対応する製造ラインにおける適正な単位期間に割り振るとともに、各製造ラインでの単位期間ごとの負荷(その部品数の製造に掛かる作業量(時間数又は個数))が視覚的に表されたいわゆる負荷グラフを、表示装置に表示するようになっている。なお、負荷グラフは、山積みグラフや作業量グラフとも称されている。
【0003】
その負荷グラフの一般的な構成について簡単に説明すると、負荷グラフは、マトリクス状に配置された複数のカラムからなっており、各行は、複数の製造ラインのそれぞれに割り当てられ、各列は、各単位期間に割り当てられている。各カラムは、対応する製造ラインの対応する単位期間における負荷の大きさを示す棒グラフを、含んでおり、その棒グラフの大きさによって、各製造ラインの各単位期間の負荷がそれぞれ視覚的に認識できるようになっている。なお、各カラムは、一般に、バケットと称されている。
【0004】
ところで、前述したソフトウエアにより算出される生産計画は、計算上のものであって、例えば或る製造ラインにおける或る単位期間の負荷が極端に多くその製造ラインの他の単位期間の負荷が少ないとった偏りが、生ずることがある。このような偏りがあると、稼働率や人員配置に影響があるため、生産計画の管理者は、各製造ラインの各単位期間の負荷が平均的になるように、生産計画を手直しすることがある。具体的には、管理者は、負荷グラフにおいて比較的負荷の多いバケットについては、その負荷を構成する負荷要素(例えば一回の受注で発生した製造すべき数量の製造に掛かる作業量(時間数又は個数))の一部をその製造ラインの他のバケットや他の製造ラインのバケットに分散させるという作業を行い、逆に、比較的負荷が少ないバケットについては、他の幾つかのバケットから負荷要素を少しずつ掻き集めるという作業を行う。なお、前者の作業は、一般に、「山崩し」と称されている。一方、後者の作業については、以下、「谷埋め」と表記することにする。
【0005】
それら山崩しや谷埋めの作業は、負荷グラフを示す画面上において、管理者の手作業にて行われる。例えば、図23に示されるように工程A乃至工程Cの三本の製造ラインのそれぞれについて一週間を単位期間とする負荷グラフが、画面上に示されていて、尚且つ、各バケット内に表されている棒グラフ全体が、そのバケットの負荷を構成する負荷要素にそれぞれ対応する一つ以上のブロックからなる場合において、工程Aの製造ラインにおける8月22の週のバケットの負荷要素の一部を、工程Aの8月15日の週のバケットへ移動させるときには、管理者は、工程Aの製造ラインにおける8月22日の週のバケット内から選択した一つのブロックを、受入先の8月15日のバケットへドラッグアンドドロップする。すると、その選択したブロックに対応する負荷要素の割り当て先を送出元のバケットから受入先のバケットに変更する処理が行われ、負荷グラフの表示が更新される。
【0006】
また、負荷グラフが、図23に示されるような、バケット内の棒グラフがそれに割り当てられている一つ以上の負荷要素にそれぞれ対応するブロックからなるように示されているというものではなく、図24に示されるような、バケット内の棒グラフ全体を一つのブロックにて示すというものがある。この図24に示されるような負荷グラフの場合において、例えば工程Aの製造ラインにおける8月22日の週のバケットの負荷要素の一部を、工程Bの8月22日の週のバケットへ移動させるときには、管理者は、その送出元のバケット内の棒グラフを受入先のバケットへドラッグする。すると、その送出元のバケットに割り当てられている幾つかの負荷要素の中から一つを選択するためのリスト画面が、別途表示され、管理者が、何れかの負荷要素を選択してOKボタンをクリックすると、その選択された負荷要素の割り当て先を送出元のバケットから受入先のバケットに変更する処理が行われ、負荷グラフの表示が更新される。
【0007】
【特許文献1】特開平11−085854号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
図23及び図24を用いて説明したように、前述した従来のソフトウエアによると、山崩しや谷埋めの作業を行う場合、送出元と受入先とを一箇所ずつ指定してからでないと、一つの負荷要素を移動させることができない。そのため、一つのバケットから多くのバケットに負荷要素を分散させる際、或いは、多くのバケットから一つのバケットに負荷要素を掻き集める際には、送出元と受入先とを指定する作業を何遍も行わねばならないという問題があった。
【0009】
また、図24に示されたようなタイプの負荷グラフにおいては、受入先のバケットの負荷がどの程度増加するか、或いは、送出元のバケットの負荷がどの程度減少するかは、実際に山崩しや谷埋めの作業を行って負荷グラフの表示が更新されるまで、分からないため、山崩しや谷埋めの作業を何度も繰り返さねばならないという問題もあった。
【0010】
本発明は、前述したような従来技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その課題は、負荷グラフに対して山崩しや谷埋めの作業を行う場合に、送出元と受入先とを指定する作業を何遍も行わなくて済み、然も、負荷要素の移動を確定させる前に各グラフがどの程度増加又は減少するかが判断できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0011】
上記の課題を解決するために発明されたスケジューリングプログラムは、コンピュータを、一度に納品されるべき部品数の製造が工場内の製造ラインに対する負荷要素として指定されると、その指定された負荷要素を何れの製造ラインにおける何れの単位期間に製造すべきかを定義するため、製造ライン及び単位期間に負荷要素を対応付けた対応情報を記憶装置に記憶する負荷記憶手段,前記記憶装置内の対応情報に基づいて、一つの製造ラインにおける一つの単位期間に割り当てられている一つ以上の負荷要素からなる負荷全体の大きさを二次元的に表したグラフを、製造ラインそれぞれの単位期間毎に区分して表示装置に表示するグラフ表示手段,前記多数のグラフの中から大きさを変化させるべきグラフを一つ特定するための指示を、ポインタを操作するための入力装置を通じて受け付ける負荷変更受付手段,前記ポインタがその特定グラフの内側にある場合に、その特定グラフを送出元と決定し、前記ポインタがその特定グラフの外側の所定範囲内にある場合に、その特定グラフを受入先と決定する操作グラフ属性決定手段,前記操作グラフ属性決定手段が特定グラフを送出元と決定すると、この特定グラフにて負荷全体の大きさが表されている製造ライン及び単位期間に割り当てられている負荷要素の中から、所定の優先順に従って、この特定グラフの内外を分ける境界線と前記ポインタとの距離に応じた個数の負荷要素を選出して決定する移動対象決定手段,前記移動対象決定手段が移動対象の負荷要素を決定すると、その負荷要素の受入先となるグラフを、特定グラフを除く残りのグラフの中から、所定の優先順に従って、決定する受入先決定手段,前記操作バケット属性決定手段が特定グラフを受入先と決定すると、その特定グラフを除く残りのグラフにて負荷全体の大きさが表されている製造ライン及び単位期間に割り当てられている負荷要素の中から、所定の優先順に従って、特定グラフの内外を分ける境界線と前記ポインタとの距離に応じた個数の負荷要素を移動対象として選出して決定し、尚且つ、それら負荷要素が割り当てられている製造ライン及び単位期間のグラフを送出元として決定する送出元決定手段,前記操作グラフ属性決定手段又は前記送出元決定手段が送出元と決定したグラフの中に、そのグラフにて大きさが表されている負荷の中から移動対象の負荷要素が仮に取り除かれた場合に残ることとなる負荷要素からなる負荷の大きさを表すグラフの境界線を、仮境界線として、送出元のグラフとは異なる線種にて表示するとともに、前記操作グラフ属性決定手段又は前記受入先決定手段が受入先と決定したグラフの中に、そのグラフにて大きさが表されている負荷に移動対象の負荷要素が仮に加えられた場合の全ての負荷要素からなる負荷の大きさを表すグラフの境界線を、仮境界線として、受入先のグラフとは異なる線種にて表示する仮境界線表示手段,及び、前記仮境界線の表示を終了する指示を入力装置を通じて受け付けると、その終了指示のあった時点で移動対象とされていた負荷要素の割り当て先が送出元のグラフの製造ライン及び単位期間から受入先のグラフの製造ライン及び単位期間へ変更されるように、前記記憶装置内の前記対応情報を変更する操作反映手段として機能させることを、特徴としている。
【0012】
スケジューリングプログラムがこのように構成されると、このスケジューリングプログラムが起動されたコンピュータは、山崩し又は谷埋めの処理対象として多数のグラフの中の一つのグラフの内側にポインタが配置され、或いは、その外側の所定範囲内にポインタが配置されたときには、そのポインタの位置で終了指示が仮にあったときの送出元及び受入先のグラフの状態を示す仮境界線を、送出元及び受入先のグラフに示すとともに、その仮境界線の位置を、元の境界線とポインタとの距離に応じて変化させる。そして、終了指示があると、その仮境界線が、実際の送出元及び受入先のグラフの境界線となるように、記憶装置内の対応情報が更新される。
【0013】
なお、本発明のスケジューリングプログラムにおいては、グラフは、負荷の大きさを縦向きの高さで示す縦棒グラフであっても良いし、負荷の大きさを横向きの幅で示す横棒グラフであっても良いし、負荷の大きさを直径の大きさで示すバブルグラフであっても良い。グラフが棒グラフの場合、ゼロ基準がある辺とは反対側の辺(通常、縦棒グラフなら上辺、横棒グラフなら右辺)を基準として、その基準の辺に直交する方向に仮境界線が移動し、グラフがバブルグラフの場合、その輪郭線を基準として、その輪郭線に直交する径方向に仮境界線が移動することとなる。何れにしても、グラフの内側にポインタがあるときには、そのグラフは、山崩しの対象となり、グラフの外側にポインタがあるときには、そのグラフは、谷埋めの対象となる。
【発明の効果】
【0014】
従って、本発明によれば、負荷グラフに対して山崩しや谷埋めの作業を行う場合に、送出元と受入先とを指定する作業を何遍も行わなくて済み、然も、負荷要素の移動を確定させる前に各グラフがどの程度増加又は減少するかが判断できるようになる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための一つの形態について、説明する。
【0016】
<ハードウエア構成及びソフトウエア構成>
まず、本実施形態のスケジューリング装置のハードウエア構成及びソフトウエア構成について、説明する。
【0017】
図1は、本実施形態のスケジューリング装置10の構成図である。
【0018】
本実施形態のスケジューリング装置10は、一般に市販されているパーソナルコンピュータに後述のスケジューリングソフトウエア16をインストールすることによって、スケジューリング装置として機能させるようにした装置である。
【0019】
スケジューリング装置10を構成するパーソナルコンピュータは、周知のように、液晶ディスプレイ等の表示装置10aと、キーボードやマウス等の入力装置10bと、これら装置に接続された本体10cとから、構成されている。
【0020】
その本体10cは、CPU[Central Processing Unit]11,DRAM[Dynamic Random Access Memory]12,MDD[Multi Disk Drive]13,及び、HDD[Hard Disk Drive]14等の周知なハードウエアを、内蔵しており、このうち、HDD14は、表示装置10aや入力装置10bにおける入出力の制御,及び、DRAM12やMDD13やHDD14の記憶領域(記憶素子,CD[Compact Disk],DVD[Digital Versatile Disk],HD[Hard Disk]の記憶領域)に対する読み書きの制御といった基本的な機能を多くのアプリケーションソフトウエアに提供するための基本ソフトウエア15を、記憶している。
【0021】
そして、このスケジューリング装置10のHDD14には、スケジューリングソフトウエア16が、インストールされている。
【0022】
スケジューリングソフトウエア16は、工場内の各製造ラインの単位期間あたりの負荷についての計画の立案及び編集を行うための装置としてコンピュータを動作させるためのプログラム群及びデータ群である。
【0023】
なお、このスケジューリングソフトウエア16の本来の機能は、一般的であるので、ここで、簡単に説明する。このスケジューリングソフトウエア16が起動されたコンピュータは、製造すべき製品と個数と納期とが入力されると、その製品の製造に必要な部品の数からその部品の在庫数を差し引いて製造すべき部品数を割り出し、各製造ラインの能力と納期とに応じて、その割り出した部品数の製造を、対応する製造ラインの単位期間に割り振り、HDD14内の負荷管理データベース16aに登録する。つまり、この負荷管理データベース16aには、発注が一回ある毎に、その発注によって必要となる部品の種類の数だけレコードが追加されるようになっている。そのレコードは、その部品の製造が行われるべき製造ライン,製造が行われるべき単位期間,作業量(時間数又は製造数),納期,構成する製品の名称のフィールドを、含んでいる。なお、この負荷管理データベース16aをHDD14に記憶したスケジューリング装置10は、前述した負荷記憶手段に相当する。
【0024】
前述した登録の後、当該コンピュータは、その負荷管理データベース16aに基づき、各製造ラインでの単位期間ごとの負荷(製造に掛かる作業量(時間数又は個数))が視覚的に表されたいわゆる負荷グラフを表示装置10aに表示するようになっている。なお、この機能は、前述したグラフ表示手段に相当している。
【0025】
図2は、負荷グラフ21の一例を示す図である。
【0026】
図2に示されるように、負荷グラフ21は、マトリクス状に配置された複数のカラムからなっており、各行は、工程A乃至工程Cの三つの製造ラインのそれぞれに割り当てられ、各列は、各々、一週間を単位期間として各週に割り当てられている。各カラムは、対応する製造ラインの対応する単位期間における負荷を示す棒グラフ状のブロックを、含んでおり、そのブロックの大きさによって、各製造ラインの各単位期間の負荷がそれぞれ視覚的に認識できるようになっている。なお、各カラムは、一般に、バケットと称されている。
【0027】
そして、図2に示されるような負荷グラフ21が画面に示された後、山崩し又は谷埋めの手作業を行う必要があった場合に備え、スケジューリングソフトウエア16は、この山崩し又は谷埋めに係る処理を行うための負荷編集モジュールプログラム16bを、含んでいる。この負荷編集モジュールプログラム16bは、本発明の主要な部分を構成しており、このプログラム16aに従ってCPU11が実行する処理の内容については、後述している。
【0028】
また、スケジューリングソフトウエア16は、図1に示されるように、コスト係数マスタテーブル16cも含んでいる。このコスト係数マスタテーブル16cは、工場で製造可能な全ての部品について、その部品を正常な製造ラインで製造した場合の製造コストを1とした場合においてその部品を他の製造ラインで同じ作業時間で製造したときの製造コストの増加比率を、定義したテーブルである。なお、このコスト係数マスタテーブル16cをHDD14に記憶したスケジューリング装置10は、コスト記憶手段として機能する。
【0029】
図3は、コスト係数マスタテーブル16cのデータ構造の一例を示す図である。
【0030】
図3に示されるように、コスト係数マスタテーブル16cは、工場の製造ラインと同数のレコードを、有している。各レコードは、「ライン名」のフィールドを有するとともに、工場で製造可能な部品と同数の「部品名n」フィールドを、有している。「ライン名」フィールドは、その製造ラインの名称が記録されるフィールドである。「部品名n」フィールドには、工場で製造可能な部品の名称がそれぞれ割り当てられており、n番目の部品のコスト増加比率が記録される。
【0031】
<処理内容>
次に、負荷編集モジュールプログラム16bに従ってスケジューリング装置10が行う処理の内容について、説明する。但し、説明の都合上、負荷編集モジュールプログラム16bが起動する前になされていなければならない操作について説明した後で、負荷編集モジュールプログラム16bに係る処理内容を説明する。
【0032】
まず、図2に示されるような負荷グラフ21が表示装置10aに示されている場合において、図示せぬメニューボタンがクリックされると示されるドロップダウンリストボックスの中から負荷編集設定メニューが選択されると、CPU11が、三つの負荷編集設定画面を表示するようになっている。
【0033】
図4(a)〜(c)は、三つの負荷編集設定画面22〜24の一例をそれぞれ示す図である。
【0034】
三つの負荷編集設定画面22〜24のうち、図4(a)に示される第1の負荷編集設定画面22は、後述の処理により山崩しの移動対象とされた負荷要素(例えば一回の受注で発生した製造すべき数量の製造に掛かる作業量(時間数又は個数))の受入先となるバケットを選択する際の選択条件を設定するための画面である。この第1の負荷編集設定画面22は、リストボックス22a,移動ボタン22b,OKボタン22c,及び、キャンセルボタン22dを、含んでいる。リストボックス22aには、「平準化」,「コスト」,「前倒し量」の三つの選択条件が、優先される順に上から下に向かって列挙されており、カーソル選択された選択条件を移動ボタン22bの操作によって移動させることにより、リストボックス22a内の各選択条件の順番が入れ替えられるようになっている。OKボタン22cは、リストボックス22a内の各選択条件の順番が決められた後にクリックされるボタンであり、キャンセルボタン22dは、このような設定操作を取り止める際にクリックされるボタンである。なお、この第1の負荷編集設定画面22における「平準化」とは、最も負荷の少ないバケットを負荷要素の受入先として選択する選択条件を言う。また、「コスト」とは、移動対象とされた負荷要素に係る部品の製造コストが最も掛からないバケット(その部品のコスト係数が最も低くなるバケット)を、負荷要素の受入先として選択する選択条件を言う。また、「前倒し量」とは、移動対象となる負荷要素に係る部品が製造された後の在庫期間が最も短くなるバケットを、負荷要素の受入先として選択する選択条件を言う。
【0035】
また、図4(b)に示される第2の負荷編集設定画面23は、後述の処理により谷埋めにおける負荷要素の送出元となるバケットを選択する際の選択条件を設定するための画面である。この第2の負荷編集設定画面23は、第1の負荷編集設定画面22と同様に、リストボックス23a,移動ボタン23b,OKボタン23c,及び、キャンセルボタン23dを、含んでおり、これらGUI[Graphical User Interface]パーツ23a〜23dの機能は、第1の負荷編集設定画面22のものと同じである。なお、この第2の負荷編集設定画面23における「平準化」とは、最も負荷の多いバケットを負荷要素の送出元として選択する選択条件を言う。「コスト」とは、移動対象となる負荷要素がそれぞれ仮決定されたバケットのうち、製造コストが最も削減されることとなるバケット(仮決定された負荷要素について、送出元でのコスト係数から受入先のコスト係数を差し引いた値が最も大きいバケット、従って、製造コストが増加するバケットしかない場合には増加分が最も小さいバケット)を、負荷要素の送出元として選択する選択条件を言う。また、「前倒し量」とは、移動対象となる負荷要素がそれぞれ仮決定されたバケットのうち、負荷要素に係る部品がその受入先で製造された後の在庫期間が最も短くなるバケットを、負荷要素の送出元として選択する選択条件を言う。
【0036】
また、図4(c)に示される第3の負荷編集設定画面24は、送出元とされるバケットに割り当てられている負荷要素の中から受入先のバケットへの移動対象となる負荷要素を選択する際の選択条件を設定するための画面である。この第3の負荷編集設定画面24は、リストボックス24a,移動ボタン24b,一対のラジオボタン24c,OKボタン24d,及び、キャンセルボタン24eを、含んでいる。リストボックス24aには、「負荷」及び「前倒し量」の二つの選択条件が、優先される順に上から下に向かって列挙されており、カーソル選択された選択条件を移動ボタン24bの操作によって移動させることにより、リストボックス24a内の各選択条件の順番が入れ替えられるようになっている。一対のラジオボタン24cは、「負荷」の選択条件に関してより詳細に条件を設定するためのものであり、具体的には、送出元とされたバケットに割り当てられている負荷要素の中から、最も大きい負荷要素を選択するのか(降順)、それとも、最も小さい負荷要素を選択するのか(昇順)を、指定するためのボタンである。OKボタン24dは、リストボックス24a内の各選択条件の順番が決められた後にクリックされるボタンであり、キャンセルボタン24eは、このような設定操作を取り止める際にクリックされるボタンである。なお、この第3の負荷編集設定画面24における「前倒し量」とは、納期が最も早い負荷要素を移動対象として選択する選択条件を言う。
【0037】
そして、図4(a)〜(c)に示されるような三つの負荷編集設定画面22〜24が表示装置10aに表示されている状態において、各画面22〜24のOKボタン22d,23d,24eがそれぞれクリックされると、そのクリックされた時点で各画面22〜24に入力されている設定内容で、DRAM12又はHDD14に記録されている設定内容が上書き更新される。
【0038】
このような設定操作とは別途の操作として、山崩し又は谷埋めに関係する全てのバケットが、入力装置10bのキーボード上のシフトキーを押しながら左クリックされることによって選択された後、選択されたバケットのうちの何れか一つのバケットの中のブロックの上辺位置を開始点とするドラッグ操作が開始されると、CPU11が、負荷編集モジュールプログラム16bを起動し、負荷編集処理が開始されるようになっている。なお、負荷グラフ21中から二つ以上のバケットを選択する操作を受け付ける機能は、変更対象グラフ受付手段に相当し、それらバケットの内の一つのブロックの上辺位置を開始点とするドラッグ操作を受け付ける機能は、前述した負荷変更受付手段に相当している。
【0039】
図5乃至図8は、負荷編集処理の流れを示す図である。
【0040】
負荷編集処理の開始後、CPU11は、初期化処理を実行する(ステップS101)。具体的には、CPU11は、まず、当該負荷編集処理の開始前に選択された全てのバケットに対し、そのバケットを他のバケットから識別するための識別情報を生成して付加し、続いて、前述した負荷管理データベース16aに基づいて、当該処理の開始前に選択された全てのバケットの負荷を管理するためのテーブルを作成する。
【0041】
図9は、選択バケット情報管理テーブル31のデータ構造の一例を示す図である。
【0042】
図9に示されるように、選択バケット情報管理テーブル31は、選択されたバケットと同数のレコードを、有している。各レコードは、「ID」,「ライン名」,「週」,「負荷」,「負荷情報」,及び、「送出元/受入先」のフィールドを、有している。
【0043】
「ID」フィールドは、そのバケットに付加された識別情報であるIDが記録されるフィールドである。「ライン名」フィールドは、そのバケットにて負荷が管理される製造ラインの名称が記録されるフィールドである。「週」フィールドは、そのバケットにて製造ラインの負荷が管理される週の初日の月日が記録されるフィールドである。「負荷」フィールドは、そのバケットに割り当てられている負荷の大きさ(その単位期間に製造すべき総数)を示す情報が記録されるフィールドである。「負荷情報」フィールドは、そのバケットに割り当てられている全ての負荷要素を管理するための負荷要素管理テーブル31a〜31cへのリンク情報が記録されるフィールドである。「送出元/受入先」フィールドは、そのバケットが送出元又は受入先として選択されたときにその旨が記録されるフィールドである。なお、初期化処理によって選択バケット情報管理テーブル31が作成された当初は、「送出元/受入先」フィールドは、空欄となっている。
【0044】
なお、「負荷情報」フィールドにおいて自身へのリンク情報が記録される負荷要素管理テーブル31a〜31cは、そのバケットに割り当てられている負荷要素と同数のレコードを、有している。各レコードは、「製品名」,「負荷要素」,「納期」,「移動順」,及び、「受入先ID」のフィールドを、有している。
【0045】
「製品名」フィールドは、その負荷要素に基づいて製造が行われるべき製品の名称が記録されるフィールドである。「負荷要素」フィールドは、負荷要素(作業量(時間数又は個数)、単位は、時間数なら「時間」個数なら「個」)が記録されるフィールドである。「納期」フィールドは、その負荷要素の納期を示す情報が記録されるフィールドである。「移動順」フィールドは、山崩し又は谷埋めのために当該バケットから他のバケットへ移動すべき負荷要素が選択された際におけるそれら移動対象となる負荷要素のうち、その負荷要素が何番目に移動すべきものであるかを示す移動順が記録されるフィールドである。但し、その負荷要素が移動対象に選ばれなかった場合、その負荷要素の「移動順」フィールドは、空欄となる。「受入先ID」フィールドは、その負荷要素が移動対象に選ばれた場合におけるその受入先のバケットIDが記録されるフィールドである。
【0046】
CPU11は、斯かる選択バケット情報管理テーブル31を生成した後(図5のステップS101)、ドラッグが終了したか否かを判別する(ステップS102)。
【0047】
そして、ドラッグが終了していなかった場合(ステップS102;NO)、CPU11は、仮上辺が表示されているか否かを判別する(ステップS103)。なお、仮上辺は、後述するように、ブロックの上辺をドラッグしている最中において、仮にそのドラッグを止めるとその上辺が移動することとなる位置を表す破線である(図16,図20乃至図22参照)。
【0048】
そして、仮上辺が未だ表示されていなかった場合(ステップS103;YES)、CPU11は、マウスポインタが元の上辺に一致しているか否かを判別する(ステップS111)。
【0049】
そして、マウスポインタが元の上辺に一致していた場合(図6のステップS111;YES)、CPU11は、ドラッグが終了したか否かを判別する処理に戻る(図5のステップS102)。
【0050】
一方、マウスポインタが元の上辺に一致していなかった場合(ステップS111;NO)、CPU11は、マウスポインタが元の上辺より下側にあるか否かを判別する(ステップS112)。なお、このステップS112は、前述した操作グラフ属性決定手段に相当する。
【0051】
そして、マウスポインタが元の上辺より下側にあった場合(ステップS112;YES)、CPU11は、移動負荷要素決定処理を実行する(ステップS113)。なお、この移動負荷要素決定処理は、前述した移動対象決定手段に相当している。
【0052】
図10及び図11は、この移動負荷要素決定処理の流れを示す図である。
【0053】
移動負荷要素決定処理の開始後、CPU11は、ドラッグ操作がなされているバケットの負荷要素管理テーブル31a〜31c(図9参照)を参照して、当該バケットに割り当てられている全ての負荷要素の中から、以後の処理対象として、未処理の負荷要素を一つ特定し(ステップS201)、変数Pをゼロクリアする(ステップS202)。
【0054】
続いて、CPU11は、評価点加算処理ループL1を実行する。具体的には、この評価点加算処理ループL1では、CPU11は、処理対象の負荷要素における各評価項目を、その時点で設定されている優先順に、一つずつ処理対象として特定することにより、評価項目のそれぞれについてステップS211乃至S215を実行する。なお、負荷要素の評価項目は、具体的には、その大きさ及び納期となっている。また、これら評価項目に設定されている優先順は、図4中の第3の負荷編集設定画面24を用いて定められたものである。
【0055】
ステップS211では、CPU11は、処理対象の評価項目に基づいて評価点を算出する。具体的には、CPU11は、処理対象の評価項目が大きさである場合には、ドラッグ操作が行われているバケットの負荷要素管理テーブル31a〜31cにおける処理対象負荷要素のレコードの「負荷要素」フィールドから、処理対象負荷要素の大きさの値を読み出し、その値を基礎点とし、その基礎点に対し、その処理対象評価項目の優先順に対応する水増し値(後述)を乗じ、得られた値を、その評価対象項目に基づく評価点とする。また、CPU11は、処理対象の評価項目が納期である場合には、当該バケットの負荷要素管理テーブル31a〜31cにおける処理対象負荷要素のレコードの「納期」フィールドから、納期の月日を読み出し、その納期の月日から当該バケットの単位期間の初日までの日数を基礎点とし、その基礎点に対し、その処理対象評価項目の優先順に対応する水増し値を乗じ、得られた値を、その評価対象項目に基づく評価点とする。なお、図12に示されるように、負荷要素の大きさが、最大で100まで採り得るとした場合、優先順に対応する水増し値は、順位が1位の評価項目については100とし、順位が2位の評価項目については1とすることが望ましい。この水増し値は、優先順位が高く設定されている評価項目ほど、評価点の総計に与える影響を高くするものであり、勿論、負荷要素の採り得る最大値が100よりも大きい場合、或いは、単位期間の採り得る最大値が100日を超える場合において、順位が2位の水増し値を1としたときには、順位が1位の水増し値は、それら負荷要素及び単位期間の何れか大きい方の最大値以上の大きさとせねばならない。
【0056】
図10のステップS212及びステップS213では、CPU11は、処理対象の評価項目が大きさであるか否か、及び、図4中の第3の負荷編集設定画面24を使って設定された負荷要素の選択方法が降順であるか否かを、それぞれ判別する。そして、処理対象の評価項目が大きさであった場合(ステップS212;YES)で、尚且つ、負荷要素の選択方法が降順に設定されていた場合(ステップS213;YES)、CPU11は、ステップS211で算出した評価点に−1を乗じる処理を行う(ステップS214)。一方、処理対象の評価項目が大きさでなかった場合(ステップS212;NO)、又は、負荷要素の選択方法が昇順に設定されていた場合(ステップS213;NO)、CPU11は、ステップS211で算出した評価点に何も乗ずることなくそのままにする。
【0057】
ステップS215では、CPU11は、算出された評価点を、変数Pの代入値に加算し、得られた値で、変数Pの代入値を上書き更新する。
【0058】
これらステップS211乃至S215を、処理対象の負荷要素の各評価項目について行った後、CPU11は、評価点加算処理ループL1を離脱し、変数Pの代入値を、処理対象の負荷要素の最終的な評価点(各評価項目についての評価点の総計)として、DRAM12内の所定の領域に記憶する(図11のステップS221)。
【0059】
その後、CPU11は、当該バケット内の負荷要素の全てについて評価点加算処理ループL1を実行し終えたか否かを、判別する(ステップS222)。
【0060】
そして、当該バケット内の負荷要素の中に、評価点加算処理ループL1の実行を終えていないものがあった場合(ステップS222;NO)、CPU11は、未処理の負荷要素のうちの一つを処理対象として特定して(ステップS201)、再度、評価点加算処理ループL1を実行する。
【0061】
その後、当該バケット内の負荷要素の全てについて評価点加算処理ループL1を実行し終えると(ステップS222;YES)、CPU11は、当該バケットに割り当てられている全ての負荷要素のうち、DRAM12に一時記憶されている評価点が最も小さい負荷要素を、移動対象として決定し(ステップS223)、この図10及び図11に係る移動負荷要素決定処理を終了する。
【0062】
CPU11は、斯かる移動負荷要素決定処理の実行により移動対象の負荷要素を決定した後(図6のステップS113)、受入先バケット決定処理を実行する(ステップS114)。なお、この受入先バケット決定処理は、前述した受入先決定手段に相当している。
【0063】
図13は、受入先バケット決定処理の流れを示す図である。
【0064】
受入先バケット決定処理の開始後、CPU11は、選択バケット情報管理テーブル31を参照して(図9参照)、ドラッグ操作がなされているバケットを除く残りの選択バケットの中から、以後の処理対象として、未処理のバケットを一つ特定し(ステップS301)、変数Qをゼロクリアする(ステップS302)。
【0065】
続いて、CPU11は、評価点加算処理ループL2を実行する。具体的には、この評価点加算処理ループL2では、CPU11は、処理対象のバケットにおける各評価項目を、その時点で設定されている優先順に、一つずつ処理対象として特定することにより、評価項目のそれぞれについてステップS311及びS312を実行する。なお、バケットの評価項目は、具体的には、負荷の大きさ,移動対象に対応するコスト係数,及び、移動対象の移動量となっている。また、これら評価項目に設定されている優先順は、図4中の第1の負荷編集設定画面22を用いて定められたものである。
【0066】
ステップS311では、CPU11は、処理対象の評価項目に基づいて評価点を算出する。具体的には、CPU11は、処理対象の評価項目が負荷の大きさである場合には、選択バケット情報管理テーブル31における処理対象バケットのレコードの「負荷」フィールドから、大きさの値を読み出し、その値を基礎点とし、その基礎点に対し、その処理対象評価項目の優先順に対応する水増し値を乗じ、得られた値を、その評価対象項目に基づく評価点とする。また、CPU11は、処理対象の評価項目が移動対象に対応するコスト係数である場合には、コスト係数マスタテーブル16cから、図6のステップS113で移動対象と決定された負荷要素についての処理対象バケットでのコスト係数の値を読み出し、その値を基礎点とし、その基礎点に対し、その処理対象評価項目の優先順に対応する水増し値を乗じ、得られた値を、その評価対象項目に基づく評価点とする。また、CPU11は、処理対象の評価項目が当該バケットから処理対象バケットまでの負荷要素の移動量である場合には、選択バケット情報管理テーブル31を参照して、当該バケットの初日から処理対象バケットの初日までの日数を基礎点とし、その基礎点に対し、その処理対象評価項目の優先順に対応する水増し値を乗じ、得られた値を、その評価対象項目に基づく評価点とする。なお、図14に示されるように、負荷の大きさが、最大で100まで採り得るとした場合、優先順に対応する水増し値は、順位が1位の評価項目については10000とし、順位が2位の評価項目については100とし、順位が3位の評価項目については1とすることが望ましい。この水増し値は、図12に示される水増し値と同様に、優先順位が高く設定されている評価項目ほど、評価点の総計に与える影響を高くするものであり、勿論、負荷の採り得る最大値が100よりも大きい場合,コスト係数の採り得る最大値が100を超える場合,或いは、移動期間の採り得る最大値が100日を超える場合において、順位が3位の水増し値を1としたときには、順位が2位の水増し値は、それら負荷,コスト係数及び移動期間の何れか大きい方の最大値以上の大きさとするとともに、順位が1位の水増し値は、順位が2位の水増し値の次乗以上の大きさとせねばならない。
【0067】
図13のステップS312では、CPU11は、算出された評価点を、変数Qの代入値に加算し、得られた値で、変数Qの代入値を上書き更新する。
【0068】
これらステップS311及びS312を、処理対象のバケットの各評価項目について行った後、CPU11は、評価点加算処理ループL2を離脱し、変数Qの代入値を、処理対象のバケットの最終的な評価点(各評価項目についての評価点の総計)として、DRAM12内の所定の領域に記憶する(ステップS321)。
【0069】
その後、CPU11は、ドラッグ操作がなされているバケットを除く残りの選択バケットの全てについて評価点加算処理ループL2を実行し終えたか否かを、判別する(ステップS322)。
【0070】
そして、ドラッグ操作がなされているバケット以外のバケットの中に、評価点加算処理ループL2の実行を終えていないものがあった場合(ステップS322;NO)、CPU11は、未処理のバケットのうちの一つを処理対象として特定して(ステップS301)、再度、評価点加算処理ループL2を実行する。
【0071】
その後、ドラッグ操作がなされているバケットを除く残りの選択バケットの全てについて評価点加算処理ループL2を実行し終えると(ステップS322;YES)、CPU11は、評価点を算出した全てのバケットのうち、DRAM12に一時記憶されている評価点が最も小さいバケットを、移動対象として決定された負荷要素の受入先として決定し、この図13に係る受入先バケット決定処理を終了する。
【0072】
そして、受入先バケット決定処理の実行により負荷要素の受け入れ先のバケットを決定した後(図6のステップS114)、CPU11は、仮上辺表示処理を実行する(ステップS116)。なお、この仮上辺表示処理は、前述した仮境界線表示手段に相当している。
【0073】
具体的には、CPU11は、まず、図9の選択バケット情報管理テーブル31に対し、ドラッグ操作がなされているバケットを送出元として登録し(操作グラフ属性決定手段に相当)、ステップS114において選出されたバケットを受入先として登録し、図6のステップS113において選出された負荷要素を移動対象として登録する処理を行う。図15は、これらの登録処理がなされた後の選択バケット情報管理テーブル31を示す図である。図15に示されるように、選択バケット情報管理テーブル31においては、ドラッグ操作がなされているバケットのレコードの「送出元/受入先」フィールドに、「送出元」が記録され、受入先とされたバケットのレコードの「送出元/受入先」フィールドに、「受入先」が記録される。また、送出元のバケットのレコードの「負荷情報」フィールドにリンクされた負荷要素管理テーブル31a〜31cでは、移動対象とされた負荷要素のレコードの「移動順」フィールドに、「1」が記録され、「受入先ID」フィールドに、受入先のバケットのIDが記録される。
【0074】
そして、選択バケット情報管理テーブル31とこれにリンクされる負荷要素管理テーブル31a〜31cへの各情報の登録後、CPU11は、これらテーブル内の情報に基づいて、仮上辺を表示する処理を行う。具体的には、CPU11は、送出元のバケットに割り当てられている負荷要素の中から移動対象として決定された負荷要素を除いた後の残りの負荷要素によって表現されるブロックが仮に表示された場合におけるそのブロックの上辺を、仮上辺として、破線にて、送出元のバケットの中に表示する。同様に、CPU11は、受入先のバケットに割り当てられている負荷要素に移動対象の負荷要素が追加された後でそれら負荷要素によって表現されるブロックを仮に表示した場合におけるそのブロックの上辺を、仮上辺として、破線にて、受入先のバケットの中に表示する。図16は、図2の負荷グラフ21における8月15日の週の工程Aのバケットと8月22日の週の工程Aのバケットの中に仮上辺がそれぞれ示されたときの例を示す図である。なお、図16において、太線で囲まれたバケットは、選択バケットである。
【0075】
そして、このような仮上辺表示処理を実行した後(ステップS116)、CPU11は、ドラッグが終了したか否かを判別する処理に戻る(図5のステップS102)。
【0076】
一方、マウスポインタが元の上辺より上側にあった場合(図6のステップS112;NO)、CPU11は、送出元バケット決定処理を実行する(ステップS115)。なお、この送出元バケット決定処理は、前述した送出元決定手段に相当している。
【0077】
図17は、この送出元バケット決定処理の流れを示す図である。
【0078】
送出元バケット決定処理の開始後、CPU11は、選択バケット情報管理テーブル31を参照して(図9参照)、ドラッグ操作がなされているバケットを除く残りの選択バケットの中から、以後の処理対象として、未処理のバケットを一つ特定し(ステップS401)、変数Rをゼロクリアする(ステップS402)。
【0079】
続いて、CPU11は、処理対象バケットが仮に送出元とされた場合に移動対象となる負荷要素を、処理対象バケットに割り当てられている負荷要素の中から決定するため、移動負荷要素決定処理を実行する(ステップS403)。なお、この移動負荷要素決定処理については、図10及び図11に基づいて既に説明したので、ここではその説明を省略する。
【0080】
そして、CPU11は、この移動負荷要素決定処理により、処理対象バケットの中から移動対象となる負荷要素を決定した後、評価点加算処理ループL3を実行する。具体的には、この評価点加算処理ループL3では、CPU11は、処理対象のバケットにおける各評価項目を、その時点で設定されている優先順に、一つずつ処理対象として特定することにより、評価項目のそれぞれについてステップS411及びS412を実行する。なお、バケットの評価項目は、具体的には、負荷の大きさ,移動対象に対応するコスト係数,及び、移動対象の移動量となっている。また、これら評価項目に設定されている優先順は、図4中の第2の負荷編集設定画面23を用いて定められたものである。
【0081】
ステップS411では、CPU11は、処理対象の評価項目に基づいて評価点を算出する。具体的には、CPU11は、処理対象の評価項目が負荷の大きさである場合には、選択バケット情報管理テーブル31における処理対象バケットのレコードの「負荷」フィールドから、大きさの値を読み出し、その値に−1を乗じて得られる値を基礎点とし、その基礎点に対し、その処理対象評価項目の優先順に対応する水増し値を乗じ、得られた値を、その評価対象項目に基づく評価点とする。また、CPU11は、処理対象の評価項目が移動対象に対応するコスト係数である場合には、コスト係数マスタテーブル16cから、ステップS403で移動対象と決定された負荷要素についてのドラッグ操作がなされているバケットでのコスト係数の値を読み出し、その値を基礎点とし、その基礎点に対し、その処理対象評価項目の優先順に対応する水増し値を乗じ、得られた値を、その評価対象項目に基づく評価点とする。また、CPU11は、処理対象の評価項目が処理対象バケットから当該バケットまでの負荷要素の移動量である場合には、選択バケット情報管理テーブル31を参照して、処理対象バケットの初日から当該バケットの初日までの日数を基礎点とし、その基礎点に対し、その処理対象評価項目の優先順に対応する水増し値を乗じ、得られた値を、その評価対象項目に基づく評価点とする。なお、図18に示されるように、負荷の大きさ,コスト係数,移動期間がそれぞれ採り得る最大値と、水増し値との関係は、図14に示される場合と同様である。
【0082】
図17のステップS412では、CPU11は、算出された評価点を、変数Rの代入値に加算し、得られた値で、変数Rの代入値を上書き更新する。
【0083】
これらステップS411及びS412を、処理対象のバケットの各評価項目について行った後、CPU11は、評価点加算処理ループL3を離脱し、変数Rの代入値を、処理対象のバケットの最終的な評価点(各評価項目についての評価点の総計)として、DRAM12内の所定の領域に記憶する(ステップS421)。なお、このとき、CPU11は、ステップS403で移動対象として決定した負荷要素を示す情報も、その評価点に対応付けてDRAM12に記憶する。
【0084】
その後、CPU11は、ドラッグ操作がなされているバケットを除く残りの選択バケットの全てについて評価点加算処理ループL3を実行し終えたか否かを、判別する(ステップS422)。
【0085】
そして、ドラッグ操作がなされているバケット以外のバケットの中に、評価点加算処理ループL3の実行を終えていないものがあった場合(ステップS422;NO)、CPU11は、未処理のバケットのうちの一つを処理対象として特定して(ステップS401)、再度、移動負荷要素決定処理(ステップS403)と評価点加算処理ループL3とを実行する。
【0086】
その後、ドラッグ操作がなされているバケットを除く残りの選択バケットの全てについて評価点加算処理ループL3を実行し終えると(ステップS422;YES)、CPU11は、評価点を算出した全てのバケットのうち、DRAM12に一時記憶されている評価点が最も小さいバケットを、負荷要素の送り出し元として決定し、この図17に係る送出元バケット決定処理を終了する。
【0087】
そして、送出元バケット決定処理の実行により送出元のバケットと移動対象となる負荷要素とを決定した後(図6のステップS115)、CPU11は、仮上辺表示処理を実行する(ステップS116)。なお、この仮上辺表示処理は、前述した仮境界線表示手段に相当している。
【0088】
具体的には、CPU11は、まず、図9の選択バケット情報管理テーブル31に対し、ステップS115において選出されたバケットを送出元として登録し(操作グラフ属性決定手段に相当)、ドラッグ操作がなされているバケットを受入先として登録し、送出元とされたバケットについてステップS403で選出された負荷要素を移動対象として登録する処理を行う。
【0089】
そして、選択バケット情報管理テーブル31とこれにリンクされる負荷要素管理テーブル31a〜31cへの各情報の登録後、CPU11は、これらテーブル内の情報に基づいて、仮上辺を表示する処理を行う。その結果、負荷グラフ21におけるドラッグ操作がなされているバケット,及び、送出元と決定されたバケットには、それぞれ、破線の仮上辺が、示されるようになる。
【0090】
そして、このような仮上辺表示処理を実行した後(ステップS116)、CPU11は、ドラッグが終了したか否かを判別する処理に戻る(図5のステップS102)。
【0091】
また、ドラッグが終了していなかった場合において(ステップS102;NO)、仮上辺が表示されていたときには(ステップS103;NO)、CPU11は、仮上辺が元上辺の下側にあるか否かを判別する(ステップS104)。
【0092】
そして、仮上辺が元上辺の下側にあった場合(ステップS104;YES)、CPU11は、マウスポインタが仮上辺の下側にあるか否かを判別する(ステップS131)。
【0093】
そして、マウスポインタが仮上辺の下側にあった場合(ステップS131;YES)、CPU11は、図10及び図11に基づいて説明済みの移動負荷要素決定処理を実行することによって、ドラッグ操作がなされているバケットに割り当てられている負荷要素の中から、移動対象となる負荷要素を一つ決定する(ステップS132)。但し、CPU11は、ドラッグ操作がなされているバケットに割り当てられている負荷要素のうち、既に移動対象として決定されている負荷要素(図15に示されているように「移動順」フィールドに数値が記録されている負荷要素)を移動対象の選択肢から除外して、移動負荷要素決定処理を行うようになっている。
【0094】
続いて、CPU11は、図13に基づいて説明済みの受入先バケット決定処理を実行することによって、ステップS132で移動対象として決定した負荷要素の受け入れ先のバケットを決定する(ステップS133)。
【0095】
その後、CPU11は、仮上辺表示更新処理を実行する(ステップS134)。なお、この仮上辺表示更新処理は、前述した仮境界線表示手段に相当している。
【0096】
具体的には、CPU11は、まず、ステップS133において決定されたバケットを受入先として登録し(登録済の場合には何もしない)、ステップS132において決定された負荷要素を移動対象として登録する処理を行う。図19は、仮上辺が図15及び図16に示される位置にある場合においてマウスポインタがその仮上辺を超えて下側に移動したときの選択バケット情報管理テーブル31を示す図である。図19に示されるように、選択バケット情報管理テーブル31においては、ステップS133で新たに受入先として決定されたバケットのレコードの「送出元/受入先」フィールドに、「受入先」が記録されるとともに、ドラッグ操作がなされているバケットのレコードの「負荷情報」フィールドにリンクされた負荷要素管理テーブル31a〜31cにおいて、ステップS132で移動対象とされた負荷要素のレコードの「移動順」フィールドに、「2」が記録され、「受入先ID」フィールドに、ステップS133で受け入れ先として決定されたバケットのIDが記録される。
【0097】
そして、選択バケット情報管理テーブル31とこれにリンクされる負荷要素管理テーブル31a〜31cへの各情報の登録後、CPU11は、これらテーブル内の情報に基づいて、仮上辺の表示を更新する処理を行う。具体的には、CPU11は、送出元のバケットの中に表示されている仮上辺を一旦消去した後、送出元のバケットにおける移動対象として決定済の負荷要素を除いた後の残りの負荷要素によって表現されるブロックが仮に表示された場合におけるそのブロックの上辺を、仮上辺として、破線にて、送出元のバケットの中に表示する。同様に、CPU11は、受入先のバケットの中に表示されている仮上辺を一旦消去した後、受入先として決定済のバケットのそれぞれについて、移動対象の負荷要素が追加された後の全ての負荷要素によって表現されるブロックを仮に表示した場合におけるそのブロックの上辺を、仮上辺として、破線にて、対応する受入先のバケットの中に表示する。図20は、図19の選択バケット情報管理テーブル31の内容に対応する負荷グラフ21の例を示す図である。図16と比べて明らかなように、図20の負荷グラフ21では、マウスポインタが更に下に移動したことにより、工程Bの8月22日の週のバケットも受入先となって、仮上辺が表示されている。
【0098】
そして、このような仮上辺表示更新処理を実行した後(ステップS134)、CPU11は、ドラッグが終了したか否かを判別する処理に戻る(図5のステップS102)。
【0099】
一方、マウスポインタが仮上辺より上側にあった場合(図7のステップS131;NO)、CPU11は、マウスポインタが元上辺に一致しているか否か、及び、マウスポインタが直前の仮上辺位置よりも上側にあるか否かを、それぞれ判別する(ステップS135,S136)。
【0100】
そして、マウスポインタが元上辺に一致していなくて、尚且つ、マウスポインタが直前仮上辺位置より上側になかった場合(ステップS135;NO,ステップS136;NO)、CPU11は、ドラッグが終了したか否かを判別する処理に戻る(図5のステップS102)。
【0101】
一方、マウスポインタが元上辺に一致していた場合(ステップS135;YES)、或いは、マウスポインタが直前仮上辺位置より上側にあった場合(ステップS136;YES)、CPU11は、直前に仮移動した負荷要素を元のバケットに戻す処理を実行する(ステップS137)。具体的には、CPU11は、選択バケット情報管理テーブル31におけるドラッグ操作がなされているバケットのレコードにリンクしている負荷要素管理テーブル31a〜31cを参照し、「移動順」フィールドに移動順が記録されているレコードのうち、移動順が最も大きいレコードの「移動順」フィールド及び「受入先ID」フィールドの値を削除する。
【0102】
その後、CPU11は、選択バケット情報管理テーブル31とこれらにリンクする負荷要素管理テーブル31a〜31cとに基づいて、仮上辺表示更新処理を実行する(ステップS138)。なお、この仮上辺表示更新処理は、前述した仮境界線表示手段に相当している。この処理の結果、例えば、図20に示されるような位置にあったマウスポインタが、直前の仮上辺位置を超えて上側に移動したときには、その仮上辺が削除され、負荷グラフ21の表示が図16の状態に戻ることとなる。
【0103】
そして、このような仮上辺表示更新処理を実行した後(ステップS138)、CPU11は、ドラッグが終了したか否かを判別する処理に戻る(図5のステップS102)。
【0104】
また、ドラッグが終了していなかった場合において(ステップS102;NO)、仮上辺が元上辺の上側にあったときには(ステップS103;NO,ステップS104;NO)、CPU11は、マウスポインタが仮上辺の上側にあるか否かを判別する(ステップS151)。
【0105】
そして、マウスポインタが仮上辺の上側にあった場合(ステップS151;YES)、CPU11は、図17に基づいて説明済みの送出元バケット決定処理を実行することによって、ドラッグ操作がなされているバケット以外の残りの選択バケットの中から送出元とすべきバケットとそのバケット内で移動対象とすべき負荷要素とを、決定する(ステップS152)。
【0106】
その後、CPU11は、仮上辺表示更新処理を実行する(ステップS153)。なお、この仮上辺表示更新処理は、前述した仮境界線表示手段に相当している。
【0107】
具体的には、CPU11は、ステップS152において決定されたバケット及び負荷要素を送出元及び移動対象として登録する。但し、そのバケットが送出元として登録済の場合、CPU11は、何もしない。
【0108】
そして、選択バケット情報管理テーブル31とこれにリンクされる負荷要素管理テーブル31a〜31cへの各情報の登録後、CPU11は、これらテーブル内の情報に基づいて、仮上辺の表示を更新する処理を行う。この結果、例えば、図21に示されるようにマウスポインタが元上辺の上側で仮上辺の下側の位置にあった場合に、その仮上辺を超えて上側に移動したときには、その仮上辺が消去され、マウスポインタの上側に新たな仮上辺が表示されることとなる。
【0109】
そして、このような仮上辺表示更新処理を実行した後(ステップS153)、CPU11は、ドラッグが終了したか否かを判別する処理に戻る(図5のステップS102)。
【0110】
一方、マウスポインタが仮上辺の下側にあった場合(図8のステップS151;NO)、CPU11は、マウスポインタが元上辺に一致しているか否か、及び、マウスポインタが直前の仮上辺位置よりも下側にあるか否かを、それぞれ判別する(ステップS154,S155)。
【0111】
そして、マウスポインタが元上辺に一致していなくて、尚且つ、マウスポインタが直前仮上辺位置より下側になかった場合(ステップS154;NO,ステップS155;NO)、CPU11は、ドラッグが終了したか否かを判別する処理に戻る(図5のステップS102)。
【0112】
一方、マウスポインタが元上辺に一致していた場合(ステップS154;YES)、或いは、マウスポインタが直前仮上辺位置より下側にあった場合(ステップS155;YES)、CPU11は、直前に仮移動した負荷要素を元のバケットに戻す処理を実行する(ステップS156)。具体的には、CPU11は、選択バケット情報管理テーブル31にリンクしている負荷要素管理テーブル31a〜31cを参照し、「移動順」フィールドに移動順が記録されているレコードのうち、移動順が最も大きいレコードの「移動順」フィールド及び「受入先ID」フィールドの値を削除する。
【0113】
その後、CPU11は、選択バケット情報管理テーブル31とこれらにリンクする負荷要素管理テーブル31a〜31cとに基づいて、仮上辺表示更新処理を実行する(ステップS157)。なお、この仮上辺表示更新処理は、前述した仮境界線表示手段に相当している。この処理の結果、例えば、図22に示されるような位置にあったマウスポインタが、直前の仮上辺位置を超えて下側に移動したときには、表示中の仮上辺が消去されるとともに、直前の仮上辺位置に新たに仮上辺が表示されることにより、負荷グラフ21の表示が図21の状態に戻ることとなる。
【0114】
そして、このような仮上辺表示更新処理を実行した後(ステップS157)、CPU11は、ドラッグが終了したか否かを判別する処理に戻る(図5のステップS102)。
【0115】
また、ドラッグが終了していた場合(ステップS102;YES)、CPU11は、反映処理を実行する(ステップS105)。具体的には、CPU11は、選択バケット情報管理テーブル31の内容を、前述した負荷管理データベース16aに反映する。なお、この反映処理は、前述した操作反映手段に相当している。CPU11は、この反映処理の終了後、図5乃至図8に係る負荷編集処理を終了する。
【0116】
なお、この負荷編集処理により負荷管理データベース16aの内容が更新されると、スケジューリングソフトウエアの本来の機能が、その負荷管理データベース16aの内容に基づいて、負荷グラフ21の内容を更新する。これにより、ドラッグが終了した時点で表示されていた仮上辺が、実際のブロックの上辺となるように、負荷グラフ21の表示が更新されることとなる。
【0117】
<本実施形態の作用効果>
次に、本実施形態のスケジューリング装置10の作用及び効果について説明する。
【0118】
生産計画の管理者は、このスケジューリング装置10を操作することによって、負荷グラフ21を表示装置10aに表示させた後、負荷グラフ21について山崩し又は谷埋めの必要があったときには、以下の操作を行うことができる。
【0119】
すなわち、管理者は、まず、負荷グラフ21の中に、負荷要素を別のバケットに分配すべきバケット(例えばブロックが比較的大きいバケット)があった場合には、そのバケットとそのバケットから負荷要素を受け入れられそうなバケットとを特定し、それらバケットを、シフトキーを押しながら左クリックをすることによって、選択する。
【0120】
こうして二つ以上のバケットを選択した後、管理者は、選択したバケットのうち、ブロックの大きさを変えるべき一つのバケットを選び出し、そのバケットのブロックの上辺位置を開始点としてドラッグ操作を行う。
【0121】
そして、ドラッグ操作の開始後、マウスポインタがそのブロックの上辺の下側に移されると、そのバケットに割り当てられている負荷要素の中から移動対象となる負荷要素が一つが選出されるとともに、その負荷要素の受入先となるバケットが選出され(ステップS102;NO,S103;YES,S111;NO,S112;YES,S113,S114)、その負荷要素が受入先に仮に移動した場合のブロックの状態を示す仮上辺が、送出元のバケットと受入先のバケットの中に示されるようになる(ステップS116,図16)。
【0122】
また、管理者は、ドラッグ操作を継続しながら、マウスポインタを、その仮上辺を超えてその下側へ移動させると、更に、そのバケットに割り当てられている負荷要素の中から別の移動対象となる負荷要素が一つ選出されるとともに、その負荷要素の受入先となるバケットが選出され(ステップS102;NO,S103;NO,S104;YES,S131;YES,S132,S133)、その後、マウスポインタの下側に新たな仮上辺が示されるようになり、そのうえ、受入先が新たに選出されたバケットである場合には、そのバケットの中に新たな仮上辺が示され、受入先が既に選出されたバケットである場合には、そのバケットの仮上辺が一段上がった位置に表示されることとなる(ステップS134,図20)。
【0123】
また、管理者は、ドラッグ操作を継続しながら、マウスポインタを、新たに示された仮上辺の下側へ移動させることなく、前回示された仮上辺の位置を超えてそれより上側へ移動させると、新たに示された仮上辺が削除されて、前回示された仮上辺が再び示されることとなる(ステップS102;NO,S103;NO,S104;YES,S131;NO,S135;NO,S136;YES,S137,S138,図16)。
【0124】
このような操作により、選択したバケットの中のブロックの大きさが適切なものとなったとき、管理者は、ドラッグ操作を止めると、その仮上辺が、実際のブロックの上辺となるように、HDD14内の負荷管理データベース16aが更新されるととも、負荷グラフ21の表示が更新される(ステップS102;YES,S105)。
【0125】
このように、管理者は、負荷グラフ21において山崩しを行う場合、その対象となるバケットを選択したあと、一つのバケットのブロックの上辺をドラッグするだけで、負荷要素の移動を確定させる前にバケットの負荷がどの程度増加又は減少するかが判断できるようになる。然も、このとき、送出元と受入先とを指定する作業を何遍も行わなくて済む。
【0126】
一方、管理者は、負荷グラフ21の中に、負荷要素を別のバケットから掻き集めるべきバケット(例えばブロックが比較的小さいバケット)があった場合には、そのバケットと、そのバケットへ負荷要素を提供できそうなバケットとを特定し、それらバケットを、シフトキーを押しながら左クリックをすることによって、選択する。
【0127】
こうして二つ以上のバケットを選択した後、管理者は、選択したバケットのうち、ブロックの大きさを変えるべき一つのバケットを選び出し、そのバケットのブロックの上辺位置を開始点としてドラッグ操作を行う。
【0128】
そして、ドラッグ操作の開始後、マウスポインタがそのブロックの上辺の上側に移されると、負荷要素の送出元となるバケットと移動対象となる負荷要素とが選出され(ステップS102;NO,S103;YES,S111;NO,S112;NO,S115)、その負荷要素が受入先に仮に移動した場合のブロックの状態を示す仮上辺が、送出元のバケットと受入先のバケットの中に示されるようになる(ステップS116,図21)。
【0129】
また、管理者は、ドラッグ操作を継続しながら、マウスポインタを、その仮上辺を超えてその上側へ移動させると、更に、負荷要素の送出元となるバケットと移動対象となる負荷要素とが選出され(ステップS102;NO,S103;NO,S104;NO,S151;YES,S152)、その後、マウスポインタの上側に新たな仮上辺が示されるようになり、そのうえ、送出元が新たに選出されたバケットである場合には、そのバケットの中に新たな仮上辺が示され、送出元が既に選出されたバケットである場合には、そのバケットの仮上辺が一段下がった位置に表示されることとなる(ステップS153,図22)。
【0130】
また、管理者は、ドラッグ操作を継続しながら、マウスポインタを、新たに示された仮上辺の上側へ移動させることなく、前回示された仮上辺の位置を超えてそれより下側へ移動させると、新たに示された仮上辺が削除されて、前回示された仮上辺が再び示されることとなる(ステップS102;NO,S103;NO,S104;YES,S151;NO,S155;YES,S156,S157,図21)。
【0131】
このような操作により、選択したバケットの中のブロックの大きさが適切なものとなったとき、管理者は、ドラッグ操作を止めると、その仮上辺が、実際のブロックの上辺となるように、HDD14内の負荷管理データベース16aが更新されるととも、負荷グラフ21の表示が更新される(ステップS102;YES,S105)。
【0132】
このように、管理者は、負荷グラフ21において谷埋めを行う場合においても、その対象となるバケットを選択したあと、一つのバケットのブロックの上辺をドラッグするだけで、負荷要素の移動を確定させる前にバケットの負荷がどの程度増加又は減少するかが判断できるようになる。然も、このとき、送出元と受入先とを指定する作業を何遍も行わなくて済む。
【0133】
また、本実施形態のスケジューリング装置10によれば、山崩しの際の負荷要素の受入先,谷埋めの際の送出元,及び、移動対象となる負荷要素は、自動的に選出されるようになっているが、これらの選出方法は、図4に示された第1乃至第3の負荷編集設定画面22〜24を使って事前に設定しておくことができる。これにより、管理者は、山崩し又は谷埋めを行う際、負荷の大きさが平準化されているか、コストができるだけ掛からないようになっているか、在庫期間ができるだけ短くなっているかを、いちいち考えなくて済むようになる。
【0134】
(付記1)
コンピュータを、
一度に納品されるべき部品数の製造が工場内の製造ラインに対する負荷要素として指定されると、その指定された負荷要素を何れの製造ラインにおける何れの単位期間に製造すべきかを定義するため、製造ライン及び単位期間に負荷要素を対応付けた対応情報を記憶装置に記憶する負荷記憶手段,
前記記憶装置内の対応情報に基づいて、一つの製造ラインにおける一つの単位期間に割り当てられている一つ以上の負荷要素からなる負荷全体の大きさを二次元的に表したグラフを、製造ラインそれぞれの単位期間毎に区分して表示装置に表示するグラフ表示手段,
前記多数のグラフの中から大きさを変化させるべきグラフを一つ特定するための指示を、ポインタを操作するための入力装置を通じて受け付ける負荷変更受付手段,
前記ポインタがその特定グラフの内側にある場合に、その特定グラフを送出元と決定し、前記ポインタがその特定グラフの外側の所定範囲内にある場合に、その特定グラフを受入先と決定する操作グラフ属性決定手段,
前記操作グラフ属性決定手段が特定グラフを送出元と決定すると、この特定グラフにて負荷全体の大きさが表されている製造ライン及び単位期間に割り当てられている負荷要素の中から、所定の優先順に従って、この特定グラフの内外を分ける境界線と前記ポインタとの距離に応じた個数の負荷要素を選出して決定する移動対象決定手段,
前記移動対象決定手段が移動対象の負荷要素を決定すると、その負荷要素の受入先となるグラフを、特定グラフを除く残りのグラフの中から、所定の優先順に従って、決定する受入先決定手段,
前記操作バケット属性決定手段が特定グラフを受入先と決定すると、その特定グラフを除く残りのグラフにて負荷全体の大きさが表されている製造ライン及び単位期間に割り当てられている負荷要素の中から、所定の優先順に従って、特定グラフの内外を分ける境界線と前記ポインタとの距離に応じた個数の負荷要素を移動対象として選出して決定し、尚且つ、それら負荷要素が割り当てられている製造ライン及び単位期間のグラフを送出元として決定する送出元決定手段,
前記操作グラフ属性決定手段又は前記送出元決定手段が送出元と決定したグラフの中に、そのグラフにて大きさが表されている負荷の中から移動対象の負荷要素が仮に取り除かれた場合に残ることとなる負荷要素からなる負荷の大きさを表すグラフの境界線を、仮境界線として、送出元のグラフとは異なる線種にて表示するとともに、前記操作グラフ属性決定手段又は前記受入先決定手段が受入先と決定したグラフの中に、そのグラフにて大きさが表されている負荷に移動対象の負荷要素が仮に加えられた場合の全ての負荷要素からなる負荷の大きさを表すグラフの境界線を、仮境界線として、受入先のグラフとは異なる線種にて表示する仮境界線表示手段,及び、
前記仮境界線の表示を終了する指示を入力装置を通じて受け付けると、その終了指示のあった時点で移動対象とされていた負荷要素の割り当て先が送出元のグラフの製造ライン及び単位期間から受入先のグラフの製造ライン及び単位期間へ変更されるように、前記記憶装置内の前記対応情報を変更する操作反映手段
として機能させる
ことを特徴とするスケジューリングプログラム。
【0135】
(付記2)
前記コンピュータを、更に、
前記グラフ表示手段が表示した多数のグラフの中から、大きさが変更されるべきグラフを二つ以上選択するための指示を、入力装置を通じて受け付ける変更対象グラフ受付手段
として機能させるとともに、
前記負荷変更受付手段は、前記変更対象グラフ受付手段が受け付けた指示を通じて選択された二つ以上のグラフの中から、大きさを変化させるべきグラフを一つ特定するための指示を、ポインタを操作するための入力装置を通じて受け付け、
前記受入先決定手段及び前記送出元決定手段は、前記変更対象グラフ受付手段が受け付けた指示を通じて選択されたグラフの中から、受入先及び送出元を決定する
ことを特徴とする付記1記載のスケジューリングプログラム。
【0136】
(付記3)
前記移動対象決定手段は、負荷要素の大きい順,負荷要素の小さい順,及び、納期が早い順のうち、事前に選択された優先順に従って、複数の負荷要素の中から、前記ポインタと前記上辺との距離に応じた個数の負荷要素を選出して決定する
ことを特徴とする付記1又は2記載のスケジューリングプログラム。
【0137】
(付記4)
前記コンピュータを、更に、
前記各製造ラインで製造し得る全ての部品のそれぞれについて、その部品の前記各製造ラインでの製造コストを示すコスト情報を記憶装置に記憶するコスト記憶手段
として機能させるとともに、
前記受入先決定手段は、負荷の小さい順,移動対象となる負荷要素の製造コストが低い順,及び、移動対象となる負荷要素の在庫期間が短くなる順のうち、事前に選択された優先順に従って、移動対象の負荷要素の受入先となるバケットを、指定されたバケットからドラッグ操作がなされているバケットを除いた残りの中から決定する
ことを特徴とする付記1,2又は3記載のスケジューリングプログラム。
【0138】
(付記5)
前記コンピュータを、更に、
前記各製造ラインで製造し得る全ての部品のそれぞれについて、その部品の前記各製造ラインでの製造コストを示すコスト情報を記憶装置に記憶するコスト記憶手段
として機能させるとともに、
前記送出元決定手段は、移動対象となる負荷要素の大きい順,移動対象となる負荷要素の製造コストが高い順,及び、移動対象となる負荷要素の在庫期間が短くなる順のうち、事前に選択された優先順に従って、前記ポインタと前記上辺との距離に応じた個数の負荷要素を移動対象として選出して決定し、尚且つ、それら負荷要素が割り当てられているバケットを送出元として決定する
ことを特徴とする付記1乃至4の何れかに記載のスケジューリングプログラム。
【0139】
(付記6)
一度に納品されるべき部品数の製造が工場内の製造ラインに対する負荷要素として指定されると、その指定された負荷要素を何れの製造ラインにおける何れの単位期間に製造すべきかを定義するため、製造ライン及び単位期間に負荷要素を対応付けた対応情報を記憶装置に記憶するコンピュータに対し、
前記記憶装置内の対応情報に基づいて、一つの製造ラインにおける一つの単位期間に割り当てられている一つ以上の負荷要素からなる負荷全体の大きさを二次元的に表したグラフを、製造ラインそれぞれの単位期間毎に区分して表示装置に表示するグラフ表示手順,
前記多数のグラフの中から大きさを変化させるべきグラフを一つ特定するための指示を、ポインタを操作するための入力装置を通じて受け付ける負荷変更受付手順,
前記ポインタがその特定グラフの内側にある場合に、その特定グラフを送出元と決定し、前記ポインタがその特定グラフの外側の所定範囲内にある場合に、その特定グラフを受入先と決定する操作グラフ属性決定手順,
前記操作グラフ属性決定手順において特定グラフが送出元と決定されると、この特定グラフにて負荷全体の大きさが表されている製造ライン及び単位期間に割り当てられている負荷要素の中から、所定の優先順に従って、この特定グラフの内外を分ける境界線と前記ポインタとの距離に応じた個数の負荷要素を選出して決定する移動対象決定手順,
前記移動対象決定手順において移動対象の負荷要素が決定されると、その負荷要素の受入先となるグラフを、特定グラフを除く残りのグラフの中から、所定の優先順に従って、決定する受入先決定手順,
前記操作バケット属性決定手順において特定グラフが受入先と決定されると、その特定グラフを除く残りのグラフにて負荷全体の大きさが表されている製造ライン及び単位期間に割り当てられている負荷要素の中から、所定の優先順に従って、特定グラフの内外を分ける境界線と前記ポインタとの距離に応じた個数の負荷要素を移動対象として選出して決定し、尚且つ、それら負荷要素が割り当てられている製造ライン及び単位期間のグラフを送出元として決定する送出元決定手順,
前記操作グラフ属性決定手順又は前記送出元決定手順において送出元と決定されたグラフの中に、そのグラフにて大きさが表されている負荷の中から移動対象の負荷要素が仮に取り除かれた場合に残ることとなる負荷要素からなる負荷の大きさを表すグラフの境界線を、仮境界線として、送出元のグラフとは異なる線種にて表示するとともに、前記操作グラフ属性決定手順又は前記受入先決定手順において受入先と決定されたグラフの中に、そのグラフにて大きさが表されている負荷に移動対象の負荷要素が仮に加えられた場合の全ての負荷要素からなる負荷の大きさを表すグラフの境界線を、仮境界線として、受入先のグラフとは異なる線種にて表示する仮境界線表示手順,及び、
前記仮境界線の表示を終了する指示を入力装置を通じて受け付けると、その終了指示のあった時点で移動対象とされていた負荷要素の割り当て先が送出元のグラフの製造ライン及び単位期間から受入先のグラフの製造ライン及び単位期間へ変更されるように、前記記憶装置内の前記対応情報を変更する操作反映手順
を実行させる
ことを特徴とする負荷グラフ編集方法。
【図面の簡単な説明】
【0140】
【図1】本実施形態のスケジューリング装置の構成図
【図2】負荷グラフの一例を示す図
【図3】コスト係数マスタテーブルのデータ構造の一例を示す図
【図4】三つの負荷編集設定画面の一例を示す図
【図5】負荷編集処理の流れを示す図
【図6】負荷編集処理の流れを示す図
【図7】負荷編集処理の流れを示す図
【図8】負荷編集処理の流れを示す図
【図9】選択バケット情報管理テーブルのデータ構造の一例を示す図
【図10】移動負荷要素決定処理の流れを示す図
【図11】移動負荷要素決定処理の流れを示す図
【図12】移動対象負荷要素の決定に利用される水増し値の説明図
【図13】受入先バケット決定処理の流れを示す図
【図14】受入先バケットの決定に利用される水増し値の説明図
【図15】登録処理後の選択バケット情報管理テーブルの内容を示す図
【図16】仮上辺が示された負荷グラフの一例を示す図
【図17】送出元バケット決定処理の流れを示す図
【図18】送出元バケットの決定に利用される水増し値の説明図
【図19】登録処理後の選択バケット情報管理テーブルの内容を示す図
【図20】仮上辺が示された負荷グラフの一例を示す図
【図21】仮上辺が示された負荷グラフの一例を示す図
【図22】仮上辺が示された負荷グラフの一例を示す図
【図23】従来の負荷グラフにおける山崩しの一例を示す図
【図24】従来の負荷グラフにおける山崩しの一例を示す図
【符号の説明】
【0141】
10 スケジューリング装置
10a 表示装置
10b 入力装置
10c 本体
11 CPU
12 DRAM
14 HDD
16 スケジューリングソフトウエア
16a 負荷管理データベース
16b 負荷編集モジュールプログラム
16c コスト係数マスタテーブル




 

 


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