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発明の名称 プリント生産装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−65973(P2007−65973A)
公開日 平成19年3月15日(2007.3.15)
出願番号 特願2005−251066(P2005−251066)
出願日 平成17年8月31日(2005.8.31)
代理人 【識別番号】100080159
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 望稔
発明者 朝川 大
要約 課題
受付装置で注文の入力を行い、生産装置でプリントを出力するプリント生産において、生産したプリントに対して確実に料金を徴収することを目的とする。

解決手段
受付装置でプリント注文時に、注文内容が確定するとその場で料金の徴収を行い、徴収が終了してからプリント出力を開始する。この時、生産装置では、プリント出力以外の処理を予め進めておくことで、プリント生産時間を短縮することにより、前記課題を解決する。
特許請求の範囲
【請求項1】
画像データおよび前記画像データからのプリント注文に関する注文情報を取得し、取得した画像データに所定の処理を施してプリント作成に対応する出力用画像データとする処理手段と、
前記出力用画像データに応じて、プリントを作成するプリント手段と、
前記プリント作成の料金の徴収を確認する確認手段とを有し、
前記確認手段によって料金徴収が確認された後に、前記プリント手段によるプリント作成を開始することを特徴とするプリント生産装置。
【請求項2】
前記処理手段は、ネットワークで接続されるプリント注文受付機から画像データおよび注文情報を取得するものであり、かつ、前記プリント注文受付機は、プリント料金の徴収手段を有し、
前記確認手段は、前記ネットワークを介して供給される前記プリント注文受付機からの料金徴収確認の信号によって、前記料金徴収の確認を行う請求項1に記載のプリント生産装置。
【請求項3】
さらに、ネットワークで前記確認手段と接続される料金徴収手段を有し、前記確認手段は、前記ネットワークを介して供給される料金徴収手段からの料金徴収確認の信号によって、前記料金徴収の確認を行う請求項1または2に記載のプリント生産装置。
【請求項4】
前記プリント注文受付機は、前記確認手段による料金徴収の確認に関わらず、前記画像データを前記処理手段に送信し、かつ、前記処理手段は前記プリント注文受付機から供給された前記画像データに所定の処理を施す請求項2または3に記載のプリント生産装置。
【請求項5】
前記プリント注文受付機はユーザを認識する認識手段を有し、前記認識手段がユーザを適正なユーザと認識した際には、前記確認手段による料金徴収の確認とみなして、前記プリント手段によるプリント作成を開始する請求項1〜4のいずれかに記載のプリント生産装置。
【請求項6】
前記認識手段は、キオスク端末に備えられて、撮影手段と、予めユーザに配布されたユーザの顔画像の情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の情報を読み取る読取手段であり、
前記認識手段は、前記撮像手段によって撮影したユーザの顔画像と、前記読取手段が前記記憶手段から読み取った顔画像とが一致した際に、ユーザを適正なユーザと認識する請求項5に記載のプリント生産装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主にデジタルカメラ等で撮影された画像からのプリント注文(プリント作成の注文)を受け付け、プリントを生産する、プリント生産装置に関し、詳しくは、注文受付をした後、料金の徴収が行えず、プリントを無駄に生産してしまうことを防ぐためのプリント生産装置に関する。
【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータ(PC)やPDA(Personal DigitalAssistance)等の普及に伴い、デジタルカメラの普及率が拡大している。さらに、撮影機能を有する携帯電話も普及している。
デジタルカメラや携帯電話等で撮影された画像(画像データ)は、PC等に取り込まれて処理され、ホームページや年賀状等の各種の用途に使用されるのが通常である。しかしながら、これらで撮影した画像を高品位な(写真)プリントとして残したいという要望も多い。また、フィルムに撮影された画像をCCDセンサ等で光電的に読み取り、読み取った画像(画像データ)に所定の画像処理を施して出力用画像(データ)とし、この出力用画像に応じて変調したレーザ光等の記録光で印画紙を走査露光して、露光済の印画紙に所定の湿式処理を施す、いわゆるデジタルミニラボが実用化されている。画像を画像データとして扱うデジタルミニラボであれば、デジタルカメラ等で撮影された画像からのプリント作成にも、容易に対応可能である。
このような事情から、近年では、このようなデジタルミニラボを用いて、ラボ店等の専門の業者によって、デジタルカメラや携帯電話等で撮影された画像からのプリント作成が行われている。
【0003】
デジタルカメラ等で撮影した画像のプリント作成をプリント業者に注文する場合には、例えば、ラボ店等の店頭や各種商業施設内等に設置されるプリント注文受付機(以下、受付機とする)を用いて行われる。
【0004】
受付機は、通常、撮影した画像を記憶するメモリーカード、ICカード、CD−Rなどの記録媒体を装填し、あるいは、直接もしくは接続手段を用いてデジタルカメラや携帯電話を接続すると、画像を読み取って、注文画面と共にディスプレイに表示する。
顧客(プリントの注文者)は、タッチパネルとなっているディスプレイや所定の入力方法を用いて、プリント作成する画像、プリントサイズ、画像毎のプリント枚数などの注文(注文情報)を入力する。注文が確定すると、受付機は、画像と注文情報とを対応付けして、例えばラボ店などのサーバや画像処理装置に送り、此処からデジタルミニラボ等のデジタルプリントシステムに画像が供給されて、注文情報に応じたプリントが作成、出力される。
【0005】
また、近年では、インターネットなどの通信手段を利用して、写真注文ソフトウェアのインストールやラボ店のホームページの閲覧等によって、自宅のパーソナルコンピュータを受付機として作用させ、通信手段によって画像および注文情報をラボ店等に送って、プリント作成を注文する、いわゆるネット注文も行われている。
【0006】
前述のようなデジタルミニラボによって、デジタルカメラ等で撮影された画像のプリントを作成する場合は、受付装置で注文内容を確定すると、受付装置から生産装置に、注文情報および画像データを転送して、生産装置では、転送されたデータに基づきプリントを行い、顧客は、製品受取時に、製品プリントと引き換えにプリント料金を支払う方法が主流であった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかし、この方法では、顧客が、注文プリントを受け取りに来店するまで、プリント料金を徴収することができない。そのため、注文した後、プリントを受け取りに来ないなどの顧客がいた場合は、プリントの生産が終了してもプリント料金の徴収が確実には行われないことがある。その結果、ラボ店等としては、プリントにかかったコストが無駄になり、損失を被る。
【0008】
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決することにあり、注文プリントに対する料金の徴収を、プリント生産の前に行うことで、費用回収されずに生産処理が実行されることを防止し、ラボ店等が損害を被ることを防ぐことにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するために、本発明のプリント生産装置は、画像データおよび前記画像データからのプリント注文に関する注文情報を取得し、取得した画像データに所定の処理を施してプリント作成に対応する出力用画像データとする処理手段と、前記出力用画像データに応じて、プリントを作成するプリント手段と、前記プリント作成の料金の徴収を確認する確認手段とを有し、前記確認手段によって料金徴収が確認された後に、前記プリント手段によるプリント作成を開始することを特徴とするプリント生産装置を提供する。
【0010】
また、本発明では、前記処理手段は、ネットワークで接続されるプリント注文受付機から画像データおよび注文情報を取得するものであり、かつ、前記プリント注文受付機は、プリント料金の徴収手段を有し、前記確認手段は、前記ネットワークを介して供給される前記プリント注文受付機からの料金徴収確認の信号によって、前記料金徴収の確認を行うプリント生産装置を提供する。
【0011】
さらに、ネットワークで前記確認手段と接続される料金徴収手段を有し、前記確認手段は、前記ネットワークを介して供給される料金徴収手段からの料金徴収確認の信号によって、前記料金徴収の確認を行うプリント生産装置を提供する。
【0012】
また、前記プリント注文受付機は、前記確認手段による料金徴収の確認に関わらず、前記画像データを前記処理手段に送信し、かつ、前記処理手段は前記プリント注文受付機から供給された前記画像データに所定の処理を施すことができるプリント生産装置を提供する。
【0013】
さらに、前記プリント注文受付機はユーザを認識する認識手段を有し、前記認識手段がユーザを適正なユーザと認識した際には、前記確認手段による料金徴収の確認とみなして、前記プリント手段によるプリント作成を開始するプリント生産装置を提供する。
【0014】
また、前記認識手段は、キオスク端末に備えられて、撮影手段と、予めユーザに配布されたユーザの顔画像の情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の情報を読み取る読取手段であり、前記認識手段は、前記撮像手段によって撮影したユーザの顔画像と、前記読取手段が前記記憶手段から読み取った顔画像とが一致した際に、ユーザを適正なユーザと認識するプリント生産装置を提供する。
【発明の効果】
【0015】
このような本発明によれば、顧客からの注文を受けた際に、即時プリント生産を開始せず、一時的に生産予約状態としておき、料金徴収後、プリント生産を開始するプリント生産方法が可能である。これにより、プリント料金の徴収漏れを防ぎ、プリント生産処理およびプリント用紙などの生産物の無駄を低減できる。さらに、料金徴収を行う間、生産装置側でプリント生産以外の処理を行っておくことで、効率よくプリントを生産することができる。
【0016】
また、デジタルカメラ等で撮影された画像からのプリント作成は、フィルムの現像処理が不要であるため、作業が簡易であり、かつ、迅速にプリント作成を行うことができる。さらに、前述のデジタルミニラボにおける処理の迅速化、処理精度や作業性等の向上、さらには、露光済印画紙の現像処理の迅速化等も進んでいる。
そのため、デジタルカメラ等で撮影された画像からのプリント作成は、従来の写真フィルムからのプリント作成に比して、非常に迅速に行うことができる。そのため、割り込み処理などの優先的な処理を行うことによって、受付機を設置する店で、プリント注文を受け付けた後に、直ちに処理を行ってプリントを仕上げ、その場で顧客にプリントを渡す、特急仕上げのサービスなども実施できる可能性がある。
【0017】
料金をプリント精算後に徴収するシステムにおいて、こういった特急仕上げのサービスを行う場合は、特急仕上げの件は優先的に処理されるため、通常のプリントを後回しにして、プリントを行う必要がある。しかし、せっかく短時間でプリントを仕上げても、顧客が受け取りに来なければ、料金の徴収ができない上に、他のプリントの仕上がりは遅くなるので、ラボ店はさらに損害を被る。本発明では、プリント生産の前に、確実に料金の徴収を行うため、そのような問題点も解決することができる。また、前述のように、料金徴収を行う間、生産装置側でプリント生産以外の処理を行っておくため、迅速なプリント処理も可能である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0018】
以下、本発明のプリント生産装置について、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明のプリント生産装置の一概念を示すブロック図である。
図示例のプリント生産システム10(以下、生産システム10とする)は、デジタルカメラや携帯電話等で撮影された画像(画像データ)から、顧客の注文(注文情報)に応じた(写真)プリントを作成するシステムで、一例として、本発明のプリント注文受付機12(以下、受付機12とする)と、プリント生産装置14(以下、生産装置14とする)と、料金徴収手段22とを有して構成される。生産装置14は、デジタルイメージコントローラ16(以下、DIC16とする)と、プリンタ18とを有している。
これらは、公知のネットワーク20で接続され、互いに、情報等の閲覧、送受信等が可能になっている。
【0020】
なお、図示例においては、生産システム10は1台の受付機12を有しているが、本発明の受付機12が対応するプリント生産装置において、受付機12の数は1台に限定はされず、2台以上でもよく、また、DIC16および/またはプリンタ18も、複数台を有してもよい。
【0021】
図2に受付機12の外観の概念図を示す。
受付機12は、ラボ店の店頭や各種の商業施設等に設置され、デジタルカメラや撮影機能を有する携帯電話等の撮像装置で撮影された画像(画像データ)からのプリント作成の注文を受け付ける装置で、記憶媒体(記憶メディア)の装填部24、ディスプレイ26、受付伝票出力部28、およびカメラ30を有する。また、受付機12は、これ以外にも、ディスプレイコントローラ、記憶媒体の画像データを読取/記録する(メディア)ドライブ、注文情報等を処理する処理手段、および、プリントの引き換え券を作成するプリンタ、CPU、ROM、RAM等を有して構成される。
【0022】
受付機12は、装填部24に装填された記憶媒体から画像を読み取り、入力された注文情報と1件の画像とを対応付けして、DIC16に供給する。
本発明の受付機12が対応する記憶媒体には、特に限定はなく、スマートメディアTM、コンパクトフラッシュTM、メモリースティックTM、SDメモリーカードTM、PCカード、CD−R、MD等の公知の記憶媒体が全て利用可能である。受付機12が対応する記憶媒体は、1種に限定はされず、複数種の記憶媒体に対応してもよいのは、もちろんである。
また、受付機12は、所定の接続手段等を用いることにより、デジタルカメラや携帯電話等から、直接、画像を読み取ってもよい。
【0023】
図示例において、ディスプレイ26は、各種の操作を行う、いわゆるタッチパネルとなっており、表示画像とディスプレイ26とを用いた公知のGUI(Graphical User Interface)によって、注文の入力、後述する通常仕上げや特急仕上げ等の各種の指示入力などの各種の操作を行う。
なお、受付機12は、ディスプレイ26で入力操作を行うのに限定はされず、マウス、キーボード、操作用のボタンなどの操作手段で操作を行うものであってもよく、ディスプレイ26と前記操作手段とを併用して操作を行うものであってもよい。
【0024】
引き換え券(レシート(受付伝票))を作成するプリンタにも、特に限定はなく、インクジェットプリンタ、感熱プリンタなど、店頭等に設置されている写真注文受付機等で利用されている公知のものを用いればよい。
【0025】
受付機12は、さらに、プリントの注文に対応して、その件の注文ID(識別情報)を生成し、さらに、ディスプレイ26から入力された注文指示を処理して、注文ID、プリントを作成する画像、プリント枚数、プリントサイズ、プリントの受取時間(顧客がプリントを受け取り可能な時間)等の注文情報と、1件の画像とを対応付けして、ネットワーク20によってDIC16に出力する。
【0026】
また、受付機12は、注文情報、DIC16が記憶している画像やプリントサイズ、プリンタの状況等に応じて、プリントの受取時間、および、プリント料金を演算する。演算した受取時間、および、プリント料金は、ディスプレイに表示されたり、受付伝票を作成するプリンタ等の所定部位に送られる。また、演算されたプリント料金は、さらに、料金徴収手段22へ送られる。
なお、本実施例では、受付機12は、店頭に設置される受付機を使用しているが、本発明はこれに限定されず、受付機12はインターネットを介した受付システムであってもよい。
【0027】
生産装置14は、注文されたプリントを生産する装置であり、前述のように、DIC16とプリンタ18とを有する。受付機12と生産装置14は、公知のネットワーク20で接続され、互いに、情報等の閲覧、送受信等が可能になっている。
【0028】
DIC16は、受付機12から供給された各画像に、受取時間の早い件から、1件ごとに、処理の順番を決定する、生産処理の予約を行う。
この時、前述した特急仕上げの件などの場合には、必要に応じて、先に供給された件よりも早く(前の件を飛び越して)、画像をプリンタ18に供給するように処理の順番を決定する。
また、DIC16は、予約の順番に従って、各画像に所定の画像処理を施して、プリンタ18によるプリント作成に対応する出力用画像(画像データ)として、1件毎に、出力用画像と注文情報とを対応付けしてプリンタ18に供給する。また、1件の画像を送ったら、1件の区切りを示すソート情報もプリンタ18に供給する。
さらに、DIC16は、料金徴収手段22から生産開始許可を受けると、プリンタ18へ、プリント出力開始許可を出す。
【0029】
なお、DIC16で施す画像処理には、特に限定はなく、画像の拡大/縮小(電子変倍処理)、階調補正、色/濃度補正、彩度補正、シャープネス処理等の公知の各種の画像処理が利用可能である。また、何れの画像処理も、公知の方法で実施すればよい。
【0030】
プリンタ18は、DIC16から供給された出力用画像(出力用画像データ)に応じて変調したレーザ光等の記録光で、印画紙(感光材料)を露光して潜像を形成し、露光済の感光材料に所定の現像処理を施して、乾燥して、(仕上がり)プリントとして出力する、前述のデジタルミニラボのプリンタである。
プリンタ18は、DIC16から受け取った出力用画像を蓄積して、DIC16からプリント出力開始指示を受けたものから、順次、プリント出力を行う。
【0031】
料金徴収手段22は、受付機12から得たプリント料金の情報に基づき、プリント料金を徴収する。また、料金の徴収が完了すると、DIC16に生産開始許可を通知する。
なお、本実施例では、料金徴収手段22は、受付機12および生産装置14から独立した形で、ネットワークを介して配置されているが、本発明はこれに限定されず、料金徴収手段22は、例えば、受付機12が有していてもよい。
【0032】
プリント料金の徴収方法については、特に指定はなく、クレジットカードで支払う方法や、受付機の隣にコインピットを設置して行う方法、または、店頭で店員に現金で支払い、店員がPOS端末を操作して行う方法などが挙げられる。店員がPOS端末を操作する場合は、店員が、POS端末やレジ端末などの装置を使って、料金を計算し、通知して徴収するという形になる。
料金徴収が終了すると、その情報は、自動的に、またはPOSやレジ端末などへの店員の手入力によって、料金徴収手段22へ送られる。料金徴収手段22は、料金徴収の終了を確認すると、生産装置14にプリント生産の開始許可を通知する。
また、インターネットを介したシステムの場合は、クレジットカードなどにより料金徴収を行ってもよいし、もしくは、ユーザが店頭に出かけて、支払いを行ってもよい。
【0033】
あるいは、受付機12では、クレジットカードや、ラボ店などが発行するポイントカードなどを用いることにより、料金徴収の確認の前にプリント生産の開始許可を出すこともできる。この場合は、クレジットカードやポイントカードなどに付属するICチップなどの記憶媒体に、予めユーザの顔画像のデータを登録(記憶)しておく。さらに、プリント注文の際に、受付機12が有するカメラ30などの撮影手段により、ユーザの顔画像を撮影する。受付機12は、カードが所定の位置に挿入等されたら、メディアを読み取り、撮影された画像と、ICチップに記憶されている画像データとを照合して、両者が同一人物であると認識されれば、すなわち適正なユーザであるので、料金徴収手段22による料金徴収が終了したものとみなし、生産装置14にプリント生産の開始許可を通知する。なお、この認識を行わない場合には、カメラ30は不要である。
【0034】
以下、本実施例のプリント注文システムにより、プリント注文およびプリント生産を行う際の処理の流れを、図3を用いて詳細に述べる。
【0035】
図示例の受付機12においては、ユーザによって、装填部24に記憶媒体(記憶メディア)が装填されると、これがプリント注文受付開始の指示となり、受付機12は、装填された記憶媒体から画像(画像データ)を読み取る。
【0036】
さらに、受付機12では、ユーザによって、注文が入力される。注文画面および注文の入力方法は、基本的に、通常のプリント注文受付機と同様でよい。前述のように、ディスプレイ26はタッチパネルとなっているので、例えば、記録媒体から読み取った画像をディスプレイに表示して、かつ、プリントサイズや枚数、さらにソフトフォーカスやセピア仕上げ各種の特殊処理を入力するボタン等を表示して、表示画像に触れることにより画像を選択し、各種のボタンを用いてプリントサイズや枚数等を入力する。
【0037】
受付機12では、ディスプレイ26に、プリント注文の確認画面を表示させて、注文の確定を促す。
【0038】
受付機12において、注文が確定したら、この注文の件のプリント枚数、プリントサイズ、画像処理内容等の注文情報を取得して、DIC16へ送る。また、プリント料金を算出して、料金徴収手段22へ送る。料金徴収手段22では、受付機12から受け取ったプリント料金のデータに基づき、前述のような方法によって、料金の徴収を行う。徴収が終了すると、受付機12では、注文ID等を記録したプリントの引き換え券(レシート)を発行する。なお、引き換え券には、注文が確定した時点での受取時間を記録するのが好ましく、さらに、前述した特急仕上げなどの場合には、特急仕上げである旨を記録するのが好ましい。
【0039】
ユーザからのプリント料金の徴収が終了したら、料金徴収手段22は、DIC16に生産の開始許可(生産開始許可)を通知する。
【0040】
また、注文が確定すると、料金徴収を開始すると同時に、受付機12では、注文ID、プリントを作成する画像、プリント枚数、プリントサイズ、プリントの受取時間等の注文情報と、1件の画像とを対応付けして、ネットワーク20によってDIC16に出力する。画像ファイルの転送が終了すると、受付機12は、生産装置14へ、画像ファイルの転送が終了したことを通知する。
【0041】
DIC16は、受付機12から画像ファイルの転送終了の通知を受けると、前述のように、供給された画像に対して、受取時間に応じて、1件ごとに、処理を行う順番を決定して、生産処理の予約をする。さらに、決定した順番に従って必要な画像処理を施して、注文プリントの画像を作成して、順次、画像をプリンタ18に転送する。
【0042】
プリンタ18への画像データの転送が終了したら、DIC16は、料金徴収手段22から、生産開始許可の通知が出ているかどうか確認する。料金徴収手段22から、生産開始許可の通知があった場合は、引き続きプリンタ18に、プリントの出力処理の開始命令を出し、プリンタ18ではプリント出力処理を開始する。生産開始許可が通知されていない場合は、通知があるまで、そのままの状態で待機し、通知を受け取った時点で、プリンタ18へ、中断していたプリントの出力処理の開始命令を出す。
【0043】
プリンタ18では、DIC16からプリント開始指示が出ると、画像に応じて変調した記録光で印画紙を像様に露光して、潜像を形成し、露光済の印画紙に所定の現像処理を施して、乾燥して(仕上がり)プリントとして出力する。なお、この時、プリントを1件毎にパッキングしてプリントパックとして出力するのが好ましい。
【0044】
また、受付機12で注文を確定した後、料金の支払いに時間がかかった場合など、実際の仕上がり時刻が大幅にずれてしまったり、支払いを終了した時点で、すでに仕上がり時刻を過ぎてしまうことが考えられる。そのような場合に備えて、注文の確定後も、受付機12で、随時、DIC16およびプリンタ18を閲覧して、他の受付機12から新たな件の注文がDIC16等に送られた場合など、受取時間に影響を与える状況の変化がシステム10にあった場合には、新たな受取時間を演算して、ディスプレイ26に表示する受取時間を、更新できるようにすると、より好ましい。
【0045】
このような本発明においては、注文情報到着時に即時生産を開始せず、保留・予約状態としておき、料金収納後に、生産開始許可を出し、生産を開始する。これにより、料金の回収漏れを防ぎ、プリントにかかったコストなどによる、ラボ店等の損失を低減できる。さらに、料金の支払いを行う間に、コストに関わらない範囲での処理を予め進めておくことで、プリント生産にかかる時間の短縮につながる。
また、特急仕上げのサービスを行う場合においても、他のプリントの仕上がりを遅らせて行った特急仕上げの注文分の料金を確実に徴収することができ、また、料金徴収を行う間、生産装置側でプリント生産以外の処理を行っておくため、迅速なプリント処理を行うことができる。
【0046】
以上、本発明のについて詳細に説明したが、本発明は上記実施例に限定はされず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのは、もちろんである。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明のプリント生産装置の一概念を示すブロック図である。
【図2】本発明のプリント注文受付機の一例を概念的に示す図である。
【図3】本発明のプリント生産装置の作用を説明するための図である。
【符号の説明】
【0048】
10 (プリント)生産システム
12 (プリント注文)受付機
14 生産装置
16 DIC
18 プリンタ
20 ネットワーク
22 料金徴収手段
24 装填部
26 ディスプレイ
28 受付伝票出力部
30 カメラ




 

 


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