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発明の名称 車両周囲状況表示システム、車両周囲状況表示方法、およびプログラム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−48129(P2007−48129A)
公開日 平成19年2月22日(2007.2.22)
出願番号 特願2005−233249(P2005−233249)
出願日 平成17年8月11日(2005.8.11)
代理人 【識別番号】100104156
【弁理士】
【氏名又は名称】龍華 明裕
発明者 田丸 雅也 / 伊藤 研治 / 三沢 充史 / 曽我 孝
要約 課題
前の車両に遮られて見ることのできない範囲の道路状況を各車両の利用者に提供すること。

解決手段
本発明に係る車両周囲状況表示システムは、自車に設置され、自車の前方を走行する他車のナンバープレートを撮像する自車撮像部と、自車撮像部が撮像したナンバープレートのナンバープレート番号を認識する画像認識部と、画像認識部が認識したナンバープレート番号に基づいて、当該ナンバープレート番号で識別される、自車の前方を走行する他車に設置された他車撮像部によって撮像された画像を検索して取得する画像取得部と、自車に設置され、画像取得部が取得した、他車の前方が撮像された画像を自車の運転者に対して表示する表示部とを備える。
特許請求の範囲
【請求項1】
自車に設置され、他車のナンバープレートを撮像する自車撮像部と、
前記自車撮像部が撮像したナンバープレートのナンバープレート番号を認識する画像認識部と、
前記画像認識部が認識したナンバープレート番号に基づいて、当該ナンバープレート番号で識別される他車に設置された他車撮像部によって撮像された画像を検索して取得する画像取得部と、
自車に設置され、前記画像取得部が取得した画像を自車の運転者に対して表示する表示部と
を備える車両周囲状況表示システム。
【請求項2】
前記自車撮像部は、自車の前方を走行する他車のナンバープレートを撮像し、
前記画像取得部は、前記画像認識部が認識したナンバープレート番号に基づいて、自車の前方を走行する他車に設置された他車撮像部よって他車の前方が撮像された画像を検索して取得し、
前記表示部は、前記画像取得部が取得した、他車の前方が撮像された画像を表示する
請求項1に記載の車両周囲状況表示システム。
【請求項3】
他車を識別するナンバープレート番号と、他車に設置された他車撮像部よって撮像された画像とを対応づけて受信する画像受信部と、
前記画像受信部が受信したナンバープレート番号と画像とを対応づけて格納する画像格納部と
をさらに備え、
前記画像取得部は、前記画像認識部が認識したナンバープレート番号に対応づけて前記画像格納部が格納している画像を検索して取得する
請求項1に記載の車両周囲状況表示システム。
【請求項4】
前記画像取得部は、
前記画像認識部が認識したナンバープレート番号に基づいて、当該ナンバープレート番号で識別される他車のアドレスを取得するアドレス取得部と、
前記アドレス取得部が取得したアドレスを用いて、他車に設置された他車撮像部によって撮像された画像の送信要求を送信する画像要求送信部と、
前記画像要求送信部によって送信された画像の送信要求に応じて他車から送信された画像を受信する画像受信部と
を有する請求項1に記載の車両周囲状況表示システム。
【請求項5】
前記画像要求送信部は、他車に設置された他車撮像部による画像の撮像要求をさらに送信し、
前記画像受信部は、前記画像要求送信部によって送信された画像の撮像要求に応じて他車に設置された他車撮像部によって撮像された画像を受信する
請求項4に記載の車両周囲状況表示システム。
【請求項6】
前記自車撮像部が撮像した自車の周囲の画像の送信要求を受信する画像要求受信部と、
前記画像要求受信部が受信した送信要求に応じて、前記自車撮像部が撮像した画像を他車に送信する画像送信部と
をさらに備える請求項1に記載の車両周囲状況表示システム。
【請求項7】
前記画像要求受信部は、前記自車撮像部による自車の周囲の画像の撮像要求をさらに受信し、
前記画像送信部は、前記画像要求受信部が受信した画像の撮像要求に応じて前記自車撮像部によって撮像された画像を送信する
請求項6に記載の車両周囲状況表示システム。
【請求項8】
自車に設置された自車撮像部によって、他車のナンバープレートを撮像する自車撮像段階と、
前記自車撮像段階において撮像されたナンバープレートのナンバープレート番号を認識する画像認識段階と、
前記画像認識段階において認識されたナンバープレート番号に基づいて、当該ナンバープレート番号で識別される他車に設置された他車撮像部によって撮像された画像を検索して取得する画像取得段階と、
自車に設置された表示部が、前記画像取得段階において取得された画像を自車の運転者に対して表示する表示段階と
を備える車両周囲状況表示方法。
【請求項9】
車両の周囲の画像を表示する車両周囲状況表示システム用のプログラムであって、前記車両周囲状況表示システムを、
自車に設置され、他車のナンバープレートを撮像する自車撮像部、
前記自車撮像部が撮像したナンバープレートのナンバープレート番号を認識する画像認識部、
前記画像認識部が認識したナンバープレート番号に基づいて、当該ナンバープレート番号で識別される他車に設置された他車撮像部よって撮像された画像を検索して取得する画像取得部、
自車に設置され、前記画像取得部が取得した画像を自車の運転者に対して表示する表示部
として機能させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両周囲状況表示システム、車両周囲状況表示方法、及びプログラムに関する。特に本発明は、車両の周囲の画像を表示する車両周囲状況表示システム及び車両周囲状況表示方法、及び車両周囲状況表示システム用のプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
複数の車載カメラで車両の周囲の異なる方向を撮影して、各カメラの画像を車載情報LANを介して転送し、モニタに表示させるシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開平2002−063681号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、特許文献1の技術によるシステムでは、例えば、前方に他の車両が存在している場合に、その車両のさらに前方の状況を車載カメラで撮像することができないという課題があった。
【0004】
そこで本発明は、上記の課題を解決することができる車両周囲状況表示システム、車両周囲状況表示方法、及びプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の第1の形態における車両周囲状況システムは、自車に設置され、他車のナンバープレートを撮像する自車撮像部と、自車撮像部が撮像したナンバープレートのナンバープレート番号を認識する画像認識部と、画像認識部が認識したナンバープレート番号に基づいて、当該ナンバープレート番号で識別される他車に設置された他車撮像部によって撮像された画像を検索して取得する画像取得部と、自車に設置され、画像取得部が取得した画像を自車の運転者に対して表示する表示部とを備える。
【0006】
自車撮像部は、自車の前方を走行する他車のナンバープレートを撮像し、画像取得部は、画像認識部が認識したナンバープレート番号に基づいて、自車の前方を走行する他車に設置された他車撮像部よって他車の前方が撮像された画像を検索して取得し、表示部は、画像取得部が取得した、他車の前方が撮像された画像を表示してよい。
【0007】
他車を識別するナンバープレート番号と、他車に設置された他車撮像部よって撮像された画像とを対応づけて受信する画像受信部と、画像受信部が受信したナンバープレート番号と画像とを対応づけて格納する画像格納部とをさらに備え、画像取得部は、画像認識部が認識したナンバープレート番号に対応づけて画像格納部が格納している画像を検索して取得してよい。
【0008】
画像取得部は、画像認識部が認識したナンバープレート番号に基づいて、当該ナンバープレート番号で識別される他車のアドレスを取得するアドレス取得部と、アドレス取得部が取得したアドレスを用いて、他車に設置された他車撮像部によって撮像された画像の送信要求を送信する画像要求送信部と、画像要求送信部によって送信された画像の送信要求に応じて他車から送信された画像を受信する画像受信部とを有してよい。
【0009】
画像要求送信部は、他車に設置された他車撮像部による画像の撮像要求をさらに送信し、画像受信部は、画像要求送信部によって送信された画像の撮像要求に応じて他車に設置された他車撮像部によって撮像された画像を受信してよい。
【0010】
自車撮像部が撮像した自車の周囲の画像の送信要求を受信する画像要求受信部と、画像要求受信部が受信した送信要求に応じて、自車撮像部が撮像した画像を他車に送信する画像送信部とをさらに備えてよい。
【0011】
画像要求受信部は、自車撮像部による自車の周囲の画像の撮像要求をさらに受信し、画像送信部は、画像要求受信部が受信した画像の撮像要求に応じて自車撮像部によって撮像された画像を送信してよい。
【0012】
本発明の第2の形態における車両周囲状況表示方法は、自車に設置された自車撮像部によって、他車のナンバープレートを撮像する自車撮像段階と、自車撮像段階において撮像されたナンバープレートのナンバープレート番号を認識する画像認識段階と、画像認識段階において認識されたナンバープレート番号に基づいて、当該ナンバープレート番号で識別される他車に設置された他車撮像部によって撮像された画像を検索して取得する画像取得段階と、自車に設置された表示部が、画像取得段階において取得された画像を自車の運転者に対して表示する表示段階とを備える。
【0013】
本発明の第3の形態によると、車両の周囲の画像を表示する車両周囲状況表示システム用のプログラムであって、車両周囲状況表示システムを、自車に設置され、他車のナンバープレートを撮像する自車撮像部、自車撮像部が撮像したナンバープレートのナンバープレート番号を認識する画像認識部、画像認識部が認識したナンバープレート番号に基づいて、当該ナンバープレート番号で識別される他車に設置された他車撮像部よって撮像された画像を検索して取得する画像取得部、自車に設置され、画像取得部が取得した画像を自車の運転者に対して表示する表示部として機能させる。
【0014】
なお上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となりうる。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、前方の車両に遮られて見ることのできない範囲の道路状況を各車両の利用者に提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
【0017】
図1は、この発明の一実施形態における車両周囲状況表示システム100の利用環境の一例を示す。車両周囲状況表示システム100は、複数の車両140(a〜c、以後140と総称する)にそれぞれ設けられた複数の車両周囲状況表示装置110(a〜c、以後110と総称する)及びアドレス格納部130を備える。車両周囲状況表示装置110のそれぞれは、車両140の前方を撮像する撮像部120を備えている。また、車両周囲状況表示装置110のそれぞれは互いに通信可能に設けられている。
【0018】
車両周囲状況表示装置110のそれぞれは、撮像部120が撮像した画像を、自車のナンバープレート番号とともに他の車両の車両周囲状況表示装置110に対してブロードキャスト送信する。そして、車両周囲状況表示装置110は、他の車両140の車両周囲状況表示装置110から受信した画像及びナンバープレート番号を蓄積していく。
【0019】
そして、車両周囲状況表示装置110は、自車の前方を撮像した画像に写っている他の車両140のナンバープレート画像からナンバープレート番号を読み取る。そして、車両周囲状況表示装置110は、読み取ったナンバープレート番号の車両140が撮像した画像を、蓄積された画像の中から検索してカーナビゲーションシステム等の表示画面に表示する。これにより、車両周囲状況表示システム100は、車両140の運転者は、他の車両140によって前方が遮られていても、前方の混雑状況、信号機の状況、道路標識等、車両140の周囲の状況の画像を、車両140の運転者に提供することができる。
【0020】
アドレス格納部130は、車両140の車両周囲状況表示装置110に割り振られた通信回線上のアドレスとナンバープレート番号とを記録している。そして、車両周囲状況表示装置110は、前方の車両140のナンバープレート番号から、前方の車両140のアドレスを取得して、前方の車両140が撮像した画像を送信するよう要求してもよい。また、車両周囲状況表示装置110は、前方の車両140に対して、当該前方の車両140のさらに前方の画像を撮像するよう要求してもよい。
【0021】
なお、本実施形態における車両とは、自動車、二輪車等の、ナンバープレートを有する乗り物を含む。また、本実施形態においては、ナンバープレート番号に基づいて車両140を識別しているが、車両140を識別する情報はナンバープレート番号に限られない。例えば、車両140のそれぞれを識別するID情報が記された標識が車両140に設けられており、当該標識を撮像した画像からID情報を読み取ることによって、各車両140を識別してもよい。また、それぞれの車両周囲状況表示装置110は、例えば、インターネット等の通信回線を通じて互いに通信してよい。また、車両周囲状況表示装置110同士の通信手段には、無線通信等の通信技術を用いることができる。
【0022】
図2は、車両周囲状況表示装置110aのブロック構成の一例を示す。車両周囲状況表示装置110aは、撮像部120、画像認識部220、画像取得部230、画像格納部240、画像送信部260、画像要求受信部280、及び表示部290を備える。また、画像取得部230は、アドレス取得部210、画像要求送信部270、及び画像受信部250を有する。なお、図2は、車両周囲状況表示装置110aのブロック構成の一例であって、車両周囲状況表示装置110b及び車両周囲状況表示装置110cも同一の構成要素を有する。
【0023】
撮像部120は、自車に設置され、自車の周囲の画像を撮像する。また、撮像部120は、自車に設置され、他車のナンバープレートを撮像する。なお、この発明における自車撮像部とは、一の車両140に設けられた車両周囲状況表示装置110が備える撮像部120を意味し、他車撮像部とは、当該一の車両140以外の車両140に設けられた車両周囲状況表示装置110が備える撮像部120を意味する。
【0024】
なお、撮像部120は、画像を撮像したタイミングにおける撮像時刻及び撮像位置を取得して、取得した撮像時刻及び撮像位置を画像にタグ情報として付帯させてもよい。なお、車両周囲状況表示装置110は、例えば、GPS衛星から取得した緯度及び経度情報を撮像位置として記録することができる。なお、撮像部120が撮像する画像とは、静止画であってよく、複数のフレーム画像を含む動画であってもよい。
【0025】
画像送信部260は、撮像部120が撮像した画像を自車のナンバープレート番号ととともに他車に送信する。そして、画像受信部250は、他車を識別するナンバープレート番号と、他車に設置された他車撮像部よって撮像された画像とを対応づけて受信する。画像格納部240は、画像受信部250が受信したナンバープレート番号と画像とを対応づけて格納する。
【0026】
画像認識部220は、撮像部120が撮像したナンバープレートのナンバープレート番号を認識する。例えば、画像認識部220は、例えば、ナンバープレートの画像に対してエッジ抽出等の画像処理によってナンバープレート番号の輪郭を抽出する。そして画像認識部220は、抽出したナンバープレート番号の輪郭と、予め定められた文字等のパターンとのパターンマッチング等の手法によって、予め定められた一致度以上の一致度で一致し、かつ、最も一致度の高いパターンを決定することによって、ナンバープレートに記されたナンバープレート番号を認識する。
【0027】
画像取得部230は、画像認識部220が認識したナンバープレート番号に基づいて、当該ナンバープレート番号で識別される他車に設置された他車撮像部によって撮像された画像を検索して取得する。具体的には、画像取得部230は、画像認識部220が認識したナンバープレート番号に対応づけて画像格納部240が格納している画像を検索して取得する。そして、表示部290は、自車に設置され、画像取得部230が取得した画像を自車の運転者に対して表示する。
【0028】
なお、撮像部120は、自車の前方を走行する他車のナンバープレートを撮像してよく、画像取得部230は、画像認識部220が認識したナンバープレート番号に基づいて、自車の前方を走行する他車に設置された他車撮像部によって他車の前方が撮像された画像を検索して取得してよい。そして、表示部290は、画像取得部230が取得した、他車の前方が撮像された画像を表示してよい。このため、車両周囲状況表示システム100は、各車両140の運転者に対して、前方の車両140によって遮られている範囲の状況を撮像した画像を提供することができる。
【0029】
アドレス取得部210は、画像認識部220が認識したナンバープレート番号に基づいて、当該ナンバープレート番号で識別される他車のアドレスを取得する。具体的には、アドレス格納部130は、各車両140のアドレスを各車両140のナンバープレート番号に対応づけて格納しており、アドレス取得部210は、画像認識部220が認識したナンバープレート番号に対応づけられてアドレス格納部130が格納する車両140のアドレスを取得する。そして、画像要求送信部270は、アドレス取得部210が取得したアドレスを用いて、他車に設置された他車撮像部によって撮像された画像の送信要求を送信する。
【0030】
画像要求受信部280は、撮像部120が撮像した自車の周囲の画像の送信要求を受信する。そして、画像送信部260は、画像要求受信部280が受信した送信要求に応じて、撮像部120が撮像した画像を他車に送信する。
【0031】
そして、画像受信部250は、画像要求送信部270によって送信された画像の送信要求に応じて他車から送信された画像を受信する。このため、車両周囲状況表示システム100では、それぞれの車両140の運転者が必要とするタイミングで、他の車両140が撮像した画像の提供を受けることができる。
【0032】
画像要求送信部270は、他車に設置された他車撮像部による画像の撮像要求をさらに送信する。画像要求受信部280は、撮像部120による自車の周囲の画像の撮像要求をさらに受信する。そして、撮像部120は、画像要求受信部280が撮像要求を受信した場合に、自車の周囲の画像を撮像する。
【0033】
そして、画像送信部260は、画像要求受信部280が受信した画像の撮像要求に応じて撮像部120によって撮像された画像を送信する。そして、画像受信部250は、画像要求送信部270によって送信された画像の撮像要求に応じて他車に設置された他車撮像部によって撮像された画像を受信する。このため、車両周囲状況表示システム100では、各車両140の運転者は、それぞれの運転者が欲するタイミングにおける、他の車両140の周囲の道路状況を知ることができる。
【0034】
図3は、画像格納部240が格納するデータの一例をテーブル形式で示す。画像格納部240は、ナンバープレート番号、撮像部120によって撮像された画像データ、及び撮像時刻、撮像位置を格納する。画像格納部240は、画像取得部230が画像とともに取得した他の車両140のナンバープレート番号に対応づけて、各画像を格納する。なお、画像格納部240は、撮像位置として緯度及び経度を格納してよい。
【0035】
また、画像格納部240が格納する撮像時刻及び撮像位置は、画像にタグ情報として付帯された撮像時刻及び撮像位置情報であってよいし、画像とともに他の車両140の車両周囲状況表示装置110から送信されることによって受信した撮像時刻及び撮像位置情報であってもよい。そして、画像取得部230は、画像格納部240が格納する複数の画像の中から、画像認識部220によって認識されたナンバープレート番号に対応づけて格納された画像を選択する。このとき、画像取得部230は、画像認識部220によって認識されたナンバープレート番号に対応づけて画像格納部240が複数の画像を格納している場合に、現在時刻に最も近い撮像時刻及び現在位置に最も近い撮像位置に対応づけて格納された画像を優先的に選択してよい。
【0036】
また、画像認識部220は、画像格納部240が格納する、自車の前方の車両140が撮像した画像に基づいて、自車の前方の車両140のさらに前方の車両140のナンバープレート番号を認識してもよい。そして、画像取得部230は、当該ナンバープレート番号に対応付けて画像格納部240が格納する画像を選択してよい。この場合、画像要求送信部270は、認識したナンバープレート番号の車両に対して、画像の送信要求又は撮像要求の少なくとも一方を送信してもよいのは言うまでもない。これにより、車両周囲状況表示システム100では、自車の直前に位置する車両140の更に前方の車両140から撮像された道路状況を、自車の運転者に提供することができる。
【0037】
図4は、アドレス格納部130が格納するデータの一例をテーブル形式で示す。アドレス格納部130は、ナンバープレート番号及びアドレスを格納する。アドレスとしては、例えばMACアドレス等の、機器のそれぞれに予め固定的に割り振られたアドレスを用いることができるし、IPアドレス等の、ネットワークインターフェースに対して論理的に割り振られるアドレス等を用いることができる。
【0038】
以上説明したように、本実施形態における車両周囲状況表示システム100によれば、他の車両140に遮られて見ることのできない範囲の道路状況を、各車両140の運転者に提供することができる。
【0039】
図5は、本実施形態に係る車両周囲状況表示装置110のハードウェア構成の一例を示す。車両周囲状況表示装置110は、ホスト・コントローラ1582により相互に接続されるCPU1505、RAM1520、グラフィック・コントローラ1575、及び表示装置1580を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ1584によりホスト・コントローラ1582に接続される通信インターフェイス1530、ハードディスクドライブ1540、及びCD−ROMドライブ1560を有する入出力部と、入出力コントローラ1584に接続されるROM1510、フレキシブルディスク・ドライブ1550、及び入出力チップ1570を有するレガシー入出力部とを備える。
【0040】
ホスト・コントローラ1582は、RAM1520と、高い転送レートでRAM1520をアクセスするCPU1505、及びグラフィック・コントローラ1575とを接続する。CPU1505は、ROM1510、及びRAM1520に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等がRAM1520内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置1580上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ1575は、CPU1505等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
【0041】
入出力コントローラ1584は、ホスト・コントローラ1582と、比較的高速な入出力装置であるハードディスクドライブ1540、通信インターフェイス1530、CD−ROMドライブ1560を接続する。ハードディスクドライブ1540は、CPU1505が使用するプログラム、及びデータを格納する。通信インターフェイス1530は、ネットワーク通信装置1598に接続してプログラムまたはデータを送受信する。CD−ROMドライブ1560は、CD−ROM1595からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540、及び通信インターフェイス1530に提供する。
【0042】
また、入出力コントローラ1584には、ROM1510と、フレキシブルディスク・ドライブ1550、及び入出力チップ1570の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM1510は、車両周囲状況表示装置110が起動時に実行するブート・プログラムや、車両周囲状況表示装置110のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ1550は、フレキシブルディスク1590からプログラムまたはデータを読み取り、RAM1520を介してハードディスクドライブ1540、及び通信インターフェイス1530に提供する。入出力チップ1570は、フレキシブルディスク・ドライブ1550や、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
【0043】
CPU1505が実行するプログラムは、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595、またはICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。記録媒体に格納されたプログラムは圧縮されていても非圧縮であってもよい。プログラムは、記録媒体からハードディスクドライブ1540にインストールされ、RAM1520に読み出されてCPU1505により実行される。
【0044】
CPU1505により実行されるプログラムは、車両周囲状況表示装置110を、図1から図4に関連して説明した撮像部120、画像認識部220、画像取得部230、画像格納部240、画像送信部260、画像要求受信部280、及び表示部290を備える。また、画像取得部230は、アドレス取得部210、画像要求送信部270、及び画像受信部250として機能させる。
【0045】
以上に示したプログラムは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク1590、CD−ROM1595の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスクまたはRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムを車両周囲状況表示装置110に提供してもよい。
【0046】
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることができる。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】車両周囲状況表示システム100の利用環境の一例を示す図である。
【図2】車両周囲状況表示装置110のブロック構成の一例を示す図である。
【図3】画像格納部240が格納するデータの一例をテーブル形式で示す図である。
【図4】アドレス格納部130が格納するデータの一例をテーブル形式で示す図である。
【図5】車両周囲状況表示装置110のハードウェア構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
【0048】
100 車両周囲状況表示システム
110 車両周囲状況表示装置
120 撮像部
130 アドレス格納部
140 車両
210 アドレス取得部
220 画像認識部
230 画像取得部
240 画像格納部
250 画像受信部
260 画像送信部
270 画像要求送信部
280 画像要求受信部
290 表示部




 

 


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