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発明の名称 自動販売機の商品投出装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−11921(P2007−11921A)
公開日 平成19年1月18日(2007.1.18)
出願番号 特願2005−194584(P2005−194584)
出願日 平成17年7月4日(2005.7.4)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄
発明者 東田 隆司 / 田中 道
要約 課題
自動販売機の商品投出装置において、連動部材を左右あるいは斜めに遊ぶのを防止し、円滑な動作を可能にすることで安定した商品販売ができる自動販売機の商品投出装置を提供する。

解決手段
自動販売機の商品投出装置22において、各フラッパを挿通軸支し、連動部材41に挿通されたピン54をガイドする長穴を設けた支持棒A35,支持棒B36を、連動部材41が摺動可能に挟み込むように近接して配置し、支持棒A35,支持棒B36に連動部材41をガイドする機能を設けることで連動部材41の円滑な動作を可能とし、安定した商品販売を行うものである。
特許請求の範囲
【請求項1】
自動販売機の商品通路に取り付けられ、商品通路の壁面側から中央側に向かって突出・後退して最下流側に位置する商品を保持する主商品支持部材と、前記主商品支持部材の上流側に位置して、揺動軸を中心として揺動し、商品通路中央側へ突出・後退することによって下流側から二番目の商品を保持する次期商品支持部材と、上記主商品支持部材および次期商品支持部材を開閉制御するために駆動装置により往復動する連動部材を備えた商品投出装置において、上記連動部材に挿通されたピンをガイドする長穴を設けた支持棒を、連動部材が摺動可能に挟み込むように近接して配置することで、支持棒に連動部材を動作方向にガイドする機能を有したことを特徴とする自動販売機の商品投出装置。
【請求項2】
支持棒の少なくとも一方に突起部を設け、この支持棒の突起部と突起を設けていない側の支持棒あるいは突起部を設けた両側の支持棒によって、連動部材が摺動可能に挟み込むように近接して配置することで、支持棒に連動部材を動作方向にガイドする機能を有したことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の商品投出装置。
【請求項3】
支持棒の少なくとも一方に連動部材が摺動可能な溝を設け、この支持棒の溝と溝を設けていない側の支持棒あるいは溝を設けた両側の支持棒によって、連動部材が摺動可能に挟み込むように近接して配置することで、支持棒に連動部材を動作方向にガイドする機能を有したことを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機の商品投出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動販売機に内蔵されて商品を排出する商品投出装置に関し、連動部材の動作前および動作時における左右あるいは斜め方向への遊びを防止し、連動部材の円滑な動作による安定した商品販売が可能な商品投出装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動販売機の商品投出装置において、駆動装置からの駆動力を無駄なく支持部材に伝達するためには、連動部材を安定して動作させる必要がある。
【0003】
従来の商品投出装置として、特許文献1に示すものが知られている。以下、図10を参照しながら特許文献1に記載の商品投出装置について説明する。
【0004】
図10に示すように、従来の商品投出装置は、自動販売機の商品通路に取り付けられ、商品通路に収納されている最下流に位置された商品を保持する主商品支持部材(以下上フラッパとする)4と、その上流に位置して下流側から2番目の商品を保持する次期商品支持部材(以下下フラッパとする)5と、上記各フラッパ4,5を開閉制御するために駆動装置17により往復動する連動部材19とを備え、各フラッパ4,5を商品通路側に交互に突出させることによって商品を一本ずつ販売するものであり、また、連動部材19に近接する下フラッパの軸受け台11に、連動部材19を摺動可能に挟む一対のガイド突起部15を設けることによって、販売動作中に連動部材19が左右あるいは斜め方向に遊ぶのを防止したものである。
【0005】
また、従来からジュースやビール等の飲料を無人販売する装置として、種々の自動販売機が提供されている。これらの自動販売機では、奥行き方向に複数の商品収容棚が設けられており、その最下部に商品投出装置が取り付けられている。
【0006】
この商品収容棚を用いて、市場に流通しているさまざまな形状や外径寸法の商品を、同一商品通路において商品通路幅を変えることなく販売する場合、商品通路幅は販売を想定している最大径の商品に合わせて設定する必要がある。
【0007】
さらに、自動販売機の商品収容棚に多くの商品を収容するには、商品通路を商品収容棚内にできるだけ多く設けることが必要であり、限られたスペース内で商品通路を構成する上で、商品投出装置の薄型化は重要な要素である。
【特許文献1】特開2003−77053号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記従来の発明では回転自在に軸支された下フラッパの一部に、連動部材を摺動可能に挟む一対のガイド突起部を設けているために、下フラッパが回転すると同時に突起部も回転してしまう。そのため、販売動作中に常に連動部材をガイドしようとした場合、突起部は下フラッパの回転方向と逆方向に伸ばして設ける必要があり、また、突起部が回転した際に、他の部品と干渉しないように空間を設ける必要がある。
【0009】
このことは、限られたスペースの中で多数の部品により構成されている自動販売機の商品搬出商品において、設計の自由度を小さくするため好ましくないことである。そこで本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、限られたスペースを有効に使うガイド手段によって連動部材を左右あるいは斜めに遊ぶのを防止し、円滑な動作を可能にすることで安定した商品販売ができる自動販売機の商品投出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、商品投出装置は、商品通路内の商品を所定の販売信号に応じて一個ずつ販売するものであり、最下部(最下流側)位置する商品を保持する下フラッパと、下フラッパが後退した時に、一時的に最下部から2番目の商品を保持する上フラッパと、各フラッパを開閉制御するために駆動装置により往復動する連動部材と、連動部材に挿通されたピンをガイドする長穴を設けた支持棒を備え、上記各フラッパを商品通路中央側へ突出・後退させることによって商品の投出を行う商品投出装置において、上記支持棒を連動部材が摺動可能に挟み込むように近接して配置することで、支持棒に連動部材をガイドする機能を設けたものである。
【0011】
これにより、連動部材は支持棒に沿って動作するため、連動部材が動作中に左右あるいは斜め方向に遊ぶのを防止できる。また、支持棒はフレームに固定されているので、回転するフラッパの一部にガイド部を設けた場合に比べ、より安定した連動部材のガイドが可能であり、ガイド部分が回転移動することがなく、その軌跡に空間を設ける必要がない。
【発明の効果】
【0012】
本発明の商品投出装置は、最下部(最下流側)に位置する商品を保持する下フラッパと、下フラッパが後退した時に、一時的に最下部から2番目の商品を保持する上フラッパと、各フラッパを開閉制御するために駆動装置により往復動する連動部材と、連動部材に挿通されたピンをガイドする長穴を設けた支持棒を備え、上記各フラッパを商品通路中央側へ突出・後退させることによって商品の投出を行い、また、上記支持棒を連動部材が摺動可能に挟み込むように近接して配置することで、支持棒に連動部材をガイドする機能を設けたものである。
【0013】
これにより、連動部材は支持棒に沿って動作するため、連動部材が動作中に左右あるいは斜め方向に遊ぶのを防止でき、連動部材が円滑に動作することで、安定した商品の販売が可能である。また、支持棒はフレームに固定されているので、回転するフラッパの一部にガイド部を設けた場合に比べ、より安定した連動部材のガイドが可能であり、ガイド部分が回転移動することがなく、その軌跡に空間を設ける必要がない。
【0014】
さらに、上記商品投出装置において、支持棒の少なくとも一方に突起部を設け、この支持棒の突起部と突起を設けていない側の支持棒あるいは突起部を設けた両側の支持棒によって、連動部材が摺動可能に挟み込むように近接して配置した場合でも同様の効果が得られる。
【0015】
さらに、上記商品投出装置において、支持棒の少なくとも一方に連動部材が摺動可能な溝を設け、この支持棒の溝と溝を設けていない側の支持棒あるいは溝を設けた両側の支持棒によって、連動部材が摺動可能に挟み込むように近接して配置した場合でも同様の効果が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
請求項1に記載の発明は、自動販売機の商品通路に取り付けられ、商品通路の壁面側から中央側に向かって突出・後退して最下流側に位置する商品を保持する主商品支持部材と、前記主商品支持部材の上流側に位置して、揺動軸を中心として揺動し、商品通路中央側へ突出・後退することによって下流側から二番目の商品を保持する次期商品支持部材と、上記主商品支持部材および次期商品支持部材を開閉制御するために駆動装置により往復動する連動部材を備えた商品投出装置において、上記連動部材に挿通されたピンをガイドする長穴を設けた支持棒を、連動部材が摺動可能に挟み込むように近接して配置することで、連動部材の動作中の左右あるいは斜め方向への遊びを防止し、連動部材を円滑に動作させることで、安定した商品販売を可能とするものである。
【0017】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、支持棒の少なくとも一方に突起部を設け、この支持棒の突起部と突起を設けていない側の支持棒あるいは突起部を設けた両側の支持棒によって、連動部材が摺動可能に挟み込むように近接して配置することで、連動部材の動作中の左右あるいは斜め方向への遊びを防止し、連動部材を円滑に動作させることで、安定した商品販売を可能とするものである。
【0018】
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、支持棒の少なくとも一方に連動部材が摺動可能な溝を設け、この支持棒の溝と溝を設けていない側の支持棒あるいは溝を設けた両側の支持棒によって、連動部材が摺動可能に挟み込むように近接して配置することで、連動部材の動作中の左右あるいは斜め方向への遊びを防止し、さらには連動部材の動作方向に対して垂直方向への遊びを防止することで、連動部材を円滑に動作させ、安定した商品販売を可能とするものである。
【0019】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機の側断面図、図2は同実施の形態の自動販売機の商品投出装置の背面から見た正面図、図3は上フラッパの斜視図、図4は下フラッパの斜視図、図5は接合部材の斜視図、図6は自動販売機の商品投出装置の要部断面図、図7は自動販売機の商品投出装置が下から2番目の商品の保持時の説明図、図8は突起を設けた支持棒による連動部材のガイドの説明図、図9は溝を設けた支持棒による連動部材のガイドの説明図である。
【0020】
従来からジュースやビール等の飲料を無人販売する装置として、種々の自動販売機が提供されている。これらの自動販売機では、図1に示すように奥行き方向に複数の商品収容棚21が設けられており、その最下部に商品投出装置22が取り付けられている。
【0021】
この商品収容棚21を用いて、市場に流通しているさまざまな形状や外径寸法の商品を、同一商品通路において商品通路幅を変えることなく販売する場合、商品通路幅は販売を想定している最大径の商品に合わせて設定する必要がある。
【0022】
さらに、自動販売機の商品収容棚に多くの商品を収容するには、商品通路23を商品収容棚内にできるだけ多く設けることが必要であり、限られたスペース内で商品通路を構成する上で、商品投出装置の薄型化は重要な要素である。
【0023】
ここで、商品投出装置22は、商品通路23内の商品を所定の販売信号に応じて一個ずつ販売するものであり、図1に示すように最下部(最下流側)位置する商品を保持する下フラッパと、下フラッパが後退した時に、一時的に最下部から2番目の商品を保持する上フラッパと、各フラッパを開閉制御するために駆動装置により往復動する連動部材と、連動部材に挿通されたピンをガイドする長穴を設けた支持棒を備え、上記各フラッパを商品通路中央側へ突出・後退させることによって商品の投出を行う商品投出装置において、上記支持棒を連動部材が摺動可能に挟み込むように近接して配置することで、支持棒に連動部材をガイドする機能を設けたものである。
【0024】
これにより、連動部材は支持棒に沿って動作するため、連動部材が動作中に左右あるいは斜め方向に遊ぶのを防止できる。また、支持棒はフレームに固定されているので、回転するフラッパの一部にガイド部を設けた場合に比べ、より安定した連動部材のガイドが可能であり、ガイド部分が回転移動することがなく、その軌跡に空間を設ける必要がない。
【0025】
また、図2に示すように、商品投出装置22の枠上のフレーム31には、開口部32が設けられており、この開口部32に上フラッパ33および下フラッパ34が、フレーム31および支持棒A35、支持棒B36によって軸支されたピンC37、ピンD38によって回転自在に設けられている。ここで、下フラッパ34は、商品通路内の最も下流にある商品を保持するものであり、主商品支持部材として機能する。
【0026】
なお、下フラッパ34には後退阻止部材39が配備されている。また、上フラッパ33は商品通路内の下から2番目の商品を保持するものであり、次期商品支持部材として機能する。また、本実施の形態の商品投出装置22は、他にソレノイド40、連動部材41を持つ。
【0027】
フレーム31の開口部32には板状部材42が設けられており、開口部32の下部の一部を閉鎖している。板状部材42が設けられた位置は、フレーム31の中心から向かって左側であり、商品投出装置22を背中合わせに重ねた時に、相手側の商品投出装置22に設けられた連動部材41に、動作を妨げるような荷重がかかることのないように保護する位置に定められている。
【0028】
また、フレーム31の正面側の開口部32の上部には、商品を後述する対向壁43側に寄せて姿勢制御するための突起44が設けられている。
【0029】
図3に示すように、上フラッパ33は、高剛性のエンジニアリングプラスチックや金属のダイガストで成形されたものであり、本体部51と板状突起52を持つ。本体部51は板状であり、上フラッパ33を回転自在に軸支するためのピンC37を挿通するための軸孔53と板状突起52が設けられている。
【0030】
連動部材41の中間部に挿通軸支されたピン54が連動部材41と伴に往復動する際に、ピン54と板状突起52が当接することにより、上フラッパ33がピンC37を軸に回転、押し出される。すなわち、上フラッパ33の板状突起52の形状を決めることで、ピン54が連動部材41と伴に往復動する際の、上フラッパ33の商品通路23側への突出量を決定することができる。
【0031】
図4に示すように、下フラッパ34は略長方形の板状部材で、樹脂製の接合部材55が一体化されたものである。下フラッパ34の一辺側には、下フラッパ34を回転自在に軸支するためのピンD38を挿通するための軸孔56が設けられ、図5に示す樹脂製の接合部材55を係合するための切り欠き部57および略L字型の曲げ部58がある。
【0032】
一方、接合部材55は、板状部59に軸孔60が設けられており、さらに板状部59の平面に対して垂直な面であるガイド部61にガイド溝62が設けられたものである。このガイド溝62は、図5に示すように異形状であり、後退阻止部材39の一端に挿通されているピンE63をガイドするものである。
【0033】
下フラッパ34と接合部材55は、上記した下フラッパ34の略L字型の曲げ部58で嵌め合いによって一体化されており、下フラッパ34の軸孔56と接合部材55の軸孔60は、ピンD38によって挿通され回転自在に軸支されている。
【0034】
後退阻止部材39は、図6に示すように向き合う帯状部分64を持つ板状ロック部材65と、待機時において下フラッパ34に荷重がかかった際に、後述する連動部材41の下側に挿通されたピンF66の上昇を防止するロック部材67とからなる。
【0035】
板状ロック部材65の帯状部分64の上端には、上述したようにピンE63が挿通されており、このピンE63は接合部材55のガイド溝62によって、ガイド溝62内を自在に往復動できるように軸支されている。
【0036】
また、帯状部分64の下端には、支持棒A35、支持棒B36とロック部材67とフック68とを軸支するピンG69が挿通されている。
【0037】
連動部材41は板状の部材であり、フレーム31に設けられたソレノイド40にプランジャー46を介して係合されており、フレーム31に対して上下方向に往復動する。また、連動部材41の中間部には上フラッパ33の突出を制御するピン54が挿通軸支されており、ピン54は支持棒B36に設けられた長穴70によってガイドされる。
【0038】
ここで、本発明の要部である支持棒A35、支持棒B36による連動部材41のガイド機能について説明する。
【0039】
上述したように、支持棒B36には連動部材41に挿通されたピン54をガイドするための長穴70が設けられている。本発明においては、図3に示すようにこの支持棒A35、支持棒B36を連動部材41が摺動可能に挟み込むように近接して配置し、連動部材41は支持棒A35,支持棒B36に沿って動作させることで、連動部材41の動作中の左右あるいは斜め方向に遊びを防止している。
【0040】
また、この支持棒A35,支持棒B36はフレーム31とピンC37、ピンD38によりしっかりと固定されているので、ガイド部分の左右方向へぶれが小さく、連動部材41の安定したガイドが可能である。これらにより、連動部材41を円滑に動作させることで、商品の安定した販売が可能となる。
【0041】
ここで、本実施の形態の自動販売機の商品投出装置22の全体的な作用について、太缶の投出を例に挙げて説明する。
【0042】
ここで、下フラッパ34は、バネによって常に閉じる方向(図6において反時計回り)に付勢されており、また、待機状態での下フラッパ34の位置は後退阻止部材39の帯状部分64に挿通されているピンE63が、図5に示す下フラッパ34と一体化された接合部材55のガイド溝62のX部に当接することで一定となる。
【0043】
また、図6に示すように商品投出装置の向かい側には、壁側突起72を設けた対向壁43が設置されており、商品通路内の最下流に位置する缶(a)は、下フラッパ34におよび壁側突起72、または商品投出装置22の一部および下フラッパ34によって3点で支持されている。
【0044】
つづいて、硬貨の投入および商品の選択により所定の信号が発せられると、ソレノイド40が機能して、プランジャー46を介して連動部材41を引き上げる。この時、支持棒A35、支持棒B36を連動部材41が摺動可能に挟み込むように近接して配置していることで、連動部材41は支持棒A35,支持棒B36に沿って引き上げられ、左右あるいは斜め方向に遊ぶことがない。
【0045】
そして、連動部材41の上昇に伴い、まず連動部材41の下端部に挿通されているピンF66が上昇し、ロック部材67によるロックを解除することで、下フラッパ34がピンD38を中心に図6において時計回りに回転し、商品が下流方向へ落下し始める。
【0046】
この時、後退阻止部材39の帯状部分64の上端に挿通されているピンE63は、樹脂製の接合部材55のガイド溝62に沿って、接合部55がフレーム31に格納される方向(図6において反時計回り)に移動している。
【0047】
また、連動部材41の下端部に挿通されているピンF66が上昇し、ロック部材67によるロックを解除するのとほぼ同時に、連動部材41の中間部に挿通されているピン54が上昇し始め、ピン54が上フラッパ33の板状突起52に当接することで、上フラッパ33がピンC37を中心に回転(図6において時計回り)し商品通路23側に突出し始める。
【0048】
下フラッパ34は、一旦ロック部材67によるロックが解除すると、バネで閉じる方向(図6において反時計回り)に付勢されているものの、後退阻止部材39の帯状部分64の上端に挿通されているピンE63が接合部55のガイド溝62に沿って移動し、下フラッパ34に対するピンの移動角度が変わるため(図5のX部)、太缶の荷重によって下フラッパ34は押し開かれていく。
【0049】
そして、連動部材41が引き続きソレノイド40によってプランジャー46を介して引き上げられる。この時も、支持棒A35,支持棒B36を連動部材41が摺動可能に挟み込むように近接して配置していることで、連動部材41は支持棒A35,支持棒B36沿って引き上げられ、左右あるいは斜め方向に遊ぶことがない。
【0050】
それに伴い上フラッパ33は商品通路23に大きく突出し、下から2番目の商品(b)を保持する。この時、商品(b)は図7に示すように対向壁43の突起部72および上フラッパ33で支持されることによって安定する。
【0051】
このように缶(b)が上フラッパ33によって保持され、下フラッパ34は無荷重となるので、下フラッパ34はバネの力によって待機位置に戻る。
【0052】
その後、ソレノイド40が復帰し連動部材41および上フラッパ33が元の位置に戻り、保持していた商品(b)が下フラッパ34上に落下し次の販売を待つ。
【0053】
なお、本実施の形態では、支持棒A35,支持棒B36を連動部材41が摺動可能に挟み込むように近接して配置していることで、連動部材41が動作中に左右あるいは斜め方向に遊ぶのを防止しているが、図8に示すように支持棒A35,支持棒B36のどちらか一方あるいは両方にスライド用突起部80を設けて、支持棒の突起部80と突起部80を設けていない側の支持棒あるいは突起部80を設けた両側の支持棒を、連動部材41が摺動可能に挟み込むように近接して配置することで、連動部材41を支持棒A35,支持棒B36に沿って円滑に動作させ、連動部材41が動作中に左右あるいは斜め方向に遊ぶのを防止しても良い。
【0054】
さらに、図9に示すように支持棒A35,支持棒B36のどちらか一方あるいは両方に連動部材41が摺動可能なスライド溝81を設けて、この支持棒のスライド溝81とスライド溝81を設けていない側の支持棒あるいはスライド溝81を設けた両側の支持棒を、連動部材41が摺動可能に挟み込むように近接して配置することで、連動部材41を支持棒A35,支持棒B36に沿って円滑に動作させ、連動部材41が動作中に左右あるいは斜め方向に遊ぶのを防止しても良い。また、この方法を用いた場合、連動部材41が溝にはまり込むため、連動部材41の動作方向に対して垂直方向に遊ぶことを同時に防ぐことが可能である。
【0055】
なお、本発明においては支持棒A35,支持棒B36の、連動部材41が動作中に左右あるいは斜め方向に遊ぶのを防止する機能について述べたが、連動部材41の動作前および動作後においても、連動部材41が左右あるいは斜め方向に遊ぶのを防止する機能を支持棒A35、支持棒B36が有していることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0056】
以上のように、本発明における商品投出装置は、連動部材が左右に遊ぶことなく円滑に動作させることで安定した商品販売を行うことが可能となるため、あらゆる構成の商品投出装置に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【図1】本発明の実施の形態1における自動販売機の側断面図
【図2】本発明の実施の形態1における自動販売機の商品投出装置の背面から見た正面図
【図3】本発明の実施の形態1における上フラッパの斜視図
【図4】本発明の実施の形態1における下フラッパの斜視図
【図5】本発明の実施の形態1における接合部材の斜視図
【図6】本発明の実施の形態1における自動販売機の商品投出装置の要部断面図
【図7】本発明の実施の形態1における自動販売機の商品投出装置が下から2番目の商品の保持時の説明図
【図8】本発明の実施の形態1における突起を設けた支持棒による連動部材のガイドの説明図
【図9】本発明の実施の形態1における溝を設けた支持棒による連動部材のガイドの説明図
【図10】従来の自動販売機における商品投出装置の斜視図
【符号の説明】
【0058】
22 商品搬出装置
23 商品通路
35 支持棒A
36 支持棒B
41 連動部材
44 突起
54 ピン
62 ガイド溝
70 長穴




 

 


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