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発明の名称 照明装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−73443(P2007−73443A)
公開日 平成19年3月22日(2007.3.22)
出願番号 特願2005−261351(P2005−261351)
出願日 平成17年9月8日(2005.9.8)
代理人
発明者 大庭 堅一 / 川田 正和
要約 課題
端部においても光量低下が無く、全長に渡って均一な照射を実現可能とする画像処理照明用の照明装置を提供すること。

解決手段
多数の発光素子群(LED群)(1)を一列にライン状に取付基板(6)に配置するとともに、円拡散レンズ(2)、楕円拡散レンズ(3)、集光レンズ(5)、楕円拡散レンズ(4)の配置順序でレンズ群及び取付基板(6)を発光素子群(LED群)と平行に筐体(7)に固定する。
特許請求の範囲
【請求項1】
発光素子群からなる光源および該光源からの出射光を変換するレンズ群からなり、以下の要件a〜dを具備することを特徴とする照明装置。
a.該発光素子群はライン状に配置されていること;
b.該発光素子群と平行に少なくとも1つの円拡散レンズが配置されていること;
c.該円拡散レンズと平行に、互いに拡散度の異なる複数の楕円拡散レンズが配置されていること;および
d. 該複数の楕円拡散レンズの間に、これらレンズと並行に集光レンズが配置されていること。
【請求項2】
該発光素子群、該円拡散レンズ、該楕円拡散レンズ、該集光レンズ、前記楕円拡散レンズ拡散度の異なる楕円拡散レンズの順に配置されている請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
該複数の楕円拡散レンズの各拡散度が5度〜60度で、レンズ間の拡散度の差が5度〜45度である請求項1または2のいずれかに記載の照明装置。
【請求項4】
該光源装置が画像処理照明用または光学機器照明用である請求項1〜3のいずれかに記載の照明装置。




発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、LEDにより代表される発光素子群および該発光素子群からの出射光を変換するレンズ群からなる照明装置に関する。さらに詳しくは、本発明は、特にCCDカメラからなる画像処理用照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、ライン状に配列したLED素子群を光源とするLED照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この装置では、上記文献1の図14あるいは図19に示されるように、集光手段としてのシリンドリカルレンズ(27)とLED素子(25)群との間に楕円拡散レンズ(拡散手段)(28)を挿入し、隣り合うLED素子間の光が途切れる部分(以下、“暗所現象”と呼ぶことがある)を無くすことにより、出射光の均一化が図られている。
ところが、受光素子として、CCDを採用した場合には、CCDカメラ固有の視野角が障害となる。すなわち、CCDカメラで受光した画像は肉眼では鮮明に見えても、実際には、図4に示すように、画像端部で光量不足となる。したがって、上述の照明装置では,受光素子によっては必ずしも最適な照射状態が実現されたわけではない。
【0003】
【特許文献1】特開2003−202294号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、本発明の課題は、上記の問題点を解消し、受光画像の端部においても光量低下がなく、しかも該画像の全長に亘って均一な照射(出射)状態が得られる画像処理用照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者等は、集光レンズと楕円拡散レンズからなるレンズ群に、さらに円拡散レンズ、および該楕円拡散レンズと拡散度を異にする楕円拡散レンズを組み合わせることにより、均一な照射状態が実現されることを究明した。
【発明の効果】
【0006】
本発明の光源装置にあっては、以下のような顕著な効果が奏される。
(1)暗所現象が解消されるので、光源の光量損失がなくなり十分な出射光量が得られる。
(2)出射端部での光量低下がなくなり、均一なライン状の出射光、ひいては均一なライン状の照射状態が得られる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、本発明の照明装置の例について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の照明装置の一例を示す側面図である。
図2は、図1の照明装置に使用する円拡散レンズの斜視図である。
図3は、本発明の照明装置の照度分布を示すグラフである。
図4は、従来の照明装置の照度分布を示すグラフである。
図1において、(1)はLED素子群、(2)は円拡散レンズ、(3)および(4)は楕円拡散レンズ、(5)は集光レンズ、(6)はLED取付基板、そして、(7)は筐体である。ここで、LED素子群(1)、円拡散レンズ(2)、楕円拡散レンズ(3)、楕円拡散レンズ(4)、集光レンズ(5)は、樹脂製あるいは金属製の筐体(7)に固定されて、照明装置を形成している。
【0008】
本発明で特徴的なことは、楕円拡散レンズ(4)と集光レンズ(5)とからなる従来の構成に、円拡散レンズ(2)および楕円拡散レンズ(4)とは拡散度を異にする楕円拡散レンズ(3)を併用した点にある。
こうすることにより、図3に示すように、画像端部においても光量低下がなく、しかも、画像全長に亘って均一で且つ十分な光量の照射が実現される。
【0009】
さらに、本発明について詳述する。
まず、本発明におけるLED素子群(1)としては、標準的な光量が得られるLEDや高輝度タイプ等、市販されている各種仕様のものが採用される。通常は、LED素子を20個〜1000個準備し、これらをLED素子取付基板(6)上にライン状(直線状)に、0.1mm〜1mmの素子間隔で配置すればよい。
上記のLED素子群(1)に隣接する円拡散レンズ(2)は、LED素子群(1)からの入射光を指向性なく全方位に亘って拡散させる機能を有し、本発明においては重要な要素となる。この円拡散レンズ(2)の構成は図2に示される。すなわち、硝子基板あるいはアクリル樹脂等の樹脂基板(9)の片面あるいは両面に球ないし半球状の微小レンズ(8)が平面的(2次元)に配置されて構成され、その拡散度が5度〜60度にあるのが好ましい。また、該微小レンズ(8)の材質としては、通常の集光レンズと同様に硝子あるいは樹脂が採用される。
他方、楕円拡散レンズ(3)および(4)としてはディフュザーとして公知のものが採用される。一例として、多数の微小シリンドリカルレンズをLED素子群(1)と直交する方向に並列に配置したものが挙げられる。これはレンチキュラーレンズとも呼ばれている。レンズの材質としては、通常のレンチキュラーレンズと同様の材質であればよい。このような楕円拡散レンズ(3)は入射光を横方向(ライン状)に指向性を持って拡散させる機能を有している。これら楕円拡散レンズの各拡散度は5度〜60度で、レンズ間の拡散度の差は5度〜45度であることが好ましい。
【0010】
上記したように、本発明では、円拡散レンズ(2)と、互いに拡散度を異にする複数枚の楕円拡散レンズ(3)、(4)と集光レンズ(5)とを組合わせることにより、図3のグラフに示すように、画像端部においても光量低下が無く、したがって画像全長に亘って均一でしかも十分な光量の照射状態を実現している。
この場合、前述の暗所現象を解消するために、円拡散レンズ(2)固有の機能、すなわち各LED素子からの入射光を指向性なく全方位に亘って拡散させる機能が利用されている。他方、楕円拡散レンズは入射光をライン状に指向性をもって拡散させるという固有の機能を有している。そこで本発明では、互いに拡散度の異なる楕円拡散レンズ(3)と(4)による多段拡散により、均一なライン状の出射状態を得るものである。
さらに、これらのレンズの組み合わせの順序については、種々の態様があるが、その中でも、発光素子群(1)、円拡散レンズ(2)、楕円拡散レンズ(3)、集光レンズ(5)、楕円拡散レンズ(4)の順に配置されていることが特に好ましい。
【実施例】
【0011】
以下に、本発明の照明装置の具体例について、図を参照しながら説明する。
(1)LED光源照明の作成
LED素子群(1)として、白色、発光面がφ5mmの砲弾型高輝度タイプのLED素子を36個 を用いて、幅20mm、長さ200mm、厚さ1.6mmのガラスエポキシ製のLED取付基板(6)に一列直線状(ライン状)に配置した。この際のLED素子間の取付ピッチは0.5mmとした。
(2)レンズ類の配置
LED素子群(1)から5mmの間隔で該群に平行に拡散度5度の円拡散レンズ(2)を配置した。つぎに、円拡散レンズ(2)から5mmの間隔で該レンズに平行に拡散度20度の楕円拡散レンズ(3)を配置して。この楕円拡散レンズ(3)から15mmの間隔で該レンズに平行に集光レンズ(5)を配置した。さらに、集光レンズ(5)から50mmの間隔で拡散度50度の楕円拡散レンズ(4)を配置した。これらの部材はすべて、幅200mm、奥行150mm、高さ30mmのアルミニウム製の筐体(7)に固定されて、本発明のLED照明装置が完成した。
つぎに、上記のLED照明装置を使用して対象物を照射して光量等を測定した。比較例として、楕円拡散レンズ(4)と集光レンズ(5)のみからなる従来のLED照明装置を使用して対象物を照射して同様に光量等を測定した。
この結果、本発明のLED照明装置においては、図3のグラフに示すように、従来装置での光量低下(図4)が改善された。すなわち、全照射範囲に亘って、出射光量(照度)のバラツキが5%以下で、出射光は十分に均一光化されていることが確認された。
一方、従来のLED照明装置においては、図4のグラフに示すように装置の両端部での光量低下が大きく、出射光量(出射光量(照度)のバラツキが20%以上で、出射光は均一光化されていないことが確認された。
このバラツキは、(Rmax/Xa)×100%で示され、その際、Rmaxは有効照射部の照度分布における最大照度差、Xaはその平均である。
【産業上の利用可能性】
【0012】
本発明の照明装置は、光量が低下することなく均一なライン状出射光を実現するので、画像処理照明用や光学機器照明用のみならず、商品展示用、屋内照明用あるいは医療用の用途としても使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【図1】図1は、本発明の照明装置の一例を示す側面図である。
【図2】図2は、図1の照明装置に使用する円拡散レンズの斜視図である。
【図3】図3は、本発明の照明装置の照度分布を示すグラフである。
【図4】図4は、従来の照明装置の照度分布を示すグラフである。
【符号の説明】
【0014】

発光素子群(LED群)
2 円拡散レンズ
3 、4 楕円拡散レンズ
5 集光レンズ
6 LED取付基板
7 筐体
8 微小球レンズ
9 基板











 

 


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