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発明の名称 引っ掛けローゼット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−193974(P2007−193974A)
公開日 平成19年8月2日(2007.8.2)
出願番号 特願2006−8580(P2006−8580)
出願日 平成18年1月17日(2006.1.17)
代理人 【識別番号】100123788
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 昭夫
発明者 岩切 義伸
要約 課題
火災報知手段が内蔵された引っ掛けローゼットを実現する。

解決手段
天井に照明器具を設置すると共に、設置された照明器具に電力を供給するために、天井に固定される引っ掛けローゼットであって、本体ケース2と、照明器具を係止・係止解除可能な係止部3と、熱を検知する温度センサ及び温度センサの検知結果に基づいて音を発するブザー5aを備えた火災報知部5とを有する。
特許請求の範囲
【請求項1】
天井に照明器具を固定可能であると共に、固定された照明器具に電力を供給可能である引っ掛けローゼットであって、
前記天井に固定される本体ケース内に、熱と煙の双方または一方を検知する検知手段と、前記検知手段の検知結果に基づいて音と光の双方または一方を発する報知手段とを備えた火災報知部が設けられた引っ掛けローゼット。
【請求項2】
照明器具との間に介装される取付け具に設けられた係止爪を係止・係止解除可能な係止部と、該係止具に係止された前記係止爪と電気的に接続される電源端子とを有する請求項1記載の引っ掛けローゼット。
【請求項3】
前記火災報知部が前記検知手段の検知結果に基づいて外部機器に信号を送信可能な通信手段を有する請求項1又は請求項2記載の引っ掛けローゼット。
【請求項4】
前記火災報知部用の予備電源を有する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の引っ掛けローゼット。
【請求項5】
前記照明器具への電力供給の有無に拘わらず、前記火災報知部に常時電力が供給される配線構造を有する請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の引っ掛けローゼット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天井に照明器具を設置すると共に、設置された照明器具に電力を供給するための引っ掛けローゼットに関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年の火災報知機の性能向上によって、10畳程度の広さの部屋であれば、1つ火災報知機で部屋全体をカバーすることが可能であるが、部屋全体を均一にカバーするためには、部屋の中央であって、かつ、最も高い位置に火災報知機を設置することが望ましい。そして、かかる条件を満たす最適な設置場所は、部屋の天井中央である。しかし、部屋の天井中央には、主照明を吊り下げるための引っ掛けローゼットが設置されていることが多く、火災報知機を天井中央に設置することができない場合が多い。このような場合には、引っ掛けローゼットとの干渉を避けるために、火災報知機の設置位置をずらす他なく、火災報知機を所望の位置に設置することができなかった。
【0003】
また、天井には照明用電源以外の電源が設けられていることは極めて稀であり、火災報知機を設置するスペースが確保できたとしても、火災報知機用の電源を確保できないために設置を断念せざるを得ない場合も多い。かかる問題は、火災報知機を天井中央に設置する場合のみでなく、天井の如何なる位置に設置する場合にも発生する共通の問題である。
【0004】
そこで、特許文献1によって、天井に固定された係止溝付コンセントと、吊り下げられる照明器具に設けられている係止片形状の差し込みのコンセントとの間に介装されるホームセキュリティ装置が提案されている。
【特許文献1】特開2001−250182号公報([0011]、図1)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に開示されているホームセキュリティ装置は、係止溝付コンセント(引っ掛けローゼット)と照明器具との間に介装されるものであって、引っ掛けローゼットに直接照明器具を取り付けることはできない。すなわち、特許文献1に開示されている技術は、既存の引っ掛けローゼットと照明器具との間に火災報知機を割り込ませることを本旨とするものである。一方、本発明は、火災報知手段が予め内蔵された引っ掛けローゼットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の引っ掛けローゼットは、天井に照明器具を固定可能であると共に、固定された照明器具に電力を供給可能である引っ掛けローゼットであって、天井に固定される本体ケース内に、熱と煙の双方または一方を検知する検知手段と、検知手段の検知結果に基づいて音と光の双方または一方を発する報知手段とを備えた火災報知部が設けられていることを特徴とする。
【0007】
本発明の引っ掛けローゼットには、照明器具との間に介装される取付け具に設けられた係止爪を係止・係止解除可能な係止部と、該係止部に係止された係止爪と電気的に接続される電源端子とを設けることができる。また、前記火災報知部には、前記検知手段の検知結果に基づいて外部機器に信号を送信可能な通信手段を設けることができる。また、前記火災報知部用の予備電源を設けることもできる。さらに、照明器具への電力供給の有無に拘わらず、火災報知部に常時電力が供給される配線構造を採用することもできる。
【発明の効果】
【0008】
本発明の引っ掛けローゼットを用いて照明器具を天井に固定するだけで、照明器具と火災報知機の双方を一度に設置することができ、火災報知機用の電源を別途確保する必要もない。さらに、引っ掛けローゼットと照明器具との間に、これらと別体の火災報知機を割り込ませる必要もない。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の引っ掛けローゼットの実施形態の一例について図面を参照しながら説明する。図1は、本例の引っ掛けローゼット1の底面図である。図2は、本例の引っ掛けローゼット1の内部構造を示す断面図である。図3は、本例の引っ掛けローゼット1の使用状態を示す側面図である。
【0010】
本例の引っ掛けローゼット1の構成は、本体ケース2、係止部3、端子台4及び火災報知部5に大別することができる。図1及び図3から理解できるように、本体ケース2は、合成樹脂によって形成されており、略円盤型の外観を呈する。さらに、図2に示すように、本体ケースの上面(使用時に天井と対向する面)には、該本体ケース2を天井に固定するための螺子穴10が形成されている。この螺子穴10に挿入された不図示の螺子を天井に螺合させることによって、当該引っ掛けローゼット1は天井に固定される(図3参照)。また、本体ケースの上面央には、天井裏に敷設され、スイッチその他を介して商用電源に接続されている配線(不図示)を本体ケース2の内部に引き込むための配線穴11が形成されている。
【0011】
さらに、配線穴11の近傍には、端子台4が設けられており、配線穴11から引き込まれた配線は、端子台4に接続される。また、配線穴11の径方向両外側には、略円弧状の一対の係止部3が対向状態で設けられている。一方、図1に示すように、本体ケース2の底面には、係止部3と略同一形状の差込み穴12が形成されており、係止部3は差込み穴12を介して本体ケース2の外部と連通している。そして、照明装置30に設けられている取付け具31(図3)の係止爪(不図示)を係止部3に係止させることによって、照明器具30を引っ掛けローゼット1に吊り下げることができる。具体的には、取付け具31には、一対の係止爪が突設されており、この係止爪を差込み穴12を通して対応する係止部3の一端に嵌合させ、嵌合させた係止爪をそれぞれの係止部3の他端に向けて回動させると、係止爪が係止部3に係止される。この結果、照明器具30が取付け具31を介して引っ掛けローゼット1に固定される。もっとも、かかる係止構造は規格化されたものであり、当業者に自明の構造であるので、これ以上の説明は省略する。但し、引っ掛けローゼット1に照明器具を固定するために両者の間に介在する取付け具は、照明器具と別体の場合もある。特に、シーリングタイプの照明器具に対応した取付け具は、照明器具と別体であることが多い。しかし、取付け具と照明装置との間の固定構造や連結構造は、本発明の本質的事項でないことは、これまでの説明及び今後の説明によって明らかである。
【0012】
再び図2を参照する。それぞれの係止部3の内面には、端子台4と電気的に接続された電源端子(不図示)が設けられており、上記のようにして、係止爪を係止部3に係止させると、両者が物理的に接触し、係止爪と電源端子とが導通する。さらに、係止爪は、照明器具30の電源部とケーブル32(図3)を介して電気的に接続されている。以上によって、係止爪を係止部3に係止させると、照明器具30が取付け具31を介して引っ掛けローゼット1に吊り下げられると共に、吊り下げられた照明器具30に電力が供給される。図4に、本例の引っ掛けローゼット1を用いて照明器具30を天井に設置した場合の配線ブロック図を示す。
【0013】
ここで再び図2を参照する。配線穴11を挟んで端子台4と反対側には、火災報知部5が設けられている。火災報知部5は、所定温度以上の熱を検知すると検知信号を出力する不図示の検知手段(本例では、温度センサ)と、温度センサから出力された検知信号が入力されると音を発する報知手段(本例では、ブザー5a)とを有する。これら温度センサ及びブザー5aは単一のユニットを構成している。さらに、火災報知部5は、端子台4と電気的に接続されており、温度センサやブザー5aを動作させるために必要な電力は、端子台4を介して供給される。
【0014】
もっとも、火災報知部5の検知手段は、煙を検知して検知信号を出力する煙センサに替えることもできる。また、熱と煙の双方を検知して検知信号を出力する熱煙センサに替えることもできる。また、報知手段を蛍光ランプ、電球、LED等とし、光によって異常を報知する構成とすることもできる。ここで、熱煙センサとは、熱センサと煙センサとが一体化されたものであってもよく、別体の熱センサと煙センサとから構成されたものであってもよい。
【0015】
非常事態に備えて、火災報知部5の予備電源を本体ケース2内に備えることもできる。また、火災報知部5には、任意の外部機器に信号を送信する通信手段を設けることもできる。例えば、検知手段の検知結果に基づいて所定の信号を生成する信号生成部と、信号生成部によって生成された信号を有線または無線で送信する信号送信部とからなる通信手段を設けることができる。かかる通信手段を設けることによって、検知手段の検知結果に基づいて所定の外部機器に信号を送信し、該機器に異常を報知させることもできる。さらに、複数の部屋に上記通信手段を備えた火災報知部が内蔵された本発明の引っ掛けローゼットを配置すると共に、それら引っ掛けローゼットと集中管理装置とを有線または無線で接続することによって、集中管理を行うことも可能である。かかる集中管理を実現するための具体的なシステムは、複数の火災報知機を集中管理するために用いられている既存の管理システムを利用或いは応用することによって容易に実現することができる。
【0016】
さらに、図1に示すように、室内で発生した熱や煙が検知手段によって早期、かつ、確実に検知されるように、本体ケース2の底面にはスリット13が形成されている。また、本体ケース2の底面には、ブザー5a(図2)の発した音を本体ケース2の外部に放出するためのブザー音放出穴14も形成されている。もっとも、スリット13やブザー音放出穴14は、本体ケース2の上面や側面に形成することも可能である。
【0017】
図4に示す配線では、照明器具30と火災報知部5とが電源40及び端子台4を共用している。よって、照明器具30を消灯するために電源をOFFにすると、これに連動して火災報知部5への電力供給が絶たれる。そこで、照明器具30の点灯/消灯に拘わらず火災報知部5に常時電力が供給されるように配線を変更することもできる。例えば、図5(a)に示すように、照明器具用の第1電源40a及第1端子台4aと、火災報知部用の第2電源40b及び第2端子台4bとを別々に設ける。この場合、照明器具30を点灯/消灯するために第1電源40aをON/OFFしても、火災報知部5には第2電源40bから電力が常時供給される。また、図5(b)に示すように、同図(a)の第1端子台4a及び第2端子台4bを残しつつ電源40のみを共用とし、かつ、電源40と第1端子台4aとの間にスイッチ50を設けることによって、照明器具30の点灯/消灯に拘わらす、火災報知部5に常時電力を供給することも可能である。ここで、スイッチ50は、電源40と第1端子台4aとの間に介装された壁面スイッチであってもよいし、本体ケース2の内部に設けられ、壁面スイッチその他のスイッチの操作によってON/OFFされるリレー、半導体スイッチ、機械スイッチなどであってもよい。もちろん、図5(a)(b)に示す配線は一例である。要するに、照明器具への電力供給の有無に拘わらず火災報知部に電力が供給されるような配線であればよく、特定の配線に限定されるものではない。また、図5(a)(b)において、図1〜図4と同一の符号は、同一の構成を示す。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】本発明の引っ掛けローゼットの実施形態の一例を示す底面図である。
【図2】図1の引っ掛けローゼットの内部構造を示す断面図である。
【図3】図1の引っ掛けローゼットの使用状態の一例を示す模式図である。
【図4】図1の引っ掛けローゼットの配線構造を示すブロック図である。
【図5】配線構造の他例を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0019】
1 引っ掛けローゼット
2 本体ケース
3 係止部
4 端子台
4a 第1端子台
4b 第2端子台
5 火災報知部
10 螺子穴
11 配線穴
12 差込み穴
13 スリット
14 ブザー音放出穴
30 照明器具
31 取付け具
40 電源
40a 第1電源
40b 第2電源
50 スイッチ




 

 


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