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車両用テールライト - 本田技研工業株式会社
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発明の名称 車両用テールライト
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−95504(P2007−95504A)
公開日 平成19年4月12日(2007.4.12)
出願番号 特願2005−283830(P2005−283830)
出願日 平成17年9月29日(2005.9.29)
代理人 【識別番号】100089509
【弁理士】
【氏名又は名称】小松 清光
発明者 北山 京介 / 多湖 賢司 / 川▲崎▼ 隆
要約 課題

解決手段
特許請求の範囲
【請求項1】
ハウジング内にテールライト用の赤色光源と、ウインカー用の黄色光源からなる複数の光源を備え、これらの複数光源を覆うすりガラス状のレンズを備えた車両用テールライトにおいて、
前記赤色光源と黄色光源を同時点灯したとき、前記レンズ上に赤色光と黄色光の混ざったグラデーション状の面発光部を形成させるようにしたことを特徴とする車両用テールライト。
【請求項2】
前記複数の光源は、中央にテールライト用の赤色光源を配置し、左右にウインカー用の黄色光源を配置するとともに、前記レンズ内を区画のない単一空間としたことを特徴とする請求項1の車両用テールライト。
【請求項3】
前記すりガラス状のレンズをインナーレンズとし、その外側にスモーク状のアウターレンズを間隔を持って重ねたことを特徴とする請求項1の車両用テールライト。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本願は自動2輪車等に使用する車両用テールライトに係り、特に、テールライトとウインカを共通のレンズで覆い、意匠的に新規発光を実現するものに関する。
【背景技術】
【0002】
テールライトとウインカの各バルブを共通のハウジング内に収容するとともに、赤色及び黄色の着色レンズで覆い、かつ各レンズ毎に光源の光を分離するように、レンズ内を区画したし車両用テールライトは公知である。
【特許文献1】特開2005−28933号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上記構造によれば、使用目的の異なるレンズ毎に色を変えた着色レンズを設ける必要がある。そのうえ、各光源から各レンズに至る光の通路を形成するため、レンズの内側空間を区画しなければならないため内部構造が複雑になり、しかも区画により、レンズ表面に明瞭な境界線が生じてしまう。
そのうえ、全ての光源は特定の目的に限定され、例えば、ウインカの発光をテールライトの発光に添えたり又はその反対に使用して意匠的効果並びに視認性を向上させたりすることなどを望むべくもなかった。そこで本願はかかる従来の課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するため車両用テールライトに係る請求項1の発明は、ハウジング内にテールライト用の赤色光源と、ウインカー用の黄色光源からなる複数の光源を備え、これらの複数光源を覆うすりガラス状のレンズを備えた車両用テールライトにおいて、
前記赤色光源と黄色光源を同時点灯したとき、前記レンズ上に赤色光と黄色光の混ざったグラデーション状の面発光部を形成させるようにしたことを特徴とする。
【0005】
請求項2の発明は上記請求項1において、前記複数の光源を、中央にテールライト用の赤色光源を配置し、左右にウインカー用の黄色光源を配置したものとし、前記レンズ内を区画のない単一空間としたことを特徴とする。
【0006】
請求項3の発明は上記請求項1において、前記すりガラス状のレンズをインナーレンズとし、その外側にスモーク状のアウターレンズを間隔を持って重ねたことを特徴とする。

【発明の効果】
【0007】
請求項1の発明によれば、赤色光源と黄色光源を同時点灯したとき、レンズ上に赤色光と黄色光の混ざったグラデーション状の面発光部を形成し、このグラデーション部で、赤色発光部と黄色発光部の境界を解消させることができるので、テールライト全体を斬新な意匠的発光面とすることができ、同時に視認性を向上させることができる。また、色の違うウインカの用の光とテールライト用の光を同時に利用した発光ができる。
【0008】
請求項2の発明によれば、中央にテールライト用の赤色光源を配置し、左右にウインカー用の黄色光源を配置するとともに、レンズ内を区画のない単一空間としたので、テールライト用の赤色光源と、ウインカー用の黄色光源とを選択して点灯させれば、テールライト及びウインカーの機能を実現できるとともに、これらを同時に点灯させれば、双方の色が異なる光を積極的に混合させてグラデーション部を形成することができる。そのうえ、レンズは単一のもので足り、かつ内部を複数に区画する必要がないので、レンズを簡単な構造のものにすることができる。
【0009】
請求項3の発明によれば、すりガラス状のインナーレンズと、その外側に間隔を持って重ねたスモーク状のアウターレンズを設けたので、光源の点灯時には、インナーレンズとアウターレンズにより光を分散さて面発光させることができ、光源を点灯していないときには、アウターレンズがスモーク状のため、内部を見えにくくしてアウターレンズが外観部となるので、アウターレンズによって意匠的効果を増大させることができる。特に、リヤカウルとして利用すれば、車体構成を簡素化できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、図面に基づいて一実施例を説明する。図1は本実施例に係る自動2輪車の右側面図である。車体フレーム1の前端部にはヘッドパイプ2を介してフロントフォーク3が回動自在に支持され、ハンドル4にて操向自在となっている。フロントフォーク3は左右一対で設けられて上下方向に配され、その下端間に前輪5を支持する。
【0011】
車体フレーム1の上方には燃料タンク6が支持され、下方にはエンジン7が支持される。車体フレーム1の側面には、上下に開口8,9が設けられ、上側の開口8にはニーパッド10が設けられる。ニーパッド10はゴムやフォーム樹脂等からなる公知の弾性材料からなるものである。下側の開口9はメンテナンス窓になっている。
【0012】
車体フレーム1の後部からは、シート支持フレーム11が斜め上がりに後方へ一体に延出し、その上にシート12が支持される。シート12の側部13は左右の側方へ張り出し、後部14はストッパとして後方へ突出している。シート12の後方は側面視略三角形状のテールライト15が設けられ、リヤカウルを兼ねている。テールライト15は、その下部が側部13の下部へ連続し、上部がストッパ14の上面と連続する外形をなす。
【0013】
車体フレーム1はアルミ合金等を鋳造等の適宜方法にて成形したものであり、開口8の下方を通って前後方向へ延びるメインフレーム部16と、開口8の上方を側面視で上方へ湾曲したサブフレーム部17を一体に有する。サブフレーム部17の最高点P1は、シート12における乗員のライディングポイントP2よりも高い位置になっている。ライディングポイントPはシート12の上面におけるポイントである。
【0014】
エンジン7のクランクケース18後端には、ピボット軸19を介してリヤアーム20が上下へ揺動自在に支持され、その後端に車軸21を介して後輪22が支持されている。後輪22はエンジン7の出力軸と後輪22のドリブンスプロケット(図示では見えない)間に巻き掛けられたチェーンにより駆動される。
【0015】
23は排気管、24はマフラー、25はライダー用ステップである。26はフェアリングであり、車体前方から車体フレーム1下方のエンジン7の前側側方までを覆う。
【0016】
図2は車体を斜め後方上方から示す図であり、燃料タンク6の後部上面は略V字形のライン6aをなし、この左右を縁取るようにサブフレーム部17が沿っている。左右のサブフレーム部17の後部は左右が連続する連結部30をなし、後方へ突出する燃料タンク6の後端6bとシート12の前端12aとの間に露出している。連結部30は左右方向幅が狭まった幅狭部をなしている。
【0017】
メインフレーム部16はサブフレーム部17より外方へ張り出し、サブフレーム部17とメインフレーム部16の間に開口8により凹部が形成され、ここにニーパッド10が嵌合している。このニーパッド10を設ける部分は開口に限らず凹部であってもよく、要はメインフレーム部16とサブフレーム部17で囲まれた、ニーパッド10を収容できる空間であればよい。
【0018】
車体フレーム1の上面は、燃料タンク6を嵌合する空間が形成され、メインフレーム部16及びサブフレーム部17はヘッドパイプ2から左右へ分離して左右一対をなして後方へ延び、燃料タンク6の後方で左右のサブフレーム部17とメインフレーム部16が接続一体化する。
【0019】
サブフレーム部17の後端部はシート支持フレーム11へ連続する。サブフレーム部17とメインフレーム部16はニーパッド10の後方で接続一体化する。メインフレーム部16はサブフレーム部17及び連結部30よりも左右方向へ張り出している。
【0020】
以下、テールライト15について詳述する。図3はテールライト15部分の拡大側面図であり、テールライト15は後端頂点40が鋭角をなして後方へ長く突出する側面視略三角形状をなし、上面41及び下面42は後端頂点40に向かって後方へ収束するよう斜めに傾斜している。
【0021】
テールライト15の平面視は図2にも示すように、やはり後端頂点40が後方へ突出する三角形をなし、左側面43及び右側面44も後端頂点40へ向かって収束する斜面をなす。
【0022】
図4は点灯状態のテールライト15を車体後方から示す図であり、発光部分を便宜的に格子状ハッチング又は散点模様で表示している。後方視にてテールライト15は横幅が広い形状をなし、発光部として、中央部の赤色発光部45と、左右両端側の黄色発光部46と、これらの境界部であるグラデーション部47とを有する。
但し、この状態は複数の光源を全点灯した状態であり、複数の光源を選択点灯したときは種々の発光パターンを形成する。発光パターンについては後述する。グラデーション部47は黄色発光部46から赤色発光部45へ向かって、黄色から次第に赤色に色が変化する中間部であり、黄色と赤色の混ざった色の部分である。
【0023】
図5は図4の5−5線断面図であり、テールライト15はアウターレンズ50とインナーレンズ51を内外に重ねたレンズ構造を有する。アウターレンズ50とインナーレンズ51は側面視略三角形状をなす相似形であり、若干の間隙をもって重なっている。
【0024】
アウターレンズ50はガラス又は樹脂等からなる、例えばスモーク色に着色された半透明のレンズであり、非点灯時には内部構造を外観させないとともに、リヤカウルを兼ねる部分である。
インナーレンズ51はガラス又は樹脂等からなる、例えば乳白色かつシボ付のレンズであり、光を拡散するようになっている。本願いおいて、シボ付きとは表面を粗面に加工した状態を意味し、すりガラス状のようなものも含むものとする。
【0025】
テールライト15の前端部には、側面視で前方へ凸の略三角形状をなす非透光性材料からなるハウジング52が設けられ、その上部斜面52aはシート12の後部14における底板12aと重なっている。したがって、ハウジング52をシート12へ支持させてテールライト15をリヤカウルとして機能させることができる。ハウジング52の周囲部分に形成されたフランジ部52bは、アウターレンズ50とインナーレンズ51の各前端部間に入り、これらのスペーサーとなっている。
【0026】
ハウジング52の内側には基板53が設けられ、ここに複数の光源54として多数のLEDが取付けられ、テールライト点灯時,ストップランプ点灯時及びウィンカ点灯時に、点灯するようになっている。基板53の上下方向中央部の位置は後端頂点40の高さと一致し、最も遠い位置に最も光量が多くなるようになっている。
【0027】
また、インナーレンズ51とアウターレンズ50との間に微少間隙を形成すること並びにインナーレンズ51を光源54よりアウターレンズ50へ接近させることにより、光源54の光をぼかしてアウターレンズ50表面全体を面発光させるようになっている。本実施例におけるインナーレンズ51とアウターレンズ50との微少間隙は、光源54の長さ程度かそれ以下となっている。
【0028】
さらに、インナーレンズ51を例えば乳白色かつシボ付のものにすることにより光源の光をテールライト15全体へ比較的均一に拡散させることができるので、光源54の点灯時には、アウターレンズ50外観部分における表面全体が面発光して、後方及び側方から視認できるようになっている。
【0029】
図6は光源54及び基板53を後方から示す図である。光源54は赤色LEDからなる赤色光源54aと、黄色LEDからなる黄色光源54bの2種類からなり微少バルブの集合体であり、赤色光源54aは基板53の中央部に配置され、黄色光源54bは赤色光源54aを挟んで左右に配置される。
【0030】
赤色光源54aは、点灯時にテールライト15の後方視でストップランプ又はテールライトとして要求される光量の赤色面発光をなすように数や分布を設定される。なおブレーキ時には電圧を上げて高輝度に発光させるようになっている。同様に黄色光源54bは、左右いずれか一方を点滅点灯させ、テールライト15の後方視でウィンカランプとして要求される光量の黄色面発光をなすように数及び分布を設定される。
【0031】
図では、便宜的に赤色光源54aを黒塗りとし、黄色光源54bを白抜きで表示してある。また参照符号の指示線も一部のみに付してある。これら赤色光源54a及び黄色光源54bの配置や分布密度等は必要に応じて任意に設定できる。
【0032】
次に、本実施例の作用を説明する。図7は、いずれも車体後方からテールライト15の発光状態を模式的に示す図である。図7において、Aは全光源の非点灯時であり、テールライト15は全体がスモーク色のアウターレンズ50として外観され、リヤカウルとして認識される。
【0033】
Bはウィンカの単独点灯時であり、左右いずれかの黄色光源を点滅点灯させるこっとにより、左右いずれか側の黄色発光部46が黄色点滅点灯して通常のウィンカ表示を行う。なお、図6に示したように、黄色光源54bは左右へ偏って配置されているため、発光状態も左右いずれか側に偏った部分が強く黄色で面発光することになる。
【0034】
なお、本図では便宜的に左右を同時点灯状態としているが、左右いずれか側を点滅させることになる。このとき、車体後方のみならず、アウターレンズ50及びインナーレンズ51が車体側方に対しても光を通す構造になっているから、点滅側の車体側方からも認識できる。
【0035】
Cは、テールライト又はストップランプの単独点灯状態であり、赤色光源を点灯させることにより、テールライト15全体を赤色に点灯させ、夜間走行時のテールライト又は制動時のストップランプとして面発光する。夜間のブレーキ時には、赤色光源の輝度W上げることにより強く発光させる。なお、赤色光源は左右方向の中央部を占め、かつ点灯時の光量も比較的多くなるように設定されているから、テールライト全体が赤色に面発光し、車体後方のみならず、側方からも赤色発光したテールライト15を認識できる。
【0036】
Dは赤色光源及び黄色光源を同時に点灯したときであり、夜間走行のようにテールランプ点灯中のウィンカ点灯や、ブレーキと同時にウィンカを点灯するときに生じる。このとき、中央は赤色光源により赤色発光部45が赤色に面発光点灯し、左右の黄色発光部46も黄色光源により黄色面発光して点滅する。
同時に、黄色発光部46と赤色発光部45の境界はグラデーション部47をなし、側方から中央に向かって黄色から赤色に徐々に変化する。
【0037】
このため、従来のように、赤色発光部と黄色発光部が明瞭に区画されることはなく、従来の明瞭な境界に代わって、黄色と赤色の混合したグラデーション部47が形成され、このグラデーション部47がこれまでにない顕著な意匠的発光部を形成し、視認性を高めることができる。しかも、グラデーション部47を積極的に利用するため、テールライト15内にて赤色光源54aと黄色光源54bの発光部を区画する必要がなくなり、テールライト15の内部構造を簡潔にすることができる。
【0038】
また、色の違うウインカの用の黄色光とテールライト用の赤色光を同時に利用した発光ができる。そのうえ、内部を区画のない単一空間としたので、テールライト用の赤色光源54aと、ウインカー用の黄色光源54bとを選択して点灯させれば、テールライト及びウインカーの機能を実現できるとともに、これらを同時に点灯させれば、双方の色が異なる光を積極的に混合させてグラデーション部47を形成するから、これまでは考えられなかった、異なる色の光源の光を同時に利用して、意匠的効果並びに視認性を高めるべく相乗的に利用することができる。
【0039】
そのうえ、インナーレンズ51及びアウターレンズ50は複数の異なる着色部を有するような複雑なものではなく単一構造のもので足り、かつ内部を複数に区画する必要がないので、レンズを簡単な構造で比較的安価なものにすることができる。
【0040】
また、アウターレンズ50をリヤカウルと兼用させることにより、車体構成の簡素化及び部品点数の削減を可能にするとともに、灯火器としての後方及び側方からの視認性を高めることができる。
【0041】
なお、アウターレンズ50は必ずしも必要ではなく、適宜これを省略することもできる。また、光源54もLEDに限定されず、公知の種々なバルブ形式のもの等を利用できる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】実施例に係る車両の右側面図
【図2】同上の車体後方かつ斜め上方から示す図
【図3】テールライト1拡大側面図
【図4】テールライトの後方視図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】光源の配置図
【図7】点灯状態を示す図
【符号の説明】
【0043】
1:車体フレーム、10:ニーパッド、11:シート、15:テールライト、30:メインフレーム部、31:サブフレーム部、45:赤色発光部、46:黄色発光部、47:グラデーション部、50:アウターレンズ、51:インナーレンズ、53:基板、54:LED




 

 


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