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発明の名称 車両用灯具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−242475(P2007−242475A)
公開日 平成19年9月20日(2007.9.20)
出願番号 特願2006−64725(P2006−64725)
出願日 平成18年3月9日(2006.3.9)
代理人 【識別番号】100117020
【弁理士】
【氏名又は名称】榊原 弘造
発明者 澁江 恒久
要約 課題
残像効果によって可動リフレクタからの反射光が明るく見えるようにする。

解決手段
光源1からの光を反射するためのリフレクタの一部が移動可能に構成された車両用灯具において、回転体2b5が回転せしめられると、回転体2b5上の複数の可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4が、固定リフレクタ2aに形成された開口2a1に対して順次対向せしめられるように、複数の可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4および固定リフレクタ2aを配置し、残像効果が生ずる程度に高速で回転体2b5を回転させる。好ましくは、開口2a1に対して対向せしめられた時に光源1からの光が集光せしめられる位置が互いに異なる複数の可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4を回転体2b5上に設けた。
特許請求の範囲
【請求項1】
光源からの光を反射するためのリフレクタの一部が移動可能に構成された車両用灯具において、回転体が回転せしめられると、回転体上の複数の可動リフレクタが、固定リフレクタに形成された開口に対して順次対向せしめられるように、複数の可動リフレクタおよび固定リフレクタを配置し、残像効果が生ずる程度に高速で前記回転体を回転させることを特徴とする車両用灯具。
【請求項2】
前記開口に対して対向せしめられた時に前記光源からの光が集光せしめられる位置が互いに異なる複数の可動リフレクタを前記回転体上に設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光源からの光を反射するためのリフレクタの一部が移動可能に構成された車両用灯具に関し、特には、残像効果によって可動リフレクタからの反射光が明るく見えるようにすることができる車両用灯具に関する。
【0002】
詳細には、本発明は、可動リフレクタが静止せしめられた状態で可動リフレクタからの反射光が照射される場合よりも、残像効果によって可動リフレクタからの反射光が明るく見えるようにすることができる車両用灯具に関する。
【背景技術】
【0003】
従来から、光源からの光を反射するためのリフレクタの一部が移動可能に構成された車両用灯具(車両用前照灯)が知られている。この種の車両用灯具(車両用前照灯)の例としては、例えば特開2005−235731号公報に記載されたものがある。
【0004】
特開2005−235731号公報に記載された車両用灯具(車両用前照灯)では、光源からの光を反射するためのリフレクタとして、固定リフレクタ(一般反射部)と、可動リフレクタ(可動反射部)と、他の固定リフレクタ(付加リフレクタ)とが設けられている。
【0005】
詳細には、特開2005−235731号公報に記載された車両用灯具(車両用前照灯)では、車速が低速の第1のモード時に、可動リフレクタ(可動反射部)が第1の位置に配置され、光源からの光が、固定リフレクタ(一般反射部)および可動リフレクタ(可動反射部)によって反射せしめられている。それにより、第1の配光パターンが形成されている。
【0006】
また、車速が高速の第2のモード時には、可動リフレクタ(可動反射部)が第2の位置に配置され、光源からの光が、固定リフレクタ(一般反射部)および可動リフレクタ(可動反射部)の一部、並びに他の固定リフレクタ(付加リフレクタ)によって反射せしめられている。それにより、第2の配光パターンが形成されている。
【0007】
更に、車速が中速の第3モード時には、可動リフレクタ(可動反射部)が、車速に応じて第1の位置と第2の位置との間の位置に配置されている。それにより、第3の配光パターンが形成されている。
【0008】
【特許文献1】特開2005−235731号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
ところで、特開2005−235731号公報に記載された車両用灯具(車両用前照灯)では、可動リフレクタ(可動反射部)が静止せしめられた状態で配光パターンを形成する3つのモードが設けられているものの、高速で可動リフレクタを移動させ続けるモードが設けられていない。
【0010】
そこで、本発明者は、残像効果が生ずる程度に高速で可動リフレクタを移動させ続けることにより、可動リフレクタが静止せしめられた状態で可動リフレクタからの反射光が照射される場合よりも、可動リフレクタからの反射光が明るく見えるようになる可能性があることを知見し、残像効果が生ずる程度に高速で可動リフレクタを移動させ続けることによって実際に可動リフレクタからの反射光が明るく見えるようになるか否かについて、鋭意研究を行った。
【0011】
その研究の結果、本発明者は、残像効果が生ずる程度に高速で可動リフレクタを移動させ続けることにより、可動リフレクタが静止せしめられた状態で可動リフレクタからの反射光が照射される場合よりも、残像効果によって可動リフレクタからの反射光が明るく見えるようになることを見出したのである。
【0012】
つまり、本発明は、可動リフレクタが静止せしめられた状態で可動リフレクタからの反射光が照射される場合よりも、残像効果によって可動リフレクタからの反射光が明るく見えるようにすることができる車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0013】
請求項1に記載の発明によれば、光源からの光を反射するためのリフレクタの一部が移動可能に構成された車両用灯具において、回転体が回転せしめられると、回転体上の複数の可動リフレクタが、固定リフレクタに形成された開口に対して順次対向せしめられるように、複数の可動リフレクタおよび固定リフレクタを配置し、残像効果が生ずる程度に高速で前記回転体を回転させることを特徴とする車両用灯具が提供される。
【0014】
請求項2に記載の発明によれば、前記開口に対して対向せしめられた時に前記光源からの光が集光せしめられる位置が互いに異なる複数の可動リフレクタを前記回転体上に設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具が提供される。
【発明の効果】
【0015】
請求項1に記載の車両用灯具では、回転体が回転せしめられると、回転体上の複数の可動リフレクタが、固定リフレクタに形成された開口に対して順次対向せしめられるように、複数の可動リフレクタおよび固定リフレクタが配置されている。更に、残像効果が生ずる程度に高速で回転体が回転せしめられる。
【0016】
そのため、請求項1に記載の車両用灯具によれば、可動リフレクタが静止せしめられた状態で可動リフレクタからの反射光が照射される場合よりも、残像効果によって可動リフレクタからの反射光が明るく見えるようにすることができる。
【0017】
請求項2に記載の車両用灯具では、開口に対して対向せしめられた時に光源からの光が集光せしめられる位置が互いに異なる複数の可動リフレクタが回転体上に設けられている。
【0018】
詳細には、請求項2に記載の車両用灯具では、例えば第1の可動リフレクタが開口に対向せしめられた時に、第1の可動リフレクタによって、光源からの光が車両の前方の第1の位置に集光せしめられ、第2の可動リフレクタが開口に対向せしめられた時に、第2の可動リフレクタによって、光源からの光が、第1の位置とは異なる車両の前方の第2の位置に集光せしめられるように、第1の可動リフレクタおよび第2の可動リフレクタが回転体上に設けられている。
【0019】
更に詳細には、請求項2に記載の車両用灯具では、例えば第1の可動リフレクタおよび第2の可動リフレクタが設けられた回転体が、残像効果が生ずる程度に高速で回転せしめられる。
【0020】
そのため、請求項2に記載の車両用灯具によれば、残像効果によって車両の前方の第1の位置および第2の位置の両方が明るく見えるようにすることができる。
【0021】
換言すれば、請求項2に記載の車両用灯具によれば、光源からの光が同じ位置に集光せしめられるように複数の可動リフレクタが回転体上に設けられている場合よりも、可動リフレクタからの反射光が明るく見える範囲を広くすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の車両用灯具の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の車両用灯具を概略的に示した正面図、図2〜図5は第1の実施形態の車両用灯具を図1の上側から見た概略的な部分断面図である。図1〜図5において、1は例えばバルブのような光源を示しており、2a,2b1,2b2,2b3,2b4は光源1からの光を反射するためのリフレクタを示している。詳細には、2aは光源1に対して移動できないように固定された固定リフレクタを示しており、2b1,2b2,2b3,2b4は光源1に対して移動可能に構成された可動リフレクタを示している。
【0023】
第1の実施形態の車両用灯具では、4個の可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4が設けられているが、第2の実施形態の車両用灯具では、代わりに、2個以上の任意の数の可動リフレクタを設けることも可能である。
【0024】
また、図1〜図5において、2a1は固定リフレクタ2aに形成された開口を示しており、2b5は所定の軸線を中心に回転可能に構成された概略四角柱形状の回転体を示している。
【0025】
第1の実施形態の車両用灯具では、回転体2b5が概略四角柱形状に形成されているが、第3の実施形態の車両用灯具では、代わりに、回転体2b5を概略円柱形状に形成することも可能である。
【0026】
また、第1の実施形態の車両用灯具では、回転体2b5と可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4とが別個の部材によって形成されているが、第4の実施形態の車両用灯具では、代わりに、回転体2b5と可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4とを一部材によって形成することも可能である。
【0027】
更に、図1〜図5において、2b6は回転体2b5を回転させるための例えばステッピングモータのようなモータを示しており、2b7はモータ2b6から回転体2b5に駆動を伝達するためのタイミングベルトを示している。
【0028】
第1の実施形態の車両用灯具では、モータ2b6と回転体2b5とがタイミングベルト2b7によって駆動連結されているが、第5の実施形態の車両用灯具では、代わりに、例えばギヤのような他の任意の駆動伝達手段によってモータ2b6と回転体2b5とを駆動連結することも可能である。
【0029】
第1の実施形態の車両用灯具では、回転体2b5が、図2〜図5に矢印で示すようにモータ2b6によって回転せしめられると、回転体2b5上の可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4が開口2a1に対して順次対向せしめられるように、固定リフレクタ2aおよび可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4が配置されている。
【0030】
詳細には、図1および図2に示すように、可動リフレクタ2b1が開口2a1に対向せしめられている時には、光源1からの放射光の一部が、可動リフレクタ2b1によって、例えば平行光のような光に集光せしめられ、車両の前方(図1の手前側、図2の左側)に照射される。また、図1および図3に示すように、可動リフレクタ2b2が開口2a1に対向せしめられている時には、光源1からの放射光の一部が、可動リフレクタ2b2によって、例えば平行光のような光に集光せしめられ、車両の前方(図1の手前側、図3の左側)に照射される。
【0031】
更に、図1および図4に示すように、可動リフレクタ2b3が開口2a1に対向せしめられている時には、光源1からの放射光の一部が、可動リフレクタ2b3によって、例えば平行光のような光に集光せしめられ、車両の前方(図1の手前側、図4の左側)に照射される。また、図1および図5に示すように、可動リフレクタ2b4が開口2a1に対向せしめられている時には、光源1からの放射光の一部が、可動リフレクタ2b4によって、例えば平行光のような光に集光せしめられ、車両の前方(図1の手前側、図5の左側)に照射される。
【0032】
図6は可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4によって照射される配光パターンを示した図である。詳細には、図6(A)は可動リフレクタ2b1によって照射される配光パターン2b1’を示しており、図6(B)は可動リフレクタ2b2によって照射される配光パターン2b2’を示している。また、図6(C)は可動リフレクタ2b3によって照射される配光パターン2b3’を示しており、図6(D)は可動リフレクタ2b4によって照射される配光パターン2b4’を示している。更に、図6(E)は残像効果が生ずる程度に高速で回転体2b5が回転せしめられる時に可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4によって照射される配光パターン2b’を示している。
【0033】
第1の実施形態の車両用灯具では、図6(A)および図6(B)に示すように、可動リフレクタ2b2によって照射される配光パターン2b2’が、可動リフレクタ2b1によって照射される配光パターン2b1’よりも右側に配置されている。また、図6(B)および図6(C)に示すように、可動リフレクタ2b3によって照射される配光パターン2b3’が、可動リフレクタ2b2によって照射される配光パターン2b2’よりも右側に配置されている。更に、図6(C)および図6(D)に示すように、可動リフレクタ2b4によって照射される配光パターン2b4’が、可動リフレクタ2b3によって照射される配光パターン2b3’よりも右側に配置されている。
【0034】
詳細には、第1の実施形態の車両用灯具では、第1モード時に、図1および図2に示すように、可動リフレクタ2b1が開口2a1に対向せしめられる。そのため、可動リフレクタ2b1によって、光源1からの放射光の一部が集光せしめられて車両の前方(図1の手前側、図2の左側)に照射され、図6(A)に示すような配光パターン2b1’が形成される。また、第2モード時には、図1および図3に示すように、可動リフレクタ2b2が開口2a1に対向せしめられる。そのため、可動リフレクタ2b2によって、光源1からの放射光の一部が集光せしめられて車両の前方(図1の手前側、図3の左側)に照射される。その結果、図6(B)に示すように、可動リフレクタ2b1によって形成される配光パターン2b1’(図6(A)参照)よりも右側の位置に配光パターン2b2’が形成される。
【0035】
更に、第3モード時には、図1および図4に示すように、可動リフレクタ2b3が開口2a1に対向せしめられる。そのため、可動リフレクタ2b3によって、光源1からの放射光の一部が集光せしめられて車両の前方(図1の手前側、図4の左側)に照射される。その結果、図6(C)に示すように、可動リフレクタ2b2によって形成される配光パターン2b2’(図6(B)参照)よりも右側の位置に配光パターン2b3’が形成される。また、第4モード時には、図1および図5に示すように、可動リフレクタ2b4が開口2a1に対向せしめられる。そのため、可動リフレクタ2b4によって、光源1からの放射光の一部が集光せしめられて車両の前方(図1の手前側、図5の左側)に照射される。その結果、図6(D)に示すように、可動リフレクタ2b3によって形成される配光パターン2b3’(図6(C)参照)よりも右側の位置に配光パターン2b4’が形成される。
【0036】
更に、第1の実施形態の車両用灯具では、上述した第1モード、第2モード、第3モードおよび第4モードとは別個に、第5モードが設けられている。第5モード時には、図2〜図5に矢印で示すように、残像効果が生ずる程度に高速で回転体2b5が回転せしめられる。そのため、回転体2b5上の可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4が開口2a1に対して順次対向せしめられる。
【0037】
その結果、図6に示すように、可動リフレクタ2b1によって照射される配光パターン2b1’と、可動リフレクタ2b2によって照射される配光パターン2b2’と、可動リフレクタ2b3によって照射される配光パターン2b3’と、可動リフレクタ2b4によって照射される配光パターン2b4’とを重ね合わせた配光パターン2b’が、可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4によって照射される。
【0038】
詳細には、第5モード時には、可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4が静止せしめられた状態で可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4からの反射光が照射される第1〜第4モード時よりも、残像効果によって可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4からの反射光(配光パターン2b’)が搭乗者から明るく見える。
【0039】
第1の実施形態の車両用灯具では、図6に示すように、配光パターン2b1’,2b2’,2b3’,2b4’よりも明るい配光パターン2b’が水平線Hよりも下側に配置されている。そのため、第1の実施形態の車両用灯具によれば、対向車の搭乗者や歩行者がまぶしく感じてしまうのを回避しつつ、可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4が静止せしめられた状態で可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4からの反射光が照射される第1〜第4モード時よりも、第5モード時に残像効果によって可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4からの反射光が明るく見えるようにすることができる。
【0040】
第1の実施形態の車両用灯具では、第1モード、第2モード、第3モード、第4モードおよび第5モードの5つのモードが設けられているが、第6の実施形態の車両用灯具では、代わりに、第2モード、第3モードおよび第4モードの少なくとも1つを省略することも可能である。
【0041】
以下、本発明の車両用灯具の第7の実施形態について説明する。第7の実施形態の車両用灯具は、後述する点を除き、上述した第1の実施形態の車両用灯具とほぼ同様に構成されている。従って、第7の実施形態の車両用灯具によれば、後述する点を除き、上述した第1の実施形態の車両用灯具とほぼ同様の効果を奏することができる。
【0042】
図7は第7の実施形態の車両用灯具を概略的に示した正面図、図8〜図11は第7の実施形態の車両用灯具を図7の上側から見た概略的な部分断面図である。
【0043】
第1の実施形態の車両用灯具では、図1に示すように、開口2a1がバルブ1の側方に配置されているが、第7の実施形態の車両用灯具では、図7に示すように、開口2a11がバルブ1の上方に配置されている。
【0044】
また、第1の実施形態の車両用灯具では、図2〜図5に示すように、可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4として同一形状のリフレクタが用いられているが、第7の実施形態の車両用灯具では、図8〜図11に示すように、可動リフレクタ2b11,2b12,2b13,2b14として異なる形状のリフレクタが用いられている。
【0045】
第7の実施形態の車両用灯具では、回転体2b5が、図8〜図11に矢印で示すようにモータ2b6によって回転せしめられると、回転体2b5上の可動リフレクタ2b11,2b12,2b13,2b14が開口2a11に対して順次対向せしめられるように、固定リフレクタ2aおよび可動リフレクタ2b11,2b12,2b13,2b14が配置されている。
【0046】
詳細には、図7および図8に示すように、可動リフレクタ2b11が開口2a11に対向せしめられている時には、光源1からの放射光の一部が、可動リフレクタ2b11によって反射され、比較的拡散度合いの小さい反射光が車両の前方(図7の手前側、図8の左側)に照射される。また、図7および図9に示すように、可動リフレクタ2b12が開口2a11に対向せしめられている時には、光源1からの放射光の一部が、可動リフレクタ2b12によって反射され、その反射光が車両の右前方(図7の左手前側、図9の左上側)に照射される。
【0047】
更に、図7および図10に示すように、可動リフレクタ2b13が開口2a11に対向せしめられている時には、光源1からの放射光の一部が、可動リフレクタ2b13によって反射され、比較的拡散度合いの大きい反射光が車両の前方(図7の手前側、図10の左側)に照射される。また、図7および図11に示すように、可動リフレクタ2b14が開口2a11に対向せしめられている時には、光源1からの放射光の一部が、可動リフレクタ2b14によって反射され、その反射光が車両の左前方(図7の右手前側、図11の左下側)に照射される。
【0048】
詳細には、第7の実施形態の車両用灯具では、第1モード時に、図7および図8に示すように、可動リフレクタ2b11が開口2a11に対向せしめられる。そのため、可動リフレクタ2b11によって、光源1からの放射光の一部が反射され、その反射光が車両の前方(図7の手前側、図8の左側)に照射される。また、第2モード時には、図7および図9に示すように、可動リフレクタ2b12が開口2a11に対向せしめられる。そのため、可動リフレクタ2b12によって、光源1からの放射光の一部が反射され、その反射光が車両の右前方(図7の左手前側、図9の左上側)に照射される。
【0049】
更に、第7の実施形態の車両用灯具では、第3モード時に、図7および図10に示すように、可動リフレクタ2b13が開口2a11に対向せしめられる。そのため、可動リフレクタ2b13によって、光源1からの放射光の一部が反射され、その反射光が車両の前方(図7の手前側、図10の左側)に照射される。また、第4モード時には、図7および図11に示すように、可動リフレクタ2b14が開口2a11に対向せしめられる。そのため、可動リフレクタ2b14によって、光源1からの放射光の一部が反射され、その反射光が車両の左前方(図7の右手前側、図11の左下側)に照射される。
【0050】
また、第7の実施形態の車両用灯具では、上述した第1モード、第2モード、第3モードおよび第4モードとは別個に、第5モードが設けられている。第5モード時には、図8〜図11に矢印で示すように、残像効果が生ずる程度に高速で回転体2b5が回転せしめられる。そのため、回転体2b5上の可動リフレクタ2b11,2b12,2b13,2b14が開口2a11に対して順次対向せしめられる。
【0051】
その結果、可動リフレクタ2b11によって照射される配光パターン(図示せず)と、可動リフレクタ2b12によって照射される配光パターン(図示せず)と、可動リフレクタ2b13によって照射される配光パターン(図示せず)と、可動リフレクタ2b14によって照射される配光パターン(図示せず)とを重ね合わせた配光パターン(図示せず)が、可動リフレクタ2b11,2b12,2b13,2b14によって照射される。
【0052】
詳細には、第5モード時には、可動リフレクタ2b11,2b12,2b13,2b14が静止せしめられた状態で可動リフレクタ2b11,2b12,2b13,2b14からの反射光が照射される第1〜第4モード時よりも、残像効果によって可動リフレクタ2b11,2b12,2b13,2b14からの反射光が搭乗者から明るく見える。
【0053】
図12は第8の実施形態の車両用灯具の一部を示した図である。図12において、2b21,2b22,2b23,2b24,2b25は可動リフレクタを示しており、2b26は所定の軸線を中心に回転可能に構成された概略円板状の回転体を示している。2b27は回転体2b26を回転させるための例えばステッピングモータのようなモータを示している。
【0054】
第1の実施形態の車両用灯具では、図2に示すように、4個の可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4が設けられているが、第8の実施形態の車両用灯具では、図12に示すように、代わりに、5個の可動リフレクタ2b21,2b22,2b23,2b24,2b25が設けられている。
【0055】
第8の実施形態の車両用灯具においても、第1の実施形態の車両用灯具とほぼ同様に、回転体2b26上の5個の可動リフレクタ2b21,2b22,2b23,2b24,2b25が、固定リフレクタ2a(図1および図2参照)に形成された開口2a1に対して順次対向せしめられるように、5個の可動リフレクタ2b21,2b22,2b23,2b24,2b25および固定リフレクタ2aが配置されている。更に、残像効果が生ずる程度に高速で回転体2b16を回転させるモードが設けられている。
【0056】
そのため、第8の実施形態の車両用灯具によれば、第1の実施形態の車両用灯具とほぼ同様に、可動リフレクタ2b21,2b22,2b23,2b24,2b25が静止せしめられた状態で可動リフレクタ2b21,2b22,2b23,2b24,2b25からの反射光が照射される場合よりも、残像効果によって可動リフレクタ2b21,2b22,2b23,2b24,2b25からの反射光が明るく見えるようにすることができる。
【0057】
第9の実施形態では、上述した第1から第8の実施形態を適宜組合わせることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】第1の実施形態の車両用灯具を概略的に示した正面図である。
【図2】第1の実施形態の車両用灯具を図1の上側から見た概略的な部分断面図である。
【図3】第1の実施形態の車両用灯具を図1の上側から見た概略的な部分断面図である。
【図4】第1の実施形態の車両用灯具を図1の上側から見た概略的な部分断面図である。
【図5】第1の実施形態の車両用灯具を図1の上側から見た概略的な部分断面図である。
【図6】可動リフレクタ2b1,2b2,2b3,2b4によって照射される配光パターンを示した図である。
【図7】第7の実施形態の車両用灯具を概略的に示した正面図である。
【図8】第7の実施形態の車両用灯具を図7の上側から見た概略的な部分断面図である。
【図9】第7の実施形態の車両用灯具を図7の上側から見た概略的な部分断面図である。
【図10】第7の実施形態の車両用灯具を図7の上側から見た概略的な部分断面図である。
【図11】第7の実施形態の車両用灯具を図7の上側から見た概略的な部分断面図である。
【図12】第8の実施形態の車両用灯具の一部を示した図である。
【符号の説明】
【0059】
1 光源
2a 固定リフレクタ
2a1 開口
2b1,2b2,2b3,2b4 可動リフレクタ
2b5 回転体
2b6 モータ
2b7 タイミングベルト




 

 


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