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発明の名称 照明装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−227299(P2007−227299A)
公開日 平成19年9月6日(2007.9.6)
出願番号 特願2006−49987(P2006−49987)
出願日 平成18年2月27日(2006.2.27)
代理人 【識別番号】100117020
【弁理士】
【氏名又は名称】榊原 弘造
発明者 吉野 森久 / 近藤 俊幸
要約 課題
新規な見栄えを提供しつつ、細かい配光制御を行う。

解決手段
両面にプリズムカット3c,3dが形成されたレンズ3を具備する照明装置において、レンズ3の外側表面のプリズムカット3cの稜線3cLをレンズ3の厚さ方向(図2(C)の手前−奥側方向)に投影したものと、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dの稜線3dLをレンズ3の厚さ方向(図2(C)の手前−奥側方向)に投影したものとが0°より大きく90°より小さい角度θをなして交差するように、外側表面のプリズムカット3cおよび内側表面のプリズムカット3dを形成し、内側表面のプリズムカット3d上に微細プリズムカット3eを更に形成した。
特許請求の範囲
【請求項1】
両面にプリズムカットが形成されたレンズを具備する照明装置において、前記レンズの外側表面のプリズムカットの稜線をレンズの厚さ方向に投影したものと、前記レンズの内側表面のプリズムカットの稜線をレンズの厚さ方向に投影したものとが0°より大きく90°より小さい角度をなして交差するように、前記外側表面のプリズムカットおよび前記内側表面のプリズムカットを形成し、前記内側表面のプリズムカット上に微細プリズムカットを更に形成したことを特徴とする照明装置。
【請求項2】
複数の部材を張り合わせることにより、前記外側表面のプリズムカットと、前記内側表面のプリズムカットと、前記内側表面のプリズムカット上の微細プリズムカットとを備えたレンズを形成したことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
凸状の微細プリズムカットを前記内側表面のプリズムカット上に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記外側表面のプリズムカットの断面形状が前記内側表面のプリズムカットの断面形状よりも滑らかな曲線になるように、前記外側表面のプリズムカットおよび前記内側表面のプリズムカットを形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、両面にプリズムカットが形成されたレンズを具備する照明装置に関し、特には、新規な見栄えを提供しつつ、細かい配光制御を行うことができる照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、両面にプリズムカットが形成されたレンズを具備する車両用灯具(照明装置)が知られている。この種の車両用灯具(照明装置)の例としては、例えば特開平5−94705号公報に記載されたものがある。
【0003】
特開平5−94705号公報に記載された車両用灯具(照明装置)では、インナーレンズの照射側(外側)表面にプリズムカットが形成されると共に、インナーレンズの光源側(内側)表面にプリズムカットが形成されている。詳細には、光源から車両の側方に放射された光が、照射側(外側)表面のプリズムカットおよび光源側(内側)表面のプリズムカットによって、車両の前方に屈折あるいは反射せしめられている。
【0004】
ところが、特開平5−94705号公報に記載された車両用灯具(照明装置)では、光源から車両の側方に放射された光を車両の前方に屈折あるいは反射させるために、照射側(外側)表面のプリズムカットおよび光源側(内側)表面のプリズムカットが形成されている。つまり、照射側(外側)表面のプリズムカットおよび光源側(内側)表面のプリズムカットによって、水平面内の配光制御が行われている。
【0005】
それゆえ、特開平5−94705号公報に記載された車両用灯具(照明装置)では、照射側(外側)表面のプリズムカットの稜線と光源側(内側)表面のプリズムカットの稜線とがほぼ平行になるように、照射側(外側)表面のプリズムカットおよび光源側(内側)表面のプリズムカットが配列されていると考えられる。
【0006】
そのため、特開平5−94705号公報に記載された車両用灯具(照明装置)では、車両用灯具(照明装置)の見栄えがありふれたものになってしまい、新規な見栄えに対するユーザーの欲求を満足させることができないおそれがある。
【0007】
また、特開平5−94705号公報に記載された車両用灯具(照明装置)では、上述したように、光源から車両の側方に放射された光を車両の前方に屈折あるいは反射させるために、照射側(外側)表面のプリズムカットおよび光源側(内側)表面のプリズムカットが形成されている。換言すれば、光源から車両の側方に放射された光の殆どが車両の前方に照射せしめられる。
【0008】
そのため、特開平5−94705号公報に記載された車両用灯具(照明装置)では、照射側(外側)表面のプリズムカットおよび光源側(内側)表面のプリズムカットによって細かい配光制御を行うことができない。
【0009】
【特許文献1】特開平5−94705号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
前記問題点に鑑み、本発明は、新規な見栄えを提供しつつ、細かい配光制御を行うことができる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
請求項1に記載の発明によれば、両面にプリズムカットが形成されたレンズを具備する照明装置において、前記レンズの外側表面のプリズムカットの稜線をレンズの厚さ方向に投影したものと、前記レンズの内側表面のプリズムカットの稜線をレンズの厚さ方向に投影したものとが0°より大きく90°より小さい角度をなして交差するように、前記外側表面のプリズムカットおよび前記内側表面のプリズムカットを形成し、前記内側表面のプリズムカット上に微細プリズムカットを更に形成したことを特徴とする照明装置が提供される。
【0012】
請求項2に記載の発明によれば、複数の部材を張り合わせることにより、前記外側表面のプリズムカットと、前記内側表面のプリズムカットと、前記内側表面のプリズムカット上の微細プリズムカットとを備えたレンズを形成したことを特徴とする請求項1に記載の照明装置が提供される。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、凸状の微細プリズムカットを前記内側表面のプリズムカット上に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置が提供される。
【0014】
請求項4に記載の発明によれば、前記外側表面のプリズムカットの断面形状が前記内側表面のプリズムカットの断面形状よりも滑らかな曲線になるように、前記外側表面のプリズムカットおよび前記内側表面のプリズムカットを形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明装置が提供される。
【発明の効果】
【0015】
請求項1に記載の照明装置では、レンズの外側表面のプリズムカットの稜線をレンズの厚さ方向に投影したものと、レンズの内側表面のプリズムカットの稜線をレンズの厚さ方向に投影したものとが0°より大きく90°より小さい角度をなして交差するように、外側表面のプリズムカットおよび内側表面のプリズムカットが形成されている。
【0016】
そのため、請求項1に記載の照明装置によれば、レンズの外側表面のプリズムカットの稜線とレンズの内側表面のプリズムカットの稜線とが平行になっている場合や、レンズの外側表面のプリズムカットの稜線をレンズの厚さ方向に投影したものとレンズの内側表面のプリズムカットの稜線をレンズの厚さ方向に投影したものとが直交している場合とは全く異なる新規な見栄えを提供することができる。
【0017】
更に、請求項1に記載の照明装置では、内側表面のプリズムカット上に微細プリズムカットが更に形成されている。そのため、請求項1に記載の照明装置によれば、内側表面のプリズムカット上の微細プリズムカットによって細かい配光制御を行うことができる。
【0018】
つまり、請求項1に記載の照明装置によれば、新規な見栄えを提供しつつ、細かい配光制御を行うことができる。
【0019】
請求項2に記載の照明装置では、複数の部材を張り合わせることにより、外側表面のプリズムカットと、内側表面のプリズムカットと、内側表面のプリズムカット上の微細プリズムカットとを備えたレンズが形成されている。そのため、請求項2に記載の照明装置によれば、外側表面のプリズムカットと内側表面のプリズムカットと内側表面のプリズムカット上の微細プリズムカットとを備えたレンズを単一の部材によって形成するのに伴って、その部材を成形するための金型が複雑になり、レンズの製造コストが嵩んでしまうのを抑制することができる。
【0020】
請求項3に記載の照明装置では、凸状の微細プリズムカットが、外側表面のプリズムカット上ではなく、内側表面のプリズムカット上に形成されている。そのため、請求項3に記載の照明装置によれば、凸状の微細プリズムカットが外側表面のプリズムカット上に形成されるのに伴って、細かい突起が照明装置の外側に露出してしまうのを回避することができる。
【0021】
つまり、請求項3に記載の照明装置によれば、細かい突起が照明装置の外側に露出してしまうのを回避しつつ、細かい配光制御を行うことができる。
【0022】
請求項4に記載の照明装置では、外側表面のプリズムカットの断面形状が内側表面のプリズムカットの断面形状よりも滑らかな曲線になるように、外側表面のプリズムカットおよび内側表面のプリズムカットが形成されている。好ましくは、外側表面のプリズムカットの断面形状が概略円形になり、内側表面のプリズムカットの断面形状が概略多角形になるように、外側表面のプリズムカットおよび内側表面のプリズムカットが形成されている。換言すれば、外側表面のプリズムカットが概略シリンドリカル形状に形成されている。
【0023】
そのため、請求項4に記載の照明装置によれば、鋭利な断面形状を有する外側表面のプリズムカットが形成されるのに伴って、鋭利な部分が照明装置の外側に露出してしまうのを回避することができる。
【0024】
つまり、請求項4に記載の照明装置によれば、鋭利な部分が照明装置の外側に露出してしまうのを回避しつつ、適切に配光制御を行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0025】
以下、本発明の照明装置の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の照明装置を示した図である。詳細には、図1(A)は第1の実施形態の照明装置の正面図である。更に詳細には、図1(A)は第1の実施形態の照明装置の照射方向から第1の実施形態の照明装置を見た図である。図1(B)は図1(A)のB−B断面図、図1(C)は図1(A)のC−C断面図である。
【0026】
図1において、1は例えばバルブ、LEDなどのような光源を示しており、2は光源1からの光を照射方向(図1(B)の左側、図1(C)の上側)に反射するためのリフレクタを示している。3はリフレクタ2からの光を配光制御するために、両面にプリズムカット3c,3dが形成されたレンズを示している。
【0027】
図2は図1に示したレンズ3の部品図である。詳細には、図2(A)は図1(A)に示したレンズ3を図1(A)の手前側かつ右側から見た斜視図である。図2(B)は図1(A)に示したレンズ3を図1(A)の奥側かつ左側から見た斜視図である。図2(C)は図1(A)に示したレンズ3を図1(A)の手前側から見た正面図である。
【0028】
第1の実施形態の照明装置では、図1(A)、図2(A)および図2(C)に示すように、レンズ3の外側表面のプリズムカット3cの稜線3cLが水平方向に延びているのに対し、図1(A)、図2(B)および図2(C)に示すように、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dの稜線3dLが、水平方向に対して斜めに延びている。
【0029】
詳細には、第1の実施形態の照明装置では、図2(C)に示すように、レンズ3の外側表面のプリズムカット3cの稜線3cLをレンズ3の厚さ方向(図2(C)の手前−奥側方向)に投影したもの(図2(C)中の3cL)と、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dの稜線3dLをレンズ3の厚さ方向(図2(C)の手前−奥側方向)に投影したもの(図2(C)中の3dL)とが、例えば約30°のような、0°より大きく90°より小さい角度θをなして交差している。
【0030】
また、第1の実施形態の照明装置では、図2(A)に示すように、概略円形の断面形状を稜線3cLに沿ってスイープすることにより、レンズ3の外側表面のプリズムカット3cが形成されている。また、図2(B)に示すように、概略三角形の断面形状を稜線3dLに沿ってスイープすることにより、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dが形成されている。
【0031】
そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、レンズ3の外側表面のプリズムカット3cの稜線3cLとレンズ3の内側表面のプリズムカット3dの稜線3dLとが平行になっている場合や、レンズ3の外側表面のプリズムカット3cの稜線3cLをレンズ3の厚さ方向に投影したものとレンズ3の内側表面のプリズムカット3dの稜線3dLをレンズ3の厚さ方向に投影したものとが直交している場合とは全く異なる新規な見栄えを提供することができる。
【0032】
更に、第1の実施形態の照明装置では、図2(B)に示すように、レンズ3の内側表面のプリズムカット3d上に、微細プリズムカット3eが形成されている。そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、レンズ3の内側表面のプリズムカット3d上の微細プリズムカット3eによって細かい配光制御を行うことができる。
【0033】
図3は図2(B)に示した微細プリズムカット3eなどの拡大図である。第1の実施形態の照明装置では、図3に示すように、概略円形の断面形状を稜線3eLに沿ってスイープすることにより、凸状の微細プリズムカット3eが、レンズ3の内側表面のプリズムカット3d上に形成されている。
【0034】
つまり、第1の実施形態の照明装置では、凸状の微細プリズムカット3eがレンズ3の外側表面のプリズムカット3c上に形成されるのではなく、図3に示すように、凸状の微細プリズムカット3eがレンズ3の内側表面のプリズムカット3d上に形成されている。そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、凸状の微細プリズムカット3eがレンズ3の外側表面のプリズムカット3c上に形成されるのに伴って細かい突起が照明装置の外側に露出してしまうのを回避することができる。
【0035】
また、第1の実施形態の照明装置では、図3に示すように、プリズムカット3dの稜線3dLと、微細プリズムカット3eの稜線3eLとが直交せしめられている。
【0036】
更に、第1の実施形態の照明装置では、図1(B)、図2(A)および図2(B)に示すように、レンズ3の外側表面のプリズムカット3cの断面形状がレンズ3の内側表面のプリズムカット3dの断面形状よりも滑らかな曲線になるように、レンズ3の外側表面のプリズムカット3cおよびレンズ3の内側表面のプリズムカット3dが形成されている。詳細には、レンズ3の外側表面のプリズムカット3cが概略シリンドリカル形状に形成され、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dが概略三角柱状に形成されている。
【0037】
そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、鋭利な断面形状を有するレンズ3の外側表面のプリズムカット3cが形成されるのに伴って、鋭利な部分が照明装置の外側に露出してしまうのを回避することができる。
【0038】
図4は第2の実施形態の照明装置のレンズ3の部品図である。詳細には、図4(A)は第2の実施形態の照明装置のレンズ3を手前側かつ右側から見た斜視図である。図4(B)は第2の実施形態の照明装置のレンズ3を奥側かつ左側から見た斜視図である。
【0039】
第1の実施形態の照明装置では、図2(A)および図2(B)に示すように、レンズ3が一部材によって構成されているが、第2の実施形態の照明装置では、図4(A)および図4(B)に示すように、2つの部材3a,3bを張り合わせることによってレンズ3が構成されている。詳細には、レンズ3の外側表面のプリズムカット3cが部材3aに形成され、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dおよび微細プリズムカット3eが部材3bに形成されている。
【0040】
そのため、第2の実施形態の照明装置によれば、外側表面のプリズムカット3cと内側表面のプリズムカット3dと内側表面のプリズムカット3d上の微細プリズムカット3eとを備えたレンズ3を単一の部材によって形成するのに伴って、その部材を成形するための金型が複雑になり、レンズ3の製造コストが嵩んでしまうのを抑制することができる。
【0041】
図5はレンズ3の内側表面のプリズムカット3dの断面形状のバリエーションを示した図である。第1の実施形態の照明装置では、図1(B)、図2(A)、図2(B)、図3および図5(A)に示すように、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dとして、概略三角形の断面形状を有する凸状のプリズムカット3dが形成されているが、第3の実施形態の照明装置では、代わりに、図5(B)に示すように、概略円形の断面形状を有する凸状のプリズムカット3dをレンズ3の内側表面のプリズムカット3dとして形成することも可能である。
【0042】
また、第4の実施形態の照明装置では、代わりに、図5(C)に示すように、概略台形の断面形状を有する凸状のプリズムカット3dをレンズ3の内側表面のプリズムカット3dとして形成することも可能である。あるいは、第5の実施形態の照明装置では、代わりに、図5(D)に示すように、概略四角形の断面形状を有する凸状のプリズムカット3dをレンズ3の内側表面のプリズムカット3dとして形成することも可能である。また、第6の実施形態の照明装置では、代わりに、図5(E)に示すように、概略三角形の断面形状を有する凹状のプリズムカット3dをレンズ3の内側表面のプリズムカット3dとして形成することも可能である。
【0043】
あるいは、第7の実施形態の照明装置では、代わりに、図5(F)に示すように、概略円形の断面形状を有する凹状のプリズムカット3dをレンズ3の内側表面のプリズムカット3dとして形成することも可能である。また、第8の実施形態の照明装置では、代わりに、図5(G)に示すように、概略台形の断面形状を有する凹状のプリズムカット3dをレンズ3の内側表面のプリズムカット3dとして形成することも可能である。あるいは、第9の実施形態の照明装置では、代わりに、図5(H)に示すように、概略四角形の断面形状を有する凹状のプリズムカット3dをレンズ3の内側表面のプリズムカット3dとして形成することも可能である。
【0044】
また、第10の実施形態の照明装置では、代わりに、図5(I)に示すように、概略台形と概略三角形とを組み合わせた断面形状を有する凸状のプリズムカット3dをレンズ3の内側表面のプリズムカット3dとして形成することも可能である。あるいは、第11の実施形態の照明装置では、代わりに、図5(J)に示すように、概略円形と概略三角形とを組み合わせた断面形状を有する凸状のプリズムカット3dをレンズ3の内側表面のプリズムカット3dとして形成することも可能である。
【0045】
更に、第1の実施形態の照明装置では、図1(B)、図2(A)および図2(B)に示すように、レンズ3の外側表面のプリズムカット3cが等間隔に配列され、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dが等間隔に配列されているが、第12の実施形態の照明装置では、代わりに、レンズ3の外側表面のプリズムカット3cおよび/または内側表面のプリズムカット3dを異なる間隔で配列したり、あるいは、隣り合う外側表面のプリズムカット3cおよび/または内側表面のプリズムカット3dを隙間無く隣接させて配列したりすることも可能である。
【0046】
また、第1の実施形態の照明装置では、図1(B)、図2(A)および図2(B)に示すように、レンズ3の外側表面の複数のプリズムカット3cの寸法がすべて均一に設定され、レンズ3の内側表面の複数のプリズムカット3dの寸法がすべて均一に設定されているが、第13の実施形態の照明装置では、代わりに、レンズ3の外側表面の複数のプリズムカット3cの寸法を異ならせたり、レンズ3の内側表面の複数のプリズムカット3dの寸法を異ならせたりすることも可能である。
【0047】
更に、第1の実施形態の照明装置では、図1(B)、図2(A)および図2(B)に示すように、レンズ3外側表面の隣り合うプリズムカット3cの間の部分が、概略円形の断面形状を有する凹状部分によって構成されているが、第14の実施形態の照明装置では、代わりに、レンズ3外側表面の隣り合うプリズムカット3cの間の部分を平面によって構成することも可能である。
【0048】
また、第1の実施形態の照明装置では、図1(B)、図2(A)および図2(C)に示すように、レンズ3の外側表面のプリズムカット3cの稜線3cLが水平方向に延びるようにレンズ3の外側表面のプリズムカット3cが形成されているが、第15の実施形態の照明装置では、代わりに、レンズ3の外側表面のプリズムカット3cの稜線3cLが鉛直方向に延びるようにレンズ3の外側表面のプリズムカット3cを形成することも可能である。
【0049】
図6はレンズ3の内側表面のプリズムカット3d上の微細プリズムカット3eの断面形状等のバリエーションを示した図である。第1の実施形態の照明装置では、図3および図6(A)に示すように、概略円形の断面形状を有する複数の凸状の微細プリズムカット3eが隣接して配列されているが、第16の実施形態の照明装置では、代わりに、図6(B)に示すように、概略三角形の断面形状を有する複数の凸状の微細プリズムカット3eを隣接させて配列することも可能である。あるいは、第17の実施形態の照明装置では、代わりに、図6(C)に示すように、概略台形の断面形状を有する複数の凸状の微細プリズムカット3eを隣接させて配列することも可能である。
【0050】
また、第18の実施形態の照明装置では、代わりに、図6(D)に示すように、概略円形の断面形状を有する複数の凸状の微細プリズムカット3eを離間させて配列することも可能である。あるいは、第19の実施形態の照明装置では、代わりに、図6(E)に示すように、概略三角形の断面形状を有する複数の凸状の微細プリズムカット3eを離間させて配列することも可能である。また、第20の実施形態の照明装置では、代わりに、図6(F)に示すように、概略台形の断面形状を有する複数の凸状の微細プリズムカット3eを離間させて配列することも可能である。
【0051】
あるいは、第21の実施形態の照明装置では、代わりに、図6(G)に示すように、概略四角形の断面形状を有する複数の凸状の微細プリズムカット3eを離間させて配列することも可能である。また、第22の実施形態の照明装置では、代わりに、図6(H)に示すように、概略六角形の断面形状を有する複数の凸状の微細プリズムカット3eを離間させて配列することも可能である。あるいは、第23の実施形態の照明装置では、代わりに、図6(I)に示すように、概略円形の断面形状を有する寸法の異なる凸状の微細プリズムカット3e1および凸状の微細プリズムカット3e2を隣接させて配列することも可能である。
【0052】
また、第24の実施形態の照明装置では、代わりに、図6(J)に示すように、概略円形の断面形状を有する複数の凹状の微細プリズムカット3eを離間させて配列することも可能である。あるいは、第25の実施形態の照明装置では、代わりに、図6(K)に示すように、概略円形の断面形状を有する複数の凹状の微細プリズムカット3eを隣接させて配列することも可能である。また、第26の実施形態の照明装置では、代わりに、図6(K)に示すように、概略円形の断面形状を有する凹状の微細プリズムカット3e3および凸状の微細プリズムカット3e4を隣接させて配列することも可能である。
【0053】
図7はレンズ3の内側表面のプリズムカット3dの稜線3dLと、プリズムカット3d上の微細プリズムカット3eの稜線3eLとの関係のバリエーションを示した図である。第1の実施形態の照明装置では、図3および図7(A)に示すように、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dの稜線3dLと、プリズムカット3d上の微細プリズムカット3eの稜線3eLとがなす角度θ1が約90°に設定されているが、第27の実施形態の照明装置では、代わりに、図7(B)に示すように、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dの稜線3dLと、プリズムカット3d上の微細プリズムカット3eの稜線3eLとがなす角度θ2を90°より大きい値に設定することも可能である。
【0054】
また、第28の実施形態の照明装置では、図7(C)に示すように、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dの稜線3dLと、プリズムカット3d上の微細プリズムカット3e5の稜線3eL5とがなす角度θ3が90°より小さくなり、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dの稜線3dLと、プリズムカット3d上の微細プリズムカット3e6の稜線3eL6とがなす角度θ4が約90°になるように、微細プリズムカット3e5,3e6を形成することも可能である。
【0055】
図8はレンズ3の内側表面のプリズムカット3d上の微細プリズムカット3e7,3e8,3e9,3e10,3e11,3e12のバリエーションを示した図である。第1の実施形態の照明装置では、図3に示すように、概略円形の断面形状を稜線3eLに沿ってスイープすることにより、概略シリンドリカル形状の凸状の微細プリズムカット3eがレンズ3の内側表面のプリズムカット3d上に形成されているが、第29の実施形態の照明装置では、代わりに、図8(A)に示すように、概略四角錐状の凸状の微細プリズムカット3e7をレンズ3の内側表面のプリズムカット3d上に形成することも可能である。
【0056】
また、第30の実施形態の照明装置では、代わりに、図8(B)に示すように、概略四角柱状の凸状の微細プリズムカット3e8をレンズ3の内側表面のプリズムカット3d上に形成することも可能である。あるいは、第31の実施形態の照明装置では、代わりに、図8(C)に示すように、概略球状の凸状の微細プリズムカット3e9をレンズ3の内側表面のプリズムカット3d上に形成することも可能である。また、第32の実施形態の照明装置では、代わりに、図8(D)に示すように、概略四角錐状の凹状の微細プリズムカット3e10をレンズ3の内側表面のプリズムカット3d上に形成することも可能である。
【0057】
あるいは、第33の実施形態の照明装置では、代わりに、図8(E)に示すように、概略四角柱状の凹状の微細プリズムカット3e11をレンズ3の内側表面のプリズムカット3d上に形成することも可能である。また、第34の実施形態の照明装置では、代わりに、図8(F)に示すように、概略球状の凹状の微細プリズムカット3e12をレンズ3の内側表面のプリズムカット3d上に形成することも可能である。
【0058】
図9はレンズ3の内側表面のプリズムカット3dおよびその上に形成された微細プリズムカット3e13,3e14,3e15,3e16,3e17,3e18,3e19,3e20,3e21,3e22のバリエーションを示した図である。図10はレンズ3の内側表面のプリズムカット3dおよびその上に形成された微細プリズムカット3e23,3e24,3e25,3e26,3e27,3e28,3e29,3e30,3e31のバリエーションを示した図である。
【0059】
図9(A)に示す例では、概略円形の断面形状を稜線3dLに沿ってスイープすることにより、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dが形成されている。更に、概略円形の断面形状を稜線3dLに直交させてスイープすることにより、凹状の微細プリズムカット3e13が形成され、概略円形の断面形状を稜線3dLに直交させてスイープすることにより、凸状の微細プリズムカット3e14が形成されている。また、概略三角形の断面形状を稜線3dLに対して90°より小さい角度をなしてスイープすることにより、凸状の微細プリズムカット3e15が形成されている。
【0060】
図9(B)に示す例では、概略台形の断面形状を稜線3dLに沿ってスイープすることにより、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dが形成されている。更に、概略円形の断面形状を稜線3dLに直交させてスイープすることにより、凹状の微細プリズムカット3e16が形成され、概略三角形の断面形状を稜線3dLに直交させてスイープすることにより、凹状の微細プリズムカット3e17が形成されている。また、概略円形の断面形状を稜線3dLに直交させてスイープすることにより、凸状の微細プリズムカット3e18が形成されている。
【0061】
図9(C)に示す例では、概略三角形の断面形状を稜線3dLに沿ってスイープすることにより、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dが形成されている。更に、概略円形の断面形状を稜線3dLに直交させてスイープすることにより、凸状の微細プリズムカット3e19が形成され、概略円形の断面形状を稜線3dLに直交させてスイープすることにより、凸状の微細プリズムカット3e20が形成され、概略円形の断面形状を稜線3dLに直交させてスイープすることにより、凸状の微細プリズムカット3e21が形成されている。詳細には、微細プリズムカット3e19の概略円形の断面形状の曲率よりも、微細プリズムカット3e20の概略円形の断面形状の曲率が大きくされ、微細プリズムカット3e20の概略円形の断面形状の曲率よりも、微細プリズムカット3e21の概略円形の断面形状の曲率が大きくされている。また、多角形の断面形状を稜線3dLに直交させてスイープすることにより、凸状の微細プリズムカット3e22が形成されている。
【0062】
図10(A)に示す例では、多角形の断面形状を稜線3dLに沿ってスイープすることにより、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dが形成されている。更に、概略球状の凸状の微細プリズムカット3e23が形成され、概略球状の凹状の微細プリズムカット3e24が形成され、概略四角錐状の凸状の微細プリズムカット3e25が形成されている。更に、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dの稜線3dLにほぼ平行に延びているV溝状の微細プリズムカット3e26が形成され、稜線3dLに直交する方向に延びている溝状の微細プリズムカット3e27が形成されている。
【0063】
図10(B)に示す例では、円形の断面形状および三角形の断面形状を組み合わせたものを稜線3dLに沿ってスイープすることにより、レンズ3の内側表面のプリズムカット3dが形成されている。更に、概略四角錐状の凸状の微細プリズムカット3e28が形成され、概略三角錐状の凸状の微細プリズムカット3e29が形成され、概略四角柱状の凹状の微細プリズムカット3e30が形成され、概略三角柱状の凸状の微細プリズムカット3e31が形成されている。
【0064】
第35の実施形態では、上述した第1から第34の実施形態および図9および図10に示した例を適宜組合わせることも可能である。
【産業上の利用可能性】
【0065】
本発明の照明装置は、例えば車両用灯具、一般照明灯具、遊技用灯具などに適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0066】
【図1】第1の実施形態の照明装置を示した図である。
【図2】図1に示したレンズ3の部品図である。
【図3】図2(B)に示した微細プリズムカット3eなどの拡大図である。
【図4】第2の実施形態の照明装置のレンズ3の部品図である。
【図5】レンズ3の内側表面のプリズムカット3dの断面形状のバリエーションを示した図である。
【図6】レンズ3の内側表面のプリズムカット3d上の微細プリズムカット3eの断面形状等のバリエーションを示した図である。
【図7】レンズ3の内側表面のプリズムカット3dの稜線3dLと、プリズムカット3d上の微細プリズムカット3eの稜線3eLとの関係のバリエーションを示した図である。
【図8】レンズ3の内側表面のプリズムカット3d上の微細プリズムカット3e7,3e8,3e9,3e10,3e11,3e12のバリエーションを示した図である。
【図9】レンズ3の内側表面のプリズムカット3dおよびその上に形成された微細プリズムカット3e13,3e14,3e15,3e16,3e17,3e18,3e19,3e20,3e21,3e22のバリエーションを示した図である。
【図10】レンズ3の内側表面のプリズムカット3dおよびその上に形成された微細プリズムカット3e23,3e24,3e25,3e26,3e27,3e28,3e29,3e30,3e31のバリエーションを示した図である。
【符号の説明】
【0067】
1 光源
2 リフレクタ
3 レンズ
3c,3d プリズムカット
3cL,3dL 稜線
3e 微細プリズムカット




 

 


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