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発明の名称 照明装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−220572(P2007−220572A)
公開日 平成19年8月30日(2007.8.30)
出願番号 特願2006−41867(P2006−41867)
出願日 平成18年2月20日(2006.2.20)
代理人 【識別番号】100117020
【弁理士】
【氏名又は名称】榊原 弘造
発明者 小池 輝夫 / 番場 正一 / 塚田 桂 / 山田 光雄
要約 課題
発光素子モジュールからの光を照明装置の前後方向に広角に照射する。

解決手段
発光素子1aを有する発光素子モジュール1と、複数の発光素子モジュール1を取り付けるための取り付け部材2と、取り付け部材2を支持するための支柱4とを具備し、取り付け部材2に取り付けられた複数の発光素子モジュール1からの光が複数の異なる向きに指向せしめられるように、取り付け部材2を複数段階に屈曲させた照明装置において、取り付け部材2の先端側の部分に取り付けられた発光素子モジュール1−2の主光軸線L1−2と水平面HLとがなす角度θ1−2が、取り付け部材2の根元側の部分に取り付けられた発光素子モジュール1−8の主光軸線L1−8と水平面HLとがなす角度θ1−8よりも小さくなるように、取り付け部材2を複数段階に屈曲させた。
特許請求の範囲
【請求項1】
発光素子を有する発光素子モジュールと、複数の発光素子モジュールを取り付けるための取り付け部材と、前記取り付け部材を支持するための支持部材とを具備し、前記取り付け部材に取り付けられた複数の発光素子モジュールからの光が複数の異なる向きに指向せしめられるように、前記取り付け部材を複数段階に屈曲させた照明装置において、前記取り付け部材の先端側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度が、前記取り付け部材の根元側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度よりも小さくなるように、前記取り付け部材を複数段階に屈曲させたことを特徴とする照明装置。
【請求項2】
前記取り付け部材の先端側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線を、照明装置の前側のうち、照明装置から離れた位置に指向させ、前記取り付け部材の根元側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線を、照明装置の前側のうち、照明装置に近い位置に指向させたことを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記発光素子から放射された光を集光させるためのレンズを設け、照明装置の左右方向の集光度合いが照明装置の前後方向の集光度合いよりも小さくなるように、前記レンズの集光特性を設定したことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記取り付け部材を複数個の区画に分割し、前記取り付け部材の区画数よりも少ない数の発光素子モジュールを前記取り付け部材に取り付けたことを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、取り付け部材に取り付けられた複数の発光素子モジュールからの光が複数の異なる向きに指向せしめられるように取り付け部材が複数段階に屈曲せしめられた照明装置に関し、特には、発光素子モジュールからの光を照明装置の前後方向に広角に照射することができる照明装置に関する。
【0002】
詳細には、本発明は、照明装置の前側のうち、照明装置に近い位置および照明装置から離れた位置の両方を明るく照らすことができる照明装置に関する。
【背景技術】
【0003】
従来から、発光素子を有する発光素子モジュールと、複数の発光素子モジュールを取り付けるための取り付け部材と、取り付け部材を支持するための支持部材とを具備し、取り付け部材に取り付けられた複数の発光素子モジュールからの光が複数の異なる向きに指向せしめられるように、取り付け部材を複数段階に屈曲させた照明装置(照明器具)が知られている。この種の照明装置(照明器具)の例としては、例えば特開2004−200102号公報に記載されたものがある。
【0004】
特開2004−200102号公報に記載された照明装置(照明器具)では、複数個の白色発光ダイオードと、1個の平面プリント基板とによって1個の発光素子モジュールが構成されている。また、5段階に屈曲せしめられた取り付け部材(取付金具)に対して5個の発光素子モジュールが取り付けられている。更に、5個の発光素子モジュールが取り付けられた取り付け部材(取付金具)が、支持部材(ポール)によって支持されている。
【0005】
詳細には、特開2004−200102号公報に記載された照明装置(照明器具)では、取り付け部材(取付金具)が左右方向に5段階に屈曲せしめられている。
【0006】
そのため、特開2004−200102号公報に記載された照明装置(照明器具)では、左右方向に5段階に屈曲せしめられた取り付け部材(取付金具)のうち、取り付け部材(取付金具)の中央部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度が最も大きくなり、その右側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度が2番目に大きくなり、その更に右側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度が最も小さくなっている。
【0007】
また、特開2004−200102号公報に記載された照明装置(照明器具)では、左右方向に5段階に屈曲せしめられた取り付け部材(取付金具)のうち、取り付け部材(取付金具)の中央部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度が最も大きくなり、その左側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度が2番目に大きくなり、その更に左側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度が最も小さくなっている。
【0008】
その結果、特開2004−200102号公報に記載された照明装置(照明器具)では、取り付け部材(取付金具)に取り付けられた5個の発光素子モジュールからの光が、5方向に指向せしめられ、照明装置(照明器具)の左右方向に広角に照射されている。
【0009】
それゆえ、例えば特開2004−200102号公報に記載された照明装置(照明器具)を道路の端に設置した場合には、発光素子モジュールからの光を道路の走行方向に広角に照射することができる。
【0010】
ところで、特開2004−200102号公報に記載された照明装置(照明器具)では、取り付け部材(取付金具)が、左右方向に屈曲せしめられているものの、前後方向には屈曲せしめられていない。
【0011】
詳細には、特開2004−200102号公報に記載された照明装置(照明器具)では、取り付け部材(取付金具)が左右方向に屈曲せしめられているために、取り付け部材(取付金具)の右側あるいは左側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度が、取り付け部材(取付金具)の中央部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度よりも小さくなっているものの、取り付け部材(取付金具)が前後方向には屈曲せしめられていないため、取り付け部材(取付金具)の中央部分に取り付けられた発光素子モジュールのうち、先端側に位置する白色発光ダイオードの主光軸線と、根元側に位置する白色発光ダイオードの主光軸線とがほぼ平行になっている。
【0012】
その結果、特開2004−200102号公報に記載された照明装置(照明器具)では、発光素子モジュールからの光を、照明装置(照明器具)の左右方向に広角に照射することができるものの、照明装置(照明器具)の前後方向には広角に照射することができない。
【0013】
それゆえ、特開2004−200102号公報に記載された照明装置(照明器具)では、照明装置(照明器具)の前側のうち、照明装置(照明器具)に近い位置を明るく照らそうとすると、照明装置(照明器具)から離れた位置を明るく照らすことができなくなってしまい、一方、照明装置(照明器具)の前側のうち、照明装置(照明器具)から離れた位置を明るく照らそうとすると、照明装置(照明器具)に近い位置を明るく照らすことができなくなってしまう。
【0014】
詳細には、例えば特開2004−200102号公報に記載された照明装置(照明器具)を道路の端に設置した場合には、発光素子モジュールからの光を道路の車線方向に広角に照射することができず、その結果、道路の車線方向のうち、照明装置(照明器具)に近い位置の路面、あるいは、照明装置(照明器具)から離れた位置の路面のいずれか一方しか明るく照らすことができない。
【0015】
【特許文献1】特開2004−200102号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
前記問題点に鑑み、本発明は、発光素子モジュールからの光を照明装置の前後方向に広角に照射することができる照明装置を提供することを目的とする。
【0017】
換言すれば、本発明は、照明装置の前側のうち、照明装置に近い位置および照明装置から離れた位置の両方を明るく照らすことができる照明装置を提供することを目的とする。
【0018】
詳細には、本発明は、道路の車線方向のうち、照明装置に近い位置の路面および照明装置から離れた位置の路面の両方を明るく照らすことができる照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0019】
請求項1に記載の発明によれば、発光素子を有する発光素子モジュールと、複数の発光素子モジュールを取り付けるための取り付け部材と、前記取り付け部材を支持するための支持部材とを具備し、前記取り付け部材に取り付けられた複数の発光素子モジュールからの光が複数の異なる向きに指向せしめられるように、前記取り付け部材を複数段階に屈曲させた照明装置において、前記取り付け部材の先端側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度が、前記取り付け部材の根元側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度よりも小さくなるように、前記取り付け部材を複数段階に屈曲させたことを特徴とする照明装置が提供される。
【0020】
請求項2に記載の発明によれば、前記取り付け部材の先端側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線を、照明装置の前側のうち、照明装置から離れた位置に指向させ、前記取り付け部材の根元側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線を、照明装置の前側のうち、照明装置に近い位置に指向させたことを特徴とする請求項1に記載の照明装置が提供される。
【0021】
請求項3に記載の発明によれば、前記発光素子から放射された光を集光させるためのレンズを設け、照明装置の左右方向の集光度合いが照明装置の前後方向の集光度合いよりも小さくなるように、前記レンズの集光特性を設定したことを特徴とする請求項2に記載の照明装置が提供される。
【0022】
請求項4に記載の発明によれば、前記取り付け部材を複数個の区画に分割し、前記取り付け部材の区画数よりも少ない数の発光素子モジュールを前記取り付け部材に取り付けたことを特徴とする請求項3に記載の照明装置が提供される。
【発明の効果】
【0023】
請求項1及び2に記載の照明装置では、取り付け部材の先端側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度が、取り付け部材の根元側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度よりも小さくなるように、取り付け部材が複数段階に屈曲せしめられている。
【0024】
換言すれば、請求項1及び2に記載の照明装置では、取り付け部材が照明装置の前後方向に複数段階に屈曲せしめられ、その結果、取り付け部材の先端側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度が、取り付け部材の根元側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線と水平面とがなす角度よりも小さくなっている。
【0025】
好ましくは、請求項1及び2に記載の照明装置では、取り付け部材の先端側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線が、照明装置の前側のうち、照明装置から離れた位置に指向せしめられ、取り付け部材の根元側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線が、照明装置の前側のうち、照明装置に近い位置に指向せしめられている。
【0026】
そのため、請求項1及び2に記載の照明装置によれば、発光素子モジュールからの光を照明装置の前後方向に広角に照射することができる。
【0027】
換言すれば、請求項1及び2に記載の照明装置によれば、照明装置の前側のうち、照明装置に近い位置および照明装置から離れた位置の両方を明るく照らすことができる。
【0028】
詳細には、請求項1及び2に記載の照明装置を道路の端に設置した場合には、道路の車線方向のうち、照明装置に近い位置の路面および照明装置から離れた位置の路面の両方を明るく照らすことができる。
【0029】
また、請求項1及び2に記載の照明装置では、上述したように、取り付け部材の先端側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線が、照明装置の前側のうち、照明装置から離れた位置に指向せしめられているため、取り付け部材の根元側の部分に取り付けられた発光素子モジュールの主光軸線が、照明装置の前側のうち、照明装置から離れた位置に指向せしめられる場合よりも、発光素子モジュールからの光路を短くすることができ、照明装置から離れた位置を明るく照らすことができる。
【0030】
請求項3に記載の照明装置では、発光素子から放射された光を集光させるためのレンズが設けられている。更に、照明装置の左右方向の集光度合いが照明装置の前後方向の集光度合いよりも小さくなるように、レンズの集光特性が設定されている。
【0031】
そのため、請求項3に記載の照明装置によれば、発光素子モジュールの左右方向寸法を小さく抑えつつ、発光素子モジュールからの光を照明装置の左右方向に広角に照射することができる。それゆえ、請求項3に記載の照明装置によれば、複数の発光素子モジュールが取り付けられる取り付け部材の左右方向寸法を小さく抑えつつ、発光素子モジュールからの光を照明装置の左右方向に広角に照射することができる。
【0032】
つまり、請求項3に記載の照明装置によれば、複数の発光素子モジュールおよび取り付け部材が支持部材から左右方向に突出する量を小さく抑えつつ、発光素子モジュールからの光を照明装置の左右方向に広角に照射することができる。
【0033】
取り付け部材を複数個の区画に分割し、取り付け部材の区画数と同一の数の発光素子モジュールを取り付け部材に取り付けると、ある区画に取り付けられた発光素子モジュールからの光と、他の区画に取り付けられた発光素子モジュールからの光とが重なり合ってしまう。
【0034】
この点に鑑み、請求項4に記載の照明装置では、ある区画に取り付けられた発光素子モジュールからの光と、他の区画に取り付けられた発光素子モジュールからの光とが重なり合ってしまうのを低減するために、取り付け部材が複数個の区画に分割され、取り付け部材の区画数よりも少ない数の発光素子モジュールが取り付け部材に取り付けられている。
【0035】
そのため、請求項4に記載の照明装置によれば、照明装置全体の性能を低下させることなく、発光素子モジュールの数を低減することができる。その結果、請求項4に記載の照明装置によれば、照明装置全体の性能を低下させることなく、照明装置の製造コストおよび運転コストを低減することができる。
【0036】
換言すれば、請求項4に記載の照明装置では、発光素子モジュールの数よりも多い数の区画が取り付け部材に形成されている。そのため、請求項4に記載の照明装置によれば、発光素子モジュールが取り付けられる区画を変更することにより、つまり、発光素子モジュールが取り付けられる位置を変更することにより、照明装置全体の特性を容易に変更することができる。すなわち、照明装置が設置される状況に応じて照明装置全体の特性を容易に変更することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0037】
以下、本発明の照明装置の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の照明装置の一部を構成する発光素子モジュール1を示した図である。詳細には、図1(A)は部分的に断面で示した発光素子モジュール1の左側面図、図1(B)は発光素子モジュール1の正面図、図1(C)は発光素子モジュール1を前側かつ左側かつ下側から見た斜視図、図1(D)は発光素子モジュール1の底面図である。
【0038】
図1において、1aは例えばLEDのような発光素子を示している。1bは発光素子1aから放射された光を下向き(図1(A)および図1(B)の下側)に反射するための反射面を備えたリフレクタを示している。1cは発光素子1aからの直射光およびリフレクタ1bの反射面からの反射光を配光制御するためにリフレクタ1bに取り付けられたレンズを示している。
【0039】
また、図1において、1dは発光素子1aおよびリフレクタ1bを支持し、かつ、発光素子1aが発生した熱を放熱あるいは熱伝導するための熱インターフェース材を示している。1eは熱インターフェース材1dを支持するためのハウジングを示している。1e1はハウジング1eの一部を構成しているフィンを示している。1fは発光素子1a、リフレクタ1b、レンズ1cおよび熱インターフェース材1dを覆うためのカバーを示している。2は発光素子モジュール1を取り付けるための取り付け部材を示している。
【0040】
第1の実施形態の照明装置では、発光素子1aが発生した熱の一部が、熱インターフェース材1dから放熱せしめられる。また、発光素子1aが発生した熱の一部が、熱インターフェース材1dを介してハウジング1eのフィン1e1に熱伝導され、フィン1e1から放熱せしめられる。更に、発光素子1aが発生した熱の一部が、熱インターフェース材1dおよびハウジング1eを介して取り付け部材2に熱伝導され、取り付け部材2から放熱せしめられる。
【0041】
第1の実施形態の照明装置では、図1に示すように、1個の発光素子モジュール1に3組の発光素子1a、リフレクタ1bおよびレンズ1cが設けられているが、第2の実施形態の照明装置では、代わりに、3組以外の任意の組数の発光素子1a、リフレクタ1bおよびレンズ1cを1個の発光素子モジュール1に設けることも可能である。
【0042】
図2は図1に示した発光素子モジュール1から照射される光の配光パターンを示した図である。図2の左側が、図1に示した発光素子モジュール1の後側(図1(C)の左下側)に相当し、図2の右側が、図1に示した発光素子モジュール1の前側(図1(C)の右上側)に相当し、図2の上側が、図1に示した発光素子モジュール1の右側(図1(C)の右下側)に相当し、図2の下側が、図1に示した発光素子モジュール1の左側(図1(C)の左上側)に相当している。
【0043】
第1の実施形態の照明装置では、図1および図2に示すように、発光素子モジュール1の左右方向(図1(A)の手前−奥側方向、図1(B)の左右方向、図1(C)の左上−右下側方向、図1(D)の左右方向、図2の上下方向)の集光度合いが、発光素子モジュール1の前後方向(図1(A)の左右方向、図1(B)の手前−奥側方向、図1(C)の右上−左下側方向、図1(D)の上下方向、図2の左右方向)の集光度合いよりも小さくなるように、レンズ1cの集光特性が設定されている。
【0044】
換言すれば、第1の実施形態の照明装置では、図2に示すように、発光素子モジュール1から照射される光の配光パターンが、前後方向(図2の左右方向)よりも左右方向(図2の上下方向)に長くなるように設定されている。
【0045】
図3および図4は図1に示した発光素子モジュール1が複数取り付けられた取り付け部材2、並びに、複数の発光素子モジュール1および取り付け部材2を覆うためのランプ傘3を示した図である。詳細には、図3(A)は取り付け部材2およびランプ傘3の正面図、図3(B)は取り付け部材2およびランプ傘3の底面図、図4(A)はランプ傘3の左側面図、図4(B)はランプ傘3の一部を透視して見た取り付け部材2の左側面図である。
【0046】
第1の実施形態の照明装置では、図3(A)および図3(B)に示すように、取り付け部材2が18個の区画2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,2−6,2−7,2−8,2−9,2−10,2−11,2−12,2−13,2−14,2−15,2−16,2−17,2−18に分割され、それらの区画のうち、14個の区画に対して、図1に示した発光素子モジュール1(1−1,1−2,1−3,1−4,1−6,1−7,1−8,1−9,1−10,1−12,1−13,1−15,1−16,1−18)が14個取り付けられている。
【0047】
詳細には、図3(A)および図3(B)に示すように、取り付け部材2の区画2−1と、区画2−2と、区画2−3とが、2段階に屈曲せしめられ、凹状(詳細には、下側から見て凹状)に形成されている。その結果、区画2−1に取り付けられた発光素子モジュール1−1と、区画2−2に取り付けられた発光素子モジュール1−2と、区画2−3に取り付けられた発光素子モジュール1−3とが、異なる方向に指向せしめられている。
【0048】
また、図3(A)および図3(B)に示すように、取り付け部材2の区画2−4と、区画2−5と、区画2−6とが、2段階に屈曲せしめられ、凹状(詳細には、下側から見て凹状)に形成されている。その結果、区画2−4に取り付けられた発光素子モジュール1−4と、区画2−6に取り付けられた発光素子モジュール1−6とが、互いに異なる方向に指向せしめられている。更に、取り付け部材2の区画2−2に対して区画2−1,2−3を屈曲させる角度と、取り付け部材2の区画2−5に対して区画2−4,2−6を屈曲させる角度とが異なる値に設定されている。その結果、区画2−4に取り付けられた発光素子モジュール1−4、および、区画2−6に取り付けられた発光素子モジュール1−6は、発光素子モジュール1−1,1−2,1−3とも異なる方向に指向せしめられている。
【0049】
更に、図3(A)および図3(B)に示すように、取り付け部材2の区画2−7と、区画2−8と、区画2−9とが、2段階に屈曲せしめられ、凹状(詳細には、下側から見て凹状)に形成されている。その結果、区画2−7に取り付けられた発光素子モジュール1−7と、区画2−8に取り付けられた発光素子モジュール1−8と、区画2−9に取り付けられた発光素子モジュール1−9とが、互いに異なる方向に指向せしめられている。また、図3(B)および図4(B)に示すように、取り付け部材2の区画2−5と、区画2−8とが、凸状(詳細には、下側から見て凸状)に屈曲せしめられている。その結果、区画2−7に取り付けられた発光素子モジュール1−7、区画2−8に取り付けられた発光素子モジュール1−8、および、区画2−9に取り付けられた発光素子モジュール1−9は、発光素子モジュール1−1,1−2,1−3,1−4,1−6とも異なる方向に指向せしめられている。
【0050】
また、図3(A)および図3(B)に示すように、取り付け部材2の区画2−10と、区画2−11と、区画2−12とが、2段階に屈曲せしめられ、凹状(詳細には、下側から見て凹状)に形成されている。その結果、区画2−10に取り付けられた発光素子モジュール1−10と、区画2−12に取り付けられた発光素子モジュール1−12とが、互いに異なる方向に指向せしめられている。更に、取り付け部材2の区画2−8に対して区画2−7,2−9を屈曲させる角度と、取り付け部材2の区画2−11に対して区画2−10,2−12を屈曲させる角度とが異なる値に設定されている。その結果、区画2−10に取り付けられた発光素子モジュール1−10、および、区画2−12に取り付けられた発光素子モジュール1−12は、発光素子モジュール1−1,1−2,1−3,1−4,1−6,1−7,1−8,1−9とも異なる方向に指向せしめられている。
【0051】
更に、図3(A)および図3(B)に示すように、取り付け部材2の区画2−13と、区画2−14と、区画2−15とが、2段階に屈曲せしめられ、凹状(詳細には、下側から見て凹状)に形成されている。その結果、区画2−13に取り付けられた発光素子モジュール1−13と、区画2−15に取り付けられた発光素子モジュール1−15とが、互いに異なる方向に指向せしめられている。また、図3(B)および図4(B)に示すように、取り付け部材2の区画2−11と、区画2−14とが、凸状(詳細には、下側から見て凸状)に屈曲せしめられている。その結果、区画2−13に取り付けられた発光素子モジュール1−13、および、区画2−15に取り付けられた発光素子モジュール1−15は、発光素子モジュール1−1,1−2,1−3,1−4,1−6,1−7,1−8,1−9,1−10,1−12とも異なる方向に指向せしめられている。
【0052】
また、図3(A)および図3(B)に示すように、取り付け部材2の区画2−16と、区画2−17と、区画2−18とが、2段階に屈曲せしめられ、凹状(詳細には、下側から見て凹状)に形成されている。その結果、区画2−16に取り付けられた発光素子モジュール1−16と、区画2−18に取り付けられた発光素子モジュール1−18とが、互いに異なる方向に指向せしめられている。更に、取り付け部材2の区画2−14に対して区画2−13,2−15を屈曲させる角度と、取り付け部材2の区画2−17に対して区画2−16,2−18を屈曲させる角度とが異なる値に設定されている。その結果、区画2−16に取り付けられた発光素子モジュール1−16、および、区画2−18に取り付けられた発光素子モジュール1−18は、発光素子モジュール1−1,1−2,1−3,1−4,1−6,1−7,1−8,1−9,1−10,1−12,1−13,1−15とも異なる方向に指向せしめられている。
【0053】
図5は第1の実施形態の照明装置10の全体図である。詳細には、図5(A)は第1の実施形態の照明装置10の正面図、図5(B)は第1の実施形態の照明装置10の左側面図である。
【0054】
図5において、4は図3および図4に示した取り付け部材2を支持するための支柱を示している。1−1Rは図3(A)および図3(B)に示した発光素子モジュール1−1から照射される光の配光パターンの右縁部(図2の上縁部)を示している。1−3Lは図3(A)および図3(B)に示した発光素子モジュール1−3から照射される光の配光パターンの左縁部(図2の下縁部)を示している。
【0055】
また、図5において、L1−2は図3(A)、図3(B)および図4(B)に示した発光素子モジュール1−2の主光軸線を示している。L1−8は図3(A)、図3(B)および図4(B)に示した発光素子モジュール1−8の主光軸線を示している。θ1−2は発光素子モジュール1−2の主光軸線L1−2と水平面HL(図4(B)参照)とがなす角度を示している。θ1−8は発光素子モジュール1−8の主光軸線L1−8と水平面HL(図4(B)参照)とがなす角度を示している。1−2Fは発光素子モジュール1−2から照射される光の配光パターンの前縁部(図2の右縁部)を示している。1−16Bは図3(A)および図3(B)に示した発光素子モジュール1−16から照射される光の配光パターンの後縁部(図2の左縁部)を示している。
【0056】
第1の実施形態の照明装置10では、図3〜図5に示すように、取り付け部材2がランプ傘3の一部を介して支柱4に取り付けられているが、第3の実施形態の照明装置10では、代わりに、取り付け部材2を支柱4に直接取り付けたり、あるいは、ランプ傘3以外の部材を介して取り付け部材2を支柱4に取り付けたりすることも可能である。
【0057】
第1の実施形態の照明装置10では、図3(A)、図3(B)、図4(B)および図5(B)に示すように、取り付け部材2の先端側(前側)(図3(A)の上側、図3(B)の上側、図4(B)の右側、図5(B)の右側)の部分に取り付けられた発光素子モジュール1−2の主光軸線L1−2と水平面HL(図4(B)参照)とがなす角度θ1−2が、発光素子モジュール1−2の後側(取り付け部材2の根元側)(図3(A)の下側、図3(B)の下側、図4(B)の左側、図5(B)の左側)に取り付けられた発光素子モジュール1−8の主光軸線L1−8と水平面HL(図4(B)参照)とがなす角度θ1−8よりも小さくなるように、取り付け部材2が2段階に屈曲せしめられ、凸状(詳細には、下側から見て凸状)に形成されている。
【0058】
換言すれば、第1の実施形態の照明装置10では、図4(B)に示すように、取り付け部材2が前後方向(図4(B)の左右方向)に2段階に屈曲せしめられ、その結果、取り付け部材2の先端側(図4(B)の右側)の部分に取り付けられた発光素子モジュール1−2の主光軸線L1−2と水平面HLとがなす角度θ1−2が、発光素子モジュール1−2より取り付け部材2の根元側(図4(B)の左側)の部分に取り付けられた発光素子モジュール1−8の主光軸線L1−8と水平面HLとがなす角度θ1−8よりも小さくなっている。
【0059】
詳細には、第1の実施形態の照明装置10では、図4(B)および図5に示すように、取り付け部材2の先端側(図4(B)の右側、図5(B)の右側)の部分に取り付けられた発光素子モジュール1−2の主光軸線L1−2が、照明装置10から離れた位置P1−2に指向せしめられ、発光素子モジュール1−2より取り付け部材2の根元側(図4(B)の左側、図5(B)の左側)の部分に取り付けられた発光素子モジュール1−8の主光軸線L1−8が、照明装置10に近い位置P1−8に指向せしめられている。
【0060】
そのため、第1の実施形態の照明装置によれば、発光素子モジュール1−1,1−2,1−3,1−4,1−6,1−7,1−8,1−9,1−10,1−12,1−13,1−15,1−16,1−18からの光を照明装置10の前後方向(図5(B)の左右方向)に広角に照射することができる。
【0061】
換言すれば、第1の実施形態の照明装置10によれば、照明装置10の前側(図5(B)の右側)のうち、照明装置10に近い位置および照明装置10から離れた位置の両方を明るく照らすことができる。
【0062】
詳細には、第1の実施形態の照明装置10を道路の端に設置した場合には、道路の車線方向(図5(B)の左右方向)のうち、照明装置10に近い位置の路面および照明装置10から離れた位置の路面の両方を明るく照らすことができる。
【0063】
また、第1の実施形態の照明装置10では、図4(B)および図5(B)に示すように、取り付け部材2の先端側(図4(B)の右側)の部分に取り付けられた発光素子モジュール1−2の主光軸線L1−2が、照明装置10から離れた位置P1−2に指向せしめられているため、取り付け部材2の根元側(図4(B)の左側)の部分に取り付けられた発光素子モジュール(例えば発光素子モジュール1−16,1−18など)の主光軸線が、照明装置10から離れた位置P1−2に指向せしめられる場合よりも、発光素子モジュールから照射位置P1−2までの光路を短くすることができ、その結果、照明装置10から離れた位置P1−2を明るく照らすことができる。
【0064】
更に、第1の実施形態の照明装置10では、図1(A)および図1(C)に示すように、発光素子1aから放射された光を集光させるためのレンズ1cが設けられている。また、図2に示すように、照明装置10の左右方向(図2の上下方向)の集光度合いが照明装置10の前後方向(図2の左右方向)の集光度合いよりも小さくなるように、つまり、発光素子モジュール1から照射される光の配光パターンの左右方向寸法(図2の上下方向寸法)が前後方向寸法(図2の左右方向寸法)よりも大きくなるように、レンズ1cの集光特性が設定されている。
【0065】
そのため、第1の実施形態の照明装置10によれば、発光素子モジュール1の左右方向寸法(図1(B)の左右方向寸法、図1(D)の左右方向寸法)を小さく抑えつつ、発光素子モジュール1からの光を照明装置10の左右方向(図5(A)の左右方向)に広角に照射することができる。それゆえ、第1の実施形態の照明装置10によれば、複数の発光素子モジュール1(1−1,1−2,1−3,1−4,1−6,1−7,1−8,1−9,1−10,1−12,1−13,1−15,1−16,1−18)が取り付けられる取り付け部材2の左右方向寸法(図3(A)の左右方向寸法、図3(B)の左右方向寸法)を小さく抑えつつ、発光素子モジュール1からの光を照明装置10の左右方向(図5(A)の左右方向)に広角に照射することができる。
【0066】
つまり、第1の実施形態の照明装置10によれば、図3(A)、図3(B)および図5(A)に示すように、複数の発光素子モジュール1(1−1,1−2,1−3,1−4,1−6,1−7,1−8,1−9,1−10,1−12,1−13,1−15,1−16,1−18)および取り付け部材2が支柱4から左右方向(図5(A)の左右方向)に突出する量を小さく抑えつつ、発光素子モジュール1からの光を照明装置10の左右方向(図5(A)の左右方向)に広角に照射することができる。
【0067】
図3(A)および図3(B)に示すように、仮に、取り付け部材2の区画数(18個)と同一の数の発光素子モジュール1を取り付け部材2に取り付けると、区画2−2に取り付けられた発光素子モジュール1−2からの光と、区画2−5に取り付けられた発光素子モジュール1からの光とが重なり合い、区画2−8に取り付けられた発光素子モジュール1−8からの光と、区画2−11に取り付けられた発光素子モジュール1からの光とが重なり合い、区画2−13,2−15に取り付けられた発光素子モジュール1−13,1−15からの光と、区画2−14に取り付けられた発光素子モジュール1からの光とが重なり合い、区画2−16,2−18に取り付けられた発光素子モジュール1−16,1−18からの光と、区画2−17に取り付けられた発光素子モジュール1からの光とが重なり合ってしまう。
【0068】
この点に鑑み、第1の実施形態の照明装置10では、図3(A)および図3(B)に示すように、区画2−2に取り付けられた発光素子モジュール1−2からの光と、区画2−5に取り付けられた発光素子モジュール1からの光とが重なり合ってしまうのを回避するために、区画2−5には発光素子モジュール1が取り付けられていない。また、区画2−8に取り付けられた発光素子モジュール1−8からの光と、区画2−11に取り付けられた発光素子モジュール1からの光とが重なり合ってしまうのを回避するために、区画2−11には発光素子モジュール1が取り付けられていない。更に、区画2−13,2−15に取り付けられた発光素子モジュール1−13,1−15からの光と、区画2−14に取り付けられた発光素子モジュール1からの光とが重なり合ってしまうのを回避するために、区画2−14には発光素子モジュール1が取り付けられていない。また、区画2−16,2−18に取り付けられた発光素子モジュール1−16,1−18からの光と、区画2−17に取り付けられた発光素子モジュール1からの光とが重なり合ってしまうのを回避するために、区画2−17には発光素子モジュール1が取り付けられていない。
【0069】
つまり、第1の実施形態の照明装置10では、取り付け部材2の区画数(18個)よりも少ない数(14個)の発光素子モジュール1が取り付け部材2に取り付けられている。
【0070】
そのため、第1の実施形態の照明装置10によれば、照明装置全体の性能を低下させることなく、発光素子モジュール1の数を低減することができる。その結果、第1の実施形態の照明装置10によれば、照明装置全体の性能を低下させることなく、照明装置10の製造コストおよび運転コストを低減することができる。
【0071】
換言すれば、第1の実施形態の照明装置10では、発光素子モジュール1の数よりも多い数の区画が取り付け部材2に形成されている。そのため、第1の実施形態の照明装置10によれば、発光素子モジュール1が取り付けられる区画を変更することにより、つまり、発光素子モジュール1が取り付けられる位置を変更することにより、照明装置全体の特性を容易に変更することができる。すなわち、照明装置10が設置される状況に応じて照明装置全体の特性を容易に変更することができる。
【0072】
第1の実施形態の照明装置10では、図3(A)および図3(B)に示すように、14個の発光素子モジュール1が、18個の区画を有する取り付け部材2に取り付けられているが、第4の実施形態の照明装置では、代わりに、14個以外の任意の数の発光素子モジュール1を、発光素子モジュール1の数より多い任意の数の区画を有する取り付け部材2に取り付けることも可能である。
【0073】
詳細には、第1の実施形態の照明装置10では、1個の発光素子モジュール1によって照射される領域と、照明装置全体の照射領域とがほぼ一致せしめられるのではなく、1個の発光素子モジュール1によって照射される領域が、照明装置全体の照射領域より小さくされている。
【0074】
更に詳細には、第1の実施形態の照明装置10では、照明装置全体の照射領域が複数の小さい領域に分割され、1つの小さい領域に1個の発光素子モジュール1の照射領域が割り当てられている。また、隣接する2個の発光素子モジュール1の照射領域に重複部分が設けられている。
【0075】
第5の実施形態では、上述した第1から第4の実施形態を適宜組合わせることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0076】
【図1】第1の実施形態の照明装置の一部を構成する発光素子モジュール1を示した図である。
【図2】図1に示した発光素子モジュール1から照射される光の配光パターンを示した図である。
【図3】図1に示した発光素子モジュール1が複数取り付けられた取り付け部材2、並びに、複数の発光素子モジュール1および取り付け部材2を覆うためのランプ傘3を示した図である。
【図4】図1に示した発光素子モジュール1が複数取り付けられた取り付け部材2、並びに、複数の発光素子モジュール1および取り付け部材2を覆うためのランプ傘3を示した図である。
【図5】第1の実施形態の照明装置10の全体図である。
【符号の説明】
【0077】
1 発光素子モジュール
1a 発光素子
1b リフレクタ
1c レンズ
1d 熱インターフェース材
1e ハウジング
1e1 フィン
1f カバー
2 取り付け部材
3 ランプ傘
4 支柱
10 照明装置




 

 


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