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発明の名称 灯具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−207667(P2007−207667A)
公開日 平成19年8月16日(2007.8.16)
出願番号 特願2006−27100(P2006−27100)
出願日 平成18年2月3日(2006.2.3)
代理人 【識別番号】100062225
【弁理士】
【氏名又は名称】秋元 輝雄
発明者 近藤 俊幸
要約 課題
従来のテールランプなどではアウターレンズに施す魚眼レンズ、フレネルレンズなど汎用されているレンズカットで配光特性を形成するものであったので、車種毎の見栄えも代わりばえがせず、個性の主張が困難であった。

解決手段
本発明により、少なくとも1つの光源2から光が照射される発光部3aと、発光部から発光方向に向かい取付けられた第一の反射板4と、光源の対向する側部から第一の反射板と同一方向に向かい略V字状に開き取付けられた第二の反射板5U、5Dとから成る灯具1であって、第一の反射板には、発光部からの光を第二の反射板方向に反射する小反射板の複数が表、裏面に設けられ、これら三枚の反射板はアウターレンズで覆われている灯具としたことで、従来にない斬新な見栄えを可能として課題を解決するものである。
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1つの光源からの光が照射される発光部と、前記発光部から発光方向に向かい取付けられた第一の反射板と、前記光源の対向する側部から前記第一の反射板と同一方向に向かい略V字状に開き取付けられた一対の第二の反射板とから成る灯具であって、前記灯具の前記第一の反射板には前記発光部からの光を前記第二の反射板方向に反射する小反射板の複数が表面、および、裏面に設けられ、前記第二の反射板に反射された光がこの灯具の照射方向に向けて光を照射するものとし、これら三枚の反射板はアウターレンズで覆われていることを特徴とする灯具。
【請求項2】
前記アウターレンズには部分的にカット、または、プリズムカットが施されていることを特徴とする請求項1記載の灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用などに採用され、例えば、自車の行動を後続車、歩行者などに告知するために用いられる、テールランプ、ストップランプなどと称されている灯具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のこの種の灯具90の構成の例を示すものが図6であり、この灯具90には回転放物面などとした反射鏡91が設けられ、この反射鏡91の焦点の位置に置かれた光源92からの光を平行光線として、照射を目的とする方向に反射する。
【0003】
また、前記反射鏡91の反射方向側には、この反射鏡91を覆うようにアウターレンズ93が設けられ、前記した反射鏡91からの平行光線を照射方向に向けて透過させるものとされているが、前記反射鏡91からの平行光線のままでは照射幅が狭く、広い範囲に自車の行動を告知できないものとなるので、前記アウターレンズ93には魚眼レンズカット93aが設けられ、前記した反射鏡91からの平行光線を適宜に拡散させることで、広い範囲から見える配光特性として、灯具90としての目的が達せられるものとしている。
【特許文献1】特開2000−149616号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記した従来の構成の灯具90においては、塵埃の付着の防止などの目的で、凹凸のある魚眼レンズカット93aが施された面は、反射鏡91の側に向けられており、昼間などの非点灯時に後続車からアウターレンズ93の面を、単なる平坦面に見え、デザインの相違を後続車から見たときには判然とせず、例えば、車格の相違を昼夜間を問わず表現しようとしても困難である問題点を生じていた。
【0005】
また、点灯時においても、内側に向けて施された魚眼レンズカット93a間の接合線43bが、クロス状模様、或いは、六角形の蜂の巣状模様として見えるのみであり、後続車などには依然として、変わり映えのしない平板な印象しか与えられないものとなり、斬新感に乏しいものであった。
【0006】
更には、上記に説明した従来の灯具90は、アウターレンズ93の全面を均一な明るさで発光させるためには、前記アウターレンズ93と同程度の大きさの反射鏡91を設けざるを得ないものとなり、必然的に奥行きの深い反射鏡91となる。よって、前記反射鏡91は、取付けに当たりトランクルームなど車体内に埋め込まざるを得ないものとなり、車体に開口部を設けることで防水のための加工工数が増加したり、トランクルームの収納量を損じるなどの問題も合わせて生じている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記した従来の問題を解決するための具体的手段として、少なくとも1つの光源からの光が照射される発光部と、前記発光部から発光方向に向かい取付けられた第一の反射板と、前記光源の対向する側部から前記第一の反射板と同一方向に向かい略V字状に開き取付けられた一対の第二の反射板とから成る灯具であって、前記灯具の前記第一の反射板には前記発光部からの光を前記第二の反射板方向に反射する小反射板の複数が表面、および、裏面に設けられ、前記第二の反射板に反射された光がこの灯具の照射方向に向けて光を照射するものとし、これら三枚の反射板はアウターレンズで覆われていることを特徴とする灯具を提供することで、従来にない斬新な見え方の灯具を提供可能とすると共に、車体への取付けも簡素化を可能として課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明により、発光部からの光を第一の反射板に設けた切り起こし状小反射板で第二の反射板方向に前記発光部からの光を反射させ、更に、第二の反射板で照射方向に反射する構成の灯具としたことで、アウターレンズ面がランダム的に発光する斬新なデザインの灯具として、従来の単調な発光状態を解消し、課題を解決するものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
つぎに、本発明を図に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。図1に符号1で示すものは本発明に係る灯具であり、この灯具1は、大別して、LEDランプなど光源2を収納するためにボックス状などとした光源ボックス3と、第一の反射板4と、所定の角度で照射方向に開く一対の第二の反射板5U、5Dと、これら、光源ボックス3、第一の反射板4、及び、第二の反射板5U、5Dを前方から覆うアウターレンズ6とから構成されている。
【実施例1】
【0010】
前記光源ボックス3は、例えば細長い函状であり、単辺側の両端と、長辺側の3面が不透明部材で形成され、残る1面が透明樹脂など透明部材で発光部3aとして形成されている。そして、この光源ボックス3内にはLEDランプなどの光源2が、例えば、回路基板2aに配線が行われ、点滅が外部から自由に行える状態で収納されている。
【0011】
また、前記光源ボックス3の発光部3aからは、不透明部材で板状に形成された第一の反射板4が、この灯具1の照射方向に板厚方向を向けて取付けられており、基本的には、前記発光部3aから射出される光の方向と、前記第一の反射板4とは平行とされているので、光源2が点灯された場合には、発光部3aのみが略線状として光るものとなる。
【0012】
ここで、前記第一の反射板4について説明を行うと、この第一の反射板4には、表裏面に鏡面処理4bが行われると共に、光源ボックス3側の一辺を除く三辺に切り込みが行われ、そして、光源ボックス3側の一辺が折曲げが行われ、切起こし状小反射板4a(以下、小反射板4aと略称する)が形成されている。尚、前記小反射板4aは、図2に示すように、第一の反射板4に設けられるときの位置と折曲げの方向とが重複しないように考慮され、第二の反射板5U、5Dに均一に光が到達するように考慮されている。
【0013】
また、このときの前記光源ボックス3側の一辺における折り曲げの角度は、例えば45°近傍など、前記小反射板4aで進行方向が変化させられた、前記光源ボックス3の発光部3aから放射された光が、前記第二の反射板5U、5Dの存在する範囲に達する範囲内であることが好ましい。
【0014】
また、図2からも明らかなように、このときに、前記小反射板4aを折り曲げる方向は、上方であっても良く、或いは、下方であっても良い。よって、上方に折り曲げたときには、小反射板4aからの反射光は上側の第二の反射板5Uに達するものとなり、下方に折り曲げたときには、小反射板4aからの反射光は下側の第二の反射板5Dに達するものとなるので、第二の反射板5U、5Dは、お互いが対峙する面側に鏡面処理5aが行われている。
【0015】
ここで、本発明は、前記第一の反射板4を形成する部材を金属など不透明部材に限定するものではなく、図示は省略するが、例えば、樹脂の射出成型などで、前記小反射板4aの折り曲げが行われたまでの形状を成型し、しかる後に、全面、或いは、必要部分にアルミニウムによる真空蒸着を行い、全面、或いは、必要部分の鏡面処理をしても良いものである。また、前記小反射板4aは、前記第一の反射板4から切起こしたものとしたが、これに限らず、樹脂の射出成形などにより、前記小反射板4aを含めた形状で第一の反射板4を成型し、必要部分に鏡面処理を行うようにしても良いものである。
【0016】
上記の構成としたことで、本発明の灯具1において、点灯を行った状態を後続車などが観視するときには、第二の反射面5U、5Dの表面に小反射板4aからの光が投影されるものとなり、図3に示すように、第二の反射板5U、5Dの複数の位置が、いわゆる斑点状に光輝する写像Gとなる。しかも、このときには、それぞれの斑点は第一の反射板4に設けられた小反射板4aの位置、或いは、第二の反射板5U、5Dに投影される位置により存在位置が異なるものとなるので、奥行き感、立体感も得られるものとなる。
【0017】
図4は、本発明に係る灯具1の別の実施例を示すものであり、上記の奥行き感、立体感を一層に強調させようとするものである。前記にも説明したように、本発明の灯具1では、第一の反射板4、第二の反射板5U、5Dの照射方向側は、アウターレンズ6で覆われるものとなっている。
【実施例2】
【0018】
よって、前記アウターレンズ6の表面、若しくは、裏面側にも適宜な位置に適宜な数のプリズム状などとしたレンズカット6aを形成しておけば、灯具1の点灯時には、第一の反射板4、第二の反射板5U、5Dを経由する光源2からの光で輝き、一層の奥行き感などが得られるものとなる。
【0019】
尚、図5に示すものは、前記小反射板4aの形状を変えた例を示すものであり、前記小反射板4aの形状を図示の如く星型などの任意の形状とすることにより、この形状、紋様が前記第二の反射板5U、5Dに反射し、アウターレンズ6に映り込むものとなり、図5に示したように、例えば尾灯としての機能を華麗に行うことが可能となる。また、前記小反射板4aの形状を変更することで、車種名、グレード別、或いは、オプションなどによる紋様6bなども表示できるものとなる。
【0020】
よって、本発明により、上記説明の構成の灯具1としたことで、点灯時にも消灯時にも、従来にない斬新な見栄えの灯具とすると共に、例えば、車種名、グレード名も表示可能なものとして、オーナメントなども不要とすると共に、それらを取付けた以上の見栄え上の効果も奏することができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明に係る灯具の構成を示す断面図である。
【図2】第一の反射板の構成を示す説明図である。
【図3】同じく本発明に係る灯具の点灯状態を示す説明図である。
【図4】同じく本発明に係る灯具の別の実施例を示す説明図である。
【図5】更に別の実施例の点灯状態を示す説明図である。
【図6】従来例を示す説明図である。
【符号の説明】
【0022】
1…灯具
2…光源
3…光源ボックス
3a…発光部
4…第一の反射板
4a…小反射板
5U、5D…第二の反射板
6…アウターレンズ
6a…レンズカット
6b…紋様




 

 


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