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発明の名称 車両用灯具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−59347(P2007−59347A)
公開日 平成19年3月8日(2007.3.8)
出願番号 特願2005−246664(P2005−246664)
出願日 平成17年8月26日(2005.8.26)
代理人 【識別番号】100117020
【弁理士】
【氏名又は名称】榊原 弘造
発明者 渡辺 直幹 / 奥野 利幸 / 松本 淳 / 寺田 裕之 / 今関 規文 / 伊藤 博之
要約 課題
光源を支持するための基板を容易に位置決めし、確実に固定する。

解決手段
車両用灯具全体の照射方向に対して所定の角度をなす主光軸線を備えた複数の光源LS1,LS2,LS3,LS4,LS5,LS6,LS7,LS8,LS9を概略環状または概略弧状に配列した車両用灯具において、光源LS1,LS2,LS3,LS4,LS5,LS6,LS7,LS8,LS9を支持するための基板1a,1b,1cと、内側ブラケット2と、外側ブラケット3とを設け、内側ブラケット2と外側ブラケット3とによって基板1a,1b,1cを狭持した。
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用灯具全体の照射方向に対して所定の角度をなす主光軸線を備えた複数の光源を概略環状または概略弧状に配列した車両用灯具において、前記光源を支持するための基板と、内側ブラケットと、外側ブラケットとを設け、前記内側ブラケットと前記外側ブラケットとによって前記基板を狭持したことを特徴とする車両用灯具。
【請求項2】
前記内側ブラケットが、フランジ部と、概略筒状の筒状部とを具備し、
前記外側ブラケットが、フランジ部と、概略筒状の筒状部とを具備し、
前記基板が、底部と、壁部とを具備し、
前記内側ブラケットのフランジ部と前記外側ブラケットのフランジ部とによって前記基板の底部を狭持し、
前記内側ブラケットの筒状部と前記外側ブラケットの筒状部とによって前記基板の壁部を狭持したことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記基板と前記内側ブラケットと前記外側ブラケットとを固定するためのねじ穴を、前記基板の底部と、前記内側ブラケットのフランジ部と、前記外側ブラケットのフランジ部とに形成したことを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用灯具全体の照射方向に対して所定の角度をなす主光軸線を備えた複数の光源を概略環状または概略弧状に配列した車両用灯具に関し、特には、光源を支持するための基板を容易に位置決めし、確実に固定することができる車両用灯具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、車両用灯具全体の照射方向に対して所定の角度をなす主光軸線を備えた複数の光源を概略環状または概略弧状に配列した車両用灯具が知られている。この種の車両用灯具の例としては、例えば特開2005−78938号公報に記載されたものがある。
【0003】
特開2005−78938号公報に記載された車両用灯具では、複数のLED光源の主光軸線が車両用灯具全体の照射方向に略直交するように、複数のLED光源が環状に配列されている。詳細には、特開2005−78938号公報に記載された車両用灯具では、複数のLED光源が、車両用灯具のハウジングの円筒部の内周面上に円周方向に沿って配列され、複数のLED光源から放射された光が、ハウジングの底部の反射面によって車両用灯具全体の照射方向に反射されている。
【0004】
ところが、特開2005−78938号公報に記載された車両用灯具では、複数のLED光源が、湾曲自在なテープ状の基板によって支持され、その基板が、ハウジングの円筒部の内周面に沿って湾曲せしめられながらハウジングの円筒部の内周面上に接合されている。
【0005】
そのため、特開2005−78938号公報に記載された車両用灯具では、複数のLED光源が支持されている基板をハウジングの円筒部の内周面上に位置決めして固定する時に、例えばLED光源の自重によって基板が必要以上に湾曲してしまい、それにより、基板をハウジングの円筒部の内周面上に位置決めしづらくなってしまうおそれがある。
【0006】
また、特開2005−78938号公報に記載された車両用灯具では、ハウジングの円筒部の内周面に基板を固定している接着剤が劣化すると、例えば車両用灯具の使用時に、ハウジングの円筒部の内周面から基板が剥離してしまうおそれがある。
【0007】
【特許文献1】特開2005−78938号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前記問題点に鑑み、本発明は、光源を支持するための基板を容易に位置決めし、確実に固定することができる車両用灯具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、車両用灯具全体の照射方向に対して所定の角度をなす主光軸線を備えた複数の光源を概略環状または概略弧状に配列した車両用灯具において、前記光源を支持するための基板と、内側ブラケットと、外側ブラケットとを設け、前記内側ブラケットと前記外側ブラケットとによって前記基板を狭持したことを特徴とする車両用灯具が提供される。
【0010】
請求項2に記載の発明によれば、前記内側ブラケットが、フランジ部と、概略筒状の筒状部とを具備し、前記外側ブラケットが、フランジ部と、概略筒状の筒状部とを具備し、前記基板が、底部と、壁部とを具備し、前記内側ブラケットのフランジ部と前記外側ブラケットのフランジ部とによって前記基板の底部を狭持し、前記内側ブラケットの筒状部と前記外側ブラケットの筒状部とによって前記基板の壁部を狭持したことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具が提供される。
【0011】
請求項3に記載の発明によれば、前記基板と前記内側ブラケットと前記外側ブラケットとを固定するためのねじ穴を、前記基板の底部と、前記内側ブラケットのフランジ部と、前記外側ブラケットのフランジ部とに形成したことを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具が提供される。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に記載の車両用灯具では、車両用灯具全体の照射方向に対して所定の角度をなす主光軸線を備えた光源を支持するための基板が、内側ブラケットと外側ブラケットとによって狭持されている。そのため、例えば特開2005−78938号公報に記載された車両用灯具のように、LED光源を支持するための湾曲自在なテープ状の基板が、ハウジングの円筒部の曲面に沿って湾曲せしめられながらハウジングの円筒部に接合される場合よりも、光源を支持するための基板を容易に位置決めし、確実に固定することができる。つまり、請求項1に記載の車両用灯具によれば、車両用灯具全体の照射方向に対して所定の角度をなす主光軸線を備えた光源を支持するための基板を容易に位置決めし、確実に固定することができる。
【0013】
請求項2に記載の車両用灯具では、基板の壁部が内側ブラケットの筒状部と外側ブラケットの筒状部とによって狭持されると共に、基板の底部が内側ブラケットのフランジ部と外側ブラケットのフランジ部とによって狭持されている。そのため、基板が、内側ブラケットの筒状部および外側ブラケットの筒状部によって狭持され、内側ブラケットのフランジ部および外側ブラケットのフランジ部には狭持されていない場合よりも、基板のがたつきを抑制することができる。
【0014】
請求項3に記載の車両用灯具では、基板と内側ブラケットと外側ブラケットとを固定するためのねじ穴が、基板の底部と、内側ブラケットのフランジ部と、外側ブラケットのフランジ部とに形成され、基板の壁部、内側ブラケットの筒状部、および、外側ブラケットの筒状部には形成されていない。そのため、一方向のみからのねじ止めによって基板と内側ブラケットと外側ブラケットとを固定することができる。つまり、基板と内側ブラケットと外側ブラケットとを固定するためのねじ穴が基板の壁部と内側ブラケットの筒状部と外側ブラケットの筒状部とに形成されている場合よりも、車両用灯具の組立性を向上させることができる。また、基板と内側ブラケットと外側ブラケットとを固定するためのねじ穴が金型のスライドによって内側ブラケットの筒状部と外側ブラケットの筒状部とに形成されるのに伴って、内側ブラケットおよび外側ブラケットを製造するための金型のコストが嵩んでしまうのを抑制することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明の車両用灯具の第1の実施形態について説明する。図1は第1の実施形態の車両用灯具の主要部の分解斜視図である。図1において、1aはLED光源LS1,LS2,LS3を支持するための基板を示しており、1a1,1a2,1a3は基板1aの底部を示しており、1a4は基板1aの壁部を示している。1a2aは底部1a2に形成されたねじ穴を示しており、1a3a,1a3bは底部1a3に形成されたねじ穴を示している。
【0016】
また、図1において、1bはLED光源LS4,LS5,LS6を支持するための基板を示しており、1b1,1b2,1b3,1b4は基板1bの底部を示しており、1b5は基板1bの壁部を示している。1b1aは底部1b1に形成されたねじ穴を示しており、1b2aは底部1b2に形成されたねじ穴を示しており、1b4a,1b4bは底部1b4に形成されたねじ穴を示している。
【0017】
更に、図1において、1cはLED光源LS7、LED光源LS8(図5参照)、およびLED光源LS9(図5参照)を支持するための基板を示しており、1c1,1c2は基板1cの底部を示している。基板1cには、底部1c1,1c2の他に、底部1c3(図5参照)が設けられている。また、1c4は基板1cの壁部を示している。1c1aは底部1c1に形成されたねじ穴を示しており、1c2aは底部1c2に形成されたねじ穴を示している。底部1c2には、ねじ穴1c2aの他に、ねじ穴1c2b(図5参照)が形成されている。
【0018】
また、図1において、2は基板1a,1b,1cを狭持するための内側ブラケットを示している。内側ブラケット2は、フランジ部2aと、概略筒状の筒状部2bとによって構成されている。2a1,2a2,2a3,2a4,2a5,2a6,2a7はフランジ部2aに形成されたねじ穴を示している。フランジ部2aには、ねじ穴2a1,2a2,2a3,2a4,2a5,2a6,2a7の他に、ねじ穴2a8(図5参照)が形成されている。
【0019】
更に、図1において、3は基板1a,1b,1cを狭持するための外側ブラケットを示している。外側ブラケット3は、フランジ部3aと、概略筒状の筒状部3bとによって構成されている。4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4hは基板1a,1b,1cと内側ブラケット2と外側ブラケット3とを固定するためのねじを示しており、5a,5bは六角ナットを示している。6はプリント基板を示しており、7a,7b,7cはプリント基板6を外側ブラケット3に固定するためのねじを示しており、8は電気コードを示している。
【0020】
第1の実施形態の車両用灯具の組立時においては、まず最初に、外側ブラケット3のフランジ部3a上に六角ナット5a,5bが配置される。図2は外側ブラケット3のフランジ部3a上に六角ナット5a,5bが配置された状態を図1の右上側かつ奥側から見た図である。
【0021】
図2において、3a1はねじ4a(図1参照)を収容するためのねじ穴を示している。ねじ穴3a1には、ねじ4aの雄ねじ部と螺合するための雌ねじ部が形成されている。3a2はねじ4b(図1参照)を収容するためのねじ穴を示している。ねじ穴3a2には、ねじ4bの雄ねじ部と螺合するための雌ねじ部が形成されている。3a3はねじ4c(図1参照)を収容するためのねじ穴を示している。ねじ穴3a3は六角ナット5aを収容可能に構成されている。
【0022】
また、図2において、3a4はねじ4d(図1参照)を収容するためのねじ穴を示している。ねじ穴3a4には、ねじ4dの雄ねじ部と螺合するための雌ねじ部が形成されている。3a5はねじ4e(図1参照)を収容するためのねじ穴を示している。ねじ穴3a5には、ねじ4eの雄ねじ部と螺合するための雌ねじ部が形成されている。3a6はねじ4f(図1参照)を収容するためのねじ穴を示している。ねじ穴3a6は六角ナット5bを収容可能に構成されている。
【0023】
更に、図2において、3a7はねじ4g(図1参照)を収容するためのねじ穴を示している。ねじ穴3a7には、ねじ4gの雄ねじ部と螺合するための雌ねじ部が形成されている。3a8はねじ4h(図1参照)を収容するためのねじ穴を示している。ねじ穴3a8には、ねじ4hの雄ねじ部と螺合するための雌ねじ部が形成されている。
【0024】
また、図2において、3a9はねじ7a(図1参照)を収容するためのねじ穴を示している。ねじ穴3a9には、ねじ7aの雄ねじ部と螺合するための雌ねじ部が形成されている。3a10はねじ7b(図1参照)を収容するためのねじ穴を示している。ねじ穴3a10には、ねじ7bの雄ねじ部と螺合するための雌ねじ部が形成されている。3a11はねじ7c(図1参照)を収容するためのねじ穴を示している。ねじ穴3a11には、ねじ7cの雄ねじ部と螺合するための雌ねじ部が形成されている。
【0025】
第1の実施形態の車両用灯具の組立時においては、次いで、外側ブラケット3上に基板1bが配置され、次いで、外側ブラケット3上に基板1a,1cが配置される。図3は外側ブラケット3上に基板1a,1b,1cが配置された状態を図1の右上側かつ奥側から見た図である。
【0026】
第1の実施形態の車両用灯具の組立時においては、次いで、基板1a,1b,1c上に内側ブラケット2が配置され、次いで、ねじ4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4hが締結される。図4は基板1a,1b,1c上に内側ブラケット2が配置され、ねじ4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4hが締結された状態を図1の右上側かつ奥側から見た図である。
【0027】
図3および図4に示すように、ねじ4a,4bによって内側ブラケット2と基板1aと外側ブラケット3とが一体化せしめられ、ねじ4cによって基板1aと基板1bとが一体化せしめられている。また、ねじ4d,4eによって内側ブラケット2と基板1bと外側ブラケット3とが一体化せしめられ、ねじ4fによって基板1bと基板1cとが一体化せしめられている。更に、ねじ4g,4hによって内側ブラケット2と基板1cと外側ブラケット3とが一体化せしめられている。
【0028】
図5は外側ブラケット3、基板1a,1b,1c、および内側ブラケット2を図1とは別の角度から見た分解斜視図、図6は図5に示した外側ブラケット3、基板1a,1b,1c、および内側ブラケット2が組み立てられた状態を示した斜視図である。
【0029】
図6において、LA1はLED光源LS1(図1および図3参照)の主光軸線を示しており、LA2はLED光源LS2の主光軸線を示しており、LA3はLED光源LS3の主光軸線を示している。LA4はLED光源LS4の主光軸線を示しており、LA5はLED光源LS5の主光軸線を示しており、LA6はLED光源LS6の主光軸線を示している。LA7はLED光源LS7の主光軸線を示しており、LA8はLED光源LS8の主光軸線を示しており、LA9はLED光源LS9の主光軸線を示している。
【0030】
第1の実施形態の車両用灯具では、LED光源LS1,LS2,LS3,LS4,LS5,LS6,LS7,LS8,LS9から放射された光が、リフレクタ(図示せず)によって反射せしめられ、図6の上側(図1の左下側かつ手前側)に照射される。つまり、第1の実施形態の車両用灯具は、車両用灯具全体の照射方向(図6の上下方向)と、LED光源LS1,LS2,LS3,LS4,LS5,LS6,LS7,LS8,LS9の主光軸線LA1,LA2,LA3,LA4,LA5,LA6,LA7,LA8,LA9とが、約90°の角度をなすように構成されている。また、第1の実施形態の車両用灯具では、図6に示すように、LED光源LS1,LS2,LS3,LS4,LS5,LS6,LS7,LS8,LS9が概略弧状に配列されている。
【0031】
第1の実施形態の車両用灯具の組立時においては、次いで、内側ブラケット2および外側ブラケット3上にプリント基板6が配置され、次いで、ねじ7a,7b,7cが締結される。図7は内側ブラケット2および外側ブラケット3上にプリント基板6が配置され、ねじ7a,7b,7cが締結された状態を図1の右上側かつ奥側から見た図である。
【0032】
第1の実施形態の車両用灯具の組立時においては、次いで、電気コード8が結線され、外側ブラケット3に固定される。図8は電気コード8が結線され、外側ブラケット3に固定された状態を図1の左下側かつ手前側から見た図である。図9は図8に示した第1の実施形態の車両用灯具の主要部の断面図である。詳細には、図9(A)は図8のA−A線に沿った断面図、図9(B)は図8のB−B線に沿った断面図である。
【0033】
第1の実施形態の車両用灯具では、図9に示すように、基板1aが内側ブラケット2と外側ブラケット3とによって狭持されている。また、基板1cが内側ブラケット2と外側ブラケット3とによって狭持されている。更に、図9には示していないが、基板1bが内側ブラケット2と外側ブラケット3とによって狭持されている。そのため、第1の実施形態の車両用灯具によれば、LED光源LS1,LS2,LS3,LS4,LS5,LS6,LS7,LS8,LS9を支持する基板1a,1b,1cを容易に位置決めし、確実に固定することができる。
【0034】
詳細には、第1の実施形態の車両用灯具では、基板1aの底部1a1,1a2,1a3が、内側ブラケット2のフランジ部2aと外側ブラケット3のフランジ部3aとによって狭持され、基板1aの壁部1a4が、内側ブラケット2の筒状部2bと外側ブラケット3の筒状部3bとによって狭持されている。また、基板1bの底部1b1,1b2,1b3,1b4が、内側ブラケット2のフランジ部2aと外側ブラケット3のフランジ部3aとによって狭持され、基板1bの壁部1b5が、内側ブラケット2の筒状部2bと外側ブラケット3の筒状部3bとによって狭持されている。更に、基板1cの底部1c1,1c2,1c3が、内側ブラケット2のフランジ部2aと外側ブラケット3のフランジ部3aとによって狭持され、基板1cの壁部1c4が、内側ブラケット2の筒状部2bと外側ブラケット3の筒状部3bとによって狭持されている。そのため、第1の実施形態の車両用灯具によれば、基板1a,1b,1cのがたつきを抑制することができる。
【0035】
また、第1の実施形態の車両用灯具では、基板1a,1b,1cと内側ブラケット2と外側ブラケット3とを固定するためのねじ穴1a2a,1a3a,1a3b,1b1a,1b2a,1b4a,1b4b,1c1a,1c2a,1c2bが、基板1a,1b,1cの底部1a2,1a3,1b1,1b2,1b4,1c1,1c2に形成され、基板1a,1b,1cの壁部1a4,1b5,1c4には形成されていない。また、基板1a,1b,1cと内側ブラケット2と外側ブラケット3とを固定するためのねじ穴2a1,2a2,2a3,2a4,2a5,2a6,2a7,2a8が、内側ブラケット2のフランジ部2aに形成され、内側ブラケット2の筒状部2bには形成されていない。更に、基板1a,1b,1cと内側ブラケット2と外側ブラケット3とを固定するためのねじ穴3a1,3a2,3a3,3a4,3a5,3a6,3a7,3a8が、外側ブラケット3のフランジ部3aに形成され、外側ブラケット3の筒状部3bには形成されていない。
【0036】
そのため、第1の実施形態の車両用灯具によれば、一方向のみからのねじ止めによって基板1a,1b,1cと内側ブラケット2と外側ブラケット3とを固定することができる。詳細には、図1の右上側かつ奥側からのねじ止めのみによって基板1a,1b,1cと内側ブラケット2と外側ブラケット3とを固定することができる。つまり、車両用灯具の組立性を向上させることができる。また、内側ブラケット2の筒状部2bおよび外側ブラケット3の筒状部3bにねじ穴を形成するためにスライドを金型に設けなければならなくなってしまうのを回避することができる。
【0037】
図10は図9(B)に示したLED光源LS2を覆うためのカバー9およびLED光源LS2から放射された光を反射するためのリフレクタ10を示した図である。詳細には、図10(A)はカバー9に形成された反射面9aおよびリフレクタ10に形成された反射面10a,10bを示した図である。10(B)はLED光源LS2から放射された光のうち、リフレクタ10の反射面10a(図10(A)参照)によって反射される光の光路を示した図である。図10(C)はLED光源LS2から放射された光のうち、リフレクタ10の反射面10b(図10(A)参照)によって反射される光の光路を示した図である。
【0038】
第1の実施形態の車両用灯具では、図10(A)に示すように、車両用灯具全体の照射方向(詳細には、図10(A)の左側、図1の左下側かつ手前側)からLED光源LS2およびそれを支持する基板1aが見えないように、カバー9が配置されている。
【0039】
また、第1の実施形態の車両用灯具では、図10(A)に示すように、LED光源LS2から放射された光をカバー9に反射するための凸状の反射面10bと、LED光源LS2から放射された光を車両用灯具全体の照射方向(詳細には、図10(A)および図10(B)の左側)に反射するための凹状の反射面10aとが、リフレクタ10に形成されている。更に、リフレクタ10の反射面10bからの光を車両用灯具全体の照射方向(詳細には、図10(A)および図10(C)の左側)に反射するための反射面9aが、カバー9に形成されている。つまり、第1の実施形態の車両用灯具では、LED光源LS2を覆うためのカバー9に、リフレクタの機能が備えられている。
【0040】
詳細には、第1の実施形態の車両用灯具では、図10(B)に示すように、LED光源LS2から放射された光のうち、LED光源LS2の主光軸線LA2と例えば約15°のような所定角度未満の角度をなして放射された光が、リフレクタ10の反射面10aによって車両用灯具全体の照射方向(詳細には、図10(B)の左側)に反射される。そのため、第1の実施形態の車両用灯具によれば、図10(B)の左側からリフレクタ10の反射面10aが光って見えるようにすることができる。
【0041】
更に、第1の実施形態の車両用灯具では、図10(C)に示すように、LED光源LS2から放射された光のうち、LED光源LS2の主光軸線LA2と例えば約15°のような所定角度以上の角度をなして放射された光が、まず最初に、リフレクタ10の反射面10bによって反射される。次いで、リフレクタ10の反射面10bからの光が、カバー9の反射面9aによって車両用灯具の照射方向(詳細には、図10(C)の左側)に反射される。そのため、第1の実施形態の車両用灯具によれば、図10(C)の左側からカバー9の反射面9aが光って見えるようにすることができる。
【0042】
図示しないが、第1の実施形態の車両用灯具では、LED光源LS1,LS3,LS4,LS5,LS6,LS7,LS8,LS9を覆うためのカバーが、図10に示したカバー9と同様に構成されている。第1の実施形態の車両用灯具では、LED光源LS1,LS2,LS3,LS4,LS5,LS6,LS7,LS8,LS9を覆うためのカバーが例えば一部材によって構成されているが、第2の実施形態の車両用灯具では、LED光源LS1,LS2,LS3,LS4,LS5,LS6,LS7,LS8,LS9を覆うためのカバーを複数の部材によって分割して構成することも可能である。
【0043】
また、図示しないが、第1の実施形態の車両用灯具では、LED光源LS1,LS3,LS4,LS5,LS6,LS7,LS8,LS9からの光を反射するためのリフレクタが、図10に示したリフレクタ10と同様に構成されている。第1の実施形態の車両用灯具では、LED光源LS1,LS2,LS3,LS4,LS5,LS6,LS7,LS8,LS9からの光を反射するためのリフレクタが例えば一部材によって構成されているが、第3の実施形態の車両用灯具では、LED光源LS1,LS2,LS3,LS4,LS5,LS6,LS7,LS8,LS9からの光を反射するためのリフレクタを複数の部材によって分割して構成することも可能である。
【0044】
第1の実施形態の車両用灯具では、上述したように光源としてLED光源が用いられているが、第4の実施形態の車両用灯具では、光源として、LED光源以外の光源を用いることも可能である。
【0045】
また、第1の実施形態の車両用灯具では、例えば図8に示したように、LED光源LS1,LS2,LS3,LS4,LS5,LS6,LS7,LS8,LS9が概略弧状に配列されているが、第5の実施形態の車両用灯具では、複数のLED光源を概略環状に配列することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】第1の実施形態の車両用灯具の主要部の分解斜視図である。
【図2】外側ブラケット3のフランジ部3a上に六角ナット5a,5bが配置された状態を図1の右上側かつ奥側から見た図である。
【図3】外側ブラケット3上に基板1a,1b,1cが配置された状態を図1の右上側かつ奥側から見た図である。
【図4】基板1a,1b,1c上に内側ブラケット2が配置され、ねじ4a,4b,4c,4d,4e,4f,4g,4hが締結された状態を図1の右上側かつ奥側から見た図である。
【図5】外側ブラケット3、基板1a,1b,1c、および内側ブラケット2を図1とは別の角度から見た分解斜視図である。
【図6】図5に示した外側ブラケット3、基板1a,1b,1c、および内側ブラケット2が組み立てられた状態を示した斜視図である。
【図7】内側ブラケット2および外側ブラケット3上にプリント基板6が配置され、ねじ7a,7b,7cが締結された状態を図1の右上側かつ奥側から見た図である。
【図8】電気コード8が結線され、外側ブラケット3に固定された状態を図1の左下側かつ手前側から見た図である。
【図9】図8に示した第1の実施形態の車両用灯具の主要部の断面図である。
【図10】図9(B)に示したLED光源LS2を覆うためのカバー9およびLED光源LS2から放射された光を反射するためのリフレクタ10を示した図である。
【符号の説明】
【0047】
1a 基板
1a1,1a2,1a3 底部
1a2a,1a3a,1a3b ねじ穴
1a4 壁部
1b 基板
1b1,1b2,1b3,1b4 底部
1b1a,1b2a,1b4a,1b4b ねじ穴
1b5 壁部
1c 基板
1c1,1c2,1c3 底部
1c1a,1c2a,1c2b ねじ穴
1c4 壁部
2 内側ブラケット
2a フランジ部
2a1,2a2,2a3,2a4 ねじ穴
2a5,2a6,2a7,2a8 ねじ穴
2b 筒状部
3 外側ブラケット
3a フランジ部
3a1,3a2,3a3,3a4 ねじ穴
3a5,3a6,3a7,3a8 ねじ穴
3a9,3a10,3a11 ねじ穴
3b 筒状部
4a,4b,4c,4d ねじ
4e,4f,4g,4h ねじ




 

 


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