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発明の名称 照明器具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−220524(P2007−220524A)
公開日 平成19年8月30日(2007.8.30)
出願番号 特願2006−40878(P2006−40878)
出願日 平成18年2月17日(2006.2.17)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦
発明者 山田 裕一 / 篠崎 昭仁
要約 課題
簡単な構成で、被照明部に影ができることを効果的に抑制できるとともに、ミラー部の曇り止めができる照明器具を提供する。

解決手段
器具本体2と、単一の蛍光ランプ11と、本体カバー21と、点灯装置8とを具備する。器具本体2は前方に開放する環状の周壁4を有する。蛍光ランプ11は四角環状のバルブ12を有した環形である。蛍光ランプ11を器具本体2内に配置する。本体カバー21を器具本体2の前面に開閉可能に取付ける。本体カバー21は閉じ状態で器具本体2を気密状態に閉じる。本体カバー21は、閉じ状態で蛍光ランプ11に対向する環状の光透過部24a、及びこの光透過部24aで囲まれたミラー部24bを有している。点灯装置8を、蛍光ランプ11の内側でかつミラー部24bと対向して器具本体2に取付けたことを特徴としている。
特許請求の範囲
【請求項1】
前方に開放する環状の周壁を有した器具本体と;
環状のバルブを有して前記器具本体内に配置された単一の環形蛍光ランプと;
この蛍光ランプと対向する環状の光透過部及びこの光透過部で囲まれたミラー部を有して、前記器具本体の前面に開閉可能に取付けられ、閉じ状態で前記器具本体を気密状態に閉じる本体カバーと;
前記蛍光ランプの内側でかつ前記ミラー部と対向して前記器具本体に取付けられた点灯装置と;
を具備することを特徴とする照明器具。
【請求項2】
請求項1記載の照明器具において、前記本体カバーの裏面に向けて突出する環状の枠状壁を前記器具本体の内面に取付け、この枠状壁の外側に前記蛍光ランプを配設し、前記枠状壁の内側でかつ前記器具本体の下部位置に前記点灯装置を横長に配置したことを特徴とする照明器具。
【請求項3】
請求項1又は請求項2記載の照明器具が立てて設置されるものであるとともに、前記蛍光ランプが、そのバルブの一端部に設けた第1の電極のマウント高さよりも前記バルブの他端部に設けた第2の電極のマウント高さを大きくして、この第2の電極のマウント高さに相当するバルブの他端部で、管壁温度が最も低くなる最冷部を形成したものであって、前記最冷部を前記器具本体の下部に配置したことを特徴とする照明器具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ミラー部を有して例えば浴室や化粧室等に設置して使用される照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、洗面台用の照明器具として、化粧鏡の両側部に上下方向に延びる直管型蛍光ランプを夫々配設し、化粧鏡の上部コーナー部に白熱灯、及びこの白熱灯からの上向きの照射光を下方側への間接照明光として反射させる反射板を夫々設け、各白熱灯の照射方向を調節自在とした照明器具が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この照明器具の点灯下で使用者が化粧等をする場合には、両側の蛍光ランプからの直接光に、白熱灯の照射方向の調節による直接光を加味して、使用者の顔の細かい部分の化粧に適するように照明できる他、白熱灯の照射方向を上向きに調節することで、反射板で反射される間接光を加味して、化粧鏡の周囲を柔らかい光の空間に演出して照明することができる。
【特許文献1】特開平8−185709号公報(段落0005−0011、図1−図4)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の照明器具では、化粧鏡の左右両側及び上側からの採光を得ているが、化粧鏡の下側からの採光を得ることができず、化粧鏡の全周から使用者を照明する効果が乏しい。このため、場所ごとに光の強さ等がばらついてしまい照明される使用者の顔等に影ができ易い。
【0005】
しかも、特許文献1の照明器具は、多数の光源を必要としているので、ランプ交換の機会が増える。それだけではなく、異種光源ごとの光量や光色の差に加えて、多数の光源ごとの発光効率の低下のばらつきにより、光源ごとの光の差が大きくなりやすいので、こうしたばらつきに基づいて、照明される使用者の顔等に影ができ易い。
【0006】
又、湿気が多い設置環境で化粧鏡を使用する場合、その化粧鏡が湿気の影響で曇って、視認性が低下することがある。しかし、特許文献1の照明器具では、化粧鏡の曇りを防止するための対策については一切言及されていない。
【0007】
本発明の目的は、簡単な構成で、被照明部に影ができることを効果的に抑制できるとともに、ミラー部の曇り止めができる照明器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1の発明は、前方に開放する環状の周壁を有した器具本体と;環状のバルブを有して前記器具本体内に配置された単一の環形蛍光ランプと;この蛍光ランプと対向する四角環状の光透過部及びこの光透過部で囲まれたミラー部を有して、前記器具本体の前面に開閉可能に取付けられ、閉じ状態で前記器具本体を気密状態に閉じる本体カバーと;前記蛍光ランプの内側でかつ前記ミラー部と対向して前記器具本体に取付けられた点灯装置と;を具備することを特徴としている。
【0009】
本発明で、環形蛍光ランプには、四角環形又は丸形の蛍光ランプを使用できる。そして、環形蛍光ランプは、器具本体の周壁と同様形状で、それにより周壁に沿うように配設されるものが好ましいが、周壁の環形形状とは異なる形状、例えば、周壁が四角形である場合に丸形の蛍光ランプを用いることも可能である。又、本体カバーが器具本体に開閉可能に取付けられるとは、本体カバーが着脱されるものであってもよく、或いは、ヒンジを介して器具本体に回動可能に連結されて、その回動により器具本体を開閉するものであってもよい。本発明で、本体カバーのミラー部を囲む環状の光透過部は、例えば乳白色を呈して光を拡散するものを好適に使用できるが、これには制約されないとともに、この光透過部は環形に連続して形成されていることが好ましいが、局部的に光を通さない光不透過部位を含んでいても差し支えない。本発明で、点灯装置には例えばインバータ式の点灯装置を好適に使用できる。
【0010】
請求項1の発明の照明器具が点灯されると、その蛍光ランプから前方に向かった光は、本体カバーの光透過部を透過し、十分な光量の直接光として本体カバーの正面に向き合った使用者などに届く。この場合、本体カバーのミラー部を囲んだ光透過部が環状であるので、ミラー部に正対している使用者の顔等の被照明部を、影ができないように上下左右方向から照明できる。
【0011】
更に、本発明で使用する蛍光ランプは単一であるので、蛍光ランプの発光効率が低下しても、各部において均一な強さの光が放射される。このため、光の強度が場所によってばらつくことを原因として使用者の顔等の被照明部に影ができることを抑制できる。しかも、光源であるランプの数が最小であるので、器具構成が簡単であるとともに、ランプ交換の機会も減らすことができる。
【0012】
又、本体カバーが器具本体を気密的に閉じているので、本体カバーの裏面に対向して器具本体内に配設されている環形蛍光ランプとこれを点灯させる点灯装置からその使用時に放出された熱を、本体カバーと器具本体との間の密閉空間にこもらせることができる。それにより、本体カバーをその裏面から加熱して、この本体カバーのミラー部等が曇ることを防止できるとともに、この曇り止めのために本体カバーの裏面に電熱線を配線することも要しないので、器具構成が簡単である。
【0013】
請求項2の発明は、前記本体カバーの裏面に向けて突出する環状の枠状壁を前記器具本体の内面に取付け、この枠状壁の外側に前記蛍光ランプを配設し、前記枠状壁の内側でかつ前記器具本体の下部位置に前記点灯装置を横長に配置したことを特徴としている。
【0014】
この請求項2の発明では、横長の点灯装置から放出される熱がミラー部の裏面と対向する領域に溜まり易くなることに加えて、点灯装置から放出される熱がミラー部の下部から上部に向けて対流するのに伴い、ミラー部に対する曇り止め効果をより高くできる。
【0015】
請求項3の発明は、照明器具が立てて設置されるものであるとともに、前記蛍光ランプが、そのバルブの一端部に設けた第1の電極のマウント高さよりも前記バルブの他端部に設けた第2の電極のマウント高さを大きくして、この第2の電極のマウント高さに相当するバルブの他端部で、管壁温度が最も低くなる最冷部を形成したものであって、前記最冷部を前記器具本体の下部に配置したことを特徴としている。
【0016】
立てて設置された照明器具内の温度は上部より下部の方が低い。このように温度が低い照明器具の下部に環形蛍光ランプの最冷部を配置した請求項3の発明では、最冷部の温度を低く維持し易い。これにより、環形の蛍光ランプのバルブ内の水銀蒸気圧をバルブの最冷部の温度によって略最適値に規制して、高い発光効率を得る最冷部制御を行う上で好ましい。
【発明の効果】
【0017】
請求項1の発明によれば、簡単な構成でありながら、被照明部に影ができることを効果的に抑制できるとともに、ミラー部の曇り止めができる照明器具を提供できる。
【0018】
請求項2の発明によれば、ミラー部に対する曇り止め効果が高い照明器具を提供できる。
【0019】
請求項3の発明によれば、環形環状の蛍光ランプのバルブ内の水銀蒸気圧をバルブの最冷部の温度によって略最適値に規制して、高い発光効率を得る最冷部制御を行う上で好ましい照明器具を提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
図1〜図7を参照して本発明の一実施形態に係る化粧台用照明器具について説明する。
【0021】
図中符号1は照明器具を示す。この照明器具1は、図示しない化粧台にこの台を使用する使用者の正面に対向する位置(正対位置)に垂直状態に立てて設置される。照明器具1は、化粧台に一体に組み込まれていても、或いは化粧台とは分離したもので垂直状態の室内壁面(器具設置面S)に設置されていてもよい。
【0022】
照明器具1は、器具本体2と、単一光源をなす環形の蛍光ランプ11と、本体カバー21と、反射板7と、点灯装置8とを備えている。
【0023】
器具本体2は、板金製であり、図4〜図7に示すように四角形をなすベース板3の上下左右の縁から投光部を有さない側板4a〜4dを前方に向けて折れ曲げて形成されている。側板4a〜4dは互いに連続して四角環形の周壁4を形成している。この周壁4は前方に開放している。上下方向に延びた互いに平行な側板4c、4dの内の一方、例えば側板4dの上下方向の中央部には、保持部例えばマグネット6(図5参照)が取付けられている。
【0024】
器具本体2の内面に反射板7が固定されている。反射板7は、周壁4の形状に対応した形状、例えば四角環形をなし、ベース板3に固定された反射壁7aと、この反射壁7aの外周縁から折れ曲がった外周枠状壁7bと、反射壁7aの内周縁から折れ曲がった内周枠状壁7cとで形成されている。外周枠状壁7bは本体カバー21の後述するカバー枠22の裏面に向けて斜めに折れ曲がっている。内周枠状壁7cは、本体カバー21の後述するカバー部24の裏面に向けて接近するように直角状に折れ曲がっていて、外周枠状壁7bよりも前方に突出されている。
【0025】
器具本体2のベース板3の内面には蛍光ランプ11の点灯を担う点灯装置、好ましくはインバータ式の電子安定器からなる点灯装置8が内蔵されている。この点灯装置8は、横長に形成されていて、反射板7で囲まれた領域、よく詳しくは、内周枠状壁7cの内側に位置して器具本体2の下部に固定され、好ましくは下側の側板4bにより接近して器具本体2の下部内面に固定されている。
【0026】
蛍光ランプ11は器具本体2の外形形状に対応して例えば四角環状をなしている。図4及び図5に示すように蛍光ランプ11は、四角環状に曲げられたバルブ12の互いに接近した両端部にわたって合成樹脂製の口金13を装着してなる。
【0027】
この蛍光ランプ11においては、バルブ12の一端部12aに設けた第1の電極のマウント高さX(図4参照)よりもバルブ12の他端部12bに設けた第2の電極のマウント高さY(図4参照)が大きい。これにより、第2の電極のマウント高さに相当するバルブ12の他端部12bで、管壁温度が最も低くなる最冷部が形成されている。蛍光ランプ11は、その最冷部での温度によってバルブ12内の水銀蒸気圧を略最適値に規制して、高い発光効率を得るように構成されている。
【0028】
蛍光ランプ11は、その口金13及び前記最冷部を器具本体2の下部に配置して反射板7の外周枠状壁7bと内周枠状壁7cとの間に取付けられている。つまり、蛍光ランプ11は内周枠状壁7cの外側に配置されていて、反射板7の各反射面をなす反射壁7a、外周枠状壁7b、及び内周枠状壁7cの全てに対向している。この蛍光ランプ11の配置によって、その口金13及び前記最冷部は、点灯装置8と器具本体2の下側の側板4bとの間に位置されている。なお、図4において器具本体2の下部の二つの角部の内のいずれかの角部及びその付近に口金13及び前記最冷部を配置する形態も、器具本体2の下部に口金13及び前記最冷部を配置する概念に包含される。
【0029】
図1〜図3等に示すように本体カバー21は、カバー枠22と、ホルダ23と、カバー部24とを備えている。
【0030】
カバー枠22は、器具本体2の形状に対応し、例えば四角環状をなしている。このカバー枠22は器具本体2より大きい。カバー枠22は、合成樹脂、金属、木材、又は木質系の材料により作られる。
【0031】
カバー枠22の一側部は、ヒンジ25(図3参照)を介して器具本体2の側板4dと平行な側板4cに回転可能に取付けられている。それにより、本体カバー21が器具本体2の前面に開閉可能に取付けられている。カバー枠22の前記一側部と平行な他側部の裏面には、被保持部例えば鉄板26(図5参照)が取付けられている。カバー枠22の裏面には弾性変形が可能なゴム等の軟質材料からなるシール部材27(図5〜図7参照)が環状に取付けられている。
【0032】
本体カバー21が器具本体2を閉じる位置に配置された時に、前記マグネット6が鉄板26を吸付けて、本体カバー21は閉じ状態に保持される。この閉じ状態では、シール部材27に器具本体2の周壁4の前端面が密接されて器具本体2が気密的に保持される。なお、シール部材27は、周壁4の前端面に取付けて、本体カバー21を閉じた状態で、この本体カバー21のカバー枠22裏面に密接するようにしてもよい。
【0033】
本体カバー21が閉じられた状態で、そのカバー枠22は周壁4の外側に張り出すようになり、その裏面が周壁4の前端に当たるように配置される(図3及び図4参照)。そして、前記吸付け力に勝る開き力を本体カバー21に手で与えることにより、本体カバー21を開くことができ、それによりランプ交換が可能となっている。
【0034】
ホルダ23はカバー枠22の内周に沿って取付けられている。このホルダ23はカバー枠22から前方へ突出する部位を有している。ホルダ23は透光部材、例えば乳白色のアクリル板で形成されている。なお、これに代えて、多数の小孔を開けた投光部材を用いてホルダ23を形成することもできる。
【0035】
カバー部24はその裏面をホルダ23の前端部に取付けて設けられている。カバー部24は、カバー枠22より小さい四角形をなしている。このカバー部24は、光透過部24aと、ミラー部24bと、外周ミラー部24cとを有している。これら光透過部24a、ミラー部24b、及び外周ミラー部24cの前面は面一に連なっている。
【0036】
光透過部24aは蛍光ランプ11の環形形状に応じて四角環状に形成されている。この光透過部24aは、本体カバー21が閉じられた状態で蛍光ランプ11からの直接前方へ出る光及び反射板7からの反射光が射し込むように、蛍光ランプ11及び反射板7に対向する位置に設けられている。光透過部24aは光を拡散して前方向に透過させるように形成されている。
【0037】
ミラー部24bは、光透過部24aで囲まれ四角形状をなしていて、裏面に蒸着等により設けられた反射層24b1(図6及び図7参照)を有している。ミラー部24bは、鏡として使用するのに必要十分な面積を占めており、その面積は光透過部24aの面積より大きい。図6及び図7に示すように反射層24b1は、その略全体が、本体カバー21が閉じられた状態で前記内周枠状壁7cで囲まれた領域に対向する大きさに設けられている。
【0038】
外周ミラー部24cは光透過部24aを囲んで設けられ、カバー部24の周縁部をなしていて、裏面に蒸着等により設けられた反射層24c1(図6及び図7参照)を有している。反射層24b1及び反射層24c1によってミラー部24bが鏡として機能するようになっている。外周ミラー部24cの裏面に光透過性のホルダ23が接続されていて、それにより、ホルダ23の視認が防止されている。
【0039】
照明器具1が点灯されると、この照明器具1の前方に位置した使用者を直接光により以下のように照射できる。
【0040】
使用者から見ての直接光(図6及び図7中実線矢印で示す。)は、蛍光ランプ11から直接前方に向かう光、及び反射板7で反射されて前方へ向かう光である。この直接光は、器具本体2を覆った本体カバー21が有したカバー部24の光透過部24aを通って上下左右から使用者の顔などを照射する。このように直接光での照明では、照射光量の損失が少ないので、十分な明るさ照明できる。その上、四角環状の光透過部24aでの光拡散制御により、この光透過部24a全体が明るく光って、使用者の顔などを上下左右から照明する。そのため、特定の方面からの照明光が欠如することがなく、使用者の顔等に影が形成されることを抑制できる。なお、以上の照明では、蛍光ランプ11側からの光がミラー部24bの裏面に射し込むことを反射板7の内周枠状壁7cによって抑制できる。
【0041】
更に、蛍光ランプ11及び反射板7によって、これらの外側で斜め前方へ照射された光は、カバー部24を透過した後に反射層24c1によって斜め後方に反射されるので、この反射光でカバー枠22の前面を照射できる。この光は、カバー枠22の前面で更に反射されるので、使用者にとって間接光として認識される。この間接光により、全周を照らされたカバー枠22が視認され易くなり、カバー枠22を有した照明器具1のインテリア性を向上させることができる。そして、この間接光は、カバー部24と器具設置面Sとの明るさのコントラストを抑制するのにも貢献できる。
【0042】
前記照明器具1は、光源として使用する蛍光ランプ11が環形である。そのため、ランプの使用数が最小となり、それに伴い照明器具1の構成を簡単にできるとともに、ランプ交換の機会を減らすことができる。そして、光源を単一の環形蛍光ランプ11としたことにより、その発光効率が低下しても、各部において均一な強さの光が放射される。このため、前記直接光の強度が場所によってばらつくことがなく、カバー枠22を照射する間接光の強度も場所によってばらつくことがない。したがって、蛍光ランプ11の発光効率の低下に伴い光の強さが各部でばらついて使用者の顔等に影ができるという事態も招き難い点で好ましい。
【0043】
更に、照明器具1は器具設置面Sに沿って立てて設置されているので、この器具本体2の下部の方が上部より温度が低い。こうした条件下で、最冷部制御をする機能を持った蛍光ランプ11の口金13及び最冷部を器具本体2の下部に配置したので、最冷部をなすバルブ12の他端部12bの温度が上がることが抑制され、この最冷部の温度を低く維持し易い。これにより、蛍光ランプ11のバルブ12内の水銀蒸気圧をバルブ12の最冷部の温度によって略最適値に規制する最冷部制御ができるので、高い発光効率を発揮させることができる。
【0044】
又、本体カバー21が器具本体2を気密的に閉じている前記照明器具1では、本体カバー21の裏面に対向して器具本体2内に配設されている四角環状の蛍光ランプ11とこれを点灯させる点灯装置8からその使用時に放出される熱を、本体カバー21と器具本体2との間の密閉空間にこもらせることができる。それにより、本体カバー21をその裏面から加熱して、この本体カバー21のミラー部24b等が曇ることを防止できる。
【0045】
この場合、本体カバー21の裏面に向けて突出する内周枠状壁7cによって、横長の点灯装置8から放出される熱をミラー部24bの裏面と対向する領域に溜まり易くできる。加えて、横長の点灯装置8を内周枠状壁7cの内側でかつ器具本体2の下部位置に前記に配置したので、点灯装置8から放出される熱をミラー部24bの下部から上部に向けて対流させることができる。したがって、ミラー部24bに対する曇り止め効果をより高くできる。
【0046】
以上のように点灯装置8及び蛍光ランプ11の発熱を利用してミラー部24b等を曇り止めしたので、曇り止めのために本体カバー21の裏面に電熱線を配線することも要しない。この点でも、照明器具1の構成を簡単にできる点で好ましい。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【図1】本発明の一実施形態に係る化粧台用照明器具を示す正面図。
【図2】図1の照明器具を示す平面図。
【図3】図1の照明器具を示す側面図。
【図4】図1の照明器具をその本体カバーを外した状態で示す正面図。
【図5】図1の照明器具をその本体カバーを開いた状態で示す斜視図。
【図6】図1中矢印F6−F6線に沿う照明器具の断面図。
【図7】図1中矢印F7−F7線に沿う照明器具の断面図。
【符号の説明】
【0048】
1…照明器具、2…器具本体、4…周壁、7…反射板、7a…反射壁部、7c…内周枠状壁、11…蛍光ランプ、12…バルブ、12b…バルブの端部(最冷部)、13…口金、21…本体カバー、22…カバー枠、23…ホルダ、24…カバー部、24a…光透過部、24b…ミラー部、25…ヒンジ、27…シール部材、S…器具設置面、A…バルブの一端側でのマウント高さ、B…バルブの他端側でのマウント高さ




 

 


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