米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 照明 -> 東芝ライテック株式会社

発明の名称 誘導灯
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2007−184197(P2007−184197A)
公開日 平成19年7月19日(2007.7.19)
出願番号 特願2006−2662(P2006−2662)
出願日 平成18年1月10日(2006.1.10)
代理人 【識別番号】100062764
【弁理士】
【氏名又は名称】樺澤 襄
発明者 田野 紀貴 / 渡邉 智 / 佐藤 公仁 / 辻 俊雄 / 熊谷 昌俊
要約 課題
電源線58と信号線61とを接続する誘導灯について、他の外部機器に対するノイズの影響を防ぎ、信号線にランプ出力線及び電源線ノイズが伝わることを抑制する。

解決手段
本体ユニット12の正面側に導光板ユニットとランプユニットとを取り付けて、誘導灯10を構成する。本体ユニット12の筐体21の内側に、ランプ16を高周波で点灯する点灯装置51、電源線58を接続する電線線端子台53、及び信号線61を接続する信号線端子台54を備える。信号線端子台54は、高圧側のランプ出力線85の反対側である筐体21の右側部、かつ、電線線端子台53の上方に配置する。筐体21の上板部には、電源線導入口31と、この電源線導入口31の右側に位置する信号線導入口32を設ける。電源線58と信号線61とは、互いに交差しないとともに、ランプ出力線60の少なくとも高圧側のランプ出力線85とは離間しかつ交差しない位置に配置する。
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と;
筐体の少なくとも正面側に配置された表示部と;
表示部を照明するランプと;
筐体に収納された点灯装置と;
点灯装置からランプに接続される高圧側及び低圧側のランプ出力線と;
ランプ出力線の少なくとも高圧側とは離間しかつ交差しない位置に筐体の外部から内部に導入されて点灯装置に接続される電源線と信号線とが配置される配線配置部と;
を具備していることを特徴とする誘導灯。
【請求項2】
電源線が接続される電源線端子台と;
電源線端子台の上方に位置し、信号線が接続される信号線端子台と;
を具備し、
筐体は、上板部、両側の側板部、下端の下板部、及び背板部を備え、
上板部は、電源線導入口と、この電源線導入口より信号線端子台側に近接して配置された信号線導入口を備え、
背板部は、電源線導入口と、この電源線導入口より少なくとも一部が上側に位置して配置された信号線導入口を備えた
ことを特徴とする請求項1記載の誘導灯。
【請求項3】
点灯装置は、ランプ出力線が接続されるランプ出力線接続部と、信号線が接続される信号線接続部とを反対側に設けた
ことを特徴とする請求項1または2記載の誘導灯。
【請求項4】
リモコン受信部と;
リモコン受信部と点灯装置とを接続する芯線及び芯線を覆う被覆を設けた受信部信号線と;
受信部信号線を覆う絶縁性で管状のチューブと;
を具備していることを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の誘導灯。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、信号線が接続される誘導灯に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、表示部をランプで照明する誘導灯が用いられている。このような誘導灯について、ランプを点灯する点灯装置に信号線を接続し、この信号線を介した信号により、点灯装置を制御し、あるいは点灯装置の状態を確認する構成が知られている。また、点灯装置に接続されるリモコン受信部を備え、リモコンを用いて誘導灯の操作を可能とした構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【特許文献1】特開2004−206968号公報(第4−5頁、図1−2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記従来の構成では、ランプを高周波点灯する高圧側の出力がいわば内来ノイズとして電源線や信号線に伝わり、他の外部機器に外来ノイズとして影響を及ぼしたり、正確な信号の認識が困難になる場合がある問題を有している。また、リモコンを用いる場合には、リモコンの受信部と点灯装置とを接続する信号線は細く、信号も微弱であるため、特にノイズの影響を受けやすい問題を有している。
【0004】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、他の外部機器に対するノイズの影響を防ぐとともに、信号線を介して正確な信号を伝えることが可能な誘導灯を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1記載の誘導灯は、筐体と;筐体の少なくとも正面側に配置された表示部と;表示部を照明するランプと;筐体に収納された点灯装置と;点灯装置からランプに接続される高圧側及び低圧側のランプ出力線と;ランプ出力線の少なくとも高圧側とは離間しかつ交差しない位置に筐体の外部から内部に導入されて点灯装置に接続される電源線と信号線とが配置される配線配置部と;を具備しているものである。
【0006】
筐体は、例えば正面側を開口した箱状で、天井面あるいは壁面に取り付けられる。
【0007】
表示部は、例えば導光板で、避難誘導に必要なピクトグラムが表示され、筐体の正面側のみに取り付けられ、あるいは筐体の正面側と背面側とに取り付けられる。
【0008】
ランプは、例えば陰極蛍光ランプであり、導光板の上端などの端縁部に沿って配置される。
【0009】
点灯装置は、例えばインバータ回路であり、ランプを点灯する高周波をランプ出力線に出力する。
【0010】
そして、この構成では、点灯装置に接続される電源線や信号線は、ランプ出力線の少なくとも高圧側とは離間しかつ交差しない位置に配置されるため、ランプを点灯する高圧側の出力のいわば内来ノイズが電源線や信号線に伝わりにくく、他の外部機器に対するノイズの影響を防ぐとともに、信号線を介して正確な信号を伝えることが容易になる。
【0011】
請求項2記載の誘導灯は、請求項1記載の誘導灯において、電源線が接続される電源線端子台と;電源線端子台の上方に位置し、信号線が接続される信号線端子台と;を具備し、筐体は、上板部、両側の側板部、下端の下板部、及び背板部を備え、上板部は、電源線導入口と、この電源線導入口より信号線端子台側に近接して配置された信号線導入口を備え、背板部は、電源線導入口と、この電源線導入口より少なくとも一部が上側に位置して配置された信号線導入口を備えたものである。
【0012】
そして、この構成では、上板部に設けた電源線導入口及び信号線導入口と、背板部に設けた電源線導入口及び信号線導入口とのいずれを用いる場合にも、電源線と信号線とを互いに交差することなくそれぞれ電源線端子台と信号線端子台とに接続される。
【0013】
請求項3記載の誘導灯は、請求項1または2記載の誘導灯において、点灯装置は、ランプ出力線が接続されるランプ出力線接続部と、信号線が接続される信号線接続部とを反対側に設けたものである。
【0014】
例えば、ランプ出力線接続部は点灯装置の上側部に配置され、信号線接続部は点灯装置の下側部に配置される。
【0015】
そして、この構成では、ランプを点灯する出力のいわば内来ノイズが信号線に伝わりにくく、信号線を介して正確な信号を伝えることが容易になる。
【0016】
請求項4記載の誘導灯は、請求項1ないし3いずれか一記載の誘導灯において、リモコン受信部と;リモコン受信部と点灯装置とを接続する芯線及び芯線を覆う被覆を設けた受信部信号線と;受信部信号線を覆う絶縁性で管状のチューブと;を具備しているものである。
【0017】
そして、この構成では、芯線を被覆で覆った受信部信号線をさらに絶縁性のチューブで覆ったため、受信部信号線を他の部材から離間させ、リモコン受信部から点灯装置に正確な信号を伝えることが容易になる。
【発明の効果】
【0018】
請求項1記載の誘導灯によれば、点灯装置に接続される電源線や信号線は、ランプ出力線の少なくとも高圧側とは離間しかつ交差しない位置に配置されるため、ランプを点灯する高圧側の出力のいわば内来ノイズが電源線や信号線に伝わりにくく、他の外部機器に対するノイズの影響を防ぐとともに、信号線を介して正確な信号を伝えることが容易にできる。
【0019】
請求項2記載の誘導灯によれば、請求項1記載の効果に加え、上板部に設けた電源線導入口及び信号線導入口と、背板部に設けた電源線導入口及び信号線導入口とのいずれを用いる場合にも、電源線と信号線とを互いに交差することなくそれぞれ電源線端子台と信号線端子台とに接続でき、電源端子台と信号端子台とを近接して設けても、信号線を介して正確な信号を伝えることが容易にできる。
【0020】
請求項3記載の誘導灯によれば、請求項1または2記載の効果に加え、ランプを点灯する出力のいわば内来ノイズが信号線に伝わりにくく、信号線を介して正確な信号を伝えることが容易にできる。
【0021】
請求項4記載の誘導灯によれば、請求項1ないし3いずれか一記載の効果に加え、芯線を被覆で覆った受信部信号線をさらに絶縁性のチューブで覆ったため、受信部信号線を他の部材から離間させ、リモコン受信部から点灯装置に正確な信号を伝えることが容易にできる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の誘導灯の一実施の形態を図面を参照して説明する。
【0023】
図1は本発明の誘導灯の一実施の形態を示す表示部を取り外した状態の正面図である。図2は同上誘導灯の表示部を取り付けた状態の正面図である。図3は同上誘導灯の表示部を取り付けた状態の上面図である。図4は同上誘導灯の受信部信号線及びチューブの説明図である。図5は本発明の誘導灯の他の実施の形態を示す表示部を取り外した状態の正面図である。
【0024】
図1ないし図3において、10は誘導灯で、この誘導灯10は、図2に示す水平な天井面11及び垂直な壁面などの設置面部に選択的に直付け設置可能な兼用型の誘導灯10を構成している。そして、この誘導灯10は、本体ユニット12と、この本体ユニット12の正面側のみ、あるいは正面側と背面側とに取り付けられる導光板ユニット14と、各導光板ユニット14に対応して本体ユニット12の正面側あるいは正面側と背面側とに取り付けられるランプユニット15とを備え、このランプユニット15に、冷陰極蛍光ランプである直管状のランプ16が備えられている。
【0025】
そして、本体ユニット12は、正面背面方向の寸法が小さく正面側を開口した扁平な箱状の筐体21を備え、この筐体21の内側が配線配置部となっている。そして、この筐体21は、絶縁性を有する白色の合成樹脂にて一体に形成され、上側に位置する上板部22と、この上板部22の下方に位置する下板部23と、これら上板部22と下板部23との左右両側部を連結する側板部24,25と、これら上板部22、下板部23、及び側板部24,25の背面側を接続して覆う背板部26とを備えている。また、これら上板部22、下板部23、及び側板部24,25の外形は、ほぼ四角枠状をなすが、各側板部24,25の上端部近傍は、段部を介して互いに離間し、筐体21の幅寸法が若干大きいランプユニット取付部27が形成されているとともに、上板部22の上面側には、長手方向すなわち両側方向に沿って2条の突条28が突設して形成されている。
【0026】
さらに、上板部22には、両側方向の中央部に位置し、円孔状の電源線導入口31が形成されているとともに、この電源線導入口31の他側である正面視で右方に離間し、かつ一部が正面側に位置して、電源線導入口31より径寸法の小さい円孔状の信号線導入口32が形成されている。また、背板部26についても、両側方向の中央部で上下方向の中央部よりも上側に位置し、円孔状の電源線導入口33が形成されているとともに、この電源線導入口33の一側である正面視で左方に離間し、かつ少なくとも一部が上側に位置して、電源線導入口33より径寸法の小さい円孔状の信号線導入口34が形成されている。また、上板部22及び背板部26のこれら引き込み孔である電源線導入口31,33及び信号線導入口32,34の両側に位置して、筐体21を支持し設置面部に取り付けるボルトなどの取付具が挿通する孔部である取付部36,37が形成されている。なお、これら上板部22に形成した電源線導入口31、信号線導入口32、及び取付部36と、背板部26に形成した電源線導入口33、信号線導入口34及び取付部37とは、選択的に、すなわちいずれか一方のみが用いられるものであるため、いずれか一方あるいは両方を、容易に開口可能なノックアウト部としておくこともできる。
【0027】
また、上板部22の、少なくともこれら電源線導入口31、信号線導入口32、及び取付部36を形成した部分を囲み、本実施の形態では、上板部22の下面の全面から両側の側板部24,25の上部のランプユニット取付部27の部分にかけて、金属板製の上部補強体41がねじ42及び係合などにて取り付けられている。また、背板部26の少なくともこれら電源線導入口33、信号線導入口34、及び取付部37を形成した部分を囲み、本実施の形態では、右側の側板部25の部分にかけて、金属板製の背部補強体43がねじ44及び係合などにて取り付けられている。
【0028】
さらに、筐体21の内側には、導光板ユニット14を係合して保持する導光板ユニット取付部46などの部品取付部が複数の位置に形成されている。
【0029】
また、筐体21の内側には、点灯装置51、蓄電装置であるバッテリ52、電源線端子台53、信号線端子台54、点検スイッチ55、及びリモコン受信部56などの部品が収納され、係合などして取り付けられている。そして、点灯装置51は、電源線端子台53を介して電源線58に接続され、この電源線58を介して供給される商用交流電源から生成した高周波出力をランプ出力線60に出力し、常用点灯としてランプ16を高周波点灯するとともに、電源線58の電力が遮断された場合には、バッテリ用配線52aで接続されたバッテリ52の電力に切り替え非常点灯としてランプ16を点灯する。また、この点灯装置51は、信号線端子台54を介して信号線61に接続されてシステムを構成し、この信号線61に接続された外部の制御装置から受信した信号に従い、連動してバッテリ52の直流の電力によりランプ16を所定時間だけ点灯し、誘導灯10の状態を制御装置に送信して確認可能とする点検動作などが自動的に行われる。また、この点灯装置51には、点検スイッチ用配線55aを介して点検スイッチ55が接続され、この点検スイッチ55の操作により手動で点検動作を行うことも可能になっている。さらに、この点灯装置51には、受信部信号線63を介してリモコン受信部56が接続され、図示しないリモコンの操作により、点灯装置51を操作し設定作業などを行うことが可能になっている。
【0030】
より詳細には、点灯装置51は、インバータ回路などが金属製の正面視四角状のケース65に収納され、筐体21の内側の下側かつ左側に位置し、両側方向を長手方向として配置されている。そして、ケース65の上側部に、電源線58が接続される電源線接続部65aと、電源線58とともに電源線端子台53に接続されるアース線67が接続されるアース線接続部65bと、ランプ出力線60が接続されるランプ出力線接続部65cとが設けられている。また、ケース65の下側部には、すなわち、電源線接続部65aとランプ出力線接続部65cとを設けた側とはケース65の反対側には、信号線61が接続される信号線接続部65dと、受信部信号線63が接続される受信部信号線接続部65eと、点検スイッチ用配線55aが接続される点検スイッチ用配線接続部65fと、バッテリ用配線52aが接続されるバッテリ用配線接続部65gとが設けられている。なお、これら接続部は、必ずしも端子などにより電気的及び機械的な接続が行われる点に限られず、これら接続部の部分で配線がケース65から外部に導出されるものであれば良い。
【0031】
そして、バッテリ52は、非常時にランプ16を点灯する電力を供給する充電可能な二次電池であり、点灯装置51の右側に位置し、筐体21に係合して保持され、上側部から導出されたバッテリ用配線52aにより点灯装置51に接続され、電源線58から電力が供給されている通常時は、点灯装置51から供給される電力により充電し、電源線58からの電力が遮断された非常時には、点灯装置51に電力を供給する。なお、バッテリ52は、図5に示すように、点灯装置51の下側に配置することもできる。この場合は、点灯装置51の右側に配置するバッテリ52よりも小形のものを用い、両側方向を長手方向として配置され、長手方向の一端部、例えば右端から導出されたバッテリ用配線52aを点灯装置51に接続する。
【0032】
また、電源線端子台53は、背板部26の電源線導入口33の右側に位置し、外部から導入された電源線58a及び内部の電源線58bの芯線が挿入され電気的に接続される鎖状接続部を中央側の電源線導入口33に向けて、筐体21あるいは背部補強体43に固定されている。また、筐体21の内部のアース線67が接続されるアース線接続部65bは、右側の側板部25に向けて設けられている。
【0033】
さらに、信号線端子台54は、電源線端子台53の上側で、両側方向の若干中央側に位置し、外部から導入された信号線61aの芯線が挿入され電気的に接続される鎖状接続部を中央側すなわち左側に向け、内部の信号線61bが接続される端子部を右側の側板部25に向けて、筐体21あるいは上部補強体41から延設された部分に固定されている。
【0034】
また、点検スイッチ55は、例えば正面側に押しボタン71を備えた四角箱状をなし、筐体21内の左下部に係合などして保持されている。さらに、この点検スイッチ55には、誘導灯10の状態を示す発光ダイオードなどを備えた表示部がもうけられる。
【0035】
さらに、リモコン受信部56は、赤外線を受光する受信部を備え、この受信部を、筐体21の下板部23に形成した開口に向けて、下板部23上に係合などして固定されている。また、このリモコン受信部56と点灯装置51とを接続する受信部信号線63は、図4に示すように、芯線を絶縁体で被覆した通常の配線を複数束ね、両端部にコネクタ部73,74を接続するとともに、配線の略全長をさらに絶縁性を有する柔軟な例えば塩化ビニル製のチューブ76で覆ったものである。なお、このリモコン受信部56は、図5に示すように、備えないこともできる。
【0036】
一方、導光板ユニット14は、図2に示すように、例えばアクリル樹脂製の四角板状の導光板本体81を備え、この導光板本体81の出射面となる外面側に、縦横の寸法比が1対1の正方形状で人が避難している絵柄であるピクトグラムを表示した表示部82が設けられている。また、この導光板本体81の内面側には、反射面が形成されているとともに、導光板本体81の上端面が、光を入射する入射面となり、この入射面から入射した光を反射面で反射して、表示部82を発光させ、避難誘導に必要なピクトグラムを明示するようになっている。また、この導光板本体81には、枠体などが組み合わされ、この枠体が、筐体21の導光板ユニット取付部46に係合などして取り付けられる。
【0037】
さらに、ランプユニット15は、筐体21のランプユニット取付部27の正面側あるいは背面側を覆うようにして取り付けられるカバー体83を備え、このカバー体83の内側に、両側方向を長手方向として配置された陰極蛍光ランプであるランプ16が配置されている。そして、このランプ16は、導光板本体81の上端面の入射面に沿って配置されるとともに、この入射面の部分すなわち下方を開口した断面弧状の反射板により覆われ、ランプ16が照射した光線が効率良く入射面に入射するようになっている。また、このランプ16の一端部である左端部には、高圧側のランプ出力線85が接続され、他端部である右端部には、低圧側のランプ出力線86が接続されている。そして、これらランプ出力線85,86の端部には、一体的にコネクタ87が設けられ、点灯装置51から導出されたランプ出力線60の端部に設けたコネクタ88に着脱可能に接続されて、誘導灯10が構成されている。
【0038】
次に、この誘導灯10の配線を説明する。
【0039】
まず、誘導灯10を天井面に取り付ける場合など、外部との配線が上側から行われる場合は、図1に示すように、上板部22の中央部の電源線導入口31から外部の電源線58aを筐体21の内部に導入し、左側に向かって約90度曲げるようにして、電源線端子台53に接続する。そして、この電源線端子台53に接続された内部の電源線58b及びアース線67は、それぞれ点灯装置51の上側に設けた電源線接続部65a及びアース線接続部65bに接続される。
【0040】
また、信号線61は、外部の信号線61aが信号線導入口32から筐体21の内部に導入され、約90度曲げるようにして、電源線58と交差することなく、信号線端子台54に接続される。さらに、この信号線端子台54に接続された内部の信号線61bは、右側の側板部25の内面に沿って下端部まで導かれ、さらに、下板部23の上面に沿って点灯装置51の下側まで導かれて、内部の電源線58b及びアース線67と交差することなく、点灯装置51の下側の信号線接続部65dに接続される。
【0041】
さらに、点灯装置51の上側部のランプ出力線接続部65cから導出されたランプ出力線60は、左側の側板部24に沿って上側に導かれ、コネクタ88,87を介して高圧側のランプ出力線85と低圧側のランプ出力線86とに接続される。そして、高圧側のランプ出力線85は、そのまま左側の側板部24に沿って上側に導かれ、信号線61と交差することなく、ランプ16の左端部に接続される。また、低圧側のランプ出力線86は、上側に導かれた後、上板部22の下面に沿って右側に導かれ、ランプ16の右端部に接続される。
【0042】
また、点検スイッチ55及びリモコン受信部56は、それぞれ点灯装置51の下側部で、電源線58及びランプ出力線60と交差せず、かつ、離間して、点灯装置51に接続される。
【0043】
一方、誘導灯10を壁面に取り付ける場合など、外部との配線が背面側から行われる場合は、図5に示すように、背板部26に設けた電源線導入口33から外部の電源線58aを筐体21の内部に導入し、左側に向かって約90度曲げるようにして、電源線端子台53に接続する。また、信号線61は、外部の信号線61aを信号線導入口34から筐体21の内部に導入し、上側から左側に向かって曲げるようにして、信号線端子台54に接続する。他の配線は外部との配線が上側から行われる場合と同様である。
【0044】
このように、本実施の形態によれば、点灯装置51に接続される信号線61は、電源線58の電源線導入口31,33とは異なる位置に設けた専用の信号線導入口32,34で筐体21の外部から内部に導入され、筐体21の内部においても電源線58と交差しないとともに、ランプ出力線60の少なくとも高圧側のランプ出力線85とは離間しかつ交差しない位置に配置されるため、電源線58を介して伝わる外来ノイズや、ランプ16を点灯する高圧側のランプ出力線60から生じるランプノイズであるいわば内来ノイズを、信号線61に伝わりにくくして、信号の波形の崩れを抑制し、信号線61を介して容易に正確な信号を双方向に伝えて認識させることができる。
【0045】
すなわち、導光板を用いた表示部82を有し扁平な箱状をなす誘導灯10においては、筐体21の内部で電源線58やランプ出力線60と信号線61や受信部信号線63とが近接しあるいは交差しやすく、信号線61や受信部信号線63に外来ノイズである電源ノイズやいわば内来ノイズであるランプノイズが伝わりやすいが、これら信号線61及び受信部信号線63を、電源線58及び高圧側のランプ出力線85と交差させずに離間させることにより、これら信号線61や受信部信号線63に外来ノイズや内来ノイズが伝わりにくく、信号への影響を抑制できる。
【0046】
なお、電源ノイズなどのノイズは、電源線58からアース線67などを介して筐体21に取り付けられた金属部品などに伝わる可能性があるため、信号線61は、信号線端子台54により外部の信号線61aと内部の信号線61bとを接続することにより、ノイズを抑制する効果が大きくなる。
【0047】
また、点灯装置51に接続される電源線58は、ランプ出力線60の少なくとも高圧側のランプ出力線85とは離間しかつ交差しない位置に配置されるため、ランプ16を点灯する高圧側の出力のいわば内来ノイズが電源線58に伝わりにくく、他の外部機器に対するノイズの影響を防ぐことができる。
【0048】
そして、電源線端子台53と信号線端子台54とが近接して配置される場合であっても、各端子台53,54に対して近接した位置にそれぞれ専用の導入口31,33,32,34を配置したため、電源線58と信号線61との交差を容易に防止できる。
【0049】
さらに、高圧側のランプ出力線85の反対側である筐体21の右側部に、電源線58が接続される電源線端子台53を配置するとともに、この電源線端子台53の上方に位置し、信号線61が接続される信号線端子台54を配置し、上板部22に、両側方向の略中央部に位置する電源線導入口31と、この電源線導入口31より信号線端子台54に近接する側である右側に配置された信号線導入口32とを形成し、背板部26には、両側方向の略中央部に位置する電源線導入口33と、この電源線導入口33の左側に位置し、かつ一部が電源線導入口33より上側に位置して配置された信号線導入口34を備えたため、上板部22に設けた電源線導入口31及び信号線導入口32と、背板部26に設けた電源線導入口33及び信号線導入口34とのいずれを用いる場合にも、電源線58と信号線61とを互いに交差することなくそれぞれ電源線端子台53と信号線端子台54とに接続でき、汎用性を向上できる。
【0050】
また、点灯装置51は、ランプ出力線60が接続されるランプ出力線接続部65c、電源線58が接続される電源線接続部65a、及びアース線67が接続されるアース線接続部65bを上側に設け、信号線61が接続される信号線接続部65d、受信部信号線63が接続される受信部信号線接続部65eは反対側である下側部に設けたため、電源線58を介して伝わる外来ノイズや、ランプ16を点灯する高圧側のランプ出力線60から生じるいわば内来ノイズを、信号線61及び受信部信号線63に伝わりにくくして、信号線61を介して正確な信号を伝えることが容易になるとともに、リモコンによる操作を安定させることができる。
【0051】
さらに、リモコン受信部56と点灯装置51とを接続する受信部信号線63については、芯線及び芯線を覆う通常の被覆を設けた配線をさらに追加被覆として絶縁性で管状のチューブ76で覆ったため、受信部信号線63を他の部材から離間させ、他の部材からのノイズの影響を抑制し、リモコン受信部から点灯装置に正確な信号を伝えることが容易にできる。すなわち、リモコンからの赤外線を受光して電気信号に変換するリモコン受信部56からの出力は例えば3〜5ボルトと微弱であり、例えば24ボルトが加わる信号線61と比べてさらにノイズの影響を受けやすい。そこで、絶縁性の被覆を有していても、受信部信号線63が点灯装置51の金属製のケース65や、筐体21などを構成するアースされた金属部品などの導電体に近接すると、アース線67や筐体21を構成する導電体などを介して外来のノイズやランプ16のノイズが受信部信号線63に伝わり、信号の波形が崩れ、点灯装置51が信号を正確に認識できず、リモコンの操作が不安定になる場合があり得る。そこで、本実施の形態では、受信部信号線63の配線をさらに絶縁性のチューブ76で覆い、受信部信号線63と他の部品の導電体との距離を確保し、受信部信号線63に伝わるノイズを抑制し、リモコンの操作を安定させることができる。なお、受信部信号線63と他の部品の導電体との離間寸法は大きい程ノイズを抑制でき、すなわち、チューブ76の厚さ寸法を大きくする程効果的にノイズを抑制できる。例えば、管壁の断面の厚さ寸法が0.3mm以上のチューブ76を用い、すなわち、受信部信号線63の被覆の外面と他の部品の導電体とを例えば0.3mm以上離間させることにより、安定してリモコンを動作させることができる。また、チューブ76を用いることにより、受信部信号線63の配線自体は従来の細い配線を用いることができ、配線の取り回しを容易にできるとともに、配線に接続されるコネクタ部73,74も従来の小形のものを用いることが可能であり、誘導灯10を小形化できるとともに、製造コストを低減できる。
【0052】
なお、上記の実施の形態では、信号線端子台54は、筐体21の上側部に配置したが、例えば、ノイズ源であるランプ16からなるべく離間した対極の位置である下端部に配置し、あるいは、少なくともランプ16の高圧側(本実施の形態では左側)からなるべく離間した対極の位置である反対側の右側に配置し、また、ランプ出力線60からなるべく離間した対極の位置に配置することにより、ランプ16から発生したノイズが信号線61の信号に影響を与えることを抑制し、誤動作を防止できる。
【0053】
また、上記の実施の形態では、一個の点灯装置51で通常時と非常時とを切り替えてランプ16を点灯可能としたが、この構成に限られず、通常用の点灯装置と非常用の点灯装置との2個の点灯装置を備えることもできる。
【0054】
また、誘導灯10は、非常灯や音声装置を備えることもできる。
【産業上の利用可能性】
【0055】
本発明は、例えば信号線を介して制御装置に接続される誘導灯に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0056】
【図1】本発明の誘導灯の一実施の形態を示す表示部を取り外した状態の正面図である。
【図2】同上誘導灯の表示部を取り付けた状態の正面図である。
【図3】同上誘導灯の表示部を取り付けた状態の上面図である。
【図4】同上誘導灯の受信部信号線及びチューブの説明図である。
【図5】本発明の誘導灯の他の実施の形態を示す表示部を取り外した状態の正面図である。
【符号の説明】
【0057】
10 誘導灯
16 ランプ
21 筐体
22 上板部
23 下板部
24,25 側板部
26 背板部
31,33 電源線導入口
32,34 信号線導入口
51 点灯装置
53 電源線端子台
54 信号線端子台
56 リモコン受信部
58 電源線
61 信号線
63 受信部信号線
65c ランプ出力線接続部
65d 信号線接続部
76 チューブ
82 表示部
85 高圧側のランプ出力線
86 低圧側のランプ出力線




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013